JPH08227475A - 紙葉処理装置 - Google Patents
紙葉処理装置Info
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- JPH08227475A JPH08227475A JP3105595A JP3105595A JPH08227475A JP H08227475 A JPH08227475 A JP H08227475A JP 3105595 A JP3105595 A JP 3105595A JP 3105595 A JP3105595 A JP 3105595A JP H08227475 A JPH08227475 A JP H08227475A
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- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光センサに付着した不要な紙粉などを除去で
きるセンサ清掃装置を提供する。 【構成】 紙葉送り羽根車20,25の回転がモータ9
によって駆動されると、モータ9の冷却ファンからのエ
アーがパイプ8およびパイプ6,7を介して先端6a,
7aから光センサ3,4に向かって吹きつけられる。こ
れによって、光センサ3に付着した紙粉などの不要物が
自動的に取り除かれる。
きるセンサ清掃装置を提供する。 【構成】 紙葉送り羽根車20,25の回転がモータ9
によって駆動されると、モータ9の冷却ファンからのエ
アーがパイプ8およびパイプ6,7を介して先端6a,
7aから光センサ3,4に向かって吹きつけられる。こ
れによって、光センサ3に付着した紙粉などの不要物が
自動的に取り除かれる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータ冷却用ファンか
らのエアーブローなどによって、例えば光センサに付着
した紙粉などの不要物を除去する紙葉処理装置および紙
葉を移送する紙葉処理装置に関する。
らのエアーブローなどによって、例えば光センサに付着
した紙粉などの不要物を除去する紙葉処理装置および紙
葉を移送する紙葉処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、発券機などに用いられる紙幣処
理装置には、紙幣が搬送される経路の所定位置に、紙幣
の通過および滞留を検出するための光センサが設けられ
ている。このような光センサには紙粉などの不要物が付
着することが多く、従来では、紙幣処理装置の管理者な
どが定期的に、光センサを手作業で清掃し、光センサに
付着した不要物を除去していた。また、紙幣処理装置な
どにおける紙幣の通過経路には、搬送されてきた紙幣を
例えばスタッカ内に正確に送り出すために、羽根車など
が用いられている。この羽根車は、紙幣を羽根によって
蹴り出すことで、羽根を持たない単なるローラを用いた
場合に比べて、紙幣に対してローラの回転力を送り出し
方向に長く加えることができ、紙幣の搬送効率を高める
ことができる。
理装置には、紙幣が搬送される経路の所定位置に、紙幣
の通過および滞留を検出するための光センサが設けられ
ている。このような光センサには紙粉などの不要物が付
着することが多く、従来では、紙幣処理装置の管理者な
どが定期的に、光センサを手作業で清掃し、光センサに
付着した不要物を除去していた。また、紙幣処理装置な
どにおける紙幣の通過経路には、搬送されてきた紙幣を
例えばスタッカ内に正確に送り出すために、羽根車など
が用いられている。この羽根車は、紙幣を羽根によって
蹴り出すことで、羽根を持たない単なるローラを用いた
場合に比べて、紙幣に対してローラの回転力を送り出し
方向に長く加えることができ、紙幣の搬送効率を高める
ことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、光センサを定期的に手作業で清掃していたの
では、紙幣処理装置などのメインテナンス作業の負担が
大きくなるという問題がある。
たように、光センサを定期的に手作業で清掃していたの
では、紙幣処理装置などのメインテナンス作業の負担が
大きくなるという問題がある。
【0004】また、上述したような羽根車による紙幣の
送り出しでは、羽根による紙幣の蹴り出しによって、紙
幣がおどり、紙幣の取り出し動作が妨害されるという問
題がある。
送り出しでは、羽根による紙幣の蹴り出しによって、紙
幣がおどり、紙幣の取り出し動作が妨害されるという問
題がある。
【0005】本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑
みてなされ、光センサから不要な紙粉などの付着物を除
去できる紙葉処理装置を提供することを目的とする。ま
た、本発明は、紙葉の搬送を安定して正確に行うことが
できる紙葉処理装置を提供することを目的とする。
みてなされ、光センサから不要な紙粉などの付着物を除
去できる紙葉処理装置を提供することを目的とする。ま
た、本発明は、紙葉の搬送を安定して正確に行うことが
できる紙葉処理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題
点を解決し、上述した目的を達成するために、本発明の
紙葉処理装置は、紙葉の搬送を駆動するモータを冷却す
るためのファンから吹き出されたエアーを流入し、前記
紙葉の搬送経路に設けられ前記紙葉の通過を検出するセ
ンサに向かって流出するエアー伝達手段を有する。
点を解決し、上述した目的を達成するために、本発明の
紙葉処理装置は、紙葉の搬送を駆動するモータを冷却す
るためのファンから吹き出されたエアーを流入し、前記
紙葉の搬送経路に設けられ前記紙葉の通過を検出するセ
ンサに向かって流出するエアー伝達手段を有する。
【0007】また、本発明の紙葉処理装置は、紙葉の搬
送を駆動するモータを冷却するためのファンからのエア
ー吹き出し力あるいはエアー吸引力を紙葉の搬送を付勢
するように紙葉に加える。
送を駆動するモータを冷却するためのファンからのエア
ー吹き出し力あるいはエアー吸引力を紙葉の搬送を付勢
するように紙葉に加える。
【0008】
【作用】本発明の紙葉処理装置では、モータが駆動され
て紙葉が搬送されると、前記モータを冷却するファンか
らのエアーがエアー伝達手段を通過して、紙葉の搬送経
路に設けられたセンサに向かって噴出される。このよう
にエアーがサンサに吹きつけられることで、センサに付
着した紙粉などの不要物がセンサ表面から吹き飛ばさ
れ、センサが清掃される。
て紙葉が搬送されると、前記モータを冷却するファンか
らのエアーがエアー伝達手段を通過して、紙葉の搬送経
路に設けられたセンサに向かって噴出される。このよう
にエアーがサンサに吹きつけられることで、センサに付
着した紙粉などの不要物がセンサ表面から吹き飛ばさ
れ、センサが清掃される。
【0009】また、本発明の紙葉処理装置では、モータ
が駆動されて紙葉が搬送されると、前記モータを冷却す
るファンからのエアー吹き出し力あるいはエアー吸引力
が紙葉に加えられ、紙葉の搬送が付勢される。
が駆動されて紙葉が搬送されると、前記モータを冷却す
るファンからのエアー吹き出し力あるいはエアー吸引力
が紙葉に加えられ、紙葉の搬送が付勢される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の紙葉処理装置の実施例に係わ
るセンサ清掃装置および紙葉移送装置について説明す
る。先ず、本実施例に係わるセンサ清掃装置を発券機な
どに用いられる紙幣処理装置に用いた場合について説明
する。図1は、本実施例に係わるセンサ清掃装置および
このセンサ清掃装置が用いられる紙幣処理装置30の構
成図である。図1に示すように、紙幣処理装置30は、
上部から下部に向かって、識別部31、リジェクト部3
2、一時保留・排出部33、千円札収納部34、千円札
・5千円札払出し部35、5千円札収納部36および1
万円札収納部37が設けてある。
るセンサ清掃装置および紙葉移送装置について説明す
る。先ず、本実施例に係わるセンサ清掃装置を発券機な
どに用いられる紙幣処理装置に用いた場合について説明
する。図1は、本実施例に係わるセンサ清掃装置および
このセンサ清掃装置が用いられる紙幣処理装置30の構
成図である。図1に示すように、紙幣処理装置30は、
上部から下部に向かって、識別部31、リジェクト部3
2、一時保留・排出部33、千円札収納部34、千円札
・5千円札払出し部35、5千円札収納部36および1
万円札収納部37が設けてある。
【0011】図1に示す紙幣処理装置30では、切換部
40〜43による切換装置に応じて、一点鎖線で示され
る搬送経路5に沿って紙幣が搬送される。搬送経路5に
は、切換部40と切換部41との間に位置する光センサ
3と、切換部41と切換部42との間に位置する光セン
サ4とが設けてある。光センサ3は、紙幣が通過する
と、発光部3aから受光部3bに向かって射出される光
が遮光され受光部3bで受光されなくなり、受光部3b
の受光結果に基づいて紙幣の通過を検出する構成であ
る。光センサ4も光センサ3と同じように発光部4aと
受光部4bとで構成される。
40〜43による切換装置に応じて、一点鎖線で示され
る搬送経路5に沿って紙幣が搬送される。搬送経路5に
は、切換部40と切換部41との間に位置する光センサ
3と、切換部41と切換部42との間に位置する光セン
サ4とが設けてある。光センサ3は、紙幣が通過する
と、発光部3aから受光部3bに向かって射出される光
が遮光され受光部3bで受光されなくなり、受光部3b
の受光結果に基づいて紙幣の通過を検出する構成であ
る。光センサ4も光センサ3と同じように発光部4aと
受光部4bとで構成される。
【0012】図1に示す紙幣処理装置30では、モータ
9によって紙葉送り羽根車20,25の回転が駆動され
る。モータ9には、図示しない冷却ファンからのエアー
を流入するパイプ8が設けられている。パイプ8は、途
中でパイプ6とパイプ7とに分岐しており、パイプ6の
先端6aが光センサ3に向かって指向され、パイプ7の
先端7aが光センサ4に向かって指向されている。本実
施例では、パイプ6,7,8によってセンサ清掃装置を
構成する。
9によって紙葉送り羽根車20,25の回転が駆動され
る。モータ9には、図示しない冷却ファンからのエアー
を流入するパイプ8が設けられている。パイプ8は、途
中でパイプ6とパイプ7とに分岐しており、パイプ6の
先端6aが光センサ3に向かって指向され、パイプ7の
先端7aが光センサ4に向かって指向されている。本実
施例では、パイプ6,7,8によってセンサ清掃装置を
構成する。
【0013】本実施例に係わるセンサ清掃装置では、モ
ータ9の駆動に応じて回転する冷却ファンからのエアー
がパイプ8に流入し、パイプ6,7に分流され、先端6
a,6bから光センサ3,4に向かってそれぞれ吹きつ
けられる。これによって、光センサ3,4に付着した不
要な紙粉などが飛ばされ、光センサ3,4が自動的に清
掃される。そのため、図1に示す紙幣処理装置30によ
れば、管理者が定期的に光センサ3,4の清掃を行う必
要がなく、管理者によるメインテナンス作業の負担を軽
減できる。
ータ9の駆動に応じて回転する冷却ファンからのエアー
がパイプ8に流入し、パイプ6,7に分流され、先端6
a,6bから光センサ3,4に向かってそれぞれ吹きつ
けられる。これによって、光センサ3,4に付着した不
要な紙粉などが飛ばされ、光センサ3,4が自動的に清
掃される。そのため、図1に示す紙幣処理装置30によ
れば、管理者が定期的に光センサ3,4の清掃を行う必
要がなく、管理者によるメインテナンス作業の負担を軽
減できる。
【0014】以下、紙幣処理装置30の各構成要素につ
いて説明する。識別部31は、札挿入口38を介して挿
入された紙幣の真偽判定および金種の判定を行う。リジ
ェクト部32は、切換部40による切り換えによって、
2枚重ね判定などでエラーとなった紙幣を入力し、これ
を収納する。
いて説明する。識別部31は、札挿入口38を介して挿
入された紙幣の真偽判定および金種の判定を行う。リジ
ェクト部32は、切換部40による切り換えによって、
2枚重ね判定などでエラーとなった紙幣を入力し、これ
を収納する。
【0015】一時保留・排出部33は、釣り銭としての
紙幣を千円札・5千円札払出し部35から入力し、この
紙幣を保留する。そして、釣り銭としての紙幣が全てそ
ろった後に、保留した紙幣を全て同時に釣り札出口39
から出力する。
紙幣を千円札・5千円札払出し部35から入力し、この
紙幣を保留する。そして、釣り銭としての紙幣が全てそ
ろった後に、保留した紙幣を全て同時に釣り札出口39
から出力する。
【0016】千円札収納部34は、千円札を収納する。
5千円札収納部36は5千円札を収納する。1万円札収
納部37は、1万千札を収納する。尚、5千円札収納部
36および1万円札収納部37には、収納された紙幣を
上方に押し上げるように弾性力を付与するバネ36a,
37aなどが設けてある。
5千円札収納部36は5千円札を収納する。1万円札収
納部37は、1万千札を収納する。尚、5千円札収納部
36および1万円札収納部37には、収納された紙幣を
上方に押し上げるように弾性力を付与するバネ36a,
37aなどが設けてある。
【0017】図1に示すように、千円札・5千円札払出
し部35は、切換部42の切り換え操作によって入力し
た千円札を千円札収納部34に収納させると共に、切換
部43の切り換え操作によって入力した5千円札を5千
円札収納部36に収納させる。また、千円札・5千円札
払出し部35は、千円札収納部34および5千円札収納
部36に収納してある千円札および5千円札を切換部4
2,43を介して選択的に一時保留・排出部33に出力
する。尚、図5において、「19」は送り込みローラを
示し、「29」は戻しローラを示す。
し部35は、切換部42の切り換え操作によって入力し
た千円札を千円札収納部34に収納させると共に、切換
部43の切り換え操作によって入力した5千円札を5千
円札収納部36に収納させる。また、千円札・5千円札
払出し部35は、千円札収納部34および5千円札収納
部36に収納してある千円札および5千円札を切換部4
2,43を介して選択的に一時保留・排出部33に出力
する。尚、図5において、「19」は送り込みローラを
示し、「29」は戻しローラを示す。
【0018】千円札・5千円札払出し部35は、送り込
みローラ19、ゲートローラ21および搬送ピンチロー
ラ22を備え、千円札収納部34に収納された紙幣(千
円札)2のうち最下段に位置する紙幣を送り込みローラ
19に組み込まれた高摩擦性の溝付ゴムチップ19aの
回転力に応じて切換部42を介して一時保留・排出部3
3に向かって送り出す。このとき、アーム50は図1に
示す位置にあり、千円札収納部34に収納された最下段
の紙幣が送り込みローラ19に当接する。一方、アーム
51は図1に示す位置より下方にあり、モータ61から
の動力によって、5千円札収納部36に収納された紙幣
をバネ36aの弾性力に抗して下方に押し下げ、5千円
札収納部36に収納された最上段の紙幣は送り込みロー
ラ19に当接しない。
みローラ19、ゲートローラ21および搬送ピンチロー
ラ22を備え、千円札収納部34に収納された紙幣(千
円札)2のうち最下段に位置する紙幣を送り込みローラ
19に組み込まれた高摩擦性の溝付ゴムチップ19aの
回転力に応じて切換部42を介して一時保留・排出部3
3に向かって送り出す。このとき、アーム50は図1に
示す位置にあり、千円札収納部34に収納された最下段
の紙幣が送り込みローラ19に当接する。一方、アーム
51は図1に示す位置より下方にあり、モータ61から
の動力によって、5千円札収納部36に収納された紙幣
をバネ36aの弾性力に抗して下方に押し下げ、5千円
札収納部36に収納された最上段の紙幣は送り込みロー
ラ19に当接しない。
【0019】また、千円札・5千円札払出し部35は、
5千円札収納部36に収納された紙幣(5千円札)のう
ち最上段に位置する紙幣を送り込みローラ19の溝付ゴ
ムチップ19aの回転力に応じて、紙葉送り羽根車25
およびゲートローラ26を経由する経路に沿って、一時
保留・排出部33に向かって送り出す。このとき、アー
ム51は図1に示す位置にあり、5千円札収納部36に
収納された最上段の紙幣が送り込みローラ19に当接す
る。一方、アーム50は図1に示す位置より上方にあ
り、モータ60からの動力によって、千円札収納部34
に収納された紙幣を上方に押し上げ、千円札収納部34
に収納された最下段の紙幣は送り込みローラ19に当接
しない。
5千円札収納部36に収納された紙幣(5千円札)のう
ち最上段に位置する紙幣を送り込みローラ19の溝付ゴ
ムチップ19aの回転力に応じて、紙葉送り羽根車25
およびゲートローラ26を経由する経路に沿って、一時
保留・排出部33に向かって送り出す。このとき、アー
ム51は図1に示す位置にあり、5千円札収納部36に
収納された最上段の紙幣が送り込みローラ19に当接す
る。一方、アーム50は図1に示す位置より上方にあ
り、モータ60からの動力によって、千円札収納部34
に収納された紙幣を上方に押し上げ、千円札収納部34
に収納された最下段の紙幣は送り込みローラ19に当接
しない。
【0020】次に、図1に示したアーム50,51の機
能について詳細に説明する。アーム50,51は、それ
ぞれ独自の駆動系を有し、相互に独立して動作する。ア
ーム50は、千円札収納部34に収納された紙幣全体を
昇降させる。アーム51は、5千円札収納部36および
1万円札収納部37に収納された紙幣を連動して昇降さ
せる。1万円札収納部37では、図3(A)に示すよう
にガイド54の下方に紙幣(1万円)2が収納してあ
り、紙幣を収納前には、アーム51がガイド54の上方
に位置している。次に、図3(B)に示すようにガイド
54に紙幣2aが送られた後、図3(C)に示すように
アーム51が下降し、紙幣2aを1万円札収納部37の
最上段に押し込んで収納させる。
能について詳細に説明する。アーム50,51は、それ
ぞれ独自の駆動系を有し、相互に独立して動作する。ア
ーム50は、千円札収納部34に収納された紙幣全体を
昇降させる。アーム51は、5千円札収納部36および
1万円札収納部37に収納された紙幣を連動して昇降さ
せる。1万円札収納部37では、図3(A)に示すよう
にガイド54の下方に紙幣(1万円)2が収納してあ
り、紙幣を収納前には、アーム51がガイド54の上方
に位置している。次に、図3(B)に示すようにガイド
54に紙幣2aが送られた後、図3(C)に示すように
アーム51が下降し、紙幣2aを1万円札収納部37の
最上段に押し込んで収納させる。
【0021】千円札収納部34に紙幣を収納するときの
アーム50の動作について図4を参照しながら説明す
る。例えば、識別部31において、千円札が投入された
判定されると、アーム50が図4(A)に示す位置から
図4(B)に示す位置に上昇し、千円札収納部34に収
納された紙幣2を持ち上げ、紙幣2の最下段の紙幣と保
持台52との間に所定の隙間53をつくる。次に、図1
に示す切換部42の切り換え操作に応じて、搬送ピンチ
ローラ22、紙葉送り羽根車20およびゲートローラ2
1を介して送り込まれた紙幣2aを図4(C)に示すよ
うに保持台52上に保持する。次に、図4(A)に示す
ように、アーム50を下降させ、保持台52上に保持し
た紙幣2aを既に収納された紙幣2の最下段に取り込
む。
アーム50の動作について図4を参照しながら説明す
る。例えば、識別部31において、千円札が投入された
判定されると、アーム50が図4(A)に示す位置から
図4(B)に示す位置に上昇し、千円札収納部34に収
納された紙幣2を持ち上げ、紙幣2の最下段の紙幣と保
持台52との間に所定の隙間53をつくる。次に、図1
に示す切換部42の切り換え操作に応じて、搬送ピンチ
ローラ22、紙葉送り羽根車20およびゲートローラ2
1を介して送り込まれた紙幣2aを図4(C)に示すよ
うに保持台52上に保持する。次に、図4(A)に示す
ように、アーム50を下降させ、保持台52上に保持し
た紙幣2aを既に収納された紙幣2の最下段に取り込
む。
【0022】次に、本実施例に係わる紙葉移送装置につ
いて説明する。図2は、本実施例に係わる紙葉移送装置
およびこの紙葉移送装置が用いられる紙幣処理装置13
の構成図である。図2に示すように、紙幣処理装置13
の構成は、基本的に前述した図1に示す紙幣処理装置3
0と同じであるが、モータ9の冷却ファンによるエアー
吹き出し力およびエアー吸引力を用いて紙葉送り羽根車
20,25による紙葉の搬送を補助する点が図1に示す
紙幣処理装置30とは異なる。図2に付した構成要素の
うち、図1に示した番号と同じものは、図1を用いて前
述した構成要素と同じである。図2に示すように、本実
施例に係わる紙葉移送装置は、モータ9の冷却ファンか
らのエアー吹き出し力およびエアー吸引力が伝達される
パイプ78と、パイプ78によって伝達されたエアー吹
き出し力およびエアー吸引力を分岐して伝達するパイプ
76,77とで構成される。
いて説明する。図2は、本実施例に係わる紙葉移送装置
およびこの紙葉移送装置が用いられる紙幣処理装置13
の構成図である。図2に示すように、紙幣処理装置13
の構成は、基本的に前述した図1に示す紙幣処理装置3
0と同じであるが、モータ9の冷却ファンによるエアー
吹き出し力およびエアー吸引力を用いて紙葉送り羽根車
20,25による紙葉の搬送を補助する点が図1に示す
紙幣処理装置30とは異なる。図2に付した構成要素の
うち、図1に示した番号と同じものは、図1を用いて前
述した構成要素と同じである。図2に示すように、本実
施例に係わる紙葉移送装置は、モータ9の冷却ファンか
らのエアー吹き出し力およびエアー吸引力が伝達される
パイプ78と、パイプ78によって伝達されたエアー吹
き出し力およびエアー吸引力を分岐して伝達するパイプ
76,77とで構成される。
【0023】パイプ76の先端は、紙葉送り羽根車20
とゲートローラ21との間に指向されている。パイプ7
7の先端は、紙葉送り羽根車25とゲートローラ26と
の間に指向されている。
とゲートローラ21との間に指向されている。パイプ7
7の先端は、紙葉送り羽根車25とゲートローラ26と
の間に指向されている。
【0024】モータ9の冷却ファンは、紙幣を千円札収
納部34および5千円札収納部36に向かって送り出す
ときのモータ9による紙葉送り羽根車20,25の回転
駆動によって、パイプ78に対してエアーを冷却ファン
に向かって吸引するエアー吸引力を加える。また、モー
タ9の冷却ファンは、紙幣を千円札収納部34および5
千円札収納部36から外部に向かって送り出すときのモ
ータ9による紙葉送り羽根車20,25の回転駆動によ
って、パイプ78に対してエアーを吹き出す向きに吹き
出し力を加える。
納部34および5千円札収納部36に向かって送り出す
ときのモータ9による紙葉送り羽根車20,25の回転
駆動によって、パイプ78に対してエアーを冷却ファン
に向かって吸引するエアー吸引力を加える。また、モー
タ9の冷却ファンは、紙幣を千円札収納部34および5
千円札収納部36から外部に向かって送り出すときのモ
ータ9による紙葉送り羽根車20,25の回転駆動によ
って、パイプ78に対してエアーを吹き出す向きに吹き
出し力を加える。
【0025】以下、本実施例に係わる紙葉移送装置の作
用について説明する。切換部42,43の切換操作によ
って搬送経路5に沿って、紙幣を千円札・5千円札払出
し部35に向かって送り出すときに、モータ9によって
紙葉送り羽根車20が図中時計回りに回転駆動され、紙
葉送り羽根車25が図中反時計回りに回転駆動される。
このとき、モータ9の駆動に応じた冷却ファンからのエ
アー吹き出し力がパイプ78に加えられ、このエアー吹
き出し力がパイプ76,77で分岐され、先端76a,
77aに伝達される。この先端76a,77aからのエ
アー吹き出し力および紙葉送り羽根車20,25の回転
によって、紙幣が紙葉送り羽根車20から千円札・5千
円札払出し部35に向かって送り出される。
用について説明する。切換部42,43の切換操作によ
って搬送経路5に沿って、紙幣を千円札・5千円札払出
し部35に向かって送り出すときに、モータ9によって
紙葉送り羽根車20が図中時計回りに回転駆動され、紙
葉送り羽根車25が図中反時計回りに回転駆動される。
このとき、モータ9の駆動に応じた冷却ファンからのエ
アー吹き出し力がパイプ78に加えられ、このエアー吹
き出し力がパイプ76,77で分岐され、先端76a,
77aに伝達される。この先端76a,77aからのエ
アー吹き出し力および紙葉送り羽根車20,25の回転
によって、紙幣が紙葉送り羽根車20から千円札・5千
円札払出し部35に向かって送り出される。
【0026】切換部42,43の切換操作によって搬送
経路5に沿って、紙幣を千円札・5千円札払出し部35
から一時保留・排出部33に向かって送り出すときに、
モータ9によって紙葉送り羽根車20が反時計回りに回
転駆動され、紙葉送り羽根車25が時計回りに回転駆動
される。このとき、モータ9の駆動に応じた冷却ファン
からのエアー吸引力がパイプ78に加えられ、このエア
ー吸引力がパイプ76,77で分岐され、先端76a,
77aに伝達される。この先端76a,77aからの吸
引力および紙葉送り羽根車20,25の回転によって、
紙幣が千円札・5千円札払出し部35から切換部42,
43を介して一時保留・排出部33に向かって送り出さ
れる。
経路5に沿って、紙幣を千円札・5千円札払出し部35
から一時保留・排出部33に向かって送り出すときに、
モータ9によって紙葉送り羽根車20が反時計回りに回
転駆動され、紙葉送り羽根車25が時計回りに回転駆動
される。このとき、モータ9の駆動に応じた冷却ファン
からのエアー吸引力がパイプ78に加えられ、このエア
ー吸引力がパイプ76,77で分岐され、先端76a,
77aに伝達される。この先端76a,77aからの吸
引力および紙葉送り羽根車20,25の回転によって、
紙幣が千円札・5千円札払出し部35から切換部42,
43を介して一時保留・排出部33に向かって送り出さ
れる。
【0027】上述したように、本実施例の紙葉移送装置
によれば、紙幣の搬送を紙葉送り羽根車20,25の回
転力に加えて、モータ9の冷却ファンのエアー吹き出し
力およびエアー吸引力を用いて行う。そのため、紙葉送
り羽根車20,25の回転力のみを用いた場合に比べ
て、紙葉の搬送を安定かつ正確に行うことができる。
によれば、紙幣の搬送を紙葉送り羽根車20,25の回
転力に加えて、モータ9の冷却ファンのエアー吹き出し
力およびエアー吸引力を用いて行う。そのため、紙葉送
り羽根車20,25の回転力のみを用いた場合に比べ
て、紙葉の搬送を安定かつ正確に行うことができる。
【0028】本発明は、上述した実施例には限定されな
い。例えば、上述したセンサ清掃装置は、光センサ以外
のその他のセンサにエアーを吹きつけてセンサを清掃す
るようにしてもよい。また、上述した紙葉移送装置は、
前述した紙葉送り羽根車20,21以外に、例えば、リ
ジェクト部32および一時保留・排出部33に紙幣を送
る紙葉送り羽根車80,81付近に設けてもよい。ま
た、上述したセンサ清掃装置および紙葉移送装置は、紙
幣以外の紙葉について適用することもできる。さらに、
本発明の紙葉処理装置は、上述したセンサ清掃装置およ
び紙葉移送装置の双方を備えた構成であってもよい。
い。例えば、上述したセンサ清掃装置は、光センサ以外
のその他のセンサにエアーを吹きつけてセンサを清掃す
るようにしてもよい。また、上述した紙葉移送装置は、
前述した紙葉送り羽根車20,21以外に、例えば、リ
ジェクト部32および一時保留・排出部33に紙幣を送
る紙葉送り羽根車80,81付近に設けてもよい。ま
た、上述したセンサ清掃装置および紙葉移送装置は、紙
幣以外の紙葉について適用することもできる。さらに、
本発明の紙葉処理装置は、上述したセンサ清掃装置およ
び紙葉移送装置の双方を備えた構成であってもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明の紙葉処理装置によれば、前記紙
葉の搬送経路に設けられ前記紙葉の通過を検出するセン
サに付着した不要物を、センサから自動的に除去でき
る。そのため、管理者などがメインテナンスを行う際の
作業負担を軽減できる。また、センサが自動的に清掃さ
れることから、センサの機能を常に適切に発揮できる。
また、本発明の紙葉処理装置によれば、紙葉の搬送を正
確に安定して行うことができる。
葉の搬送経路に設けられ前記紙葉の通過を検出するセン
サに付着した不要物を、センサから自動的に除去でき
る。そのため、管理者などがメインテナンスを行う際の
作業負担を軽減できる。また、センサが自動的に清掃さ
れることから、センサの機能を常に適切に発揮できる。
また、本発明の紙葉処理装置によれば、紙葉の搬送を正
確に安定して行うことができる。
【図1】本発明の実施例に係わるセンサ清掃装置および
このセンサ清掃装置が用いられる紙幣処理装置の構成図
である。
このセンサ清掃装置が用いられる紙幣処理装置の構成図
である。
【図2】本発明の実施例に係わる紙葉移送装置およびこ
の紙葉移動装置が用いられる紙幣処理装置の構成図であ
る。
の紙葉移動装置が用いられる紙幣処理装置の構成図であ
る。
【図3】図1に示す1万円札収納部に紙幣(1万円)を
収納させる機構を説明するための図である。
収納させる機構を説明するための図である。
【図4】図1に示すアームを用いて千円札収納部に紙幣
を取り込む場合を動作を説明するための図である。
を取り込む場合を動作を説明するための図である。
2… 紙幣 3,4… 光センサ 6,7,8,76,77,78… パイプ 9… モータ 19… 送り込みローラ 19a…高摩擦性の溝付ゴムチップ 20,25… 紙幣送り羽根車 21,26… ゲートローラ 22… 搬送ピンチローラ 38… 札挿入口 39… 釣り札出口 40,41,42,43… 切換部 50,51… アーム
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 29/24 B65H 29/24 A // G01V 9/00 9406−2G G01V 9/00 C 8/10 9406−2G 9/04
Claims (2)
- 【請求項1】紙葉の搬送を駆動するモータを冷却するた
めのファンを有する紙葉処理装置であって、 前記ファンから吹き出されたエアーを流入し、前記紙葉
の搬送経路に設けられ前記紙葉の通過を検出するセンサ
に向かって流出するエアー伝達手段を有する紙葉処理装
置。 - 【請求項2】紙葉の搬送を駆動するモータを冷却するた
めのファンからのエアー吹き出し力あるいはエアー吸引
力を紙葉の搬送を付勢するように紙葉に加える紙葉処理
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3105595A JPH08227475A (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 紙葉処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3105595A JPH08227475A (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 紙葉処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08227475A true JPH08227475A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=12320806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3105595A Pending JPH08227475A (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 紙葉処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08227475A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000169008A (ja) * | 1998-12-04 | 2000-06-20 | Toshiba Corp | 券類処理装置 |
JP2008290789A (ja) * | 2007-05-22 | 2008-12-04 | National Printing Bureau | 紙葉類処理装置 |
-
1995
- 1995-02-20 JP JP3105595A patent/JPH08227475A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000169008A (ja) * | 1998-12-04 | 2000-06-20 | Toshiba Corp | 券類処理装置 |
JP2008290789A (ja) * | 2007-05-22 | 2008-12-04 | National Printing Bureau | 紙葉類処理装置 |
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