JP2002361613A - モールドボードの製造方法及び製造装置 - Google Patents

モールドボードの製造方法及び製造装置

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JP2002361613A
JP2002361613A JP2001175102A JP2001175102A JP2002361613A JP 2002361613 A JP2002361613 A JP 2002361613A JP 2001175102 A JP2001175102 A JP 2001175102A JP 2001175102 A JP2001175102 A JP 2001175102A JP 2002361613 A JP2002361613 A JP 2002361613A
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board
mold
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material filling
filling
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JP2001175102A
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English (en)
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Masataka Yamagami
雅敬 山上
Toshio Ishida
敏夫 石田
Mitsugi Kanekiyo
貢 兼清
Jiro Amano
次郎 天野
Naohiko Taniguchi
直彦 谷口
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Kimura Chemical Plants Co Ltd
Original Assignee
Kimura Chemical Plants Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 古紙原料を乾式で解繊した解繊ファイバーを
用いて、表面に凹凸を有するボード(モールドボード)
を乾式で効率よく製造することが可能なモールドボード
の製造方法及び製造装置を提供する。 【解決手段】 原料充填用チャンバー52の底部に配設
される、モールドボードの表面形状に対応する凹凸形状
を有するボード原料充填用型51として、少なくとも要
部(柱状部9の側壁)が、ボード原料Fは通過させずに
気体を通過させるフィルター機能を有する材料からなる
ボード原料充填用型51を用い、ボード原料Fを気体と
ともに原料充填用チャンバー52内に導入し、ボード原
料Fをボード原料充填用型51により濾過するととも
に、ボード原料充填用型51を通過した気体を外部に排
出することにより、ボード原料Fをボード原料充填用型
51に充填し、ボード原料充填用型51に充填されたボ
ード原料Fを予備圧締した後、予備成形体Bを加熱・圧
締してモールドボードAを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は雑誌、新聞紙、段
ボールなどの古紙を原料とする古紙ボードの製造方法に
関し、詳しくは、乾式で表面に凹凸を有するモールドボ
ードの製造方法及び製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
木材チップや、工場、オフィス、あるいは一般家庭など
から排出される古紙を原料としたボード(以下、「古紙
ボード」ともいう)が、土木用、建築用、あるいはその
他の種々の用途に広く用いられるようになっている。
【0003】そして、古紙ボードの用途が広がるにつれ
て、平板状のものに限らず、例えば、凹凸形状を有し、
厚みの割には軽量で、強度の大きいボードを製造する技
術が必要とされるに至っている。
【0004】ところで、古紙原料を湿式で解繊したスラ
リーを所定の形状に予め成形した後、加熱・圧締して、
所望の形状に成形する湿式のボード製造方法の場合に
は、スラリー状の原料を種々の形状に成形することは比
較的容易である。
【0005】これに対して、古紙原料を気相中で解繊し
た解繊ファイバー(乾式解繊ファイバー)からボードを
製造する乾式のボード製造方法の場合、水分の除去が不
要であることから、エネルギー消費量が少なく、経済性
に優れ、排水処理の問題も少ないという特徴を有してい
る反面、乾燥した綿状の解繊ファイバーを種々の形状に
成形することは必ずしも容易ではない。すなわち、例え
ば、古紙を主原料とする乾式解繊ファイバーに所定の割
合でバインダーが添加されたボード原料を凹凸形状を有
する型に充填して予備成形した後、加熱・圧締すること
により、表面に凹凸を有するモールドボードを製造しよ
うとした場合、ボード原料を型に充填する際に、綿状の
ボード原料が凹部を覆ってしまい、凹部内に他の部分と
同様に、均一にボード原料を充填することができず、所
望の特性を備えたボードを製造することができないとい
う問題点がある。
【0006】本願発明は、上記問題点を解決するもので
あり、古紙原料を乾式で解繊した解繊ファイバーを用い
て、表面に凹凸を有するボード(モールドボード)を乾
式で効率よく製造することが可能なモールドボードの製
造方法及び製造装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願発明(請求項1)のモールドボードの製造方法
は、古紙を主原料とする乾式解繊ファイバーに所定の割
合でバインダーが添加されたボード原料を凹凸形状を有
する型に充填し、加熱・圧締することにより、表面に凹
凸を有するモールドボードを製造する方法であって、ボ
ード原料充填用型にボード原料を充填するための原料充
填用チャンバーであって、モールドボードの表面形状に
対応する凹凸形状を有し、少なくとも要部が、ボード原
料は通過させずに気体を通過させるフィルター機能を有
する型(ボード原料充填用型)を底部に備えた原料充填
用チャンバーに、ボード原料を気体とともに導入し、ボ
ード原料をボード原料充填用型により濾過するととも
に、ボード原料充填用型を通過した気体を外部に排出す
ることにより、ボード原料をボード原料充填用型に充填
する工程を具備していることを特徴としている。
【0008】原料充填用チャンバーの底部に配設される
ボード原料充填用型として、少なくとも要部が、ボード
原料は通過させずに気体を通過させるフィルター機能を
有するボード原料充填用型を用い、ボード原料を気体と
ともに導入し、ボード原料をボード原料充填用型により
濾過するとともに、ボード原料充填用型を通過した気体
を外部に排出することにより、ボード原料が、フィルタ
ー機能を有する材料よりなる部分で濾過されて密に堆積
するため、均一で、再現性に優れた充填を行うことが可
能になり、複雑な凹凸形状や平面形状を有する型にも、
確実にボード原料を充填することが可能になる。その結
果、複雑な形状を有するパネルにおいて、従来では困難
であった薄肉部分の成形を乾式法で行うことが可能にな
る。また、ボード原料が、ボード原料充填用型のフィル
ター機能を有する部分で濾過されて、気体のみが外部に
排出されることになるため、粉塵の発生を防止すること
が可能になる。なお、本願発明において、モールドボー
ドの表面形状に対応する凹凸形状を有する型とは、予備
成形、本成形の工程を経て最終的に製造されるモールド
ボードに対応する、圧縮しろを見込んだ寸法、形状を有
する型を意味する概念である。
【0009】また、請求項2のモールドボードの製造方
法は、ボード原料は通過させずに気体を通過させるフィ
ルター機能を有するボード原料充填用型の要部が、凹凸
形状を有するボード原料充填用型を構成する凸状部の側
壁を含む領域であることを特徴としている。
【0010】凸状部の側壁を含む領域がフィルター機能
を有するボード原料充填用型を用いることにより、複雑
な形状を有するボード原料充填用型にもボード原料を確
実に充填することが可能になり、複雑な形状を有するパ
ネルを効率よく製造することが可能になる。
【0011】また、請求項3のモールドボードの製造方
法は、前記原料充填用型に充填されたボード原料を予備
的に圧締して、ボード原料充填用型から取り出した場合
にも所定の形状が保持される程度の予備成形体が得られ
るような予備成形を行うことを特徴としている。
【0012】ボード原料充填用型に充填されたボード原
料を予備的に圧締して、ボード原料充填用型から取り出
した場合にも所定の形状が保持されるような予備成形体
を形成することにより、予備成形体をボード成形工程ま
で所定の形状を保ったまま確実に搬送することが可能に
なり、本願発明をより実効あらしめることができる。
【0013】また、請求項4のモールドボードの製造方
法は、前記ボード原料が、前記乾式解繊ファイバーに、
バインダーとして、ポリイソシアネート系化合物を、乾
燥基準で5〜15重量%の割合で添加したものであるこ
とを特徴としている。
【0014】バインダーとしてポリイソシアネート系化
合物を用いることにより、比較的低い薬剤コストで、強
度の大きい古紙ボードを得ることが可能になり、有意義
である。また、ポリイソシアネート系化合物の硬化反応
には水が関与するため、水分を含有するボード原料のバ
インダーとして用いるのに適している。さらに、ポリイ
ソシアネート系化合物を用いることにより、加熱・圧締
工程に供されるボード原料の含水率がある程度変動した
場合にも、安定した品質の古紙ボードを得ることが可能
になり、製造工程の自由度を向上させることが可能にな
る。なお、ポリイソシアネート系化合物の添加割合とし
て、乾燥基準で5〜15重量%の割合が好ましいのは、
ポリイソシアネート系化合物の割合が、乾燥基準で5重
量%未満になると、バインダーとしての機能を十分に発
揮できず、得られるボードの機械的強度などが不十分と
なり、また、15重量%を越えて添加しても、添加硬化
に顕著な向上が認められず、いたずらにコストの上昇を
招くことによる。
【0015】また、本願発明(請求項5)のモールドボ
ードの製造装置は、請求項1〜4のいずれかに記載のモ
ールドボードの製造方法を実施するために用いられるモ
ールドボードの製造装置であって、(a)ボード原料充填
用型にボード原料を充填するための原料充填用チャンバ
ーであって、チャンバー本体と、チャンバー本体の底部
に配設された、モールドボードの表面形状に対応する凹
凸形状を有するとともに、少なくとも要部が、ボード原
料は通過させずに気体を通過させるフィルター機能を有
するボード原料充填用型と、チャンバー本体内にボード
原料を導入するためのボード原料導入部とを備えてなる
原料充填用チャンバーと、(b)ボード原料を気体ととも
に前記原料充填用チャンバーに供給するためのボード原
料供給手段と、(c)前記ボード原料充填用型に充填され
たボード原料を予備成形するための予備成形手段と、
(d)予備成形されたボード原料を所定の形状に本成形す
るための本成形手段とを具備することを特徴としてい
る。
【0016】上記構成を有するモールドボードの製造装
置を用いることにより、請求項1〜4のいずれかに記載
のモールドボードの製造方法を効率よく実施して、表面
に凹凸を有するモールドボードを確実に製造することが
可能になる。
【0017】また、請求項6のモールドボードの製造装
置は、凹凸形状を有するボード原料充填用型を構成する
凸状部の側壁を含む領域が、ボード原料は通過させずに
気体を通過させるフィルター機能を有する材料を用いて
形成されていることを特徴としている。
【0018】凸状部の側壁を含む領域がフィルター機能
を有するボード原料充填用型を用いることにより、複雑
な形状を有するパネルをさらに効率よく製造することが
可能になる。
【0019】また、請求項7のモールドボードの製造装
置は、前記ボード原料充填用型のフィルター機能を有す
る部分が、焼結金網又は焼結金属からなるものであるこ
とを特徴としている。
【0020】フィルター機能を有する材料として、焼結
金網又は焼結金属からなるものを用いることにより、十
分なフィルター機能を備え、かつ、機械的強度に優れた
ボード原料充填用型を構成することが可能になり、本願
発明をより実効あらしめることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を示
してその特徴とするところをさらに詳しく説明する。
【0022】なお、この実施形態では、雑誌、新聞紙、
段ボールなどの古紙原料から、一方の面に凹凸を有する
モールドボードを製造する場合を例にとって説明する。
【0023】図1はこの実施形態において用いたモール
ドボードの製造装置を模式的に示す図、図2〜図6は本
願発明の一実施形態にかかるモールドボードの製造方法
の主要な工程を示す図であり、図7は予備成形されたボ
ード原料(予備成形体)を加熱・圧締している状態を示
す図、図8は本願発明の一実施形態にかかるモールドボ
ードの製造方法により製造したモールドボードを示す斜
視図である。
【0024】以下、図を参照しつつ、本願発明のモール
ドボードの製造装置及び製造方法について説明する。な
お、この実施形態では、図8に示すように、一方の面に
複数(この実施形態では9個)の凹部21が形成された
モールドボードAを製造する場合を例にとって説明す
る。
【0025】図1に示すように、この実施形態で用いた
モールドボードの製造装置は、ボード原料Fが充填され
るボード原料充填用型51と、ボード原料Fをボード原
料充填用型51に充填するための原料充填用チャンバー
52と ボード原料Fを気体(この実施形態では空気)
とともに原料充填用チャンバー52に供給するためのボ
ード原料供給手段53と、ボード原料充填用型51に充
填されたボード原料Fを予備成形するための予備成形手
段54と、予備成形された予備成形体B(図5,図6)
を所定の形状に本成形してモールドボードAを形成する
本成形手段55とを備えている。
【0026】原料充填用チャンバー52は、図1,図2
などに示すように、チャンバー本体胴3と、チャンバー
本体胴3の上部に着脱可能に取り付けられた、ボード原
料Fを導入するための原料導入口4(図2など)を備え
た上蓋部6(図2など)と、チャンバー本体胴3の下端
面と接して、チャンバー本体胴3を支持する底部プレー
ト7を備えている。
【0027】また、ボード原料充填用型51は、チャン
バー本体胴3の下部3a、底部プレート7及び柱状部
9、柱状部9を支持するベース部10から構成されてい
る。ベース部10は、底部プレート7の下側に配設され
ており、柱状部(凸状部)9はベース部10の上面に取
り付けられている。そして、柱状部9は、底部プレート
7に形成された貫通孔8から原料充填用チャンバー52
内に挿入されるように構成されており、柱状部9の側壁
は、目の細かい金網状の材料を重ねて焼結してなる多孔
質の材料(焼結金網)から形成された、ボード原料は通
過させずに気体を通過させるフィルター機能を有する領
域となっている。
【0028】また、底部プレート7、柱状部9、及びベ
ース部10は、例えばエアシリンダーなどの駆動手段1
2(図1)により上下に駆動させることができるように
構成されている。また、ベース部10は、柱状部9を通
過した(濾過された)気体を通過させる気体通路10a
を備えているとともに、通路通路10aは、真空吸引手
段23(図1)に接続されており、柱状部9を通過した
気体は気体通路10a、真空吸引手段23を経て外部に
排出される。
【0029】また、ボード原料供給手段53は、古紙を
主原料とする乾式解繊ファイバーに、バインダー(ポリ
イソシアネート化合物)を添加したボード原料Fを原料
充填用チャンバー52に供給する機能を果たすものであ
り、種々の構成のものを用いることが可能であり、その
具体的な構成に特別の制約はない。
【0030】また、予備成形手段54は、ボード原料充
填用型51に充填されたボード原料Fを予備成形するた
めのものであり、この実施形態では、油圧シリンダーな
どの駆動手段13及び駆動手段13により駆動されるプ
レス板14を備えた押圧機構15が予備成形手段54と
して用いられている。また、本成形手段55としては、
所定の温度に加熱することが可能な熱板19,20と、
金型(ホットプレス用金型)22を備えた加熱・圧締装
置(ホットプレス装置)18(図7)が用いられてい
る。
【0031】次に、このモールドボードの製造装置を用
いてモールドボードを製造する方法について説明する。
なお、この実施形態では、ボード原料Fとして、古紙を
主原料とする乾式解繊ファイバーに、バインダーとして
ポリイソシアネート化合物を乾燥基準で8重量%の割合
で添加したものを用いた。
【0032】(1)まず、図1に示すように、真空吸引手
段23を作動させて、原料充填用チャンバー52から吸
引を行いながら、ボード原料供給手段53から、ボード
原料Fを気体(この実施形態では空気)とともに、原料
導入口4(図2)を経て、原料充填用チャンバー52の
内周面に沿うように、原料充填用チャンバー52内に導
入する。なお、ボード原料Fは、原料充填用チャンバー
52の径方向に導入することも可能であり、その態様に
特別の制約はない。このように、気体とともにボード原
料Fを原料充填用チャンバー52に導入することによ
り、ボード原料Fが気体とともに原料充填用チャンバー
52内を流下し、原料充填用チャンバー52の底部に設
けられた、チャンバー本体胴3の下部3a、底部プレー
ト7、柱状部9などから形成される所定の凹凸形状を有
するボード原料充填用型51に充填される。また、真空
吸引手段23により吸引され、ボード原料充填用型51
を構成する柱状部9の側壁を通過した(すなわち、柱状
部9により濾過された)気体はベース部10の気体通路
10a、真空吸引手段23を経て、外部に排出される。
なお、この実施形態では、図8に示すように、一方の面
に複数の凹部21が形成されたモールドボードAを製造
するために必要なボード原料Fの全量を、この充填工程
で充填する。
【0033】(2)それから、上蓋部6(図3)を取り外
し、図4に示すように、油圧シリンダーなどの駆動手段
13及び駆動手段13により駆動されるプレス板14を
備えた押圧機構15をセットし、原料充填用チャンバー
52内のプレス板14を所定の位置まで降下させ、ボー
ド原料Fを押圧するとともに、ボード原料Fが圧縮され
るのに伴って、ベース部10を降下させることにより予
備成形を行い、最終的に製造されるモールドボードA
(図8)に対応する寸法、形状(すなわち、加熱・圧締
することによる圧縮しろを見込んだ寸法、形状)を有す
る予備成形体Bを形成する。
【0034】(3)次に、図5に示すようにチャンバー本
体胴3とプレス板14を上昇させた後、図6に示すよう
に、プッシャー16により、予備成形体Bをベルトコン
ベア17(図1)上に押し出す。
【0035】(4)それから、ベルトコンベア17により
予備成形体Bをボード成形工程に搬送し、図7に示すよ
うに、熱板19,20,ホットプレス用金型22を備え
た加熱・圧締装置(ホットプレス装置)18を用いて、
所定の条件で加熱・圧締することにより、ボード原料F
(予備成形体B)中のバインダー(ポリイソシアネート
化合物)を硬化させて、ボード状に成形する。これによ
り、図8に示すように、一方の面に複数(この実施形態
では9個)の凹部21が形成されたモールドボードAが
得られる。
【0036】この実施形態のモールドボードの製造方法
により製造されたモールドボードは、軽量で強度が大き
く、経済性にも優れており、例えば、家具の芯材、その
他の用途に広く用いることができる。
【0037】上記実施形態においては、ボード原料充填
工程において、ボード原料Fを、気体とともに原料充填
用チャンバー52に導入し、ボード原料Fをボード原料
充填用型51により濾過するとともに、ボード原料充填
用型51を通過した気体を外部に排出することにより、
ボード原料Fをボード原料充填用型51に充填するよう
にしているので、原料充填用チャンバー52の底部に設
けられた、凹凸形状を有するボード原料充填用型51に
ボード原料Fを偏りなく効率よく充填することが可能に
なり、このボード原料充填用型51に偏りなく充填され
たボード原料Fを予備的に圧締して所定の形状の予備成
形体Bを形成し、これを所定の条件で、加熱・圧締する
ことにより、表面に凹凸を有するモールドボードAを効
率よく製造することができる。
【0038】なお、上記実施形態では、すべてのボード
原料Fを一回の充填工程で充填するようにしているが、
複数回に分けて充填し、予備圧締も複数回に分けて行う
ことも可能である。
【0039】また、上記実施形態では、ボード原料充填
用型51を構成する柱状部9の側壁が、ボード原料Fは
通過させずに気体を通過させるフィルター機能を有する
材料(焼結金網)を用いて形成されたボード原料充填用
型51を使用しているが、他の部分(例えば底部プレー
トの要部)についても、フィルター機能を有する材料を
用いたボード原料充填用型を使用することも可能であ
る。
【0040】また、上記実施形態では、一方の面に9個
の凹部21が形成されたモールドボードAを製造する場
合を例にとって説明したが、モールドボードの具体的な
形状には特別の制約はなく、例えば、図9に示すよう
に、一方の面に多数の凹部21が形成されたモールドボ
ードA1を製造するような場合にも、本願発明を適用す
ることが可能である。なお、図9に示すように、多数の
凹部21が形成されたモールドボードA1は、さらに、
厚みの割には軽量で、機械的強度が大きく、種々の用途
に用いることが可能である。
【0041】また、上記実施形態では、平面形状及び側
断面形状が方形である凹部を有するモールドボードを製
造する場合を例にとって説明したが、凹部の形状や寸法
に特別の制約はなく、種々の形状の凹部を備えたモール
ドボードを製造する場合に本願発明を適用することが可
能であり、その場合にも、上記実施形態の場合と同様の
効果を得ることができる。
【0042】また、上記実施形態では、一方の面にのみ
凹部が形成されたモールドボードを製造する場合につい
て説明したが、両面に凹部が形成されたモールドボード
を形成する場合にも本願発明を適用することが可能であ
る。また、凹部だけではなく、凸部が形成されたモール
ドボードを製造する場合にも本願発明を適用することが
可能である。
【0043】本願発明はさらにその他の点においても上
記実施形態に限定されるものではなく、ボード原料の組
成、ボード成形工程の具体的な条件などに関し、発明の
要旨の範囲内において、種々の応用、変形を加えること
が可能である。
【0044】
【発明の効果】上述のように、本願発明(請求項1)の
モールドボードの製造方法は、原料充填用チャンバーの
底部に配設されるボード原料充填用型として、少なくと
も要部が、ボード原料は通過させずに気体を通過させる
フィルター機能を有するボード原料充填用型を用い、ボ
ード原料を気体とともに導入し、ボード原料をボード原
料充填用型により濾過するとともに、ボード原料充填用
型を通過した気体を外部に排出するようにしているの
で、ボード原料が、フィルター機能を有する材料よりな
る部分で濾過されて密に堆積するため、均一で、再現性
に優れた充填を行うことが可能になり、複雑な凹凸形状
や平面形状を有する型にも、確実にボード原料を充填す
ることが可能になる。その結果、複雑な形状を有するパ
ネルにおいて、従来では困難であった薄肉部分の成形を
乾式法で行うことが可能になる。また、ボード原料が、
ボード原料充填用型のフィルター機能を有する部分で濾
過されて、気体のみが外部に排出されることになるた
め、粉塵の発生を防止することが可能になる。
【0045】また、請求項2のモールドボードの製造方
法のように、凸状部の側壁を含む領域がフィルター機能
を有する材料を用いて形成されたボード原料充填用型を
用いることにより、複雑な形状を有するパネルをさらに
効率よく製造することが可能になる。
【0046】また、請求項3のモールドボードの製造方
法のように、ボード原料充填用型に充填されたボード原
料を予備的に圧締して、ボード原料充填用型から取り出
した場合にも所定の形状が保持されるような予備成形体
を形成することにより、予備成形体をボード成形工程ま
で所定の形状を保ったまま確実に搬送することが可能に
なり、本願発明をより実効あらしめることができる。
【0047】また、請求項4のモールドボードの製造方
法のように、バインダーとしてポリイソシアネート系化
合物を用いることにより、比較的低い薬剤コストで、強
度の大きい古紙ボードを得ることが可能になり、有意義
である。また、ポリイソシアネート系化合物の硬化反応
には水が関与するため、水分を含有するボード原料のバ
インダーとして用いるのに適している。さらに、ポリイ
ソシアネート系化合物を用いることにより、加熱・圧締
工程に供されるボード原料の含水率がある程度変動した
場合にも、安定した品質の古紙ボードを得ることが可能
になり、製造工程の自由度を向上させることが可能にな
る。なお、ポリイソシアネート系化合物の添加割合とし
て、乾燥基準で5〜15重量%の割合が好ましいのは、
ポリイソシアネート系化合物の割合が、乾燥基準で5重
量%未満になると、バインダーとしての機能を十分に発
揮できず、得られるボードの機械的強度などが不十分と
なり、また、15重量%を越えて添加しても、添加硬化
に顕著な向上が認められず、いたずらにコストの上昇を
招くことによる。なお、本願発明のモールドボードの製
造方法により製造されるモールドボードは、軽量で強度
が大きく、経済性にも優れており、例えば、家具の芯
材、その他の用途に広く用いることが可能である。
【0048】また、本願発明(請求項5)のモールドボ
ードの製造装置は、(a)チャンバー本体と、チャンバー
本体の底部に配設された、少なくとも要部が、ボード原
料は通過させずに気体を通過させるフィルター機能を有
する材料を用いて形成されたボード原料充填用型と、チ
ャンバー本体内にボード原料を導入するためのボード原
料導入部とを備えた原料充填用チャンバーと、(b)ボー
ド原料を気体とともに原料充填用チャンバーに供給する
ためのボード原料供給手段と、(c)ボード原料充填用型
に充填されたボード原料を予備成形するための予備成形
手段と、(d)予備成形された予備成形体を所定の形状に
本成形する本成形手段とを具備しているので、請求項1
〜4のいずれかに記載のモールドボードの製造方法を効
率よく実施して、表面に凹凸を有するモールドボードを
確実に製造することが可能になる。
【0049】また、請求項6のモールドボードの製造装
置のように、凸状部の側壁を含む領域がフィルター機能
を有するボード原料充填用型を用いることにより、複雑
な形状を有するパネルをさらに効率よく製造することが
可能になる。
【0050】また、請求項7のモールドボードの製造装
置のように、ボード原料充填用型のフィルター機能を有
する部分を構成する材料として、焼結金網又は焼結金属
を用いることにより、十分なフィルター機能を備え、か
つ、機械的強度に優れたボード原料充填用型を構成する
ことが可能になり、本願発明をより実効あらしめること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施形態において用いたモールドボ
ードの製造装置を模式的に示す図である。
【図2】本願発明の一実施形態にかかるモールドボード
の製造方法の一工程を示す図である。
【図3】本願発明の一実施形態にかかるモールドボード
の製造方法の一工程を示す図である。
【図4】本願発明の一実施形態にかかるモールドボード
の製造方法の一工程を示す図である。
【図5】本願発明の一実施形態にかかるモールドボード
の製造方法の一工程を示す図である。
【図6】本願発明の一実施形態にかかるモールドボード
の製造方法の一工程を示す図である。
【図7】本願発明の一実施形態にかかるモールドボード
の製造方法の一工程を示す図である。
【図8】本願発明の一実施形態にかかるモールドボード
の製造方法により製造したモールドボードを示す斜視図
である。
【図9】本願発明の一実施形態にかかるモールドボード
の製造方法により製造することが可能な他のモールドボ
ードを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ボード原料充填装置 3 チャンバー本体胴 3a チャンバー本体胴の下部 4 原料導入口 6 上蓋部 7 底部プレート 8 貫通孔 9 柱状部(凸状部) 10 ベース部 10a 気体通路 12,13 駆動手段 14 プレス板 15 押圧機構 16 プッシャー 17 ベルトコンベア 18 加熱・圧締装置(ホットプレス装置) 19,20 ホットプレス装置の熱板 21 凹部 22 ホットプレス用金型 23 真空吸引手段 51 ボード原料充填用型 52 原料充填用チャンバー 53 ボード原料供給手段 54 予備成形手段 55 本成形手段 A,A1 モールドボード B 予備成形体 F ボード原料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 兼清 貢 兵庫県尼崎市杭瀬寺島2丁目1番2号 木 村化工機株式会社内 (72)発明者 天野 次郎 兵庫県尼崎市杭瀬寺島2丁目1番2号 木 村化工機株式会社内 (72)発明者 谷口 直彦 兵庫県尼崎市杭瀬寺島2丁目1番2号 木 村化工機株式会社内 Fターム(参考) 2B260 AA12 BA04 BA19 CC01 CD02 EA05 EA07 EA20 EB06 EB07 EC09 2E162 CC00 CC07 FD04 3E075 BA87 BA95 CA10 DC37 GA03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】古紙を主原料とする乾式解繊ファイバーに
    所定の割合でバインダーが添加されたボード原料を凹凸
    形状を有する型に充填し、加熱・圧締することにより、
    表面に凹凸を有するモールドボードを製造する方法であ
    って、 ボード原料充填用型にボード原料を充填するための原料
    充填用チャンバーであって、モールドボードの表面形状
    に対応する凹凸形状を有し、少なくとも要部が、ボード
    原料は通過させずに気体を通過させるフィルター機能を
    有する型(ボード原料充填用型)を底部に備えた原料充
    填用チャンバーに、ボード原料を気体とともに導入し、
    ボード原料をボード原料充填用型により濾過するととも
    に、ボード原料充填用型を通過した気体を外部に排出す
    ることにより、ボード原料をボード原料充填用型に充填
    する工程を具備していることを特徴とするモールドボー
    ドの製造方法。
  2. 【請求項2】ボード原料は通過させずに気体を通過させ
    るフィルター機能を有するボード原料充填用型の要部
    が、凹凸形状を有するボード原料充填用型を構成する凸
    状部の側壁を含む領域であることを特徴とする請求項1
    記載のモールドボードの製造方法。
  3. 【請求項3】前記原料充填用型に充填されたボード原料
    を予備的に圧締して、ボード原料充填用型から取り出し
    た場合にも所定の形状が保持される程度の予備成形体が
    得られるような予備成形を行うことを特徴とする請求項
    1又は2記載のモールドボードの製造方法。
  4. 【請求項4】前記ボード原料が、前記乾式解繊ファイバ
    ーに、バインダーとして、ポリイソシアネート系化合物
    を、乾燥基準で5〜15重量%の割合で添加したもので
    あることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
    モールドボードの製造方法。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載のモールド
    ボードの製造方法を実施するために用いられるモールド
    ボードの製造装置であって、 (a)ボード原料充填用型にボード原料を充填するための
    原料充填用チャンバーであって、チャンバー本体と、チ
    ャンバー本体の底部に配設された、モールドボードの表
    面形状に対応する凹凸形状を有するとともに、少なくと
    も要部が、ボード原料は通過させずに気体を通過させる
    フィルター機能を有するボード原料充填用型と、チャン
    バー本体内にボード原料を導入するためのボード原料導
    入部とを備えてなる原料充填用チャンバーと、 (b)ボード原料を気体とともに前記原料充填用チャンバ
    ーに供給するためのボード原料供給手段と、 (c)前記ボード原料充填用型に充填されたボード原料を
    予備成形するための予備成形手段と、 (d)予備成形されたボード原料を所定の形状に本成形す
    るための本成形手段とを具備することを特徴とするモー
    ルドボードの製造装置。
  6. 【請求項6】凹凸形状を有するボード原料充填用型を構
    成する凸状部の側壁を含む領域が、ボード原料は通過さ
    せずに気体を通過させるフィルター機能を有する材料を
    用いて形成されていることを特徴とする請求項5記載の
    モールドボードの製造装置。
  7. 【請求項7】前記ボード原料充填用型のフィルター機能
    を有する部分が、焼結金網又は焼結金属からなるもので
    あることを特徴とする請求項5又は6記載のモールドボ
    ードの製造装置。
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