JPH08218412A - 作業車両 - Google Patents
作業車両Info
- Publication number
- JPH08218412A JPH08218412A JP4907795A JP4907795A JPH08218412A JP H08218412 A JPH08218412 A JP H08218412A JP 4907795 A JP4907795 A JP 4907795A JP 4907795 A JP4907795 A JP 4907795A JP H08218412 A JPH08218412 A JP H08218412A
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- Japan
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- boom
- cylinder
- link
- bucket
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 視界性、輸送性に優れ、掘削力の大きい運転
席の前方にバケットや、ブレーカ等の作業機を装着容易
にできる作業車両を提供する。 【構成】 上部旋回体20とに格納リンク回動ピン24
にて回動自在に取着され、かつ、一端には第一ブームシ
リンダ36を揺動自在に支持する第一ブームシリンダ支
持ピン26と他端をリンクシリンダ連結ピン27を取着
し、運行姿勢の時に回動して作業装置30を格納する格
納リンク25と、格納リンク25に付設され、格納リン
ク25を回動するリンクシリンダ28とを設け、格納リ
ンク25が回動した運行姿勢の時に前記第一ブームシリ
ンダ支持ピン26の位置を、作業姿勢の時よりも上方の
位置に移動を可能にしている。
席の前方にバケットや、ブレーカ等の作業機を装着容易
にできる作業車両を提供する。 【構成】 上部旋回体20とに格納リンク回動ピン24
にて回動自在に取着され、かつ、一端には第一ブームシ
リンダ36を揺動自在に支持する第一ブームシリンダ支
持ピン26と他端をリンクシリンダ連結ピン27を取着
し、運行姿勢の時に回動して作業装置30を格納する格
納リンク25と、格納リンク25に付設され、格納リン
ク25を回動するリンクシリンダ28とを設け、格納リ
ンク25が回動した運行姿勢の時に前記第一ブームシリ
ンダ支持ピン26の位置を、作業姿勢の時よりも上方の
位置に移動を可能にしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作業車両に係わり、特
には、運転席の前方にバケットあるいはブレーカ等の作
業機を有する作業車両に関するものである。
には、運転席の前方にバケットあるいはブレーカ等の作
業機を有する作業車両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】運転席の前方にバケット等の作業機を有
する作業車両としては、出願人が先に提案している図
9,10に例示する特開平6−136779号がある。
この構成は、建設機械200において、車体のフレーム
221に、揺動自在に装着された第一ブーム231a
と、第一ブーム231aに揺動自在に支持ピン241に
て装着された第二ブーム231bと、第二ブーム231
bにピン245にて揺動自在に装着されたアーム232
と、アーム232に装着されたバケットシリンダ238
にて揺動するバケットの代わりにブレーカ等のアタッチ
メント233等の作業装置230がある。
する作業車両としては、出願人が先に提案している図
9,10に例示する特開平6−136779号がある。
この構成は、建設機械200において、車体のフレーム
221に、揺動自在に装着された第一ブーム231a
と、第一ブーム231aに揺動自在に支持ピン241に
て装着された第二ブーム231bと、第二ブーム231
bにピン245にて揺動自在に装着されたアーム232
と、アーム232に装着されたバケットシリンダ238
にて揺動するバケットの代わりにブレーカ等のアタッチ
メント233等の作業装置230がある。
【0003】そして、それらを搭載する車体のフレーム
221と第二ブーム231bとに装着され、第二ブーム
231bを揺動する第一ブームシリンダ235と、第二
ブーム231bと第一ブーム231aとに装着され第二
ブーム231bを揺動する第二ブームシリンダ236
と、第二ブーム231bとアーム232に装着されアー
ム232を揺動するアームシリンダ237と、からな
る。また、車体前方の作業装置230は、前記各部材を
相互に回動自在に接合する各部ピンとからなる。そし
て、バケットの代わりのブレーカ等のアタッチメント2
33は、下部フレーム211の前方に固着したブラケッ
ト215に引っかけ固定している。
221と第二ブーム231bとに装着され、第二ブーム
231bを揺動する第一ブームシリンダ235と、第二
ブーム231bと第一ブーム231aとに装着され第二
ブーム231bを揺動する第二ブームシリンダ236
と、第二ブーム231bとアーム232に装着されアー
ム232を揺動するアームシリンダ237と、からな
る。また、車体前方の作業装置230は、前記各部材を
相互に回動自在に接合する各部ピンとからなる。そし
て、バケットの代わりのブレーカ等のアタッチメント2
33は、下部フレーム211の前方に固着したブラケッ
ト215に引っかけ固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、建設機械2
00の格納された作業装置230の運行姿勢には、次の
問題点がある。例えば、図9に示す建設機械200の作
業装置230を格納した姿勢での走行姿勢において、バ
ケットの代わりのブレーカ等のアタッチメント233を
固定するフロントブラケット215を、建設機械200
の下部フレーム211の前方に固着する為に、建設機械
200のフロントオーバハング量212が大きくなり、
従って旋回半径も大きくなる。また、運転室260が左
側にあり、作業装置230が右側にある建設機械200
においては、アーム232及びバケットシリンダ238
の位置や、アームシリンダ237の格納姿勢が213と
高い為に、右前方下部の視界性に問題点が生ずる。
00の格納された作業装置230の運行姿勢には、次の
問題点がある。例えば、図9に示す建設機械200の作
業装置230を格納した姿勢での走行姿勢において、バ
ケットの代わりのブレーカ等のアタッチメント233を
固定するフロントブラケット215を、建設機械200
の下部フレーム211の前方に固着する為に、建設機械
200のフロントオーバハング量212が大きくなり、
従って旋回半径も大きくなる。また、運転室260が左
側にあり、作業装置230が右側にある建設機械200
においては、アーム232及びバケットシリンダ238
の位置や、アームシリンダ237の格納姿勢が213と
高い為に、右前方下部の視界性に問題点が生ずる。
【0005】そして、作業装置230の格納姿勢で作業
を行う首下寸法217の長いブレーカ等の各種アタッチ
メントをアーム232先端に装着しようとすると、格納
された第二ブーム231bでアーム232を支持するピ
ン245位置は、第二ブーム231bを支持する支持ピ
ン241位置よりも下方となるから、地面G.Lに近接
し、最低地上高L1が小さくなる。その結果、車体が、
バウンドすると干渉して運行できない。
を行う首下寸法217の長いブレーカ等の各種アタッチ
メントをアーム232先端に装着しようとすると、格納
された第二ブーム231bでアーム232を支持するピ
ン245位置は、第二ブーム231bを支持する支持ピ
ン241位置よりも下方となるから、地面G.Lに近接
し、最低地上高L1が小さくなる。その結果、車体が、
バウンドすると干渉して運行できない。
【0006】また、図10に示す、標準バケット233
を装着した作業装置230の運行姿勢においては、建設
機械200の側方の視界性が、図9の格納姿勢に比べて
大幅によくなるが、作業装置230の運行姿勢高さが2
14の如く高くなり、建設機械200の重心位置も高く
なり、高速自走時の安定性に問題点が生ずる。
を装着した作業装置230の運行姿勢においては、建設
機械200の側方の視界性が、図9の格納姿勢に比べて
大幅によくなるが、作業装置230の運行姿勢高さが2
14の如く高くなり、建設機械200の重心位置も高く
なり、高速自走時の安定性に問題点が生ずる。
【0007】さらに、最近の道路走行車両の増加に伴
い、交通事情が悪化し、一般道路での作業車両の輸送性
の向上が強く求められている。特に、作業現場が頻繁に
移り変わる作業車両においては、作業車両と言えども、
一般道路を自走出来ると共に、輸送時の自走速度の高速
化が求められている。この場合には、高速自走時の安定
性、旋回性、全長の短縮性、視界性、小回り性が改善の
必要条件である。
い、交通事情が悪化し、一般道路での作業車両の輸送性
の向上が強く求められている。特に、作業現場が頻繁に
移り変わる作業車両においては、作業車両と言えども、
一般道路を自走出来ると共に、輸送時の自走速度の高速
化が求められている。この場合には、高速自走時の安定
性、旋回性、全長の短縮性、視界性、小回り性が改善の
必要条件である。
【0008】本発明は、上記問題点に着眼した作業車両
に係わり、特に、運転席の前方にバケット等の作業機を
有する作業車両において、各種アタチメント類の装着容
易化と、視界性と、輸送性に優れ、広い範囲で掘削力が
大きく、かつ、スムーズに作動する作業車両を提供する
ことを目的とする。
に係わり、特に、運転席の前方にバケット等の作業機を
有する作業車両において、各種アタチメント類の装着容
易化と、視界性と、輸送性に優れ、広い範囲で掘削力が
大きく、かつ、スムーズに作動する作業車両を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、エンジン14を載置する下部走行体1
0と、下部走行体10に支持される上部旋回体20と、
上部旋回体20に順次回動し、連結される第一ブーム3
1、81、第二ブーム32、82、アーム33、および
バケット34あるいはブレーカ34b等からなる部材
と、この部材を回動する第一ブームシリンダ36、8
6、第二ブームシリンダ37、87、アームシリンダ3
8、88、およびバケットシリンダ39の作業装置3
0、80を有する作業車両1、2において、上部旋回体
20に格納リンク回動ピン24にて回動自在に取り付け
られ、かつ、一端には第一ブームシリンダ36、86を
揺動自在に支持する第一ブームシリンダ支持ピン26と
他端にはリンクシリンダ連結ピン27を取着し、運行姿
勢の時に回動して作業装置30、80を格納する格納リ
ンク25、75を前記第一ブームシリンダ36、86の
ボトム側に設けると共に格納リンク25、75を回動す
るリンクシリンダ28、78とを設け、格納リンク2
5、75が回動した運行姿勢の時にバケット34や首下
の長いブレーカ34b等のアタッチメントを取着し得る
様に、前記第一ブームシリンダ支持ピン26の位置を作
業姿勢の時よりも上方の位置に移動を可能にしたもので
ある。
に、本発明では、エンジン14を載置する下部走行体1
0と、下部走行体10に支持される上部旋回体20と、
上部旋回体20に順次回動し、連結される第一ブーム3
1、81、第二ブーム32、82、アーム33、および
バケット34あるいはブレーカ34b等からなる部材
と、この部材を回動する第一ブームシリンダ36、8
6、第二ブームシリンダ37、87、アームシリンダ3
8、88、およびバケットシリンダ39の作業装置3
0、80を有する作業車両1、2において、上部旋回体
20に格納リンク回動ピン24にて回動自在に取り付け
られ、かつ、一端には第一ブームシリンダ36、86を
揺動自在に支持する第一ブームシリンダ支持ピン26と
他端にはリンクシリンダ連結ピン27を取着し、運行姿
勢の時に回動して作業装置30、80を格納する格納リ
ンク25、75を前記第一ブームシリンダ36、86の
ボトム側に設けると共に格納リンク25、75を回動す
るリンクシリンダ28、78とを設け、格納リンク2
5、75が回動した運行姿勢の時にバケット34や首下
の長いブレーカ34b等のアタッチメントを取着し得る
様に、前記第一ブームシリンダ支持ピン26の位置を作
業姿勢の時よりも上方の位置に移動を可能にしたもので
ある。
【0010】第1の発明を主体とする第2の発明は、逆
L型をした格納リンク25と、一端を格納リンク25に
他端を上部旋回体20に回動自在に取着されたリンクシ
リンダ28とからなる。
L型をした格納リンク25と、一端を格納リンク25に
他端を上部旋回体20に回動自在に取着されたリンクシ
リンダ28とからなる。
【0011】第1の発明を主体とする第3の発明は、ク
ランク型をした格納リンク75と、一端を格納リンク7
5に他端を上部旋回体20に回動自在に取着されたリン
クシリンダ78とからなる。
ランク型をした格納リンク75と、一端を格納リンク7
5に他端を上部旋回体20に回動自在に取着されたリン
クシリンダ78とからなる。
【0012】第4の発明は、エンジン14を載置する下
部走行体10と、下部走行体10に支持される上部旋回
体20と、上部旋回体20に順次回動し、連結される第
一ブーム151、第二ブーム152、アーム33、およ
びバケット34等からなる部材と、この部材を回動する
第一ブームシリンダ156、第二ブームシリンダ15
7、アームシリンダ158、およびバケットシリンダ3
9を有する作業車両4において、上部旋回体20に回動
自在に取着された第一ブーム151と、この第一ブーム
151に回動自在に取着された第二ブーム152と、一
端を上部旋回体20に回動自在に、かつ他端を第二ブー
ム152に回動自在に取着された第一格納リンク145
aと第二格納リンク145bとに中折れ分割型をした格
納リンク145と、一端を前記第一格納リンク145a
に、他端を前記第二格納リンク145bとに揺動自在に
取着された第一ブームシリンダ156とからなり、この
第一ブームシリンダ156の伸縮により、前記第一ブー
ム151の回動角を大きくしたものである。
部走行体10と、下部走行体10に支持される上部旋回
体20と、上部旋回体20に順次回動し、連結される第
一ブーム151、第二ブーム152、アーム33、およ
びバケット34等からなる部材と、この部材を回動する
第一ブームシリンダ156、第二ブームシリンダ15
7、アームシリンダ158、およびバケットシリンダ3
9を有する作業車両4において、上部旋回体20に回動
自在に取着された第一ブーム151と、この第一ブーム
151に回動自在に取着された第二ブーム152と、一
端を上部旋回体20に回動自在に、かつ他端を第二ブー
ム152に回動自在に取着された第一格納リンク145
aと第二格納リンク145bとに中折れ分割型をした格
納リンク145と、一端を前記第一格納リンク145a
に、他端を前記第二格納リンク145bとに揺動自在に
取着された第一ブームシリンダ156とからなり、この
第一ブームシリンダ156の伸縮により、前記第一ブー
ム151の回動角を大きくしたものである。
【0013】第5の発明は、エンジン14を載置する下
部走行体10と、下部走行体10に支持される上部旋回
体20と、上部旋回体(20)に順次回動し、連結される第
一ブーム181、第二ブーム182、アーム33、およ
びバケット34等からなる部材と、この部材を回動する
第一ブームシリンダ186、第二ブームシリンダ18
7、アームシリンダ188、およびバケットシリンダ3
9を有する作業車両5において、上部旋回体20に回動
自在に取着された第一ブーム181と、一端が上部旋回
体20に回動自在で、かつ他端が第一ブーム181に取
着された中折れ分割型の格納リンク175と、一端を上
部旋回体20に、他端を格納リンク175の中折れ分割
部126に揺動自在に取り付けられた第一ブームシリン
ダ186とからなり、第一ブームシリンダ186の伸縮
により前記第一ブーム181の回動角を大きくしたもの
である。
部走行体10と、下部走行体10に支持される上部旋回
体20と、上部旋回体(20)に順次回動し、連結される第
一ブーム181、第二ブーム182、アーム33、およ
びバケット34等からなる部材と、この部材を回動する
第一ブームシリンダ186、第二ブームシリンダ18
7、アームシリンダ188、およびバケットシリンダ3
9を有する作業車両5において、上部旋回体20に回動
自在に取着された第一ブーム181と、一端が上部旋回
体20に回動自在で、かつ他端が第一ブーム181に取
着された中折れ分割型の格納リンク175と、一端を上
部旋回体20に、他端を格納リンク175の中折れ分割
部126に揺動自在に取り付けられた第一ブームシリン
ダ186とからなり、第一ブームシリンダ186の伸縮
により前記第一ブーム181の回動角を大きくしたもの
である。
【0014】
【作用】上記構成の第一の発明によれば、リンクシリン
ダを伸長すると、前記第二ブーム支持ピンと、アーム支
持ピンとがほぼ水平位置となり、アームシリンダを縮小
させると、アームもほぼ水平位置となるから、首下の長
いブレーカ等のアタッチメント類を取着させても作業装
置は、最低地上高を確保できて、車両がバウンドしても
作業装置が地上G.Lに引き擦らず作業車両を運行す
る。そして、作業装置を作動させる作業姿勢のときに
は、リンクシリンダを縮小すると前記第一ブームシリン
ダ支持ピン位置が下方に回動して従来作業車両と同等の
作業範囲となる。
ダを伸長すると、前記第二ブーム支持ピンと、アーム支
持ピンとがほぼ水平位置となり、アームシリンダを縮小
させると、アームもほぼ水平位置となるから、首下の長
いブレーカ等のアタッチメント類を取着させても作業装
置は、最低地上高を確保できて、車両がバウンドしても
作業装置が地上G.Lに引き擦らず作業車両を運行す
る。そして、作業装置を作動させる作業姿勢のときに
は、リンクシリンダを縮小すると前記第一ブームシリン
ダ支持ピン位置が下方に回動して従来作業車両と同等の
作業範囲となる。
【0015】また、第二の発明によれば、格納姿勢にさ
せる格納リンクを逆L型にしているから、格納リンクを
回動させるリンクシリンダの揺動角は少なくなる。
せる格納リンクを逆L型にしているから、格納リンクを
回動させるリンクシリンダの揺動角は少なくなる。
【0016】また、第三の発明によれば、前記第一ブー
ムと第二ブームを、運行時の格納姿勢にさせるために、
リンクシリンダを一旦伸長縮小させ、格納リンクを作業
姿勢時の26a位置から、運行時の格納姿勢時の26b
位置に180°回動させることにより、第一ブームの内
部に第二ブームをより深く格納できるので、格納姿勢
は、よりコンパクトになる。しかも、格納姿勢における
作業時の第一ブームと第二ブームの第二ブーム支持ピン
位置は、運行時の格納姿勢時よりも上方にあるから、作
業装置のバケットの作業範囲を十分確保し得る。
ムと第二ブームを、運行時の格納姿勢にさせるために、
リンクシリンダを一旦伸長縮小させ、格納リンクを作業
姿勢時の26a位置から、運行時の格納姿勢時の26b
位置に180°回動させることにより、第一ブームの内
部に第二ブームをより深く格納できるので、格納姿勢
は、よりコンパクトになる。しかも、格納姿勢における
作業時の第一ブームと第二ブームの第二ブーム支持ピン
位置は、運行時の格納姿勢時よりも上方にあるから、作
業装置のバケットの作業範囲を十分確保し得る。
【0017】また、第四の発明によれば、前記中折れ分
割型をした格納リンクは、第一格納リンクのほぼ中間に
第一ブームシリンダのロッド側を揺動自在に取り付け、
かつ、第一ブームシリンダトラニオン軸ピンにて前記第
二格納リンクのほぼ中間に揺動自在に取着し、第二格納
リンクを第二ブームに連結しているから、第一格納リン
クの格納リンク回動ピン位置は、第一ブームの支持ピン
位置より下方に位置するから、第一ブームに連結された
第二ブームを反時計方向に回動する。
割型をした格納リンクは、第一格納リンクのほぼ中間に
第一ブームシリンダのロッド側を揺動自在に取り付け、
かつ、第一ブームシリンダトラニオン軸ピンにて前記第
二格納リンクのほぼ中間に揺動自在に取着し、第二格納
リンクを第二ブームに連結しているから、第一格納リン
クの格納リンク回動ピン位置は、第一ブームの支持ピン
位置より下方に位置するから、第一ブームに連結された
第二ブームを反時計方向に回動する。
【0018】そして、第五の発明によれば、中折れ分割
型をした格納リンクは、中折れ分割連結部と、上部旋回
体上に設けられた回動ピン間に、第一ブームシリンダを
揺動自在に取り付けているから、第一ブームシリンダを
伸長し、格納リンクを折り畳むと、作業装置は格納姿勢
となるから作業装置の運行時の格納姿勢は、作業装置の
格納姿勢をコンパクトに格納させたから低重心となり、
高速自走する輸送時の安定性、旋回性、等が向上して安
全を確保する。また、フロントオーバハング量が小さい
ので視界性が向上し、かつ、狭い作業現場での小回りが
出来るので旋回時の安全を確保する。そして、第一ブー
ムシリンダを縮小させると、第一ブームは、第一ブーム
の支持ピンを支点として、反時計方向に回動して、作業
姿勢となるから、エンジンを、車体後方に搭載した作業
車両に作業装置を取着すると、掘削直下を確認し易い。
型をした格納リンクは、中折れ分割連結部と、上部旋回
体上に設けられた回動ピン間に、第一ブームシリンダを
揺動自在に取り付けているから、第一ブームシリンダを
伸長し、格納リンクを折り畳むと、作業装置は格納姿勢
となるから作業装置の運行時の格納姿勢は、作業装置の
格納姿勢をコンパクトに格納させたから低重心となり、
高速自走する輸送時の安定性、旋回性、等が向上して安
全を確保する。また、フロントオーバハング量が小さい
ので視界性が向上し、かつ、狭い作業現場での小回りが
出来るので旋回時の安全を確保する。そして、第一ブー
ムシリンダを縮小させると、第一ブームは、第一ブーム
の支持ピンを支点として、反時計方向に回動して、作業
姿勢となるから、エンジンを、車体後方に搭載した作業
車両に作業装置を取着すると、掘削直下を確認し易い。
【0019】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1は、第一実施例である格納及び運行姿勢を示す側面
図である。
図1は、第一実施例である格納及び運行姿勢を示す側面
図である。
【0020】図1において、作業車両1は、ホイール式
下部走行体10と、ホイール式下部走行体10の中心近
傍を旋回中心CLとして旋回自在に、ホイール式下部走
行体10に装着された上部旋回体20と、上部旋回体2
0に対して、俯仰自在に上部旋回体20上の車体のフレ
ーム21に装着された作業装置30と、作業装置30を
操縦するために運転者61が搭乗する運転室60からな
る。
下部走行体10と、ホイール式下部走行体10の中心近
傍を旋回中心CLとして旋回自在に、ホイール式下部走
行体10に装着された上部旋回体20と、上部旋回体2
0に対して、俯仰自在に上部旋回体20上の車体のフレ
ーム21に装着された作業装置30と、作業装置30を
操縦するために運転者61が搭乗する運転室60からな
る。
【0021】車両前方に、エンジン14を搭載するホイ
ール式下部走行体10は、下部フレーム11に装着され
た図示しない走行用油圧ポンプや油圧モーター等により
回転し、作業車両1を移動する車輪12と、下部フレー
ム11に設置された上部旋回体20を支持する旋回用ベ
アリング13とからなっている。本発明は、車輪12を
用いているが、無限履帯であっても良い。
ール式下部走行体10は、下部フレーム11に装着され
た図示しない走行用油圧ポンプや油圧モーター等により
回転し、作業車両1を移動する車輪12と、下部フレー
ム11に設置された上部旋回体20を支持する旋回用ベ
アリング13とからなっている。本発明は、車輪12を
用いているが、無限履帯であっても良い。
【0022】また、上部旋回体20は、旋回用ベアリン
グ13に支持される車体のフレーム21と、カウンタウ
エイト22aを含む旋回体カバー22と、作業装置30
と、運転室60から構成しており、ホイール式下部走行
体10の下部フレーム11の幅方向及び、前後方向のほ
ぼ中心にある旋回中心CLに対して、水平方向に回転自
在に取り付けられ、運転室60の運転者61の操作によ
り、図示しない旋回用油圧モータが作動し旋回する。
グ13に支持される車体のフレーム21と、カウンタウ
エイト22aを含む旋回体カバー22と、作業装置30
と、運転室60から構成しており、ホイール式下部走行
体10の下部フレーム11の幅方向及び、前後方向のほ
ぼ中心にある旋回中心CLに対して、水平方向に回転自
在に取り付けられ、運転室60の運転者61の操作によ
り、図示しない旋回用油圧モータが作動し旋回する。
【0023】車体のフレーム21は、車体のフレーム2
1に対して俯仰自在に支持する作業装置30の第一ブー
ム31の支持ピン23が車体のフレーム21に取着され
ている。そして、カウンタウエイト22aを含む旋回体
カバー22も取着されている。また、車体のフレーム2
1には、作業装置30の後述する第二ブーム32を俯仰
自在に作動する第一ブームシリンダ36の一端部を支持
する格納リンク25を回動させる格納リンク回動ピン2
4も取着されている。
1に対して俯仰自在に支持する作業装置30の第一ブー
ム31の支持ピン23が車体のフレーム21に取着され
ている。そして、カウンタウエイト22aを含む旋回体
カバー22も取着されている。また、車体のフレーム2
1には、作業装置30の後述する第二ブーム32を俯仰
自在に作動する第一ブームシリンダ36の一端部を支持
する格納リンク25を回動させる格納リンク回動ピン2
4も取着されている。
【0024】さらに、図示しないが、車体のフレーム2
1には、作業車両1の旋回用油圧モータ、あるいは、作
業装置30を伸縮する油圧シリンダ等の切換弁等が旋回
体カバー22の内方に取着されている。
1には、作業車両1の旋回用油圧モータ、あるいは、作
業装置30を伸縮する油圧シリンダ等の切換弁等が旋回
体カバー22の内方に取着されている。
【0025】作業装置30は、格納リンク25と、回動
する第一ブーム31と、第二ブーム32とと、アーム3
3と、バケット34と、アーム33とバケット34とに
連結されたバケット用リンク35a、35bと、リンク
シリンダ28と、第一ブームシリンダ36と、第二ブー
ムシリンダ37と、アームシリンダ38と、バケットシ
リンダ39と、各部材、及び、油圧シリンダ等を連結す
る各種ピン23、24、26、27、29、41、4
2、43、44、45、46、47、48、49、5
0、51、52からなっている。
する第一ブーム31と、第二ブーム32とと、アーム3
3と、バケット34と、アーム33とバケット34とに
連結されたバケット用リンク35a、35bと、リンク
シリンダ28と、第一ブームシリンダ36と、第二ブー
ムシリンダ37と、アームシリンダ38と、バケットシ
リンダ39と、各部材、及び、油圧シリンダ等を連結す
る各種ピン23、24、26、27、29、41、4
2、43、44、45、46、47、48、49、5
0、51、52からなっている。
【0026】ピン類の構成は、例えば、第一ブーム31
と、第二ブーム32とを連結し、かつ、第二ブームを支
持する支持ピン41の場合において、第一ブーム31に
固定されている連結ピンと、第二ブーム32の穴に挿入
されたブッシュから成るか、あるいは、この反対に、第
二ブーム32に固定されている連結ピンと、第一ブーム
31に設けられた穴に挿入されたブッシュから成ってい
る。
と、第二ブーム32とを連結し、かつ、第二ブームを支
持する支持ピン41の場合において、第一ブーム31に
固定されている連結ピンと、第二ブーム32の穴に挿入
されたブッシュから成るか、あるいは、この反対に、第
二ブーム32に固定されている連結ピンと、第一ブーム
31に設けられた穴に挿入されたブッシュから成ってい
る。
【0027】また、好ましくは、部材の連結部は、一方
が二股で他方がこの二股の間に挿入されピンで結合され
ている構成で良いが、この構成に因われなくて良い。以
下、油圧シリンダと、部材との間のピン部も同様な構成
を示している。また、バケット34に代わりアタッチメ
ント類も装着できる。図1では、バケット34と、アタ
ッチメントの内、ブレーカ34bを図示している。
が二股で他方がこの二股の間に挿入されピンで結合され
ている構成で良いが、この構成に因われなくて良い。以
下、油圧シリンダと、部材との間のピン部も同様な構成
を示している。また、バケット34に代わりアタッチメ
ント類も装着できる。図1では、バケット34と、アタ
ッチメントの内、ブレーカ34bを図示している。
【0028】格納リンク25は、車体のフレーム21上
に設けられた格納リンク回動ピン24を介して、回動自
在に装着されるとともに、第一ブームシリンダ支持ピン
26と、リンクシリンダ28の一端部を連結するリンク
シリンダ連結ピン27を有する。
に設けられた格納リンク回動ピン24を介して、回動自
在に装着されるとともに、第一ブームシリンダ支持ピン
26と、リンクシリンダ28の一端部を連結するリンク
シリンダ連結ピン27を有する。
【0029】リンクシリンダ28は、ボトム側を車体の
フレーム21上に支持するリンクシリンダ支持ピン29
で、ロッド側をリンクシリンダ連結ピン27で取着され
揺動自在に連結している。
フレーム21上に支持するリンクシリンダ支持ピン29
で、ロッド側をリンクシリンダ連結ピン27で取着され
揺動自在に連結している。
【0030】第一ブーム31は、車体のフレーム21に
支持する支持ピン23を介して回動自在に装着されると
ともに、第二ブーム32を挟み込むように支持する第二
ブーム支持ピン41と、第一ブーム31を支持する支持
ピン23の図示の下方に、後述する第二ブームシリンダ
37を挟み込むように支持する第二ブームシリンダピン
42を有して、第二ブームシリンダ37のボトム側が回
動自在に連結されている。
支持する支持ピン23を介して回動自在に装着されると
ともに、第二ブーム32を挟み込むように支持する第二
ブーム支持ピン41と、第一ブーム31を支持する支持
ピン23の図示の下方に、後述する第二ブームシリンダ
37を挟み込むように支持する第二ブームシリンダピン
42を有して、第二ブームシリンダ37のボトム側が回
動自在に連結されている。
【0031】第二ブーム32は、その一端側に、アーム
33を支持するアーム支持ピン45と、他端側に、第一
ブーム31とを接続する第二ブームシリンダ37を装着
する第二ブームシリンダ連結ピン44を有する。そし
て、第二ブームシリンダ連結ピン44からアーム支持ピ
ン45に向かって順次第一ブーム31に支持される第二
ブーム支持ピン41と、格納リンク25とを接続する第
一ブームシリンダ36を装着する第一ブームシリンダ連
結ピン43と、アームシリンダ38を支持するアームシ
リンダ支持ピン46を有する。また、第二ブーム32の
形状は、第二ブームシリンダ37のロッド側と、アーム
シリンダ38のボトム側を挟み込む様に二股状の支点4
4a、46aを有している。
33を支持するアーム支持ピン45と、他端側に、第一
ブーム31とを接続する第二ブームシリンダ37を装着
する第二ブームシリンダ連結ピン44を有する。そし
て、第二ブームシリンダ連結ピン44からアーム支持ピ
ン45に向かって順次第一ブーム31に支持される第二
ブーム支持ピン41と、格納リンク25とを接続する第
一ブームシリンダ36を装着する第一ブームシリンダ連
結ピン43と、アームシリンダ38を支持するアームシ
リンダ支持ピン46を有する。また、第二ブーム32の
形状は、第二ブームシリンダ37のロッド側と、アーム
シリンダ38のボトム側を挟み込む様に二股状の支点4
4a、46aを有している。
【0032】また、アーム33は、第二ブーム32に、
アーム支持ピン45を介して回動自在に装着されるとと
もに、アーム支持ピン45側の一端部にアームシリンダ
38を連結するアームシリンダ連結ピン47と、アーム
33とバケット用リンク35a、35bとを接続するバ
ケットシリンダ39を装着するバケットシリンダ支持ピ
ン48と、アーム支持ピン45側の他端部にバケット3
4を支持するバケット支持ピン50と、バケット用リン
ク35aを支持するバケット用リンク支持ピン51を有
する。
アーム支持ピン45を介して回動自在に装着されるとと
もに、アーム支持ピン45側の一端部にアームシリンダ
38を連結するアームシリンダ連結ピン47と、アーム
33とバケット用リンク35a、35bとを接続するバ
ケットシリンダ39を装着するバケットシリンダ支持ピ
ン48と、アーム支持ピン45側の他端部にバケット3
4を支持するバケット支持ピン50と、バケット用リン
ク35aを支持するバケット用リンク支持ピン51を有
する。
【0033】バケット34またはアタッチメントのブレ
ーカ34bは、アーム33にバケット支持ピン50を介
して回動自在に装着されるとともに、バケット用リンク
35bとを接続するバケット用リンク支持ピン52を有
する。また、バケット34や、ブレーカ34bは、作業
装置30が運行時や、格納状態にあるときには、下部フ
レーム11の先端部11aに保持されている。バケット
用リンク35aは、アーム33にバケット用リンク支持
ピン51を介して、揺動自在に装着されるとともに、バ
ケット用リンク35aは、バケット用リンク35bと連
結ピン49で連結されている。また、連結ピン49に
は、バケットシリンダ39が接続されている。
ーカ34bは、アーム33にバケット支持ピン50を介
して回動自在に装着されるとともに、バケット用リンク
35bとを接続するバケット用リンク支持ピン52を有
する。また、バケット34や、ブレーカ34bは、作業
装置30が運行時や、格納状態にあるときには、下部フ
レーム11の先端部11aに保持されている。バケット
用リンク35aは、アーム33にバケット用リンク支持
ピン51を介して、揺動自在に装着されるとともに、バ
ケット用リンク35aは、バケット用リンク35bと連
結ピン49で連結されている。また、連結ピン49に
は、バケットシリンダ39が接続されている。
【0034】第一ブームシリンダ36は、第二ブーム3
2を挟む様に2本で構成している。2本の第一ブームシ
リンダ36は、各ボトム側を格納リンク25の第一ブー
ムシリンダ支持ピン26で、各ロッド側を第二ブーム3
2の第一ブームシリンダ連結ピン43で取着され、格納
リンク25と、第二ブーム32とを揺動自在に連結して
いる。第二ブームシリンダ37は、ボトム側を第一ブー
ム31の第二ブームシリンダピン42で、ロッド側を第
二ブーム32の第二ブームシリンダ連結ピン44で取着
され、第二ブーム32と、第一ブーム31とを揺動自在
に連結している。アームシリンダ38は、ボトム側を第
二ブーム32のアームシリンダ支持ピン46で、ロッド
側をアーム33のアームシリンダ連結ピン47で取着さ
れ第二ブーム32と、アーム33とを揺動自在に連結し
ている。バケットシリンダ39は、ボトム側をアーム3
3のバケットシリンダ支持ピン48で、ロッド側をバケ
ット用リンク35a、35bの連結ピン49で取着さ
れ、アーム33とバケット34に代わる首下の長いブレ
ーカ34b等のアタッチメント類を取着させても、バケ
ット用リンク35a、35bを介して揺動自在に連結し
ている。
2を挟む様に2本で構成している。2本の第一ブームシ
リンダ36は、各ボトム側を格納リンク25の第一ブー
ムシリンダ支持ピン26で、各ロッド側を第二ブーム3
2の第一ブームシリンダ連結ピン43で取着され、格納
リンク25と、第二ブーム32とを揺動自在に連結して
いる。第二ブームシリンダ37は、ボトム側を第一ブー
ム31の第二ブームシリンダピン42で、ロッド側を第
二ブーム32の第二ブームシリンダ連結ピン44で取着
され、第二ブーム32と、第一ブーム31とを揺動自在
に連結している。アームシリンダ38は、ボトム側を第
二ブーム32のアームシリンダ支持ピン46で、ロッド
側をアーム33のアームシリンダ連結ピン47で取着さ
れ第二ブーム32と、アーム33とを揺動自在に連結し
ている。バケットシリンダ39は、ボトム側をアーム3
3のバケットシリンダ支持ピン48で、ロッド側をバケ
ット用リンク35a、35bの連結ピン49で取着さ
れ、アーム33とバケット34に代わる首下の長いブレ
ーカ34b等のアタッチメント類を取着させても、バケ
ット用リンク35a、35bを介して揺動自在に連結し
ている。
【0035】なお、図中黒色に表示した各種ピン23、
24、29は、車体のフレーム21に装着された固定ピ
ンである。また、ここで、各シリンダ側のボトム側とロ
ッド側は、逆に配置しても全く問題はない。
24、29は、車体のフレーム21に装着された固定ピ
ンである。また、ここで、各シリンダ側のボトム側とロ
ッド側は、逆に配置しても全く問題はない。
【0036】また、運転室60の両側壁には、前側方窓
63、後側方窓64が、また前後の壁にも図示しないが
窓が設けられていて、運転者61が前方の他に側方の視
界を確認できる様にしている。62は、運転者61のア
イポイントである。運転室60の内部には、運転者61
が作業装置30を作動操作する図示しない操作レバーが
収納装着されている。
63、後側方窓64が、また前後の壁にも図示しないが
窓が設けられていて、運転者61が前方の他に側方の視
界を確認できる様にしている。62は、運転者61のア
イポイントである。運転室60の内部には、運転者61
が作業装置30を作動操作する図示しない操作レバーが
収納装着されている。
【0037】上記構成の図1の運行時、首下寸法L2の
長い各種アタッチメントを装着した作業装置30を格納
した格納姿勢の状態で、即ち、前記第一ブーム31と第
二ブーム32を、運行時の格納姿勢にさせるために、リ
ンクシリンダ28を伸長させ、格納リンク25の第一ブ
ームシリンダ支持ピン26位置を作業姿勢時の位置26
aから、運行時の格納姿勢時の位置26bに回動させる
ことにより、第一ブームシリンダのボトム側の第一ブー
ムシリンダ支持ピン26は、格納リンク回動ピン24を
支点に上方に回動する。この時、第一ブームシリンダ3
6の長さを変えないと、支持ピン23と、第一ブームシ
リンダ支持ピン26と、第一ブームシリンダ連結ピン4
3とを結ぶ三角形の長さは変わらないので、第二ブーム
32と連結している第一ブームシリンダ連結ピン43の
位置は、下方に移動する。その結果、第一ブーム31
は、車体のフレーム21の支持ピン23を支点として時
計方向に回動して止まる。
長い各種アタッチメントを装着した作業装置30を格納
した格納姿勢の状態で、即ち、前記第一ブーム31と第
二ブーム32を、運行時の格納姿勢にさせるために、リ
ンクシリンダ28を伸長させ、格納リンク25の第一ブ
ームシリンダ支持ピン26位置を作業姿勢時の位置26
aから、運行時の格納姿勢時の位置26bに回動させる
ことにより、第一ブームシリンダのボトム側の第一ブー
ムシリンダ支持ピン26は、格納リンク回動ピン24を
支点に上方に回動する。この時、第一ブームシリンダ3
6の長さを変えないと、支持ピン23と、第一ブームシ
リンダ支持ピン26と、第一ブームシリンダ連結ピン4
3とを結ぶ三角形の長さは変わらないので、第二ブーム
32と連結している第一ブームシリンダ連結ピン43の
位置は、下方に移動する。その結果、第一ブーム31
は、車体のフレーム21の支持ピン23を支点として時
計方向に回動して止まる。
【0038】そして、第二ブーム支持ピン41と、アー
ム支持ピン45とがほぼ水平位置となり、アームシリン
ダ38を縮小させると、アーム33もほぼ水平位置とな
るから、首下の長いブレーカ34b等のアタッチメント
類を取着させても、バケットシリンダ39を伸長させる
と共に、ブレーカ34bをチルトさせて、下部フレーム
11の先端部11aに保持させる。また、バケット34
を装着した時にも、バケット34をチルトさせて、下部
フレーム11の先端部11aに保持させる。その結果、
作業装置30の最低地上高が確保できて、地上面G.L
に引き擦らず、作業車両を運行できる。
ム支持ピン45とがほぼ水平位置となり、アームシリン
ダ38を縮小させると、アーム33もほぼ水平位置とな
るから、首下の長いブレーカ34b等のアタッチメント
類を取着させても、バケットシリンダ39を伸長させる
と共に、ブレーカ34bをチルトさせて、下部フレーム
11の先端部11aに保持させる。また、バケット34
を装着した時にも、バケット34をチルトさせて、下部
フレーム11の先端部11aに保持させる。その結果、
作業装置30の最低地上高が確保できて、地上面G.L
に引き擦らず、作業車両を運行できる。
【0039】図2は、第一実施例の作業状態を示し、ブ
レーカ作業時の状態にするには、即ち、リンクシリンダ
28を縮小させて、格納リンク25を運行時の格納姿勢
時の位置26b(図1参照)から、作業姿勢時の位置2
6aに回動させることにより、第一ブームシリンダのボ
トム側の第一ブームシリンダ支持ピン26は、下方に回
動する。この時、第一ブームシリンダ36の長さを変え
ないと、支持ピン23と、第一ブームシリンダ支持ピン
26と、第一ブームシリンダ連結ピン43とを結ぶ三角
形の長さは変わらないので、第二ブーム32と連結して
いる第一ブームシリンダ連結ピン43の位置は、上方に
移動する。その結果、第一ブーム31は、支持ピン23
を支点として、反時計方向に回動して止まる。
レーカ作業時の状態にするには、即ち、リンクシリンダ
28を縮小させて、格納リンク25を運行時の格納姿勢
時の位置26b(図1参照)から、作業姿勢時の位置2
6aに回動させることにより、第一ブームシリンダのボ
トム側の第一ブームシリンダ支持ピン26は、下方に回
動する。この時、第一ブームシリンダ36の長さを変え
ないと、支持ピン23と、第一ブームシリンダ支持ピン
26と、第一ブームシリンダ連結ピン43とを結ぶ三角
形の長さは変わらないので、第二ブーム32と連結して
いる第一ブームシリンダ連結ピン43の位置は、上方に
移動する。その結果、第一ブーム31は、支持ピン23
を支点として、反時計方向に回動して止まる。
【0040】また、第二ブームシリンダ37を縮小する
と、第二ブーム32は、第二ブーム支持ピン41を支点
として、時計方向に回動すると、第二ブーム32と、ア
ーム33と、ブレーカ34bとは、下部フレーム11の
先端部11aより離れて上方に移動する。その後、アー
ムシリンダ38を伸長させて、アーム33を反時計方向
に回動させると共に、バケットシリンダ39を縮小させ
る。そして、ブレーカ34bをチルトバックさせてブレ
ーカ34bに装着されているチゼル34cを垂直に立て
るまで操作して作業を開始する。
と、第二ブーム32は、第二ブーム支持ピン41を支点
として、時計方向に回動すると、第二ブーム32と、ア
ーム33と、ブレーカ34bとは、下部フレーム11の
先端部11aより離れて上方に移動する。その後、アー
ムシリンダ38を伸長させて、アーム33を反時計方向
に回動させると共に、バケットシリンダ39を縮小させ
る。そして、ブレーカ34bをチルトバックさせてブレ
ーカ34bに装着されているチゼル34cを垂直に立て
るまで操作して作業を開始する。
【0041】ここで、第一ブームシリンダのボトム側の
第一ブームシリンダ支持ピン26位置を、格納リンク2
5を介して運行時の格納姿勢時の位置26bから、作業
姿勢時の位置26aに回動させることが出来るので、作
業装置30の作業範囲は、作業姿勢時の位置26aに回
動させた時には、支障なく従来車両と同等の作業範囲が
確保できる。また、運行時の格納姿勢時の位置26bに
おいては、格納時のブーム33のバケット34を支持す
るバケット支持ピン50の高さを高く設定出来るので、
首下長さの長いブレーカ34bでも装着格納できる。ま
た、格納姿勢にさせる格納リンク25を逆L型にしてい
るから、格納リンク25を回動させるリンクシリンダ2
8の揺動角は少なくできる。
第一ブームシリンダ支持ピン26位置を、格納リンク2
5を介して運行時の格納姿勢時の位置26bから、作業
姿勢時の位置26aに回動させることが出来るので、作
業装置30の作業範囲は、作業姿勢時の位置26aに回
動させた時には、支障なく従来車両と同等の作業範囲が
確保できる。また、運行時の格納姿勢時の位置26bに
おいては、格納時のブーム33のバケット34を支持す
るバケット支持ピン50の高さを高く設定出来るので、
首下長さの長いブレーカ34bでも装着格納できる。ま
た、格納姿勢にさせる格納リンク25を逆L型にしてい
るから、格納リンク25を回動させるリンクシリンダ2
8の揺動角は少なくできる。
【0042】また、図1、2において、車体のフレーム
21上の運転室60は、作業装置30の手前に設置さ
れ、作業装置30が影に成るが、作業装置30の作動が
理解できるよう二点鎖線で作業装置30と重なって描か
れている。尚、図中のG.Lは、地上面を表している。
21上の運転室60は、作業装置30の手前に設置さ
れ、作業装置30が影に成るが、作業装置30の作動が
理解できるよう二点鎖線で作業装置30と重なって描か
れている。尚、図中のG.Lは、地上面を表している。
【0043】次に、図3の第二実施例である格納及び運
行姿勢について説明する。作業車両2は、第一実施例と
同じ構造部材には同一符号をつけている。第一実施例の
作業車両1と異なるのは、上部旋回体20上の車体のフ
レーム21に装着された作業装置80のみであり、作業
装置80のみ説明し、第一実施例と、同じ構造部材につ
いては、説明を省略する。
行姿勢について説明する。作業車両2は、第一実施例と
同じ構造部材には同一符号をつけている。第一実施例の
作業車両1と異なるのは、上部旋回体20上の車体のフ
レーム21に装着された作業装置80のみであり、作業
装置80のみ説明し、第一実施例と、同じ構造部材につ
いては、説明を省略する。
【0044】作業装置80は、格納リンク75と、回動
する第一ブーム81と、第二ブーム82とと、アーム3
3と、バケット34と、アーム33とバケット34とに
連結されたバケット用リンク35a、35bと、リンク
シリンダ78と、第一ブームシリンダ86と、第二ブー
ムシリンダ87と、アームシリンダ88と、バケットシ
リンダ39と、各部材、及び、油圧シリンダ等を連結す
る各種ピン23、24、26、29、41、42、4
3、44、45、46、47、48、49、50、5
1、52からなっている。
する第一ブーム81と、第二ブーム82とと、アーム3
3と、バケット34と、アーム33とバケット34とに
連結されたバケット用リンク35a、35bと、リンク
シリンダ78と、第一ブームシリンダ86と、第二ブー
ムシリンダ87と、アームシリンダ88と、バケットシ
リンダ39と、各部材、及び、油圧シリンダ等を連結す
る各種ピン23、24、26、29、41、42、4
3、44、45、46、47、48、49、50、5
1、52からなっている。
【0045】格納リンク75は、車体のフレーム21上
に設けられた格納リンク回動ピン24を介して、回動自
在に装着されるとともに、リンクシリンダ78と第一ブ
ームシリンダ86を連結する第一ブームシリンダ支持ピ
ン26を有する。
に設けられた格納リンク回動ピン24を介して、回動自
在に装着されるとともに、リンクシリンダ78と第一ブ
ームシリンダ86を連結する第一ブームシリンダ支持ピ
ン26を有する。
【0046】リンクシリンダ78は、ボトム側を車体の
フレーム21に支持するリンクシリンダ支持ピン29
で、ロッド側を第一ブームシリンダ支持ピン26で、第
一ブームシリンダ86と共に取着され、揺動自在に連結
している。
フレーム21に支持するリンクシリンダ支持ピン29
で、ロッド側を第一ブームシリンダ支持ピン26で、第
一ブームシリンダ86と共に取着され、揺動自在に連結
している。
【0047】第一ブーム81は、車体のフレーム21に
支持する支持ピン23を介して回動自在に装着されると
ともに、第二ブームを挟み込むように支持する第二ブー
ム支持ピン41と、支持ピン23の図示の第一ブーム8
1下方面には、リンクシリンダブラケット81aが固着
されていて、リンクシリンダ78を支持する前記リンク
シリンダ支持ピン29が装着されている。また、支持ピ
ン23の右方向には、後述する第二ブームシリンダ87
を挟み込むように支持する第二ブームシリンダピン42
を有して、第二ブームシリンダ87のボトム側が回動自
在に連結されている。
支持する支持ピン23を介して回動自在に装着されると
ともに、第二ブームを挟み込むように支持する第二ブー
ム支持ピン41と、支持ピン23の図示の第一ブーム8
1下方面には、リンクシリンダブラケット81aが固着
されていて、リンクシリンダ78を支持する前記リンク
シリンダ支持ピン29が装着されている。また、支持ピ
ン23の右方向には、後述する第二ブームシリンダ87
を挟み込むように支持する第二ブームシリンダピン42
を有して、第二ブームシリンダ87のボトム側が回動自
在に連結されている。
【0048】第二ブーム82、アーム33、バケット3
4等は前記第一実施例と同様の構成、機能に付き説明は
省略する。
4等は前記第一実施例と同様の構成、機能に付き説明は
省略する。
【0049】第一ブームシリンダ86は、第二ブーム8
2を挟む様に2本で構成している。2本の第一ブームシ
リンダ86は、各ボトム側を格納リンク75の第一ブー
ムシリンダ支持ピン26で、各ロッド側を第二ブーム8
2の第一ブームシリンダ連結ピン43で取着され、格納
リンク75と、第二ブーム82とを連結している。
2を挟む様に2本で構成している。2本の第一ブームシ
リンダ86は、各ボトム側を格納リンク75の第一ブー
ムシリンダ支持ピン26で、各ロッド側を第二ブーム8
2の第一ブームシリンダ連結ピン43で取着され、格納
リンク75と、第二ブーム82とを連結している。
【0050】第二ブームシリンダ87は、ボトム側を第
一ブーム81の第二ブームシリンダピン42で、ロッド
側を第二ブーム82の第二ブームシリンダ連結ピン44
で取着され、第二ブーム82と、第一ブーム81とを連
結している。
一ブーム81の第二ブームシリンダピン42で、ロッド
側を第二ブーム82の第二ブームシリンダ連結ピン44
で取着され、第二ブーム82と、第一ブーム81とを連
結している。
【0051】アームシリンダ88、バケットシリンダ3
9、運転室60等は前記第一実施例と同様の構成、機能
に付き説明は省略する。
9、運転室60等は前記第一実施例と同様の構成、機能
に付き説明は省略する。
【0052】上記構成の図3の運行時、作業装置80を
格納した格納姿勢の状態で、即ち、前記第一ブーム81
と第二ブーム82を、運行時の格納姿勢にさせるため
に、リンクシリンダ78の伸長縮小操作と第一ブームシ
リンダ86の縮小操作によって、格納リンク75の第一
ブームシリンダ支持ピン26位置を作業姿勢時の位置2
6aから、運行時の格納姿勢時の位置26bに180°
時計回りに矢印方向に回動させることにより、第一ブー
ムシリンダ86のボトム側の第一ブームシリンダ支持ピ
ン26は、上方に回動する。この時、第一ブームシリン
ダ86の長さを変えないと、支持ピン23と第一ブーム
シリンダ連結ピン43を結ぶ線の長さは変わらぬので、
第二ブーム82と連結している第一ブームシリンダ連結
ピン43の位置は、下方に移動する。その結果、第一ブ
ーム81は、支持ピン23を支点として、時計方向に回
動して図3に図示した位置で止まる。
格納した格納姿勢の状態で、即ち、前記第一ブーム81
と第二ブーム82を、運行時の格納姿勢にさせるため
に、リンクシリンダ78の伸長縮小操作と第一ブームシ
リンダ86の縮小操作によって、格納リンク75の第一
ブームシリンダ支持ピン26位置を作業姿勢時の位置2
6aから、運行時の格納姿勢時の位置26bに180°
時計回りに矢印方向に回動させることにより、第一ブー
ムシリンダ86のボトム側の第一ブームシリンダ支持ピ
ン26は、上方に回動する。この時、第一ブームシリン
ダ86の長さを変えないと、支持ピン23と第一ブーム
シリンダ連結ピン43を結ぶ線の長さは変わらぬので、
第二ブーム82と連結している第一ブームシリンダ連結
ピン43の位置は、下方に移動する。その結果、第一ブ
ーム81は、支持ピン23を支点として、時計方向に回
動して図3に図示した位置で止まる。
【0053】また、第二ブーム支持ピン41に支持され
た第二ブーム82と、第二ブーム82に連結されたアー
ム33は、アームシリンダ88を縮小させると、ほぼ直
線となり、下部フレーム11の先端部11aに保持させ
る。また、バケットシリンダ39を伸長させて、バケッ
ト34をチルトさせて、下部フレーム11の先端部11
bに保持させる。
た第二ブーム82と、第二ブーム82に連結されたアー
ム33は、アームシリンダ88を縮小させると、ほぼ直
線となり、下部フレーム11の先端部11aに保持させ
る。また、バケットシリンダ39を伸長させて、バケッ
ト34をチルトさせて、下部フレーム11の先端部11
bに保持させる。
【0054】その結果、作業装置80の格納姿勢は、車
両後方、かつ、下方に回動し、車両全高は低くなり、車
両重心(G)が下方に移動すると共に、バケット34の
フロントオーバハング量Lが短くなり右前方視界がひろ
がる。これにより、作業車両2の高速運行時の安定性が
向上する。そして、運転室60内の運転者61は、作業
装置80が右側に配置されていても、作業装置80の走
行格納姿勢においては、運転者61のアイポイント62
からの右側目線(S)は、作業装置80に邪魔されず、
バケット34前方を見通した右側前方と、右側面の視界
が抜群に広がる。
両後方、かつ、下方に回動し、車両全高は低くなり、車
両重心(G)が下方に移動すると共に、バケット34の
フロントオーバハング量Lが短くなり右前方視界がひろ
がる。これにより、作業車両2の高速運行時の安定性が
向上する。そして、運転室60内の運転者61は、作業
装置80が右側に配置されていても、作業装置80の走
行格納姿勢においては、運転者61のアイポイント62
からの右側目線(S)は、作業装置80に邪魔されず、
バケット34前方を見通した右側前方と、右側面の視界
が抜群に広がる。
【0055】次いで、図4にて、第二実施例である格納
姿勢から作業時姿勢への移行状態をを示す側面図につい
て説明する。第二実施例の作業時の格納姿勢にするに
は、即ち、リンクシリンダ78を一旦伸長させて、格納
リンク75を運行時の格納姿勢時の位置26bから、作
業姿勢時の位置26aに180°反時計回りに回動させ
ながらリンクシリンダ78を縮小させることにより、第
一ブームシリンダ86のボトム側の第一ブームシリンダ
支持ピン26は、下方に回動する。この時、第一ブーム
シリンダ86の長さを変えないと、支持ピン23、第一
ブームシリンダ支持ピン26、第一ブームシリンダ連結
ピン43を結ぶ三角形の内、支持ピン23と第一ブーム
シリンダ連結ピン43間の長さは変わらないので、第二
ブーム82と連結している第一ブームシリンダ連結ピン
43の位置は、上方に移動する。その結果、第一ブーム
81は、支持ピン23を支点として反時計方向に回動し
て止まる。
姿勢から作業時姿勢への移行状態をを示す側面図につい
て説明する。第二実施例の作業時の格納姿勢にするに
は、即ち、リンクシリンダ78を一旦伸長させて、格納
リンク75を運行時の格納姿勢時の位置26bから、作
業姿勢時の位置26aに180°反時計回りに回動させ
ながらリンクシリンダ78を縮小させることにより、第
一ブームシリンダ86のボトム側の第一ブームシリンダ
支持ピン26は、下方に回動する。この時、第一ブーム
シリンダ86の長さを変えないと、支持ピン23、第一
ブームシリンダ支持ピン26、第一ブームシリンダ連結
ピン43を結ぶ三角形の内、支持ピン23と第一ブーム
シリンダ連結ピン43間の長さは変わらないので、第二
ブーム82と連結している第一ブームシリンダ連結ピン
43の位置は、上方に移動する。その結果、第一ブーム
81は、支持ピン23を支点として反時計方向に回動し
て止まる。
【0056】その後、第二ブームシリンダ87を縮小さ
せると、第二ブーム82は、第二ブーム支持ピン41を
支点として時計方向に回動して、第二ブーム82と、ア
ーム33と、バケット34とは、下部フレーム11の先
端部11a,11bより離れて、上方に移動する。そし
て、アームシリンダ88と、バケットシリンダ39を操
作させての掘削作業の作用動作については、従来技術と
同じなので説明を省略する。
せると、第二ブーム82は、第二ブーム支持ピン41を
支点として時計方向に回動して、第二ブーム82と、ア
ーム33と、バケット34とは、下部フレーム11の先
端部11a,11bより離れて、上方に移動する。そし
て、アームシリンダ88と、バケットシリンダ39を操
作させての掘削作業の作用動作については、従来技術と
同じなので説明を省略する。
【0057】また、図3、4において、車体のフレーム
21上の運転室60は、作業装置80の手前に設置さ
れ、作業装置80が影に成るが、作業装置80の作動が
理解できるよう二点鎖線で作業装置80と重なって描か
れている。尚、図中のG.Lは、地上面を表している。
21上の運転室60は、作業装置80の手前に設置さ
れ、作業装置80が影に成るが、作業装置80の作動が
理解できるよう二点鎖線で作業装置80と重なって描か
れている。尚、図中のG.Lは、地上面を表している。
【0058】次に、図5にて、第三実施例である格納及
び運行姿勢について説明する。作業車両3は、第一、お
よび第二実施例と同じ構造部材には同一符号をつけてい
る。 第一、第二実施例の作業車両1、及び2と異なる
のは、上部旋回体20上の車体のフレーム21に装着さ
れた作業装置150のみであり、作業装置150のみ説
明し、第一実施例と同じ構造部材については、説明を省
略する。
び運行姿勢について説明する。作業車両3は、第一、お
よび第二実施例と同じ構造部材には同一符号をつけてい
る。 第一、第二実施例の作業車両1、及び2と異なる
のは、上部旋回体20上の車体のフレーム21に装着さ
れた作業装置150のみであり、作業装置150のみ説
明し、第一実施例と同じ構造部材については、説明を省
略する。
【0059】作業装置150は、回動する第一ブーム1
51と、第二ブーム152と、アーム33と、バケット
34と、アーム33とバケット34とに連結されたバケ
ット用リンク35a、35bと、第一ブームシリンダ1
56と、第二ブームシリンダ157と、アームシリンダ
158と、バケットシリンダ39と、各部材、及び、油
圧シリンダ等を連結する各種ピン23、41、42、4
4、45、46、47、48、49、50、51、5
2、124、126、127、143、149からなっ
ている。
51と、第二ブーム152と、アーム33と、バケット
34と、アーム33とバケット34とに連結されたバケ
ット用リンク35a、35bと、第一ブームシリンダ1
56と、第二ブームシリンダ157と、アームシリンダ
158と、バケットシリンダ39と、各部材、及び、油
圧シリンダ等を連結する各種ピン23、41、42、4
4、45、46、47、48、49、50、51、5
2、124、126、127、143、149からなっ
ている。
【0060】中折れ分割型の格納リンク145は、第一
格納リンク145aと、第二格納リンク145bを有し
ている。そして、第一格納リンク145a一端は、車体
のフレーム21上に設けられた格納リンク回動ピン12
4を介して回動自在に装着されている。また、その他端
には、第二格納リンク145bと格納リンク連結ピン1
26にて連結している。そして、第一格納リンク145
aの中間には、第一ブームシリンダ連結ピン127に
て、第一ブームシリンダ156のロッド側に連結されて
いる。
格納リンク145aと、第二格納リンク145bを有し
ている。そして、第一格納リンク145a一端は、車体
のフレーム21上に設けられた格納リンク回動ピン12
4を介して回動自在に装着されている。また、その他端
には、第二格納リンク145bと格納リンク連結ピン1
26にて連結している。そして、第一格納リンク145
aの中間には、第一ブームシリンダ連結ピン127に
て、第一ブームシリンダ156のロッド側に連結されて
いる。
【0061】また、第二格納リンク145bの一端は、
第一格納リンク145aと連結され、他端には、第二ブ
ーム152に、支持ピン143に回動自在に取着されて
いる。 そして、第二格納リンク145bの中間は、第
一ブームシリンダ156の第一ブームシリンダトラニオ
ン軸149に回動自在に取着されている。
第一格納リンク145aと連結され、他端には、第二ブ
ーム152に、支持ピン143に回動自在に取着されて
いる。 そして、第二格納リンク145bの中間は、第
一ブームシリンダ156の第一ブームシリンダトラニオ
ン軸149に回動自在に取着されている。
【0062】第一ブーム151は、車体のフレーム21
に支持する支持ピン23を介して、回動自在に装着され
るとともに、第二ブーム152を挟み込むように支持す
る第二ブーム支持ピン41と、第一ブーム151を支持
する支持ピン23の図示の右方で、後述する第二ブーム
シリンダ157を挟み込むように支持する第二ブームシ
リンダピン42を有して、第二ブームシリンダ157の
ボトム側が回動自在に連結されている。
に支持する支持ピン23を介して、回動自在に装着され
るとともに、第二ブーム152を挟み込むように支持す
る第二ブーム支持ピン41と、第一ブーム151を支持
する支持ピン23の図示の右方で、後述する第二ブーム
シリンダ157を挟み込むように支持する第二ブームシ
リンダピン42を有して、第二ブームシリンダ157の
ボトム側が回動自在に連結されている。
【0063】第二ブーム152は、第一ブーム151を
連結する第二ブーム支持ピン41と、その右端側には、
第一ブーム151と、第二ブーム152とを接続する第
二ブームシリンダ157を装着する第二ブームシリンダ
連結ピン44と、その左側には、第二格納リンク145
bを回動自在に支持する支持ピン143と、その左上端
には、アームシリンダ158を支持するアームシリンダ
支持ピン46と、その左端側には、アーム支持ピン45
を有する。また、第二ブーム152の形状は、第二ブー
ムシリンダ157のロッド側と、アームシリンダ158
のボトム側を挟み込む様に、二股状の支点44a、46
aを有している。
連結する第二ブーム支持ピン41と、その右端側には、
第一ブーム151と、第二ブーム152とを接続する第
二ブームシリンダ157を装着する第二ブームシリンダ
連結ピン44と、その左側には、第二格納リンク145
bを回動自在に支持する支持ピン143と、その左上端
には、アームシリンダ158を支持するアームシリンダ
支持ピン46と、その左端側には、アーム支持ピン45
を有する。また、第二ブーム152の形状は、第二ブー
ムシリンダ157のロッド側と、アームシリンダ158
のボトム側を挟み込む様に、二股状の支点44a、46
aを有している。
【0064】また、アーム33、バケット34等は前記
第一、及び第二実施例と同様の構成、機能に付き説明は
省略する。
第一、及び第二実施例と同様の構成、機能に付き説明は
省略する。
【0065】第一ブームシリンダ156は、第二ブーム
152を挟む様に2本で構成し第一格納リンク145a
の中間で第一ブームシリンダ連結ピン127にて、第一
ブームシリンダ156のロッド側と共に回動自在に装着
されている。また、第一ブームシリンダ156のボトム
側は、第二格納リンク145bの中間に、第一ブームシ
リンダトラニオン軸149にて回動自在に取着されてい
る。
152を挟む様に2本で構成し第一格納リンク145a
の中間で第一ブームシリンダ連結ピン127にて、第一
ブームシリンダ156のロッド側と共に回動自在に装着
されている。また、第一ブームシリンダ156のボトム
側は、第二格納リンク145bの中間に、第一ブームシ
リンダトラニオン軸149にて回動自在に取着されてい
る。
【0066】第二ブームシリンダ157は、ボトム側を
第一ブーム151の第二ブームシリンダピン42で、ロ
ッド側を第二ブーム132の第二ブームシリンダ連結ピ
ン44で取着され、第二ブーム152と、第一ブーム1
51とを連結している。
第一ブーム151の第二ブームシリンダピン42で、ロ
ッド側を第二ブーム132の第二ブームシリンダ連結ピ
ン44で取着され、第二ブーム152と、第一ブーム1
51とを連結している。
【0067】また、アームシリンダ158、バケットシ
リンダ39、運転室60等は前記第一、及び第二実施例
と同様の構成、機能に付き説明は省略する。
リンダ39、運転室60等は前記第一、及び第二実施例
と同様の構成、機能に付き説明は省略する。
【0068】上記構成の図5の運行時、作業装置150
を格納した格納姿勢の状態で、即ち、前記第一ブーム1
51と第二ブーム152を、運行時の格納姿勢にさせる
ために、第一ブームシリンダ156と第二ブームシリン
ダ157を伸長操作させる。そして、車体のフレーム2
1上に設けられた第一格納リンク145aの格納リンク
回動ピン124と、第一格納リンク145aの中間に取
着された第一ブームシリンダ連結ピン127と、格納リ
ンク連結ピン126と、第二格納リンク125bの中間
に取着された第一ブームシリンダトラニオン軸149を
結ぶ三角形の面積は最小となる。
を格納した格納姿勢の状態で、即ち、前記第一ブーム1
51と第二ブーム152を、運行時の格納姿勢にさせる
ために、第一ブームシリンダ156と第二ブームシリン
ダ157を伸長操作させる。そして、車体のフレーム2
1上に設けられた第一格納リンク145aの格納リンク
回動ピン124と、第一格納リンク145aの中間に取
着された第一ブームシリンダ連結ピン127と、格納リ
ンク連結ピン126と、第二格納リンク125bの中間
に取着された第一ブームシリンダトラニオン軸149を
結ぶ三角形の面積は最小となる。
【0069】また、格納リンク連結ピン126を中心と
する、第一格納リンク145aと、第二格納リンク14
5bのなす角度は最大になる。この時、第一ブーム15
1の支持ピン23と第二ブーム支持ピン41を結ぶ線
と、第二格納リンク145bを回動自在に支持する支持
ピン143とアーム支持ピン45を線がほぼ平行になっ
ている。この状態の時で、第一ブーム151の支持ピン
23の位置が、前記格納リンク回動ピン124よりも上
方のデットポイントを超えていても、第一ブームシリン
ダ156と、第二ブーム152は、格納リンク145で
連結されているから、第一ブーム151と第二ブーム1
52は折り畳む様にコンパクトな格納姿勢となる。
する、第一格納リンク145aと、第二格納リンク14
5bのなす角度は最大になる。この時、第一ブーム15
1の支持ピン23と第二ブーム支持ピン41を結ぶ線
と、第二格納リンク145bを回動自在に支持する支持
ピン143とアーム支持ピン45を線がほぼ平行になっ
ている。この状態の時で、第一ブーム151の支持ピン
23の位置が、前記格納リンク回動ピン124よりも上
方のデットポイントを超えていても、第一ブームシリン
ダ156と、第二ブーム152は、格納リンク145で
連結されているから、第一ブーム151と第二ブーム1
52は折り畳む様にコンパクトな格納姿勢となる。
【0070】そして、第二ブーム支持ピン41に支持さ
れた第二ブーム152と、第二ブーム152に連結され
たアーム33は、アームシリンダ158を縮小させる
と、ほぼ直線となり、下部フレーム11の先端部11c
に保持させる。また、バケットシリンダ39を伸長させ
て、バケット34をチルトさせて、下部フレーム11の
先端部11bに保持させる。その結果、作業装置150
の格納姿勢は、車両後方、かつ、下方に回動し、車両全
高は低くなり、車両重心(G)が下方に移動すると共
に、バケット34のフロントオーバハング量Lが短くな
り右前方視界がひろがる。
れた第二ブーム152と、第二ブーム152に連結され
たアーム33は、アームシリンダ158を縮小させる
と、ほぼ直線となり、下部フレーム11の先端部11c
に保持させる。また、バケットシリンダ39を伸長させ
て、バケット34をチルトさせて、下部フレーム11の
先端部11bに保持させる。その結果、作業装置150
の格納姿勢は、車両後方、かつ、下方に回動し、車両全
高は低くなり、車両重心(G)が下方に移動すると共
に、バケット34のフロントオーバハング量Lが短くな
り右前方視界がひろがる。
【0071】これにより、作業車両3の高速運行時の安
定性が向上する。そして、運転室60内の運転者61
は、作業装置150が右側に配置されていても、作業装
置150の走行格納姿勢においては、運転者61のアイ
ポイント62からの右側目線は、作業装置150に邪魔
されずバケット34前方を見通した右側前方と、右側面
の視界が抜群に広がる。
定性が向上する。そして、運転室60内の運転者61
は、作業装置150が右側に配置されていても、作業装
置150の走行格納姿勢においては、運転者61のアイ
ポイント62からの右側目線は、作業装置150に邪魔
されずバケット34前方を見通した右側前方と、右側面
の視界が抜群に広がる。
【0072】第三実施例の作業車両3を、作業状態にす
るには、即ち、図5の第一ブーム151の支持ピン23
の位置が、前記格納リンク回動ピン124よりも上方の
デットポイントを超えていても、第一ブーム151は、
格納リンク145で連結されている。この結果、第一ブ
ームシリンダ156を縮小することで、第一格納リンク
145aは、格納リンク回動ピン124を支点に反時計
方向に回動し、この時、第一ブーム151の支持ピン2
3と第一ブーム151を連結する第二ブーム支持ピン4
1を結ぶ線の長さは変わらぬから、第二ブーム152に
取着した第二格納リンク145bを回動自在に支持する
支持ピン143位置は、上方に移動するとともに、第一
ブーム151も支持ピン23を支点に反時計方向に回動
する。そして、第二ブーム152と、アーム33と、バ
ケット34は、下部フレーム11の先端部11b,11
cより離れて上方に移動する。
るには、即ち、図5の第一ブーム151の支持ピン23
の位置が、前記格納リンク回動ピン124よりも上方の
デットポイントを超えていても、第一ブーム151は、
格納リンク145で連結されている。この結果、第一ブ
ームシリンダ156を縮小することで、第一格納リンク
145aは、格納リンク回動ピン124を支点に反時計
方向に回動し、この時、第一ブーム151の支持ピン2
3と第一ブーム151を連結する第二ブーム支持ピン4
1を結ぶ線の長さは変わらぬから、第二ブーム152に
取着した第二格納リンク145bを回動自在に支持する
支持ピン143位置は、上方に移動するとともに、第一
ブーム151も支持ピン23を支点に反時計方向に回動
する。そして、第二ブーム152と、アーム33と、バ
ケット34は、下部フレーム11の先端部11b,11
cより離れて上方に移動する。
【0073】また、図6のように、第三実施例である作
業状態の作業姿勢にするには、第二ブームシリンダ15
7を縮小させると、第二ブーム152は、第二ブーム支
持ピン41を支点として時計方向に回動する。その後
の、アームシリンダ158と、バケットシリンダ39を
操作させての掘削作業の作用動作については、従来技術
と同じなので説明を省略する。
業状態の作業姿勢にするには、第二ブームシリンダ15
7を縮小させると、第二ブーム152は、第二ブーム支
持ピン41を支点として時計方向に回動する。その後
の、アームシリンダ158と、バケットシリンダ39を
操作させての掘削作業の作用動作については、従来技術
と同じなので説明を省略する。
【0074】また、図5、6において、車体のフレーム
21上のの運転室60は、作業装置150の手前に設置
され、作業装置150が影に成るが、作業装置150の
作動が理解できるよう二点鎖線で作業装置150と重な
って描かれている。尚、図中のG.Lは、地上面を表し
ている。
21上のの運転室60は、作業装置150の手前に設置
され、作業装置150が影に成るが、作業装置150の
作動が理解できるよう二点鎖線で作業装置150と重な
って描かれている。尚、図中のG.Lは、地上面を表し
ている。
【0075】次に、図7にて、第四実施例である格納及
び運行姿勢について説明する。作業車両4は、第一、第
二、及び第三実施例と同じ構造部材には同一符号をつけ
ている。第一、第二、及び第三実施例の作業車両1、
2、及び3と異なるのは、車両後方にエンジン14を載
置したホイール式下部走行体10と、上部旋回体20上
の車体のフレーム21に装着された作業装置180のみ
であり、上部旋回体20を旋回させれば車両後方にエン
ジン14を載置させても、車両前方にエンジン14を載
置させるのと変わらぬので、作業装置180のみ説明
し、第一実施例と、同じ構造部材については、説明を省
略する。
び運行姿勢について説明する。作業車両4は、第一、第
二、及び第三実施例と同じ構造部材には同一符号をつけ
ている。第一、第二、及び第三実施例の作業車両1、
2、及び3と異なるのは、車両後方にエンジン14を載
置したホイール式下部走行体10と、上部旋回体20上
の車体のフレーム21に装着された作業装置180のみ
であり、上部旋回体20を旋回させれば車両後方にエン
ジン14を載置させても、車両前方にエンジン14を載
置させるのと変わらぬので、作業装置180のみ説明
し、第一実施例と、同じ構造部材については、説明を省
略する。
【0076】作業装置180は、回動する第一ブーム1
81と、第二ブーム182と、アーム33と、バケット
34と、アーム33とバケット34とに連結されたバケ
ット用リンク35a、35bと、第一ブームシリンダ1
86と、第二ブームシリンダ187と、アームシリンダ
188と、バケットシリンダ39と、各部材、及び、油
圧シリンダ等を連結する各種ピン23、26、41、4
2、44、45、46、47、48、49、50、5
1、52、124、126、127からなっている。
81と、第二ブーム182と、アーム33と、バケット
34と、アーム33とバケット34とに連結されたバケ
ット用リンク35a、35bと、第一ブームシリンダ1
86と、第二ブームシリンダ187と、アームシリンダ
188と、バケットシリンダ39と、各部材、及び、油
圧シリンダ等を連結する各種ピン23、26、41、4
2、44、45、46、47、48、49、50、5
1、52、124、126、127からなっている。
【0077】中折れ分割型をした格納リンク175は、
第一格納リンク175aと、第二格納リンク175bを
有している。そして、第一格納リンク175aの一端
は、車体のフレーム21上に設けられた格納リンク回動
ピン124を介して回動自在に装着されている。また、
その他端は、第二格納リンク175bと、かつ、第一ブ
ームシリンダ186のロッド側と共に回動自在に格納リ
ンク連結ピン126にて連結している。そして、第二格
納リンク175bの一端は、格納リンク回動ピン127
にて、第一ブーム181の下面と連結している。
第一格納リンク175aと、第二格納リンク175bを
有している。そして、第一格納リンク175aの一端
は、車体のフレーム21上に設けられた格納リンク回動
ピン124を介して回動自在に装着されている。また、
その他端は、第二格納リンク175bと、かつ、第一ブ
ームシリンダ186のロッド側と共に回動自在に格納リ
ンク連結ピン126にて連結している。そして、第二格
納リンク175bの一端は、格納リンク回動ピン127
にて、第一ブーム181の下面と連結している。
【0078】第一ブーム181は、車体のフレーム21
に支持する支持ピン23を介して、回動自在に装着され
るとともに、第二ブーム182を支持する第二ブーム支
持ピン41と、第一ブーム181を支持する支持ピン2
3の図示の右方で、第一ブーム181に固着した格納リ
ンクブラケット181bを設け、第二格納リンク175
bの一端を連結する格納リンク回動ピン127を取着す
る。また、その右方には、第一ブーム181に固着した
第二ブームシリンダブラケット181aを設け、後述す
る第二ブームシリンダ187を支持する第二ブームシリ
ンダピン42を有して、第二ブームシリンダ187のボ
トム側が回動自在に連結されている。
に支持する支持ピン23を介して、回動自在に装着され
るとともに、第二ブーム182を支持する第二ブーム支
持ピン41と、第一ブーム181を支持する支持ピン2
3の図示の右方で、第一ブーム181に固着した格納リ
ンクブラケット181bを設け、第二格納リンク175
bの一端を連結する格納リンク回動ピン127を取着す
る。また、その右方には、第一ブーム181に固着した
第二ブームシリンダブラケット181aを設け、後述す
る第二ブームシリンダ187を支持する第二ブームシリ
ンダピン42を有して、第二ブームシリンダ187のボ
トム側が回動自在に連結されている。
【0079】第二ブーム182は、その右端側には、第
一ブーム181と第二ブーム182とを接続する第二ブ
ームシリンダ187を装着する第二ブームシリンダ連結
ピン44と、その左上端には、アームシリンダ188を
支持するアームシリンダ支持ピン46と、その左端側に
は、アーム支持ピン45を有する。また、第二ブーム1
82の形状は、第二ブームシリンダ187のロッド側
と、アームシリンダ188のボトム側とアーム33等を
各々を挟み込む様に、二股状の支点44a、45a、4
6aを有している。
一ブーム181と第二ブーム182とを接続する第二ブ
ームシリンダ187を装着する第二ブームシリンダ連結
ピン44と、その左上端には、アームシリンダ188を
支持するアームシリンダ支持ピン46と、その左端側に
は、アーム支持ピン45を有する。また、第二ブーム1
82の形状は、第二ブームシリンダ187のロッド側
と、アームシリンダ188のボトム側とアーム33等を
各々を挟み込む様に、二股状の支点44a、45a、4
6aを有している。
【0080】また、アーム33、バケット34等は前記
第一、及び第二実施例と同様の構成、機能に付き説明は
省略する。
第一、及び第二実施例と同様の構成、機能に付き説明は
省略する。
【0081】第一ブームシリンダ186は、ボトム側
を、車体のフレーム21に支持する第一ブームシリンダ
支持ピン26に揺動自在に装着されている。そして、ロ
ッド側を、第一格納リンク175aと第二格納リンク1
75bとを連結する格納リンク連結ピン126に回動自
在に連結している。
を、車体のフレーム21に支持する第一ブームシリンダ
支持ピン26に揺動自在に装着されている。そして、ロ
ッド側を、第一格納リンク175aと第二格納リンク1
75bとを連結する格納リンク連結ピン126に回動自
在に連結している。
【0082】第二ブームシリンダ187は、ボトム側を
第一ブーム181の第二ブームシリンダピン42で、ロ
ッド側を第二ブーム182の第二ブームシリンダ連結ピ
ン44で取着され、第二ブーム182と、第一ブーム1
81とを連結している。
第一ブーム181の第二ブームシリンダピン42で、ロ
ッド側を第二ブーム182の第二ブームシリンダ連結ピ
ン44で取着され、第二ブーム182と、第一ブーム1
81とを連結している。
【0083】また、アームシリンダ188、バケットシ
リンダ39、運転室60等は前記第一、及び第二実施例
と同様の構成、機能に付き説明は省略する。
リンダ39、運転室60等は前記第一、及び第二実施例
と同様の構成、機能に付き説明は省略する。
【0084】上記構成の図7の運行時、作業装置180
を格納した格納姿勢の状態で、即ち、前記第一ブーム1
81と第二ブーム182を、運行時の格納姿勢にさせる
ために、第一ブームシリンダ186と第二ブームシリン
ダ187を伸長操作させる。
を格納した格納姿勢の状態で、即ち、前記第一ブーム1
81と第二ブーム182を、運行時の格納姿勢にさせる
ために、第一ブームシリンダ186と第二ブームシリン
ダ187を伸長操作させる。
【0085】そして、車体のフレーム21上に設けられ
た第一格納リンク175aの格納リンク回動ピン124
と、第一ブーム181に取着された第二格納リンク17
5bは、第一ブームシリンダ186にて折り畳まれて、
第二ブームシリンダブラケット181aがストッパ代わ
りに車体のフレーム21の後端部に当たるまで第一ブー
ム181を支持ピン23を支点に時計回りに回動する。
その後、第一ブーム181と第二ブーム182は折り畳
む様にコンパクトな格納姿勢となる。
た第一格納リンク175aの格納リンク回動ピン124
と、第一ブーム181に取着された第二格納リンク17
5bは、第一ブームシリンダ186にて折り畳まれて、
第二ブームシリンダブラケット181aがストッパ代わ
りに車体のフレーム21の後端部に当たるまで第一ブー
ム181を支持ピン23を支点に時計回りに回動する。
その後、第一ブーム181と第二ブーム182は折り畳
む様にコンパクトな格納姿勢となる。
【0086】また、第二ブーム支持ピン41に支持され
た第二ブーム182と、第二ブーム182に連結された
アーム33は、アームシリンダ188を縮小させると、
ほぼ直立し下部フレーム11の先端部11cに保持させ
る。また、バケットシリンダ39を伸長させると共に、
バケット34をチルトさせて下部フレーム11の先端部
11bに保持させる。その結果、作業装置180の格納
姿勢は、車両後方、かつ、下方に回動し、車両全高は低
くなり、車両重心(G)が下方に移動すると共に、バケ
ット34のフロントオーバハング量Lが短くなり、右前
方視界がひろがる。
た第二ブーム182と、第二ブーム182に連結された
アーム33は、アームシリンダ188を縮小させると、
ほぼ直立し下部フレーム11の先端部11cに保持させ
る。また、バケットシリンダ39を伸長させると共に、
バケット34をチルトさせて下部フレーム11の先端部
11bに保持させる。その結果、作業装置180の格納
姿勢は、車両後方、かつ、下方に回動し、車両全高は低
くなり、車両重心(G)が下方に移動すると共に、バケ
ット34のフロントオーバハング量Lが短くなり、右前
方視界がひろがる。
【0087】これにより、作業車両5の高速運行時の安
定性が向上する。そして、運転室60内の運転者61
は、作業装置180が右側に配置されていても、作業装
置180の走行格納姿勢においては、運転者61のアイ
ポイント62からの右側目線は、作業装置180に邪魔
されず、バケット34前方を見通した右側前方と、右側
面の視界が抜群に広がる。
定性が向上する。そして、運転室60内の運転者61
は、作業装置180が右側に配置されていても、作業装
置180の走行格納姿勢においては、運転者61のアイ
ポイント62からの右側目線は、作業装置180に邪魔
されず、バケット34前方を見通した右側前方と、右側
面の視界が抜群に広がる。
【0088】第四実施例の作業車両4を、作業状態にす
るには、即ち、図7の第一ブームシリンダ186を縮小
することで、第一格納リンク175aと第二格納リンク
175bとを連結する格納リンク連結ピン126位置
が、車両前方に移動する。この結果、第一格納リンク1
75aと第二格納リンク175bの長さは変わらぬの
で、第一ブーム181は、上方へ押されて、支持ピン2
3を支点に反時計回りに回動して作業装置180は起立
する。そして、第二ブーム182と、アーム33と、バ
ケット34は、下部フレーム11の先端部11b、11
cより離れて上方に移動する。
るには、即ち、図7の第一ブームシリンダ186を縮小
することで、第一格納リンク175aと第二格納リンク
175bとを連結する格納リンク連結ピン126位置
が、車両前方に移動する。この結果、第一格納リンク1
75aと第二格納リンク175bの長さは変わらぬの
で、第一ブーム181は、上方へ押されて、支持ピン2
3を支点に反時計回りに回動して作業装置180は起立
する。そして、第二ブーム182と、アーム33と、バ
ケット34は、下部フレーム11の先端部11b、11
cより離れて上方に移動する。
【0089】また、図8に示すように、本発明の第四実
施例である作業車両の作業状態の作業姿勢にするには、
第二ブームシリンダ187を縮小させると、第二ブーム
182は、第二ブーム支持ピン41を支点として、時計
方向に回動する。その後の、アームシリンダ188と、
バケットシリンダ39を操作させての掘削作業の作用動
作については、従来技術と同じなので説明を省略する。
施例である作業車両の作業状態の作業姿勢にするには、
第二ブームシリンダ187を縮小させると、第二ブーム
182は、第二ブーム支持ピン41を支点として、時計
方向に回動する。その後の、アームシリンダ188と、
バケットシリンダ39を操作させての掘削作業の作用動
作については、従来技術と同じなので説明を省略する。
【0090】また、図7、8において、車体のフレーム
21上のの運転室60は、作業装置180の手前に設置
され、作業装置180が影に成るが、作業装置180の
作動が理解できるよう二点鎖線で作業装置180と重な
って描かれている。尚、図中のG.Lは、地上面を表し
ている。
21上のの運転室60は、作業装置180の手前に設置
され、作業装置180が影に成るが、作業装置180の
作動が理解できるよう二点鎖線で作業装置180と重な
って描かれている。尚、図中のG.Lは、地上面を表し
ている。
【0091】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏した作業
車両を提供している。
ているので、以下に記載されるような効果を奏した作業
車両を提供している。
【0092】本発明では、前記第一ブームシリンダのボ
トム側の第一ブームシリンダ支持ピン位置を、格納リン
クを介して運行時の格納姿勢時の位置26bから、作業
姿勢時の位置26aに回動させることが出来る様にした
ので、作業装置の作業範囲は、支障なく従来車両と同等
の作業範囲が確保し得る。
トム側の第一ブームシリンダ支持ピン位置を、格納リン
クを介して運行時の格納姿勢時の位置26bから、作業
姿勢時の位置26aに回動させることが出来る様にした
ので、作業装置の作業範囲は、支障なく従来車両と同等
の作業範囲が確保し得る。
【0093】また、運行時の格納姿勢時の位置26bに
おいては、格納時のブームのバケットを支持するバケッ
ト支持ピン高さを高く設定出来るので、最低地上高を確
保し得て車両がバウンドしても作業装置が地上G.Lに
引き擦らず、バケットの他に首下長さの長いブレーカ3
4b等でも装着し得る。
おいては、格納時のブームのバケットを支持するバケッ
ト支持ピン高さを高く設定出来るので、最低地上高を確
保し得て車両がバウンドしても作業装置が地上G.Lに
引き擦らず、バケットの他に首下長さの長いブレーカ3
4b等でも装着し得る。
【0094】また、格納姿勢にさせる格納リンクを逆L
型にしているから、格納リンクを回動させるリンクシリ
ンダの揺動角は少なくできるから、リンクシリンダの連
結ピンの摩滅が減り、耐久性が向上する。
型にしているから、格納リンクを回動させるリンクシリ
ンダの揺動角は少なくできるから、リンクシリンダの連
結ピンの摩滅が減り、耐久性が向上する。
【0095】また、第一ブームシリンダのボトム側の第
一ブームシリンダ支持ピン位置は、格納リンク75を介
して、運行時の格納姿勢時の位置26bと、作業姿勢時
の位置26aに180°回動させることが出来る様にし
たので、その結果、作業装置の格納姿勢は、車両後方、
かつ、下方に回動しコンパクトに格納され、車両全高は
低くなり、車両重心(G)が下方に移動すると共に、バ
ケットのフロントオーバハング量Lが短くなり、右前方
視界がひろがり、作業車両の高速運行時の安定性が向上
し得る。
一ブームシリンダ支持ピン位置は、格納リンク75を介
して、運行時の格納姿勢時の位置26bと、作業姿勢時
の位置26aに180°回動させることが出来る様にし
たので、その結果、作業装置の格納姿勢は、車両後方、
かつ、下方に回動しコンパクトに格納され、車両全高は
低くなり、車両重心(G)が下方に移動すると共に、バ
ケットのフロントオーバハング量Lが短くなり、右前方
視界がひろがり、作業車両の高速運行時の安定性が向上
し得る。
【0096】また、運転室内の運転者は、作業装置が右
側に配置されていても、作業装置の走行格納姿勢におい
ては、運転者のアイポイントからの右側目線は、作業装
置に邪魔されず、バケット前方を見通した右側前方と、
右側面の視界が抜群に広がる。
側に配置されていても、作業装置の走行格納姿勢におい
ては、運転者のアイポイントからの右側目線は、作業装
置に邪魔されず、バケット前方を見通した右側前方と、
右側面の視界が抜群に広がる。
【0097】さらに、第一ブームシリンダ支持ピン位置
を作業姿勢時の位置26aに180°回動させた時に
は、第一ブームと、第二ブームの第二ブーム支持ピン4
1の位置は、運行時の格納姿勢時よりも上方にあるか
ら、作業装置のバケットの作業範囲を十分確保し得る。
を作業姿勢時の位置26aに180°回動させた時に
は、第一ブームと、第二ブームの第二ブーム支持ピン4
1の位置は、運行時の格納姿勢時よりも上方にあるか
ら、作業装置のバケットの作業範囲を十分確保し得る。
【0098】また、前記中折れ分割型をした格納リンク
は、第一格納リンクのほぼ中間に第一ブームシリンダの
ロッド側を揺動自在に取り付け、かつ、第一ブームシリ
ンダトラニオン軸にて前記第二格納リンクのほぼ中間に
揺動自在に取着し、第二格納リンクを第二ブームに連結
していて、かつ第一格納リンクの格納リンク回動ピン位
置は、第一ブームの支持ピン位置より下方に位置するか
ら、第一ブームに連結された第二ブームを反時計方向に
回動し得る。これにより、作業装置の格納姿勢をより低
くし得る。
は、第一格納リンクのほぼ中間に第一ブームシリンダの
ロッド側を揺動自在に取り付け、かつ、第一ブームシリ
ンダトラニオン軸にて前記第二格納リンクのほぼ中間に
揺動自在に取着し、第二格納リンクを第二ブームに連結
していて、かつ第一格納リンクの格納リンク回動ピン位
置は、第一ブームの支持ピン位置より下方に位置するか
ら、第一ブームに連結された第二ブームを反時計方向に
回動し得る。これにより、作業装置の格納姿勢をより低
くし得る。
【0099】また、中折れ分割型をした格納リンクは、
中折れ分割連結部の回動ピンと、上部旋回体上に設けら
れた回動ピン間に、第一ブームシリンダを揺動自在に取
り付けているから、第一ブームシリンダを伸長し、格納
リンクを折り畳むと、作業装置は格納姿勢となるから作
業装置の運行時の格納姿勢は、作業装置の格納姿勢をコ
ンパクトに格納させたから、低重心となり、高速自走す
る輸送時の安定性、旋回性、等が向上して安全性も確保
し得る。
中折れ分割連結部の回動ピンと、上部旋回体上に設けら
れた回動ピン間に、第一ブームシリンダを揺動自在に取
り付けているから、第一ブームシリンダを伸長し、格納
リンクを折り畳むと、作業装置は格納姿勢となるから作
業装置の運行時の格納姿勢は、作業装置の格納姿勢をコ
ンパクトに格納させたから、低重心となり、高速自走す
る輸送時の安定性、旋回性、等が向上して安全性も確保
し得る。
【0100】また、フロントオーバハング量が小さいの
で視界性が向上し、かつ、狭い作業現場での小回りが出
来るので旋回時の安全を確保し得る。
で視界性が向上し、かつ、狭い作業現場での小回りが出
来るので旋回時の安全を確保し得る。
【0101】そして、第一ブームシリンダを縮小させる
と、第一ブームは、第一ブームの支持ピンを支点とし
て、反時計方向に回動して作業姿勢となるから、エンジ
ンを、車体後方に搭載した作業車両に作業装置を取着す
ると、掘削直下を確認し易くなるから、作業効率が向上
すると共に、安全性を確保し得る。
と、第一ブームは、第一ブームの支持ピンを支点とし
て、反時計方向に回動して作業姿勢となるから、エンジ
ンを、車体後方に搭載した作業車両に作業装置を取着す
ると、掘削直下を確認し易くなるから、作業効率が向上
すると共に、安全性を確保し得る。
【図1】第一実施例である格納及び運行姿勢を示す側面
図である。
図である。
【図2】第一実施例である作業状態を示す側面図であ
る。
る。
【図3】第二実施例である格納及び運行姿勢を示す側面
図である。
図である。
【図4】第二実施例である格納姿勢から作業時姿勢への
移行状態をを示す側面図である。
移行状態をを示す側面図である。
【図5】第四実施例である格納及び運行姿勢を示す側面
図である。
図である。
【図6】第四実施例である作業状態を示す側面図であ
る。
る。
【図7】第四実施例である格納及び運行姿勢を示す側面
図である。
図である。
【図8】第四実施例である作業状態を示す側面図であ
る。
る。
【図9】従来技術の格納姿勢を示す側面図である。
【図10】従来技術の運行姿勢の側面図である。
1,2,3,4…作業車両、 10…ホイール式下部走
行体、14…エンジン、 20…上部旋回体、 24…
格納リンク回動ピン、25,75,145,175…格
納リンク、26…第一ブームシリンダ支持ピン、 27
…回動ピン、28,78…リンクシリンダ、 29…リ
ンクシリンダ支持ピン、30,80,150,180…
作業装置、31,81,151,181…第一ブーム、
32,82,152,182…第二ブーム、33…アー
ム、 34…バケット、36,86,156,186…
第一ブームシリンダ、37,87,157,187…第
二ブームシリンダ、38,88,158,188…アー
ムシリンダ、39…バケットシリンダ、 43…第一ブ
ームシリンダロッド連結ピン、81a…リンクシリンダ
ブラケット、145a,175a…第一格納リンク、1
45b,175b…第二格納リンク、143…支持ピ
ン、 149…第一ブームシリンダトラニオン軸。
行体、14…エンジン、 20…上部旋回体、 24…
格納リンク回動ピン、25,75,145,175…格
納リンク、26…第一ブームシリンダ支持ピン、 27
…回動ピン、28,78…リンクシリンダ、 29…リ
ンクシリンダ支持ピン、30,80,150,180…
作業装置、31,81,151,181…第一ブーム、
32,82,152,182…第二ブーム、33…アー
ム、 34…バケット、36,86,156,186…
第一ブームシリンダ、37,87,157,187…第
二ブームシリンダ、38,88,158,188…アー
ムシリンダ、39…バケットシリンダ、 43…第一ブ
ームシリンダロッド連結ピン、81a…リンクシリンダ
ブラケット、145a,175a…第一格納リンク、1
45b,175b…第二格納リンク、143…支持ピ
ン、 149…第一ブームシリンダトラニオン軸。
Claims (5)
- 【請求項1】 エンジン(14)を載置する下部走行体(10)
と、下部走行体(10)に支持される上部旋回体(20)と、上
部旋回体(20)に順次回動し、連結される第一ブーム(31,
81) 、第二ブーム(32,82) 、アーム(33)、およびバケッ
ト(34)あるいはブレーカ(34b) 等からなる部材と、この
部材を回動する第一ブームシリンダ(36,86,)、第二ブー
ムシリンダ(37,87) 、アームシリンダ(38,88) 、および
バケットシリンダ(39)の作業装置(30,80) を有する作業
車両(1,2) において、上部旋回体(20)に格納リンク回動
ピン(24)にて回動自在に取り付けられ、かつ、一端には
第一ブームシリンダ(36,86) を揺動自在に支持する第一
ブームシリンダ支持ピン(26)と他端にはリンクシリンダ
連結ピン(27)を取着し、運行姿勢の時に回動して作業装
置(30,80) を格納する格納リンク(25,75) を前記第一ブ
ームシリンダ(36,86) のボトム側に設けると共に格納リ
ンク(25,75) を回動するリンクシリンダ(28,78) とを設
け、格納リンク(25,75) が回動した運行姿勢の時にバケ
ット(34)や首下の長いブレーカ(34b) 等のアタッチメン
トを取着し得る様に、前記第一ブームシリンダ支持ピン
(26)の位置を作業姿勢の時よりも上方の位置に移動を可
能にしたことを特徴とする作業車両。 - 【請求項2】 逆L型をした格納リンク(25)と、一端を
格納リンク(25)に他端を上部旋回体(20)に回動自在に取
着されたリンクシリンダ(28)とからなる請求項1記載の
作業車両。 - 【請求項3】 クランク型をした格納リンク(75)と、一
端を格納リンク(75)に他端を上部旋回体(20)に回動自在
に取着されたリンクシリンダ(78)とからなる請求項1記
載の作業車両。 - 【請求項4】 エンジン(14)を載置する下部走行体(10)
と、下部走行体(10)に支持される上部旋回体(20)と、上
部旋回体(20)に順次回動し、連結される第一ブーム(15
1) 、第二ブーム(152) 、アーム(33)、およびバケット
(34)等からなる部材と、この部材を回動する第一ブーム
シリンダ(156) 、第二ブームシリンダ(157) 、アームシ
リンダ(158) 、およびバケットシリンダ(39)を有する作
業車両(4) において、上部旋回体(20)に回動自在に取着
された第一ブーム(151) と、この第一ブーム(151) に回
動自在に取着された第二ブーム(152) と、一端を上部旋
回体(20)に回動自在に、かつ他端を第二ブーム(152) に
回動自在に取着された第一格納リンク(145a)と第二格納
リンク(145b)とに中折れ分割型をした格納リンク(145)
と、一端を前記第一格納リンク(145a)に、他端を前記第
二格納リンク(145b)とに揺動自在に取着された第一ブー
ムシリンダ(156) とからなり、この第一ブームシリンダ
(156) の伸縮により、前記第一ブーム(151) の回動角を
大きくしたことを特徴とする作業車両。 - 【請求項5】 エンジン(14)を載置する下部走行体(10)
と、下部走行体(10)に支持される上部旋回体(20)と、上
部旋回体(20)に順次回動し、連結される第一ブーム(18
1) 、第二ブーム(182) 、アーム(33)、およびバケット
(34)等からなる部材と、この部材を回動する第一ブーム
シリンダ(186) 、第二ブームシリンダ(187) 、アームシ
リンダ(188) 、およびバケットシリンダ(39)を有する作
業車両(5) において、上部旋回体(20)に回動自在に取着
された第一ブーム(181) と、一端が上部旋回体(20)に回
動自在で、かつ他端が第一ブーム(181) に取着された中
折れ分割型の格納リンク(175) と、一端を上部旋回体(2
0)に、他端を格納リンク(175) の中折れ分割部(126) に
揺動自在に取り付けられた第一ブームシリンダ(186) と
からなり、第一ブームシリンダ(186) の伸縮により前記
第一ブーム(181) の回動角を大きくしたことを特徴とす
る作業車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4907795A JPH08218412A (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | 作業車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4907795A JPH08218412A (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | 作業車両 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08218412A true JPH08218412A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12821033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4907795A Pending JPH08218412A (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | 作業車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08218412A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997045598A1 (fr) * | 1996-05-30 | 1997-12-04 | Komatsu Ltd. | Machine de travaux de pelle excavatrice hydraulique |
-
1995
- 1995-02-13 JP JP4907795A patent/JPH08218412A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997045598A1 (fr) * | 1996-05-30 | 1997-12-04 | Komatsu Ltd. | Machine de travaux de pelle excavatrice hydraulique |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040610 |