JP2007320572A - パレット - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の物品を上下方向に積層した場合と同等の積載量を確保することが可能なパレットであって、積載した物品をその積載位置に拘らず簡易迅速に取り出すことが可能で、しかも、積み込みおよび荷下ろしが容易なパレットを提供することを課題とする。
【解決手段】パレット本体1と、このパレット本体1に立設される二列の外側柱列3,3と、二列の外側柱列3,3の間に配置される少なくとも一列の内側柱列5とを備え、内側柱列5を挟んで両側に物品を積載可能なパレットP1であって、外側柱列3は、パレット本体1の側部に沿って配置される複数の外側支柱31,31,…からなり、内側柱列5は、物品に沿って配置される複数の内側支柱51,51,…からなり、内側支柱51は、パレット本体1に着脱可能に立設されることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】パレット本体1と、このパレット本体1に立設される二列の外側柱列3,3と、二列の外側柱列3,3の間に配置される少なくとも一列の内側柱列5とを備え、内側柱列5を挟んで両側に物品を積載可能なパレットP1であって、外側柱列3は、パレット本体1の側部に沿って配置される複数の外側支柱31,31,…からなり、内側柱列5は、物品に沿って配置される複数の内側支柱51,51,…からなり、内側支柱51は、パレット本体1に着脱可能に立設されることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、物品を搬送・保管等する際に使用されるパレットに関する。
押出形材等の長尺の物品を搬送・保管等する際に使用されるパレットが特許文献1に開示されている。このパレットは、複数の物品を上下方向に積層して搬送等することを想定して開発されたものであり、パレット本体と、このパレット本体の対向する二辺の各々に立設された一対の支柱とを備えて構成されている。複数の物品を積層してパレットに積載すれば、多数の物品を一度に搬送等することが可能となるため、搬送効率や保管効率が向上し、ひいては、物品の搬送や保管等に要するコストを削減することが可能となる。なお、複数の物品を上下方向に積層して搬送・保管等すると、下にある物品を先に取り出すことができないので、上から順番に物品を取り出す必要がある。
実公平3−8586号公報
パレットに積載した複数の物品の種類が総て同一である場合には、下にある物品を先に取り出す必要はないが、異なる場合には、下にある物品を先に取り出したい場合もある。例えば、物品の種類ごとに配送場所が異なる場合には、最初の配送場所で荷下ろしされる物品を一番上に積載するので、交通事情等によって配送順序が入れ替わった場合には、下にある物品を先に取り出す必要がある。また、例えば、複数種類の物品を組付順に積載する場合には、最初に組み付けられる物品を一番上に積載するので、何らかの事情によって組付順序が入れ替わった場合には、下にある物品を先に取り出す必要がある。
ところが、下にある物品を先に取り出す場合には、上にある物品を一旦取り出さなければならないうえに、取り出した物品を再度積載しなければならないことから、搬送効率や作業効率が悪化してしまう。
このような観点から、本発明は、複数の物品を上下方向に積層した場合と同等の積載量を確保することが可能なパレットであって、積載した物品をその積載位置に拘らず簡易迅速に取り出すことが可能で、しかも、積み込みおよび荷下ろしが容易なパレットを提供することを課題とする。
このような課題を解決する本発明は、パレット本体と、前記パレット本体に立設される二列の外側柱列と、前記二列の外側柱列の間に配置される少なくとも一列の内側柱列とを備え、前記内側柱列を挟んで両側に物品を積載可能なパレットであって、前記外側柱列は、前記パレット本体の側部に沿って配置される複数の外側支柱からなり、前記内側柱列は、前記物品に沿って配置される複数の内側支柱からなり、前記内側支柱は、前記パレット本体に着脱可能に立設されることを特徴とする。
本発明に係るパレットによると、複数の物品を横並びに積載することが可能となるので、積載した物品を、その積載位置に拘らず簡易迅速に取り出すことが可能となる。
また、本発明に係るパレットによると、物品間に配置される内側支柱を着脱可能にパレット本体に立設したので、内側支柱を着脱不能にパレット本体に立設してなるパレットに比べて、物品を迅速且つ容易に積み下ろし(すなわち、積み込みおよび荷下ろし)が可能となる。すなわち、内側支柱が着脱不能である場合には、内側支柱の存在を気にしながら物品を積み下ろさなければならないので、ゆっくりとした動作で物品を取り扱わなければならないが、内側支柱が着脱可能である本発明に係るパレットによれば、内側支柱を取り外すことで、内側支柱の存在を気にせずに物品を積み下ろすことが可能となるので、素早い動作で物品を取り扱うことが可能となる。また、本発明に係るパレットによれば、内側支柱を取り外した状態で物品を積み下ろすことが可能となるので、内側支柱で物品を傷つけることもない。
さらに、本発明に係るパレットによると、着脱不能な内側支柱を備えるパレットに比べて、物品を密に積載することが可能となるので、複数の物品を上下方向に積層した場合と同等の積載量を確保することが可能となる。すなわち、内側支柱が着脱不能である場合には、積み下ろす際に物品が内側支柱に接触しないように、物品と内側支柱との間に大きな隙間を確保しておく必要があるので、物品を上下に積層する場合に比べて、物品の積載量を少なくせざるを得ないが、本発明に係るパレットによれば、内側支柱を取り外した状態で物品を積み込むことが可能となり、しかも、積み込み順に内側支柱を取り付けることが可能になるので、物品と内側支柱との間に大きな隙間を確保する必要はなく、したがって、物品を密に積載することが可能となる。
なお、本発明に係るパレットにおいては、外側柱列および内側柱列によって物品の倒れや横ズレが防止されることになるが、外側柱列および内側柱列が細長の「柱」で構成されているので、物品の倒れ等を板材で防止するパレットよりも、軽量にすることが可能となる。パレットが軽量になれば、その分だけ物品の積載量を増やすことができるので、搬送効率が向上することになる。
本発明においては、前記内側支柱に、緩衝材が設けられてことが望ましい。内側支柱に緩衝材を取り付けておけば、物品と内側柱列との間に緩衝材を挟み込む手間を省くことが可能となり、加えて、内側支柱を介して物品に加わる搬送中の振動や衝撃を和らげることが可能となる。なお、より好適には、内側支柱を緩衝材で囲繞するとよい。
また、本発明においては、前記二列の外側柱列を、前記パレット本体を挟んで対向させるとよい。このようにすると、パレット本体の上に、他のパレットを積層することが可能となるので、物品を積載していない空荷のパレットを効率よく搬送・保管することが可能となる。
なお、内側支柱だけでなく、前記外側支柱を前記パレット本体に着脱可能に立設してもよい。このようにすると、外側支柱を取り外すことで、外側支柱の存在を気にせずに物品を積み下ろすことが可能となるので、素早い動作で物品を取り扱うことが可能となる。
本発明に係るパレットによると、複数の物品を上下方向に積層した場合と同等の積載量を確保することが可能になるとともに、積載した物品をその積載位置に拘らず簡易迅速に取り出すことが可能となり、しかも、積み込みも荷下ろしも迅速且つ容易に行うことが可能となる。
(第一の実施形態)
第一の実施形態に係るパレットP1は、図1に示すように、パレット本体1と、このパレット本体1に立設される二列の外側柱列3,3と、この二列の外側柱列3,3の間に配置される少なくとも一列(本実施形態では五列)の内側柱列5とを備えて構成されていて、内側柱列5を挟んで両側に物品を積載可能になっている。なお、以下では、トラックのアオリなど長尺の板状部材の搬送・保管に適したパレットP1を例示するが、パレットP1に積載される物品の種類や形状を限定する趣旨ではない。
第一の実施形態に係るパレットP1は、図1に示すように、パレット本体1と、このパレット本体1に立設される二列の外側柱列3,3と、この二列の外側柱列3,3の間に配置される少なくとも一列(本実施形態では五列)の内側柱列5とを備えて構成されていて、内側柱列5を挟んで両側に物品を積載可能になっている。なお、以下では、トラックのアオリなど長尺の板状部材の搬送・保管に適したパレットP1を例示するが、パレットP1に積載される物品の種類や形状を限定する趣旨ではない。
パレット本体1は、物品が載置される架台であり、本実施形態では、横長の矩形枠状(梯子状)を呈している。図2を参照してより詳細に説明すると、本実施形態に係るパレット本体1は、並列して配置された一対の主材11,11と、この主材11,11の内側に配置された一対の補強材12,12と、一対の主材11,11または一対の補強材12,12を連結する複数の横桟13,13,…と、主材1の下側に配置された一対のフォークガイド14,14とを備えて構成されている。
主材11、補強材12および横桟13は、アルミニウム合金製の押出形材や鋼製の形材を利用して形成されていて、溶接により互いに接合されている。本実施形態では、角形(断面四角形)の中空形材を利用して主材11、補強材12および横桟13を形成しているが、溝形、山形、H形、I形を呈する形材を利用して形成しても勿論差し支えない。
補強材12は、主材11の長手方向の中央部に配置されている。補強材12は、主材11に沿って配置されていて、本実施形態では、主材11の内側の側面(他方の主材と対向する側面)に固着されている。また、補強材12の上面は、主材11の上面と面一になっている。
横桟13は、主材11または補強材12と直交するように配置されていて、両端部のそれぞれが主材11の内側の側面(他方の主材11と対向する側面)または補強材12の内側の側面に固着されている。また、横桟13の上面は、主材11および補強材12の上面と面一になっている。
フォークガイド14は、図示せぬフォークリフトのフォークをガイドするものであり、主材11の長手方向の中央部に配置されている。フォークガイド14は、本実施形態では、溝形を呈する形材からなり、その開口面を上にした状態で主材11の下面および補強材12の下面に溶接により固着されている。なお、山形の形材や角形の中空形材を利用してフォークガイド14を形成しても勿論差し支えない。
外側柱列3は、積載した物品の荷崩れを防止するものであり、パレット本体1の長辺に沿って配置された少なくとも二つ(本実施形態では九つ)の外側支柱31,31,…からなる。すなわち、主材11に沿って一直線上に列立された複数の外側支柱31,31,…の集合体によって外側柱列3が構成されている。なお、二列の外側柱列3,3は、パレット本体1を挟んで対向している。
外側支柱31は、本実施形態では、パレット本体1の外側に配置されている。外側支柱31,31,…をパレット本体1の外側に位置させることで、二列の外側柱列3,3がパレット本体1を挟んで対向することになる。なお、外側支柱31の上端は、物品の上端および内側支柱51の上端よりも上方に突出している(図6の(b)参照)。これは、複数のパレット1を上下に積み重ねたときに(図9参照)、上段の外側支柱31の台座32で幅の広い物品を損傷しないようにするためである。外側支柱31は、アルミニウム合金製の押出形材や鋼製の形材を利用して形成されていて、図3にも示すように、パレット本体1の外側の側面に配置された外側サポート4を介してパレット本体1に立設されている。なお、本実施形態では、角形の中空形材を利用して外側支柱31を形成しているが、溝形や山形を呈する形材を利用して形成しても勿論差し支えない。また、本実施形態では、外側支柱31が横桟13の中心線の延長線上に位置している場合を例示しているが、外側支柱31の設置位置を限定する趣旨ではない。
図2に示すように、一の外側柱列3を構成する複数の外側支柱31,31,…のうちの少なくとも二つ(本実施形態では四つ)は、パレット本体1の下側(より詳細には、フォークガイド14の下側)まで延出していて、パレット本体1の支持脚としての役割をも担っている。図3に示すように、支持脚となる外側支柱31の下端部には、円錐台状の台座32が固着されている。また、支持脚となる外側支柱31には、その下部と上部のそれぞれに、横L字状を呈するフック33,33が固着されている。フック33には、物品を結束する荷紐が掛止される。
図3に示すように、外側支柱31の側面には、積載した物品の損傷を防止するための緩衝材34が貼着されている。緩衝材34は、本実施形態では、帯状を呈していて、物品と接触する可能性のある外側支柱31の内側の側面(パレット本体1側の側面)を覆っている。緩衝材34の材質や寸法形状等に特に制限はないが、積載される物品の材質や形状等に適した硬度を有する材料を利用することが望ましく、より好適には、材料調達が容易な天然ゴム、合成ゴム、硬質ウレタン、発泡ポリスチレンなどを利用することが望ましい。
外側サポート4は、外側支柱31を保持するものであり、本実施形態では、対向して配置された一対の支持ブラケット41,41により構成されている。支持ブラケット41は、山形(断面L字形)を呈しており、パレット本体1の側面(すなわち、主材11の外側の側面)と外側支柱31の側面とに溶接により固着されている。
図1に示す内側柱列5は、積載した物品の荷崩れを防止するとともに、横並びに積載される複数の物品を仕切るものであり、積載した物品に沿って配置される少なくとも二つ(本実施形態では四つ)の内側支柱51,51,…からなる。すなわち、パレット本体1の長辺(すなわち、主材11)に沿って一直線上に列立された複数の内側支柱51,51,…の集合体によって内側柱列5が構成されている。
内側支柱51は、パレット本体1に着脱可能に立設されている。内側支柱51の上端は、物品の上端よりも低位置にある(図6の(b)参照)。内側支柱51は、本実施形態では、アルミニウム合金製の押出形材や鋼製の形材を利用して形成されていて、図4に示すように、パレット本体1の横桟13の側面に配置された内側サポート6を介してパレット本体1に立設されている。本実施形態では、角形の中空形材を利用して内側支柱51を形成しているが、溝形や山形を呈する形材を利用して形成しても勿論差し支えない。
内側支柱51は、その下端部に、内側サポート6の内部に挿入される挿入部51aを具備している。挿入部51aは、内側サポート6の内空形状と略等しい外形を有し、内側サポート6に抜き差しされる。挿入部51aの上側には、内側サポート6に係止される係止部51bが形成されている。係止部51bは、本実施形態では、内側支柱51の外周面に突設された突条からなり、挿入部51aを内側サポート6に挿入したときに、内側サポート6の上面に係止され、内側支柱51の下方への抜け落ちを防止する。なお、図示は省略するが、内側支柱51に取り付けた緩衝材52の下端部52bを係止部51bの代わりとしてもよい。
内側支柱51には、積載した物品の損傷を防止するための緩衝材52が設けられている。本実施形態では、内側支柱51の四つの側面の各々に、緩衝材52が貼着されている。すなわち、内側支柱51が緩衝材52,52,…で囲繞されている。内側支柱51の外面を緩衝材52,52,…で囲繞しておけば、内側支柱51を内側サポート6に挿入する際に「向き」を考慮する必要がなくなるので、積み込み作業を迅速に行うことが可能となる。なお、図示は省略するが、内側支柱51の対向する二面のみに緩衝材52,52を貼着しても勿論差し支えない。緩衝材52は、本実施形態では、帯状を呈していて、係止部51bよりも上側において物品と接触する可能性のある内側支柱51の側面を覆っている。緩衝材52の材質や寸法形状等に特に制限はないが、積載される物品の材質や形状等に適した硬度を有する材料を利用することが望ましく、より好適には、材料調達が容易な天然ゴム、合成ゴム、硬質ウレタン、発泡ポリスチレンなどを利用することが望ましい。
内側サポート6は、内側支柱51を着脱可能に保持するものであり、本実施形態では、接続板61を介してパレット本体1の横桟13の側面に固着されている。内側サポート6は、内側支柱51の挿入部51aを挿入可能な内空を有する角形の中空形材からなる。接続板61には、内側柱列5の列数と同数(本実施形態では五つ)の内側サポート6,6,…が溶接により固着されており、接続板61を横桟13の側面に溶接により固着することで、複数の内側サポート6,6,…が一括して横桟13の側面に固着される。なお、図示は省略するが、接続板61を省略し、内側サポート6を直に横桟13に固着しても差し支えない。
次に、主に図5乃至図8を参照してパレットP1の使用方法の一例を説明する。なお、以下の説明においては、図6の(b)に示すように、外側柱列3とこれに隣接する内側柱列5との間および隣り合う内側柱列5,5間に、物品Aを二つずつ積載する場合を例示する。物品Aは、板状を呈する長尺の部材であり、図6の(b)の紙面垂直方向に連続している。
パレットP1に複数の物品A,A,…を積み込む前に、図5の(a)に示すように、まず、総ての内側柱列5,5,…をパレット本体1から取り外す。すなわち、総ての内側支柱51,51,…を内側サポート6から引き抜いて、外側柱列3,3の間に仕切の無い空間を形成する(図2参照)。
総ての内側柱列5,5,…を取り外したら、図5の(b)に示すように、一方の外側柱列3に沿って、一列目の物品Aを立てた状態で積み込み、その後、一列目の物品Aの隣りに適宜な間隔(緩衝空間K)をあけて二列目の物品Aを立てた状態で積み込む。一列目および二列目の物品Aは、外側柱列3と、その隣りに位置する内側柱列5(内側サポート6)との間に位置させる。なお、一列目および二列目の物品A,Aを別々に積み込まずに、一括して積み込んでも差し支えない。
次に、図6の(a)に示すように、二列目の物品Aに沿って一列目の内側柱列5を設置し、積載した物品Aの倒れ等を防止する。一列目の内側柱列5を設置するには、図1に示すように、主材11に沿って一直線上に配置された一列目の内側サポート6,6,…の各々に、内側支柱51を立設すればよい。なお、内側支柱51を内側サポート6に立設するには、図4に示すように、内側支柱51の挿入部51aを内側サポート6の内空に挿入すればよい。
続いて、図6の(a)に示すように、一列目の内側柱列5に沿って、三列目の物品Aおよび四列目の物品Aを積み込み、四列目の物品Aに沿って二列目の内側柱列5を設置して、積載した物品Aの倒れ等を防止する。以後、この作業を繰り返すと、図6の(b)に示すように、複数の物品A,A,…が内側柱列5,5,…で仕切られた状態でパレットP1に積載される。
なお、図7の(a)に示すように、総ての物品Aを積載した段階か、若しくは、適宜な枚数の物品Aを積載した段階で、隣り合う物品A,A間に形成された緩衝空間Kの上部に、緩衝材Cを配置するとよい。緩衝材Cは、U字状、L字状等を呈していて、緩衝空間Kに物品Aの上側から挿入される。なお、緩衝材Cに加えて、図7の(b)に示すように、緩衝空間Kの高さ方向の中央部に板状の緩衝材C’を配置してもよい。
総ての物品AをパレットP1に積載したら、必要に応じて、外側支柱31に設けたフック33に図示せぬ荷紐を掛止し、物品A,A,…を結束するとよい。
パレットP1から物品Aを荷下ろしする場合には、緩衝材Cを除去し、さらに、必要に応じて内側支柱51を内側サポート6から引き抜いてパレット本体1から離脱させたうえで、物品Aを上方に引き上げればよい。なお、複数の物品A,A,…が横並びに積載されているので、積載位置に拘らず、一の物品Aだけを取り出すことができる。
なお、搬送用車両の荷台や保管場所に移動させる場合には、図示せぬフォークリフトのフォークをフォークガイド14,14(図1参照)に挿入してパレットP1を持ち上げればよい。なお、図8に示すように、物品A,A,…が積載されたパレットP1を下側に位置する他のパレットP1’の上に積層する場合には、上側のパレットP1の台座32を下側のパレットP1’の外側支柱31の上端部に覆い被せ、下側のパレットP1’の外側支柱31,31,…に上側のパレットP1を支持させるとよい。このようにすると、複数のパレットP1,P1,…を安定的に積層することが可能となる。
また、図9の(a)および(b)に示すように、空荷のパレットP1を搬送・保管する場合には、総ての内側柱列5,5,…をパレット本体1から離脱させて、外側柱列3,3の間に仕切の無い空間を形成したうえで、そのパレット本体1の上面に他のパレットP1を積層すればよい。なお、複数の空荷のパレットP1,P1,…を積層する場合には、図9の(b)に示すように、上側のパレットP1の外側支柱31と下側のパレットP1の外側支柱31とが干渉しないように、上下のパレットP1,P1をパレット本体1の長手方向(図9の(b)において左右方向)にずらすとよい。
以上説明した本実施形態に係るパレットP1によると、複数の物品A,A,…を横並びに積載することが可能となるので、積載した物品Aを、その積載位置に拘らず簡易迅速に取り出すことが可能となる。
また、本実施形態に係るパレットP1によると、図1に示すように、物品を仕切る内側支柱51,51,…を着脱可能にパレット本体1に立設したので、内側支柱51を着脱不能にパレット本体に立設してなるパレットに比べて、物品を迅速に積み下ろすことが可能となる。すなわち、内側支柱51が着脱不能である場合には、内側支柱51の存在を気にしながら物品を積み下ろさなければならないので、ゆっくりとした動作で物品を取り扱わなければならないが、内側支柱51が着脱可能である本実施形態に係るパレットP1によれば、内側支柱51を取り外すことで、内側支柱51の存在を気にせずに物品を積み下ろすことが可能となるので、素早い動作で物品を取り扱うことが可能となる。また、本実施形態に係るパレットP1によれば、内側支柱51を取り外した状態で物品を積み下ろすことが可能となるので、内側支柱51で物品を傷つけることもない。
さらに、本実施形態に係るパレットP1によると、着脱不能な内側支柱51を備えるパレットに比べて、物品を密に積載することが可能となるので、複数の物品を上下方向に積層した場合と同等の積載量を確保することが可能となる。すなわち、内側支柱51が着脱不能である場合には、積み下ろす際に物品が内側支柱51に接触しないように、物品と内側支柱51との間に大きな緩衝空間を確保しておく必要があるので、物品を上下に積層する場合に比べて、物品の積載量を少なくせざるを得ないが、本実施形態に係るパレットP1によれば、内側支柱51を取り外した状態で物品を積み下ろすことが可能なるので、物品と内側支柱51との間に大きな緩衝空間を確保する必要はなく、したがって、物品を密に積載することが可能となる。
なお、本実施形態に係るパレットP1においては、外側柱列3および内側柱列5によって物品の倒れや横ズレが防止されることになるが、外側柱列3および内側柱列5が細長の「柱」で構成されているので、物品の倒れ等を板材で防止するパレットよりも、軽量化を図ることが可能となる。パレットP1が軽量になれば、その分だけ物品の積載量を増やすことができるので、搬送効率が向上することになる。
また、本実施形態に係るパレットP1においては、外側支柱31に、緩衝材34が貼着されているので(図3参照)、外側支柱31を介して物品に加わる搬送中の振動や衝撃を和らげることが可能となる。同様に、本実施形態に係るパレットP1においては、内側支柱51が緩衝材52,52,…によって囲繞されているので(図4参照)、内側支柱51を介して物品に加わる振動や衝撃を和らげることが可能となる。
また、本実施形態においては、二列の外側柱列3,3を、パレット本体1を挟んで対向させているので(図2参照)、パレット本体1の上に、他のパレットP1を積層することが可能となる。すなわち、本実施形態に係るパレットP1によれば、図9の(a)および(b)に示すように、物品を積載していない空荷のパレットP1を効率よく搬送・保管することが可能となる。
なお、本実施形態では、梯子状を呈するパレット本体1を例示したが、パレット本体1の構成を限定する趣旨ではない。例えば、図示は省略するが、パレット本体1の上面や下面に板材を敷設するなどしても差し支えない。また、同じく図示は省略するが、パレット本体1の上面(すなわち、主材11、補強材12および横桟13の上面)に緩衝材を敷設しても差し支えない。
本実施形態では、外側支柱サポート4を介して外側支柱31をパレット本体1に立設固定する場合を例示したが、これに限定されることはなく、図示は省略するが、外側支柱サポート4を省略し、外側支柱31を直にパレット本体1に立設固定しても差し支えない。また、本実施形態では、外側支柱31をパレット本体1の側面に立設固定する場合を例示したが、これに限定されることはなく、図示は省略するが、パレット本体1の上面に立設固定しても勿論差し支えない。
本実施形態では、内側サポート6をパレット本体1の横桟13の側面に固定する場合を例示したが、これに限定されることはなく、図示は省略するが、横桟13の上面(すなわち、パレット本体1の上面)に立設固定しても勿論差し支えない。
本実施形態では、内側支柱51に係止部51bを形成し、この係止部51bを内側サポート6に係止させることで、内側支柱51の位置決めを行うとともに、下方向への抜け出しを防止したが、例えば、内側サポート6の内部に内側支柱51の下端面を支持する底部や突起などを形成することで、内側支柱51の位置決めを行うとともに、下方向への抜け出しを防止してもよい。なお、この場合には、係止部51bを省略してもよい。
本実施形態では、内側支柱51の挿入部51aを内側サポート6の内部に挿入したが、これに限定されることはなく、内側支柱51の挿入部51aの内空を内側サポート6の外形よりも大きくして、挿入部51aの内部に内側サポート6を挿入してもよい。
(第二の実施形態)
前記した第一の実施形態では、外側支柱31を着脱不能にした場合を例示したが、図10に示す第二の実施形態に係るパレットP2のように、内側支柱51に加えて、外側支柱71を着脱可能としてもよい。
前記した第一の実施形態では、外側支柱31を着脱不能にした場合を例示したが、図10に示す第二の実施形態に係るパレットP2のように、内側支柱51に加えて、外側支柱71を着脱可能としてもよい。
図10に示すように、パレットP2は、パレット本体1と、このパレット本体1に立設される二列の外側柱列7,7と、この二列の外側柱列7,7の間に配置される少なくとも一列(図10では二列のみを図示)の内側柱列5とを備えて構成されていて、内側柱列5を挟んで両側に物品を積載可能になっている。なお、パレット本体1および内側柱列5の構成は、第一の実施形態に係るパレットP1のものと同様であるので、その詳細な説明は省略する。
外側柱列7は、パレット本体1の長辺(すなわち、主材11)に沿って配置された少なくとも二つ(本実施形態では九つ)の外側支柱71,71,…からなる。なお、二列の外側柱列7,7は、パレット本体1を挟んで対向している。
外側支柱71は、パレット本体1の外側の側面に配置された外側サポート8を介してパレット本体1に着脱可能に立設されている。図11に示すように、外側支柱71は、その下端部に、外側サポート8の後記する保持部82の内部に挿入される挿入部71aを具備している。挿入部71aは、外側サポート8の保持部82の内空形状と略等しい外形を有し、保持部82に抜き差しされる。挿入部71aの上側には、外側サポート8の保持部82に係止される係止部71bが形成されている。係止部71bは、本実施形態では、外側支柱71の外周面に突設された突条からなり、挿入部71aを外側サポート8の保持部82に挿入したときに、保持部82の上面に係止され、外側支柱71の下方への抜け落ちを防止する。また、外側支柱71の側面には、積載した物品の損傷を防止するための緩衝材72が貼着されている。
外側サポート8は、外側支柱71を着脱可能に保持するものであり、本実施形態では、対向して配置された一対の支持ブラケット81,81と、この一対の支持ブラケット81,81に挟持された保持部82とを備えて構成されている。支持ブラケット81は、山形(断面L字形)を呈しており、パレット本体1の側面(すなわち、主材11の外側の側面)と保持部82の側面とに溶接により固着されている。保持部82は、外側支柱71の挿入部71aを挿入可能な内空を有する角形の中空形材を利用して構成されている。なお、図示は省略するが、支持ブラケット81を省略し、保持部82を直にパレット本体1に固着しても差し支えない。
図10に示すように、パレット本体1の一側面に配置された複数の外側サポート8,8,…のうちの少なくとも二つ(本実施形態では四つ)については、その保持部82がパレット本体1の下側(より詳細には、フォークガイド14の下側)まで延出していて、パレット本体1の支持脚としての役割をも担っている。図11に示すように、支持脚となる外側サポート8の保持部82には、その下端部に、円錐台状の台座83が固着されている。また、支持脚となる外側サポート8の保持部82には、横L字状を呈するフック84が固着されている。なお、フック84を具備する外側サポート8に保持される外側支柱71にも、横L字状を呈するフック73が固着されている。フック73,84には、物品を結束する荷紐が掛止される。
図12を参照してパレットP2の使用方法の一例を説明する。パレットP2に複数の物品A,A,…を積み込む前に、図12の(a)に示すように、まず、二列の外側柱列7,7のうちの一方(図では右側の外側柱列7)を取り外すとともに、総ての内側柱列5,5,…をパレット本体1から取り外す。
次に、図12の(b)に示すように、パレット本体1に設置された他方の外側柱列7に沿って、一列目の物品Aおよび二列目の物品Aを立てた状態で積み込み、その後、二列目の物品Aに沿って一列目の内側柱列5を設置する。
続いて、一列目の内側柱列5に沿って、三列目の物品Aおよび四列目の物品Aを積み込み、二列目の内側柱列5を設置する。以下、この作業を繰り返し、最後に、図13に示すように、取り外しておいた一方(図13において右側)の外側柱列7を設置すればよい。なお、物品A,A,…を損傷させないように、第一の実施形態の場合と同様に、緩衝空間Kに、緩衝材C,C’を挟み込むとよい。
パレットP2から物品Aを荷下ろしする場合には、必要に応じて、内側支柱51を内側サポート6から引き抜いてパレット本体1から離脱させるとともに、外側支柱71を外側サポート8から引き抜いてパレット本体1から離脱させたうえで、物品Aを上方に引き上げればよい。
以上説明した第二の実施形態に係るパレットP2でも、複数の物品A,A,…を横並びに積載することが可能となるので、積載した物品Aを、その積載位置に拘らず簡易迅速に取り出すことが可能となる。加えて、第二の実施形態に係るパレットP2によれば、外側支柱71を取り外すことで、外側支柱71の存在を気にせずに物品Aを積み下ろすことが可能となるので、より一層素早い動作で物品Aを取り扱うことが可能となる。
なお、本実施形態では、外側サポート8をパレット本体1の外側の側面に固定する場合を例示したが、これに限定されることはなく、図示は省略するが、パレット本体1の内側の側面やパレット本体1の上面に立設固定しても勿論差し支えない。
また、本実施形態では、外側支柱71に係止部71bを形成し、この係止部71bを外側サポート8の保持部82に係止させることで、外側支柱71の位置決めを行うとともに、下方向への抜け出しを防止したが、例えば、外側サポート8の保持部82の内部に外側支柱71の下端面を支持する底部や突起などを形成することで、外側支柱71の位置決めを行うとともに、下方向への抜け出しを防止してもよい。なお、この場合には、係止部71bを省略してもよい。
また、本実施形態では、外側支柱71の挿入部71aを外側サポート8の保持部82の内部に挿入したが、これに限定されることはなく、外側支柱71の挿入部71aの内空を保持部82の外形よりも大きくして、挿入部71aの内部に保持部82を挿入してもよい。
P1,P2 パレット
1 パレット本体
3,7 外側柱列
31,71 外側支柱
5 内側柱列
51 内側支柱
52 緩衝材
A 物品
1 パレット本体
3,7 外側柱列
31,71 外側支柱
5 内側柱列
51 内側支柱
52 緩衝材
A 物品
Claims (4)
- パレット本体と、
前記パレット本体に立設される二列の外側柱列と、
前記二列の外側柱列の間に配置される少なくとも一列の内側柱列とを備え、
前記内側柱列を挟んで両側に物品を積載可能なパレットであって、
前記外側柱列は、前記パレット本体の側部に沿って配置される複数の外側支柱からなり、
前記内側柱列は、前記物品に沿って配置される複数の内側支柱からなり、
前記内側支柱は、前記パレット本体に着脱可能に立設されることを特徴とするパレット。 - 前記内側支柱には、緩衝材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のパレット。
- 前記二列の外側柱列は、前記パレット本体を挟んで対向していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパレット。
- 前記外側支柱は、前記パレット本体に着脱可能に立設されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のパレット。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2006149635A JP2007320572A (ja) | 2006-05-30 | 2006-05-30 | パレット |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006149635A JP2007320572A (ja) | 2006-05-30 | 2006-05-30 | パレット |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2007320572A true JP2007320572A (ja) | 2007-12-13 |
Family
ID=38853721
Family Applications (1)
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JP2006149635A Pending JP2007320572A (ja) | 2006-05-30 | 2006-05-30 | パレット |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2007320572A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2006
- 2006-05-30 JP JP2006149635A patent/JP2007320572A/ja active Pending
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