JPH082699Y2 - 時刻データ記憶装置 - Google Patents

時刻データ記憶装置

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JPH082699Y2
JPH082699Y2 JP1986157855U JP15785586U JPH082699Y2 JP H082699 Y2 JPH082699 Y2 JP H082699Y2 JP 1986157855 U JP1986157855 U JP 1986157855U JP 15785586 U JP15785586 U JP 15785586U JP H082699 Y2 JPH082699 Y2 JP H082699Y2
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保雄 黒木
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、時刻表の時刻やスケジユール時刻等を多数
記憶させ、任意に表示装置に表示させることが出来るデ
ータ記憶装置に関する。
〔従来技術〕
従来、時刻表等の多数の時刻をメモリに記憶させる方
法としては、例えばテンキー等を備え、このテンキーか
ら時刻を入力することが考えられている。また、他の方
法として、例えば腕時計等の時刻設定方法として知られ
ている如く、桁を選択する押釦スイツチと、選択された
桁の数値を順次増加させる押釦スイツチとにより時刻を
設定する方法も知られている。更に、本件出願人が昭和
54年10月22日付で出願し、後に公開された特開昭56−60
384号公報に記載されている如く、時単位及び分単位か
らなる時刻データを表示装置に順次自動的にスクロール
表示させ、所望の時刻データが示された時にスイツチを
操作することによつて、その所望の時刻データをメモリ
に記憶させる方法も提案されている。
〔従来技術の問題点〕
然して、従来のテンキーを備える方法では、操作が比
較的容易ではあるものの装置自体が大型化してしまう欠
点があつた。特に時刻表等においては、一度時刻を設定
してしまうと、長期間設定する必要はないので極めて不
合理である。また、2つの押釦スイツチを用いる方法で
は、1つの時刻データを設定するのに極めて時間がかか
り、操作が面倒である。即ち、1つの時刻データをセツ
トするのに時単位、10分単位、1分単位を夫々数置
「0」からセツトしなければならず、例えば、23時とか
59分とかいつた時間をセツトするのに何回も操作をしな
ければならない欠点があつた。また、時刻を0時00分か
ら23時59分まで自動的にスクロールさせるものにあつて
はスイツチ操作のタイミング等を誤まつてしまう欠点も
あり、更に、全てのスクロールを終了させるのに時間が
かかるという欠点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、上記の事情に鑑みてなされたもので、その
目的は、極めてスピーデイに多数の時刻設定が可能で且
つ装置自体を小型化し得る時刻データ記憶装置を提供す
ることにある。
〔考案の要点〕
本考案は、上記目的を達成する為に、記憶されている
時刻データの表示部として、時単位表示部と複数の分単
位表示部とを設け、表示切換スイッチが操作される毎に
上記複数の分単位表示部に時単位表示部に表示されてい
る時単位の分単位データを複数ずつ切換え表示させるよ
うに構成し、また、上記切換え表示によつて最後の分単
位データが表示された際に分単位データが表示されない
分単位表示部が存在していた場合には、その分単位表示
部に新たな分単位データを入力できるようにすると共
に、上記切換え表示によつて最後の分単位データが表示
された際に分単位データが表示されない分単位表示部が
存在しなかつた場合には、上記表示切換えスイッチを再
度操作することによつて分単位データをシフトさせ、シ
フトによつて分単位データの表示が消えた分単位表示部
に新たな分単位データが入力できるように構成したもの
である。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例について図面を参照しながら
説明する。
第1図は、本発明を適用した電子腕時計の外観図であ
り同図において1は腕時計ケース、2は腕時計ケース1
内部に配置された液晶表示装置である。また、腕時計ケ
ース1の側方には押釦スイツチS1乃至S5が設けられ、更
に、腕時計ケース1の下方にはスイツチSA及びSBが設け
られている。第2図は、上記液晶表示装置2の表示電極
の構成を示しており、2a乃至2eは夫々5×5のドツトマ
トリクス表示部である。また、2f1乃至2f6は夫々、セグ
メントタイプの表示部であつて、曜日及び時刻等の文
字、数字が表示出来る。なお、2f2、2f3を夫々上段I表
示部、上段II表示部、2f5、2f6を夫々下段I表示部、下
段II表示部とも呼ぶ。2g1乃至2g4は、後述する時刻表機
能で用いられる時刻指定表示体であり、2bは、この時刻
指定表示体による指定がなされたことを示すマーク表示
体、2iは午後を示す表示体である。
第3図は、本実施例の内部回路を示すブロツク図であ
る。同図において、ROM3は、全体のシステムをコントロ
ールし、後述するフローチヤートを実行するマイクロプ
ログラムやデータを内蔵している固定メモリである。RO
Mアドレス制御部4は、上記ROM3のアドレスを指定しプ
ログラムの流れを規定する制御ブロツクであり、ROM3の
ネクストアドレスを指定する出力NA、および演算回路
(ALU)5の出力及び後述する分周回路からの出力等が
入力されている。6はRAMであり、ROM3のアドレスデー
タ出力SU、SL及びFU、FLで指定されたアドレスのデータ
を出力すると共に、演算回路5で処理、加工された結果
データを入力して記憶するメモリである。7はインスト
ラクシヨンデコーダでありROM3のインストラクシヨン出
力1nsをデコードして、各ブロツクにコントロール信号
を送るブロツクである。上述した演算回路5は、S、F
を入力として算術論理演算を行い、その出力をROM3の出
力Fu、FLで指定されたRAM6のアドレスに書き込む。ま
た、8はラツチ回路でありROM3の出力SU、SLで指定され
たROM6のアドレスの内容を一時的に記憶し、演算回路5
の入力Fと同期をとつて他の入力Sに送り込む。
10は発振器であり、例えば32768Hzのクロツク信号を
タイミングパルス発生回路11及び分周回路12に供給す
る。
タイミングパルス発生回路11は上記クロツク信号に基
づき各ブロツクを時系列にコントロールするタイミング
信号を出力する。分周回路12は発振器10からの出力を分
周するカウンタで、一定周期の計時信号を作成してお
り、その計時信号は後述する計時処理等に使用される。
更に、13はキー入力部であり、第1図のスイツチS1
S5、SA、SBが操作された時にスイツチ入力信号を出力す
る。
表示部14は、処理し終わつたデータを表示バツフア14
aを介して表示するブロツクであり、ブザー15は、バス
ラインからのデータに基づいてアラーム音等を発生する
ブロツクである。バスコントロールゲートA1、A2、B1、
B2、C1〜C4、D1、D2はインストラクシヨンデコーダ7の
出力信号等に基づいてゲートが開閉し各バスラインのデ
ータの流れをコントロールするゲートである。
第4図は、上記第3図で示したRAM6の記憶領域マツプ
を示している。即ち、RAM6には、表示部14で表示すべき
データを記憶する表示レジスタ20と、現在時刻を計数し
て記憶する現在時刻計数レジスタ21と、時刻表の時刻デ
ータを駅毎に記憶する時刻表データ記憶領域22a乃至22h
と、表示モードを記憶するモード記憶部Mと、時刻表デ
ータ記憶部領域22a乃至22hのうち、選択された記憶領域
即ち、駅がどれであるかを記憶する駅名選択記憶部N
と、時刻表の時刻データのうち乗りたい時刻をアラーム
によつて知らせる機能が設定されているか否かを記憶す
る乗りたいマーク設定記憶部Lと、30分タイマ記憶部P
と、時刻表セツト状態の判別を行なうフラグRと、2秒
タイマ記憶部Cとを有している。また、23は、上記時刻
表データ記憶領域22aの詳細な記憶領域マツプの詳細を
示したもので、他の記憶領域22b乃至22hも、上記23と同
様に構成されている。然して、23aは、駅名データを記
憶する駅名記憶部である。この駅名記憶部23aに記憶さ
れる駅名データは後述する如く、スイツチ操作によつて
設定される。また、F0は、時刻表の時刻データのうち所
望の時刻データの記憶領域のアドレスを記憶するマーク
アドレス記憶部でありその時刻データに近づいたこと、
正確には、30分前、20分前、10分前になつたことをアラ
ームで知らせる為に用いられるものであり、後述する如
くスイツチ操作によつて選択設定される。また、Qはそ
の駅の時刻データがあと何本記憶出来るかを示す残り本
数記憶部であり、F1、F2、F3、F4は夫々第2図で示した
2f2、2f3、2f5、2f6に表示される時刻データの記憶
領域のアドレスを記憶するアドレス記憶部である。
23bは、上位の時刻単位である0時から23時までの時
単位に対応して夫々下位の時刻単位である分データを記
憶する時刻表の時刻データ記憶領域であり、夫々の分デ
ータはスイツチ操作によつて書き込まれる。第4図では
11時から14時迄に分単位データが記憶されている状態を
示している。更に、23c0乃至23c23は、夫々の時単位毎
に、分データがいくつ記憶されているかを記憶するデー
タ数記憶部である。
第5図は、スイツチ操作等によつて変化する表示モー
ドと、第4図のRAM6のモード記憶部Mの値との関係を示
している。即ち、現在時刻表示モードでは、後述する如
く現在時刻及び複数の駅名のうち駅名選択記憶部Nによ
つて選択的に指定されている駅の駅名が表示されるもの
で、この状態においてはMの値は0である。然して、ス
イツチS3が操作されると時刻表表示モードとなりMが1
になると共に、上述した選択された駅の駅名及びその駅
の時刻表が表示され更に、駅名を変更することも出来
る。また、この表示モードにおいてスイツチS2が操作さ
れるとM=3となり時刻表の新規設定及びすでに設定さ
れているデータの修正、変更が可能となる。また、時刻
表表示モードでスイツチS4が操作されるとM=4とな
り、選択されている駅の多数の時刻表の時刻データのう
ち、自分が乗りたい時刻に近づいた時にアラームしてく
れる時刻データを選択設定出来る乗りたいマークセツト
モードになる。上述した現在時刻表示モードにおいて、
時刻が上記乗りたいマークセツトモードでセツトされ時
刻表の時刻データの30分前になるとM=5となりアラー
ムが報音されると共に、タイマが表示され、時刻表のセ
ツトした時刻データ迄、あと何分かを知らせてくれるも
のである。また、現在時刻表示モードにおいてスイツチ
SAが操作されるとM=2となり上述した選択された駅の
時刻表の時刻データのうち、現在時刻に最も近い、次の
時刻データが表示されるようになつている。然して、こ
の第5図において、表示モードとMの値との関係を示し
たのは、駅名、現在時刻、タイマ時間、時刻表の時刻デ
ータ等のうちいずれを表示させるかは、全てMの値に基
づいて行なわれているからであり、具体的な表示内容及
びMの値の変更等については、更に詳細を後述する。
次に、第6図は、第3図で示した回路の全体的な処理
を流れを示すゼネラルフローである。同図において、ス
テツプ24aは待機(HALT)状態であり、例えば1/16秒毎
の信号があると計時処理のステツプ24b及び表示処理の
ステツプ24cに進み、待機状態においてスイツチS1
S5、SA、SBのいずれかが操作されるとステツプ24dに進
むものである。
第7図は、第6図のステツプ24b及び24cの計時処理及
び表示処理の詳細なフローを示している。然して、ステ
ツプ25aは現在時刻計数処理であり、1/16秒信号が出力
される毎にRAM6の現在時刻計数レジスタ21の内容を+1
し、また、各時刻単位が桁上条件数値と一致していれ
ば、上位単位に+1する等して現在時刻データを得て現
在時刻計数レジスタ21に書き込み記憶させるものであ
る。次のステツプ25bは、上記ステツプ25aにおいて、分
のキヤリーがあつたかどうかを判断するステツプであ
る。即ち、以後のステツプ25b乃至25lは前述した、時刻
表の乗りたい時刻の30分前からアラームを行なわせる処
理であり、この処理は1分毎に行なわせる為、ステツプ
25bにて分キヤリーの有無を判断するものである。然し
て、分キヤリーがあるとステツプ25cに進む、このステ
ツプ25cはRAM6の時刻表データ記憶領域22a乃至22hのう
ち駅名選択記憶部Nで指定されている記憶領域におい
て、マークアドレス記憶部F0にいずれかのアドレスが記
憶されているか否かを判断するもので、即ち、前記した
乗りたい時刻データの選択設定がなされているか否かを
判断するものである。そして、設定がなされているとス
テツプ25dに進み、レジスタ21の現在時刻が上記マーク
アドレス記憶部F0でアドレス設定されている時刻データ
の30分前になつたか否かが判断され、30分前になつたこ
とが判断されるとステツプ25eに進み、タイマ記憶部P
に「30分」データをブリセツトして減算動作を開始させ
ると共に、モード記憶部Mを「5」に設定すると共に、
フラグLに「1」を書き込み、更に、ステツプ25fでア
ラーム音を発生させる処理を行なう。また、ステツプ25
dで30分前でないことが判断された際にはステツプ25gに
進んで20分前か否かを判断し、20分前の時にはステツプ
25hで上記ステツプ25fとは異なつたアラーム音を発生さ
せる。また、ステツプ25i、25hでは、夫々10分前一致を
検出し10分前の時はステツプ25jで前述したステツプ25
f、25hとは異なるアラームを発生させると共に、一致し
た場合には、ステツプ25lでM及びLを「0」にする。
ステツプ25m乃至ステツプ25sは第6図の表示処理の詳
細を示す。まず、ステツプ25mにおいてはRAM6のモード
記憶部Mの値が0か否かを判断し、M=0であればステ
ツプ25nで駅名(駅名選択記憶部Nで選択的に指定され
ている記憶領域22a〜22hのいずれかの駅名記憶部23aに
記憶されているデータ)を第2図のドツトマトリクス表
示部2a乃至22eに表示させ、乗りたいマークがセツトさ
れていれば(RAM6のマークアドレス記憶部F0にアドレス
が記憶されていれば)第2図のマーク表示体2hを表示さ
せ、更にRAM6のレジスタ21の曜日、日付、時刻を表示さ
せるものである。この表示はRAM6の表示レジスタ20デー
タを送ることによつてなされる。第8図Aは、M=0の
モード、即ち現在時刻表示モードでの表示状態を示して
おり、現在時刻が9月25日木曜日11時25分00秒で時刻表
として東京駅が選択されていることを示している。然し
て、例えばRAM6の記憶領域22aのマークアドレスF0に11
時25分の記憶データのアドレスがセツトされていたとす
ると、現在時刻が10時55分になるとステツプ25で30分前
が検出されステツプ25eでM=5となる。ステツプ25qで
は、M=5を判断してステツプ25rに進み、駅名(TOKY
O)曜日(TH)、タイマ記憶部Pのタイマ時間(30分)
及び現在時刻(10時55分)を第8図Bの如く表示する。
この場合、マーク表示体2hはフラツグLが1となつてい
ることから点滅表示が行なわれる。然して、時刻が進み
11時25分の20分前になると第8図Cの如き表示となると
共にアラーム音が発生される。10分前になると再度アラ
ーム音が発生され、時刻が11時25分になると、ステツプ
25lによつてM及びLが0となるので第8図Dに示す如
く通常時刻表示に戻る。尚、この時、更にアラーム音を
発生させてもよい。
このように、上記フローによつて複数の駅夫々の多数
の時刻データのうち、所望の駅の所望の時刻データに対
してのみ30分前から減算タイマが動作して表示されると
共に、アラームで報知されるものである。
第9図は、第6図、ステツプ24dのキー処理の詳細な
フローチヤートである。即ち、ステツプ26a乃至26eでい
ずれのスイツチが操作されたかを判断し、夫々ステツプ
26f乃至26hで夫々のスイツチのキー処理を行なうもので
ある。尚、スイツチSBについては省略してある。然して
スイツチS1が操作された時のステツプ26fのS1処理は第1
0図が詳細が示されている。
第10図において、スイツチS1が操作されるとまず、ス
テツプ27aでMの値が1か否かが判断される。即ち、第
5図に示した時刻表表示モードか否かが判断されるもの
である。上記ステツプ27aでMの値が1であると判断さ
れるとステツプ27bに進みRAM6の駅名選択記憶部Nの内
容が+1されて新たな駅が指定され、RAM6のタイマCに
例えば2秒データがセツトされると共に減算動作がスタ
ートし、更にステツプ27dでは選択記憶部Nで新たに指
定された駅の時刻表にあと何本時刻データが入るかの計
算がなされて残り本数レジスタQにプリセツトされる。
そして次のステツプ27eでは選択された駅の時刻表の時
刻データのうち、現在時刻に最も近い4本の時刻データ
のアドレスが夫々アドレス記憶部F1〜F4に記憶される。
然して、このような各ステツプ処理の結果は、第7図の
ステツプ25sの表示処理によつて表示されるもので、こ
のステツプ25sの詳細は第11図に示されている。第11図
において、ステツプ28aではM=1か否かが判断され、
M=1であるとステツプ28bに進む。このステツプ28bで
はCの値が0になつたか否かを判断するもので0でなけ
ればステツプ28cに進みタイマCの減算動作を行なうと
共にステツプ28dで選択記憶部Nで選択されている駅名
と、残り本数レジスタQの残り本数の表示を行なう。第
12図は、上記M=1の時刻表表示モードでの表示状態の
変化を示しており、例えば第12図Aの如くTOKYOが表示
されている時スイツチS1が操作されると、新たな駅(OS
AKA)が選択され指定されて(Nが更新される)、第12
図Bの如く駅名と、その駅の残り本数(57本)がタイマ
Cの値が0になる2秒間表示されている状態を示してい
る。然して、2秒経過してタイマCの値が0になると、
第11図のステツプ28bからステツプ28eに進み、第12図C
に示す如く、その駅(OSAKA)の現在時刻に最も近い時
刻データが表示されるものである。このように、第10図
のS1処理においてM=1(時刻表表示モード)の時にス
イツチS1が操作されるとNが更新され第12図に示す如
く、新たな駅が指定されるものである。然して、M=1
でないときにはステツプ27fに進み、モードがM=3
(時刻表セツトモード)であるか否かが調べられ、M=
3の時にはステツプ27gで訂正桁のシフトが行なわれ
る。このステツプ27gに関しては後述する。
第13図は、スイツチS2の処理(第9図、ステツプ26
g)を示している。ステツプ29aではM=1(時刻表表示
モード)か否かが判断され、M=1であるとステツプ29
bで、Mに3をプリセツトして時刻表セツトモードにす
る。そしてステツプ29cでは、選択記憶部Nによつて指
定されている駅の駅名及び時刻データが存在するか否か
が判断される。然して存在した場合にはフラグRを0に
設定すると共に、ステツプ29eでアドレス記憶部F3(表
示では下段I表示部)に記憶されているアドレスの時刻
データを訂正桁として訂正可能状態にすると共に、点滅
表示を行なわせる。一方、ステツプ29cで、駅名も時刻
データも存在しなかつた場合には、ステツプ29fで駅名
の1桁目を訂正可能状態に設定しフラグRに1をセツト
する。即ち、本実施例においては、スイツチS2の操作に
より新規な駅の時刻設定をすることも、又既に設定され
ている駅データの変更をすることも可能となつているも
ので、この点につき第14図を用いて再度説明する。第14
図Aは時刻表表示モードの表示状態図でありそれ以外は
時刻表セツトモードの表示である。第14図Bに示す如く
OSAKA駅が選択指定され時刻データが表示されている。
然して、この第14図Bの状態でスイツチS2が操作される
とステツプ29a及び29bによつてモードが変更されると共
に、ステツプ29eで、指定されている駅(OSAKA)にデー
タが存在することが判断されるので、ステツプ29eによ
つて第14図Cの如く、下段Iのデータ(45分)が点滅さ
れて訂正可能となる。然して、新規な駅データを設定す
る場合には、前述した如くM=1のモードでスイツチS1
を操作して第14図Dに示すように、何の駅データも記憶
されていない記憶領域、例えばRAM6の記憶領域22hを選
択する。この第14図Dの状態でスイツチS2が操作される
と、第13図のステツプ29cから29fに進むので、駅名から
のセツトが可能となり第14図Eに示す如く、駅名の1桁
目が点滅する。
第14図Cにおいて、既に設定してある駅名及び時刻を
変更する場合もある。このような場合は、第14図Cの状
態で再度スイツチS2を操作すればよいもので、即ち、ス
テツプ29hではM=3の時刻表セツトモードであること
が判断され次にステツプ29iではR=0が判断される。
即ち、第1回目のスイツチS2の操作によりステツプ29d
でRに0がセツトされているので、第2回目のスイツチ
S2の操作ではステツプ29iで2回目であることが判断さ
れ、それ故ステツプ29f、29gに進み、駅名の1桁目が訂
正可能となり第14図Fの如く表示される。然して、この
ように駅の1桁目あるいは、時刻データの下段Iデータ
が訂正可能となつた後は、後述する如く、スイツチS3
訂正もしくは設定がなされ、前述した第10図ステツプ27
gに示された如くスイツチS1によつて訂正桁のシフトが
なされるものである。尚、上述したM=3の駅名、時刻
データ表示は、第11図のステツプ28h及び28iで行なわれ
るものである。然して、後述する如くスイツチS3によつ
て訂正もしくは設定が行なわれるとフラグRは1がプリ
セツトされる。それ故訂正もしくは設定後、スイツチS2
が操作されると、この操作によりステツプ29jに進み、
編集処理がなされる。この編集処理は、設定された時刻
データを時刻の早い順にならび変えると共に、夫々の時
単位に分データがいくつ設定されているよを計数して夫
々対応するデータ数記憶部23c0乃至23c23に記憶させる
処理である。そして、ステツプ29kでは現在時刻の次の
時刻データのアドレスをレジスタF1乃至F4にセツトし、
ステツプ29lでMの値を1にする。従つて、第14図Gの
如く、全ての時刻設定がなされてからスイツチS2が操作
されると第14図Hの如く編集中表示、即ちSETが表示さ
れ、最下桁がAからZをくり返す表示がなされ、編集が
終了すると第14図Iに示す如くM=1のモードとなり現
在時刻の次の時刻表の時刻が表示されるものである。
第15図は、第9図のステツプ26hのS3処理を示してい
る。ステツプ30a、30bではモードがM=0かM=1かを
判断し、M=0であればステツプ30cでM=1にすると
共にM=1であればステツプ30dでM=0にする。これ
は、現在時刻表示モードと時刻表表示モードとを切換え
る処理である。然して、ステツプ30eではM=3の時刻
表セツトモードが否かを判断し、M=3であれば前述し
た如くステツプ30fでフラグRを1にすると共にステツ
プ30gで訂正桁の数値に+1する処理を行なう。
尚、ここで、第14図C、K、L、M及び第20図を参照
して時刻データの訂正について詳細に述べる。
前述した如く、M=2でスイツチS2が操作されると、
時刻表のデータが存在すれば、第14図Cの如く、下段I
表示部が点滅されて訂正可能になる。これは、第13図の
ステツプ29eで説明したとうりである。然してこの状態
では、スイツチS3によつて訂正が可能であり、この処理
は第15図にステツプ30gで実行される。
この場合、上記ステツプ30では、スイツチS3の1回目
の操作を検出して、アドレス記憶部F2(表示では23分…
上段II表示部)のデータに+1したデータをアドレス記
憶部F3(下段I表示部)にプリセツトする。即ち、第14
図Kに示す如く23分に+1分した24分を下段Iの表示部
に表示する。そして2回目以降のスイツチ操作ではこの
値に順次+1する。即ち、時刻表の時刻データは早い分
データからセツトされるので1つ前の時刻データ以上の
時刻からセツト出来るようにしてある。尚この動作は1
つ前の時刻データの時単位が訂正の時単位と同じ場合で
あつた時のみである。
然して、例えば24分から順次スイツチS3の操作によつ
て51分の分データ迄セツトした後スイツチS1が操作され
ると第10図ステツプ27gの処理によりレジスタ記憶部F4
に記憶されているアドレスの時刻データ(表示では下段
II)の訂正が可能となる(第14図L)。この状態でスイ
ツチS3を操作すると前述した如く前の分データである51
分に+1した52分から順次+1動作が可能となる。然し
て、次の時刻データを新たに追加する場合にはスイツチ
S1を操作する。これにより、前に設定した51分、58分は
上段にシフトされ下段には、同一時単位で且つ下段Iに
時刻数値の表示ではなくハイフォンのみの表示であるブ
ランク表示がなされる(第14図M)。これにより更に同
一時刻である12時台のデータが設定でき、もし、新たな
設定が必要ない場合には、再度スイツチS1を操作すれ
ば、既に設定してある次の時刻データ、例えば13時台の
データが表示される。
尚、順次新たな時刻データを設定してゆき、その駅の
時刻データの記憶領域が全て使用され、新たな時刻デー
タの設定が不可能な時は、第20図に示す如くFULL表示が
なされ、スイツチS1及びS3のスイツチ操作は無効とな
る。
第16図は、第9図、ステツプ26iのS4処理を示してい
る。まず、ステツプ31aでは、M=1(時刻表表示モー
ド)か否かを判断する。M=1であればステツプ31bに
進みMを4に設定する。M=4は乗りたいマークのセツ
トモードであり、アラーム音を鳴らせたい所望の時刻デ
ータを選択設定するもーどである。第17図は、M=1の
表示状態とM=4の表示状態とを示している。然して、
例えば、TOKYOの時刻表の表示状態(第17図A)でスイ
ツチS4が操作されると、乗りたいマークセツトモード
(第17図B)となり、ステツプ31cでアドレス記憶部
F1、F2、F3、F4の内容をクリアし、第17図Bに示すよう
にブランク表示を行なわせる。そして、後述する如く、
スイツチSAの操作により、TOKYOの時刻データのアドレ
スを順次レジスタF3にセツトして第17図D、Eの如く表
示し、所望時刻、例えば11時25分が表示されているとき
に再度S4スイツチを操作する。このM=4におけるS4
イツチの操作は第16図のステツプ31dに判断され、ステ
ツプ31eに進み、11時25分のアドレスがRAM6のマークア
ドレス記憶部F0にセツトされる。更に、ステツプ31f
で、F0にセツトされた時刻のアドレスから4つの時刻デ
ータがアドレス記憶部F1〜F4にセツトされ、ステツプ31
gでMが1となる。尚、M=4の時の表示は第11図のス
テツプ28jで行なわれるものであり、駅名表示部にタイ
ムテーブルのアラームセツトを示すT−ALM、下段Iの
表示部にレジスタF3のアドレスに記憶されている時刻
(スイツチS4によつて順次変わる)が表示される。然し
て、M=1のモードに戻ると、第17図Fに示す如く、乗
りたいマークをセツトした11時25分の時刻を含む次の4
つの時刻が表示されると共に、11時25分の近傍にある時
刻指定表示体が表示される。これにより、M=1の時刻
表表示モードで、乗りたいマークが設定してある時刻が
どれであるかがわかる。
第18図は、第9図ステツプ26jのS5の処理を示してい
る。まず、ステツプ32aでは、M=1か否かが判断さ
れ、M=1であればステツプ32bで選択されている時刻
表の駅名データ及び時刻データの全てをクリアし、ステ
ツプ32cでMを3にすると共に、ステツプ32dで駅名の1
桁目を選択して新規設定を可能にする。即ち、第14図B
に示す如く、M=1でOSAKAの時刻表が選択されている
際にスイツチS5が操作されると、OSAKAの駅名及び時刻
データが全てクリアされ、第14図Eに示す如く、駅名の
1桁目から設定が可能になる。これにより、既に登録さ
れている駅の時刻表の時刻及び駅名データをクリアし
て、新たな時刻表を設定することが出来る。然して、第
18図のステツプ32aにおいて、M=1でないときはステ
ツプ32eでM=2か否かが判断される。M=2の時、即
ち、後述する如く、スイツチSAの操作によつて現在時刻
に最も近い時刻表の時刻が表示されていたときにスイツ
チS5が操作された際は、ステツプ32fによつてM=0と
され、現在時刻表示モードに戻る。
第19図は、第9図ステツプ26kのSA処理の詳細を示し
ている。まず、ステツプ33aではM=0か否かが判断さ
れる。M=0の現在時刻表示モードスイツチSAが操作さ
れた際には、ステツプ33bで選択されている時刻表の時
刻データのうち、現在時刻に最も近い4つの時刻データ
のアドレスがアドレス記憶部F1、F2、F3、F4に夫々記憶
設定され、次のステツプ33cでMを2にする。Mが2と
なることによつて第11図の表示処理のステツプ28f、28g
に示されている如く、表示処理においてはM=2のと
き、駅名とアドレス記憶部F1〜F4のアドレスに記憶され
ている時刻データを表示するようになつているので第8
図のEに示すように現在時刻10時50分35秒に最も近い10
時56分、11時13分、25分のTOKYO駅の時刻データが表示
される。尚、M=2のモードから、M=0のモードに戻
るスイツチは、前述した如くスイツチS5である。
然して、第19図のステツプ33aにおいて、M=0でな
かつた場合はステツプ33dにおいてM=1(時刻表表示
モード)か否かが判断される。M=1の時はステツプ33
eに進み、下段I,II表示部に表示されている時刻表の時
刻を上段にシフトさせ、下段には次の時刻データを新た
にセツトして表示する。第12図のC乃至Kは、この表示
状態を示したもので、M=1のモードでは、前述した如
くスイツチS1によつて駅が選択されると2秒間駅名と残
り本数が表示された後、現在時刻の次の4本の時刻デー
タが表示される(例えば第12図C)。然して、この状態
においてスイツチSAが操作されると第12図Dに示す如く
上段にあつた11時36分、45分が消え、かわりに下段にあ
つた11時52分が上段に表示される。そして下段には、次
の時刻データである12時30分、34分が表示されるもので
ある。このようにスイツチSAの操作により、その駅の全
ての時刻データを表示させることが出来る。尚、例えば
OSAKA駅の時刻表において、11時台の時刻データが偶数
本入つていた場合には、第12図Fに示す如く、上段に11
時45分、56分が同一行に表示されるが、下段には、次の
12時台の時刻データを表示させるのではなく、11時台で
且つ分析をブランク表示させる。そして、スイツチSAの
操作で第12図Gの如く11時台のブランク表示が上段に来
たときに、次の12時台の時刻データを下段に表示させ
る。また、時刻データが奇数であつた場合には例えば第
12図Iに示す如く、上段の11時31分の横がブランク表示
となるので、このような場合には、下段に次の12時台の
時刻データを表示させるようになつている。また、1日
の区切り、即ち、23時台と0時との間には第12図J、K
に示す如く1行のブランク表示を設けてある。尚、この
1行のブランク表示は例えば、時刻表の始まりが5時台
で、終わりが2時台というような場合には、この間が1
行のブランク表示となるように使用者が設定出来るよう
にしてもよい。
然して、上述した如く、各時単位における分の時刻デ
ータが偶数の場合と、奇数の場合とで夫々異なつたブラ
ンク表示を行なわせるのは以下の理由による。
即ち、第14図のOSAKA駅の設定モードの所で説明した
如く、スイツチS1が操作される毎に設定又は訂正桁の選
択がなされるが、これは、下段のI表示部及びII表示部
の交互のくり返しである。従つて、時刻データが奇数の
場合には、下段のIIのブランクに追加の分単位データを
設定出来、更にスイツチS1で第14図Mに示す如く、同じ
時単位のブランク表示がなされるので、更に、その時単
位の分データを追加出来る。然して、分の時刻データが
偶数の場合には、上述した本考案の如く同じ時単位で分
がブランクの表示を設けないと、次の時単位の時刻デー
タが下段に表示されてしまい。同じ時単位における分単
位データの追加設定が出来なくなるからである。然し
て、各時単位毎の分データ数は第13図のステツプ29jの
ところで説明した如くデータ記憶部23c0乃至23c23に既
に記憶されているので、第19図ステツプ33eにおいて
は、次の時単位のアドレスに記憶されている時刻が読み
出された事を検出して(同一時単位の表示が終了したこ
とを検出して)、次に、それまで表示されていたデータ
の合計が偶数であつたか否かをデータ記憶部23cから判
断してブランク表示を行なわせるものである。尚、分デ
ータが偶数か奇数かを判断する他の方法としては、図示
してないが、例えばRAM6の各時単位毎の記憶エリアに、
1ビツトの判断記憶部を設けておき、時刻データセツト
時に、分データが記憶される毎、或いはスイツチS1によ
つて設定桁が選択される毎に上記1ビツトを0及び1に
交互に書き換えて偶数か奇数かを記憶させておき、表示
処理の際に、上記1ビツトが0か1かで同じ時単位のブ
ランク表示を下段の表示部に行なわせるか否かを判断さ
せ実行させてもよいものである。
然して、第19図に戻り、ステツプ33dによつてM=1
でない場合にはステツプ33fに進みM=3(時刻表セツ
トモード)か否かが判断される。M=3の時には、ステ
ツプ33gに進み時間帯(時単位)の変更処理が行なわれ
る。即ち、第14図Gに示されている如く、M=1のモー
ドからスイツチS2が操作されるとM=3なると共に、ス
イツチS1で駅名の桁選択スイツチS3で駅名の文字設定が
なされる(第14図E、N、Q)。そして次にスイツチS1
が操作されると下段Iがフラツシングし、スイツチS3
よつて分データの設定が可能となる(第14図R)。分デ
ータとして例えば15分設定した後スイツチS1を操作する
と下段IIが第14図Sの如くフラツシングし、スイツチS3
によつて分データセツトがなされる(第14図T)。次
に、スイツチS1が操作されると、同じ時単位(0時)の
ブランク表示がなされて次の分データがセツト出来る。
このようにして所望の時単位の分データをスイツチS1
とS3とによりセツトした後、スイツチSAを操作すると、
第14図Vに示す如く次の時単位(1時)の分ブランク表
示がなされる。この時単位の分データは前述した如くス
イツチS1及びスイツチS3で設定出来る。このように、M
=3においてはスイツチSAは、設定すべき時刻データの
時単位を変更するスイツチとして働く。
然して、第19図ステツプ33fにおいて、M=3でない
と判断された時には、ステツプ33hに進みM=4か否か
が判断される。M=4(乗りたいマークセツト)の時、
スイツチSAは、第17図で説明した如く、下段のIに時刻
データを順次表示させるスイツチとして働くもので、ス
テツプ33iはこの処理を行なう。
尚、上記実施例では、表示を上段、下段に分け、夫々
2つの分データを表示するようにしたが上段、下段に分
けなくてもよく、また、夫々2つの分データを表示出来
るようにする必要はない。
例えば、1つの時刻データ表示部を設け、ここに多数
の時刻を切換表示させてもよいものである。勿論3段以
上の多数段表示にしたり、1段に3つ以上の多数の時刻
データを同時に表示出来るようにしてもよい。
また、上記実施例においては電子腕時計に適用した例
について述べたが、他の機器、小型電子式計算機やICカ
ードのようなものにも適用でき、もちろん、時刻表の専
用機とすることも可能である。また、上記実施例では、
駅の時刻表について述べたが、飛行機、船、バス等の時
刻表についても用いることが可能であり、また、時刻表
としてだけでなく、スケジユール管理用の時刻データ記
憶装置として用いることが出来る。この場合、時刻デー
タとして日付を含んでもよい。この場合、ブランク表示
は上位の時刻単位である日付の切換り時に表示される。
また、日付だけでなく月迄も含む場合は、月のみを上位
の時刻単位としてもよく、或いは月日を上位の時刻単位
としたり、月及び日付の両方を上位の時刻単位としても
よい。
また、上記実施例においては、ブランク表示は8字形
セグメントの中心のセグメントのみを表示させることに
よつて行なわせたが、全セグメントを点滅させてもよ
く、更には各桁をドツトマトリクス表示装置で構成した
場合には全ドツトを点灯させる等、要するに数字表示以
外の状態であれば、それは上述したブランク表示に含ま
れるものである。
〔考案の効果〕
以上詳述した如く、本考案においては、多数の時刻デ
ータのうち分単位データを表示切換えスイッチの操作に
よって順次切換え表示させると共に、同じ時単位の全て
の分単位データが表示された際には必ずブランク表示を
行わせてから、次の時単位の分単位データを表示させる
ようにしたので、特別なスイッチ操作をすることなく新
たな分単位データを入力設定することが出来、時刻デー
タのセットが極めて容易になる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した電子腕時計の外観図、第2図
は第1図の電子腕時計に用いられる表示装置の表示電極
の構成を示す図、第3図は、第1図の電子腕時計の回路
構成図、第4図は第3図に示したRAM6の記憶領域を示す
図、第5図は、上記電子腕時計の表示モードの変化を示
す図、第6図は上記電子腕時計の全体のフローチヤー
ト、第7図は第6図で示した計時処理及び表示処理の詳
細なフローチヤート、第8図、第12図、第14図及び第17
図は表示内容の変化を示す図、第9図、第10図、第11
図、第13図、第15図、第16図、第18図、第19図は夫々動
作を説明する為のフローチヤート、第20図は表示例を示
す図である。 2……液晶表示装置、3……ROM、5……演算回路、6
……RAM、10……発振器、11……タイミングパルス発生
回路、23……時刻表データ記憶領域、M……モード記憶
部、N……駅名選択記憶部、F1、F2、F3、F4……アドレ
ス記憶部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】時単位夫々に対応させて多数の分単位デー
    タを時間順に記憶する分データ記憶手段と、 時単位を表示する時単位表示部及び複数の分単位データ
    を表示する複数の分単位表示部からなる時刻表示手段
    と、 表示切換スイッチと、 この表示切換スイッチが操作される毎に前記時刻表示手
    段の前記複数の分単位表示部に前記時単位表示部に表示
    されている時単位に対応する分単位データを前記分デー
    タ記憶手段に記憶されている多数の分単位データから複
    数データづつ読み出して順次切換表示させる表示切換手
    段と、 この表示切換手段によって前記分データ記憶手段の多数
    の分単位データのうち最後の分単位データが前記分単位
    表示部に表示された際、分単位データが表示されない分
    単位表示部が存在した場合にはその分単位表示部で分単
    位データが表示されない表示部であることを明示するブ
    ランク表示を行なわせ、分単位データが表示されない分
    単位表示部が存在しなかった場合には次の表示切換スイ
    ッチの操作で複数の分単位表示部に前記ブランク表示を
    行なわせるブランク表示制御手段と、 このブランク表示制御手段によるブランク表示中の分単
    位表示部に時単位表示部に表示されている時単位の新た
    な分単位データを入力する入力手段と、 前記ブランク表示制御手段によるブランク表示がなされ
    ている際の次の前記表示切換スイッチの操作により、前
    記時単位表示部で表示される時単位を次の時単位に切換
    えると共にこの切換られた時単位に対応する分単位デー
    タを前記分データ記憶手段からよみだして表示する次分
    単位データ表示制御手段と、 を具備してなる時刻データ記憶装置。
JP1986157855U 1986-10-15 1986-10-15 時刻データ記憶装置 Expired - Lifetime JPH082699Y2 (ja)

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JPS6365081U JPS6365081U (ja) 1988-04-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS54112681A (en) * 1978-02-22 1979-09-03 Sharp Corp Electronic time display apparatus
JPS55127686A (en) * 1979-03-26 1980-10-02 Canon Kk Time memory unit
JPS5660945A (en) * 1979-10-25 1981-05-26 Toshiba Corp Printing method of data logger

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