JP2023103527A - 台車用治具、および資材載置構造 - Google Patents

台車用治具、および資材載置構造 Download PDF

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Masamitsu Okamoto
孝之 榊
Takayuki Sakaki
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Abstract

【課題】フォークリフトによる運搬台車への資材の積み下ろしを容易にし、かつ、荷崩れによる資材の落下を抑制できる台車用治具、および台車用治具を用いた資材載置構造を提供する。【解決手段】資材載置構造310は、資材1を運搬する運搬台車60と、運搬台車60上に配置される台車用治具とを備える。台車用治具は、X軸方向(第1方向)に所定の間隔で対向配置される一対の資材ガイド部材111を備える。一対の資材ガイド部材111は、載置部11と、載置部11に固定される2つのスペーサ部21a,21bとを有する。スペーサ部21a,21bはZ軸方向(鉛直方向)に延伸し、かつ、載置部11よりも上方に突出している。一対の資材ガイド部材111の載置部11に資材1を載せた状態で、資材1の下にはフォークリフトの爪が挿通可能な空間A1ができる。【選択図】図2

Description

本発明は、フォークリフトによる運搬台車に対する資材の積み下ろしを容易にし、かつ、荷崩れによる資材の落下を抑制できる台車用治具、および運搬台車と台車用治具を用いた資材載置構造に関する。
従来から、各種配管や鋼材、足場材等の長尺状の資材をフォークリフトで運搬台車に載せる際には、フォークリフトのフォーク(爪)の抜き差しのため、2本の木製のバタ角材等(厘木または枕木等)を運搬台車の上に並べ、その上に資材を載置する方法が採られている。そして、その上にさらに別の長尺状の資材(二段目の資材)を載せたい場合、一段目の資材の上にさらにバタ角材等を載置し、その上に別の資材を積んでいく方法が昔から一般的に行われている。
特開2010-137690号公報
しかし、上記の載置方法では、下の方(下の段)にある長尺状の資材を使用したい場合、下の方の資材のみ引き抜くのは困難である。上の方の資材の荷重が下の方の資材に掛かって抜き難い。それに加えて、もし下の方から資材を無理に引き抜けたとしても、積み重ねた資材が傾くなどバランスが悪くなってしまい、資材が台車から落下したり、台車が転倒したりする虞がある。さらに、資材の落下や台車の転倒が起こってしまうと、近くにいる作業員が指を詰めたり、足の上に重い資材を落としたりといった安全性でも問題がある。
本発明の目的は、フォークリフトによる運搬台車に対する資材の積み下ろしを容易にし、かつ、荷崩れによる資材の落下を抑制できる台車用治具、および台車用治具を用いた資材載置構造を提供することにある。
本発明の台車用治具は、
資材を運搬する運搬台車上に配置される台車用治具であって、
第1方向に所定の間隔で対向配置される一対の資材ガイド部材を備え、
前記一対の資材ガイド部材は、
前記資材を載せる載置部と、
前記載置部の両端に固定され、前記第1方向に直交する第2方向に配置される2つのスペーサ部と、
をそれぞれ有し、
前記2つのスペーサ部は、鉛直方向に延伸し、かつ、前記載置部よりも上方に突出し、
前記載置部および前記2つのスペーサ部は、前記第1方向から視て、U字形またはH字形であり、
前記一対の資材ガイド部材の前記載置部に前記資材を載せた状態で、前記資材の下にはフォークリフトの爪が挿通可能な空間ができることを特徴とする。
本発明の資材載置構造は、
資材を運搬する運搬台車と、前記運搬台車上に配置される台車用治具とを備える、資材載置構造であって、
前記台車用治具は、
第1方向に所定の間隔で対向配置される一対の資材ガイド部材を備え、
前記一対の資材ガイド部材は、
載置部と、
前記載置部の両端に固定され、前記第1方向に直交する第2方向に配置される2つのスペーサ部と、
をそれぞれ有し、
前記2つのスペーサ部は、鉛直方向に延伸し、かつ、前記載置部よりも上方に突出し、
前記載置部および前記2つのスペーサ部は、前記第1方向から視て、U字形またはH字形であり、
前記一対の資材ガイド部材の前記載置部に前記資材を載せた状態で、前記資材の下にはフォークリフトの爪が挿通可能な空間ができることを特徴とする。
この構成によれば、資材ガイド部材にそれぞれ資材を載せた状態で、資材の下に(フォークリフトの爪が挿通可能な)空間ができる。つまり、バタ角材等を利用しなくても、資材ガイド部材を用いることで、フォークリフトを用いて資材を積んだ後、フォークリフトの爪を容易に抜くことが可能となる。
バタ角材を使った従来の資材載置方法では、異なる種類の資材を多段で積み重ねたい場合には、資材の上にバタ角材を敷設し、その上に資材を載せることになる。この場合、資材のバランスが崩れないようバタ角材を水平にするなどの工夫(下方の資材を全て同じ種類にし、一列に並べる等)が必要になる。また、載置する資材の形状や数に依っては、バタ角材を水平に置くのが困難な場合もある。一方、本発明によれば、台車用治具を積み重ねるだけで、様々な種類の資材を別々に分けて運搬台車に載置することが可能となる。したがって、フォークリフトでの資材の積み下ろしが容易となる。
さらにこの構成によれば、スペーサ部が載置部よりも上方に突出した形状(資材ガイド部材の形状がU字形またはH字形)となっている。これにより、載置部に載せた資材が崩れたり、第2方向に移動したりしてもスペーサ部が壁となって、運搬台車から資材が落下するのを防止できる。したがって、台車用治具を用いることで、安全性が高まる。
本発明によれば、フォークリフトによる運搬台車に対する資材の積み下ろしを容易にし、かつ、荷崩れによる資材の落下を抑制できる台車用治具、および台車用治具を用いた資材載置構造を実現できる。
図1は資材載置構造310の分解斜視図である(第1の実施形態)。 図2(A)は資材載置構造310の正面図であり、図2(B)は資材載置構造310の側面図である(第1の実施形態)。 図3は、資材載置構造320の分解斜視図である(第2の実施形態)。 図4(A)は台車用治具222の斜視図であり、図4(B)は連結部材42a,42bを取り外した状態の台車用治具222の斜視図である(第2の実施形態)。 図5(A)は資材載置構造320の正面図であり、図5(B)は資材載置構造320の側面図である(第2の実施形態)。 図6(A)はフォークリフトFLを用いて資材2,3および資材ガイド部材122,123を持ち上げる前の状態を示す側面図であり、図6(B)はフォークリフトFLで持ち上げた資材2,3および資材ガイド部材122,123を床面GS1に載置するときの状態を示した側面図である(第2の実施形態)。 図7(A)は台車用治具231の斜視図であり、図7(B)は別の台車用治具233の斜視図である(第3の実施形態)。 図8は、資材載置構造340の平面図である(第4の実施形態)。 図9(A)は台車連結部材81の正面図であり、図9(B)は台車連結部材81の斜視図である(第4の実施形態)。 図10(A)は台車連結部材82の正面図であり、図10(B)は台車連結部材82の斜視図である(第4の実施形態)。
以降、図を参照して幾つかの具体的な例を挙げて、本発明を実施するための複数の形態を示す。各図中には同一箇所に同一符号を付している。要点の説明または理解の容易性を考慮して、便宜上実施形態を分けて示すが、異なる実施形態で示した構成の部分的な置換または組み合わせが可能である。第2の実施形態以降では第1の実施形態と共通の事柄についての記述を省略し、異なる点についてのみ説明する。特に、同様の構成による同様の作用・効果については実施形態毎には逐次言及しない。
《第1の実施形態》
図1は第1の実施形態に係る資材載置構造310の分解斜視図である。図2(A)は資材載置構造310の正面図であり、図2(B)は資材載置構造310の側面図である。図1および図2では、構造を分かりやすくするため、スペーサ部21a,21b,22a,22b,23a,23bをドットパターンで示している。
資材載置構造310は、運搬台車60および台車用治具211,212,213を備える。運搬台車60は、資材1,2,3を載せて運搬する台車であり、ベース平板の裏面にキャスターが取り付けられている。なお、運搬台車60は、鉛直方向(Z軸方向)に延伸する複数のパイプ5を有するパイプ台車である。パイプ5は、ベース平板の四隅付近に配置されている。資材1,2,3は、例えば各種配管や鋼材、足場材等の長尺状の資材である。
台車用治具211,212,213は、資材1,2,3をそれぞれ載置するために、運搬台車60上に配置される部材である。台車用治具211は、X軸方向(第1方向)に所定の間隔G1(後に詳述する)で対向配置される一対の資材ガイド部材111を備える。資材ガイド部材111は、資材1を載せるための載置部11と、載置部11の両端にそれぞれ連結・固定されたスペーサ部21a,21bとを有する。本実施形態の載置部11はY軸方向(第2方向)に延伸している。スペーサ部21a,21bは、資材ガイド部材111のうちZ軸方向に延伸する部分(部材)であり、+Y方向にこの順で配置されている。図2(B)に示すように、スペーサ部21a,21bは、載置部11よりも上方(+Z方向)に突出している。資材ガイド部材111(接続された載置部11およびスペーサ部21a,21b)は、X軸方向から視て、U字形になっている。スペーサ部21a,21bの間隔は、Y軸方向に並ぶ運搬台車60のパイプ5の間隔(位置)に対応している。載置部11およびスペーサ部21a,21bは、例えば鋼製の角形管である。スペーサ部21a,21bは、載置部11の両端に溶接により取り付けられている。
台車用治具212は、X軸方向に所定の間隔G1(後に詳述する)で対向配置される一対の資材ガイド部材112を備える。資材ガイド部材112は、資材2を載せるための載置部12と、載置部12の両端にそれぞれ連結・固定されるスペーサ部22a,22bとを有する。本実施形態の載置部12はY軸方向に延伸している。スペーサ部22a,22bは、資材ガイド部材112のうちZ軸方向に延伸する部分(部材)であり、+Y方向にこの順で配置されている。図2(B)に示すように、スペーサ部22a,22bは、載置部12よりも上方(+Z方向)に突出している。資材ガイド部材112(接続された載置部12およびスペーサ部22a,22b)は、X軸方向から視て、H字形になっている。スペーサ部22a,22bの間隔は、Y軸方向に並ぶ運搬台車60のパイプ5の間隔(位置)に対応している。載置部12およびスペーサ部22a,22bは例えば鋼製の角形管である。スペーサ部22a,22bは、載置部12の両端に溶接により取り付けられている。
台車用治具213は、X軸方向に所定の間隔G1(後に詳述する)で対向配置される一対の資材ガイド部材113を備える。資材ガイド部材113は、資材3を載せるための載置部13と、載置部13の両端にそれぞれ連結・固定されるスペーサ部23a,23bとを有する。本実施形態の載置部13はY軸方向に延伸している。スペーサ部23a,23bは、資材ガイド部材113のうちZ軸方向に延伸する部分(部材)であり、+Y方向にこの順で配置されている。図2(B)に示すように、スペーサ部23a,23bは、載置部13よりも上方(+Z方向)に突出している。資材ガイド部材113(接続された載置部13およびスペーサ部23a,23b)は、X軸方向から視て、U字形になっている。スペーサ部23a,23bの間隔は、Y軸方向に並ぶ運搬台車60のパイプ5の間隔(位置)に対応している。載置部13およびスペーサ部23a,23bは例えば鋼製の角形管である。スペーサ部23a,23bは、載置部13の両端に溶接により取り付けられている。
本明細書において「所定の間隔」とは、フォークリフトの爪が挿入可能な間隔以上、かつ、資材ガイド部材111~113にそれぞれ載置される資材1,2,3のX軸方向における長さよりも短い距離を言う。本実施形態における「所定の間隔」は、パイプ5のX軸方向の間隔と略同じである。なお、「所定の間隔」は、台車用治具211~213(資材ガイド部材111~113)を運搬台車60の載置面S1上に配置する関係から、運搬台車60のX軸方向の長さよりも短い。
台車用治具211~213は運搬台車60上に配置される。具体的に説明すると、角形管であるスペーサ部21a,21b,22a,22b,23a,23bの内径は、いずれもパイプ5の直径よりも大きい。そして、台車用治具211は、資材ガイド部材111のスペーサ部21a,21bにパイプ5をそれぞれ挿通させて、運搬台車60上に載置される。台車用治具212は、資材ガイド部材112のスペーサ部22a,22bにパイプ5をそれぞれ挿通させて、台車用治具211上に載置される。台車用治具213は、資材ガイド部材113のスペーサ部23a,23bにパイプ5をそれぞれ挿通させて、台車用治具212上に載置される。すなわち、台車用治具211~213は、パイプ5をガイドにして運搬台車60上に積み重ねられる。
また、本実施形態では、複数の台車用治具211,212,213を、+Z方向に1段・2段・3段とこの順番で積み重ねれている。また、積み重ねた台車用治具211~213では、資材を載置する載置部11~13はそれぞれ区分けされている(隔てられている・仕切られている)。
図2(A)および図2(B)に示すように、一対の資材ガイド部材111の載置部11に資材1を載せた状態で、資材1の下にはフォークリフトの爪FCが挿通可能な空間A1ができる。また、一対の資材ガイド部材112の載置部12に資材2を載せた状態で、資材2の下にはフォークリフトの爪FCが挿通可能な空間A2ができる。さらに、一対の資材ガイド部材113の載置部13に資材3を載せた状態で、資材3の下にはフォークリフトの爪FCが挿通可能な空間A3ができる。
本実施形態に係る台車用治具211~213および資材載置構造310によれば、次のような効果を奏する。
(a)本発明の資材載置構造310によれば、資材ガイド部材111~113にそれぞれ資材1~3を載せた状態で、資材1~3の下に(フォークリフトの爪FCが挿通可能な)空間A1,A2,A3ができる。つまり、バタ角材等を利用しなくても、資材ガイド部材111~113を用いることで、フォークリフトを用いて資材1~3を積んだ後、フォークリフトの爪を容易に抜くことが可能となる。
バタ角材を使った従来の資材載置方法では、異なる種類の資材を多段で積み重ねたい場合には、資材の上にバタ角材を敷設し、その上に資材を載せることになる。この場合、資材のバランスが崩れないようバタ角材を水平にするなどの工夫(下方の資材を全て同じ種類にし、一列に並べる等)が必要になる。また、載置する資材の形状や数に依っては、バタ角材を水平に置くのが困難な場合もある。一方、本発明によれば、台車用治具211~213を積み重ねるだけで、様々な種類の資材1~3を別々に分けて運搬台車60に載置することが可能となる。したがって、フォークリフトでの資材1~3の積み下ろしが容易となる。
(b)本発明の台車用治具211~213(資材ガイド部材111~113)は、スペーサ部21a,21b,22a,22b,23a,23bが載置部11~13よりも上方に突出した形状(U字形またはH字形)となっている。この構成によれば、載置部11~13に載せた資材1~3が崩れたり、Y軸方向に移動したりしてもスペーサ部21a,21b,22a,22b,23a,23bが壁となって、運搬台車60から資材1~3が落下するのを防止できる。したがって、台車用治具を用いることで、安全性が高まる。
(c)本発明の資材ガイド部材111~113はU字形またはH字形であり、+Z方向に1段・2段・3段とこの順番で積み重ねることにより資材1~3を多段で区分けして載置できる。この構成によれば、図2(A)等に示すように、資材1~3をそれぞれ別の段に(別々に)載置することができるため、資材の種類や分類ごとの仕分けが容易に可能である。また、上段の資材3の荷重が下段の資材1,2に掛からないため、下段にある資材1,2を容易に抜いて取り出すことができる。
なお、上方の資材の荷重が下方の資材に掛かっている場合、下方の資材を無理に引き抜くと、積み重ねた資材のバランスが悪くなって、荷崩れ等(資材の荷崩れのほか、台車からの資材の落下、落下による資材の破損、荷崩れによる台車の破損)が起こる得る。そして、これにより作業員が指を詰めたり、作業員の足の上に資材を落としたりする危険性がある。一方、この構成によれば、例えば、下段の資材2を引き抜いたとしても、荷崩れを起こすのはその段にある資材2だけであり、上段の資材3が崩落・落下してくることはない。そのため、作業員が指を詰める等の危険性を低くできる。
(d)本実施形態では、運搬台車60がパイプ台車であり、資材ガイド部材111~113はスペーサ部21a,21b,22a,22b,23a,23bにパイプ5を挿通させて運搬台車60上に積み重ねられる。この構成によれば、台車用治具211~213が、パイプ5をガイドにして運搬台車60上に積み重ねられるため、積み重ねる台車用治具211~213(資材ガイド部材111~113)の位置合わせが容易である。
また、資材ガイド部材111~113をパイプ5に挿通して運搬台車60に取り付けることで、運搬台車60のパイプ5の周囲が、スペーサ部21a,21b,22a,22b,23a,23bで覆われるため、パイプ5を外部からの衝撃等から保護できる。特に、スペーサ部21a,21b,22a,22b,23a,23bをY軸方向に並ぶ2本のパイプ5に挿通して、資材ガイド部材111~113を運搬台車60に取り付けることで、パイプ5のY軸方向に掛かる力に対する補強ができ、パイプ5のY軸方向に対する耐荷重が高まる。そのため、例えば、資材の山が崩れた際に生じるパイプ5をY軸方向に拡げようとする力(図2(B)中の白抜き矢印を参照。)に対する抵抗性が高まる。したがって、運搬台車60に資材1~3を載せて運搬する際に、Y軸方向への移動がスムーズに行える(多少の段差を台車が乗り越える場合や、急発進などで資材が崩れることに気を使う必要がなくなる)。
(e)本実施形態の資材ガイド部材111~113は鋼製であるため、天然木を伐採・加工した従来のバタ角材に比べて、耐久性に優れる。つまり、木製のバタ角材よりも繰りかえしの使用に耐えられるため、資材ガイド部材111~113は環境保護の観点からも使用するメリットがある。
(f)本実施形態では、資材ガイド部材111のスペーサ部21a,21bのZ軸方向の高さH1が、他の資材ガイド部材112,113のスペーサ部22a,22b,23a,23bのZ軸方向の高さH2,H3と異なる(H1≠H2,H1≠H3)。この構成により、図2に示すように、様々な大きさ・形状の資材1~3に対応することが可能となる。すなわち、載置する資材の大きさや形状に応じて、高さの異なる台車用治具を使い分けることが好ましい。さらに、運搬台車60上に資材ガイド部材(台車用治具)のみを積み上げる構成に限らず、上下の資材ガイド部材のスペーサ部とスペーサ部の間に、角形管や丸形管などを挟んで高さを調整してもよい。
なお、本実施形態では、資材ガイド部材111~113(台車用治具211~213)を3段に積み重ねた資材載置構造310を示したが、下段には重量が大きな資材を載置することが望ましい。下方に荷重の大きな重量物(資材)を載置することで、全体の重心が下がり、安定性が増すためである。
本実施形態では、U字形の資材ガイド部材111、H字形の資材ガイド部材112、およびU字形の資材ガイド部材113を+Z方向に積み重ねた資材載置構造310の例を示したが、この構成に限定されるものではない。積み重ねる資材ガイド部材の順序や形状は任意である。
《第2の実施形態》
第2の実施形態では、一対の資材ガイド部材が連結部材により連結された、台車用治具の例を示す。
図3は、第2の実施形態に係る資材載置構造320の分解斜視図である。図4(A)は台車用治具222の斜視図であり、図4(B)は連結部材42a,42bを取り外した状態の台車用治具222の斜視図である。図5(A)は資材載置構造320の正面図であり、図5(B)は資材載置構造320の側面図である。図3~図5では、構造を分かりやすくするため、スペーサ部21a,21b,22a,22b,23a,23bをドットパターンで示している。
資材載置構造320は、台車用治具212の代わりに台車用治具222を備える点で、第1の実施形態に係る資材載置構造310と異なる。資材載置構造320の他の構成については、資材載置構造310と実質的に同じである。
以下、第1の実施形態に係る資材載置構造310と異なる部分について説明する。
台車用治具222は、連結部材42a,42bと、一対の資材ガイド部材122を備える。連結部材42a,42bは、X軸方向に延伸する長尺状の部材であり、一対の資材ガイド部材122同士を連結している。連結部材42a,42bは、例えばアングル材である。
資材ガイド部材122は、取付部材6a,6bと幅広部50をさらに有する点で、第1の実施形態に係る資材ガイド部材112と異なる。取付部材6aはスペーサ部22aに固定される部材であり、取付部材6bはスペーサ部22bに固定される部材である。取付部材6a,6bは、Y軸方向において載置部12とは反対側に取り付けられる。取付部材6a,6bは例えば貫通孔を有するアングル材であり、溶接によりスペーサ部22a,22bに取り付けられている。
連結部材42aの両端は、例えばボルトとナットを用いて取付部材6aに固定され、連結部材42bの両端は、例えばボルトとナットを用いて取付部材6bに固定される。なお、本実施形態では、連結部材42a,42bが載置部12よりも上方(+Z方向側)に配置されている。
幅広部50は、スペーサ部22a,22bの端部に配置された、スペーサ部22a,22bよりも相対的に面積(Z軸方向から視た面積)の大きな部材である。本実施形態では、幅広部50がスペーサ部22a,22bの下端(-Z方向に位置する脚部)に配置され、内側(Z軸方向に延びるスペーサ部22a,22bの中央側)に凹んだお椀形である。なお、本実施形態に係る幅広部50の平面形状は、長方形である。
次に、連結部材42a,42bを取り付けることによる利点について、図を用いて説明する。図6(A)はフォークリフトFLを用いて資材2,3および資材ガイド部材122,113を持ち上げる前の状態を示す側面図であり、図6(B)はフォークリフトFLで持ち上げた資材2,3および資材ガイド部材122,113を床面GS1に載置するときの状態を示した側面図である。
フォークリフトFLで運搬台車60上の資材2,3を資材ガイド部材(122,113)ごと持ち上げる場合、まず資材2下の空間(図5(A)における空間A2)に、フォークリフトFLの爪FCを挿入する。その後、図6(A)に示すように、爪FCを上方に上げていくことで、資材2を爪FCで持ち上げる。さらに爪FCを持ち上げると、爪FCが連結部材42a,42bに引っ掛かる。そして、そのまま爪FCで連結部材42a,42bを持ち上げることで、資材2を載せた資材ガイド部材(122)が、その上に積まれた資材ガイド部材(113)および資材3ごと持ち上がって、パイプ5から資材ガイド部材(122,113)が抜け、任意の場所まで移動が可能となる。なお、このときの連結部材42a,42bには、資材ガイド部材(122,113)および資材2,3の荷重が掛かる。
その後、フォークリフトFLで任意の場所まで移動させたら爪FCを下すことで、上下に積まれた資材ガイド部材(122,113)と資材3が床面GS1に載置され、さらに爪FCを下すことで載置部(12)に資材2が載置される。
本実施形態に資材載置構造320によれば、第1の実施形態で述べた効果以外に、次のような効果を奏する。
(g)本実施形態の台車用治具222は、一対の資材ガイド部材122が連結部材42a,42bで連結されている。この構成によれば、資材2を載置した台車用治具222(または、運搬台車60上に積み重ねた台車用治具222,213および資材2,3)をそのままの状態で、フォークリフトFLを使って任意の場所まで移動することができる。また、それとは逆に、床面GS1に置かれた台車用治具(資材を含む)をフォークリフトFLで持ち上げて、運搬台車60上に載置することも可能である。
また、この構成によれば、一対の資材ガイド部材122が連結されていない場合に比べて、部品点数が少ないため、運搬台車60への台車用治具222の設置が容易となる。すなわち、一対の資材ガイド部材122を一つずつ配置する場合に比べて、台車用治具222を迅速に取り付けることができる。
(h)本実施形態では、複数の連結部材42a,42bによって、一対の資材ガイド部材122が連結されている。この構成によれば、一つの連結部材で一対の資材ガイド部材を連結する場合よりも、一対の資材ガイド部材122同士の連結を強固にできる。
(i)また、本実施形態の台車用治具222は、一対の資材ガイド部材122が複数の連結部材42a,42bで連結され、平面視で(Z軸方向から視て)ループ形状となっている。この構成によれば、Z軸方向から視てU字状である台車用治具(例えば、一対のスペーサ部のみ1つまたは複数の連結部材で連結した台車用治具)に比べて、変形し難い台車用治具222を実現できる。また、台車用治具の変形が抑制できれば、スペーサ部22a,22bにパイプ5を挿通させやすくでき、運搬台車60上に台車用治具222を配置しやすくできる。
(j)連結部材が載置部よりも下方に配置されている場合、資材を載せた台車用治具をフォークリフトの爪FCで持ち上げると、連結部材には台車用治具と資材の両方の荷重が掛かってしまう。そのため、載置する資材の荷重が大きいと連結部材が変形する虞がある。一方、本実施形態の台車用治具222では、連結部材42a,42bが載置部12よりも上方に配置されている。この構成によれば、載置部上にあった資材がフォークリフトの爪FCに直接載り(資材の荷重はフォークリフトの爪FCに直接掛かり)、連結部材には台車用治具222自身の荷重のみ(図6では、台車用治具222とその上に積まれた台車用治具213および資材3を合わせた荷重)が掛かる。したがって、この構成により、連結部材42a,42bに掛かる荷重を減らすことができ、連結部材42a,42bの変形を抑制できる。
(k)本実施形態の台車用治具222は、スペーサ部22a,22bの下端に幅広部50を備える。この構成によれば、台車用治具222を床面GS1や載置面S1に載置した際の安定性が高まる。また、この構成によれば、スペーサ部22a,22b(資材ガイド部材122)をスペーサ部21a,21b(資材ガイド部材111)上に積み重ねる際、互いの位置関係が多少ずれたとしても幅広部50が受け皿となる。したがって、資材ガイド部材112を資材ガイド部材111上に安定して積み上げることできる。
なお、本実施形態では、平面形状が長方形の幅広部50の例を示したが、この構成に限定されるものではない。幅広部50の平面形状は、本発明の作用・効果を奏する範囲において適宜変更可能であり、例えば円形や楕円形、多角形等であってもよい。また、本実施形態では、スペーサ部22a,22bの下端に幅広部50が設けられた例を示したが、この構成に限定されるものではない。幅広部は、スペーサ部の上端のみに設けられていてもよく、スペーサ部の両端に設けられていてもよい。但し、台車用治具を載置した際の安定性向上の観点から、幅広部はスペーサ部の下端に設けられていることが好ましい。
本実施形態では、連結部材42a,42bがアングル材である例を示したが、これに限定されるものではない。連結部材42a,42bは、例えばチャンネル材やH形鋼等であってもよい。
《第3の実施形態》
第3の実施形態では、(第2の実施形態で示した連結部材とは異なる)連結部材を備えた台車用治具のバリエーション例を示す。
図7(A)は第3の実施形態に係る台車用治具231の斜視図であり、図7(B)は第3の実施形態に係る別の台車用治具233の斜視図である。図7では、構造を分かりやすくするため、スペーサ部21a,21b,23a,23bをドットパターンで示している。
図7(A)に示す台車用治具231は、連結部材41a,41bを備える点で、第1の実施形態に係る台車用治具211と異なる。台車用治具231の他の構成については、台車用治具211と実質的に同じである。
連結部材41a,41bは、X軸方向に延伸する長尺状の部材であり、一対の資材ガイド部材111同士を連結している。具体的には、連結部材41aはスペーサ部21aの-Y方向側(Y軸方向において載置部11とは反対側)の面に取り付けられている。連結部材41bはスペーサ部21bの+Y方向側(Y軸方向において載置部11とは反対側)の面に取り付けられている。連結部材41a,41bは、例えば鋼製の角形管であり、溶接によりスペーサ部21a,21bに取り付けられている。
図7(B)に示す台車用治具233は、連結部材43a,43bおよび資材ガイド部材133を備える点で、第1の実施形態に係る台車用治具213と異なる。資材ガイド部材133は、突出部70a,70bを備える点で、第1の実施形態に係る資材ガイド部材113と異なる。資材ガイド部材113の他の構成については、資材ガイド部材111と実質的に同じである。
突出部70aは、スペーサ部23aの下方に配置され、-Y方向に延伸する部材である。突出部70bは、スペーサ部23bの下方に配置され、+Y方向に延伸する部材である。突出部70a,70bは例えば鋼製の角形管である。本実施形態に係る突出部70a,70bは、載置部13と一体となった角形管である。
連結部材43a,43bは、X軸方向に延伸する長尺状の部材であり、一対の資材ガイド部材113同士を連結している。連結部材43aは、スペーサ部23aの面のうち、対向する他方の資材ガイド部材133側の面に取り付けられている。
本実施形態で示したように、連結部材の形状は、本発明の作用・効果を奏する範囲において適宜変更が可能であり、例えば丸形管や平板、H形鋼等であってもよい。また、連結部材の取付位置も、本発明の作用・効果を奏する範囲において適宜変更可能である。連結部材は、例えばスペーサ部21a,21bのうちY軸方向において載置部11が位置する側の面に取り付けられていてもよい。但し、その場合、載置部11に載置された資材をフォークリフトの爪で持ち上げる際に、連結部材に引っ掛かる虞があるため、連結部材は載置部11の上方に配置されていない方がよい。さらに、連結部材は載置部11に取り付けられていてもよい。但し、その場合には、連結部材が、フォークリフトの爪に接触して上手く抜けなくなる恐れがあるため、連結部材は載置部に取り付けられていない方がよい。
なお、本実施形態で示したように、資材ガイド部材133は突出部70a,70bを有するため、X軸方向から視て、U字形ではない。つまり、このように資材ガイド部材は、Y軸方向から視て、外形全体がU字形またはH字形になっている必要はなく、一部がU字形またはH字形であればよい(U字形またはH字形を含んだ形状であればよい)。
《第4の実施形態》
第4の実施形態では、パイプ連結部材を備えた資材載置構造の例を示す。
図8は、第4の実施形態に係る資材載置構造340の平面図である。図9(A)は台車連結部材81の正面図であり、図9(B)は台車連結部材81の斜視図である。図10(A)は台車連結部材82の正面図であり、図10(B)は台車連結部材82の斜視図である。
資材載置構造340は、4台の運搬台車61,62,63,64、4つの資材ガイド部材111(2つの台車用治具)、2つの台車連結部材81、および1つの台車連結部材82を備える。図8に示すように、資材載置構造340は、Z軸方向から視て(平面視で)、4台の運搬台車61~64が2行2列(X軸方向に2台、Y軸方向に2台)に並べて配置されている。2行2列に並んだ4台の運搬台車61~64のうち、X軸方向に対向する2辺側(図8における左辺側と右辺側)には、それぞれ資材ガイド部材111が2つずつ配置されている。具体的には、2つの資材ガイド部材111が、図8に示す運搬台車62,63の左辺側と、図8に示す運搬台車61,64の右辺側に配置されている。資材ガイド部材111は、スペーサ部(21a,21b)にパイプ5をそれぞれ挿通させて、運搬台車61~64上に載置される。なお、運搬台車61~64は、例えば、運搬台車60と同じくパイプ台車である。
台車連結部材81は、X軸方向に並べられた2台の運搬台車61,62(または、2台の運搬台車63,64)同士を連結する部材である。図9に示すように、台車連結部材81は、平板7Aと、平板7A上の配置された2つの管8を有する。管8は円筒形の部材である。平板7Aには、管8が配置された部分に対応する位置に、管8の穴と同じ平面形状・サイズの貫通孔が設けられている。平板7Aは例えば鋼製の平板であり、管8は例えば鋼製のパイプ管である。管8は、溶接により平板7Aに取り付けられている。
台車連結部材81は、2行2列に並んだ4台の運搬台車61~64のうち、Y軸軸方向に対向する2辺側(図8における上辺側と下辺側)の中央に、それぞれ配置されている。具体的には、台車連結部材81は、図8に示す運搬台車61,62の上辺側の中央と、図8に示す運搬台車63,64の下辺側の中央に配置されている。台車連結部材81は、異なる運搬台車61,62のパイプ5を2つの管8にそれぞれ挿通することで、運搬台車61,62を連結する。また、台車連結部材81は、異なる運搬台車63,64のパイプ5を2つの管8にそれぞれ挿通することで、運搬台車63,64を連結する。図8に示すように、一方の台車連結部材81は運搬台車61,62に跨って配置されており、他方の台車連結部材81は運搬台車63,64に跨って配置されている。
台車連結部材82は、2行2列に並べられた4つの運搬台車61~64を連結する部材である。台車連結部材82は、平板7Bと、平板7B上の配置された4つの管8を有する。平板7Bには、管8が配置された部分に対応する位置に、管8の穴と同じ平面形状・サイズの貫通孔が設けられている。平板7Bは例えば鋼製の平板であり、管8は溶接により平板7Bに取り付けられている。
台車連結部材82は、2行2列に並んだ4台の運搬台車61~64の中央付近に配置される。台車連結部材82は、異なる運搬台車61~64のパイプ5を4つの管8にそれぞれ挿通することで、運搬台車61~64を連結する。図8に示すように、台車連結部材82は運搬台車61~64に跨って配置されている。
本実施形態で示したように、台車連結部材81,82を利用して運搬台車61~64を連結してもよい。運搬台車61,64を連結することにより、より長尺な資材4を載置でき、運搬することが可能となる。
なお、本実施形態では、2行2列に並べた運搬台車61~64の中央付近に台車連結部材81,82のみが配置された資材載置構造340の例を示したが、この構成に限定されるものではない。2行2列に並べた運搬台車61~64の中央付近に、台車連結部材81,82以外に、資材ガイド部材を配置してもよい。さらに、連結する運搬台車の数は4台に限らず、2台や3台、5台以上でもよい。
《その他の実施形態》
以上に示した各実施形態では、載置部11~13およびスペーサ部21a,21b,22a,22b,23a,23bが鋼製の角形管である例を示したが、この構成に限定されるものではない。資材ガイド部材(載置部やスペーサ部)の形状は、本発明の作用・効果を奏する範囲において適宜変更可能であり、例えば丸形管であってもよく、アングル材やチャンネル材、H形鋼、C形鋼等でもよい。但し、強度と安定性の面で、資材ガイド部材の形状は角形管または丸形管が好ましい。さらに、資材ガイド部材は、鋼製に限定されるものではなく、剛性を有するのであれば、合成樹脂製やFRP製等であってもよい。
また、以上に示した各実施形態では、一対の資材ガイド部材同士がいずれも同じ形状である例を示したが、この構成に限定されるものではない。一対の資材ガイド部材は対向配置されていて所定の要件(例えば、スペーサ部の高さが同じ、載置部の高さが同じ等)を満たすのであれば、外形等が多少異なっていてもよい。
最後に、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではない。当業者にとって変形および変更が適宜可能である。本考案の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本考案の範囲には、特許請求の範囲内と均等の範囲内での実施形態からの変更が含まれる。
X軸方向 …第1方向
Y軸方向 …第2方向
Z軸方向 …鉛直方向
A1,A2,A3 …(フォークリフトの爪が挿通可能な)空間
FL …フォークリフト
FC …爪
GS1 …床面
S1 …載置面
1,2,3,4 …資材
5 …パイプ
6a,6b …取付部材
7A,7B …平板
8 …管
11,12,13 …載置部
21a,21b,22a,22b,23a,23b …スペーサ部
41a,41b,42a,42b,43a,43b …連結部材
50 …幅広部
60,61,62,63,64 …運搬台車
70a,70b …突出部
81,82 …台車用連結部材
111,112,113,122,133 …資材ガイド部材
211,212,213,222,231,233 …台車用治具
310,320,340 …資材載置構造

Claims (10)

  1. 資材を運搬する運搬台車上に配置される台車用治具であって、
    第1方向に所定の間隔で対向配置される一対の資材ガイド部材を備え、
    前記一対の資材ガイド部材は、
    前記資材を載せる載置部と、
    前記載置部の両端に固定され、前記第1方向に直交する第2方向に配置される2つのスペーサ部と、
    をそれぞれ有し、
    前記2つのスペーサ部は、鉛直方向に延伸し、かつ、前記載置部よりも上方に突出し、
    前記載置部および前記2つのスペーサ部は、前記第1方向から視て、U字形またはH字形であり、
    前記一対の資材ガイド部材の前記載置部に前記資材を載せた状態で、前記資材の下にはフォークリフトの爪が挿通可能な空間ができる、台車用治具。
  2. 前記第1方向に延伸し、前記一対の資材ガイド部を連結する連結部材をさらに備える、請求項1に記載の台車用治具。
  3. 前記連結部材の数は複数であり、
    複数の前記連結部材は、前記一対の資材ガイド部のスペーサ部同士をそれぞれ連結する、請求項2に記載の台車用治具。
  4. 前記連結部材は、前記載置部よりも上方に配置される、請求項2または3に記載の台車用治具。
  5. 前記2つのスペーサ部は、下端に相対的に面積の大きな幅広部を有する、請求項1から4のいずれかに記載の台車用治具。
  6. 前記2つのスペーサ部は、角形管または丸形管である、請求項1から5のいずれかに記載の台車用治具。
  7. 資材を運搬する運搬台車と、前記運搬台車上に配置される台車用治具とを備える、資材載置構造であって、
    前記台車用治具は、
    第1方向に所定の間隔で対向配置される一対の資材ガイド部材を備え、
    前記一対の資材ガイド部材は、
    載置部と、
    前記載置部の両端に固定され、前記第1方向に直交する第2方向に配置される2つのスペーサ部と、
    をそれぞれ有し、
    前記2つのスペーサ部は、鉛直方向に延伸し、かつ、前記載置部よりも上方に突出し、
    前記載置部および前記2つのスペーサ部は、前記第1方向から視て、U字形またはH字形であり、
    前記一対の資材ガイド部材の前記載置部に前記資材を載せた状態で、前記資材の下にはフォークリフトの爪が挿通可能な空間ができる、資材載置構造。
  8. 前記運搬台車は、鉛直方向に延伸する複数のパイプを有するパイプ台車であり、
    前記2つのスペーサ部は、角形管または丸形管であり、
    前記台車用治具は、前記資材ガイド部材の前記2つのスペーサ部に前記複数のパイプを挿通して、前記運搬台車上に配置される、請求項7に記載の資材載置構造。
  9. 前記台車用治具の数は複数であり、
    複数の前記台車用治具は、鉛直方向に積み重ねることで、前記資材を多段で載置することを可能とした、請求項7または8に記載の資材載置構造。
  10. 前記複数の台車用治具は、それぞれの前記2つのスペーサ部の鉛直方向の高さが異なった台車用治具を含む、請求項9に記載の資材載置構造。
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