JP3209660U - トラック - Google Patents
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Abstract
【課題】高さが異なる荷物の積み込みが可能な積載ラックを搭載したトラックを提供する。【解決手段】所定高さの載置台を備えた積載ラック10を搭載し、載置台の上下に荷物5を分けて積み込むようにしたトラックであって、積載ラック10は、荷台2の幅方向の空間をほぼ2分割するようにした幅寸法で形成されたものであり、荷台2の上に1台又は2台の積載ラック10が幅方向に搭載されている。【選択図】図3
Description
本考案は、荷物を上下に分けて積み込むための積載ラックを荷台に搭載したトラックに関する。
トラックで荷物を運ぶ場合、高さ方向の空間を有効活用するため、荷物は積み重ねられる。しかし、荷物によっては直接積み重ねることができないものなどもあるため、積載ラックが使用される。下記特許文献1には、そうした積載ラックを使用したトラックが開示されている。同文献の積載ラックは、テーブル本体(載置台)に折畳み自在な脚部材が形成されたものであり、フォークリフトによってテーブル部分を支えて脚部材を起立または折り畳むことができるようにしたものである。そして、その積載ラックがトラックの荷台に搭載されることにより、荷台上の積載空間が上下に仕切られ、下側では荷台に対して荷物が置かれ、上側ではテーブル本体に荷物が載せられる。
トラック輸送では、積載ラックを使用することにより、前述したように上下に積み込むことが可能になり、荷台上の積載空間を有効活用することができる。しかし、前記文献に記載されている従来の積載ラックを使用したようなこれまでのトラックは、同じサイズの荷物、特に高さが同じ程度の荷物に限定されてしまう欠点があった。すなわち、従来の積載ラックは、荷台の幅寸法に合わせて設計されており、荷台に搭載することで背の高い荷物を積み込むスペースを無くしてしまうからである。その一方で、背の高い荷物の積み込みを優先させてしまうと、積載ラックをトラックの荷台に搭載することができなくなってしまう。すると、背の低い荷物の積み重ねができない場合や、できたとしても重ねる個数が限られてしまう場合には、上方の空間が無駄になってしまい、積載効率を低下させてしまうことになる。
そこで、本考案は、かかる課題を解決すべく、高さが異なる荷物の積み込みが可能な積載ラックを搭載したトラックを提供することを目的とする。
本考案に係るトラックは、所定高さの載置台を備えた積載ラックを搭載し、前記載置台の上下に荷物を分けて積み込むようにしたものであって、前記積載ラックは、前記荷台の幅方向の空間をほぼ2分割するようにした幅寸法で形成されたものであり、前記荷台上に1台又は2台の前記積載ラックが幅方向に搭載されたものである。
本考案のトラックによれば、積載ラックが荷台の幅方向の空間をほぼ2分割するようにした幅寸法で形成されたものであるため、荷台の幅方向に1台だけ搭載することにより、その積載ラックの上下には背の低い荷物を積み込み、積載ラックの隣には背の高い荷物を積み込むことが可能になる。
次に、本考案に係るトラックの一実施形態について、図面を参照しながら以下に説明する。図1乃至図3は、トラックの実施形態を簡略的に示した図であり、特に荷台上の積載構造が示されている。そして、図1は、トラックを側面側から見た図であり、図2及び図3は、トラックを背面側から見た図である。更に、図2は、荷台の前方側を示した図であり、図3は、荷台の後方側を示した図である。
本実施形態におけるトラック1は、前記従来例と同様に積載ラックを使用しているが、積載ラック10を使用した積載構造は従来と異なる構成となっている。トラック1では、先ず、荷台2に積載ラック10が搭載され、従来と同様にその上下に荷物を積み込めるようになっている。この点、図1乃至図3では、積載ラック10の内側に荷物5が積み込まれ、積載ラック10の上にも同じ荷物5が積み込まれている。ただし、こうして積み込まれた荷物5は比較的背の低いものである。そして、本実施形態では、背の低い荷物5だけではなく、背の高い荷物6も同時に積み込むことができるようになっている。
積載ラック10は、トラック1の進行方向に対して直交する荷台2の幅方向の空間をほぼ2分割するようにした幅寸法で形成されている。すなわち、これまでの積載ラックは、トラック1の荷台2の大きさに合わせるようにして幅寸法が設計されていた。しかし、積載ラック10は、図2に示すように、トラック1の荷台2に対し、幅方向に2台分を並べた状態で搭載することができるように設計されている。なお、本実施形態では、トラック1の前後方向にも2台の積載ラック10が搭載できるように設計されているが、積載ラックの全長を長くして1台のみとしたり、反対に短くして3台とするなどしてもよい。
従って、トラック1の積載構造は、1又は2以上の積載ラック10を荷台2の上に様々なバリエーションで搭載することができ、それに応じて異なる形状や大きさの荷物を積み込むことができるようになる。つまり、積載ラック10を使用した荷物の積み込みと、積載ラック10に拘束されない荷物の積み込みとの混載が可能になる。この点、本実施形態の例では、荷台2の前方側に、図2に示すように積載ラック10が幅方向に2台並べて搭載され、荷台2の後方側には、図3に示すように1台の積載ラック10が幅方向の片側にだけ搭載されている。ただし、積載ラック10の使用個数や配置は自由であり、輸送する荷物の種類や大きさ、形状などに応じて様々なパターンの積載空間をつくりだすことができる。
次に、積載構造を構成する積載ラック10について説明する。図4乃至図6は、積載ラック10を示した図であり、図4は平面図、図5は側面図、そして図6は正面図である。積載ラック10は、図4に示す長方形の載置台11の四隅に、図2に示す脚部材12が組み付けられている。すなわち、脚部材12は、上下方向に起立した使用状態と、横向きに折り畳まれた格納状態とに形態を変化させることができるように構成されている。
載置台11は、長手フレーム部材21と横手フレーム部材22が隅部材23を介して溶接によって接合され、長方形の台フレーム110が形成されている。本実施形態では、部材同士の接合には溶接が行われる。そして、その台フレーム110には、一対の横手フレーム部材22の中央部分を連結するように中梁部材25が接合され、更にその中梁部材25と各々の長手フレーム部材21との間に複数の横梁部材26が接合されている。また、この載置台11には、脚部材12を支持する支持部材13が台フレーム110の四隅に接合されている。
支持部材13は、図5に示すように、台フレーム110に対して下方側に直交して接合され、そこに脚部材12が差し込まれるようにして積載ラック10の脚の一部となっている。こうした積載ラック10を構成する長手フレーム部材21、横手フレーム部材22、中梁部材25、横梁部材26及び脚部材12は角パイプによって形成されている。一方、支持部材13は、コの字形断面をした溝形部材であり、その開放側が長手フレーム部材21の中央側に向き合っている。従って、図5の一点鎖線で示すように、脚部材12が、支持部材13の開放側つまり内側に折り畳むことができるようになっている。
支持部材13には上下方向の長孔31が形成され、その長孔31を外側から貫通したボルト32が脚部材12に螺合して固定されている。また、支持部材13の下端部には切欠き部33が形成され、脚部材12の表面には止め板35が貼り付けられるようにして接合され、その表面凸部が切欠き部33に対して入り込むようになっている。よって、脚部材12は、ボルト32が長孔31内を上下方向に移動することにより、支持部材13に対して上下方向に移動可能であり、図5に示す状態から下方に移動することにより、止め板35が切欠き部33から外れる。そして、脚部材12は、ボルト32を支点にして矢印で示す方向に回動することにより折り畳まれることとなる。
一方、脚部材12を立てる場合には逆の動作が行われ、起立した脚部材12は、止め板35が切欠き部33内に入り込むことにより位置決めされ、載置台11が脚部材12に支持される。こうした脚部材12の形態変化はフォークリフトを使用して行われる。そのため、一方の長手フレーム部材21の下面には、フォークリフトの爪が入れられるリフトフレーム37が2つ形成されている。そして、リフトフレーム37に爪が入れられ、フォークリフトによって積載ラック10全体が持ち上げられた状態で、前述した脚部材12の折り畳みや起立の形態の切り替え作業が行われる。また、例えば、トラック1はウイング車両であり、積載ラック10はフォークリフトによって荷台2の横側(幅方向)から積み込まれる。
脚部材12には、横荷重を受けるため、角パイプからなる横梁が構成されている。具体的には、図5に示すように、長手フレーム部材21と平行な2本の補助梁部材41と、図6に示すように、横手フレーム部材22と平行な1本の補助梁部材42が着脱可能に取り付けられている。横手フレーム部材22の両端部に位置する脚部材12同士は、下端が固定梁43によって連結され一体になっている。従って、前述した脚部材12の切り替えは、長手方向の両側でそれぞれ一体的に行われる。そして、脚部材12が折り畳まれる場合には、補助梁部材41,42が取り外しできるようになっている。
補助梁部材41,42には端部に爪部が形成され、脚部材12にコの字形の取付け部材45が所定の位置に接合され、筒部を構成している。従って、補助梁部材41,42は、爪部がそれぞれ取付け部材45の中に内に入れられて、端部がその取付け部材45の上に載せられた状態で図示するように積載ラック10の横梁として機能している。載置台11には、取り外した補助梁部材41を収めておくための取付け部材46が、中梁部材25の両側に位置するように、横手フレーム部材22の内側に接合されている。取付け部材46もコの字形の部材であり、補助梁部材41の2本分の爪が入るようになっている。従って、取り外した補助梁部材41は、図4に一点鎖線で示すように載置台11の上に置かれ、短い補助梁部材42は、爪が外側から横梁部材26に掛けられるようにして、複数の横梁部材26を跨いだ状態で置かれる。
よって、本実施形態のトラック1によれば、積載ラック10を複数用意し、トラック1で輸送する荷物に応じた組み合わせにより、荷台2の上に任意の積載パターンを構築することができる。すなわち、図1に示すように背の低い荷物5と背の高い荷物6とを幅方向に並べて同時に積み込む積層パターンにすることなどができる。また、背の低い荷物5だけであれば、荷台2の後方側にも積載ラック10を2台横並びにして上下2段にし、より多くの荷物5を積み込むようにした積載パターンにすることができる。
積載ラック10は、荷台2に対して容易に出し入れできるため、積載パターンの変更も容易に行うことができる。そして、積載ラック10は、脚部材12を折り畳むことにより背を低くすることができるため、重ねて配置しておくことでスペースを広くとることなく格納しておくことができる。こうして複数台の積載ラック10を用意しておくことで、前述したようにトラック1の荷台2上に、輸送する荷物に即座に対応した積載パターンをつくりだすことができる。そのため、トラック1の荷台2上の積載空間を無駄にすることなく荷物を積み込むことができ、積載効率を向上させることができる。
また、積載ラック10は、補助梁部材41,42が着脱可能であって、格納状態の場合には図4に一点鎖線で示すように載置台11の上に置いて一体的に格納しておくことができる。しかも、積載ラック10の格納状態と使用状態での補助梁部材41,42の取り扱いが、取付け部材45,46に爪部を上から出し入れするだけよく、極めて簡単である。更に、積載ラック10の一部の脚部材12にはマジックテープ(登録商標)などからなる結束部材48が取り付けられ、図2に示すように隣の積載ラック10同士をつなげたり、図5に示すように脚部材12の格納状態を維持させたりすることに使うことができる。
以上、本考案の一実施形態について説明したが、本考案はこれに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、荷物5同士は重ねられてないが、積載ラック10を使用したとしても荷物同士を積み重ねた積み込み方であってもよい。
例えば、前記実施形態では、荷物5同士は重ねられてないが、積載ラック10を使用したとしても荷物同士を積み重ねた積み込み方であってもよい。
1…トラック 2…荷台 5,6…荷物 10…積載ラック 11…載置台 12…脚部材 13…支持部材
Claims (2)
- 所定高さの載置台を備えた積載ラックを搭載し、前記載置台の上下に荷物を分けて積み込むようにしたトラックにおいて、
前記積載ラックは、前記荷台の幅方向の空間をほぼ2分割するようにした幅寸法で形成されたものであり、
前記荷台上に1台又は2台の前記積載ラックが幅方向に搭載されたものであることを特徴とするトラック。 - 前記荷台上に1台又は2台以上の前記積載ラックが前後方向に搭載されたものであることを特徴とする請求項1に記載のトラック。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2017000189U JP3209660U (ja) | 2017-01-20 | 2017-01-20 | トラック |
Publications (1)
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JP3209660U true JP3209660U (ja) | 2017-03-30 |
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Family Applications (1)
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2017
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