JPH08227547A - 回転磁気ヘッド装置 - Google Patents

回転磁気ヘッド装置

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Publication number
JPH08227547A
JPH08227547A JP7032584A JP3258495A JPH08227547A JP H08227547 A JPH08227547 A JP H08227547A JP 7032584 A JP7032584 A JP 7032584A JP 3258495 A JP3258495 A JP 3258495A JP H08227547 A JPH08227547 A JP H08227547A
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JP
Japan
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tape
fixed drum
magnetic
drum
guide step
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Pending
Application number
JP7032584A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Ono
正治 小野
Noriaki Masuda
憲明 益田
Hidekazu Takeda
秀和 武田
Atsushi Inoue
淳 井上
Nobuo Masuoka
信夫 益岡
Noboru Katono
昇 上遠野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08227547A publication Critical patent/JPH08227547A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】固定ドラム、特に固定ドラムのテープ走行面、
テープ案内段を切削加工せずに成形型で成形した固定ド
ラムを使用した回転磁気ヘッド装置と、前記テープ案内
段はテープを安定に走行させるために走行面と垂直で、
かつ走行面側に逃げ部が設けられている回転磁気ヘッド
装置の固定ドラムの成形方法とを提供し、回転磁気ヘッ
ド装置の低コスト化、小型化、軽量化を図る。 【構成】磁気ヘッドを配置した円筒状の回転ドラムと、
磁気テープの幅方向の走行位置を規制するテープ案内段
を備えた固定ドラムとを有する回転磁気ヘッド装置にお
いて、固定ドラムは、テープ巻き付け面部および非テー
プ巻き付け面部の複数の半円筒状のものからなり、テー
プ巻き付け面部の曲率半径が非テープ巻き付け面部の曲
率半径より大きく、テープ巻き付け面部のみにテープ走
行面およびテープ案内段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
などの磁気記録再生装置に使用される小型軽量で低価格
が要求される回転磁気ヘッド装置およびこの回転磁気ヘ
ッド装置に使用されるドラムの製造方法および加工方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダなどの磁気記録再
生装置は、入力された信号を、回転磁気ヘッドにより、
トラック幅数10μmの傾斜した磁気パターンとして磁
気テープに記録している。このように、磁気テープに傾
斜した磁気パターンを記録するため、図9に示すよう
に、磁気テープ1は、固定ドラム3および回転ドラム1
5で構成される回転ドラム装置2に、らせん状に巻き付
けられ走行している。しかしながら、磁気テープに記録
する磁気パターンのトラック幅が、数10μmと非常に
狭いので、各磁気記録再生装置間での記録した磁気テー
プの互換性確保のために、回転ドラム装置2における磁
気テープ1の巻き付き位置を、正確に位置決めする必要
がある。
【0003】磁気テープ1の位置決めは、回転ドラム装
置2を構成する固定ドラム3にらせん状に設けられたテ
ープ案内段4により、磁気テープ1のテープ幅方向の走
行位置を規制し、磁気テープ1が巻き付けられ走行する
固定ドラム3のテープ走行面5と回転ドラム装置2を構
成する回転ドラム15により、テープ面方向の走行位置
を規制している。前述の固定ドラム3にらせん状に設け
るテープ案内段4は、固定ドラム3の仕上げ加工の際に
設けており、固定ドラム3の仕上げ加工においては、固
定ドラム3の各面の直角度および同心度を確保するた
め、一度の取り付け(チャッキング)で、加工するすべ
ての面を僅かに(0.1mm程度)切削を行うものであ
る。この仕上げ加工での加工量を大きくすると、加工歪
み、切削する刃物のびびりなどが発生するので、仕上げ
加工前にあらかじめ前加工をしておく必要がある。(磁
気テープ1の走行位置を規制するテープ案内段4および
テープ走行面5以外の加工は、一般に行われている旋盤
による加工方法なので、ここでは説明を省略する。)
【0004】磁気テープ1は、回転ドラム装置2に対し
てらせん状に巻き付けられるため、磁気テープ1の走行
位置を規制するテープ案内段4の加工も、らせん状に加
工する必要がある。したがって、テープ案内段4の加工
は、仕上げ加工時に、固定ドラム3を回転させつつ、固
定ドラム3の回転に同期して切削する刃物の位置を移動
させることにより、固定ドラム3の外周面にテープ案内
段4を形成する。図10は、テープ面方向の走行位置を
規制する固定ドラム3のテープ走行面5加工方法の説明
図、図11は、テープ幅方向の走行位置を規制する固定
ドラム3のテープ案内段4加工方法の説明図である。図
10において、テープ走行面5の加工方法は、走行面加
工切削バイト6により、切り込み値Lで、矢印Aの軸方
向に送りを与えて加工を行ない、走行面加工切削バイト
6を長さmまで送ることによりテープ走行面5を形成
し、形成後、走行面加工切削バイト6を除去する。な
お、テープ走行面5の面粗さは、固定ドラム3の一回転
当りの送り量Gと、走行面加工切削バイト6の刃先の形
状とにより決定される。
【0005】つぎに、図11に示すように、テープ案内
段加工切削バイト7を、長さnの位置に、外周から軸心
に向けて矢印Bの方向に送りを与えて加工し、テープ案
内段4を形成する。前述のテープ案内段4およびテープ
走行面5の加工は、固定ドラム3の回転角度に応じて、
テープ案内段4のらせん状の傾きと同じ傾きで走行面加
工切削バイト6、案内段加工切削バイト7を移動させる
倣い加工あるいは数値制御により加工を行なっている。
なお、加工の際、走行面加工切削バイト6および案内段
加工切削バイト7の固定ドラム3の回転角度に対する移
動量(切り込み量)の追従性をよくするために、固定ド
ラム3を取り付けている主軸の回転数を低くして加工し
ている。
【0006】また、磁気テープに記録する磁気パターン
のトラック幅が非常に狭いため、磁気テープ1の下端と
接触して磁気テープ1の走行位置を規制するテープ案内
段4の直線性は、数μm以下の精度が必要である。ま
た、テープ案内段4とテープ走行面5との境界には、磁
気テープ1の下端が確実にテープ案内段4に乗り走行で
きるように、逃げ部(アンダーカット)を設けてある。
なお、ビデオテープレコーダなどの磁気記録再生装置に
使用されている固定ドラムの加工については、円筒素材
に高精度のらせん形状を加工する倣いカム加工旋盤に関
し記載されている特開昭59−19602号公報に開示
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来技術による回転磁
気ヘッド装置の固定ドラムは、固定ドラムの加工におい
て、高精度を必要とし、加工箇所が多く、複雑な加工が
必要で種々加工条件を変える必要があり、加工コストが
高いものとなるという問題点があった。本発明は、前記
問題点を解決するために、固定ドラム、特に固定ドラム
のテープ走行面、テープ案内段を切削加工せずに成形型
で成形した固定ドラムを使用した回転磁気ヘッド装置
と、前記テープ案内段はテープを安定に走行させるため
に走行面と垂直で、かつ走行面側に逃げ部(アンダーカ
ット)が設けられている回転磁気ヘッド装置の固定ドラ
ムの成形方法とを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明による回転磁気ヘッド装置は、磁気テープを
使用して記録再生を行なう磁気ヘッドを配置した円筒状
の回転ドラムと、該回転ドラムと同軸に所定間隔を置い
て配置し、前記磁気テープの幅方向の走行位置を規制す
るテープ案内段を備えた固定ドラムとを有する回転磁気
ヘッド装置において、前記固定ドラムは、磁気テープ巻
き付け面部にテープ走行面およびテープ案内段を有する
半円筒状のものである。また、本発明による回転磁気ヘ
ッド装置は、磁気テープを使用して記録再生を行なう磁
気ヘッドを配置した円筒状の回転ドラムと、該回転ドラ
ムと同軸に所定間隔を置いて配置し、前記磁気テープの
幅方向の走行位置を規制するテープ案内段を備えた固定
ドラムとを有する回転磁気ヘッド装置において、前記固
定ドラムは、テープ巻き付け面部および非テープ巻き付
け面部の複数の半円筒状のものからなり、前記テープ巻
き付け面部の曲率半径が前記非テープ巻き付け面部の曲
率半径より大きく、前記テープ巻き付け面部のみにテー
プ走行面およびテープ案内段を有するものである。
【0009】本発明による回転磁気ヘッド装置の固定ド
ラムは、テープ走行面およびテープ案内段を有するテー
プ巻き付け面部を円筒側面方向に分割した1つの成形型
で同時に成形し、パーティングラインを非テープ巻き付
け面部に配置した成形方法で成形するものである。本発
明による回転磁気ヘッド装置の固定ドラムは、本発明の
成形方法により成形した固定ドラムを、少なくとも成形
型に倣って成形した面を基準面として加工機に取り付け
た後、テープ走行面およびテープ案内段を除く任意の面
に機械加工を行なう加工方法で加工するものである。
【0010】
【作用】本発明による回転磁気ヘッド装置の固定ドラム
の成形方法は、テープ走行面とほぼ垂直方向に成形型を
抜くことができるため、テープ走行面とテープ案内段と
逃げ部を成形で設けることができる。本発明による回転
磁気ヘッド装置の固定ドラムの加工方法は、テープ走行
面およびテープ案内段を1回の成形で完了後、テープ走
行面およびテープ案内段を除く任意の面を機械加工す
る。
【0011】
【実施例】
〔実施例 1〕本発明の第1の実施例を、図1〜図5を
使用して説明する。図1は、本発明による固定ドラム3
の形状を示したものである。従来の円筒状の固定ドラム
と異なり、本発明による固定ドラム3の磁気テープが巻
き付けられる側(以下、巻き付け面部と記す。)は、1
80゜以下の円弧をなす半円筒状に構成されており、磁
気テープが巻き付けられない側(以下、非巻き付け面部
と記す。)は、磁気テープを巻き付ける必要がないた
め、磁気テープの走行にさしつかえなければいかなる形
状でも良い。磁気テープの面方向の規制は、一定の円弧
からなるテープ走行面5により規制され、磁気テープの
幅方向の規制はテープ走行面5にらせん状に設けられた
テープ案内段4により行なわれる。
【0012】図2は、図1に示した固定ドラム3のA−
A断面図で、磁気テープ1が巻き付けられ、規制をされ
ている様子を示したものである。磁気テープ1の規制
は、磁気テープ1の面方向の規制がテープ走行面5によ
り行なわれ、磁気テープ1の幅方向の規制がテープ案内
段4により行なわれている。また、テープ走行面5とテ
ープ案内段4との境界には、逃げ部8を設けているた
め、磁気テープ1の下端をテープ案内段4に確実に接触
させることができる。図3は、図2に示したような逃げ
部8を設けてない場合の磁気テープ1の規制状態を示し
たものである。磁気テープ1の規制は、磁気テープ1の
面方向にはテープ走行面5により規制されるが、磁気テ
ープ1の幅方向にはテープ走行面5とテープ案内段4の
境界が丸みを持つため、磁気テープ1の下端をテープ案
内段4に確実に接触させることができない。したがつ
て、磁気テープ1の走行が不安定なものとなり、磁気テ
ープ1の下端を傷めたり、磁気テープ1の走行位置が変
化して磁気テープ1に記録した信号を再生できなくなる
などの問題が発生する。
【0013】図4は、1つの成形型を使用し、成形によ
り、図1に示す固定ドラム3であって、図2に示すよう
なテープ案内段4に逃げ部8を持った固定ドラム3を製
造する実施例を示したものである。固定ドラム3のテー
プ巻き付け面部は、テープ巻き付け面型9で成形し、テ
ープ非巻き付け面部は、テープ非巻き付け面型10で成
形し、さらに、固定ドラム3の内側は、内型11で成形
する。テープ巻き付け面型9は、円筒側面方向に分割し
た1つの成形型で、テープ走行面5とテープ案内段4と
逃げ部8(アンダーカット)とを持つ固定ドラム3のテ
ープ巻き付け面部を成形し、かつ、成形範囲は180゜
以下であり、成形した固定ドラム3のテープ走行面5に
ほぼ垂直な方向に成形型を抜く構成である。
【0014】テープ巻き付け面型9は、1つの型で、磁
気テープを規制するテープ走行面5とテープ案内段4を
成形するため、滑らかで高精度な面にすることができ、
テープ走行面5の円筒度および真円度およびテープ案内
段4の直線性を高精度に成形することができる。さら
に、テープ案内段4とテープ走行面5との境界の非常に
狭い逃げ部8も成形する形状の成形型となっているが、
固定ドラム3のテープ走行面5にほぼ垂直方向に成形型
を抜くため、成形型に設けた突起部が成形した固定ドラ
ム3に接触することもなく、成形することが可能であ
る。
【0015】テープ非巻き付け面型10は、磁気テープ
を巻き付けない面なので、磁気テープの規制を行う必要
がないため円筒状である必要はなく、また、パーティン
グラインを配置できる。本実施例においては、磁気テー
プを巻き付けない部分を削除した構成にしてある。ま
た、テープ非巻き付け面型10には、素材(樹脂)を流
し込むための素材流入穴12を設けている。素材として
は、熱可塑性樹脂が適しており、一般にポリフェニレン
・サルファイド(PPS)が寸法安定性、成形寸法精度
が高く適している。内型11は、固定ドラム3の内側の
精度を決定するものであり、内型11を上部に抜く構成
にしてあり、本実施例においてはベアリング穴13の成
形も行なっている。前記の3つの成形型は、それぞれに
成形型位置決めのための合わせ面を持っており、各々の
成形型で成形される面の精度を関連させており、ベアリ
ング穴13およびテープ走行面5の同心度を高精度に確
保できる構成となっている。
【0016】図5は、固定ドラム3のテープ走行面5の
表面形状(粗さなど)を示したものである。成形型によ
って成形されるテープ走行面5の表面形状は、テープ巻
き付け面型9(図4参照)の成形面の表面形状を写しと
ることになる。したがって、テープ走行面5の表面形状
は、テープ巻き付け面型9の成形面の表面形状を変える
ことにより任意の表面形状に成形することができる。図
5に示す実施例においては、テープ走行面5の表面形状
に丸みを持たせ、磁気テープに与える損傷を小さくして
いる。本発明により成形した固定ドラム3は、一度にす
べての面を成形できるため、固定ドラム3の製作時間が
短縮でき、かつ、材料もムダな部分が無くなるため低コ
スト化が図れる。
【0017】〔実施例 2〕図6、図7は、本発明によ
る第2の実施例を示したものである。図4に示す第1の
実施例のテープ非巻き付け面型10の成形面を、テープ
巻き付け面型9で成形されるテープ走行面5より曲率の
小さい円弧とし、テープ巻き付け面型9とテープ非巻き
付け面型10との境界は、ほぼ180゜の位置に設けた
構成である。テープ巻き付け面型9の成形範囲が180
°を越えると、固定ドラム3を成形した後で成形型から
はずせなくなるため180°以下にしてある。しかし、
テープ非巻き付け面型10の成形範囲は、180°を越
えても下方向に抜くことができるため、180°を越え
ることが可能であり、また、パーティングラインを配置
できる。
【0018】図7は、図6に示す成形型より成形した固
定ドラム3を示したものであり、テープ非巻き付け面を
テープ走行面5より僅かに小さな曲率で成形したもの
(例えば、半径差数μm〜数100μm。)である。磁
気テープの幅方向の規制は、テープ案内段4により行
い、また、磁気テープの面方向の規制は、回転ドラム1
5(図9参照)と固定ドラム3とにより受け持ってい
る。固定ドラム3においては、テープ走行面5により面
方向の規制を行っており、磁気テープの巻き付け範囲が
180°より大きい回転磁気ヘッド装置であつても、巻
き付け範囲すべてを規制しなくてもテープを安定に規制
することが可能であるため、瞬時的な磁気テープ1の走
行変動においてもより安定に走行させることができる。
【0019】〔実施例 3〕図8は、本発明による第3
の実施例を示したものである。第1、第2の実施例で説
明した固定ドラム3と異なり、固定ドラム3のテープ案
内段4とテープ走行面5と逃げ部8と外周面14とから
構成するテープ巻き付け面部を成形型で成形し、外周面
14を基準面として機械加工機に取り付け(チャッキン
グ)て、ベアリング穴13などの特殊な加工が必要の無
い面を機械加工により製造したものである。成形型によ
る成形と機械加工とを併用することにより、高精度な成
形面を1箇所にできるため、成形型と成形型の合わせ面
の精度を高精度にしなくても、成形した面の1つの高精
度の面を基準面として機械加工するため、不良品の発生
率を小さくすることができる。
【0020】
【発明の効果】固定ドラム、特に固定ドラムのテープ走
行面、テープ案内段を切削加工せずに成形型で成形した
固定ドラムを使用した回転磁気ヘッド装置と、前記テー
プ案内段はテープを安定に走行させるために走行面と垂
直で、かつ走行面側に逃げ部(アンダーカット)が設け
られている回転磁気ヘッド装置の固定ドラムの成形方法
とを提供することができる。また、固定ドラムのテープ
走行面とテープ案内段とを高精度に成形でき、かつ、固
定ドラムのコスト低減と小型軽量化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による固定ドラムの形状を示す斜視図。
【図2】図1に示した固定ドラムによる磁気テープの規
制状態を示す図。
【図3】逃げ部がない固定ドラムによる磁気テープの規
制状態を示す図。
【図4】本発明による固定ドラムの成形方法の説明図。
【図5】本発明による固定ドラムのテープ走行面の表面
形状の説明図。
【図6】本発明の第2の実施例による固定ドラムの成形
方法の説明図。
【図7】本発明の第2の実施例による固定ドラムの形状
の説明図。
【図8】本発明の第3の実施例による固定ドラムの説明
図。
【図9】従来の固定ドラムを使用した回転ドラム装置の
説明図。
【図10】従来の固定ドラムのテープ走行面加工の説明
図。
【図11】従来の固定ドラムのテープ案内段加工の説明
図。
【符号の説明】
1…磁気テープ、2…回転ドラム装置、3…固定ドラ
ム、4…テープ案内段、5…テープ走行面、6…走行面
加工切削バイト、7…テープ案内段加工切削バイト、8
…逃げ部、9…テープ巻き付け面型、10…テープ非巻
き付け面型、11…内型、12…素材流入穴、13…ベ
アリング穴、14…外周面、15…回転ドラム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 淳 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 益岡 信夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 上遠野 昇 茨城県ひたちなか市稲田1410番地 株式会 社日立製作所パーソナルメディア機器事業 部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープを使用して記録再生を行なう
    磁気ヘッドを配置した円筒状の回転ドラムと、 該回転ドラムと同軸に所定間隔を置いて配置し、前記磁
    気テープの幅方向の走行位置を規制するテープ案内段を
    備えた固定ドラムとを有する回転磁気ヘッド装置におい
    て、 前記固定ドラムは、磁気テープ巻き付け面部にテープ走
    行面およびテープ案内段を有する半円筒状のものである
    ことを特徴とする回転磁気ヘッド装置。
  2. 【請求項2】 磁気テープを使用して記録再生を行なう
    磁気ヘッドを配置した円筒状の回転ドラムと、 該回転ドラムと同軸に所定間隔を置いて配置し、前記磁
    気テープの幅方向の走行位置を規制するテープ案内段を
    備えた固定ドラムとを有する回転磁気ヘッド装置におい
    て、 前記固定ドラムは、テープ巻き付け面部および非テープ
    巻き付け面部の複数の半円筒状のものからなり、 前記テープ巻き付け面部の曲率半径が前記非テープ巻き
    付け面部の曲率半径より大きく、 前記テープ巻き付け面部のみにテープ走行面およびテー
    プ案内段を有することを特徴とする回転磁気ヘッド装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1および請求項2に記載の回転磁
    気ヘッド装置の固定ドラムは、テープ走行面およびテー
    プ案内段を有するテープ巻き付け面部を円筒側面方向に
    分割した1つの成形型で同時に成形し、パーティングラ
    インを非テープ巻き付け面部に配置したことを特徴とす
    る固定ドラムの成形方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の成形方法により成形し
    た固定ドラムを、少なくとも成形型に倣って成形した面
    を基準面として加工機に取り付けた後、テープ走行面お
    よびテープ案内段を除く任意の面に機械加工を行なうこ
    とを特徴とする固定ドラムの加工方法。
JP7032584A 1995-02-21 1995-02-21 回転磁気ヘッド装置 Pending JPH08227547A (ja)

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