JP2000189901A - 紙葉類分離装置 - Google Patents

紙葉類分離装置

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JP2000189901A
JP2000189901A JP10366710A JP36671098A JP2000189901A JP 2000189901 A JP2000189901 A JP 2000189901A JP 10366710 A JP10366710 A JP 10366710A JP 36671098 A JP36671098 A JP 36671098A JP 2000189901 A JP2000189901 A JP 2000189901A
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Shinji Miyagawa
真司 宮川
Toshihiko Tajiri
利彦 田尻
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 様々な厚さが混在した紙葉類の分離時に重送
や姿勢不良を防止し、フォーク動作を円滑にし紙葉類の
間の隙間発生を軽減すること。 【解決手段】 紙葉類を搬送する搬送手段と、紙葉類を
1枚ずつに分離して前記搬送手段へ送り込む分離手段
と、分離される紙葉類の束を送り部材により順次前記分
離手段へ送り込む供給手段とを有する紙葉類分離装置に
おいて、前記分離手段により分離された紙葉類の厚さを
測定する厚さ測定手段と、前記厚さ測定手段で測定した
厚さデータに基づき次に分離される紙葉類の厚さ量を予
測し、該厚さデータと該予測した紙葉類の厚さ量とを基
に前記送り部材の送り量を制御する制御手段とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙葉類を分離する
紙葉類分離装置に関し、特に、郵便物区分集積装置で郵
便物を分離する紙葉類分離装置に適用して有効な技術に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の紙葉類分離装置としては、例え
ば、特開平1−92139号公報に開示されているよう
な郵便物区分集積装置の紙葉分離機構が挙げられる。
【0003】この郵便物区分集積装置の紙葉類分離機構
では、供給部の分離される郵便物の束を、供給部のフォ
ークによって支えながら分離部の回転する分離ベルトに
順次適切な圧力で押し付け、分離ベルトの回転力を利用
して1枚ずつ分離する構造となっている。
【0004】このときフォークの動作制御は、分離ベル
トに押し付けられた郵便物の圧力を検知するレバーとそ
のレバーにより作動するレバー検知センサを用いて行わ
れ、そのフォークの動作は、郵便物の圧力がある圧力以
上になるとレバーが押されてレバー検知センサがオフし
てフォークが停止し、ある圧力以下になるとレバーが戻
りレバー検知センサがオンしてフォークが駆動される制
御になっている。
【0005】また、特開昭50−73374号公報の紙
葉類の供給取り出し装置に開示されているように、郵便
区分集積装置に紙葉類の厚さを測定する手段を設け、厚
さ測定手段で測定した厚さ分フォークを送る動作制御を
行うものもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】郵便物区分集積装置の
紙葉類分離機構では、様々な厚さが混在した郵便物の束
を順次途切れることなく分離することが要求される。
【0007】しかし、厚い郵便物が分離されたときにレ
バー検知センサがオンするようにレバー設定を行うと、
薄い郵便物が連続して分離される場合、レバー検知セン
サがオンしてフォークが駆動されるまでの時間に分離さ
れる郵便物は分離ベルトとの間に隙間があくことから適
切に分離されず、この隙間があくと斜行したり幅方向に
ずれるなど姿勢不良を起こして搬送ジャム等の障害を起
こす原因になったり、あるいは処理処理速度が落ちてし
まい効率が低下したりすることがあるという問題点があ
った。
【0008】また、反対に薄い郵便物が分離されたとき
にレバー検知センサがオンするようにレバー設定を行う
と、同じく薄い郵便物が連続して分離される場合、次に
分離される郵便物と分離ベルトとの隙間がほとんどない
のに常時フォークが駆動されて、後続の郵便物の束から
の圧力が過大となることから次に分離される郵便物の抵
抗となり、重送の原因や、斜行したり幅方向にずれるな
ど姿勢不良を起こして搬送ジャム等の障害を起こす原因
になることがあるという問題点があった。
【0009】また、特開昭50−73374号公報に開
示される紙葉類の供給取り出し装置では、紙葉類の厚さ
を測定してフォークを動かすまでにはある程度の時間が
かかるため、同様に紙葉類の間に隙間が発生し、分離時
に重送や姿勢不良を起こすことがあるという問題点があ
った。
【0010】本発明の目的は、様々な厚さが混在した紙
葉類の分離時に重送や姿勢不良を防止し、フォーク動作
を円滑にし紙葉類の間の隙間発生を軽減することが可能
な技術を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0012】紙葉類を搬送する搬送手段と、紙葉類を1
枚ずつに分離して前記搬送手段へ送り込む分離手段と、
分離される紙葉類の束を送り部材により順次前記分離手
段へ送り込む供給手段とを有する紙葉類分離装置におい
て、前記分離手段により分離された紙葉類の厚さを測定
する厚さ測定手段と、前記厚さ測定手段で測定した厚さ
データに基づき次に分離される紙葉類の厚さ量を予測
し、該厚さデータと該予測した紙葉類の厚さ量とを基に
前記送り部材の送り量を制御する制御手段とを備える。
【0013】また、紙葉類を搬送する搬送手段と、紙葉
類を1枚ずつに分離して前記搬送手段へ送り込む分離手
段と、分離される紙葉類の束を送り部材により順次前記
分離手段へ送り込む供給手段とを有する紙葉類分離装置
において、前記一枚ずつに分離された紙葉類の厚さを測
定する厚さ測定手段と、前記一枚ずつに分離された紙葉
類の長さと幅を測定する長さ・幅測定手段と、前記厚さ
測定手段で測定した厚さデータと前記長さ・幅測定手段
で測定した長さ・幅データに基づき次に分離される紙葉
類の厚さ量を予測し、該厚さデータと、該長さ・幅デー
タと、該予測した紙葉類の厚さ量とを基に前記送り部材
の送り量を制御する制御手段とを備える。
【0014】さらに、紙葉類を搬送する搬送手段と、紙
葉類を1枚ずつに分離して前記搬送手段へ送り込む分離
手段と、分離される紙葉類の束を送り部材により順次前
記分離手段へ送り込む供給手段と、前記分離手段により
分離された紙葉類の厚さを測定し、その厚さが許容範囲
内でないものを排除する不適正紙葉類排除手段とを有す
る紙葉類分離装置において、前記不適正紙葉類排除手段
により測定された厚さデータに基づき、次に分離される
紙葉類の厚さ量を予測し、該予測した紙葉類の厚さ量を
基に前記送り部材の送り量を制御する制御手段を備え
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を用いて詳細
に説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施形態である紙葉類
分離装置の構成を説明するための概略図である。図2
は、本発明の一実施例である紙葉類分離装置を搭載した
郵便区分集積装置の構成を示した図である。また、図3
は、図1に示す紙葉類分離装置の主要部分を示す斜視図
である。なお、本実施形態では、紙葉類として郵便物を
取り挙げ、紙葉類分離装置の一例として郵便物分離装置
を取り挙げて説明する。
【0017】図2に示すように、郵便区分集積装置は、
本実施形態の紙葉類分類装置に当たる郵便物分離装置1
00と、郵便物を挟持搬送する搬送路110と、郵便物
に書かれた宛先情報を読み取る読み取り部120と、マ
トリックス状に配置された複数の集積箱からなり、読み
取り部120で読み取られた宛先情報に基づいて割り当
てられた郵便物を集積する集積部130と、局員が郵便
区分集積装置の操作を入力する操作部140と、搬送さ
れてくる郵便物を格段に振り分ける分岐搬送路150
と、から構成される。
【0018】郵便物分離装置100は、図1,図3に示
すように、郵便物の束1を1枚ずつ分離して駆動源16
で駆動される搬送路3へ送り出す分離ベルト4と、郵便
物2を分離ベルト4に吸い付ける吸気口5と、分離ベル
ト4に押し付けられた郵便物の圧力を検出するレバー6
と、そのレバー6により作動されるレバー検知センサ7
と、ばね8のばね力で分離ベルト4に対向して押し付け
られて郵便物2が通過すると厚み分移動する揺動ローラ
9と、その揺動ローラ9の移動量を計測する厚さセンサ
10と、郵便物の長さや幅を計測するラインセンサ11
と、郵便物の通過を検知する通過センサ19と、分離ベ
ルト4の駆動源17と、吸気口5から空気を吸引するポ
ンプ18からなる分離部と、供給台12に載せられて待
機している郵便物の束1を分離部へ送り出すフォーク1
3と、搬送路3で搬送される郵便物2の厚さを測定し、
その厚さが所定値以内であるかを判定し、所定値以外の
郵便物を排除する不適正郵便物排除部20と、フォーク
の移動を検出するフォーク位相センサ21と、厚さセン
サ10やラインセンサ11の出力データに基づきフォー
ク13の駆動源14の動作制御を行う制御部15とを備
える。
【0019】次に、図4に示す制御ダイアグラムを基に
本実施形態の郵便物分離装置100の動作を図1を用い
て説明する。
【0020】起動スイッチ(図示せず)が押下されると
(401)、吸気口5、搬送路3が起動し(403)、
分離ベルト4が起動され(405)、レバー6は局員に
よって供給台12にセットされた郵便物の束1が分離ベ
ルト4に押し付けられるまでは作動しない。
【0021】このようにレバー6が動作していないと、
レバー検知センサ7はライトなので(421)フォーク
13が起動されている状態になる(423)。
【0022】以降、フォーク13によって分離ベルト4
へ押し付けられた郵便物の束1のうち、次に分離される
郵便物2が分離ベルト4に吸着されることによって搬送
路3の方向へ送り出されていく。その郵便物2の先端が
通過センサ19に到達して通過センサ19がダークにな
ると(407)分離ベルト4を停止する(409)。
【0023】その後、郵便物2が更に搬送路3に送り込
まれて、郵便物2の後端が通過センサ19に到達して通
過センサ19がライトになると(411)再び分離ベル
ト4を起動し(405)、次の郵便物を送り出すルーチ
ンを繰り返す。このようにして、郵便物の束1は順次分
離されていく。
【0024】次に、1枚目の郵便物を分離してから実測
厚さ制御への流れを説明する。
【0025】郵便物の束1がフォーク13によって分離
ベルト4に押し付けられると、レバー6が作動し、レバ
ー検知センサ7がダークになり(425)、フォーク1
3が停止する(427)。ここで判定(429)で、実
測厚さ制御を選択し、判定(430)で後述するフォー
クが分離ベルト位置到達の場合を除いて判定(431)
で待機する。
【0026】郵便物2が分離されて郵便物2の先端が揺
動ローラ9を通過すると、揺動ローラ9は郵便物2の厚
み分ばね8のばね力に抗して厚さセンサ10側へ移動さ
れ(451)、この時点では予測制御を行っていないの
で判定(453)→(457)へ判定されて厚さ計測を
開始する(457)。
【0027】郵便物2が更に送り込まれて郵便物2の後
端が揺動ローラ9を通過すると揺動ローラ9が元の位置
に戻るので(459)、厚さセンサ10での計測を終了
する(461)。
【0028】その後、制御部15でデータ処理をして郵
便物2の厚さ値を確定した後(463)、この時点では
実測厚さ制御中なので判定(465)→(467)へ判
定されて、郵便物2の実測厚さ分フォーク13を移動す
るようにフォーク13の駆動源14に指示を出し(46
7)、(469)→(473)と判定されて判定(45
1)へ戻って次の郵便物の到達まで待機するルーチンを
繰り返す。
【0029】このとき判定(467)指示に基づいて
(431)フォーク13が移動開始し(433)、郵便
物2の実測厚さ分フォーク13を移動させて(435)
フォーク13の移動を停止し(437)、実測厚さ制御
を続けるので判定(439)→(430)へ判定されて
後述するフォークが分離ベルト位置到達の場合を除いて
判定(431)で次のフォーク移動指示まで待機するル
ーチンを繰り返す。
【0030】ここでフォーク位相センサ21でフォーク
13が分離ベルト位置到達を検知している場合は、フォ
ーク厚さ分の郵便物の隙間と、更に次のフォークまでの
区切り内にある郵便物の束相互間の隙間をなくすように
フォーク13を送る制御をする。すなわち判定(43
0)から判定(423)へ判定されてフォーク13を起
動し、次のフォーク13までの区切り内にある郵便物の
束がすべて分離ベルト4に押し付けらてレバーセンサ7
がダークになるまでフォーク13を移動させた後(42
5)フォーク13を停止させ(427)、判定(42
9)で実測厚さ制御を選択して判定(430)から判定
(431)で次のフォーク移動指示まで待機するルーチ
ンに戻る。
【0031】また、本実施形態の郵便物分離装置100
では上記で説明したように厚さセンサ10で測定した郵
便物の厚さ分フォーク13を送る実測厚さ制御を行うだ
けでなく、更に一定枚数以上同じ厚さの郵便物が続いた
ら同じ郵便物の束を分離していると制御部15で判断し
て次に分離される郵便物の厚さを予測し、分離直後即刻
予測厚さ分フォーク13を送る動作制御を次に異なる厚
さになるまで続ける予測厚さ制御を行うことにある。
【0032】次に、フォーク13の制御で、実測厚さ制
御中に同じ郵便物が送られてきた場合の予測厚さ制御の
流れを説明する。実測厚さ制御中に計測した厚さが同じ
郵便物がx枚(xは2以上任意の自然数)続いた場合
は、判定(469)→(471)と判定されて予測厚さ
制御が開始されて(471)、判定(451)へ戻って
次の郵便物の到達まで待機する。
【0033】次の郵便物が分離されて郵便物2の先端が
揺動ローラ9を通過すると、揺動ローラ9は郵便物2の
厚み分ばね8のばね力に抗して厚さセンサ10側へ移動
され(451)、予測厚さ制御中なので判定(453)
→(455)へ判定されて、予測される厚さ分すなわち
x枚続いている郵便物の厚さ分フォーク13を移動する
ようにフォーク13の駆動源14に指示を出す(45
5)。
【0034】その後、前記実測厚さ制御と同様に厚さ計
測を行い(457、459、461、463)、予測厚
さ制御中なので判定(465)→(469)へ判定され
る。郵便物の厚さ値が再び同じ場合には予測厚さ制御が
継続されて(471)、判定(451)へ戻って次の郵
便物の到達まで待機するルーチンを繰り返す。
【0035】郵便物の厚さ値が異なる場合には予測厚さ
制御を中止し(473、475)、判定(451)へ戻
って次の郵便物の到達まで待機し、実測厚さ制御のルー
チンへ戻る。
【0036】このように、厚さセンサ10で測定した厚
さ分フォーク13を送る動作制御を制御部で行い、一定
枚数以上同じ厚さの郵便物2が続いたら同じ郵便物の束
1を分離していると制御部15で判断して次に分離され
る郵便物の厚さを予測し、分離直後即刻予測厚さ分フォ
ーク13を送る動作制御を次に異なる厚さになるまで続
けることで、郵便物が分離された直後にフォークが移動
できるので、次に分離される郵便物2と分離ベルト4と
の隙間が厚さ計測結果を待つ間も図1に示す隙間tがあ
くことがなくなるので、様々な厚さが混在した紙葉類の
分離時に重送や姿勢不良を防止し、フォーク動作を円滑
にし郵便物の間の隙間発生を軽減することが可能とな
る。
【0037】さらに、上述した不適正郵便物排除部20
では、ばね、揺動ローラ、厚さセンサ、ラインセンサを
有しているので、新規にばね8、揺動ローラ9、厚さセ
ンサ10、ラインセンサ11等を設けなくても、不適正
郵便物排除部20で郵便物の厚さ測定処理を代用するこ
ともできる。
【0038】この場合は厚さセンサ10を分離出口に配
置しないので、上述と同様に実測厚さ制御の流れを行っ
てある郵便物の厚さ値が確定したときには、不適正郵便
物排除部20から分離部までの間に既に分離されている
何枚か分の厚さを加えた加算厚さ値が図1に示す隙間t
として開いたままになってしまうので、この場合は実測
厚さ制御を行わずに予測厚さ制御を行う。
【0039】このときの制御は、1枚目の分離で郵便物
の束1がフォーク13によって分離ベルト4に押し付け
られると、レバー6が作動してレバー検知センサ7がダ
ークになり(425)、フォーク13が停止する。
【0040】ここで判定(429)で、予測・実測厚さ
制御を行わないを選択して判定(421)で待機する。
以下レバー検知センサ7がライトになったら(421)
フォーク13を起動し(423)、レバー検知センサ7
がダークになったら(425)13フォークを停止する
(427)ルーチンを繰り返す。この間郵便物の厚さ計
測は上述したように、(451)→(453)→(45
7)→(459)→(461)→(463)→(46
5)→(469)→(473)→(451)のルーチン
で行う。
【0041】このときに計測した厚さが同じ郵便物がx
枚(xは2以上任意の自然数)続いた場合は、判定(4
69)→(471)と判定されて予測厚さ制御が開始さ
れて(471)、判定(451)へ戻る。
【0042】この判定(471)指示に基づいて、前記
レバー検知センサ7によるフォーク13制御のルーチン
で次に判定(429)に到達したときに予測厚さ制御を
選択する。
【0043】以降同じ厚さ値の郵便物が続く場合は予測
厚さ制御の流れに従ったルーチンで動作する。郵便物の
厚さ値が異なる場合には予測厚さ制御を中止し(47
3、475)、判定(451)へ戻った後、判定(47
5)指示に基づいて、次に判定(439)に到達した後
判定(421)に戻り、前記レバー検知センサ7による
フォーク13の制御のルーチンに戻る。
【0044】このように、郵便類分離装置100では、
様々な厚さが混在した郵便物を扱うが、企業からのダイ
レクトメール等を受け付けて宛先別に区分する場合が多
くあり、厚さが同じ郵便物を連続して分離する場合が多
くあるので、同じ郵便物を連続して分離していることを
判断できれば次に分離される郵便物の厚さを予測できる
ので、上記のようにフォークの起動を早期にかつ一定に
行うことができるので、新規にばね8、揺動ローラ9、
厚さセンサ10、ラインセンサ11等を設けなくても、
従来からある不適正郵便物排除部20で郵便物の厚さ測
定処理を代用することも可能である。これにより、郵便
区分集積装置のコストを増大させることなく、様々な厚
さが混在した郵便物の分離時に重送や姿勢不良を防止
し、フォーク動作を円滑にし郵便物の間の隙間発生を軽
減することが可能となる。
【0045】また、図4に示す制御ダイアグラムにおい
て、判定(457)から(463)の計測で、厚さセン
サ10からの厚さデータに加えて、ラインセンサ11で
郵便物の長さデータ、幅データを計測し、判定(46
9)で厚さデータに加え、長さデータ、幅データを含め
て同一メールであるかどうかの判定を行うと、さらに正
確な判定が行える。
【0046】また、厚さセンサ10は、ばね8、揺動ロ
ーラ9をなくして、光学式に搬送路までの距離を計測し
て、郵便物通過時の距離変化から厚さを算出するセンサ
を用いてもよい。
【0047】以上、説明してきたように、本発明によれ
ば、紙葉類の厚さ測定手段を設け、厚さ測定手段で測定
した厚さ分フォークを送る動作制御を制御部で行い、且
つ一定枚数以上同じ厚さの紙葉類が続いたら同じ紙葉類
の束を分離していると制御部で判断して次に分離される
郵便物の厚さを予測し、分離直後即刻予測厚さ分フォー
クを送る動作制御を次に異なる厚さになるまで続けるの
で、次に分離される郵便物が分離ベルトとの間に隙間が
あいて斜行したり幅方向にずれるなど姿勢不良を起こし
て搬送ジャム等の障害を起こす原因になったり、処理処
理速度が落ちてしまい効率が低下したり、あるいは後続
の郵便物の束からの圧力が過大となり抵抗となり、重送
の原因になったり、斜行したり幅方向にずれるなど姿勢
不良を起こして搬送ジャム等の障害を起こす原因になる
ことが防止され、様々な厚さが混在した紙葉類の分離時
にフォーク動作を円滑にし紙葉類の間に隙間が発生しな
い高信頼度な紙葉類分離装置が実現可能である。
【0048】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、
前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論で
ある。
【0049】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0050】紙葉類の厚さ測定手段を設け、厚さ測定手
段で測定した厚さ分フォークを送る動作制御を制御部で
行い、且つ一定枚数以上同じ厚さの紙葉類が続いたら同
じ紙葉類の束を分離していると制御部で判断して次に分
離される郵便物の厚さを予測し、分離直後即刻予測厚さ
分フォークを送る動作制御を次に異なる厚さになるまで
続けるので、様々な厚さが混在した紙葉類の分離時に重
送や姿勢不良を防止し、フォーク動作を円滑にし紙葉類
の間の隙間発生を軽減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる紙葉類分離装置の構
成を説明するための概略図である。
【図2】本発明の一実施例である紙葉類分離装置を搭載
した郵便区分集積装置の構成を示した図である。
【図3】図1に示す紙葉類分離装置の主要部分を示す斜
視図である。
【図4】郵便物分離装置の動作を示す制御ダイアグラム
を示した図である。
【符号の説明】
1…郵便物の束、2…郵便物、3…搬送路、4…分離ベ
ルト、5…吸気口、6…レバー、7…レバー検知セン
サ、8…ばね、9…揺動ローラ、10…厚さセンサ、1
1…ラインセンサ、12…供給台、13…フォーク、1
4…フォークモータ、15…制御部、16…搬送モー
タ、17…分離モータ、18…ポンプ、19…通過セン
サ、20…不適正郵便物排除部、21…フォーク位相セ
ンサ、100…郵便物分離装置、110…搬送路、12
0…読み取り部、130…集積部、140…操作部、1
50…分岐搬送路。
フロントページの続き Fターム(参考) 3F079 AA01 BA03 BA09 CA18 CA19 CA20 CB33 DA12 3F343 FA06 FA17 FB11 GA04 GB01 GC04 GD01 HA12 HA33 HD15 JB05 JB19 JD03 JD27 JD33 MA03 MA15 MA27 MA54 MB03 MB15 MC02 MC23

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類を搬送する搬送手段と、紙葉類を
    1枚ずつに分離して前記搬送手段へ送り込む分離手段
    と、分離される紙葉類の束を送り部材により順次前記分
    離手段へ送り込む供給手段とを有する紙葉類分離装置に
    おいて、 前記分離手段により分離された紙葉類の厚さを測定する
    厚さ測定手段と、 前記厚さ測定手段で測定した厚さデータに基づき次に分
    離される紙葉類の厚さ量を予測し、該厚さデータと該予
    測した紙葉類の厚さ量とを基に前記送り部材の送り量を
    制御する制御手段とを備えたことを特徴とする紙葉類分
    離装置。
  2. 【請求項2】 紙葉類を搬送する搬送手段と、紙葉類を
    1枚ずつに分離して前記搬送手段へ送り込む分離手段
    と、分離される紙葉類の束を送り部材により順次前記分
    離手段へ送り込む供給手段とを有する紙葉類分離装置に
    おいて、 前記一枚ずつに分離された紙葉類の厚さを測定する厚さ
    測定手段と、 前記一枚ずつに分離された紙葉類の長さと幅を測定する
    長さ・幅測定手段と、 前記厚さ測定手段で測定した厚さデータと前記長さ・幅
    測定手段で測定した長さ・幅データに基づき次に分離さ
    れる紙葉類の厚さ量を予測し、該厚さデータと、該長さ
    ・幅データと、該予測した紙葉類の厚さ量とを基に前記
    送り部材の送り量を制御する制御手段とを備えたことを
    特徴とする紙葉類分離装置。
  3. 【請求項3】 紙葉類を搬送する搬送手段と、紙葉類を
    1枚ずつに分離して前記搬送手段へ送り込む分離手段
    と、分離される紙葉類の束を送り部材により順次前記分
    離手段へ送り込む供給手段と、前記分離手段により分離
    された紙葉類の厚さを測定し、その厚さが許容範囲内で
    ないものを排除する不適正紙葉類排除手段とを有する紙
    葉類分離装置において、 前記不適正紙葉類排除手段により測定された厚さデータ
    に基づき、次に分離される紙葉類の厚さ量を予測し、該
    予測した紙葉類の厚さ量を基に前記送り部材の送り量を
    制御する制御手段を備えたことを特徴とする紙葉類分離
    装置。
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