JPH08231447A - 光学活性アルコールの製造方法 - Google Patents
光学活性アルコールの製造方法Info
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- JPH08231447A JPH08231447A JP7344715A JP34471595A JPH08231447A JP H08231447 A JPH08231447 A JP H08231447A JP 7344715 A JP7344715 A JP 7344715A JP 34471595 A JP34471595 A JP 34471595A JP H08231447 A JPH08231447 A JP H08231447A
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- JP
- Japan
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- optically active
- ruthenium
- catalyst
- alkyl
- bar
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C29/00—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring
- C07C29/132—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of an oxygen containing functional group
- C07C29/136—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of an oxygen containing functional group of >C=O containing groups, e.g. —COOH
- C07C29/147—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of an oxygen containing functional group of >C=O containing groups, e.g. —COOH of carboxylic acids or derivatives thereof
- C07C29/149—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of an oxygen containing functional group of >C=O containing groups, e.g. —COOH of carboxylic acids or derivatives thereof with hydrogen or hydrogen-containing gases
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07B—GENERAL METHODS OF ORGANIC CHEMISTRY; APPARATUS THEREFOR
- C07B2200/00—Indexing scheme relating to specific properties of organic compounds
- C07B2200/07—Optical isomers
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光学活性アルコールの良好で、簡単なそして
費用のかからない製造方法を提供すること。 【解決手段】 光学活性カルボン酸をルテニウム触媒の
存在下で水素を用いて還元することにより光学活性アル
コールを製造する。
費用のかからない製造方法を提供すること。 【解決手段】 光学活性カルボン酸をルテニウム触媒の
存在下で水素を用いて還元することにより光学活性アル
コールを製造する。
Description
【0001】本発明は対応する光学活性カルボン酸の還
元による光学活性アルコールの製造方法に関する。
元による光学活性アルコールの製造方法に関する。
【0002】光学的に純粋なアルコールを光学的に純粋
なカルボン酸から研究室規模で水素化アルミニウムリチ
ウムまたは活性化されたホウ水素化ナトリウムを用いる
還元により製造できることは知られている(Monatsheft
e der Chemie 83, 541 (1952)、Helv. Chim. Acta 31,
1617 (1949)、 Chem. Pharm. Bull. 13, 995 (1965)、J
ACS 78, 2582 (1956)、JOC 58, 3568 (1993)、Angew. C
hem. Int. Ed. 28, 218 (1989)、Tetrahedron Letters
33, 5517 (1992)およびドイツ公開明細書 3 827 789参
照)。ここで必要な還元剤は取り扱いが特に困難であり
且つ非常に高価であるためそれらは工業的規模での使用
には適さない。
なカルボン酸から研究室規模で水素化アルミニウムリチ
ウムまたは活性化されたホウ水素化ナトリウムを用いる
還元により製造できることは知られている(Monatsheft
e der Chemie 83, 541 (1952)、Helv. Chim. Acta 31,
1617 (1949)、 Chem. Pharm. Bull. 13, 995 (1965)、J
ACS 78, 2582 (1956)、JOC 58, 3568 (1993)、Angew. C
hem. Int. Ed. 28, 218 (1989)、Tetrahedron Letters
33, 5517 (1992)およびドイツ公開明細書 3 827 789参
照)。ここで必要な還元剤は取り扱いが特に困難であり
且つ非常に高価であるためそれらは工業的規模での使用
には適さない。
【0003】カルボン酸を水素を用いて接触還元できる
ことも知られている。この課題の要旨は Houben-Weyl,
Methoden der organischen Chemie, 4th edition, vol.
VI/1b, 103-107頁(1984)に見られる。光学活性カルボ
ン酸を使用する時のこの立体選択性に関しては何も開示
されていない。ルテニウム−含有触媒を使用するなら
(上記引用文献中106頁)、還元は比較的高い温度お
よび非常に高い圧力、例えば145〜190℃の温度お
よび700〜950バールの圧力を必要とする。そのよ
うな方法は光学活性アルコールの製造には適しておら
ず、その理由は適用すべき厳しい反応条件下でラセミ化
および分解反応が起きるためである。
ことも知られている。この課題の要旨は Houben-Weyl,
Methoden der organischen Chemie, 4th edition, vol.
VI/1b, 103-107頁(1984)に見られる。光学活性カルボ
ン酸を使用する時のこの立体選択性に関しては何も開示
されていない。ルテニウム−含有触媒を使用するなら
(上記引用文献中106頁)、還元は比較的高い温度お
よび非常に高い圧力、例えば145〜190℃の温度お
よび700〜950バールの圧力を必要とする。そのよ
うな方法は光学活性アルコールの製造には適しておら
ず、その理由は適用すべき厳しい反応条件下でラセミ化
および分解反応が起きるためである。
【0004】従って、光学活性アルコールの良好で、簡
単なそして費用のかからない製造方法に関する要望が依
然として存在する。
単なそして費用のかからない製造方法に関する要望が依
然として存在する。
【0005】光学活性カルボン酸を160℃より低い温
度および250バールより低い圧力においてルテニウム
触媒の存在下で水素を用いて還元することを特徴とする
光学活性アルコールの製造方法が今回見いだされた。
度および250バールより低い圧力においてルテニウム
触媒の存在下で水素を用いて還元することを特徴とする
光学活性アルコールの製造方法が今回見いだされた。
【0006】本発明に従う方法において使用できる光学
活性カルボン酸の例は式(I):
活性カルボン酸の例は式(I):
【0007】
【化1】
【0008】[式中、mは1、2または3であり、nは
0または1〜5の整数であり、そしてR′は線状および
分枝鎖状のC1−C12-アルキル、C7−C12-アラルキ
ル、C6−C10-アリールおよびC1−C12-アルコキシ基
よりなる群から選択される1価の基であるかまたはヒド
ロキシルもしくはハロゲンであり、そしてm=1である
場合RはR′とは異なり、線状および分枝鎖状のC1−
C12-アルキル、C7−C1 2-アラルキル、C6−C10-ア
リールおよびC1−C12-アルコキシ基よりなる群から選
択される1価の基であるかまたはハロゲンもしくはヒド
ロキシル基であり、m=2である場合Rは存在しないか
または線状および分枝鎖状のC1−C12-アルキルおよび
C7−C12-アラルキル基よりなる群から選択される2価
の基であり、そしてm=3である場合Rは線状および分
枝鎖状のC1−C12-アルキルおよびC7−C12-アラルキ
ル基よりなる群から選択される3価の基である]で示さ
れるものであり、式(II):
0または1〜5の整数であり、そしてR′は線状および
分枝鎖状のC1−C12-アルキル、C7−C12-アラルキ
ル、C6−C10-アリールおよびC1−C12-アルコキシ基
よりなる群から選択される1価の基であるかまたはヒド
ロキシルもしくはハロゲンであり、そしてm=1である
場合RはR′とは異なり、線状および分枝鎖状のC1−
C12-アルキル、C7−C1 2-アラルキル、C6−C10-ア
リールおよびC1−C12-アルコキシ基よりなる群から選
択される1価の基であるかまたはハロゲンもしくはヒド
ロキシル基であり、m=2である場合Rは存在しないか
または線状および分枝鎖状のC1−C12-アルキルおよび
C7−C12-アラルキル基よりなる群から選択される2価
の基であり、そしてm=3である場合Rは線状および分
枝鎖状のC1−C12-アルキルおよびC7−C12-アラルキ
ル基よりなる群から選択される3価の基である]で示さ
れるものであり、式(II):
【0009】
【化2】
【0010】[式中、m、n、R′およびRは式(I)
に関して定義した通りである]で示される光学活性アル
コールを与える。
に関して定義した通りである]で示される光学活性アル
コールを与える。
【0011】好適には、式(I)および(II)におい
て、mは1または2であり、nは0、1または2であ
り、そしてR′は線状もしくは分枝鎖状のC1−C4-ア
ルキル、ベンジル、ヒドロキシル、弗素、塩素または臭
素であり、そしてRはR′とは異なりそして線状もしく
は分枝鎖状のC1−C4-アルキル、ベンジル、ヒドロキ
シル、弗素または塩素である。
て、mは1または2であり、nは0、1または2であ
り、そしてR′は線状もしくは分枝鎖状のC1−C4-ア
ルキル、ベンジル、ヒドロキシル、弗素、塩素または臭
素であり、そしてRはR′とは異なりそして線状もしく
は分枝鎖状のC1−C4-アルキル、ベンジル、ヒドロキ
シル、弗素または塩素である。
【0012】基R′およびRの1つがヒドロキシルであ
るものがさらに好ましい。
るものがさらに好ましい。
【0013】mが2または3である場合、すなわち2ま
たは3個の分子部分CH(R′)−(CH2)n−COOHが
出発物質中に存在する場合、これらの分子部分はnおよ
びR′の定義に関して同一であっても相異なっていても
よい。
たは3個の分子部分CH(R′)−(CH2)n−COOHが
出発物質中に存在する場合、これらの分子部分はnおよ
びR′の定義に関して同一であっても相異なっていても
よい。
【0014】R′およびRがアルキル、アラルキル、ア
リールおよび/またはアルコキシ基である場合、これら
は場合により例えばハロゲン、ヒドロキシル、C1−C4
-アルコキシ、チオール、アミノおよび/またはC1−C
4-アルキルアミノ基により置換されていてもよい。R′
および/またはRは好適には4個より少ないそのような
置換基を含有する。還元および/または分解反応はその
ような置換基において起きるかもしれない。
リールおよび/またはアルコキシ基である場合、これら
は場合により例えばハロゲン、ヒドロキシル、C1−C4
-アルコキシ、チオール、アミノおよび/またはC1−C
4-アルキルアミノ基により置換されていてもよい。R′
および/またはRは好適には4個より少ないそのような
置換基を含有する。還元および/または分解反応はその
ような置換基において起きるかもしれない。
【0015】R′およびRがアルキル、アラルキル、ア
リールまたはアルコキシ基であるなら、これらは場合に
よりアルキル鎖中および/またはアリール部分中にヘテ
ロ原子、例えば酸素、硫黄および/または窒素原子を含
有することができる。好適には、3個より少ないそのよ
うなヘテロ原子が存在する。
リールまたはアルコキシ基であるなら、これらは場合に
よりアルキル鎖中および/またはアリール部分中にヘテ
ロ原子、例えば酸素、硫黄および/または窒素原子を含
有することができる。好適には、3個より少ないそのよ
うなヘテロ原子が存在する。
【0016】R′およびRがアラルキルまたはアリール
基であるなら、これらは部分的にまたは完全に水素化さ
れていてもよい。
基であるなら、これらは部分的にまたは完全に水素化さ
れていてもよい。
【0017】特に好適には、本発明に従う方法で使用さ
れる酸は光学活性乳酸、光学活性酒石酸、光学活性2−
クロロプロピオン酸または光学活性リンゴ酸であり、そ
れぞれ光学活性プロパン−1,2−ジオール、光学活性
1,2,3,4−テトラヒドロキシブタン、光学活性2−
クロロプロパノールまたは光学活性1,2,4−トリヒド
ロキシブタンを与える。
れる酸は光学活性乳酸、光学活性酒石酸、光学活性2−
クロロプロピオン酸または光学活性リンゴ酸であり、そ
れぞれ光学活性プロパン−1,2−ジオール、光学活性
1,2,3,4−テトラヒドロキシブタン、光学活性2−
クロロプロパノールまたは光学活性1,2,4−トリヒド
ロキシブタンを与える。
【0018】適当なルテニウム触媒は元素状ルテニウム
またはルテニウム化合物であり、それらの両者はそのま
まで使用することもできまたは担体に適用することもで
きる。触媒の例は、微細分割された元素状ルテニウム、
酸化ルテニウム、水酸化ルテニウムおよびハロゲン化ル
テニウムである。適当な担体の例は、炭素、酸化アルミ
ニウム、二酸化ケイ素、珪酸塩、アルカリ土類金属炭酸
塩およびアルカリ土類金属硫酸塩である。担持された触
媒は例えば1〜20重量%の元素状ルテニウムまたは対
応する量のルテニウム化合物を含有することができる。
またはルテニウム化合物であり、それらの両者はそのま
まで使用することもできまたは担体に適用することもで
きる。触媒の例は、微細分割された元素状ルテニウム、
酸化ルテニウム、水酸化ルテニウムおよびハロゲン化ル
テニウムである。適当な担体の例は、炭素、酸化アルミ
ニウム、二酸化ケイ素、珪酸塩、アルカリ土類金属炭酸
塩およびアルカリ土類金属硫酸塩である。担持された触
媒は例えば1〜20重量%の元素状ルテニウムまたは対
応する量のルテニウム化合物を含有することができる。
【0019】光学活性カルボン酸に基いて、例えば0.
1〜10gの元素状ルテニウムもしくはルテニウム化合
物または1〜50gのルテニウム−含有担持触媒を使用
することができる。
1〜10gの元素状ルテニウムもしくはルテニウム化合
物または1〜50gのルテニウム−含有担持触媒を使用
することができる。
【0020】本発明に従う還元は、好適には光学活性カ
ルボン酸および光学活性アルコールのための溶媒の存在
下で実施される。適当な溶媒の例は、水、水−混和性溶
媒またはそれら2つの混合物である。水−混和性溶媒と
して挙げられるものは低級アルコールおよび水−混和性
エーテルである。好適な溶媒は水および水と低級アルコ
ールまたはテトラヒドロフランとを含有する混合物であ
る。
ルボン酸および光学活性アルコールのための溶媒の存在
下で実施される。適当な溶媒の例は、水、水−混和性溶
媒またはそれら2つの混合物である。水−混和性溶媒と
して挙げられるものは低級アルコールおよび水−混和性
エーテルである。好適な溶媒は水および水と低級アルコ
ールまたはテトラヒドロフランとを含有する混合物であ
る。
【0021】本発明に従う方法に適する反応条件は例え
ば50〜150℃の範囲内の温度および5〜250バー
ルの範囲内の圧力である。この方法は好適には70〜1
30℃および50〜220バールにおいて実施される。
ば50〜150℃の範囲内の温度および5〜250バー
ルの範囲内の圧力である。この方法は好適には70〜1
30℃および50〜220バールにおいて実施される。
【0022】反応混合物を処理するためには、例えば最
初にそれを冷却そして触媒を例えば濾過により分離し、
そして次に存在する易揮発性成分を必要に応じてわずか
に減じられた圧力下において蒸留除去し、そして残渣を
真空下で分別することができる。
初にそれを冷却そして触媒を例えば濾過により分離し、
そして次に存在する易揮発性成分を必要に応じてわずか
に減じられた圧力下において蒸留除去し、そして残渣を
真空下で分別することができる。
【0023】本発明に従う方法は連続的にまたはバッチ
式に実施することができる。
式に実施することができる。
【0024】本発明に従う方法の驚異的な利点は、光学
活性アルコールを簡単な方法で比較的低い温度および圧
力において低価格でしかも高い選択率で(鏡像異性体過
剰、eeは一般的に90%以上である)得る方法を提供
することである。
活性アルコールを簡単な方法で比較的低い温度および圧
力において低価格でしかも高い選択率で(鏡像異性体過
剰、eeは一般的に90%以上である)得る方法を提供
することである。
【0025】
【実施例】実施例1 1.3リットルステンレス鋼オートクレーブ中で4gの
Ruブラックおよび89gのL−(+)−乳酸を700g
の水中に入れた。窒素を流した後に、装置を閉めそして
100バールの水素圧とした。2時間にわたり温度を8
0℃に上昇させそして水素圧を200バールとした。混
合物を80℃および200バールにおいて水素の吸収が
終わるまで撹拌し、それを次に室温に冷却し、触媒を濾
別しそして水を蒸留除去した。得られた残渣を窒素下で
16ミリバールにおいて蒸留して64gのL−(+)−プ
ロパン−1,2−ジオール(沸点74℃;[α]20 D+1
6.2°;ee>97%)を与えた。
Ruブラックおよび89gのL−(+)−乳酸を700g
の水中に入れた。窒素を流した後に、装置を閉めそして
100バールの水素圧とした。2時間にわたり温度を8
0℃に上昇させそして水素圧を200バールとした。混
合物を80℃および200バールにおいて水素の吸収が
終わるまで撹拌し、それを次に室温に冷却し、触媒を濾
別しそして水を蒸留除去した。得られた残渣を窒素下で
16ミリバールにおいて蒸留して64gのL−(+)−プ
ロパン−1,2−ジオール(沸点74℃;[α]20 D+1
6.2°;ee>97%)を与えた。
【0026】実施例2〜7 他の触媒を使用したこと以外は工程は実施例1と同じで
あった。詳細は表1に示されている。
あった。詳細は表1に示されている。
【0027】
【表1】
【0028】実施例8〜10 比較的高い温度を使用したこと以外は工程は実施例1と
同じであり、改良された反応時間を与えた。
同じであり、改良された反応時間を与えた。
【0029】実施例8 110℃、得られたL−プロパン−1,2−ジオールの
ee:93%。
ee:93%。
【0030】実施例9 120℃、得られたL−プロパン−1,2−ジオールの
ee:80%。
ee:80%。
【0031】実施例10 140℃、得られたL−プロパン−1,2−ジオールの
ee:71%。
ee:71%。
【0032】実施例11〜13 5gのRu粉末を触媒として使用したこと以外は工程は
実施例1と同じであった。触媒を各々の反応後に除去し
そして同じ反応で再使用した。5回再循環させた後に、
触媒を引き続き100℃および200バールにおける異
なる溶媒の存在下での反応用に使用した。
実施例1と同じであった。触媒を各々の反応後に除去し
そして同じ反応で再使用した。5回再循環させた後に、
触媒を引き続き100℃および200バールにおける異
なる溶媒の存在下での反応用に使用した。
【0033】実施例11 700gの80重量%のテトラヒドロフランおよび20
重量%の水の混合物;得られたL−プロパン−1,2−
ジオールのee:96%。
重量%の水の混合物;得られたL−プロパン−1,2−
ジオールのee:96%。
【0034】実施例12 700gの80重量%のメタノールおよび20重量%の
水の混合物;得られたL−プロパン−1,2−ジオール
のee:94%。
水の混合物;得られたL−プロパン−1,2−ジオール
のee:94%。
【0035】実施例13 700gの80重量%のi−プロパノールおよび20重
量%の水の混合物;得られたL−プロパン−1,2−ジ
オールのee:95%。
量%の水の混合物;得られたL−プロパン−1,2−ジ
オールのee:95%。
【0036】実施例14 150gのL−酒石酸、700mlの水および20gの
Ruモール塩を1.3リットルステンレス鋼オートクレ
ーブ中に入れそして200バールの水素圧および80℃
において水素の吸収が終わるまで撹拌した。反応混合物
の冷却、濾過による触媒の除去および蒸留による水の除
去後に、123gの透明な油が得られ、それは4℃にお
いて一夜で結晶化した。生じた結晶性物質を無水エタノ
ールから2回再結晶化させて86gのL−ブタン−1,
2,3,4−テトラオールを純白色固体(融点87−88
℃;[α]D 20+11.6°;c=2、EtOH)の形状で
与た。
Ruモール塩を1.3リットルステンレス鋼オートクレ
ーブ中に入れそして200バールの水素圧および80℃
において水素の吸収が終わるまで撹拌した。反応混合物
の冷却、濾過による触媒の除去および蒸留による水の除
去後に、123gの透明な油が得られ、それは4℃にお
いて一夜で結晶化した。生じた結晶性物質を無水エタノ
ールから2回再結晶化させて86gのL−ブタン−1,
2,3,4−テトラオールを純白色固体(融点87−88
℃;[α]D 20+11.6°;c=2、EtOH)の形状で
与た。
【0037】実施例15 135gのL−リンゴ酸、700mlの水および30g
のRuモール塩を1.3リットルステンレス鋼オートク
レーブの中に入れそして200バールの水素圧および8
0℃において水素の吸収が終わるまで撹拌した。冷却、
濾過による触媒の分離および蒸留による水の分離後に、
106gの透明な油が得られ、それを1ミリバールにお
いて蒸留して89gの97%純度のL−ブタン−1,2,
4−トリオール(沸点172℃;[α]D 20−26.6°;
c=1、MeOH)を与えた。
のRuモール塩を1.3リットルステンレス鋼オートク
レーブの中に入れそして200バールの水素圧および8
0℃において水素の吸収が終わるまで撹拌した。冷却、
濾過による触媒の分離および蒸留による水の分離後に、
106gの透明な油が得られ、それを1ミリバールにお
いて蒸留して89gの97%純度のL−ブタン−1,2,
4−トリオール(沸点172℃;[α]D 20−26.6°;
c=1、MeOH)を与えた。
【0038】実施例16 3リットルステンレス鋼オートクレーブ中で20gのR
uモール塩および109gのS−(−)−2−クロロプロ
ピオン酸を700mlの水中に入れた。窒素を流した後
に、装置を閉めそして100バールの水素圧にした。2
時間にわたり温度を140℃に上昇させそして水素圧を
200バールとした。混合物を140℃および200バ
ールにおいて水素の吸収が終わるまで撹拌し、それを次
に室温に冷却し、触媒を濾別しそして水を蒸留除去し
た。得られた残渣を窒素下で常圧において蒸留して72
gのS−(+)−2−クロロプロパノール(沸点160
℃;[α]D 20+14.4°、液体状)を82.3%のee
で与えた。
uモール塩および109gのS−(−)−2−クロロプロ
ピオン酸を700mlの水中に入れた。窒素を流した後
に、装置を閉めそして100バールの水素圧にした。2
時間にわたり温度を140℃に上昇させそして水素圧を
200バールとした。混合物を140℃および200バ
ールにおいて水素の吸収が終わるまで撹拌し、それを次
に室温に冷却し、触媒を濾別しそして水を蒸留除去し
た。得られた残渣を窒素下で常圧において蒸留して72
gのS−(+)−2−クロロプロパノール(沸点160
℃;[α]D 20+14.4°、液体状)を82.3%のee
で与えた。
【0039】比較例 使用された触媒が亜クロム酸銅(カルボン酸からアルコ
ールへの還元用の一般的な水素化触媒)であったこと以
外は工程は実施例1と同じであった。150℃までは反
応は起きず、160℃より上ではプロパン−1,2−ジ
オールには他の反応生成物が伴われそしてプロパン−
1,2−ジオールは大量にラセミ化されていた。
ールへの還元用の一般的な水素化触媒)であったこと以
外は工程は実施例1と同じであった。150℃までは反
応は起きず、160℃より上ではプロパン−1,2−ジ
オールには他の反応生成物が伴われそしてプロパン−
1,2−ジオールは大量にラセミ化されていた。
【0040】他の反応ではラネーニッケル(カルボン酸
エステルからアルコールへの還元用の一般的な水素化触
媒)を触媒として使用した。ニッケルは反応中に部分的
に溶解しそして反応混合物からプロパン−1,2−ジオ
ールを単離することができなかった。
エステルからアルコールへの還元用の一般的な水素化触
媒)を触媒として使用した。ニッケルは反応中に部分的
に溶解しそして反応混合物からプロパン−1,2−ジオ
ールを単離することができなかった。
【0041】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
おりである。
【0042】1.光学活性カルボン酸を160℃より低
い温度および250バールより低い圧力においてルテニ
ウム触媒の存在下で水素を用いて還元することを特徴と
する光学活性アルコールの製造方法。
い温度および250バールより低い圧力においてルテニ
ウム触媒の存在下で水素を用いて還元することを特徴と
する光学活性アルコールの製造方法。
【0043】2.使用する光学活性カルボン酸が式
(I):
(I):
【0044】
【化3】
【0045】[式中、mは1、2または3であり、nは
0または1〜5の整数であり、そしてR′は線状および
分枝鎖状のC1−C12-アルキル、C7−C12-アラルキ
ル、C6−C10-アリールおよびC1−C12-アルコキシ基
よりなる群から選択される1価の基であるかまたはヒド
ロキシルもしくはハロゲンであり、そしてm=1である
場合RはR′とは異なり、線状および分枝鎖状のC1−
C12-アルキル、C7−C1 2-アラルキル、C6−C10-ア
リールおよびC1−C12-アルコキシ基よりなる群から選
択される1価の基であるかまたはハロゲンもしくはヒド
ロキシル基であり、m=2である場合Rは存在しないか
または線状および分枝鎖状のC1−C12-アルキルおよび
C7−C12-アラルキル基よりなる群から選択される2価
の基であり、そしてm=3である場合Rは線状および分
枝鎖状のC1−C12-アルキルおよびC7−C12-アラルキ
ル基よりなる群から選択される3価の基である]で示さ
れるものであり、式(II):
0または1〜5の整数であり、そしてR′は線状および
分枝鎖状のC1−C12-アルキル、C7−C12-アラルキ
ル、C6−C10-アリールおよびC1−C12-アルコキシ基
よりなる群から選択される1価の基であるかまたはヒド
ロキシルもしくはハロゲンであり、そしてm=1である
場合RはR′とは異なり、線状および分枝鎖状のC1−
C12-アルキル、C7−C1 2-アラルキル、C6−C10-ア
リールおよびC1−C12-アルコキシ基よりなる群から選
択される1価の基であるかまたはハロゲンもしくはヒド
ロキシル基であり、m=2である場合Rは存在しないか
または線状および分枝鎖状のC1−C12-アルキルおよび
C7−C12-アラルキル基よりなる群から選択される2価
の基であり、そしてm=3である場合Rは線状および分
枝鎖状のC1−C12-アルキルおよびC7−C12-アラルキ
ル基よりなる群から選択される3価の基である]で示さ
れるものであり、式(II):
【0046】
【化4】
【0047】[式中、m、n、R′およびRは式(I)
に関して定義した通りである]で示される光学活性アル
コールを与えることを特徴とする上記1に従う方法。
に関して定義した通りである]で示される光学活性アル
コールを与えることを特徴とする上記1に従う方法。
【0048】3.式(I)および(II)において、mが
1または2であり、nが0、1または2であり、そして
R′が線状もしくは分枝鎖状のC1−C4-アルキル、ベ
ンジルまたはヒドロキシル、弗素、塩素もしくは臭素で
あり、そしてRがR′とは異なりそして線状もしくは分
枝鎖状のC1−C4-アルキル、ベンジル、ヒドロキシ
ル、弗素または塩素であることを特徴とする上記2に従
う方法。
1または2であり、nが0、1または2であり、そして
R′が線状もしくは分枝鎖状のC1−C4-アルキル、ベ
ンジルまたはヒドロキシル、弗素、塩素もしくは臭素で
あり、そしてRがR′とは異なりそして線状もしくは分
枝鎖状のC1−C4-アルキル、ベンジル、ヒドロキシ
ル、弗素または塩素であることを特徴とする上記2に従
う方法。
【0049】4.基R′およびRの1つがヒドロキシル
であることを特徴とする、上記2および3に従う方法。
であることを特徴とする、上記2および3に従う方法。
【0050】5.R′およびRがアルキル、アラルキ
ル、アリールおよび/またはアルコキシ基である場合、
それらはハロゲン、ヒドロキシル、C1−C4-アルコキ
シ、チオール、アミノおよび/もしくはC1−C4-アル
キルアミノ基により置換されておりおよび/またはアル
キル鎖中および/もしくはアリール部分中にヘテロ原子
を含有することを特徴とする上記2〜4に従う方法。
ル、アリールおよび/またはアルコキシ基である場合、
それらはハロゲン、ヒドロキシル、C1−C4-アルコキ
シ、チオール、アミノおよび/もしくはC1−C4-アル
キルアミノ基により置換されておりおよび/またはアル
キル鎖中および/もしくはアリール部分中にヘテロ原子
を含有することを特徴とする上記2〜4に従う方法。
【0051】6.使用する光学活性カルボン酸が、光学
活性乳酸、光学活性酒石酸、光学活性2−クロロプロピ
オン酸または光学活性リンゴ酸であり、それぞれ光学活
性プロパン−1,2−ジオール、光学活性1,2,3,4−
テトラヒドロキシブタン、光学活性2−クロロプロパノ
ールまたは光学活性1,2,4−トリヒドロキシブタンを
与えることを特徴とする上記1〜5に従う方法。
活性乳酸、光学活性酒石酸、光学活性2−クロロプロピ
オン酸または光学活性リンゴ酸であり、それぞれ光学活
性プロパン−1,2−ジオール、光学活性1,2,3,4−
テトラヒドロキシブタン、光学活性2−クロロプロパノ
ールまたは光学活性1,2,4−トリヒドロキシブタンを
与えることを特徴とする上記1〜5に従う方法。
【0052】7.使用するルテニウム触媒がそのままの
または担体に適用された元素状ルテニウムまたはルテニ
ウム化合物であることを特徴とする上記1〜6に従う方
法。
または担体に適用された元素状ルテニウムまたはルテニ
ウム化合物であることを特徴とする上記1〜6に従う方
法。
【0053】8.1モルの光学活性カルボン酸に基い
て、0.1〜10gの元素状ルテニウムもしくはルテニ
ウム化合物または1〜50gのルテニウム−含有担持触
媒を使用することを特徴とする上記1〜7に従う方法。
て、0.1〜10gの元素状ルテニウムもしくはルテニ
ウム化合物または1〜50gのルテニウム−含有担持触
媒を使用することを特徴とする上記1〜7に従う方法。
【0054】9.水、水−混和性溶媒またはそれら2つ
の混合物の存在下で実施することを特徴とする上記1〜
8に従う方法。
の混合物の存在下で実施することを特徴とする上記1〜
8に従う方法。
【0055】10.50〜150℃の範囲内の温度にお
いてそして5〜250バールの範囲内の圧力において実
施することを特徴とする上記1〜9に従う方法。
いてそして5〜250バールの範囲内の圧力において実
施することを特徴とする上記1〜9に従う方法。
【0056】11.反応混合物を最初に冷却および触媒
の分離、易揮発性成分の必要に応じてわずかに減じられ
た圧力下における蒸留による分離、並びに真空下での残
渣の分別により処理することを特徴とする上記1〜10
に従う方法。
の分離、易揮発性成分の必要に応じてわずかに減じられ
た圧力下における蒸留による分離、並びに真空下での残
渣の分別により処理することを特徴とする上記1〜10
に従う方法。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 C07M 7:00
Claims (1)
- 【請求項1】 光学活性カルボン酸を160℃より下の
温度および250バールより低い圧力においてルテニウ
ム触媒の存在下で水素を用いて還元することを特徴とす
る光学活性アルコールの製造方法。
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GB9520231D0 (en) * | 1995-10-04 | 1995-12-06 | Cerestar Holding Bv | Method for the production of tetritols,specifically meso-erythritol |
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US6403844B1 (en) | 1998-11-24 | 2002-06-11 | Board Of Trustees Of Michigan State University | Condensed phase catalytic hydrogenation of lactic acid to propylene glycol |
US6455742B1 (en) | 1999-09-02 | 2002-09-24 | Wisconsin Alumni Research Foundation | Method for catalytically reducing carboxylic acid groups to hydroxyl groups in hydroxycarboxylic acids |
DE10241292A1 (de) | 2002-09-04 | 2004-03-18 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung optisch aktiver 2-Amino-, 2-Hydroxy oder 2-Alkoxy-1-alkohole |
CN100381411C (zh) * | 2002-11-01 | 2008-04-16 | 嘉吉有限公司 | 制备1,3-丙二醇的方法 |
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DE102004007498A1 (de) * | 2004-02-13 | 2005-09-01 | Basf Ag | Hydrierverfahren zur Herstellung optisch aktiver Alkohole oder Carbonsäuren |
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US20080045749A1 (en) * | 2006-06-07 | 2008-02-21 | The Procter & Gamble Company | Process for the alternating conversion of glycerol to propylene glycol or amino alcohols |
US7619119B2 (en) * | 2006-06-07 | 2009-11-17 | The Procter & Gamble Company | Processes for converting glycerol to amino alcohols |
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CN104628500A (zh) * | 2013-11-08 | 2015-05-20 | 上虞市众昌化工有限公司 | 一种N-取代的α-氨基醇催化氢化合成方法 |
WO2022233904A1 (en) * | 2021-05-04 | 2022-11-10 | Basf Se | Method of preparing aliphatic polyols having three or more hydroxy groups and a total number of carbon atoms of 5 or more |
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US2607807A (en) * | 1950-02-24 | 1952-08-19 | Du Pont | Preparation of alcohols from carboxylic acids |
US4273947A (en) * | 1979-01-31 | 1981-06-16 | Allied Chemical Corporation | Hydrogenation of fluorine-containing carboxylic acids |
DE3802981A1 (de) * | 1988-02-02 | 1989-08-10 | Basf Ag | Verfahren zur reduktion reduzierbarer verbindungen |
FI92051C (fi) * | 1992-03-17 | 1994-09-26 | Amylum Nv | Menetelmä ksylitolin valmistamiseksi D-glukoosista ja D-glukoosin ja D-fruktoosin sekä D-glukoosin ja D-galaktoosin seoksista |
DE4428106A1 (de) * | 1994-08-09 | 1996-02-15 | Bayer Ag | Verfahren zur Herstellung von optisch aktiven Aminoalkoholen |
-
1994
- 1994-12-12 DE DE4444109A patent/DE4444109A1/de not_active Withdrawn
-
1995
- 1995-11-29 DE DE59505086T patent/DE59505086D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-11-29 ES ES95118754T patent/ES2129737T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1995-11-29 EP EP95118754A patent/EP0717023B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1995-12-05 US US08/567,787 patent/US5731479A/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-12-07 JP JP7344715A patent/JPH08231447A/ja active Pending
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US5731479A (en) | 1998-03-24 |
EP0717023A3 (ja) | 1996-07-24 |
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EP0717023B1 (de) | 1999-02-10 |
DE4444109A1 (de) | 1996-06-13 |
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