JPH0822645B2 - ベッド等におけるキャスタの連動ロック機構 - Google Patents
ベッド等におけるキャスタの連動ロック機構Info
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- JPH0822645B2 JPH0822645B2 JP3278678A JP27867891A JPH0822645B2 JP H0822645 B2 JPH0822645 B2 JP H0822645B2 JP 3278678 A JP3278678 A JP 3278678A JP 27867891 A JP27867891 A JP 27867891A JP H0822645 B2 JPH0822645 B2 JP H0822645B2
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- JP
- Japan
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- caster
- lock mechanism
- operating
- casters
- arm
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- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Description
ベッド等におけるキャスタの連動ロック機構に関するも
のである。
る移動用のキャスタは、ロック機構を具備するものが多
い。すなわち、このロック機構の構成としては、車輪に
当接して車輪をロックさせる制動片と、この制動片を車
輪に押圧する作動棒と、この作動棒を押圧作動させるた
めのカム部材とを有し、このカム部材の回動軸に踏み込
み式操作手段を取り付けて踏み込み操作によりロック作
動を行う機能のものである。
は、カム部材の回動軸を所定量回動させて、作動棒を押
圧作動させなければ、車輪をロックさせることはでき
ず、そのためにある程度の踏み込み操作量が必要であ
り、操作によって踏み込み式操作手段が車輪が接する床
面にぶつからないように踏み込み式操作手段の設置位置
を考慮しなければならない。また、全てのキャスタをロ
ックするためには、それぞれの踏み込み式操作手段を操
作しなくてはならず、操作性に問題があり大変な手間
と、労力となっている。本発明は前記した課題に鑑みて
なされたものであって、操作性の向上を図ったベッド等
におけるキャスタの連動ロック機構を提供することを目
的とする。
ために、本発明は、ベッド等のベースフレームに装着
し、車輪に接触する制動片と、この制動片を車輪に押圧
するための作動棒と、作動棒をばね力に抗して押圧する
ためのカム部材と、カム部材を回動させるための回動軸
を有するロック機構を備えたベッド等のキャスタにおい
て、それぞれのキャスタのロック機構における回動軸に
増速機構を接続すると共に、前記回動軸に作動腕を取り
付けてこれら作動腕を連動可能に連結し、前記増速機構
は、回動軸を中心として回動変位する偏心カムと、この
偏心カムに一端部が係合して回動変位力を伝達するため
の揺動腕とを有し、ベースフレームの一方側のキャスタ
における増速機構の揺動腕に踏み込み式操作手段を接続
して、踏み込み式操作手段の操作力を増速機構を介して
キャスタの回動軸に与え、作動腕を介して他方のキャス
タのロック機構を連動操作する構成としたことを特徴と
するものである。
れば、踏み込み式操作手段の踏み込み量を増速機構によ
りロック機構を作動させるに充分な回動軸の回動量に増
幅変換することができ、また、踏み込み式操作手段を操
作することにより、作動腕を変位させて、全てのキャス
タをロックすることができるので、操作性が格段に向上
する。
スタの連動ロック機構について、一実施例を挙げ、添付
の図面を参照しながら以下説明する。図1において、参
照符号1はベッド等におけるキャスタの連動ロック機構
が適用されたベッド等のベースフレームを示し、このベ
ースフレーム1の長手方向両端側にはキャスタ2が取り
付けられる。このキャスタ2には、図示はしないが、車
輪に接触する制動片と、この制動片を車輪に押圧するた
めの作動棒と、作動棒をばね力に抗して押圧するための
カム部材と、カム部材を回動させるための回動軸とによ
って構成されたロック機構が内蔵されている。また、ベ
ースフレーム1には、前述のキャスタ2のロック機構を
連動操作するための連動ロック機構3が設けられてい
る。
それぞれのキャスタ2のロック機構における回動軸(後
述)に、回動力を伝達するように増速機構4を接続する
と共に、前記回動軸に作動腕5を取り付けて、ベースフ
レーム1両端側のキャスタ2の作動腕5同士を連動可能
に連動杆6によって連結し、ベースフレーム1の一方側
のキャスタ2における増速機構4に、踏み込み操作力を
与えるための踏み込み式操作手段7を接続して、踏み込
み式操作手段7の操作力を増速機構4を介してキャスタ
2の回動軸に与え、作動腕5を介して他方側のキャスタ
2のロック機構を連動操作する構成としている。
ャスタ2のロック機構を構成する回動軸8を中心として
回動変位する偏心カム9と、この偏心カム9に一端部が
係合して回動変位力を伝達するための揺動腕10とを有
している。前記偏心カム9は先端部に、揺動腕10の一
端部と係合する係合凹部11を有し、前記揺動腕10の
一端部には前記係合凹部11に係合する係動ピン12が
突設されている。以上のような構成の増速機構4におい
て、揺動腕10の長手方向は、偏心カム9の回動半径に
比較して大きい寸法を有している。
1の他端部に連結した操作レバー14とこの操作レバー
14を連結する踏み込みステップ15とを有するもので
ある。前記踏み込みステップ15を踏み込むことによっ
て、揺動腕11を変位させるとともに、係動ピン13を
介して偏心カム10を回動軸4を中心として回動変位さ
せてロック機構3はロック動作を行う構造である(図
3、図4参照)。
は以上のように構成されるものであり、次に、この作用
を説明する。キャスタ2のロック操作をすべく、踏み込
み式操作手段7の踏み込みステップ15を踏み込むこと
によって踏み込み操作を行うと、揺動腕11は変位し、
係動ピン13を介して偏心カム10が回動軸4を中心と
して回動変位し、回動軸4は所定角度回転してロック機
構3がロック動作を行ってキャスタ2はロックする。作
動腕8は回動軸4の回転によって変位し、この変位は連
動杆9によって伝達され、全てのキャスタ2はロックさ
れる(図5参照)。
5の変位によって、揺動腕11は変位するわけだが、揺
動腕11の回動半径は、偏心カム10のそれと比較して
大であるため、偏心カム10は揺動腕11の回動角より
大きく回動する。従って、踏み込みステップ15は小さ
な操作量で、回動軸4はロック機構3をロックするに十
分な回動量を得ることができる。
踏み込み式操作手段7の踏み込みステップ15の小さな
操作量が、増速機構6を構成する揺動腕11および偏心
カム10によって、変位量が拡大されて回動軸4はロッ
ク機構3をロックするに十分な回動量を得ることができ
るので、操作が容易となる。また、全てのキャスタ2に
回動軸4の回動を伝達することができる構成となってい
るので、いちいち、キャスタ2のロック操作を個々に行
なう必要はなく、手間がかからず、操作性が格段に向上
する。
例を挙げて説明したが、増速機構6は、長短の回動腕を
長孔を介して連結構成し、長い方の回動腕を踏み込み式
操作手段7の踏み込みステップ15に接続し、短い方の
回動腕をキャスタ2の回動軸4に接続したものも考える
ことができる。
により操作量が拡大されてキャスタのロック、ロック解
除ができるから省力化が可能である。また、全てのキャ
スタが連動して同時にロックが可能な構成なので、いち
いち、キャスタのロック操作を個々に行なう必要はな
く、操作性が格段に向上する。
動ロック機構を適用したベッド等のベースフレームの一
実施例を示す概略斜視説明図である。
す要部拡大斜視説明図である。
示す一側面図である。
示す他方向からの側面図である。
動ロック機構の作用を説明する図である。
機構 6 増速機構 7 踏み込み式操作手段 8 作動腕 9 連動杆 10 偏心カム 11 揺動腕 12 係合凹部 13 係動ピン 14 操作レバー 15 踏み込みステップ
Claims (1)
- 【請求項1】 ベッド等のベースフレームに装着し、
車輪に接触する制動片と、この制動片を車輪に押圧する
ための作動棒と、作動棒をばね力に抗して押圧するため
のカム部材と、カム部材を回動させるための回動軸を有
するロック機構を備えたベッド等のキャスタにおいて、
それぞれのキャスタのロック機構における回動軸に増速
機構を接続すると共に、前記回動軸に作動腕を取り付け
てこれら作動腕を連動可能に連結し、前記増速機構は、
回動軸を中心として回動変位する偏心カムと、この偏心
カムに一端部が係合して回動変位力を伝達するための揺
動腕とを有し、ベースフレームの一方側のキャスタにお
ける増速機構の揺動腕に踏み込み式操作手段を接続し
て、踏み込み式操作手段の操作力を増速機構を介してキ
ャスタの回動軸に与え、作動腕を介して他方のキャスタ
のロック機構を連動操作する構成としたことを特徴とす
るベッド等におけるキャスタの連動ロック機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3278678A JPH0822645B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | ベッド等におけるキャスタの連動ロック機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3278678A JPH0822645B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | ベッド等におけるキャスタの連動ロック機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0640203A JPH0640203A (ja) | 1994-02-15 |
JPH0822645B2 true JPH0822645B2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=17600648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3278678A Expired - Fee Related JPH0822645B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | ベッド等におけるキャスタの連動ロック機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0822645B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002538045A (ja) * | 1999-03-05 | 2002-11-12 | ヒル−ロム,インコーポレイティド | キャスタ及び制動システム |
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-
1991
- 1991-09-30 JP JP3278678A patent/JPH0822645B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
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JPH0640203A (ja) | 1994-02-15 |
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