JPH08218300A - パルプモ−ルド成形用型 - Google Patents
パルプモ−ルド成形用型Info
- Publication number
- JPH08218300A JPH08218300A JP7046133A JP4613395A JPH08218300A JP H08218300 A JPH08218300 A JP H08218300A JP 7046133 A JP7046133 A JP 7046133A JP 4613395 A JP4613395 A JP 4613395A JP H08218300 A JPH08218300 A JP H08218300A
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- JP
- Japan
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- mold
- pulp
- resin
- mesh
- molding
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C33/00—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
- B29C33/38—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor characterised by the material or the manufacturing process
- B29C33/3842—Manufacturing moulds, e.g. shaping the mould surface by machining
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C33/00—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
- B29C33/38—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor characterised by the material or the manufacturing process
- B29C33/3814—Porous moulds
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Paper (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パルプモ−ルドの成形につき従来の金網型に
よる紙すき型の特長(目詰まりを起さず耐久性が良い)
をそのまま生かしながら形状付けの自由度が大きいパル
プモ−ルドの成形用型を提供することを目的とする。 【構成】 光造形法により造型した三次元形状面を有す
る網目1A構造の樹脂網目型1を、 前記網目1A構造
の目開きよりも大きい粒子間開口となる多数の粒状物3
を結合させて多孔質体となすバックアップ型2で保持し
たパルプモ−ルド成形用型
よる紙すき型の特長(目詰まりを起さず耐久性が良い)
をそのまま生かしながら形状付けの自由度が大きいパル
プモ−ルドの成形用型を提供することを目的とする。 【構成】 光造形法により造型した三次元形状面を有す
る網目1A構造の樹脂網目型1を、 前記網目1A構造
の目開きよりも大きい粒子間開口となる多数の粒状物3
を結合させて多孔質体となすバックアップ型2で保持し
たパルプモ−ルド成形用型
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙すき法によりパルプ
モ−ルド製品を成形するためのパルルプモ−ルド成形用
型に関する。
モ−ルド製品を成形するためのパルルプモ−ルド成形用
型に関する。
【0002】
【従来技術と問題点】最近パルプモ−ルド製品は、廃棄
物処理の問題で樹脂製品に代るものとして注目されてい
る。特に一般家庭向けの商品のトレイ、梱包材について
は現在塩ビ、ポリスチレン等のシ−トを用いて真空成形
あるいはウレタン、ポリスチレンの発泡成形により製作
されているがこれが廃棄物として焼却されることになる
と焼却炉の異常発熱による焼却炉の寿命低下及び大気汚
染の発生など不都合が生じ社会的問題にも発展してい
る。従ってパルプによる成形品は問題を大きく低減する
ものとして注目されているが、その形状成形性、外観性
において樹脂による成形品に及ぶに至っていない。これ
はパルプの成形方法として一般には紙すき法が用いられ
るが成形するための型として0.1〜2.0mmの目開き
を有する金網を折り曲げ、プレスあるいは手作業による
たたき出し、さらに複雑形状面の要求に対しては分割製
作したものをハンダ付け等により組合せるなどの方法で
製作しているが形状付けの自由度が著しく制約を受ける
ため市場に広く受け入れられなかった。
物処理の問題で樹脂製品に代るものとして注目されてい
る。特に一般家庭向けの商品のトレイ、梱包材について
は現在塩ビ、ポリスチレン等のシ−トを用いて真空成形
あるいはウレタン、ポリスチレンの発泡成形により製作
されているがこれが廃棄物として焼却されることになる
と焼却炉の異常発熱による焼却炉の寿命低下及び大気汚
染の発生など不都合が生じ社会的問題にも発展してい
る。従ってパルプによる成形品は問題を大きく低減する
ものとして注目されているが、その形状成形性、外観性
において樹脂による成形品に及ぶに至っていない。これ
はパルプの成形方法として一般には紙すき法が用いられ
るが成形するための型として0.1〜2.0mmの目開き
を有する金網を折り曲げ、プレスあるいは手作業による
たたき出し、さらに複雑形状面の要求に対しては分割製
作したものをハンダ付け等により組合せるなどの方法で
製作しているが形状付けの自由度が著しく制約を受ける
ため市場に広く受け入れられなかった。
【0003】一方形状付けの自由度を向上させる型とし
て砂、ガラスビ−ズ、セラミック粒子などの骨材を樹脂
バインダ−を用いて成形固化させ、骨材間の細かい空隙
を用いて脱水紙すきする方法が提案されているが骨材間
の細かい空隙にパルプ微細物が付着し、目詰まりが次第
に発生し、逆洗洗浄をしても解消されず金網による型に
比べて耐久性が著しく低く量産用型としては不適当であ
るといえる。本発明は上記の問題に鑑みて成されたもの
でパルプモ−ルドの成形につき従来の金網型による紙す
き型の特徴をそのまま生かしながら形状付けの自由度が
大きいパルプモ−ルド成形用型を提供することを目的と
する。
て砂、ガラスビ−ズ、セラミック粒子などの骨材を樹脂
バインダ−を用いて成形固化させ、骨材間の細かい空隙
を用いて脱水紙すきする方法が提案されているが骨材間
の細かい空隙にパルプ微細物が付着し、目詰まりが次第
に発生し、逆洗洗浄をしても解消されず金網による型に
比べて耐久性が著しく低く量産用型としては不適当であ
るといえる。本発明は上記の問題に鑑みて成されたもの
でパルプモ−ルドの成形につき従来の金網型による紙す
き型の特徴をそのまま生かしながら形状付けの自由度が
大きいパルプモ−ルド成形用型を提供することを目的と
する。
【0004】
【問題解決のための手段】上記の目的を達成するために
本発明におけるパルプモ−ルド成形用型は、光造形法に
より造型した三次元形状面を有する網目構造の樹脂網目
型を、前記網目構造の目開きよりも大きい粒子間開口と
なる多数の粒状物を結合させて多孔質体と成すバックア
ップ型で保持したことを特徴とするものである。また前
記バックアップ型を構成する粒状物が表面側から裏面側
に向かうにしたがって細粒から粗粒にされている二層以
上の層構造にされていること、さらに前記粒状物の結合
が反応硬化性樹脂をバインダ−として成されているこ
と、また前記粒状物がガラスビ−ズであることを特徴と
するものである。
本発明におけるパルプモ−ルド成形用型は、光造形法に
より造型した三次元形状面を有する網目構造の樹脂網目
型を、前記網目構造の目開きよりも大きい粒子間開口と
なる多数の粒状物を結合させて多孔質体と成すバックア
ップ型で保持したことを特徴とするものである。また前
記バックアップ型を構成する粒状物が表面側から裏面側
に向かうにしたがって細粒から粗粒にされている二層以
上の層構造にされていること、さらに前記粒状物の結合
が反応硬化性樹脂をバインダ−として成されているこ
と、また前記粒状物がガラスビ−ズであることを特徴と
するものである。
【0005】
【作用】本発明は上記のような解決手段を採用すること
により金網の成形により得られる紙すき用型の特徴(目
づまり解消による耐久性)を維持させながらパルプの紙
すき成形を実施できると共に金網では一体成形製作が困
難な複雑形状面を有する成形用型を製作してパルプモ−
ルドを成形できるようになる。
により金網の成形により得られる紙すき用型の特徴(目
づまり解消による耐久性)を維持させながらパルプの紙
すき成形を実施できると共に金網では一体成形製作が困
難な複雑形状面を有する成形用型を製作してパルプモ−
ルドを成形できるようになる。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例について詳しく説明す
る。光造形法は公知のように光硬化性樹脂にレ−ザ照射
し、硬化した樹脂を順次引き下げてゆくことにより三次
元形状面を有する樹脂型が得られる。このような光造形
法により目開きが0.1〜2.0mmの網目1A構造を構
成すると共に全体が三次元形状面を有する樹脂網目型1
を造型する。このようにして造型された樹脂網目型1は
金網型に比べて強度が弱いものであり本発明においては
この樹脂網目型1を強度補強のためにバックアップ型2
で保持するものである。以下に樹脂網目型1をバックア
ップ型2で金網型の特長(目づまり解消による耐久性)
と同等の効果が得られるようにして保持する具体例を説
明する。
る。光造形法は公知のように光硬化性樹脂にレ−ザ照射
し、硬化した樹脂を順次引き下げてゆくことにより三次
元形状面を有する樹脂型が得られる。このような光造形
法により目開きが0.1〜2.0mmの網目1A構造を構
成すると共に全体が三次元形状面を有する樹脂網目型1
を造型する。このようにして造型された樹脂網目型1は
金網型に比べて強度が弱いものであり本発明においては
この樹脂網目型1を強度補強のためにバックアップ型2
で保持するものである。以下に樹脂網目型1をバックア
ップ型2で金網型の特長(目づまり解消による耐久性)
と同等の効果が得られるようにして保持する具体例を説
明する。
【0007】図1において光造形法により造型された網
目1A(0.1〜2.2mm)を構成した樹脂網目型1
は、略球形(楕円球状を含む)の多数の粒状物3を結合
させて多孔質体と成すバックアップ型2に被ぶせ固定さ
れている。また樹脂網目型1の裏側にバインダ−を混ぜ
た粒状物を充填して固化させるようにしてもよい。尚、
前記粒状物3としては非水溶性で錆にくい剛性の球形体
(楕円球形を含む)で前記網目1Aの目開きよりも大き
い粒子間開口となる大きさのものであればよく、例えば
アルミニュ−ム粒、銅粒、ニッケル粒等の金属粒、アル
ミナ、シリカ、ガラス等のセラミック粒、ナイロン、ア
クリル、フェノ−ル等の合成樹脂粒などを用いることが
できる。これら粒状物3の中で目詰まりの少ない真球形
をなしかつ入手が容易であるものとしてはガラスビ−ズ
がある。また前記粒状物3は、樹脂網目型1を均一にバ
ックアップすることができかつ通水の圧損ができるだけ
小さくかつ樹脂網目型1の網目1Aをたまたま通過した
パルプの繊維質が目詰まりを起こさずに排出されること
ができるようにするために図1に示すようにバックアッ
プ型2の表面側から裏面側に向かうにしたがって細粒3
Aから粗粒3Bにされている二層以上の層構造にすると
よい。
目1A(0.1〜2.2mm)を構成した樹脂網目型1
は、略球形(楕円球状を含む)の多数の粒状物3を結合
させて多孔質体と成すバックアップ型2に被ぶせ固定さ
れている。また樹脂網目型1の裏側にバインダ−を混ぜ
た粒状物を充填して固化させるようにしてもよい。尚、
前記粒状物3としては非水溶性で錆にくい剛性の球形体
(楕円球形を含む)で前記網目1Aの目開きよりも大き
い粒子間開口となる大きさのものであればよく、例えば
アルミニュ−ム粒、銅粒、ニッケル粒等の金属粒、アル
ミナ、シリカ、ガラス等のセラミック粒、ナイロン、ア
クリル、フェノ−ル等の合成樹脂粒などを用いることが
できる。これら粒状物3の中で目詰まりの少ない真球形
をなしかつ入手が容易であるものとしてはガラスビ−ズ
がある。また前記粒状物3は、樹脂網目型1を均一にバ
ックアップすることができかつ通水の圧損ができるだけ
小さくかつ樹脂網目型1の網目1Aをたまたま通過した
パルプの繊維質が目詰まりを起こさずに排出されること
ができるようにするために図1に示すようにバックアッ
プ型2の表面側から裏面側に向かうにしたがって細粒3
Aから粗粒3Bにされている二層以上の層構造にすると
よい。
【0008】さらに前記粒状物3の結合は金属焼結、金
属ロウ、フリット等の加熱溶融接合剤による結合、熱可
塑性樹脂接合剤による結合、粒状物として熱可塑性樹脂
を使用し、これを加熱してその表面を溶融させた後冷却
して結合、ウレタン、ポリエステル、フェノ−ル、エポ
キシ等の反応硬化性の樹脂をバインダ−として使用結合
させる等々の方法があるが特殊な装置を必要とせずに精
度の良いバックアップ型2を容易に製作できるものとし
て反応硬化性樹脂をバインダ−として結合させるものが
よくエポキシ樹脂をバインダ−として使用した場合には
さらに強度も高く耐水性にもすぐれたものとなる。該樹
脂網目型1をバックアップ型2に固定したパルプモ−ル
ド成形用型は、従来の金網型と同様に図示されない真空
ポンプ及び圧縮空気源に配管4を介して切替連通される
枠体5の上部位置に嵌合固定すると共に上下に貫通する
複数の通水路6Aを穿孔した支持板6に支持されて、該
支持板6と枠体5の内壁によりチャンバ−7が構成され
ている。
属ロウ、フリット等の加熱溶融接合剤による結合、熱可
塑性樹脂接合剤による結合、粒状物として熱可塑性樹脂
を使用し、これを加熱してその表面を溶融させた後冷却
して結合、ウレタン、ポリエステル、フェノ−ル、エポ
キシ等の反応硬化性の樹脂をバインダ−として使用結合
させる等々の方法があるが特殊な装置を必要とせずに精
度の良いバックアップ型2を容易に製作できるものとし
て反応硬化性樹脂をバインダ−として結合させるものが
よくエポキシ樹脂をバインダ−として使用した場合には
さらに強度も高く耐水性にもすぐれたものとなる。該樹
脂網目型1をバックアップ型2に固定したパルプモ−ル
ド成形用型は、従来の金網型と同様に図示されない真空
ポンプ及び圧縮空気源に配管4を介して切替連通される
枠体5の上部位置に嵌合固定すると共に上下に貫通する
複数の通水路6Aを穿孔した支持板6に支持されて、該
支持板6と枠体5の内壁によりチャンバ−7が構成され
ている。
【0009】このように構成されたものは、パルプを水
分に分散させたスラリ−中に浸漬すると共に配管4を図
示されない真空ポンプに連通させてチャンバ−6内を減
圧すれば樹脂網目型1の網目1Aが0.1〜2.0mmの
目開きの構造になっているためパルプ繊維がすけて水分
だけが網目1Aを通りバックアップ型2の多孔質部分の
連通孔を通過して支持板6の通水路6Aに流れてチャン
バ−7に入り排出されることになる。一方パルプの繊維
質は樹脂網目型1の表面に着肉してゆき所定の時間経過
したところでスラリ−中から引き上げられて十分にパル
プモ−ルドの脱水が行なわれた後配管4を圧縮空気源に
切替連通して樹脂網目型1の上に成形されているパルプ
モ−ルドに逆圧をかけて離型をしてパルプモ−ルドを得
る。
分に分散させたスラリ−中に浸漬すると共に配管4を図
示されない真空ポンプに連通させてチャンバ−6内を減
圧すれば樹脂網目型1の網目1Aが0.1〜2.0mmの
目開きの構造になっているためパルプ繊維がすけて水分
だけが網目1Aを通りバックアップ型2の多孔質部分の
連通孔を通過して支持板6の通水路6Aに流れてチャン
バ−7に入り排出されることになる。一方パルプの繊維
質は樹脂網目型1の表面に着肉してゆき所定の時間経過
したところでスラリ−中から引き上げられて十分にパル
プモ−ルドの脱水が行なわれた後配管4を圧縮空気源に
切替連通して樹脂網目型1の上に成形されているパルプ
モ−ルドに逆圧をかけて離型をしてパルプモ−ルドを得
る。
【0010】尚上記紙すき成形の際にたまたま網目1A
を通過するパルプ繊維があった場合には水と共にバック
アップ型2の多孔質部分の連通孔を通過して通水路6A
を通ってチャンバ−7に達するため目づまりを発生させ
ることが少なく、特に、図1に示すようにバックアップ
型2を表面側から裏面側に向かって細粒3Aから粗粒3
Bにされている二層以上の層構造にしておくことによ
り、通過繊維の排出を確実に成し得る。また樹脂網目型
1は、バックアップ型2で保持されているため樹脂型1
の強度補強がなされ耐久性の高いものにしている。さら
にバックアップ型2は全面にわたって多数の粒状物3に
より構成される多孔質体にされていることから樹脂網目
型1にパルプ繊維が均一に着肉されるようになる。尚バ
ックアップ型2の下部には図1に示すように凹部Rを構
成させて粒状物3の使用量を少なくしてもよい。
を通過するパルプ繊維があった場合には水と共にバック
アップ型2の多孔質部分の連通孔を通過して通水路6A
を通ってチャンバ−7に達するため目づまりを発生させ
ることが少なく、特に、図1に示すようにバックアップ
型2を表面側から裏面側に向かって細粒3Aから粗粒3
Bにされている二層以上の層構造にしておくことによ
り、通過繊維の排出を確実に成し得る。また樹脂網目型
1は、バックアップ型2で保持されているため樹脂型1
の強度補強がなされ耐久性の高いものにしている。さら
にバックアップ型2は全面にわたって多数の粒状物3に
より構成される多孔質体にされていることから樹脂網目
型1にパルプ繊維が均一に着肉されるようになる。尚バ
ックアップ型2の下部には図1に示すように凹部Rを構
成させて粒状物3の使用量を少なくしてもよい。
【0011】
【発明の効果】本発明は上記の説明から明らかなよう
に、光造形法により造型した三次元形状面を有する網目
構造の樹脂網目型を、前記網目構造の目開きよりも大き
い粒子間開口となる多数の粒状物を結合させて多孔質体
となすバックアップ型で保持した構成としたから、従来
型製作が困難で抄造できないとされた複雑形状面を有す
るパルプモ−ルドを型の目詰まりをおこさせずに容易に
抄造することが可能になる利点があり、その効果は著大
である。
に、光造形法により造型した三次元形状面を有する網目
構造の樹脂網目型を、前記網目構造の目開きよりも大き
い粒子間開口となる多数の粒状物を結合させて多孔質体
となすバックアップ型で保持した構成としたから、従来
型製作が困難で抄造できないとされた複雑形状面を有す
るパルプモ−ルドを型の目詰まりをおこさせずに容易に
抄造することが可能になる利点があり、その効果は著大
である。
【図1】本発明の実施例を示す一部切り欠き正面図であ
る。
る。
1 樹脂網目型 2 バックアップ型 3 粒状物 3A 細粒 3B 粗粒
Claims (4)
- 【請求項1】 光造形法により造型した三次元形状面を
有する網目構造の樹脂網目型を、前記網目構造の目開き
よりも大きい粒子間開口となる多数の粒状物を結合させ
て多孔質体と成すバックアップ型で保持したことを特徴
とするパルプモ−ルド成形用型 - 【請求項2】 前記バックアップ型を構成する粒状物が
表面側から裏面側に向かうにしたがって細粒から粗粒に
されている二層以上の層構造に形成されていることを特
徴とする請求項1記載のパルプモ−ルド成形用型 - 【請求項3】 前記粒状物の結合が反応硬化性樹脂をバ
インダ−として成されていることを特徴とする請求項1
又は請求項2記載のパルプモ−ルド成形用型 - 【請求項4】 前記粒状物がガラスビ−ズであることを
特徴とする請求項1.2又は3記載のパルプモ−ルド成
形用型
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7046133A JPH08218300A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | パルプモ−ルド成形用型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7046133A JPH08218300A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | パルプモ−ルド成形用型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08218300A true JPH08218300A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12738491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7046133A Pending JPH08218300A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | パルプモ−ルド成形用型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08218300A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1113000A (ja) * | 1997-06-13 | 1999-01-19 | Sony Corp | 成形型及びその製造方法 |
JP2003508643A (ja) * | 1999-08-30 | 2003-03-04 | リゲイル コーポレイション | 一体スクリーンを備えた鋳型、鋳型の製造方法、および鋳型を使用する装置および方法 |
JP2004256972A (ja) * | 2003-02-27 | 2004-09-16 | Tottori Prefecture | 和紙成形体の製造方法及び和紙成形体の製造装置 |
JP2013096034A (ja) * | 2011-11-02 | 2013-05-20 | Sintokogio Ltd | パルプモールド成形方法 |
NL2009611C2 (nl) * | 2012-10-11 | 2014-04-14 | Aquapro B V | Mal voor het vervaardigen van pulpproducten en werkwijze. |
-
1995
- 1995-02-10 JP JP7046133A patent/JPH08218300A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1113000A (ja) * | 1997-06-13 | 1999-01-19 | Sony Corp | 成形型及びその製造方法 |
JP2003508643A (ja) * | 1999-08-30 | 2003-03-04 | リゲイル コーポレイション | 一体スクリーンを備えた鋳型、鋳型の製造方法、および鋳型を使用する装置および方法 |
JP2004256972A (ja) * | 2003-02-27 | 2004-09-16 | Tottori Prefecture | 和紙成形体の製造方法及び和紙成形体の製造装置 |
JP4501129B2 (ja) * | 2003-02-27 | 2010-07-14 | 地方独立行政法人鳥取県産業技術センター | 和紙成形体の製造方法及び和紙成形体の製造装置 |
JP2013096034A (ja) * | 2011-11-02 | 2013-05-20 | Sintokogio Ltd | パルプモールド成形方法 |
NL2009611C2 (nl) * | 2012-10-11 | 2014-04-14 | Aquapro B V | Mal voor het vervaardigen van pulpproducten en werkwijze. |
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