JPH08226830A - プラント監視装置 - Google Patents

プラント監視装置

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Publication number
JPH08226830A
JPH08226830A JP5528295A JP5528295A JPH08226830A JP H08226830 A JPH08226830 A JP H08226830A JP 5528295 A JP5528295 A JP 5528295A JP 5528295 A JP5528295 A JP 5528295A JP H08226830 A JPH08226830 A JP H08226830A
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JP
Japan
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data
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cursor
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time
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Application number
JP5528295A
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English (en)
Inventor
Rika Nakajima
理華 中島
Koji Saito
幸司 斎藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 記録部1は、プロセスデータをプラントから
取込み記録データを記録データベース2へ保存し、編集
要求データ作成部5は、編集要求データを作成する。デ
ータ編集部3は、編集要求データによる所定の個数毎に
順次記録データベースから記録データを取込み、取込ま
れた記録データの内で最大値と最小値との記録データを
選抜して表示用データを編集する。グラフ表示部4は、
表示用データと固定表示データとからグラフ表示データ
を作成して表示装置7へ出力する。 【効果】一時的な突然変化した記録データを見過ごすこ
とを回避できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラントの状態を的確
に容易に把握するために好適なプラント監視装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】以前、一般にハード構成の汎用記録計に
プラントデータを記録させてプラントデータの変化を把
握することが行われていた。このハード構成の汎用記録
計では、巻取られたまたは折り畳んだ記録紙を記録後に
広げて記録紙上に記録された記録データの変化状態の把
握がされていた。
【0003】ところが、ハード構成の汎用記録計は、記
録紙の保管や記録データの読取りが不便で、かつ、入力
点種類の変更等に対応ができず、今日では、計算機のソ
フト処理を活用したものが多く採用されている。
【0004】計算機を用いた記録計は、プラント監視装
置にも多く適用され、プラントから時系列にプラントデ
ータを収録して、収録された記録データを取出して表示
装置に表示させ、プラントの状態や事故の解析等に用い
られている。
【0005】図24は、この種のプラント監視装置の一
例を示す構成図である。
【0006】図中、プラント監視装置Aは、記録部1と
記録データベース2とデータ編集部3とグラフ表示部4
と編集要求データ作成部5と対話処理部6と表示装置7
と入力装置8から構成されている。
【0007】ここで、記録部1は、プロセスデータa0
1をプラントから取込み記録データa11を記録データ
ベース2へ保存する。記録データベース2は、プロセス
入力点である入力種別毎に時刻とデータとからなる記録
データを時系列に所定の周期で保存している。
【0008】データ編集部3は、編集要求データa14
に応じて記録データベース2から対応する記録データa
15を抽出して表示用データを作成する。グラフ表示部
4は、表示用データと固定表示データとからグラフ表示
データa06を作成して表示装置7へ出力する。
【0009】編集要求データ作成部5は、対話処理部6
からのグラフ表示要求データa13に従って、記録デー
タベース2の記録データをどのように表示装置7に表示
するかの編集方針としての編集要求データa14を作成
する。対話処理部6は、入力装置8と表示装置7を介し
てオペレータと対話処理する。
【0010】以上の構成で、まず、入力装置8から対話
処理部6へグラフ要求起動信号a02が入力され対話処
理部6からグラフ要求起動信号a03が編集要求データ
作成部5へ入力される。さらに、データ編集部3へグラ
フ要求起動信号a04が入力され、それぞれ起動する。
【0011】次に、入力装置8からグラフ表示要求デー
タa12が対話処理部6を介してグラフ表示要求データ
a13として編集要求データ作成部5へ入力される。
【0012】編集要求データ作成部5では、図25に示
す処理手順に従って処理がされる。
【0013】ここで、グラフ表示要求データa13は、
図26に示すように入力点パラメータa13aと開始時
刻a13bと終了時刻a13cとから構成され、図26
では、入力点パラメータがA,開始時刻’94−8−2
3 22:00:00,終了時刻’94−8−24
5:00:00となっている。
【0014】編集要求データ作成部5では、まず、グラ
フ表示要求データa13に基づいて、次の式(1)で、
表示要求期間を算出する(90,91)。
【0015】 表示要求期間=終了時刻−開始時刻−−−−(1)
【0016】ここでは、例えば、終了時刻(94−8−
24 5:00)−開始時刻(94−8−23 22:
00)=7時間が算出される。
【0017】続いて、表示要求期間に含まれる全記録デ
ータ数pを次の式(2)から算出する(92)。
【0018】 全記録データ数=(表示要求期間×60×60)/記録保存周期−−−(2)
【0019】例えば、表示要求期間が7時間で、記録保
存周期6秒とすると全記録データ数pは4200とな
る。
【0020】続いて、いわゆる間引き数(全記録データ
数を所定の個数毎に区切って区切られた範囲の記録デー
タを選抜するために定める所定の個数)を次の式(3)
により求める(93)。
【0021】間引き数=P/Qの商−−−−(3)
【0022】ここで、P=全記録データ数 Q=表示装置に表示可能な全記録データ数(表示データ
数)
【0023】例えば、全記録データ数4200、表示装
置に表示可能な全記録データ数である表示データ数Q1
000とすれば、間引き数は4となる。
【0024】上記の計算によって図27に示す編集要求
データa14が作成されデータ編集部3へ出力される。
【0025】この図27に示す編集要求データa14
は、入力点種別a14a,開始時刻a14b,間引き数
a14c,表示データ数a14dからなり、入力点種別
がA、開始時刻が’94−8−24 22:00:0
0,間引き数が4、表示データ数が1000となってい
る。
【0026】次に、データ編集部3は、図28に示す如
くの記録データベース2を検索する。すなわち、記録デ
ータベース2は、データ種別毎に時刻(T)2aと値
(Y)2bとからなって一定の周期で時系列に記録デー
タを記録保存するように構成されている。
【0027】データ編集部3では、図29の上段に示す
記録データベース2の先頭から間引き数の最初の記録デ
ータを取出し(図示矢印)、図示下段のように時刻(T
1)3aと値(Y1)3bの領域に保存する。
【0028】続いて、2回目を取出して下段へ保存し3
回目さらに4回目と順次取出す。この結果、図29の下
段のように表示用データが作成される。
【0029】この図によれば、時刻’94−8−23
22:00:00の値10から24秒間隔で値14,1
4,11・・・・が保存されている。この表示用データ
が作成されるとデータ編集部3がグラフ表示部4へ起動
信号a05を出力すると共に、表示用データa16を出
力する。グラフ表示部4は固定表示データと表示用デー
タとからグラフ表示データを作成し、図30に示すよう
にプラント監視装置Aの表示装置7の表示エリア7aへ
表示される。このプラント監視装置Aの外観は表示装置
7の表示エリア7aと入力装置8の対話エリア8aとが
設けられている。このようにして、いわゆる間引きを行
ってデータ伝送量や表示量を減少させてグラフ表示を行
う。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図24
で説明した従来のプラント監視装置Aでは、第1に、記
録データベース2に記録保存された一時的に突然変化し
た記録データを見過ごすおそれがあり、また、第2に、
表示装置7に表示されたグラフ表示から記録データの値
を正確に読取ること等に難点がある。
【0031】まず、第1の問題を図31を参照して説明
すると、記録データベース2へ記録保存された図29に
示す如くの記録データを編集しないでそのまま時系列に
グラフを描いてみると図31の上段のグラフ表示50の
ように’94−8−23 22:00:36に記録デー
タが50となっている(図示太い矢印)。
【0032】ところが、従来のデータ編集部3によって
単純に、いわゆる間引きを行って表示装置7に表示させ
ると、上段のグラフ表示50のように1回目,2回目,
3回目,4回目の記録データのみが選抜されて図31の
下段に示すグラフ表示51のように表示装置7に表示さ
れ、’94−8−23 22:00:36の記録データ
が見過ごされてしまう。このように、間引きの範囲に存
在する一時的な突然変化の記録データがデータ編集によ
って削除されることがあり実際のグラフと大きく異な
り、一時的な突然変化の記録データの監視に問題があ
る。
【0033】また、第2の問題として、従来の表示装置
7に表示されるグラフ表示において特定の時刻のデータ
値を読取るとき、データ値を視覚によって読取ってい
た。このため、正確に、かつ、簡単に読とることは困難
であった。
【0034】さらに、グラフ表示の2点間のデータ値の
比較や最大値となる時刻を読取るとき、表示画面に定規
等を当てて定規等を基準にしてグラフ表示の比較を行う
等の大変な手間を要していた。
【0035】そこで、本発明は、プラントの変化状態を
可能の限り正確にグラフ表示して再現すると共に、グラ
フ表示からオペレータが容易にプラントの状態を把握す
ることができるプラント監視装置を提供することを目的
とする。
【0036】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、記録
部によって収集されたプラントの記録データを記録保存
する記録データベースと記録データベースに記録保存さ
れた外部から要求された表示要求期間に対応する全記録
データの個数を所定の個数毎に区切り、区切られた範囲
の記録データから選抜した記録データを表示装置へ表示
するために、全記録データの個数と表示装置へ表示可能
な記録データの個数とから所定の個数を算出して編集要
求データを作成する編集要求データ作成部とを有し、こ
の編集要求データ作成部5により作成された編集要求デ
ータに基づいて記録データベースから記録データを選抜
して取込み表示用データを作成し表示装置へグラフ表示
してプラントを監視するプラント監視装置において、編
集要求データによる所定の個数毎に順次記録データベー
スから記録データを取込み、取込まれた記録データの内
で最大値と最小値との記録データを選抜して表示用デー
タを編集するデータ編集部とを備えるようにしたもので
ある。
【0037】請求項2の発明は、記録部により記録デー
タベースへ記録保存されたプラントの記録データを入力
装置からの要求によって取出して時刻とデータ値との座
標からなる表示装置へグラフ表示してプラントを監視す
るプラント監視装置において、時刻に対応する位置座標
である第1のカーソルとデータ値に対応する位置座標で
ある第2のカーソルとがクロスするクロスカーソルを表
示する一方、第1のカーソルの位置決め手段により第1
のカーソルの位置を決定すると、第1のカーソルとグラ
フ表示とが交差する点へ第2のカーソルを位置決め表示
するカーソル表示部とを備えるようにしたものである。
【0038】請求項3の発明は第1のカーソルの位置を
決定すると、予めグラフ表示上の時刻とデータ値とを記
憶するテーブルを参照して、第1のカーソルとグラフ表
示とが交差する点へ第2のカーソルを位置決め表示する
カーソル表示部を備えるようにしたものである。
【0039】請求項4の発明は、請求項3記載のプラン
ト監視装置において、カーソル表示部に第1のカーソル
とグラフ表示とが交差する点のデータ値を取り出し表示
する数値取出手段を付加するようにしたものである。
【0040】請求項5の発明は、請求項4記載のプラン
ト監視装置において、数値取出手段によりデータ値を取
出した時刻以降のデータ値を表示する数値表示部を付加
するようにしたものである。
【0041】請求項6の発明は、請求項5記載のプラン
ト監視装置において、カーソル表示部によりデータ値を
読取った時刻のデータ値を特定色で表示する一方、デー
タ値の前後の時刻に対応するデータ値を特定色と別の色
で表示する数値表示部を付加するようにしたものであ
る。
【0042】
【作用】請求項1のプラント監視装置によれば、データ
編集部により編集要求データの所定の個数毎に記録デー
タベースから順次記録データが取込まれ、取込まれた記
録データの内で最大値と最小値の記録データが選抜さ
れ、表示用データが編集される。そして、表示用データ
が表示装置へグラフ表示される。これによって、記録デ
ータベースに記録保存された記録データから最大値と最
小値の記録データが必ず表示装置に表示される。従っ
て、一時的な突然変化した記録データを見過ごすことが
回避され、プラントの状態の把握に必要な一時的な突然
の変化とプラント全体の傾向監視が確実にできる。
【0043】請求項2のプラント監視装置によれば、要
求によって時刻に対応する第1のカーソルを必要な位置
に移動して第1のカーソルの位置を決定すれば、第2の
カーソルが第1のカーソルとグラフ表示との交差する点
に表示される。これにより、第2のカーソルを第1のカ
ーソルとグラフ表示との交差する点まで移動して一致さ
せる煩雑な手間が不要となり、第1のカーソルの移動に
応じてその都度第2のカーソルを移動させる必要がな
く、第2のカーソルから容易に視覚でデータ値を読取る
ことができる。また、第2のカーソルを基準としてグラ
フ表示の各記録データを視覚で比較することができる。
【0044】請求項3のプラント監視装置によれば、第
1のカーソルの位置を決定すれば、予めグラフ表示上の
時刻とデータ値とを記憶するテーブルが参照されて、第
2のカーソルが第1のカーソルとグラフ表示との交差す
る点に表示される。これにより、第1のカーソルの移動
に応じてその都度第2のカーソルを移動させる必要がな
く、第2のカーソルから容易に視覚でデータ値を読取る
ことができる。また、第2のカーソルを基準としてグラ
フ表示の各記録データを視覚で比較することができる。
【0045】請求項4のプラント監視装置によれば、グ
ラフ表示と第1のカーソルとの交差する点のデータ値が
数値で表示されるから記録データを正確に知ることがで
きる。従って、従来のように視覚による不正確なデータ
値を読取るおそれがなく、読取る手間も不要となる。
【0046】請求項5のプラント監視装置によれば、第
1のカーソルとグラフ表示の交差点のデータ値を取出し
た時刻以降の複数のデータ値が表示される。これによっ
て、第1のカーソルを移動させ、第1のカーソルの位置
を決定してデータ値を読取る操作を繰返す必要がなく、
他の時刻の複数データが得られる。従って、複数のデー
タ値の数値による大小の比較が容易にできる。
【0047】請求項6のプラント監視装置によれば、取
出した時刻のデータ値とその前後の複数のデータ値が表
示され、時刻毎にデータ値を取出す手間が不要となる。
さらに、取出したデータ値の数値と他のデータ値の数値
とが別の色で表示されるから特定の時刻のデータ値と他
の時刻のデータ値を容易に区別して把握することができ
る。
【0048】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0049】図1は本発明の第1実施例を示すプラント
監視装置の構成図である。
【0050】図1が従来例を示す図24と同一符号は、
同一部分または相当部分を示し、両図が異なる主な点
は、データ編集部3とグラフ表示部4の構成を異にし、
データ編集部3Bとグラフ表示部4Bとし、一時的な突
然変化の記録データを確実に表示装置7に表示するよう
にしたことである。
【0051】データ編集部3Bは、編集要求データによ
る所定の個数毎に順次記録データベース2から記録デー
タを取込み、取込まれた記録データの内で最大値と最小
値との記録データを選抜して表示用データを編集するも
のである。グラフ表示部4Bは、表示用データの最大値
と最小値とを直線で結びグラフを表示装置7に表示する
ものである。
【0052】以上の構成で、まず、入力装置8から対話
処理部6へグラフ要求起動信号a02が入力され対話処
理部6からグラフ要求起動信号a03が編集要求データ
作成部5へ入力される。さらに、データ編集部3Bへグ
ラフ要求起動信号a04が入力され、それぞれ起動す
る。
【0053】次に、入力装置8からグラフ表示要求デー
タa12が対話処理部6を介してグラフ表示要求データ
a13として編集要求データ作成部5へ入力される。編
集要求データ作成部5は、従来例で説明した図25と同
様に処理を実行し図26に示すグラフ表示要求データa
13を入力すると、まず、グラフ表示要求データa13
に基づいて表示要求期間を算出する。ここでは、例え
ば、終了時刻(94−8−24 5:00)−開始時刻
(94−8−23 22:00)=7時間が算出され
る。
【0054】続いて、表示要求期間に含まれる全記録デ
ータ数pを算出する。例えば、表示要求期間が7時間
で、記録保存周期6秒とすると全記録データ数pは42
00となる。続いて、従来例と同様に間引き数を求め
る。
【0055】例えば、全記録データ数4200、表示装
置7に表示可能な表示データ1000とすれば、間引き
数は4となる。上記の計算によって得られる図27に示
す編集要求データa14が作成されデータ編集部3Bへ
出力される。
【0056】次に、データ編集部3Bでは、図2に示す
処理を実行し、表示要求期間内の記録データを記録デー
タベース2の検索により行う(110)。
【0057】最初、n=0とa=間引き数が設定される
(111)。そして、表示開始時刻の記録データを初め
のデータとして(112)、記録データのa×n個目か
ら記録データの(a×n)+(a−1))個目の範囲を
間引き範囲として記録データが順次取出される(11
3)。
【0058】例えば、間引き数(間引き範囲の記録デー
タ数)を4とすると、図3に示す記録データベース2で
は、’94−8−23、22:00:00から22:0
0:18までの4個の記録データ10,11,12,1
3が取出される。
【0059】次に、取出された間引き範囲の最大値と最
小値となる記録データが表示データとして選抜される
(114)。例えば、4個の記録データ10,11,1
2,13の最大値13と最小値10がここでは選択され
る。以上の処理は、全表示データ数、例えば、1000
まで繰返し処理される。この結果、図3の下段に示すよ
うな表示用データ52が作成される。
【0060】次に、グラフ表示部4Bでは、データ編集
部3Bからの信号a05により起動され、図4に示す処
理を実行し、最初n=0として表示用データa16を読
込み、グラフ上に最大値の記録データと最小値の記録デ
ータを一組としてプロットする(120〜123)。そ
して、最大値と最小値の記録データを直線で結ぶ表示を
する(123)。これを表示データ個数まで繰返して処
理する(125,126)。
【0061】例えば、図5に示すように、下段の表53
の時刻’94−8−23 22:00:00 最大値1
3,最小値10、時刻’94−8−23 22:00:
24、最大値50,最小値14・・・・というようにグ
ラフを表示する。この結果、図5の上段に示すグラフ表
示54がされ、一時的な突然の変化を確実に表示装置7
に表示される。
【0062】このように第1実施例によれば、データ編
集部3により編集要求データの所定の個数毎に記録デー
タベース2から順次記録データが取込まれ、取込まれた
記録データの内で最大値と最小値の記録データが選抜さ
れ、表示用データが編集される。そして、表示用データ
が表示装置7へグラフ表示される。これによって、記録
データベース2に記録保存された記録データから最大値
と最小値の記録データが必ず表示装置に表示される。従
って、一時的な突然変化した記録データを見過ごすこと
が回避され、プラントの状態の把握に必要な一時的な突
然の変化とプラント全体の傾向監視が確実にできる。
【0063】次に、本発明の第2実施例について図6を
参照して説明する。
【0064】図6が従来例を示す図24と同一符号は、
同一部分または相当部分を示し、両図が異なる主な点
は、プラント監視装置Cが図24にカーソル表示部9を
追設すると共に、対話処理部6の構成を異にし、対話処
理部6Cとし、さらに、クロスカーソルを表示してクロ
スカーソルを基準にしてグラフ表示の各記録データの比
較や数値を読取ることができるようにしたことである。
【0065】カーソル表示部9は、カーソル表示手段1
1と数値取出手段12からなり、カーソル表示手段11
は時刻に対応する位置座標であるカーソルとデータ値に
対応する位置座標であるカーソルとがクロスするクロス
カーソルを表示する一方、入力装置8により時刻に対応
するカーソルの位置を決定させると、時刻に対応するカ
ーソルとグラフ表示とが交差する点へデータ値に対応す
るカーソルを表示するものである。数値取出手段12は
時刻に対応するカーソルとグラフ表示とが交差する点の
数値を表示するものである。
【0066】以上の構成で、まず、対話処理部6Cの処
理をまとめて図7を参照して説明すると、入力装置8か
らグラフ表示要求データa12が対話処理部6を介して
グラフ表示要求データa13として編集要求データ作成
部5へ入力される(130)。そして、編集要求データ
作成部5により作成された編集要求データによってデー
タ編集部3が表示用データを作成する。表示用データが
作成されると対話処理部6Cからグラフ表示要求がされ
(131)、これにより表示装置7にグラフ表示がされ
る。
【0067】この状態でカーソル表示要求がされるとカ
ーソルが表示される(132)。さらに、数値読取モー
ド選択が入力されて数値が表示される(133)。
【0068】具体的には、まず、データ編集部3は、従
来例で説明したと同様にグラフ表示要求データを入力す
ると、グラフ表示要求データに基づいて表示要求期間を
算出する。続いて、表示要求期間に含まれる全記録デー
タ数pを算出する。続いて、いわゆる間引き数を求め
る。
【0069】上記の計算によって図27に示す編集要求
データa14が作成されデータ編集部3Bへ出力され
る。
【0070】次に、データ編集部3は、図28に示す如
くの記録データベース2を検索する。データ編集部3で
は、図29に示すように上段の記録データベース2の先
頭から間引き数の最初の記録データを取出し(図示矢
印)、図示下段のように保存する。
【0071】続いて、2回目を取出して下段へ保存し3
回目さらに4回目と順次取出す。この結果、図29の下
段のように表示用データが作成される。この図によれ
ば、時刻’94−8−23 22:00:00の値10
から24秒間隔で値14,14,11・・・・が保存さ
れる。
【0072】次に、対話処理部6Cからグラフ表示要求
があるとデータ編集部3がグラフ表示部4へ表示用デー
タを出力する。グラフ表示部4は固定表示データと表示
用データとからグラフ表示データを作成し、図8に示す
ようにプラント監視装置Cの表示エリア7aに出力して
グラフ表示する。
【0073】次に、カーソル表示部9の作用を説明す
る。
【0074】まず、対話処理部6Cからカーソル表示要
求b01の選択があるとカーソル表示モードとなり入力
装置8からの入力を待つ(140,141)。入力装置
8から入力があるとカーソルが表示され、入力された座
標データb11を読込む(142)。入力された座標デ
ータb11がグラフ表示内であるか否かの判定がされる
(143)。
【0075】この判定で、入力された座標がグラフ表示
内でないと再入力を待つ。入力された座標がグラフ表示
内の座標のとき、座標の変換を行いx軸の値を算出する
(144)。
【0076】例えば、図10に示す最上段の表示装置7
の表示エリア7a1全体枠の左下端を原点(0,0)と
して上端に1000dataを設定し、右端に1000
dataを設定し、表示エリア7a内へ入力された座標
を(px,py)とする。そして、図示中段に示す表示
エリア7a2の左下端を原点とし、入力された座標を
(gx,gy)として次の式(4)と式(5)によって
入力された座標を(gx,gy)を求める。
【0077】 gx=px−px0−−−−(4) gy=py−py0−−−−(5)
【0078】 ここで、px0=グラフ表示部の原点の座標値 py0=グラフ表示部の原点の座標値
【0079】上記入力された座標gxが求められると、
予め表示エリア7a1の座標と時刻との関係を定めた図
示しないテーブルから入力された座標gxに対する時刻
Txが抽出される。
【0080】さらに、予め定められている図10の下段
に示す時刻と値との関係のテーブル55が参照され、時
刻Txに対する値Yxが求められる(145)。
【0081】次に、図10の中段に示すように左右移動
方向の時刻に対応するカーソルに対して上下移動方向の
データ値に対応するカーソルが下方へ移動してグラフ表
示とクロスカーソルとが交差する(146)。このと
き、図8に示す数値読取りボタン8a2が押出されると
図10の中段のように数値表示56がされる(14
7)。
【0082】次に、図11の上段に示すように表示エリ
ア7a3にクロスカーソルとグラフ表示が交差し、数値
表示57が’94−10−22 10:35 40℃と
表示される。この状態で左右移動方向のカーソルを入力
装置8からの操作で図示矢印の右方向へ移動させると上
下方向のカーソルが図示下段の表示エリア7a4に示す
ように追従する。
【0083】そして、数値表示58が’94−10−2
2 10:50 220℃と表示される。
【0084】なお、クロスカーソルは図12に示すよう
に表示装置7の表示画面59と別の専用クロスカーソル
画面60に表示してもよい。
【0085】このように第2実施例によれば、入力装置
8からの要求によって時刻に対応するカーソルを必要な
位置に移動して時刻に対応するカーソルの位置を決定す
れば、デ−タ値に対応するカーソルが時刻に対応するカ
ーソルとグラフ表示との交差する点に表示される。これ
により、入力装置8から時刻に対応するカーソルとグラ
フ表示との交差する点まで移動して一致させる煩雑な手
間が不要となり、時刻に対応するカーソルの移動に応じ
てその都度デ−タ値に対応するカーソルを移動させる必
要がなく、デ−タ値に対応するカーソルから容易に視覚
でデータ値を読取ることができる。また、デ−タ値に対
応するカーソルを基準としてグラフ表示の各記録データ
を視覚で比較することができる。
【0086】次に、本発明の第3実施例について図13
を参照して説明する。
【0087】図13が従来例を示す図24と同一符号
は、同一部分または相当部分を示し、両図が異なる主な
点は、プラント監視装置Dが図24にカーソル表示部9
Dと数値表示部10とを追設すると共に、対話処理部6
の構成を異にし、対話処理部6Dとしたことである。
【0088】カーソル表示部9Dは、カーソル表示手段
11と数値取出手段12からなり、カーソル表示手段1
1は時刻に対応する位置座標であるカーソルとデータ値
に対応する位置座標であるカーソルとがクロスするクロ
スカーソルを表示する一方、入力装置8により時刻に対
応するカーソルの位置を決定させると、時刻に対応する
カーソルとグラフ表示とが交差する点へデータ値に対応
するカーソルを表示するものである。数値取出手段12
は時刻に対応するカーソルとグラフ表示とが交差する点
の数値を表示するものである。
【0089】数値表示部10は、数値取出手段12によ
りデータ値を読取った時刻以降のデータ値を表示するも
のである。
【0090】以上の構成で、対話処理部6Dは、図14
に示す処理を行い入力装置8からグラフ表示要求データ
a12を取込みグラフ表示要求データa13として編集
要求データ作成部5へ入力する(151)。
【0091】次に、編集要求データ作成部5では、図2
7に示す編集要求データを作成してデータ編集部3Bへ
出力する。次にデータ編集部3では、図29で説明した
ように表示用データを作成する。そして、対話処理部6
Dからグラフ表示要求があると表示用データがグラフ表
示部4へ出力される(152)。
【0092】グラフ表示部4は固定表示データと表示用
データとからグラフ表示データを作成し、表示装置7へ
出力する(153)。このとき、図15に示すプラント
監視装置Dの対話エリア8aのグラフ表示8a1が押さ
れると、表示エリア7aにグラフ表示がされカーソル表
示選択入力に移行する(154)。そして、カーソル表
示部9Dが起動され、数値一覧表示モード選択入力がさ
れると数値表示がされる(154〜157)。
【0093】次に、カーソル表示部9Dの処理を図16
を参照して具体的に説明する。
【0094】まず、カーソル表示モードとなると入力装
置8からの入力を待つ(161,162)。入力装置8
から入力があるとカーソルが表示され入力された座標デ
ータb11を読込む(163)。入力された座標データ
b11が表示エリア内であるか否かの判定がされる(1
64)。
【0095】この判定で、入力された座標がグラフ表示
内でないと再入力を待つ。入力された座標が表示エリア
内の座標のとき、図10で説明したように座標の変換と
x軸の値を算出する(165)。
【0096】上記表示エリア内の入力された座標gxが
求められると、予めグラフ表示内の座標と時刻との関係
を定めたテーブルから入力された座標gxに対する時刻
Txが抽出される。
【0097】さらに、予め定められている図10の下段
に示す時刻と値との関係のテーブルが参照され、時刻T
xに対する値Yxが求められる(166)。
【0098】次に、図10の中段で説明したように左右
移動方向のカーソルに対して上下移動方向のカーソルが
下方へ移動してグラフ表示とクロスカーソルとが交差す
る(167)。このとき、算出された読取データが格納
される(168)。ここで、図15に示す数値読取りボ
タン8a2が押されると数値表示部10に数値が表示さ
れる(169)。
【0099】次に、入力装置8から選択されると(15
6)、数値表示部10が起動され、図17に示す処理が
実行される。
【0100】まず、数値一覧表示モードとなり、数値読
取りした時刻以降の表示データの検索がされる(17
1)。この結果、例えば、図18に示す表61のように
時刻’94−8−23 22:00:24 値14が得
られる。
【0101】次に、時系列に順次格納される表示用デー
タから数値読取り時の時刻以降の表示用データを順次取
出し格納し、数値一覧表用データを作成する(172)
(173)。これにより、図19に示すように時刻と値
からなる数値一覧表用データ62が作成される。
【0102】その後に、図15に示す対話エリア8aの
数値一覧ボタン8a3が押されると数値一覧表を図20
に示すように表示する。すなわち、図20の上段の表6
3のように’94−8−23 22:00:24に数値
64の値14を読み取ると以降の数値データが図示下段
に示すように数値一覧表示される。
【0103】なお、数値読取モードは、他のモードが選
択されると解除され、数値一覧表示モードは、数値表示
部10の図20に示す終了ボタン8a4を選択すること
によって行う。
【0104】このように第3実施例によれば、入力装置
8からの要求によって時刻に対応するカーソルを必要な
位置に移動して時刻に対応するカーソルの位置を決定す
れば、デ−タ値に対応するカーソルが時刻に対応するカ
ーソルとグラフ表示との交差する点に表示される。これ
により、入力装置8から時刻に対応するカーソルとグラ
フ表示との交差する点まで移動して一致させる煩雑な手
間が不要となり、時刻に対応するカーソルの移動に応じ
てその都度デ−タ値に対応するカーソルを移動させる必
要がなく、デ−タ値に対応するカーソルから容易に視覚
でデータ値を読取ることができる。また、デ−タ値に対
応するカーソルを基準としてグラフ表示の各記録データ
を視覚で比較することができる。さらに、時刻に対応す
るカーソルとグラフ表示の交差点のデータ値を読取った
時刻以降の複数のデータ値が表示される。これによっ
て、時刻に対応するカーソルを移動させ、時刻に対応す
るカーソルの位置を決定してデータ値を読取る操作を繰
返す必要がなく、他の時刻の複数データが得られる。従
って、複数のデータ値の数値による大小の比較が容易に
できる。
【0105】次に、本発明の第4実施例について図21
を参照して説明する。
【0106】図21が従来例を示す図24と同一符号
は、同一部分または相当部分を示し、両図が異なる主な
点は、プラント監視装置Eが図24にカーソル表示部9
Eと数値表示部10Eとを追設し、対話処理部6の構成
を異にし、対話処理部6Eとしたことである。
【0107】カーソル表示部9Eは、カーソル表示手段
11と数値取出手段12からなり、カーソル表示手段1
1は時刻に対応する位置座標であるカーソルとデータ値
に対応する位置座標であるカーソルとがクロスするクロ
スカーソルを表示する一方、入力装置8により時刻に対
応するカーソルの位置を決定させると、時刻に対応する
カーソルとグラフ表示とが交差する点へデータ値に対応
するカーソルを表示するものである。数値取出手段12
は時刻に対応するカーソルとグラフ表示とが交差する点
の数値を表示するものである。
【0108】数値表示部10Eは、数値取出手段12に
よりデータ値を読取った時刻のデータ値を特定色で表示
する一方、データ値の前後の時刻に対応するデータ値を
特定色と別の色で表示するものである。
【0109】以上の構成で、対話処理部6Eは、第3実
施例と同様に図14に示す処理を行い、入力装置8から
グラフ表示要求データa12を取込みグラフ表示要求デ
ータa13として編集要求データ作成部5へ入力する。
さらに、編集要求データ作成部5では、編集要求データ
を作成してデータ編集部3Bへ出力する。次にデータ編
集部3では、表示用データを作成する。そして、対話処
理部6Dからグラフ表示要求があると表示用データがグ
ラフ表示部4へ出力される。
【0110】グラフ表示部4は固定表示データと表示用
データとからグラフ表示データを作成し、表示装置7へ
出力する。このとき、数値読取ボタンが押されると、カ
ーソルが表示されカーソル表示選択入力に移行する。
【0111】カーソル表示部9Eは、図16で説明した
と同様の処理を行い、入力装置8から入力されると入力
された座標を読込み入力された座標が表示エリア内の座
標のとき、図10で説明したように座標の変換とx軸の
値を算出する。
【0112】上記表示エリア内の入力された座標gxが
求められると、予めグラフ表示内の座標と時刻との関係
を定めたテーブルから入力された座標gxに対する時刻
Txが抽出される。さらに、予め定められている図10
の下段に示す時刻と値との関係のテーブルが参照され、
時刻Txに対する値Yxが求められる。
【0113】次に、図10の中段で説明のように左右移
動方向のカーソルに対して上下移動方向のカーソルが下
方へ移動してグラフ表示とクロスカーソルとが交差す
る。このとき、算出された読取データが格納される。こ
こで、図15に示す数値読取ボタンが押されると数値が
表示される。
【0114】次に、図15に示す対話エリア8aで数値
一覧ボタンが選択されると、数値表示部10が起動さ
れ、図17に示すと同様の処理が実行される。
【0115】まず、数値一覧表示モードとなり、数値読
取りした時刻以降の表示データの検索がされる。この結
果、例えば、図18に示すように時刻’94−8−23
22:00:24 値14が得られる。
【0116】次に、時系列に順次格納される表示用デー
タから数値読取り時の時刻以降の表示用データを順次取
出し格納し、数値一覧表用データを作成する。これによ
り、図19に示すように時刻と値からなる数値一覧表用
データが作成される。その後に数値一覧表を図20に示
すように表示する。すなわち、図20の上段のように’
94−8−23 22:00:24に数値を読み取ると
以降の数値データが図示下段に示すように数値一覧表示
される。
【0117】この結果、図22に示すように数値一覧表
示データ64が作成される。この図によれば数値読取時
の’94−8−23 22:00:24値14を赤で表
示しその他を黒で表示している。なお、図22に示すよ
うにデータの前後に指定したm個のデータが存在しない
とき存在する限りのデータを格納する。
【0118】このようにして作成された数値一覧データ
は図23の上段の表65に示すように数値66を読取っ
た時刻の前後m個の数値データについて下段のプラント
監視装置Eの表示エリア7aのように時刻’94−8−
23 22:00:24を中心にm個が表示される。
【0119】なお、数値読取モードの解除は、他のモー
ドが選択されることにより行われ、また数値一覧モード
は、数値一覧表示部の終了ボタンを選択して行われる。
【0120】このように第4実施例によれば、入力装置
8からの要求によって時刻に対応するカーソルを必要な
位置に移動して時刻に対応するカーソルの位置を決定す
れば、デ−タ値に対応するカーソルが時刻に対応するカ
ーソルとグラフ表示との交差する点に表示される。これ
により、入力装置8から時刻に対応するカーソルとグラ
フ表示との交差する点まで移動して一致させる煩雑な手
間が不要となり、時刻に対応するカーソルの移動に応じ
てその都度デ−タ値に対応するカーソルを移動させる必
要がなく、デ−タ値に対応するカーソルから容易に視覚
でデータ値を読取ることができる。
【0121】また、デ−タ値に対応するカーソルを基準
としてグラフ表示の各記録データを視覚で比較すること
ができる。さらに、時刻に対応するカーソルとグラフ表
示の交差点のデータ値を読取った時刻以降の複数のデー
タ値が表示される。これによって、時刻に対応するカー
ソルを移動させ、時刻に対応するカーソルの位置を決定
してデータ値を読取る操作を繰返す必要がなく、他の時
刻の複数データが得られる。従って、複数のデータ値の
数値による大小の比較が容易にできる。
【0122】また、カーソル表示部9Eによって読取っ
た時刻のデータ値とその前後の複数のデータ値が表示さ
れ、時刻毎にデータ値を読取る手間が不要となる。さら
に、読取られたデータ値の数値と他のデータ値の数値と
が別の色で表示されるから特定の時刻のデータ値と他の
時刻のデータ値を容易に区別して把握することができ
る。
【0123】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、記録データの内で最大値と最小値の記録データを
選抜して、表示用データを編集するようにしたために記
録データベースに記録保存された記録データから最大値
と最小値の記録データが必ず表示装置に表示される。従
って、一時的な突然変化した記録データを見過ごすこと
が回避され、プラントの状態の把握に必要な一時的な突
然の変化とプラント全体の傾向監視が確実にできる。
【0124】また、請求項2の発明によれば、時刻に対
応する第1のカーソルの位置を決定すれば、デ−タ値に
対応する第2のカーソルが第1のカーソルとグラフ表示
との交差する点に表示するから第2のカーソルを入力装
置から第1のカーソルとグラフ表示との交差する点まで
移動して一致させる煩雑な手間が不要となり、第2のカ
ーソルから容易に視覚でデータ値を読取ることができ
る。また、第2のカーソルを基準としてグラフ表示の各
記録データを視覚で比較することができる。
【0125】請求項3の発明によれば、グラフ表示上の
時刻とデータ値を記憶するテーブルが参照されデ−タ値
に対応する第2のカーソルが第1のカーソルとグラフ表
示との交差する点に表示するから第2のカーソルを入力
装置から第1のカーソルとグラフ表示との交差する点ま
で移動して一致させる煩雑な手間が不要となり、第2の
カーソルから容易に視覚でデータ値を読取ることができ
る。また、第2のカーソルを基準としてグラフ表示の各
記録データを視覚で比較することができる。
【0126】請求項4の発明によれば、グラフ表示と第
1のカーソルとの交差する点のデータ値が数値で表示さ
れるから記録データを正確に知ることができ、取出す手
間も不要となる。
【0127】請求項5の発明によれば、第1のカーソル
とグラフ表示の交差点のデータ値を取出した時刻以降の
複数のデータ値を表示するから第1のカーソルを移動さ
せ、第1のカーソルの位置を決定してデータ値を取出す
操作を繰返す必要がなく、他の時刻の複数データが得ら
れ、複数のデータ値の数値による大小の比較が容易にで
きる。
【0128】請求項6の発明によれば、取出した時刻の
データ値とその前後の複数のデータ値を表示するから時
刻毎にデータ値を取出す手間が不要となり、取出された
データ値の数値と他のデータ値の数値とを別の色で表示
されるから特定の時刻のデータ値と他の時刻のデータ値
を容易に区別して把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すプラント監視装置の
構成図である。
【図2】図1のデータ編集部の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図3】図1のデータ編集部の作用を示す説明図であ
る。
【図4】図1のグラフ表示部の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図5】図1のグラフ表示部の作用を示す説明図であ
る。
【図6】本発明の第2実施例を示すプラント監視装置の
構成図である。
【図7】図6の対話処理部の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図8】図6の対話画面例を示す説明図である。
【図9】図6のカーソル表示部の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図10】図6のカーソル表示部の第1の作用を示す説
明図である。
【図11】図6のカーソル表示部の第2の作用を示す説
明図である。
【図12】クロスカーソル表示画面例を示す説明図であ
る。
【図13】本発明の第3実施例を示すプラント監視装置
の構成図である。
【図14】図13の対話処理部の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図15】図13の対話画面例を示す説明図である。
【図16】図13のカーソル表示部の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図17】図13の数値表示部の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図18】図13のカーソル表示部の数値読取したとき
のデータ例である。
【図19】数値一覧表示例である。
【図20】グラフ表示と数値一覧表示例である。
【図21】本発明の第4実施例を示すプラント監視装置
の構成図である。
【図22】図21の数値一覧表示データ例である。
【図23】図21のグラフ表示と数値一覧表示データ例
である。
【図24】従来例を示すプラント監視装置の構成図であ
る。
【図25】図24の編集要求データ作成部の処理手順を
示すフローチャートである。
【図26】グラフ要求データの一例を示す説明図であ
る。
【図27】編集要求データの一例を示す説明図である。
【図28】記録データベースの一例を示す説明図であ
る。
【図29】図24のデータ編集部の作用を示す説明図で
ある。
【図30】従来のプラント監視装置の画面例である。
【図31】一時的な突然変化が損なわれ表示されない一
例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 記録部 2 記録データベース 3 データ編集部 4 グラフ表示部 5 編集要求データ作成部 6 対話処理部 7 表示装置 8 入力装置 9 カーソル表示部 10 数値表示部 11 カーソル表示手段 12 数値取出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G08B 25/00 510 G08B 25/00 510D 29/26 29/26 31/00 31/00 A

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録部によって収集されたプラントの記
    録データを記録保存する記録データベースと前記記録デ
    ータベースに記録保存された外部から要求された表示要
    求期間に対応する全記録データの個数を所定の個数毎に
    区切り、区切られた範囲の記録データから選抜した記録
    データを表示装置へ表示するために、前記全記録データ
    の個数と前記表示装置へ表示可能な記録データの個数と
    から前記所定の個数を算出して編集要求データを作成す
    る編集要求データ作成部とを有し、この編集要求データ
    作成部により作成された編集要求データに基づいて前記
    記録データベースから記録データを選抜して取込み表示
    用データを作成し前記表示装置へグラフ表示してプラン
    トを監視するプラント監視装置において、 前記編集要求データによる前記所定の個数毎に順次前記
    記録データベースから記録データを取込み、取込まれた
    記録データの内で最大値と最小値との記録データを選抜
    して前記表示用データを編集するデータ編集部とを備え
    ることを特徴とするプラント監視装置。
  2. 【請求項2】 記録部により記録データベースへ記録保
    存されたプラントの記録データを入力装置からの要求に
    よって取出して時刻とデータ値との座標からなる表示装
    置へグラフ表示してプラントを監視するプラント監視装
    置において、 前記時刻に対応する位置座標である第1のカーソルと前
    記データ値に対応する位置座標である第2のカーソルと
    がクロスするクロスカーソルを表示する一方、第1のカ
    ーソルを位置決めする手段により前記第1のカーソルの
    位置を決定すると、前記第1のカーソルと前記グラフ表
    示とが交差する点へ前記第2のカーソルを位置決め表示
    するカーソル表示部とを備えることを特徴とするプラン
    ト監視装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のカーソルの位置を決定する
    と、予めグラフ表示上の時刻とデータ値とを記憶するテ
    ーブルを参照して、前記第1のカーソルと前記グラフ表
    示とが交差する点へ前記第2のカーソルを位置決め表示
    するカーソル表示部を備えることを特徴とする請求項2
    記載のプラント監視装置。
  4. 【請求項4】 前記カーソル表示部に前記第1のカーソ
    ルと前記グラフ表示とが交差する点のデータ値を取出し
    表示する数値取出手段を付加することを特徴とする請求
    項3記載のプラント監視装置。
  5. 【請求項5】 前記数値取出手段によりデータ値を取出
    した時刻以降のデータ値を表示する数値表示部を付加す
    ることを特徴とする請求項4記載のプラント監視装置。
  6. 【請求項6】 前記数値取出手段によりデータ値を取出
    した時刻のデータ値を特定色で表示する一方、前記デー
    タ値の前後の時刻に対応するデータ値を前記特定色と別
    の色で表示する数値表示部を付加することを特徴とする
    請求項4記載のプラント監視装置。
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