JPH08220263A - データ表示装置 - Google Patents

データ表示装置

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JPH08220263A
JPH08220263A JP2282895A JP2282895A JPH08220263A JP H08220263 A JPH08220263 A JP H08220263A JP 2282895 A JP2282895 A JP 2282895A JP 2282895 A JP2282895 A JP 2282895A JP H08220263 A JPH08220263 A JP H08220263A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、一つの表示領域において切り替え
表示や流れ表示を行うことなく複数種類のデータを恰も
回転しているかのように表示できるデータ表示装置を提
供する。 【構成】 本発明のデータ表示装置は、データを表示す
る表示部7と、予め定められたデータを、N×M(N,
Mは零より大きい整数)ドットの第1の表示パターン及
びこの第1の表示パターンよりも縮小された第2の表示
パターンで記憶するパターンROM4と、パターンRO
M4に記憶した予め定められたデータの第1の表示パタ
ーン及び第2の表示パターンを、第1の表示パターンの
前後に第2の表示パターンを表示させる状態で前記表示
部7に表示させる制御部1とを有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ表示装置においては、数値
を8の字型セグメント(7セグメント)により表示した
り、文字や絵等の画像を例えば5×5ドットのドットマ
トリックスの表示パターンで表示するのが通常である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデータ
表示装置の場合、一つ毎の表示パターンで表示できるデ
ータは1種類のみであり、ある一つの表示領域で複数種
類のデータ表示を行うためには、切り替え表示を行った
り、流れ(スイープ)表示を行わなければならなかっ
た。しかしながら、複数種類のデータの切り替え表示や
流れ表示を行う速度が遅いとこの複数種類のデータの表
示態様が単調になり、また、切り替え表示や流れ表示を
行う速度が速すぎると煩雑感が生じ複数種類のデータが
読み取りにくくなるという問題がある。
【0004】そこで、本発明は、一つの表示領域におい
て切り替え表示や流れ表示を行うことなく複数種類のデ
ータを恰も回転しているかのように表示でき、優れたデ
ータ識別性を発揮できるデータ表示装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のデータ表
示装置は、データを表示する表示手段と、予め定められ
たデータを、N×M(N,Mは零より大きい整数)ドッ
トの第1の表示パターン及びこの第1の表示パターンよ
りも縮小された第2の表示パターンで記憶する記憶手段
と、前記記憶手段に記憶した予め定められたデータの第
1の表示パターン及び第2の表示パターンを、第1の表
示パターンの前後に第2の表示パターンを表示させる状
態で前記表示手段に表示させる制御手段とを有すること
を特徴とするものである。
【0006】請求項2記載のデータ表示装置は、前記記
憶手段が、複数のデータの第1の表示パターン及び第2
の表示パターンを記憶するとともに、棒状の共通パター
ンを記憶し、前記制御手段は複数のデータを、棒状の共
通パターン→第2の表示パターン→第1の表示パターン
→第2の表示パターン→棒状の共通パターン→他のデー
タの第2の表示パターン→他のデータの第1の表示パタ
ーン→他のデータの第2の表示パターン→棒状の共通パ
ターンの順に前記表示手段に表示させて、この複数のデ
ータを回転状態に呈示することを特徴とするものであ
る。
【0007】請求項3記載のデータ表示装置は、時刻及
び曜日のデータを表示する表示手段と、曜日のデータ
を、N×M(N,Mは零より大きい整数)ドットの第1
の表示パターン及びこの第1の表示パターンよりも縮小
された第2の表示パターンで記憶する記憶手段と、前記
記憶手段に記憶した曜日のデータの第1の表示パターン
及び第2の表示パターンを、第1の表示パターンの前後
に第2の表示パターンを表示させる状態で前記表示手段
に表示させ、曜日のデータを回転状態に呈示する制御手
段とを有することを特徴とするものである。
【0008】請求項4記載のデータ表示装置は、複数の
動作モードに応じたデータを表示する表示手段と、複数
の動作モードを設定するモード設定手段と、各動作モー
ドを示す各モード表示データを、N×M(N,Mは零よ
り大きい整数)ドットの第1の表示パターン及びこの第
1の表示パターンよりも縮小された第2の表示パターン
で記憶する記憶手段と、前記モード設定手段により設定
される動作モードに応じたモード表示データを記憶手段
から読み出し、このモード表示データの第1の表示パタ
ーン及び第2の表示パターンを、第1の表示パターンの
前後に第2の表示パターンを表示させる状態で前記表示
手段に表示させ、このモード表示データを回転状態に呈
示する制御手段とを有することを特徴とするものであ
る。
【0009】請求項5記載のデータ表示装置は、データ
を表示する表示手段と、データ毎の個別表示パターン及
び各データの共通表示パターンを記憶する記憶手段と、
この記憶手段に記憶した前記データ毎の個別表示パター
ン及び各データの共通表示パターンを、データ毎の個別
表示パターンの前後に共通表示パターンを表示させる状
態で前記表示手段に表示させ、当該データを回転状態に
呈示する制御手段とを有することを特徴とするものであ
る。
【0010】
【作用】以下に、本発明の作用を説明する。
【0011】請求項1記載のデータ表示装置における記
憶手段は、予め定められたデータを、N×M(N,Mは
零より大きい整数)ドットの第1の表示パターン及びこ
の第1の表示パターンよりも縮小された第2の表示パタ
ーンで記憶する。前記制御手段は、前記記憶手段に記憶
した予め定められたデータの第1の表示パターン及び第
2の表示パターンを読み出し、前記第1の表示パターン
の前後に第2の表示パターンを表示させる状態で前記表
示手段に表示させる。これにより、前記表示手段の一つ
の表示領域において切り替え表示や流れ表示を行うこと
なく予め定められたデータを恰も回転しているかのよう
に表示でき、優れたデータ識別性を発揮できる。
【0012】請求項2記載のデータ表示装置によれば、
前記記憶手段が、複数のデータの第1の表示パターン及
び第2の表示パターンを記憶し、前記制御手段は複数の
データを、棒状の共通パターン→第2の表示パターン→
第1の表示パターン→第2の表示パターン→棒状の共通
パターン→他のデータの第2の表示パターン→他のデー
タの第1の表示パターン→他のデータの第2の表示パタ
ーン→棒状の共通パターンの順に前記表示手段に表示さ
せる。この結果、複数のデータは恰も回転しているかの
ように呈示されることになり、前記複数のデータの優れ
たデータ識別性を発揮できる。
【0013】請求項3記載のデータ表示装置における記
憶手段は、曜日のデータを、N×M(N,Mは零より大
きい整数)ドットの第1の表示パターン及びこの第1の
表示パターンよりも縮小された第2の表示パターンで記
憶する。制御手段は前記記憶手段に記憶した曜日のデー
タの第1の表示パターン及び第2の表示パターンを、第
1の表示パターンの前後に第2の表示パターンを表示さ
せる状態で前記表示手段に表示させる。これにより、前
記曜日のデータは恰も回転しているかのように呈示され
ることになり、この曜日のデータの優れたデータ識別性
を発揮できる。
【0014】請求項4記載のデータ表示装置における記
憶手段は、各動作モードを示す各モード表示データを、
N×M(N,Mは零より大きい整数)ドットの第1の表
示パターン及びこの第1の表示パターンよりも縮小され
た第2の表示パターンで記憶する。制御手段は、モード
設定手段により設定される動作モードに対応したモード
表示データの第1の表示パターン及びこの第1の表示パ
ターンよりも縮小された第2の表示パターンを記憶手段
から読み出し、第1の表示パターンの前後に第2の表示
パターンを表示させる状態で前記表示手段に表示させ
る。これにより、モード設定手段により設定される動作
モードに対応したモード表示データは恰も回転している
かのように呈示されることになり、このモード表示デー
タの優れたデータ識別性を発揮できる。
【0015】請求項5記載のデータ表示装置における記
憶手段は、データ毎の個別表示パターン及び各データの
共通表示パターンを記憶する。制御手段は、記憶手段に
記憶した前記データ毎の個別表示パターン及び各データ
の共通表示パターンを読み出し、データ毎の個別表示パ
ターンの前後に共通表示パターンを表示させる状態で前
記表示手段に表示させる。これにより、データ毎の個別
表示パターン及び各データの共通表示パターンを使用し
て当該データを恰も回転しているかのように呈示でき、
このデータの優れたデータ識別性を発揮できる。
【0016】
【実施例】以下に本発明のデータ表示装置を電子腕時計
に適用した一実施例を詳細に説明する。
【0017】図1は、本実施例の電子腕時計の構成を示
す回路ブロック図である。
【0018】図1において、制御部1は、電子腕時計の
全体の制御を行う制御手段として例えばCPU(中央処
理ユニット)等から構成され、この制御部1には後述す
る図10に示すような全体動作及び図11に示すような
表示動作を行う制御プログラムを格納したROM(リー
ド・オンリ・メモリ)2と、詳細は後述するRAM(ラ
ンダム・アクセス・リメモリ)3と、表示、キャラクタ
パターンデータの記憶手段としてのパターンROM4
と、各種のデータの入力操作を行う文字キー、テンキー
等を備えたキー入力部5と、例えば液晶ディスプレイを
用いて構成した表示手段としての表示部7を駆動する表
示ドライバ6と、例えばビープ音により報音を行う報音
部8と、32768Hzで発振して発信信号を出力する
発振回路10と、この発振回路10の発振出力信号を分
周し8Hzの計時信号を送出する分周・タイミング回路
9とが接続されている。
【0019】前記表示部7は、図2に表示状態の一例を
示すように、曜日や動作モード等をを英文字や絵画像で
表示する7×7ドットのマトリックス表示部からなる曜
日表示領域7aと、時刻を表示するセグメント表示部か
らなる時刻表示領域7bと、月日を表示するセグメント
表示部からなる月日表示領域7cとを備えている。
【0020】前記RAM3は、図3に示すように、例え
ばキー入力された数値等が書き込まれかつ表示される表
示レジスタ3aと、時刻表示モード(M=0)、アラー
ムモード(M=1)、タイマーモード(M=2)等の複
数のモードが切換えて設定されるモードレジスタ3b
と、日付及び時刻を計時して得られる現在時刻(日付、
曜日を含む)が記憶される計時レジスタ3cと、アラー
ム時刻が設定、記憶されるアラーム時刻レジスタ3d
と、所定の時間を計るタイマレジスタ3eと、各種デー
タの一時記憶等に用いられるワークエリア3fとを具備
している。
【0021】前記表示レジスタ3aは、図4に示すよう
に、月日表示領域7cで表示されるデータ、例えば、時
刻表示モードでは月日データを記憶するエリアXと、時
刻表示領域7bで表示されるデータ、例えば、時刻表示
モードでは時刻データを記憶するエリアYと、ドットマ
トリックスで表示部7の曜日表示領域7aで表示するデ
ータを記憶するエリアZとに区分けされている。
【0022】次に、前記パターンROM4に記憶されて
いる各種の表示パターンデータについて図5乃至図9の
表示パターンデータを曜日表示領域7aに表示した状態
を参照して説明する。
【0023】即ち、前記パターンROM4には、7×7
ビットのマトリクス状のビットマップメモリが多数記憶
されており、各ビットマップメモリの各々のビットは、
曜日表示領域7aの各ドットに対応している。そして、
曜日表示領域7aの各ドットのうち、「1」が記憶され
ているビットに対応するドットは表示がなされ、「0」
が記憶されているビットに対応するドットは表示がなさ
れない。例えば、7×7ビットのマトリクス状のビット
マップメモリにおいて、中央の1ビットのみ「1」が記
憶され、他のビットには全て「0」が記憶されている表
示パターンデータを表示させた場合には、図5の11に
示すような表示がなされる。そして、図5は、3種類の
共通表示パターンの表示態様を示すものであり、図5の
左欄11は7×7ドットのドットパターンの中央部に設
けた1ドットのみ表示する構成の共通パターンを示すも
のであり、図5の中欄12は7×7ドットのドットパタ
ーンの中央部に設けた棒状の3ドットのみ表示する構成
の共通パターンの表示態様を示すものであり、図5の右
欄13は7×7ドットのドットパターンの中央部に設け
た棒状の5ドットのみ表示する共通パターンの表示状態
を示すものである。
【0024】図6は、7×7ドットのドットパターンに
5×5ドットの第1の表示パターン14a、14B、1
4C及びこの第1の表示パターン14A、14B、14
Cよりも縮小されたドット構成の第2の表示パターン1
5A、15B、15Cの例を示すものであり、図6の第
1の表示パターン14A及び第2の表示パターン15A
は各々英文字Sの第1の表示パターン及び英文字Sの第
2の表示パターンを表示させた例を、図6の第1の表示
パターン14B及び第2の表示パターン15Bは各々英
文字Uの第1の表示パターン及び英文字Uの第2の表示
パターンを表示させた例を、図6の第1の表示パターン
14C及び第2の表示パターン15Cは各々英文字Mの
第1の表示パターン及び英文字Mの第2の表示パターン
を表示させた例を各々示すものである。
【0025】同様に、図7に示す第1の表示パターン1
4D及び第2の表示パターン15Dは各々英文字Oの第
1の表示パターン及び英文字Oの第2の表示パターンを
表示させた例を、第1の表示パターン14E及び第2の
表示パターン15Eは各々英文字Tの第1の表示パター
ン及び英文字Tの第2の表示パターンを表示させた例
を、第1の表示パターン14F及び第2の表示パターン
15Fは各々英文字Wの第1の表示パターン及び英文字
Wの第2の表示パターンを表示させた例を示し、図8に
示す第1の表示パターン14G及び第2の表示パターン
15Gは各々英文字Eの第1の表示パターン及び英文字
Eの第2の表示パターンを表示させた例を、第1の表示
パターン14H及び第2の表示パターン15Hは各々英
文字Hの第1の表示パターン及び英文字Hの第2の表示
パターンを表示させた例を示し、第1の表示パターン1
4I及び第2の表示パターン15Iは各々英文字Fの第
1の表示パターン及び英文字Fの第2の表示パターンを
表示させた例を示し、図9の第1の表示パターン14J
及び第2の表示パターン15Jは各々英文字Rの第1の
表示パターン及び英文字Rの第2の表示パターンを表示
させた例を示し、第1の表示パターン14K及び第2の
表示パターン15Kは各々英文字Aの第1の表示パター
ン及び英文字Aの第2の表示パターンを表示させた例を
示し、第1の表示パターン14L及び第2の表示パター
ン15Lは各々英文字Lの第1の表示パターン及び英文
字Lの第2の表示パターンを表示させた例を示してい
る。
【0026】次に、前記電子腕時計の動作を図10、図
11に示すフローチャートを参照して説明する。
【0027】ステップS1及びステップS5は待機状態
を示し、ステップS1において、前記制御部1は、前記
分周・タイミング回路9からの8Hzの計時信号がある
か否かを判断し、8Hzの計時信号があった場合には、
この8Hzの計時信号により計時処理を行い(ステップ
S2)、さらに、モードレジスタ3bに設定される時刻
表示モード(M=0)、アラームモード(M=1)又は
タイマーモード(M=2)に従ったモード処理を実行し
て(ステップS3)、実行したモード処理に応じて前記
表示部7に対する表示処理を行った後(ステップS
4)、ステップS1に戻る。また、ステップS1で、前
記前記分周・タイミング回路9からの8Hzの計時信号
がないと判断したときにはステップS5に進み、さら
に、前記キー入力部5からのいずれかのキー入力がある
か否かを判断し、キー入力がない場合にはステップS1
に戻り、キー入力がある場合にはそのキー入力に対応し
たキー処理を行う(ステップS6)。
【0028】次に、上述したステップS4の表示処理に
ついて図11を参照して詳述する。
【0029】前記ステップS4の表示処理では、前記制
御部1はモードレジスタ3bに設定されている動作モー
ドを参照し、時刻表示モード(M=0)であれば(ステ
ップS11)、前記表示レジスタ3aのエリアZの値に
1を加算した後(ステップS12)、前記月日表示領域
7cに月日データを、時刻表示領域7bに時刻データ
を、曜日表示領域7aに英文字で例えば日曜日であれ
ば、頭文字「S」「U」を各々所定のパターンで表示す
る(ステップS13)。
【0030】また、前記制御部1はモードレジスタ3b
に設定されている動作モードが時刻表示モード(M=
0)でなくアラームモード(M=1)であれば(ステッ
プS14)、前記表示レジスタ3aのエリアZの値に1
を加算した後(ステップS15)、曜日表示領域2aに
曜日の替わりにモード表示データであるアラームデータ
「AL」を、時刻表示領域7bにアラーム時刻データ
を、各々所定のパターンで表示する(ステップS1
6)。さらに、前記制御部1はモードレジスタ3bに設
定されている動作モードが時刻表示モード(M=0)で
なくアラームモード(M=1)でもないと判断したとき
には(ステップS14否定)、これらの動作モード以外
の他の動作モードの表示処理を行う(ステップS1
7)。
【0031】次に、前記ステップS13の曜日パターン
表示の処理、即ち、前記表示部7の曜日表示領域7aに
おける日曜日データ、即ち「S」「U」の回転表示につ
いて図12を参照して説明する。
【0032】曜日パターンの表示処理は、その日が何曜
日であるかを示す曜日データと、8Hzに加算されるZ
の値に応じて処理される。即ち、前記制御部1は、前記
パターンROM4から英文字S、Uの第1の表示パター
ン(図6に示す第1の表示パターン14A及び第2の表
示パターン14Bを表示させる表示パターン)及び英文
字S、Uの第2の表示パターン(図6に示す第1の表示
パターン15A及び第2の表示パターン15Bを表示さ
せる表示パターン)と、3種類の共通パターン、即ち、
1ドット構成の共通パターン11、3ドット構成の棒状
の共通パターン12、5ドット構成の棒状の共通パター
ン13を読み出し、Zの値に応じて表示させる。具体的
には、図12に示すように、Zが0及び1のとき、1ド
ット構成の共通パターン11が表示され、Z=2、3の
とき、3ドット構成の棒状の共通パターン12が表示さ
れ、Z=4、5のとき、5ドット構成の棒状の共通パタ
ーン13が表示され、Z=6、7のとき、英文字Sの第
2の表示パターン15A、Z=8、9のとき、英文字S
の第1の表示パターン14A、Z=10、11のとき、
英文字Sの第2の表示パターン15A、Z=12、13
のとき、5ドット構成の棒状の共通パターン13、Z=
14、15のとき、英文字Uの第2の表示パターン15
B、Z=16,17のとき、英文字Uの第1の表示パタ
ーン14B、Z=18,19のとき、英文字Uの第2の
表示パターン15B、Z=20,21のとき、5ドット
構成の棒状の共通パターン13、Z=22,23のと
き、3ドット構成の棒状の共通パターン12が表示され
る。レジスタZは、Z=23の次は0に戻るようになっ
ており、それ故、3秒で上述したパターンが循環表示さ
れる。このようにして、日曜日を示す「S」「U」は、
各々棒状パターンから縮小パターン、通常パターン、縮
小パターン、棒状パターンの順に切り換え表示されるの
で、日曜日を示す「S」「U」のデータは各々恰も回転
しているかのように曜日表示領域7aに呈示されること
になり、日曜日を示す「S」「U」の識別性は極めて良
好となる。
【0033】このように、図12に示す例は、日曜日を
示す各英文字S,Uについて各々回転しているかのよう
に切り換え表示する例であるが、他の曜日であっても曜
日データによって図5乃至図9の中からその曜日を示す
文字が選択されて回転及び切り替え表示されるものであ
る。
【0034】図13、図14は、ステップS17におけ
るタイマーモードの英文字「T」「R」の回転表示の例
を示すものであり、この場合には、前記制御部1は、前
記パターンROM4から英文字T、Rの第1の表示パタ
ーン14E、14J及び英文字「T」「R」の第2の表
示パターン15Z、15Jと、3種類の共通パターン、
即ち、1ドット構成の共通パターン11、3ドット構成
の棒状の共通パターン12、5ドット構成の棒状の共通
パターン13を読み出し、図14に示すように、曜日表
示領域7aに切換え表示させる。これにより、タイマー
モードを示すモード表示データ「T」「R」は恰も回転
しているかのように前記曜日表示領域7aに呈示される
ことになり、モード表示データ「T」「R」の識別性は
極めて良好となる。
【0035】図15、図16は、ステップS16におけ
るアラームパターン表示、即ち、アラームモードの英文
字「A」「L」の回転表示の例を示すものであり、図1
6に示す順序で切換え表示させることにより、アラーム
モードを示すモード表示データ「A」「L」は恰も回転
しているかのように前記曜日表示領域7aに呈示される
ことになり、モード表示データ「T」「R」の識別性は
極めて良好となる。
【0036】図17、図18は、本発明の他の実施例を
示しており、時刻表示を24時制のにしたとき、24時
間制であることを示すGマークを回転表示させた例を示
すものである。この場合前記パターンROM4は文字
「G」の表示パターン16と、文字「G」の縮小パター
ン17と、文字「G」の左右を反転した反転パターン1
8と、この反転パターン18の縮小パターン19と、棒
状パターン20とを記憶しており、前記制御部1は前記
パターンROM4から前記各表示パターンを図18に示
す順序で例えば8Hzで順次読み出して、表示させたも
のである。このような表示態様により、単独の英文字G
が立体的に回転しているかのように表示できる。
【0037】尚、上述した実施例では文字の回転表示に
ついて述べたが、例えば、記号、画像データを回転表示
させてもよいことはもちろんである。
【0038】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、以下の効
果を奏する。
【0039】請求項1記載のデータ表示装置における記
憶手段は、予め定められたデータを、N×M(N,Mは
零より大きい整数)ドットの第1の表示パターン及びこ
の第1の表示パターンよりも縮小された第2の表示パタ
ーンで記憶する。前記制御手段は、前記記憶手段に記憶
した予め定められたデータの第1の表示パターン及び第
2の表示パターンを読み出し、前記第1の表示パターン
の前後に第2の表示パターンを表示させる状態で前記表
示手段に表示させる。これにより、前記表示手段の一つ
の表示領域において切り替え表示や流れ表示を行うこと
なく予め定められたデータを恰も回転しているかのよう
に表示でき、優れたデータ識別性を発揮できる。
【0040】請求項2記載のデータ表示装置によれば、
前記記憶手段が、複数のデータの第1の表示パターン及
び第2の表示パターンを記憶し、前記制御手段は複数の
データを、棒状の共通パターン→第2の表示パターン→
第1の表示パターン→第2の表示パターン→棒状の共通
パターン→他のデータの第2の表示パターン→他のデー
タの第1の表示パターン→他のデータの第2の表示パタ
ーン→棒状の共通パターンの順に前記表示手段に表示さ
せる。この結果、複数のデータは恰も回転しているかの
ように呈示されることになり、前記複数のデータの優れ
たデータ識別性を発揮できる。
【0041】請求項3記載のデータ表示装置における記
憶手段は、曜日のデータを、N×M(N,Mは零より大
きい整数)ドットの第1の表示パターン及びこの第1の
表示パターンよりも縮小された第2の表示パターンで記
憶する。制御手段は前記記憶手段に記憶した曜日のデー
タの第1の表示パターン及び第2の表示パターンを、第
1の表示パターンの前後に第2の表示パターンを表示さ
せる状態で前記表示手段に表示させる。これにより、前
記曜日のデータは恰も回転しているかのように呈示され
ることになり、この曜日のデータの優れたデータ識別性
を発揮できる。
【0042】請求項4記載のデータ表示装置における記
憶手段は、各動作モードを示す各モード表示データを、
N×M(N,Mは零より大きい整数)ドットの第1の表
示パターン及びこの第1の表示パターンよりも縮小され
た第2の表示パターンで記憶する。制御手段は、モード
設定手段により設定される動作モードに対応したモード
表示データの第1の表示パターン及びこの第1の表示パ
ターンよりも縮小された第2の表示パターンを記憶手段
から読み出し、第1の表示パターンの前後に第2の表示
パターンを表示させる状態で前記表示手段に表示させ
る。これにより、モード設定手段により設定される動作
モードに対応したモード表示データは恰も回転している
かのように呈示されることになり、このモード表示デー
タの優れたデータ識別性を発揮できる。
【0043】請求項5記載のデータ表示装置における記
憶手段は、データ毎の個別表示パターン及び各データの
共通表示パターンを記憶する。制御手段は、記憶手段に
記憶した前記データ毎の個別表示パターン及び各データ
の共通表示パターンを読み出し、データ毎の個別表示パ
ターンの前後に共通表示パターンを表示させる状態で前
記表示手段に表示させる。これにより、データ毎の個別
表示パターン及び各データの共通表示パターンを使用し
て当該データを恰も回転しているかのように呈示でき、
このデータの優れたデータ識別性を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のデータ表示装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本実施例のデータ表示装置における表示部の表
示例を示す説明図である。
【図3】本実施例のデータ表示装置におけるRAMの記
憶エリアを示す説明図である。
【図4】本実施例のデータ表示装置における表示レジス
タの記憶エリアを示す説明図である。
【図5】本実施例のデータ表示装置における共通パター
ンを示す説明図である。
【図6】本実施例のデータ表示装置における英文字S、
U、Mの第1の表示パターン、第2の表示パターンを示
す説明図である。
【図7】本実施例のデータ表示装置における英文字O、
T、Wの第1の表示パターン、第2の表示パターンを示
す説明図である。
【図8】本実施例のデータ表示装置における英文字E、
H、Fの第1の表示パターン、第2の表示パターンを示
す説明図である。
【図9】本実施例のデータ表示装置における英文字R、
A、Lの第1の表示パターン、第2の表示パターンを示
す説明図である。
【図10】本実施例のデータ表示装置の全体動作を示す
フローチャートである。
【図11】本実施例のデータ表示装置の表示処理動作を
示すフローチャートである。
【図12】本実施例のデータ表示装置の曜日の回転表示
を示す説明図である。
【図13】本実施例のデータ表示装置における表示部の
タイマーモードの表示例を示す説明図である。
【図14】本実施例のデータ表示装置のタイマーモード
の回転表示を示す説明図である。
【図15】本実施例のデータ表示装置における表示部の
アラームモードの表示例を示す説明図である。
【図16】本実施例のデータ表示装置のアラームモード
の回転表示を示す説明図である。
【図17】本発明の他の実施例における表示部の表示例
を示す説明図である。
【図18】本発明の他の実施例におけるGマークの回転
表示を示す説明図である。
【符号の説明】
1 制御部 2 ROM 3 RAM 3a 表示レジスタ 3b モードレジスタ 3c 計時レジスタ 3d アラーム時刻レジスタ 3e タイマレジスタ 3f ワークエリア 4 パターンROM 5 キー入力部 7 表示部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを表示する表示手段と、 予め定められたデータを、N×M(N,Mは零より大き
    い整数)ドットの第1の表示パターン及びこの第1の表
    示パターンよりも縮小された第2の表示パターンで記憶
    する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶した予め定められたデータの第1の
    表示パターン及び第2の表示パターンを、第1の表示パ
    ターンの前後に第2の表示パターンを表示させる状態で
    前記表示手段に表示させる制御手段とを有することを特
    徴とするデータ表示装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段は、複数のデータの第1の
    表示パターン及び第2の表示パターンを記憶するととも
    に、棒状の共通パターンを記憶し、前記制御手段は複数
    のデータを、棒状の共通パターン→第2の表示パターン
    →第1の表示パターン→第2の表示パターン→棒状の共
    通パターン→他のデータの第2の表示パターン→他のデ
    ータの第1の表示パターン→他のデータの第2の表示パ
    ターン→棒状の共通パターンの順に前記表示手段に表示
    させて、この複数のデータを回転状態に呈示することを
    特徴とする請求項1記載のデータ表示装置。
  3. 【請求項3】 時刻及び曜日のデータを表示する表示手
    段と、 曜日のデータを、N×M(N,Mは零より大きい整数)
    ドットの第1の表示パターン及びこの第1の表示パター
    ンよりも縮小された第2の表示パターンで記憶する記憶
    手段と、 前記記憶手段に記憶した曜日のデータの第1の表示パタ
    ーン及び第2の表示パターンを、第1の表示パターンの
    前後に第2の表示パターンを表示させる状態で前記表示
    手段に表示させ、曜日のデータを回転状態に呈示する制
    御手段とを有することを特徴とするデータ表示装置。
  4. 【請求項4】 複数の動作モードに応じたデータを表示
    する表示手段と、 複数の動作モードを設定するモード設定手段と、 各動作モードを示す各モード表示データを、N×M
    (N,Mは零より大きい整数)ドットの第1の表示パタ
    ーン及びこの第1の表示パターンよりも縮小された第2
    の表示パターンで記憶する記憶手段と、 前記モード設定手段により設定される動作モードに応じ
    たモード表示データを記憶手段から読み出し、このモー
    ド表示データの第1の表示パターン及び第2の表示パタ
    ーンを、第1の表示パターンの前後に第2の表示パター
    ンを表示させる状態で前記表示手段に表示させ、このモ
    ード表示データを回転状態に呈示する制御手段とを有す
    ることを特徴とするデータ表示装置。
  5. 【請求項5】 データを表示する表示手段と、 データ毎の個別表示パターン及び各データの共通表示パ
    ターンを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶した前記データ毎の個別表示パター
    ン及び各データの共通表示パターンを、データ毎の個別
    表示パターンの前後に共通表示パターンを表示させる状
    態で前記表示手段に表示させ、当該データを回転状態に
    呈示する制御手段とを有することを特徴とするデータ表
    示装置。
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JP2014238305A (ja) * 2013-06-07 2014-12-18 カシオ計算機株式会社 デジタル表示装置、及び、電子時計

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