JPH08217071A - 寸法可変パレット - Google Patents
寸法可変パレットInfo
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- JPH08217071A JPH08217071A JP5525895A JP5525895A JPH08217071A JP H08217071 A JPH08217071 A JP H08217071A JP 5525895 A JP5525895 A JP 5525895A JP 5525895 A JP5525895 A JP 5525895A JP H08217071 A JPH08217071 A JP H08217071A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate members
- pallet
- plate
- divided
- pair
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D21/00—Nestable, stackable or joinable containers; Containers of variable capacity
- B65D21/08—Containers of variable capacity
- B65D21/086—Collapsible or telescopic containers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pallets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パレットの寸法を自在に変更する。
【構成】 複数の板材10の間に、斜め方向に切断して
長手方向(縦方向)に2分割した分割板材11a,11
bを並べる。板材10と分割板材11a,11bを、リ
ンク機構12にて結合して縦横方向へ変位自在となるよ
うに一体化してパレット本体Iを構成する。板材10と
分割板材11a,11bの裏側両端に横木16を固定す
る。パレット本体Iの裏側所要位置に一対の桟18を配
し、該一対の桟18をなす外側の桟19の一方端と内側
の桟20の他方端を、最外側に位置する別々の板材10
に各々固定して片持ち状態とする。最外側の板材10の
各々を横方向へ逆向きに移動すると、リンク機構12に
よって分割板材11a,11bが縦方向に移動させられ
る。この状態で外側の桟19と内側の桟20をボルトと
ナットによって一体化させると、パレットの寸法を自在
に変更することができる。
長手方向(縦方向)に2分割した分割板材11a,11
bを並べる。板材10と分割板材11a,11bを、リ
ンク機構12にて結合して縦横方向へ変位自在となるよ
うに一体化してパレット本体Iを構成する。板材10と
分割板材11a,11bの裏側両端に横木16を固定す
る。パレット本体Iの裏側所要位置に一対の桟18を配
し、該一対の桟18をなす外側の桟19の一方端と内側
の桟20の他方端を、最外側に位置する別々の板材10
に各々固定して片持ち状態とする。最外側の板材10の
各々を横方向へ逆向きに移動すると、リンク機構12に
よって分割板材11a,11bが縦方向に移動させられ
る。この状態で外側の桟19と内側の桟20をボルトと
ナットによって一体化させると、パレットの寸法を自在
に変更することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は取り扱う貨物の大きさに
応じて載置面積を調整することができる寸法可変パレッ
トに関するものである。
応じて載置面積を調整することができる寸法可変パレッ
トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、貨物の運搬並びに格納用の荷台
として木製パレットが広く普及しており、該木製パレッ
ト上に載置した貨物を、フォークリフト等によってパレ
ットごと運搬し、倉庫内に格納するといったような荷役
作業は日常的に行われている。
として木製パレットが広く普及しており、該木製パレッ
ト上に載置した貨物を、フォークリフト等によってパレ
ットごと運搬し、倉庫内に格納するといったような荷役
作業は日常的に行われている。
【0003】しかしながら、パレット上に載置する貨物
の大きさは大小様々であるにもかかわらず、従来より一
般的に使用されている普通の木製パレットの場合にはパ
レット上の載置面積は一定であるので、貨物の運搬や格
納を効率的に行うためには、貨物の大きさに応じた載置
面積を有するパレットを予め多種類用意しておいて必要
に応じてパレットを交換しなければならず、非常に煩わ
しいものであった。
の大きさは大小様々であるにもかかわらず、従来より一
般的に使用されている普通の木製パレットの場合にはパ
レット上の載置面積は一定であるので、貨物の運搬や格
納を効率的に行うためには、貨物の大きさに応じた載置
面積を有するパレットを予め多種類用意しておいて必要
に応じてパレットを交換しなければならず、非常に煩わ
しいものであった。
【0004】この点の改善策として、図13及び図14
に示す如き横方向へ伸縮可能とされた寸法可変の伸縮型
木製パレットが提案されている(実開昭57−9532
7号公報)。
に示す如き横方向へ伸縮可能とされた寸法可変の伸縮型
木製パレットが提案されている(実開昭57−9532
7号公報)。
【0005】すなわち、この公知の伸縮型木製パレット
は、方形体の横の各辺における両隅及びその途中2箇所
の左右対称位置に相当する計4つの位置にそれぞれ配置
されている枕木1a,1b,1c,1dと2a,2b,
2c,2dの各々に対し、接続板3a,3b,3c,3
dと4a,4b,4c,4dを、表裏面の接続板3aと
3b、3cと3d、4aと4b、4cと4d同士及び相
隣る組の接続板3aと4a、3bと4b、3cと4c、
3dと4d同士を板幅分だけずらして互いに摺接可能に
隣接した状態で配置して、該接続板3a,3b,3c,
3dと4a,4b,4c,4dにより各横辺の一つ置き
の枕木1aと1c、2aと2c、1bと1d、2bと2
dの組を各々表裏両面にて互いに接続し、且つ枕木1a
と2a、1cと2c、1dと2dをそれぞれ連結するた
めの支持板5a,5b,5cを配置して、該支持板5
a,5b,5c及び接続板3a,3b,3c,3dと4
a,4b,4c,4dのそれぞれを枕木1a,1b,1
c,1dと2a,2b,2c,2dに釘6によって固定
した構成としてある。
は、方形体の横の各辺における両隅及びその途中2箇所
の左右対称位置に相当する計4つの位置にそれぞれ配置
されている枕木1a,1b,1c,1dと2a,2b,
2c,2dの各々に対し、接続板3a,3b,3c,3
dと4a,4b,4c,4dを、表裏面の接続板3aと
3b、3cと3d、4aと4b、4cと4d同士及び相
隣る組の接続板3aと4a、3bと4b、3cと4c、
3dと4d同士を板幅分だけずらして互いに摺接可能に
隣接した状態で配置して、該接続板3a,3b,3c,
3dと4a,4b,4c,4dにより各横辺の一つ置き
の枕木1aと1c、2aと2c、1bと1d、2bと2
dの組を各々表裏両面にて互いに接続し、且つ枕木1a
と2a、1cと2c、1dと2dをそれぞれ連結するた
めの支持板5a,5b,5cを配置して、該支持板5
a,5b,5c及び接続板3a,3b,3c,3dと4
a,4b,4c,4dのそれぞれを枕木1a,1b,1
c,1dと2a,2b,2c,2dに釘6によって固定
した構成としてある。
【0006】上記伸縮型木製パレットにおいては、隣接
する表面側接続板3aと4a、3cと4c同士によっ
て、または隣接する裏面側接続板3bと4b、3dと4
d同士によって縦方向の動きが規制される一方、横方向
については枕木1c,2cと枕木1d,2dとの衝合位
置から枕木1c,2cと枕木1b,2bとの衝合位置ま
での間でスライド自在となっており、パレット上の載貨
面積が可変であることから、載置する貨物の大きさに応
じてパレットの載置面積を必要最小限に調節することに
よって貨物の運搬並びに格納を効率的に実施しようとす
るものである。
する表面側接続板3aと4a、3cと4c同士によっ
て、または隣接する裏面側接続板3bと4b、3dと4
d同士によって縦方向の動きが規制される一方、横方向
については枕木1c,2cと枕木1d,2dとの衝合位
置から枕木1c,2cと枕木1b,2bとの衝合位置ま
での間でスライド自在となっており、パレット上の載貨
面積が可変であることから、載置する貨物の大きさに応
じてパレットの載置面積を必要最小限に調節することに
よって貨物の運搬並びに格納を効率的に実施しようとす
るものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記図13
及び図14に示した伸縮型木製パレットの場合、横方向
へスライドさせることによってパレット上の載置面積を
調節することができるものの、パレットのスライド方向
が横方向のみに限定されていて一動作によって一方向に
しかパレットが伸縮することができないという一動作一
方向形式であるため、パレット上に載置することになる
多種多様な貨物の大きさに応じてパレット上の載置面積
を調節する際にはおのずから限界がある。
及び図14に示した伸縮型木製パレットの場合、横方向
へスライドさせることによってパレット上の載置面積を
調節することができるものの、パレットのスライド方向
が横方向のみに限定されていて一動作によって一方向に
しかパレットが伸縮することができないという一動作一
方向形式であるため、パレット上に載置することになる
多種多様な貨物の大きさに応じてパレット上の載置面積
を調節する際にはおのずから限界がある。
【0008】そこで、本発明は、一動作によって二方向
に伸縮して必要に応じた任意の寸法とすることができる
寸法可変パレットを提供しようとするものである。
に伸縮して必要に応じた任意の寸法とすることができる
寸法可変パレットを提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、両端部の裏面側に横木を取り付けた複数
枚の細長い板材を横方向に平行に並べて、該各板材の間
に、同じく両端部の裏面側に横木を取り付けた細長い板
材を縦方向となる長手方向の途中より2分割してなる分
割板材を介在させ、隣り合う板材と分割板材とをそれぞ
れリンク機構により結合して縦横方向に変位自在となる
ようにしたパレット本体を構成し、且つ該パレット本体
の裏面側の所要位置に、互いに摺接可能に隣接された外
側の桟と内側の桟とからなる一対の桟を配して、外側の
桟の一方の端を横方向の一方側の最外側にある板材にの
み固定すると共に内側の桟の他方の端は横方向の他方側
の最外側にある板材にのみ固定し、外側の桟と内側の桟
を任意の位置でボルト及びナットにて固定できるように
した構成とする。
決するために、両端部の裏面側に横木を取り付けた複数
枚の細長い板材を横方向に平行に並べて、該各板材の間
に、同じく両端部の裏面側に横木を取り付けた細長い板
材を縦方向となる長手方向の途中より2分割してなる分
割板材を介在させ、隣り合う板材と分割板材とをそれぞ
れリンク機構により結合して縦横方向に変位自在となる
ようにしたパレット本体を構成し、且つ該パレット本体
の裏面側の所要位置に、互いに摺接可能に隣接された外
側の桟と内側の桟とからなる一対の桟を配して、外側の
桟の一方の端を横方向の一方側の最外側にある板材にの
み固定すると共に内側の桟の他方の端は横方向の他方側
の最外側にある板材にのみ固定し、外側の桟と内側の桟
を任意の位置でボルト及びナットにて固定できるように
した構成とする。
【0010】また、板材を長手方向に2分割して分割板
材を形成するようにしたことに代え、板材を幅方向に2
分割して分割板材とした構成とすることもできる。
材を形成するようにしたことに代え、板材を幅方向に2
分割して分割板材とした構成とすることもできる。
【0011】更に、一対の桟をフォークリフトのフォー
クに対応させた位置に配置し、該一対の桟の厚さと横木
の厚さの差とをフォークリフトのフォークの厚さよりも
大きくするとよい。
クに対応させた位置に配置し、該一対の桟の厚さと横木
の厚さの差とをフォークリフトのフォークの厚さよりも
大きくするとよい。
【0012】
【作用】細長い板材の間に分割板材を並べて隣り合う板
材と分割板材とをリンク機構によって結合して一体と
し、且つ一対の桟をなす外側の桟と内側の桟とを互いに
摺接可能に隣接してあることから、両脇の板材を横方向
へ互いの間隔を広げるように逆向きに移動させるように
すると、板材の変位に従属して分割板材と板材との間隔
が広げられると同時に、分割板材同士の間隔も広げられ
て縦方向へ伸縮させられることになるので、一動作によ
って二方向にパレットが伸長させられてパレットの寸法
を任意に変更することができる。
材と分割板材とをリンク機構によって結合して一体と
し、且つ一対の桟をなす外側の桟と内側の桟とを互いに
摺接可能に隣接してあることから、両脇の板材を横方向
へ互いの間隔を広げるように逆向きに移動させるように
すると、板材の変位に従属して分割板材と板材との間隔
が広げられると同時に、分割板材同士の間隔も広げられ
て縦方向へ伸縮させられることになるので、一動作によ
って二方向にパレットが伸長させられてパレットの寸法
を任意に変更することができる。
【0013】また、板材を幅方向に2分割して分割板材
を形成させるようにすると、分割板材をなす2分割され
た部材のいずれもが縦方向の全長に亘るようになること
から、分割板材が多数点によって支持される。
を形成させるようにすると、分割板材をなす2分割され
た部材のいずれもが縦方向の全長に亘るようになること
から、分割板材が多数点によって支持される。
【0014】更に、フォークリフトのフォークに対応さ
せた位置に一対の桟を設置して該一対の桟と横木との厚
さの差をフォークリフトのフォークの厚さよりも大きく
すると、フォークにより一対の桟を介してパレットを扱
うことができる。
せた位置に一対の桟を設置して該一対の桟と横木との厚
さの差をフォークリフトのフォークの厚さよりも大きく
すると、フォークにより一対の桟を介してパレットを扱
うことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0016】図1乃至図5は本発明の寸法可変パレット
の一実施例を示すもので、Y軸方向(横方向)に所要枚
数平行に並べた一枚物の細長い板材10同士の間に、該
板材10と同じような長さ、横幅、厚さとしてある板材
の途中を斜め横方向に切断してX軸方向(縦方向)に2
分割してなる分割板材11a,11bを介在させ、一枚
物の板材10と分割板材11a,11bとを交互に5枚
並べた状態で配置し、且つ上記板材10と分割板材11
a,11b裏面側に、図4に示す如く両端及び所要個所
に複数個のピン孔14を設けたリンク板13a,13b
を二枚一組としてくの字形に配し、分割板材11a,1
1bの各裏面にリンク板13aと13bの端部のピン孔
14を利用してピン15にて回動自在に枢着すると共
に、各々のリンク板13aと13bの自由端側を分割板
材11a,11bを挟む板材10にピン15によって回
動自在に枢着してリンク機構12を構成し、該リンク機
構12を、板材10と分割板材11a,11bのX軸方
向に所要間隔を隔てた複数個所に設置して、互いに隣り
合う板材10と分割板材11a,11bとをそれぞれ結
合して一体化させ、且つ中央に位置している板材10を
中心として、両脇の板材10はY軸方向へ、分割板材1
1a,11bはX軸方向へそれぞれ相対変位自在とした
パレット本体Iを構成する。
の一実施例を示すもので、Y軸方向(横方向)に所要枚
数平行に並べた一枚物の細長い板材10同士の間に、該
板材10と同じような長さ、横幅、厚さとしてある板材
の途中を斜め横方向に切断してX軸方向(縦方向)に2
分割してなる分割板材11a,11bを介在させ、一枚
物の板材10と分割板材11a,11bとを交互に5枚
並べた状態で配置し、且つ上記板材10と分割板材11
a,11b裏面側に、図4に示す如く両端及び所要個所
に複数個のピン孔14を設けたリンク板13a,13b
を二枚一組としてくの字形に配し、分割板材11a,1
1bの各裏面にリンク板13aと13bの端部のピン孔
14を利用してピン15にて回動自在に枢着すると共
に、各々のリンク板13aと13bの自由端側を分割板
材11a,11bを挟む板材10にピン15によって回
動自在に枢着してリンク機構12を構成し、該リンク機
構12を、板材10と分割板材11a,11bのX軸方
向に所要間隔を隔てた複数個所に設置して、互いに隣り
合う板材10と分割板材11a,11bとをそれぞれ結
合して一体化させ、且つ中央に位置している板材10を
中心として、両脇の板材10はY軸方向へ、分割板材1
1a,11bはX軸方向へそれぞれ相対変位自在とした
パレット本体Iを構成する。
【0017】上記パレット本体Iの裏面側には、板材1
0の横幅と同一もしくは多少短か目の長さとされた横木
16を、板材10の両端部及び分割板材11a,11b
の外端部にビス17等によって取り付けると共に、パレ
ット本体IのX軸方向に所要間隔を隔てた位置の裏側
に、横木16と同じような厚みとして互いに摺接可能に
隣接された外側の桟19と内側の桟20とからなる一対
の桟18をそれぞれ横方向へ平行に配して、該一対の桟
18をなす外側の桟19の一方の端部を横方向の一方側
にある板材10の裏側にのみビス17等にて固定し、又
内側の桟20の他方の端部は横方向の反対側にある板材
10の裏側にのみビス17等にて固定して片持ち状態と
し、更に、外側の桟19と内側の桟20には、図5に示
す如く、長手方向にボルト孔21を複数個所設け、外側
の桟19の任意のボルト孔21と内側の桟20の任意の
ボルト孔21にボルト22を挿通してナット23にて締
め付けることによって外側の桟19と内側の桟20を一
体化させることができるようにし、板材10と分割板材
11a,11bを横方向に伸長させたときに外側の桟1
9と内側の桟20の任意のボルト孔21をボルト22と
ナット23で固定することにより一対の桟18を任意の
長さにてロックでき、板材10と分割板材11a,11
bを伸長した姿勢に保持できるようにする。
0の横幅と同一もしくは多少短か目の長さとされた横木
16を、板材10の両端部及び分割板材11a,11b
の外端部にビス17等によって取り付けると共に、パレ
ット本体IのX軸方向に所要間隔を隔てた位置の裏側
に、横木16と同じような厚みとして互いに摺接可能に
隣接された外側の桟19と内側の桟20とからなる一対
の桟18をそれぞれ横方向へ平行に配して、該一対の桟
18をなす外側の桟19の一方の端部を横方向の一方側
にある板材10の裏側にのみビス17等にて固定し、又
内側の桟20の他方の端部は横方向の反対側にある板材
10の裏側にのみビス17等にて固定して片持ち状態と
し、更に、外側の桟19と内側の桟20には、図5に示
す如く、長手方向にボルト孔21を複数個所設け、外側
の桟19の任意のボルト孔21と内側の桟20の任意の
ボルト孔21にボルト22を挿通してナット23にて締
め付けることによって外側の桟19と内側の桟20を一
体化させることができるようにし、板材10と分割板材
11a,11bを横方向に伸長させたときに外側の桟1
9と内側の桟20の任意のボルト孔21をボルト22と
ナット23で固定することにより一対の桟18を任意の
長さにてロックでき、板材10と分割板材11a,11
bを伸長した姿勢に保持できるようにする。
【0018】又、パレット本体Iの裏側のX軸方向の中
央部位置に、横木16と同じような厚さとした2本の桟
24を並べてそれぞれ横方向に平行に配置し、該2本の
桟24の中央部を中央にある板材10の裏側にのみビス
17等によって固定し、分割板材11aと11bがX軸
方向に伸長して分割部が開く位置に桟24が位置するよ
うにする。
央部位置に、横木16と同じような厚さとした2本の桟
24を並べてそれぞれ横方向に平行に配置し、該2本の
桟24の中央部を中央にある板材10の裏側にのみビス
17等によって固定し、分割板材11aと11bがX軸
方向に伸長して分割部が開く位置に桟24が位置するよ
うにする。
【0019】今、パレット上に大きな貨物を載置するた
めに、本発明の寸法可変パレットの載置面積を通常の大
きさから拡大しようとする場合には、まず、上記一対の
桟18をなす外側の桟19と内側の桟20とを一体化さ
せるためのボルト22及びナット23を取り外して外側
の桟19と内側の桟20を分離した後、両脇にある板材
10のそれぞれを、中央にある板材10を中心としてY
軸方向へ逆向きに相対変位させて両脇の板材10同士の
間隔を広げるようにする。この動作で、板材10にリン
ク機構12によって結合してある分割板材11aと11
bは互いに反対方向へ移動させられてX軸方向へ伸長さ
せられる。一方、一対の桟18をなす外側の桟19と内
側の桟20は横方向へ互いに摺接しながら相対変位す
る。これにより、パレット本体Iは、中央にある板材1
0を中心として両脇の板材10及び分割板材11a,1
1bがY軸X軸方向へ各々相対変位して所要の大きさに
まで広げられ、この状態で、上記一対の桟18をなす外
側の桟19と内側の桟20とをボルト22及びナット2
3によって一体化させるようにすると、パレットは寸法
が大きくなった状態で固定されるので、パレット上の載
置面積を拡大することができる。
めに、本発明の寸法可変パレットの載置面積を通常の大
きさから拡大しようとする場合には、まず、上記一対の
桟18をなす外側の桟19と内側の桟20とを一体化さ
せるためのボルト22及びナット23を取り外して外側
の桟19と内側の桟20を分離した後、両脇にある板材
10のそれぞれを、中央にある板材10を中心としてY
軸方向へ逆向きに相対変位させて両脇の板材10同士の
間隔を広げるようにする。この動作で、板材10にリン
ク機構12によって結合してある分割板材11aと11
bは互いに反対方向へ移動させられてX軸方向へ伸長さ
せられる。一方、一対の桟18をなす外側の桟19と内
側の桟20は横方向へ互いに摺接しながら相対変位す
る。これにより、パレット本体Iは、中央にある板材1
0を中心として両脇の板材10及び分割板材11a,1
1bがY軸X軸方向へ各々相対変位して所要の大きさに
まで広げられ、この状態で、上記一対の桟18をなす外
側の桟19と内側の桟20とをボルト22及びナット2
3によって一体化させるようにすると、パレットは寸法
が大きくなった状態で固定されるので、パレット上の載
置面積を拡大することができる。
【0020】上記において、図4に一点鎖線で示す如
く、リンク機構12を構成するリンク板13に設けた複
数個のピン孔14のうち、ピン15を通すピン孔14を
適宜切り換えてリンクの腕の長さを調整するようにする
と、板材10のY軸方向の変位率及び分割板材11a,
11bのX軸方向への変位率を任意に変更することがで
きる。
く、リンク機構12を構成するリンク板13に設けた複
数個のピン孔14のうち、ピン15を通すピン孔14を
適宜切り換えてリンクの腕の長さを調整するようにする
と、板材10のY軸方向の変位率及び分割板材11a,
11bのX軸方向への変位率を任意に変更することがで
きる。
【0021】また、上記分割板材11a,11bを斜め
横方向に切断して2分割したことにより、パレット本体
Iが広げられた場合であっても、分割板材11aと11
bの間には2本の桟24によって効果的に支持させるこ
とができてパレット上に載置した貨物の重量によって分
割板材11aと11bの内端側が撓んでしまうようなこ
ともなく、しかもパレット本体Iが広げられて分割板材
11a,11bがX軸方向へ伸長した際に生じる分割板
材11aと11bとの隙間を、分割板材11aと11b
がX軸方向に移動した距離に対して小さく抑えることが
できる。
横方向に切断して2分割したことにより、パレット本体
Iが広げられた場合であっても、分割板材11aと11
bの間には2本の桟24によって効果的に支持させるこ
とができてパレット上に載置した貨物の重量によって分
割板材11aと11bの内端側が撓んでしまうようなこ
ともなく、しかもパレット本体Iが広げられて分割板材
11a,11bがX軸方向へ伸長した際に生じる分割板
材11aと11bとの隙間を、分割板材11aと11b
がX軸方向に移動した距離に対して小さく抑えることが
できる。
【0022】その後、パレット上に載置した貨物を運搬
しようとする際には、横木16と一対の桟18との間、
あるいは一対の桟18と2本の桟24との間にフォーク
リフトのフォーク25を挿入することにより運搬するこ
とができる。
しようとする際には、横木16と一対の桟18との間、
あるいは一対の桟18と2本の桟24との間にフォーク
リフトのフォーク25を挿入することにより運搬するこ
とができる。
【0023】一方、取扱う貨物の大きさが小さいために
パレット上の載置面積を縮小しようとする場合には、上
記手順と逆の手順により、すなわち、一対の桟18をな
す外側の桟19と内側の桟20を一体化させているボル
ト22及びナット23を取り外した後に両脇にある板材
10同士を互いに接近するように移動させると、分割板
材11aと11bが板材10の変位に従属して該分割板
材11a,11bの2分割された部材同士が互いに接近
し合うように移動されるので、パレットの載置面積を縮
小することができる。
パレット上の載置面積を縮小しようとする場合には、上
記手順と逆の手順により、すなわち、一対の桟18をな
す外側の桟19と内側の桟20を一体化させているボル
ト22及びナット23を取り外した後に両脇にある板材
10同士を互いに接近するように移動させると、分割板
材11aと11bが板材10の変位に従属して該分割板
材11a,11bの2分割された部材同士が互いに接近
し合うように移動されるので、パレットの載置面積を縮
小することができる。
【0024】上記一連の手順において、両脇の板材10
をY軸方向に変位させることに代えて、分割板材11a
と11bをX軸方向に変位させるようにしてもよく、こ
の場合、両脇の板材10が分割板材11aと11bの変
位に従属してY軸方向へ互いに反対方向に変位されるこ
とになる。
をY軸方向に変位させることに代えて、分割板材11a
と11bをX軸方向に変位させるようにしてもよく、こ
の場合、両脇の板材10が分割板材11aと11bの変
位に従属してY軸方向へ互いに反対方向に変位されるこ
とになる。
【0025】したがって、本発明においては、両脇の板
材10をY軸方向に移動させるか、或いは分割板材11
aと11bをX軸方向に移動させるという一動作により
パレットをX軸とY軸の2方向へ伸縮させることができ
てパレット上に載置する貨物の大きさに対応させてパレ
ット上の載置面積を任意に調節することができる。
材10をY軸方向に移動させるか、或いは分割板材11
aと11bをX軸方向に移動させるという一動作により
パレットをX軸とY軸の2方向へ伸縮させることができ
てパレット上に載置する貨物の大きさに対応させてパレ
ット上の載置面積を任意に調節することができる。
【0026】次に、図6は他の実施例を示すもので、パ
レット自体が小型である場合に、一対の桟18をX軸方
向の中心部付近に設けて、該一対の桟18にて分割板材
11a,11bの中央部を支持させるようにしたもので
ある。この実施例によると、2本の桟24は省略可能で
ある。
レット自体が小型である場合に、一対の桟18をX軸方
向の中心部付近に設けて、該一対の桟18にて分割板材
11a,11bの中央部を支持させるようにしたもので
ある。この実施例によると、2本の桟24は省略可能で
ある。
【0027】又、図7乃至図9は本発明の他の実施例を
示すもので、一枚物の板材10同士の間に配置する分割
板材11a,11bに代えて、細長い板材を幅方向に2
分割して更に細長い2本の分割板材11a′と11b′
からなる構成とし、該分割板材11a′と11b′の裏
側両端部にそれぞれ横木16を取り付け、上記板材10
と隣接する分割板材11a′又は11b′を1本のリン
ク板26からなるリンク機構12でそれぞれ連結するた
め、板材10と分割板材11a′、又は板材10と分割
板材11b′の裏面側リンク板26の両端をピン15に
て回動自在に枢着し、更に、分割板材11a′と11
b′を形成する2つの部材のうちのいずれか一方に所要
長さのキー溝27を設けて該キー溝27に他方の部材に
取り付けたL字形金物28を嵌合し、分割板材11
a′,11b′の横方向への移動を制限して分割板材1
1a′,11b′が縦方向のみに伸縮自在となるように
したものである。
示すもので、一枚物の板材10同士の間に配置する分割
板材11a,11bに代えて、細長い板材を幅方向に2
分割して更に細長い2本の分割板材11a′と11b′
からなる構成とし、該分割板材11a′と11b′の裏
側両端部にそれぞれ横木16を取り付け、上記板材10
と隣接する分割板材11a′又は11b′を1本のリン
ク板26からなるリンク機構12でそれぞれ連結するた
め、板材10と分割板材11a′、又は板材10と分割
板材11b′の裏面側リンク板26の両端をピン15に
て回動自在に枢着し、更に、分割板材11a′と11
b′を形成する2つの部材のうちのいずれか一方に所要
長さのキー溝27を設けて該キー溝27に他方の部材に
取り付けたL字形金物28を嵌合し、分割板材11
a′,11b′の横方向への移動を制限して分割板材1
1a′,11b′が縦方向のみに伸縮自在となるように
したものである。
【0028】図7乃至図9の実施例の場合、図1乃至図
5に示した実施例と同様に、両脇の板材10を横方向逆
向きへ移動させるようにすると、リンク機構12の作動
によって分割板材11a′と11b′が伸縮動されるこ
とになってパレットの寸法を任意に変更することがで
き、しかも、それぞれの分割板材11a′,11b′を
幅方向に2分割したことによって分割板材11a′,1
1b′が縦方向の全長に亘るようになることから、分割
板材11a′,11b′の両端は横木16にて、その内
側の所要位置は一対の桟18にてそれぞれ支持されるよ
うになるので、分割板材11a′,11b′を多数の支
持点によって支持させることができてパレットの強度が
向上させられ、更に、図1乃至図5の実施例で用いた分
割板材11a,11bの中央部を支持させるための桟2
4を、パレットの大きさに関係なく不要にすることがで
きる。
5に示した実施例と同様に、両脇の板材10を横方向逆
向きへ移動させるようにすると、リンク機構12の作動
によって分割板材11a′と11b′が伸縮動されるこ
とになってパレットの寸法を任意に変更することがで
き、しかも、それぞれの分割板材11a′,11b′を
幅方向に2分割したことによって分割板材11a′,1
1b′が縦方向の全長に亘るようになることから、分割
板材11a′,11b′の両端は横木16にて、その内
側の所要位置は一対の桟18にてそれぞれ支持されるよ
うになるので、分割板材11a′,11b′を多数の支
持点によって支持させることができてパレットの強度が
向上させられ、更に、図1乃至図5の実施例で用いた分
割板材11a,11bの中央部を支持させるための桟2
4を、パレットの大きさに関係なく不要にすることがで
きる。
【0029】続いて、図10は本発明の更に他の実施例
を示すもので、図1乃至図5に示したパレット本体Iの
横木16の厚みを厚くするか、又は外側の桟19及び内
側の桟20からなる一対の桟18の厚みを薄くし、且つ
該一対の桟18を、パレット上に載置した貨物を運搬す
る際に用いるフォークリフトのフォーク25の幅に対応
させた位置に設けて、一対の桟18の下面にフォークリ
フトのフォーク25が挿入できるようにしたものであ
る。
を示すもので、図1乃至図5に示したパレット本体Iの
横木16の厚みを厚くするか、又は外側の桟19及び内
側の桟20からなる一対の桟18の厚みを薄くし、且つ
該一対の桟18を、パレット上に載置した貨物を運搬す
る際に用いるフォークリフトのフォーク25の幅に対応
させた位置に設けて、一対の桟18の下面にフォークリ
フトのフォーク25が挿入できるようにしたものであ
る。
【0030】図10の実施例の場合、フォークリフトに
てパレット上の貨物を運搬する際にフォークリフトのフ
ォーク25を一対の桟18の下方に挿入するようにする
と、フォーク25により一対の桟18を介してパレット
を扱うことができるようになるので、フォーク25によ
りパレットの底板を直接扱う方式と比較してパレットの
強度を向上させることができる。
てパレット上の貨物を運搬する際にフォークリフトのフ
ォーク25を一対の桟18の下方に挿入するようにする
と、フォーク25により一対の桟18を介してパレット
を扱うことができるようになるので、フォーク25によ
りパレットの底板を直接扱う方式と比較してパレットの
強度を向上させることができる。
【0031】なお、本発明は上記実施例のみに限定され
るものではなく、たとえば、図11に示す如く、一対の
桟18をなす外側の桟19と内側の桟20に設けるボル
ト孔21を長穴としてパレット上の載置面積を変更する
場合にはボルト22及びナット23をゆるめるようにし
てもよく、要は、ボルト孔21とボルト22及びナット
23は互いに隣接し合う外側の桟19と内側の桟20を
一体化して一対の桟18を任意の長さとすることができ
ればよい。また、上記の実施例では板材10を3枚用い
る場合を示したが、図12に示す如く、横方向に並べる
板材10の枚数としては、3枚以上5枚、7枚、9枚あ
るいはそれ以上とすることもできること、その他本発明
はその要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え
得ることは勿論である。
るものではなく、たとえば、図11に示す如く、一対の
桟18をなす外側の桟19と内側の桟20に設けるボル
ト孔21を長穴としてパレット上の載置面積を変更する
場合にはボルト22及びナット23をゆるめるようにし
てもよく、要は、ボルト孔21とボルト22及びナット
23は互いに隣接し合う外側の桟19と内側の桟20を
一体化して一対の桟18を任意の長さとすることができ
ればよい。また、上記の実施例では板材10を3枚用い
る場合を示したが、図12に示す如く、横方向に並べる
板材10の枚数としては、3枚以上5枚、7枚、9枚あ
るいはそれ以上とすることもできること、その他本発明
はその要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え
得ることは勿論である。
【0032】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の寸法可変パレ
ットによれば、一枚物の板材を横方向に平行に並べて、
その間に分割板材を並べ、相隣り合う上記板材と分割板
材とをリンク機構によって結合してパレット本体とし、
且つパレット本体の裏面側両端部に横木を固定すると共
に、外側の桟と内側の桟とからなる一対の桟を横方向に
平行に配して、一方の桟の一端を横方向の最外側に位置
する板材にのみ固定すると共に、他方の桟の一端を反対
側の最外側に位置する板材にのみ固定し、更に、上記一
対の桟を任意の相対変位位置で固定できるようにした構
成としてあるので、両脇の板材を横方向へ移動させるか
分割板材を縦方向へ移動させることにより、一動作で横
方向と縦方向の二方向へパレットを伸縮させることがで
き、パレットの寸法を任意に変更することができて貨物
の大きさに応じてパレット上の載置面積を調節すること
ができ、また、分割板材を幅方向に2分割するようにす
ると、分割板材が縦方向の全長に亘る一連のものとなっ
て分割板材の強度を向上させることができ、更に、一対
の桟をフォークリフトのフォークに対応させた位置に設
けて一対の桟の下面にフォークリフトのフォークが挿入
できるように横木との間で厚さに差を設けるようにする
と、パレット上の貨物の運搬に際してフォークにより一
対の桟を介してパレットを扱うことができ、パレットの
強度を向上させることができる、という優れた効果を発
揮する。
ットによれば、一枚物の板材を横方向に平行に並べて、
その間に分割板材を並べ、相隣り合う上記板材と分割板
材とをリンク機構によって結合してパレット本体とし、
且つパレット本体の裏面側両端部に横木を固定すると共
に、外側の桟と内側の桟とからなる一対の桟を横方向に
平行に配して、一方の桟の一端を横方向の最外側に位置
する板材にのみ固定すると共に、他方の桟の一端を反対
側の最外側に位置する板材にのみ固定し、更に、上記一
対の桟を任意の相対変位位置で固定できるようにした構
成としてあるので、両脇の板材を横方向へ移動させるか
分割板材を縦方向へ移動させることにより、一動作で横
方向と縦方向の二方向へパレットを伸縮させることがで
き、パレットの寸法を任意に変更することができて貨物
の大きさに応じてパレット上の載置面積を調節すること
ができ、また、分割板材を幅方向に2分割するようにす
ると、分割板材が縦方向の全長に亘る一連のものとなっ
て分割板材の強度を向上させることができ、更に、一対
の桟をフォークリフトのフォークに対応させた位置に設
けて一対の桟の下面にフォークリフトのフォークが挿入
できるように横木との間で厚さに差を設けるようにする
と、パレット上の貨物の運搬に際してフォークにより一
対の桟を介してパレットを扱うことができ、パレットの
強度を向上させることができる、という優れた効果を発
揮する。
【図1】本発明の寸法可変パレットの一実施例を示すも
ので、パレットの寸法が最小の状態を示す一部切断平面
図である。
ので、パレットの寸法が最小の状態を示す一部切断平面
図である。
【図2】図1に示す状態から、パレットの寸法を最大に
したときの状態を示す平面図である。
したときの状態を示す平面図である。
【図3】図1のIII −III 方向矢視図である。
【図4】図1のIV部拡大図である。
【図5】図1のV部の拡大斜視図である。
【図6】本発明の他の実施例を示すもので、小さいパレ
ットを伸長させたときの状態を示す概要図である。
ットを伸長させたときの状態を示す概要図である。
【図7】本発明の他の実施例の概要を示すもので、パレ
ットの寸法が最小の状態を示す平面図である。
ットの寸法が最小の状態を示す平面図である。
【図8】図7の状態から、パレットの寸法を最大にした
ときの状態を示す平面図である。
ときの状態を示す平面図である。
【図9】図7のIX部の拡大斜視図である。
【図10】本発明の更に他の実施例を示す側面図であ
る。
る。
【図11】図5のボルト孔に代えて長孔とした他の例を
示す一対の桟の部分斜視図である。
示す一対の桟の部分斜視図である。
【図12】本発明の更に他の実施例を示す平面図であ
る。
る。
【図13】従来の伸縮型木製パレットを示す斜視図であ
る。
る。
【図14】従来の伸縮型木製パレットを示す平面図であ
る。
る。
I パレット本体 10 板材 11a,11b,11a′,11b′ 分割板材 12 リンク機構 16 横木 18 一対の桟 19 外側の桟 20 内側の桟 22 ボルト 23 ナット 25 フォーク 26 リンク機構
Claims (3)
- 【請求項1】 両端部の裏面側に横木を取り付けた複数
枚の細長い板材を横方向に平行に並べて、該各板材の間
に、同じく両端部の裏面側に横木を取り付けた細長い板
材を縦方向となる長手方向の途中より2分割してなる分
割板材を介在させ、隣り合う板材と分割板材とをそれぞ
れリンク機構により結合して縦横方向に変位自在となる
ようにしたパレット本体を構成し、且つ該パレット本体
の裏面側の所要位置に、互いに摺接可能に隣接された外
側の桟と内側の桟とからなる一対の桟を配して、外側の
桟の一方の端を横方向の一方側の最外側にある板材にの
み固定すると共に内側の桟の他方の端は横方向の他方側
の最外側にある板材にのみ固定し、外側の桟と内側の桟
を任意の位置でボルト及びナットにて固定できるように
した構成を有することを特徴とする寸法可変パレット。 - 【請求項2】 板材を長手方向に2分割して分割板材を
形成するようにしたことに代え、板材を幅方向に2分割
して分割板材とした請求項1記載の寸法可変パレット。 - 【請求項3】 一対の桟をフォークリフトのフォークに
対応させた位置に配置し、該一対の桟の厚さと横木の厚
さの差とをフォークリフトのフォークの厚さよりも大き
くした請求項1又は2記載の寸法可変パレット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5525895A JPH08217071A (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 寸法可変パレット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5525895A JPH08217071A (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 寸法可変パレット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08217071A true JPH08217071A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12993578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5525895A Pending JPH08217071A (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 寸法可変パレット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08217071A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5870958A (en) * | 1997-04-01 | 1999-02-16 | Nec Corporation | Duplex pallet |
JP2006282205A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Toyota Motor Corp | パレット |
WO2007043968A1 (en) * | 2005-10-12 | 2007-04-19 | Molander Tech Ab | A load-carrying pallet |
JP2011126590A (ja) * | 2009-12-21 | 2011-06-30 | Oji Paper Co Ltd | 平パレット積載面積拡張材およびパレットユニット |
CN103038139A (zh) * | 2010-08-04 | 2013-04-10 | 盐岛梱包株式会社 | 尺寸可变托板 |
CN104495010A (zh) * | 2014-11-04 | 2015-04-08 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 复合栈板 |
CN106477137A (zh) * | 2016-10-18 | 2017-03-08 | 武汉华星光电技术有限公司 | 一种可调节支撑结构及栈板 |
CN107618683A (zh) * | 2016-07-15 | 2018-01-23 | 连云港千樱医疗设备有限公司 | 适用于直立软袋的自动装盘机与装盘方法 |
CN107628319A (zh) * | 2016-07-18 | 2018-01-26 | 连云港千樱医疗设备有限公司 | 一种适用于直立软袋的自动装盘机与装盘方法 |
CN109178552A (zh) * | 2018-08-22 | 2019-01-11 | 陈明亮 | 一种物流运输用箱式塑料托盘 |
CN109335103A (zh) * | 2018-12-01 | 2019-02-15 | 山东聚祥机械股份有限公司 | 一种用于砖垛打包的免托盘运转机构 |
GB2592663A (en) * | 2020-03-06 | 2021-09-08 | Albert Cummins Graham | Collapsible pallet |
-
1995
- 1995-02-21 JP JP5525895A patent/JPH08217071A/ja active Pending
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5870958A (en) * | 1997-04-01 | 1999-02-16 | Nec Corporation | Duplex pallet |
JP2006282205A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Toyota Motor Corp | パレット |
JP4544004B2 (ja) * | 2005-03-31 | 2010-09-15 | トヨタ自動車株式会社 | パレット |
WO2007043968A1 (en) * | 2005-10-12 | 2007-04-19 | Molander Tech Ab | A load-carrying pallet |
JP2011126590A (ja) * | 2009-12-21 | 2011-06-30 | Oji Paper Co Ltd | 平パレット積載面積拡張材およびパレットユニット |
CN103038139A (zh) * | 2010-08-04 | 2013-04-10 | 盐岛梱包株式会社 | 尺寸可变托板 |
CN104495010A (zh) * | 2014-11-04 | 2015-04-08 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 复合栈板 |
CN107618683A (zh) * | 2016-07-15 | 2018-01-23 | 连云港千樱医疗设备有限公司 | 适用于直立软袋的自动装盘机与装盘方法 |
CN107618683B (zh) * | 2016-07-15 | 2023-12-26 | 连云港千樱医疗设备有限公司 | 适用于直立软袋的自动装盘机与装盘方法 |
CN107628319A (zh) * | 2016-07-18 | 2018-01-26 | 连云港千樱医疗设备有限公司 | 一种适用于直立软袋的自动装盘机与装盘方法 |
CN107628319B (zh) * | 2016-07-18 | 2023-08-08 | 连云港千樱医疗设备有限公司 | 一种适用于直立软袋的自动装盘机与装盘方法 |
CN106477137A (zh) * | 2016-10-18 | 2017-03-08 | 武汉华星光电技术有限公司 | 一种可调节支撑结构及栈板 |
CN109178552A (zh) * | 2018-08-22 | 2019-01-11 | 陈明亮 | 一种物流运输用箱式塑料托盘 |
CN109335103A (zh) * | 2018-12-01 | 2019-02-15 | 山东聚祥机械股份有限公司 | 一种用于砖垛打包的免托盘运转机构 |
GB2592663A (en) * | 2020-03-06 | 2021-09-08 | Albert Cummins Graham | Collapsible pallet |
GB2592663B (en) * | 2020-03-06 | 2022-03-16 | Albert Cummins Graham | Collapsible pallet |
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