JPH0823204B2 - 建物の内壁パネルの目地構造 - Google Patents
建物の内壁パネルの目地構造Info
- Publication number
- JPH0823204B2 JPH0823204B2 JP4217073A JP21707392A JPH0823204B2 JP H0823204 B2 JPH0823204 B2 JP H0823204B2 JP 4217073 A JP4217073 A JP 4217073A JP 21707392 A JP21707392 A JP 21707392A JP H0823204 B2 JPH0823204 B2 JP H0823204B2
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- JP
- Japan
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- receiving member
- joint
- gap
- building
- joint bar
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- Finishing Walls (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の内壁パネル間の
隙間を目地棒で埋めるようにした建物の内壁パネルの目
地構造に関するものである。
隙間を目地棒で埋めるようにした建物の内壁パネルの目
地構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、建物内を化粧するために多数枚の
内壁パネルを設けており、互いに隣り合う内壁パネルの
周囲鍔部は互いに重なり合い、周囲鍔部に対して直角な
側壁間には溝状に隙間が形成されている。前記互いに重
なり合った周囲鍔部同志は前記隙間の内部で下地材にビ
ス止めされており、このビス止め部を隠す目的や、隙間
が深いことから隙間を埋める目的のために、隙間の内部
にコーキング材を詰めてシーリングされているのが現状
である。
内壁パネルを設けており、互いに隣り合う内壁パネルの
周囲鍔部は互いに重なり合い、周囲鍔部に対して直角な
側壁間には溝状に隙間が形成されている。前記互いに重
なり合った周囲鍔部同志は前記隙間の内部で下地材にビ
ス止めされており、このビス止め部を隠す目的や、隙間
が深いことから隙間を埋める目的のために、隙間の内部
にコーキング材を詰めてシーリングされているのが現状
である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のような隣り合う内壁パネル間の隙間の内部にコーキ
ング材を詰めてシーリングする作業は熟練者でも手間が
かかり、コーキング材が隙間からはみ出さないようにシ
ーリングするのが非常に困難であった。
来のような隣り合う内壁パネル間の隙間の内部にコーキ
ング材を詰めてシーリングする作業は熟練者でも手間が
かかり、コーキング材が隙間からはみ出さないようにシ
ーリングするのが非常に困難であった。
【０００４】本発明はこのような課題を解決するもの
で、建物の内壁パネル間の隙間を従来のようなコーキン
グ材によらず、目地棒で簡単に埋めることができるよう
にするとともに、目地棒受け部材に対する目地棒の取り
付け時の叩き込みによる目地棒受け部材および目地棒の
損傷を防止できるようにすることを目的とするものであ
る。
で、建物の内壁パネル間の隙間を従来のようなコーキン
グ材によらず、目地棒で簡単に埋めることができるよう
にするとともに、目地棒受け部材に対する目地棒の取り
付け時の叩き込みによる目地棒受け部材および目地棒の
損傷を防止できるようにすることを目的とするものであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この問題を解決するため
に本発明は、建物内に多数枚の内壁パネルを設け、互い
に隣り合う内壁パネルの周囲鍔部は互いに重なり合い、
周囲鍔部に対して直角な側壁間に溝状の隙間が形成さ
れ、前記溝状の隙間内に隙間の長手方向に沿って目地棒
受け部材を、前記互いに重なり合っている周囲鍔部の
内、前記隙間側に位置する周囲鍔部に固定し、この目地
棒受け部材に長尺状の目地棒を外側から嵌合させて取り
付けてなる建物の内壁パネルの目地構造であって、前記
目地棒受け部材は硬質合成樹脂により作られて前記隙間
側に位置する周囲鍔部に固定される基盤部と、この基盤
部から起立し先端外面に爪部を備えた一対の弾性起立片
により構成され、前記目地棒はアルミニウムにより作ら
れて基盤部と、この基盤部から起立し内面に前記目地棒
受け部材の爪部に係合する突部を備えた一対の起立片に
より構成され、この目地棒を前記目地棒受け部材に嵌合
させた状態において目地棒の起立片の先端が目地棒受け
部材の基盤部に当接するように構成したことを要旨とす
るものである。
に本発明は、建物内に多数枚の内壁パネルを設け、互い
に隣り合う内壁パネルの周囲鍔部は互いに重なり合い、
周囲鍔部に対して直角な側壁間に溝状の隙間が形成さ
れ、前記溝状の隙間内に隙間の長手方向に沿って目地棒
受け部材を、前記互いに重なり合っている周囲鍔部の
内、前記隙間側に位置する周囲鍔部に固定し、この目地
棒受け部材に長尺状の目地棒を外側から嵌合させて取り
付けてなる建物の内壁パネルの目地構造であって、前記
目地棒受け部材は硬質合成樹脂により作られて前記隙間
側に位置する周囲鍔部に固定される基盤部と、この基盤
部から起立し先端外面に爪部を備えた一対の弾性起立片
により構成され、前記目地棒はアルミニウムにより作ら
れて基盤部と、この基盤部から起立し内面に前記目地棒
受け部材の爪部に係合する突部を備えた一対の起立片に
より構成され、この目地棒を前記目地棒受け部材に嵌合
させた状態において目地棒の起立片の先端が目地棒受け
部材の基盤部に当接するように構成したことを要旨とす
るものである。
【０００６】
【作用】この構成により、前記隙間内に固定した目地棒
受け部材に取り付けた目地棒により、内壁パネル間の隙
間を埋めることができる。また、目地棒受け部材に対す
る目地棒の取り付けは叩き込みにより行なわれるのであ
るが、目地棒はアルミニウムにより作られており、しか
も目地棒の起立片の先端が目地棒受け部材の基盤部に当
接するので、目地棒受け部材の起立片が切損するような
こともない。
受け部材に取り付けた目地棒により、内壁パネル間の隙
間を埋めることができる。また、目地棒受け部材に対す
る目地棒の取り付けは叩き込みにより行なわれるのであ
るが、目地棒はアルミニウムにより作られており、しか
も目地棒の起立片の先端が目地棒受け部材の基盤部に当
接するので、目地棒受け部材の起立片が切損するような
こともない。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面に基
づいて説明する。図１〜図３において、１は建物内にお
いて下地材２に固定された多数枚の内壁パネルである。
詳しくは多数枚の内壁パネル１はそれぞれ周囲に鍔部１
ａを有し、互いに隣り合う内壁パネル１，１の周囲鍔部
１ａ，１ａは互いに重なり合つて前記下地材２に図外の
皿ビスにて固定されている。３は前記互いに重なり合つ
ている周囲鍔部１ａ，１ａに対して直角な内壁パネル１
の側壁間に形成された溝状の隙間で、この隙間３内に隙
間３の長手方向に沿って長尺状の目地棒受け部材４を、
前記互いに重なり合っている周囲鍔部１ａ，１ａの内、
前記隙間３側に位置する周囲鍔部１ａに重なってビス５
により固定して設けてある。この目地棒受け部材４は例
えば硬質ポリ塩化ビニルなどを材料にして作られ、長手
方向に沿って前記隙間３側に位置する周囲鍔部１ａに固
定される基盤部６と、この基盤部６から起立し先端外面
に爪部７を備えた一対の弾性起立片８により構成されて
いる。９は前記目地棒受け部材４に外側から嵌合させて
取り付けられる長尺状の目地棒で、この目地棒９はアル
ミニウムにより作られて基盤部10と、この基盤部10から
起立し内面に前記目地棒受け部材４の爪部７に係合する
突部11を備えた一対の起立片12により構成されている。
づいて説明する。図１〜図３において、１は建物内にお
いて下地材２に固定された多数枚の内壁パネルである。
詳しくは多数枚の内壁パネル１はそれぞれ周囲に鍔部１
ａを有し、互いに隣り合う内壁パネル１，１の周囲鍔部
１ａ，１ａは互いに重なり合つて前記下地材２に図外の
皿ビスにて固定されている。３は前記互いに重なり合つ
ている周囲鍔部１ａ，１ａに対して直角な内壁パネル１
の側壁間に形成された溝状の隙間で、この隙間３内に隙
間３の長手方向に沿って長尺状の目地棒受け部材４を、
前記互いに重なり合っている周囲鍔部１ａ，１ａの内、
前記隙間３側に位置する周囲鍔部１ａに重なってビス５
により固定して設けてある。この目地棒受け部材４は例
えば硬質ポリ塩化ビニルなどを材料にして作られ、長手
方向に沿って前記隙間３側に位置する周囲鍔部１ａに固
定される基盤部６と、この基盤部６から起立し先端外面
に爪部７を備えた一対の弾性起立片８により構成されて
いる。９は前記目地棒受け部材４に外側から嵌合させて
取り付けられる長尺状の目地棒で、この目地棒９はアル
ミニウムにより作られて基盤部10と、この基盤部10から
起立し内面に前記目地棒受け部材４の爪部７に係合する
突部11を備えた一対の起立片12により構成されている。
【０００８】前記目地棒受け部材４に対する目地棒９の
取り付けは叩き込みにより行なわれ、目地棒９を目地棒
受け部材４に叩き込みにより取り付けて嵌合させた状態
において目地棒９の起立片12の先端が目地棒受け部材４
の基盤部６に当接するように構成されている。図３にそ
の状態を示しており、目地棒９により前記周囲鍔部１
ａ，１ａの皿ビスによる固定部を隠すとともに前記隙間
３を埋めるようになっている。
取り付けは叩き込みにより行なわれ、目地棒９を目地棒
受け部材４に叩き込みにより取り付けて嵌合させた状態
において目地棒９の起立片12の先端が目地棒受け部材４
の基盤部６に当接するように構成されている。図３にそ
の状態を示しており、目地棒９により前記周囲鍔部１
ａ，１ａの皿ビスによる固定部を隠すとともに前記隙間
３を埋めるようになっている。
【０００９】なお、上記実施例では前記目地棒受け部材
４は前記隙間３側に位置する周囲鍔部１ａにビス５によ
り固定されているが、ビス５の代わりに両面粘着テープ
により固定するようにしても良い。
４は前記隙間３側に位置する周囲鍔部１ａにビス５によ
り固定されているが、ビス５の代わりに両面粘着テープ
により固定するようにしても良い。
【００１０】また、図２に示すように多数の内壁パネル
１群の外周は天井13や柱14、床材（図示せず）で囲まれ
て隙間15が形成されているが、この隙間15にも前記同
様、目地棒受け部材（図示せず）が取り付けられるとと
もにこの目地棒受け部材に目地棒16が取り付けられるも
のである。
１群の外周は天井13や柱14、床材（図示せず）で囲まれ
て隙間15が形成されているが、この隙間15にも前記同
様、目地棒受け部材（図示せず）が取り付けられるとと
もにこの目地棒受け部材に目地棒16が取り付けられるも
のである。
【００１１】さらに上記実施例の目地棒受け部材４は長
尺状であるが、隙間３の長手方向に断続する短いもので
も良い。
尺状であるが、隙間３の長手方向に断続する短いもので
も良い。
【００１２】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、内壁パネ
ル間の隙間内に固定した目地棒受け部材に取り付けた目
地棒により、前記周囲鍔部の固定部を隠すとともに内壁
パネル間の隙間を埋めることができ、前記従来例に比べ
て作業を容易に行なうことができる。また、目地棒受け
部材に対する目地棒の取り付けは叩き込みにより行なわ
れるのであるが、目地棒はアルミニウムにより作られて
おり、しかも目地棒の起立片の先端が目地棒受け部材の
基盤部に当接するので、目地棒受け部材の起立片が切損
するようなこともない。
ル間の隙間内に固定した目地棒受け部材に取り付けた目
地棒により、前記周囲鍔部の固定部を隠すとともに内壁
パネル間の隙間を埋めることができ、前記従来例に比べ
て作業を容易に行なうことができる。また、目地棒受け
部材に対する目地棒の取り付けは叩き込みにより行なわ
れるのであるが、目地棒はアルミニウムにより作られて
おり、しかも目地棒の起立片の先端が目地棒受け部材の
基盤部に当接するので、目地棒受け部材の起立片が切損
するようなこともない。
【図１】本発明の一実施例における内壁パネル取り付け
状態を示す断面図である。
状態を示す断面図である。
【図２】同正面図である。
【図３】同目地棒取り付け部の拡大断面図である。
１ 内壁パネル １ａ 鍔部 ２ 下地材 ３ 隙間 ４ 目地棒受け部材 ５ ビス ６ 基盤部 ７ 爪部 ８ 弾性起立片 ９ 目地棒 １０ 基盤部 １１ 突部 １２ 起立片
Claims (1)
- 【請求項１】 建物内に多数枚の内壁パネルを設け、互
いに隣り合う内壁パネルの周囲鍔部は互いに重なり合
い、周囲鍔部に対して直角な側壁間に溝状の隙間が形成
され、前記溝状の隙間内に隙間の長手方向に沿って目地
棒受け部材を、前記互いに重なり合っている周囲鍔部の
内、前記隙間側に位置する周囲鍔部に固定し、この目地
棒受け部材に長尺状の目地棒を外側から嵌合させて取り
付けてなる建物の内壁パネルの目地構造であって、前記
目地棒受け部材は硬質合成樹脂により作られて前記隙間
側に位置する周囲鍔部に固定される基盤部と、この基盤
部から起立し先端外面に爪部を備えた一対の弾性起立片
により構成され、前記目地棒はアルミニウムにより作ら
れて基盤部と、この基盤部から起立し内面に前記目地棒
受け部材の爪部に係合する突部を備えた一対の起立片に
より構成され、この目地棒を前記目地棒受け部材に嵌合
させた状態において目地棒の起立片の先端が目地棒受け
部材の基盤部に当接するように構成したことを特徴とす
る建物の内壁パネルの目地構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4217073A JPH0823204B2 (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | 建物の内壁パネルの目地構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4217073A JPH0823204B2 (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | 建物の内壁パネルの目地構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0665999A JPH0665999A (ja) | 1994-03-08 |
| JPH0823204B2 true JPH0823204B2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=16698414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4217073A Expired - Lifetime JPH0823204B2 (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | 建物の内壁パネルの目地構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0823204B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6114103B2 (ja) * | 2013-05-02 | 2017-04-12 | 俊雄 喜田 | 透明板付き防潮壁 |
| WO2017059474A1 (en) * | 2015-10-06 | 2017-04-13 | Trac Group Holdings Ltd | Solar thermal collector |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0323934U (ja) * | 1989-07-19 | 1991-03-12 |
-
1992
- 1992-08-17 JP JP4217073A patent/JPH0823204B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0665999A (ja) | 1994-03-08 |
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