JPH0516027Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0516027Y2 JPH0516027Y2 JP15028489U JP15028489U JPH0516027Y2 JP H0516027 Y2 JPH0516027 Y2 JP H0516027Y2 JP 15028489 U JP15028489 U JP 15028489U JP 15028489 U JP15028489 U JP 15028489U JP H0516027 Y2 JPH0516027 Y2 JP H0516027Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- arm
- seat
- lever
- slide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 20
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は例えば自動車等に設置されるシートに
関するものである。
関するものである。
例えば自動車には前後スライド可能でかつ回転
可能にシートが設置されている場合がある。しか
し従来では第５図に示すように座部２Ａと背もた
れ部３Ａとからなるシート１Ａの下部にスライド
ロツクを解除させるめためのレバー４Ａと、回転
ロツクを解除させるためのレバー５Ａとが別々に
取付けられていた。
可能にシートが設置されている場合がある。しか
し従来では第５図に示すように座部２Ａと背もた
れ部３Ａとからなるシート１Ａの下部にスライド
ロツクを解除させるめためのレバー４Ａと、回転
ロツクを解除させるためのレバー５Ａとが別々に
取付けられていた。
そのために従来ではスライド操作と回転操作と
を別々のレバーで行なう必要があり、操作か複雑
になるし、レバー４Ａとレバー５Ａを誤つて同時
に操作するとシート１Ａのスライド中に回転する
危険があり、また部品点数も多くなりコスト高に
なる。
を別々のレバーで行なう必要があり、操作か複雑
になるし、レバー４Ａとレバー５Ａを誤つて同時
に操作するとシート１Ａのスライド中に回転する
危険があり、また部品点数も多くなりコスト高に
なる。
本考案は上記従来の課題を解決するための手段
として、床上に前後摺動可能かつ回転可能に設置
されているシート１であつて、該シート１下部に
はレバー５を軸を中心として回動可能に取付け、
該レバー５には回転機構１０のロツク８に当接す
る回転ロツクアーム５Ａと、スライド機構１１の
ロツクに連絡する左右一対のレリーズワイヤー７
Ａ，７Ｂが両端に接続されている回動アーム６の
一端に当接するスライドロツクアーム５Ｂとが突
設されており、該レバー５を一方向へ回すと該回
転ロツクアーム５Ａが回転機構１０のロツク８を
押して回転ロツクを解除させ、他方向へ回すと該
スライドロツクアーム５Ｂが回動アーム６を押し
て回動させることによつて該一対のレリーズワイ
ヤー７Ａ，７Ｂを引張つてスライドロツクを解除
させるシート１を提供するものである。
として、床上に前後摺動可能かつ回転可能に設置
されているシート１であつて、該シート１下部に
はレバー５を軸を中心として回動可能に取付け、
該レバー５には回転機構１０のロツク８に当接す
る回転ロツクアーム５Ａと、スライド機構１１の
ロツクに連絡する左右一対のレリーズワイヤー７
Ａ，７Ｂが両端に接続されている回動アーム６の
一端に当接するスライドロツクアーム５Ｂとが突
設されており、該レバー５を一方向へ回すと該回
転ロツクアーム５Ａが回転機構１０のロツク８を
押して回転ロツクを解除させ、他方向へ回すと該
スライドロツクアーム５Ｂが回動アーム６を押し
て回動させることによつて該一対のレリーズワイ
ヤー７Ａ，７Ｂを引張つてスライドロツクを解除
させるシート１を提供するものである。
シート１下部のレバー５を一方向へ回転させる
と、該レバー５の回転ロツクアーム５Ａが回転機
構１０のロツク８を押して回転ロツクを解除さ
せ、シート１は回転させることが出来る。またレ
バー５を他方向へ回転させると、該レバー５のス
ライドロツクアーム５Ｂが回動アーム６を押して
回動させる。該回動アーム６が回動することによ
り該回動アーム６の両端に接続されている左右一
対のレリーズワイヤー７Ａ，７Ｂが夫々引張られ
てスライドロツクを解除させ、シート１は前後に
スライドさせることが可能になる。
と、該レバー５の回転ロツクアーム５Ａが回転機
構１０のロツク８を押して回転ロツクを解除さ
せ、シート１は回転させることが出来る。またレ
バー５を他方向へ回転させると、該レバー５のス
ライドロツクアーム５Ｂが回動アーム６を押して
回動させる。該回動アーム６が回動することによ
り該回動アーム６の両端に接続されている左右一
対のレリーズワイヤー７Ａ，７Ｂが夫々引張られ
てスライドロツクを解除させ、シート１は前後に
スライドさせることが可能になる。
したがつて本考案においては一本のレバーで回
転ロツクとスライドロツクとを解除させることが
出来るから、スライド操作と回転操作が簡単にな
り、スライド操作と回転操作が同時に行なわれる
ことはないから安全であり、かつ部品点数も減つ
てコストダウンになる。
転ロツクとスライドロツクとを解除させることが
出来るから、スライド操作と回転操作が簡単にな
り、スライド操作と回転操作が同時に行なわれる
ことはないから安全であり、かつ部品点数も減つ
てコストダウンになる。
本考案を第１図〜第４図に示す一実施例によつ
て説明すれば、シート１は座部２と背もたれ部３
とからなり、座部２の底部に取付けられているフ
レーム４にはレバー５が軸方向に回転可能に支持
されており、更に該フレーム４には回動アーム６
が回動可能に取付けられており、該回動アーム６
の両端の取付け孔６Ａ，６Ｂにはスライドロツク
の左右一対のレリーズワイヤー７Ａ，７Ｂが接続
している。そして該レバー５の前よりには回転ロ
ツクアーム５Ａが突設されており、後よりにはス
ライドロツクアーム５Ｂが突設されており、該ア
ーム５Ａは回転機構１０のロツク８に当接し、該
アーム５Ｂは回動アーム６に当接している。第２
図に示すようにシート１の座部２のフレーム２Ａ
は床上に設置される基台９上面に取付けられてい
る下枠１０Ａと、該下枠１０Ａに回転可能に嵌着
されている上枠１０Ｂとからなる回転機構１０上
に左右一対取付けられているスライド機構１１上
に支持されている。なお、上記レバー５のフレー
ム４は該座部２のフレーム２Ａの中央桟２Ｂ下面
に取付けられている。そして該スライド機構１１
は下側レール１１Ａと該下側レール１１Ａに摺動
可能に取付けられている上側レール１１Ｂとから
なる。上記回転機構１０においてロツク８は上枠
１０Ｂのブラケツト１２に回動軸１２Ａを介して
回動可能に支持されており、該ロツク８の爪８Ａ
が回転機構１０の下枠１０Ａの周縁の所定位置に
設けられている係合孔１３と係合することにより
シート１の回転を上枠１０Ｂを介してロツクする
のであるが、該ロツク８の起立部８Ｂが上記レバ
ー５の巾広の回転ロツクアーム５Ａに当接してい
る。なお該ロツク８はスプリング８Ｃで下枠１０
Ａの係合孔１３へ係合する方向に付勢されてい
る。更に上記スライド機構１１においては第３図
に示すように上側レール１１Ｂの貫通孔１１Ｄを
貫通する係合ロツド１４が下側レール１１Ａの係
合孔１１Ｃに係合することによつて上側レール１
１Ｂの下側レール１１Ａに対する摺動が阻止され
て、シート１の前後スライドがロツクされるので
あるが、該係合ロツド１４は上側レール１１Ｂの
中央部に取付けられているフレーム１５に摺動可
能に支持されており、フランジ１４Ａを介してス
プリング１６によつて下側レール１１Ａの係合孔
１１Ｃに係合する方向に付勢され、また該係合ロ
ツド１４の根端部には上記レリーズワイヤー７
Ａ，７Ｂが夫々連絡している。
て説明すれば、シート１は座部２と背もたれ部３
とからなり、座部２の底部に取付けられているフ
レーム４にはレバー５が軸方向に回転可能に支持
されており、更に該フレーム４には回動アーム６
が回動可能に取付けられており、該回動アーム６
の両端の取付け孔６Ａ，６Ｂにはスライドロツク
の左右一対のレリーズワイヤー７Ａ，７Ｂが接続
している。そして該レバー５の前よりには回転ロ
ツクアーム５Ａが突設されており、後よりにはス
ライドロツクアーム５Ｂが突設されており、該ア
ーム５Ａは回転機構１０のロツク８に当接し、該
アーム５Ｂは回動アーム６に当接している。第２
図に示すようにシート１の座部２のフレーム２Ａ
は床上に設置される基台９上面に取付けられてい
る下枠１０Ａと、該下枠１０Ａに回転可能に嵌着
されている上枠１０Ｂとからなる回転機構１０上
に左右一対取付けられているスライド機構１１上
に支持されている。なお、上記レバー５のフレー
ム４は該座部２のフレーム２Ａの中央桟２Ｂ下面
に取付けられている。そして該スライド機構１１
は下側レール１１Ａと該下側レール１１Ａに摺動
可能に取付けられている上側レール１１Ｂとから
なる。上記回転機構１０においてロツク８は上枠
１０Ｂのブラケツト１２に回動軸１２Ａを介して
回動可能に支持されており、該ロツク８の爪８Ａ
が回転機構１０の下枠１０Ａの周縁の所定位置に
設けられている係合孔１３と係合することにより
シート１の回転を上枠１０Ｂを介してロツクする
のであるが、該ロツク８の起立部８Ｂが上記レバ
ー５の巾広の回転ロツクアーム５Ａに当接してい
る。なお該ロツク８はスプリング８Ｃで下枠１０
Ａの係合孔１３へ係合する方向に付勢されてい
る。更に上記スライド機構１１においては第３図
に示すように上側レール１１Ｂの貫通孔１１Ｄを
貫通する係合ロツド１４が下側レール１１Ａの係
合孔１１Ｃに係合することによつて上側レール１
１Ｂの下側レール１１Ａに対する摺動が阻止され
て、シート１の前後スライドがロツクされるので
あるが、該係合ロツド１４は上側レール１１Ｂの
中央部に取付けられているフレーム１５に摺動可
能に支持されており、フランジ１４Ａを介してス
プリング１６によつて下側レール１１Ａの係合孔
１１Ｃに係合する方向に付勢され、また該係合ロ
ツド１４の根端部には上記レリーズワイヤー７
Ａ，７Ｂが夫々連絡している。
上記構成においては該レバー５を第１図矢印イ
方向に回すとアーム５Ａが回転機構１０のロツク
８の起立部８Ｂを押すことによりロツク８が回転
して爪８Ａが下枠１０Ａの係合孔１３から離脱す
る。このようにして回転機構１０のロツクが解除
され、シート１は回転可能になる。この場合レバ
ー５のアーム５Ｂは空転する。なおアーム５Ａは
巾広にされているからシート１のスライドの全ス
トロークにわたつてロツク８の起立部８Ｂに当接
する。次いでレバー５を第１図矢印ロ方向に回す
とアーム５Ｂが回動アーム６を押して回動させ、
レリーズワイヤー７Ａ，７Ｂは該回動アーム６に
引張られて係合ロツド１４を下側レール１１Ａの
係合孔１１Ｃから離脱させる。このようにしてス
ライド機構１１のロツクが解除され、シート１は
スライド可能となる。
方向に回すとアーム５Ａが回転機構１０のロツク
８の起立部８Ｂを押すことによりロツク８が回転
して爪８Ａが下枠１０Ａの係合孔１３から離脱す
る。このようにして回転機構１０のロツクが解除
され、シート１は回転可能になる。この場合レバ
ー５のアーム５Ｂは空転する。なおアーム５Ａは
巾広にされているからシート１のスライドの全ス
トロークにわたつてロツク８の起立部８Ｂに当接
する。次いでレバー５を第１図矢印ロ方向に回す
とアーム５Ｂが回動アーム６を押して回動させ、
レリーズワイヤー７Ａ，７Ｂは該回動アーム６に
引張られて係合ロツド１４を下側レール１１Ａの
係合孔１１Ｃから離脱させる。このようにしてス
ライド機構１１のロツクが解除され、シート１は
スライド可能となる。
このようにして本考案においては第４図に示す
ようにシート１は１つのレバー５によりスライド
も回転も可能になり、またレバー５を一方向（矢
印イ）へ回せば回転ロツクが解除され、他方向
（矢印ロ）へ回せばスライドロツクが解除される
から、同時に回転ロツクとスライドロツクが解除
されることがない。
ようにシート１は１つのレバー５によりスライド
も回転も可能になり、またレバー５を一方向（矢
印イ）へ回せば回転ロツクが解除され、他方向
（矢印ロ）へ回せばスライドロツクが解除される
から、同時に回転ロツクとスライドロツクが解除
されることがない。
第１図〜第４図は本考案の一実施例を示すもの
であり、第１図はレバー斜視図、第２図は回転機
構とスライド機構の分解斜視図、第３図はスライ
ドロツク機構の断面図、第４図はシートの斜視
図、第５図は従来例のシートの斜視図である。 図中、１……シート、５……レバー、５Ａ……
回転ロツクアーム、５Ｂ……スライドロツクアー
ム、６……回動アーム、７Ａ，７Ｂ……レリーズ
ワイヤ、８……ロツク、１０……回転機構、１１
……スライド機構。
であり、第１図はレバー斜視図、第２図は回転機
構とスライド機構の分解斜視図、第３図はスライ
ドロツク機構の断面図、第４図はシートの斜視
図、第５図は従来例のシートの斜視図である。 図中、１……シート、５……レバー、５Ａ……
回転ロツクアーム、５Ｂ……スライドロツクアー
ム、６……回動アーム、７Ａ，７Ｂ……レリーズ
ワイヤ、８……ロツク、１０……回転機構、１１
……スライド機構。
Claims (1)
- 床上に前後摺動可能かつ回転可能に設置されて
いるシートであつて、該シート下部にはレバーを
軸を中心として回動可能に取付け、該レバーには
回転機構のロツクに当接する回転ロツクアーム
と、スライド機構のロツクに連絡する左右一対の
レリーズワイヤーが両端に接続されている回動ア
ームの一端に当接するスライドロツクアームとが
突設されており、該レバーを一方向へ回すと該回
転ロツクアームが回転機構のロツクを押して回転
ロツクを解除させ、他方向へ回すと該スライドロ
ツクアームが回動アームを押して回動させること
によつて該一対のレリーズワイヤーを引張つてス
ライドロツクを解除させることを特徴とするシー
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15028489U JPH0516027Y2 (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15028489U JPH0516027Y2 (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0388851U JPH0388851U (ja) | 1991-09-11 |
| JPH0516027Y2 true JPH0516027Y2 (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=31696636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15028489U Expired - Lifetime JPH0516027Y2 (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0516027Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-26 JP JP15028489U patent/JPH0516027Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0388851U (ja) | 1991-09-11 |
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