JPH0821638B2 - 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法

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JPH0821638B2
JPH0821638B2 JP1325395A JP32539589A JPH0821638B2 JP H0821638 B2 JPH0821638 B2 JP H0821638B2 JP 1325395 A JP1325395 A JP 1325395A JP 32539589 A JP32539589 A JP 32539589A JP H0821638 B2 JPH0821638 B2 JP H0821638B2
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    • H10B41/30Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the memory core region
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は不揮発性半導体記憶装置およびその製造に
係わり、特に上記装置が浮遊ゲート電極と、制御ゲート
電極とにより構成される記憶トランジスタを有する不揮
発性半導体記憶装置およびその製造方法に関する。
(従来の技術) 記憶情報の書き替えが可能な不揮発性半導体記憶装置
として、EPROM、E2PROMが良く知られている。
EPROM、E2PROMは、そのメモリセル部に電気的に浮遊
状態にある浮遊ゲート電極と、ワード線として機能する
制御ゲート電極とにより構成される記憶トランジスタを
持っている。記憶情報は、上記浮遊ゲート電極の帯電状
態によって決定され、記憶トランジスタの導通、非導通
をもって、“1"、“0"の記憶情報に置き換える。
ところで、浮遊ゲート電極および制御ゲート電極の形
成方法は、まず、第1ゲート絶縁膜上に、第1層ポリシ
リコン層を堆積形成し、これに、浮遊ゲート電極を各メ
モリセル毎に分離するセルスリットを開孔する。次い
で、第2ゲート絶縁膜を形成し、第2層ポリシリコン層
を堆積形成する。次いで、第2層ポリシリコン層を、ホ
トレジストを用いてワード線形状にパターニングすると
ともに、このワード線形状のホトレジストを用いて、自
己整合的に第1層ポリシリコン層をエッチングし、各メ
モリセル毎に分離された浮遊ゲート電極を形成する(EP
ROMの従来例)。
以上のように、浮遊ゲート電極の形成を、ワード線に
対して自己整合的に形成する方法が、従来一般的となっ
ている。
また、ワード線は、各メモリセルで、制御ゲート電極
を兼ねている。
さて、ワード線に対して自己整合的に浮遊ゲート電極
を形成した工程での平面図、断面図をそれぞれ第25図お
よび第26図に示す。第26図は、第25図中のM-M′線に沿
う断面図である。
第25図および第26図に示すように、基板1表面には、
フィールド酸化膜2が形成されている。図中の3はソー
ス領域で、4はドレイン領域である。これらの領域の間
には、第1ゲート絶縁膜5を介して浮遊ゲート電極6が
形成されている。この浮遊ゲート電極6は、各メモリセ
ル毎でそれぞれ分割して形成されている。浮遊ゲート電
極6上には、第2ゲート絶縁膜7を介してワード線8が
形成されている。このワード線8は、チャネル幅方向に
隣接する各メモリセルに延在している。そして、各メモ
リセルで、制御ゲート電極として機能する。9は、ドレ
イン領域に対するコンタクト孔領域である。
さて、この従来構造における欠点を、以下に説明す
る。
まず、第1の欠点として、上記従来構造であると、制
御ゲート電極(ワード線)8と、浮遊ゲート電極6との
間に存在する第2ゲート絶縁膜の7の耐圧が低くなるこ
とが挙げられる。
これは、第1層ポリシリコンによる浮遊ゲート電極6
を形成するために、セルスリット10を開孔する。そし
て、セルスリット10を持ったまま、第2ゲート絶縁膜7
を形成する点に問題がある。
つまり、セルスリット10を持ったまま酸化を行なう
と、第25図中の円11内に示す角部では、ポリシリコンの
酸化レートが平面部に比べて低くいため、ここでは、膜
厚の薄い第2ゲート絶縁膜7が形成されてしまう。
また、これとともに浮遊ゲート電極6にとっても角で
あり、この角には電界が集中しやすい。
以上の2点が相乗効果となって、第2ゲート絶縁膜7
の耐圧低下を招いている。特に浮遊ゲート電極6の角に
おける電界集中の点は、これに対向して制御ゲート電極
8が存在していることから、想像もしない程の著しい耐
圧の低下を引き起こす。
一旦、第2ゲート絶縁膜7が破壊されれば、制御ゲー
ト電極8と、浮遊ゲート電極6とが導通状態となり、制
御ゲート電極6の電位が直接、第1ゲート絶縁膜5にか
かる。
このことは、第1ゲート絶縁膜5の膜厚によって受け
るダメージが異なるが、第1ゲート絶縁膜5に膜厚が、
例えば100Å以下であるトンネル絶縁膜を持っているE2P
ROMでは、このトンネル絶縁膜が受ける上記ダメージは
大きい。
E2PROMの場合で、第2ゲート絶縁膜の破壊が起こる
と、制御ゲート電極にかかる電圧(例えば20V程度)
が、ほぼ直接トンネル絶縁膜にかかる。このため、トン
ネル絶縁膜も破壊されてしまう。この結果、制御ゲート
電極(ワード線)と、基板とが短絡する。ここまでくる
と、第2ゲート絶縁膜破壊による1ビットの不具合だけ
ではおさまらず、1本のワード線、例えば8ビット分、
すなわち1バイト分は、書き込みも消去もできなくなっ
てしまう。
このように、特に浮遊ゲート電極と、制御ゲート電極
とからなる記憶トランジスタをメモリセルに内蔵する不
揮発性半導体記憶装置では、たった1つの不良から多大
な不良に繋がっていく可能性があり、個々のエレメント
は非常に厳しいものを必要とする。
次に、第2の欠点として、第1層ポリシリコン層にセ
ルスリット10を形成するというプロセス上の問題があ
る。
この問題となるプロセスは、第1層ポリシリコン層に
対してセルスリット10をエッチング開孔する。そして、
第2層ポリシリコン層を堆積してから、第2層ポリシリ
コン層、第1層ポリシリコン層を同時にエッチングして
ワード線と、浮遊ゲート電極とをパターン形成する点で
ある。
このようなプロセスであると、セルスリット10をエッ
チング開孔した部分には、第1層ポリシリコン層が残っ
ていない。そして、セルスリット10をエッチング開孔し
た領域で、かつワード線8が通過しない領域において
は、フィールド酸化膜2の局所的な膜減りが発生する。
この膜減りした領域を図中の12に示す。
つまり、この膜減り領域12では、第2ゲート絶縁膜7
と、浮遊ゲート電極6(第1層ポリシリコン層)との分
が追加エッチングされることになるから、フィールド酸
化膜2の膜減りが著しく起こるのである。
最悪の場合、この膜減り領域12でのフィールド酸化膜
2の膜厚が、最初に形成した膜厚の1/3程度のものまで
出現している。
このような膜減り領域12の上部に、例えばカラム選択
線のような配線が走っていれば、膜減り領域12の直下で
フィールド反転する恐れがあり、素子間リーク電流の原
因となる。
このフィールド反転、ワード線8と基板1との短絡が
起きた場合でも、やはり1ビット分の不良、あるいはそ
れ以上のロウ方向不良が発生する。
以上挙げた2つの欠点は、両者とも製造工程管理を厳
しくすることで、その場はしのげるかもしれないが、こ
れから先のことを考えると、やはり不揮発性半導体記憶
装置と、その製造方法から根本的な対策を必要とする問
題である。
(発明が解決しようとする課題) この発明は上記ような点に鑑みて為されたもので、そ
の目的は、制御ゲート電極と浮遊ゲート電極との間に存
在する第2ゲート絶縁膜の耐圧を向上できるとともに、
フィールド絶縁膜に局所的な膜減りが発生することもな
い不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法を提供す
ることにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明に係る不揮発性
半導体記憶装置では、半導体基板と、この基板上方にマ
トリクス状に配置された複数の電荷蓄積部と、これら各
電荷蓄積部毎に設けられ、これら電荷蓄積部の上面上に
絶縁層を介して形成された複数の電極層と、これらの電
極層の上方を介してカラム方向に形成されたビット線と
を具備する。そして、ロウ方向に隣接する前記電極層間
上に形成され、前記電極層どうしを互いに、ロウ方向に
接続していくための、前記ビット線と同一の導電層によ
り形成された配線層を、さらに具備することを特徴とし
ている。
また、その製造方法では、半導体基板上に第1の絶縁
層を形成し、この第1の絶縁層上に電荷蓄積部となり得
る物質層を形成し、この物質層上に第2の絶縁層を形成
し、この第2の絶縁層上に第1の導電層を形成し、少な
くとも前記第1の導電層、前記第2の絶縁層および前記
物質層を一括してパターニングし、前記基板上方にマト
リクス状に配置され、前記物質層で成る複数の電荷蓄積
部、および各電荷蓄積部毎に設けられ、前記第1の導電
層で成る複数の電極層を得る。さらに、これら複数の電
極層上に第3の絶縁層を形成し、第3の絶縁層上に第2
の導電層を形成し、この第2の導電層をパターニング
し、前記電極層の上方を介してカラム方向に形成された
ビット線、およびロウ方向に隣接する前記電極層間上に
形成され、前記電極層どうしを互いに、ロウ方向に接続
していくための配線層を形成することを特徴としてい
る。
(作用) 上記構成を有する不揮発性半導体記憶装置であると、
電荷蓄積部の上面上に絶縁層を介して形成された複数の
電極層を持つことで、電荷蓄積部〜制御ゲート間の耐圧
の低下、特に電荷蓄積部の側壁およびその角で発生する
耐圧の低下が抑制され、電荷蓄積部〜制御ゲート間の耐
圧を向上させることができる。
また、各電荷蓄積部毎に電極層を持つ不揮発性半導体
記憶装置では、電極層が分離されてしまうので、これら
電極層をロウ方向に互いに接続していく配線層が必要で
ある。このような配線層を、上記構成を有する不揮発性
半導体記憶装置では、ビット線と同一の導電層により形
成することで、上記の配線層を形成するために必要な導
電層を、新たに形成せずに済ませることができる。
さらに、半導体基板上方にマトリクス状に配置された
電荷蓄積部、およびこれら各電荷蓄積部毎に設けられた
電極層はそれぞれ、少なくとも第1の導電層、第2の絶
縁層および物質層を一括してパターニングして形成する
ことにより、電極層と、電荷蓄積部の側壁およびその角
とが互いに対向する部分をほぼ完全に無くすことができ
るとともに、フィールド絶縁膜に局所的な膜減りが発生
することもない。
(実施例) 以下、図面を参照して、この発明の実施例に係わる不
揮発性半導体記憶装置およびその製造方法について説明
する。
第1図は、この発明の第1の実施例に係わるEPROMの
2ビット分のメモリセル部を示すパターン平面図、第2
図は、第1図中のA-A′線に沿う断面図である。第1
図、第2図において、従来の第25図、第26図と同一部分
については、同一の参照符号を付し、重複する説明は避
ける。
第1図および第2図に示すように、本発明の特徴とし
ては、制御ゲート電極8を、浮遊ゲート電極6と同様
に、各メモリセルで、それぞれ分割した点にある。
第1図および第2図について説明すると、層間絶縁膜
13には、各制御ゲート電極8に通じるコンタクト孔14が
開孔されている。このコンタクト孔14を介して配線15を
配し、これによってワード線方向、すなわちチャネル幅
方向に隣接する制御ゲート電極8を、それぞれ接続して
いる。これによって、制御ゲート電極8が、各メモリセ
ルおのおので分割されたとしても、ワード線方向に隣接
する制御ゲート電極8は、配線15で互いに接続されてい
るのでワード線として機能できる。
なお、図中の16はビット線であり、後述するが上記配
線15と同一の導体層で構成され、同時のパターニングに
よって得られる。9′はビット線16のコンタクト部であ
る。
次に、第3図を参照して、第1の実施例装置の第2ゲ
ート絶縁膜耐圧向上の効果について説明する。
第3図は、制御ゲート印加電圧と、第2ゲート絶縁膜
を流れる微弱な制御ゲート〜浮遊ゲート間電流との相関
図である。
第3図中、曲線aは、従来装置(第25図、第26図参
照)における第2ゲート絶縁膜耐圧特性曲線であり、曲
線bは、本発明装置(第1図、第2図参照)における第
2ゲート絶縁膜耐圧特性曲線である。
第3図に示すように、曲線aと、曲線bとを同一グラ
フ上にプロットしてみると、本発明に係わている曲線b
は、曲線aより下に位置し、従来装置よりも制御ゲート
〜浮遊ゲート間電流が少なくなっていることが分かる。
また、制御ゲート印加電圧が大体12V以上になると、
曲線aと、曲線bとの差が一段と大きくなっている。こ
れは、従来装置では、大きな上記電流が流れだすのだ
が、本発明装置では、上記電流が抑制されることを表し
ている。
以上のように、本発明装置では、第2ゲート絶縁膜の
耐圧が向上する。
では、次に、第1の実施例装置の製造方法について、
第4図(a)ないし第4図(c)を参照して説明する。
第4図(a)ないし第4図(c)は、第2図と同じ部
分の断面を製造工程順に示した断面図である。第1図、
第2図と同一の部分については、同一の符号を付し、重
複する説明は避ける。
まず、第4図(a)に示すように、基板1の表面に、
例えば選択酸化法によってフィールド絶縁膜2を形成す
る。次いで、分離された素子領域表面に、第1ゲート絶
縁膜5を、例えば熱酸化によって形成する。次いで、第
1層ポリシリコン層6を、例えばCVD法によって堆積形
成し、次いで、その表面に、例えば熱酸化によって第2
ゲート絶縁膜7を形成する。次いで、第2層ポリシリコ
ン層8を、例えばCVD法により堆積形成する。
次に、第4図(b)に示すように、全面にホトレジス
ト17を塗布し、これを写真蝕刻法を用いて制御ゲート電
極並びに浮遊ゲート電極形成パターンにパターニングす
る。次いで、パターン形成されたホトレジスト17をマス
クにして、第2層ポリシリコン層8、第2ゲート絶縁膜
7、第1層ポリシリコン層6を順次、RIE法(異方性エ
ッチング)によってエッチングする。次いで、図示され
ないソース/ドレイン拡散層形成領域上の第1ゲート絶
縁膜5をエッチングし、基板1表面を露出する。
次に、第4図(c)に示すように、基板1表面が露出
した部分(図示せず)に、例えば熱酸化法によって再度
ゲート酸化を行なう。このとき、ポリシリコンで構成さ
れた制御ゲート電極8、および浮遊ゲート電極6の表面
に熱酸化膜18が形成される(第2図では省略してい
る)。次いで、層間絶縁膜13を、例えばCVD法によって
堆積形成する。次いで、熱処理を加えた後、全面にホト
レジスト(図示せず)を塗布し、これに対してコンタク
ト孔開孔パターンを、写真蝕刻法によってパターン形成
する。次いで、パターン形成されたホトレジスト(図示
せず)をマスクにして、CDE法(等方性エッチング)、
およびRIE法(異方性エッチング)によってコンタクト
孔14を開孔する。次いで、ホトレジスト(図示せず)を
除去した後、例えばスパッタ法により、第1層アルミニ
ウム膜を形成する。次いで、このアルミニウム膜を、例
えばホトレジスト(図示せず)を用いた写真蝕刻法によ
ってチャネル幅方向に隣接するメモリセルを接続する配
線15、およびビット線16形状にパターニングする。
なお、メモリセルは複数個あり、これらがマトリクス
状に集積形成される。また、配線15はロウ方向に形成さ
れ、ビット線はカラム方向に形成される。
以上の工程をもって第1の実施例装置が製造される。
このような、第1の実施例に係わるEPROMおよびその
製造方法であると、まず、装置では、第3図を参照して
説明したように、第2ゲート絶縁膜7の耐圧が向上す
る。
これは、従来のように第1層ポリシリコン層6にセル
スリットを形成しないため、第1層ポリシリコン層6の
表面が極力平坦な状態にて、第2ゲート絶縁膜7が形成
されること。
また、これとともに、浮遊ゲート電極4と、制御ゲー
ト電極8との間に、電界集中を起こす要因である浮遊ゲ
ート電極6の角と、制御ゲート電極8とが対向する箇所
が存在しないことによる。
さらに、その製造方法では、セルスリットを第1層ポ
リシリコン層6に形成せず、セルスリット開孔と、積層
構造ゲート(制御ゲート8と、浮遊ゲート6)とのパタ
ーニング写真蝕刻工程を一本化している。この結果、フ
ィールド絶縁膜2の局所的な膜減りも起こらない。
これらのことから、第1の実施例装置は高耐圧である
第2ゲート絶縁膜を有し、また、その製造方法では、フ
ィールド絶縁膜の膜減りも起こらず、結果として、特に
ロウ方向不良に強い高信頼性の装置となる。
また、第1の実施例装置の効果として、動作速度の向
上の点が挙げられる。
これは、メモリセル個々で分割された制御ゲート電極
(ポリシリコン)8を、例えばアルミニウムのような抵
抗の小さい物質でチャネル幅方向に接続し、これをワー
ド線とするからである。
さらに、本発明装置にかかる構造をみてみると、第2
層ポリシリコン層8が、フィールド絶縁膜2上に直接接
してまたぐパターンがなくなっている。
これによる効果は、以下のような点である。
従来構造では、第2層ポリシリコン層8が、フィール
ド絶縁膜2上に接して跨いでいたため、フィールド絶縁
膜直下が反転しないように高濃度のフィールド反転防止
用のイオン注入を必要としてしていた。
しかし、本発明装置の構造によれば、上記フィールド
反転防止用のイオン注入の際、従来と同程度のドーズ量
で、従来構造よりも反転耐性を向上できる。例えば、層
間絶縁膜13の膜厚次第では、反転耐性を、例えば倍以上
に上げることも可能である。
また、これだけではなく、反転耐性が従来と同程度で
良ければ、上記イオン注入の際にドーズ量を下げること
もできる。上記ドーズ量を下げれば、例えば基板1中の
欠陥発生を抑制できる等の効果もある。
また、製造方法において、浮遊ゲート電極パターニン
グ写真蝕刻工程と、制御ゲート電極パターニング写真蝕
刻工程とを一本化していることから、従来に比較し、1
回分のパターニング写真蝕刻工程が省略される。よっ
て、製造コストの低減を図れる。
そして、これとともに、製造歩留りの向上も達成でき
る。
次に、第5図および第6図を参照して、第2の実施例
について説明する。
第5図は、この発明の第2の実施例に係わるEPROMの
2ビット分のメモリセル部を示すパターン平面図、第6
図は、第5図中のB-B′線に沿う断面図である。第5
図、第6図において、第1図、第2図と同一部分につい
ては、同一の参照符号を付し、重複する説明は避ける。
第5図および第6図に示すように、第2の実施例装置
の特徴としては、配線15に接続され、ワード線幹線とな
る第2の配線21を付加した点にある。
第5図および第6図について説明すると、層間絶縁膜
13上には、さらに第2の層間絶縁膜19が堆積され、これ
に配線15に通じる第2のコンタクト孔20が開孔されてい
る。この第2のコンタクト孔20を介してチャネル幅方向
に走る第2の配線21が形成されている。
この第2の配線21は、実際の装置では、第5図および
第6図に示すような2ビット分のパターンを、チャネル
幅方向に所定ビット数繰り返している。例えば8ビット
の場合は、第5図および第6図のパターンを、チャネル
幅方向に4回繰り返せば良い。
結果として、第2の配線21は、幹線的なワード線機能
を果たし、これに接続されている各配線15に対して、ワ
ード線電位を分配供給し、配線15は、少なくとも2つの
制御ゲート電極8に上記電位を供給する。
このような第2の実施例に係わる装置であると、第2
の配線21で、少なくとも2つある配線15(図中では1
つ)を、互いにシャント接続している。
これで、第1の実施例装置に比べて、制御ゲート電極
8に対するコンタクトの数が単純に半分になり、シャン
トしたことによる抵抗成分の低下もあって、いっそうの
動作の高速化が期待できる。
では、次に、第7図(a)および第7図(b)を参照
して、第2の実施例装置の製造方法について説明する。
第7図(a)および第7図(b)において、第5図、第
6図と同一の部分については、同一の符号を付し、重複
する説明は避ける。
まず、第7図(a)は、前記第4図(c)と類似する
一工程中の断面図である。
第7図(a)までの工程は、第4図(a)ないし第4
図(c)までの工程とほぼ同じである。
第4図(c)までの工程と異なっている点としては、
第4図(c)では、配線15が各制御ゲート電極8を互い
に接続するパターンであるのに対し、第7図(a)で
は、配線15が少なくとも2ビット分の制御ゲート電極8
を互いに接続するパターンとなっている点である。した
がって、配線15をパターニングするマスクパターンが異
なっている。
次に、第7図(b)に示すように、配線15、ビット線
16をパターニングした後、第2の層間絶縁膜19を堆積形
成し、平坦化する。次いで、全面にホトレジスト(図示
せず)を塗布し、これに対してコンタクト孔開孔パター
ンを、写真蝕刻法によってパターン形成する。次いで、
パターン形成されたホトレジスト(図示せず)をマスク
にして、CDE法(等方性エッチング)、およびRIE法(異
方性エッチング)によって第2のコンタクト孔20を開孔
する。次いで、ホトレジスト(図示せず)を除去した
後、例えばスパッタ法により、第2層アルミニウム膜を
形成する。次いで、このアルミニウム膜を、例えばホト
レジスト(図示せず)を用いた写真蝕刻法によってチャ
ネル幅方向に隣接する配線15を互いに接続する第2の配
線21形状にパターニングする。
以上の工程をもって第2の実施例装置が製造される。
このような第2の実施例に係わるEPROMであると、第
1の実施例で説明した効果に加えて、上述したように、
いっそうの動作の高速化が期待できる。
尚、第1、第2の実施例では、浮遊ゲート電極6、制
御ゲート電極8は、ポリシリコンにて構成されたが、他
の導体で構成されても構わない。例えばポリサイド構造
膜、あるいはシリサイドであってもよい。
また、配線15、第2の配線21は、アルミニウムにて構
成されたが、これらも他の導体で構成されても構わな
い。例えばアルミニウムと、他の金属との合金、あるい
はタングステン等の金属膜であってもよい。
これらのように、浮遊ゲート電極、制御ゲート電極、
および配線を構成する材料を変えても、発明の効果を阻
害するようなことはなく、本発明の主旨を逸脱する範囲
ではない。
次に、第8図ないし第10図を参照して、第3図の実施
例について説明する。
第8図は、この発明の第3の実施例にかかるE2PROMの
2ビット分のメモリセル部を示すパターン平面図、第9
図は、第8図中のC-C′線に沿う断面図、第10図は、第
8図中のD-D′線に沿う断面図である。第8図ないし第1
0図において、第1図、第2図と同一の部分について
は、同一の参照符号を付し、重複する説明は避ける。
第8図ないし第10図に示すように、この第3の実施例
装置の特徴は、第1の実施例で説明した装置構造を、E2
PROMに応用した点である。
第8図ないし第10図について説明すると、E2PROMで
は、その機能上、浮遊ゲート電極6下の一部に第1ゲー
ト絶縁膜5よりも膜厚が薄いトンネル絶縁膜22が設けら
れている。
さらに、浮遊ゲート電極6、制御ゲート電極8からな
る記憶トランジスタの他に、選択トランジスタを有して
いる。
選択トランジスタは、記憶トランジスタ(浮遊ゲート
電極6と制御ゲート電極8とから成る)のドレイン領域
4側に存在している。
実施例では、第8図に示すように、第1ゲート絶縁膜
23上に形成された第1選択ゲート電極24と、この第1選
択ゲート電極24上に、第2ゲート絶縁膜25を介して形成
された第2選択ゲート電極26を持つ、いわゆる積層選択
ゲート構造を持った選択トランジスタとなっている。
図中の4′は、記憶トランジスタと、選択トランジス
タとを接続する基板1と反対導電型の拡散層である。
尚、トンネル絶縁膜22下の領域も、基板1と反対導電
型の拡散層である(図示せず)。
このように、E2PROMに、第1の実施例で説明した構造
を応用してもよい。
この場合でも、特に記憶トランジスタの箇所におい
て、第1の実施例で説明した効果と同様な効果があるこ
とはもちろんである。
第3の実施例装置の製造方法は、第1の実施例装置と
同様な方法で、第1ゲート絶縁膜5を形成した後、トン
ネル絶縁膜形成領域部のみ、第1ゲート絶縁膜5を選択
的に除去する。次いで、第1ゲート絶縁膜5が除去され
た箇所に、トンネル絶縁膜22を、例えば熱酸化により形
成する。
この後は、第4図(a)ないし第4図(c)に説明し
た第1の実施例装置の製造方法と、ほぼ同様な工程で製
造できる。
ただし、第2層ポリシリコン層を堆積形成した後、引
き続いて行なわれる写真蝕刻工程の際、制御ゲート電極
8のパターンに加えて、第2選択ゲート電極26のパター
ンを付加することは必要である。
次に、第11図ないし第14図を参照して、第4の実施例
について説明する。
第11図は、この発明の第4の実施例にかかるE2PROMの
2ビット分のメモリセル部を示すパターン平面図、第12
図は、第11図中のE-E′線に沿う断面図、第13図は、第1
1図中のF-F′線に沿う断面図、第14図は、第13図に示す
断面の、選択ゲート端部の断面図である。第5図、第6
図、および第8図ないし第10図と同一の部分について
は、同一の参照符号を付し、重複する説明は避ける。
第11図ないし第14図に示すように、この第4の実施例
装置の特徴は、第2の実施例で説明した装置構造を、E2
PROMに応用した点である。
第11図ないし第14図について説明すると、選択トラン
ジスタ(第11図中F-F′線付近)の第1、第2選択ゲー
ト電極24および26上には、第2層アルミニウム膜で構成
された第3の配線27が形成されている。この第3の配線
27は、第14図に示すように、選択ゲート線の端部で、第
1選択ゲート電極24および第2選択ゲート電極26に接続
されている。
なお、第1の選択ゲート電極24および第2選択ゲート
電極26と、第3の配線27との接続は、上記端部のみでな
く、もちろんその他の箇所にて上記接続を行なっても良
い。例えば、1バイト毎に上記接続を行なっても良い。
この接続関係は、第14図に示すように、第2層ポリシ
リコン層(第2選択ゲート電極)26が選択的に剥離され
た部分28が存在し、ここには、層間絶縁膜13に、第1層
ポリシリコン層(第1選択ゲート電極)24に通じるコン
タクト孔29が開孔されている。このコンタクト孔29内に
は、第1層アルミニウム膜にて構成されたコンタクト電
極30が形成され、第1層ポリシリコン層24と、第2層ポ
リシリコン層26とを接続している。
さらに第2の層間絶縁膜19には、コンタクト電極30に
通じるコンタクト孔31が開孔され、ここを介して、第3
の配線が、コンタクト電極30に接続されている。
結果として、第3の配線27は、選択ゲート線のバイパ
ス線機能を果たす。
このような第4の実施例に係わる装置であると、第2
の実施例で説明した効果があることはもちろんのこと、
さらに加えて、抵抗値が比較的小さいアルミニウムで構
成された第3の配線27が、選択ゲート電極24および26に
シャント接続されているので、選択ゲート線において
も、動作速度の向上が期待できる。
また、第4の実施例装置の製造方法は、第3の実施例
装置と同様の方法で、トンネル絶縁膜22を形成してか
ら、第1の実施例装置と同様の方法で、第1層ポリシリ
コン層6、24、第2ゲート絶縁膜7、25、第2層ポリシ
リコン層8、26を形成する。
次いで、第3の実施例と同様、選択ゲートパターンを
付加したパターン(第2層ポリシリコン層26パターン)
で写真蝕刻工程を行なう。
次いで、第2層ポリシリコン層8、26を、選択ゲート
線の端部のみ、選択的に剥離する(この部分は第14図
中、28に図示されている)。
次いで、ポリシリコン層25、26にコンタクト開孔を行
った後、第2の実施例同様、第1層アルミニウム膜を形
成し、引き続いて、これを配線15、ビット線16、加えて
コンタクト電極30パターンに、パターン形成する。次い
で、第2の層間絶縁膜19を堆積形成し、平坦化した後、
これにコンタクト孔開孔を行なってから、第2層アルミ
ニウム膜を形成する。次いで、この第2層アルミニウム
膜を、第2の配線21、第3の配線27パターンにパターン
形成する。
以上のような製造方法によって、第4の実施例装置が
製造できる。
次に、第15図および第16図を参照して、第5の実施例
について説明する。
第15図は、この発明の第5の実施例にかかるEPROMの
2ビット分のメモリセル部を示すパターン平面図、第16
図は、第15図中のG-G′線に沿う断面図である。第15図
および第16図において、第1図、第2図と同一の部分に
ついては、同一の参照符号を付し、重複する説明は避け
る。
第15図および第16図に示すように、この第5の実施例
装置の特徴は、第1の実施例で説明したEPROMを、2バ
ス方式にした点である。
第15図および第16図について説明すると、ドレイン領
域4には、コンタクト孔91′を介してドレイン配線(ビ
ット線)161が接続されている。
一方、ソース領域3にも、同様にコンタクト孔92′を
介してソース配線162が接続されている。
このように、2バス方式のEPROMに本発明を適用して
もよい。
また、ドレイン配線161およびソース配線162は、配線
15を構成するアルミニウム膜と、同一の膜で形成でき
る。
次に、第17図および第18図を参照して、第6の実施例
について説明する。
第17図は、この発明の第6の実施例にかかるEPROMの
2ビット分のメモリセル部を示すパターン平面図、第18
図は、第15図中のH-H′線に沿う断面図である。第17図
および第18図において、第5図、第6図、第15図、およ
び第16図と同一の部分については、同一の参照符号を付
し、重複する説明は避ける。
第17図および第18図に示すように、この第6の実施例
装置の特徴は、第2の実施例で説明したEPROMを、2バ
ス方式にした点である。
このようにしても、もちろん良い。
次に、第19図ないし第21図を参照して、第7の実施例
について説明する。
第19図は、この発明の第7の実施例にかかるE2PROMの
2ビット分のメモリセル部を示すパターン平面図、第20
図は、第19図中のI-I′線に沿う断面図、第21図は、第1
9図中のJ-J′線に沿う断面図である。第8図〜第10図、
第15図、および第16図と同一の部分については、同一の
参照符号を付し、重複する説明は避ける。
第19図ないし第21図に示すように、この第7の実施例
装置の特徴は、第3の実施例で説明したE2PROMを、2バ
ス方式した点である。
また、同実施例では、さらに、読み出しトランジスタ
を有している。
第19図ないし第21図について説明すると、読み出しト
ランジスタは、記憶トランジスタ(浮遊ゲート電極6と
制御ゲート電極8とから成る)のソース領域3側に存在
している。
実施例では、この読み出しトランジスタも、積層ゲー
ト構造をもっている。
この積層ゲート構造は、特に第21図に示すように、第
1層ポリシリコン層からなる第1の読み出しゲート電極
32と、この上に絶縁膜を介して形成された第2層ポリシ
リコン層からなる第2の読み出しゲート電極33とにより
構成されている。
図中の3′は、記憶トランジスタ、と読み出しトラン
ジスタとを接続する基板1と反対導電型の拡散層であ
る。
尚、トンネル絶縁膜22の下の領域も、基板1と反対導
電型の拡散層である(図示せず)。
このようにしても、もちろん良い。
次に、第22図ないし第24図を参照して、第8の実施例
について説明する。
第22図は、この発明の第8の実施例にかかるE2PROMの
2ビット分のメモリセル部を示すパターン平面図、第23
図は、第22図中のK-K′線に沿う断面図、第24図は、第2
2図中のL-L′線に沿う断面図である。第11図〜第13図、
第17図、および第18図と同一の部分については、同一の
参照符号を付し、重複する説明は避ける。
第22図ないし第24図に示すように、この第8の実施例
装置の特徴は、第4の実施例で説明したE2PROMを、2バ
ス方式にした点である。
また、同実施例では、さらに、読み出しトランジスタ
を有している。
第22図ないし第24図について説明すると、読み出しト
ランジスタ(図中32,33の部分)の上には、第2層アル
ミニウム膜で構成された第4の配線34が形成されてい
る。この第4の配線34は、読み出しゲート線の端部で、
第1読み出しゲート電極32、第2読み出しゲート電極33
に接続されている。
なお、第1の読み出しゲート電極32および第2の読み
出しゲート電極33と、第4の配線34との接続は、上記端
部のみでなく、その他の箇所にて上記接続を行なって
も、もちろん良い。例えば、1バイト毎に上記接続を行
なっても良い。
この接続方法は、第4の実施例で説明した第3の配線
27と、第1選択ゲート電極24および第2選択ゲート電極
26との接続方法と、同じ方法でよい。
このように第8の実施例では、第4の実施例での効
果、および2バス方式の効果に加えて、抵抗値が比較的
小さいアルミニウムで構成された第4の配線34が、読み
出しゲート電極32、33にシャント接続されているので、
読み出しゲート線における動作速度の向上が期待でき
る。
尚、第3ないし第8の実施例でも、第1、第2の実施
例同様、各種ゲート電極の構成材料、および各種配線の
構成材料を変えても、発明の効果を阻害するようなこと
はないことはもちろんである。
さらに、第1ないし第8の実施例において、例えば制
御ゲート電極等に通じるように開孔される各種コンタク
ト孔は、素子の設計要求に応じて、その形状、および開
孔位置は種々変更が可能である。同様に、各種配線のパ
ターンも種々変更が可能である。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、制御ゲート
電極と浮遊ゲート電極との間に存在する第2ゲート絶縁
膜の耐圧を向上できるとともに、フィールド絶縁膜に局
所的な膜減りが発生することもない不揮発性半導体記憶
装置およびその製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に係わるEPROMのパター
ン平面図、第2図は第1図中のA-A′線に沿う断面図、
第3図は、本発明装置と従来装置とにおける制御ゲート
印加電圧と制御ゲート〜浮遊ゲート間電流との相関図、
第4図(a)ないし第4図(c)は第1の実施例装置を
製造工程順に示した断面図、第5図は第2の実施例に係
わるEPROMのパターン平面図、第6図は第5図中のB-B′
線に沿う断面図、第7図(a)および第7図(b)は第
2の実施例装置を製造工程順に示した断面図、第8図は
第3の実施例に係わるE2PROMのパターン平面図、第9図
は第8図中のC-C′線に沿う断面図、第10図は第8図中
のD-D′線に沿う断面図、第11図は第4の実施例に係わ
るE2PROMのパターン平面図、第12図は第11図中のE-E′
線に沿う断面図、第13図は第11図中のF-F′線に沿う断
面図、第14図は第13図における断面の選択ゲート端部の
断面図、第15図は第5の実施例に係わるEPROMのパター
ン平面図、第16図は第15図中のG-G′線に沿う断面図、
第17図は第6の実施例に係わるEPROMのパターン平面
図、第18図は第17図中のH-H′線に沿う断面図、第19図
は第7の実施例に係わるE2PROMのパターン平面図、第20
図は第19図中のI-I′線に沿う断面図、第21図は第19図
中のJ-J′線に沿う断面図、第22図は第8の実施例に係
わるE2PROMのパターン平面図、第23図は第22図中のK-
K′線に沿う断面図、第24図は第22図中のL-L′線に沿う
断面図、第25図は従来装置の一製造工程中における平面
図、第26図は第25図のM-M′線に沿う断面図である。 1……半導体基板、3……ソース領域、4……ドレイン
領域、5……第1ゲート絶縁膜、6……浮遊ゲート電
極、7……第2ゲート絶縁膜、8……制御ゲート電極、
13……層間絶縁膜、14……コンタクト孔、15……配線、
21……第2の配線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/792

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板と、 前記基板上方にマトリクス状に配置された複数の電荷蓄
    積部と、 前記各電荷蓄積部毎に設けられ、これら電荷蓄積部の上
    面上に絶縁層を介して形成された複数の電極層と、 前記電極層の上方を介してカラム方向に形成されたビッ
    ト線と、 ロウ方向に隣接する前記電極層間上に形成され、前記電
    極層どうしを互いに、ロウ方向に接続していくための、
    前記ビット線と同一の導電層により形成された配線層と を具備することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】前記ビット線および前記配線層よりも上方
    の層に形成され、前記配線層に接続されて、ワード線と
    して機能する第2の配線層を、さらに具備することを特
    徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】半導体基板上に第1の絶縁層を形成する工
    程と、 前記第1の絶縁層上に電荷蓄積部となり得る物質層を形
    成する工程と、 前記物質層上に第2の絶縁層を形成する工程と、 前記第2の絶縁層上に第1の導電層を形成する工程と、 少なくとも前記第1の導電層、前記第2の絶縁層および
    前記物質層を一括してパターニングし、前記基板上方に
    マトリクス状に配置され、前記物質層で成る複数の電荷
    蓄積部、および各電荷蓄積部毎に設けられ、前記第1の
    導電層で成る複数の電極層を得る工程と、 前記複数の電極層上に第3の絶縁層を形成する工程と、 前記第3の絶縁層上に、第2の導電層を形成する工程
    と、 前記第2の導電層をパターニングし、前記電極層の上方
    を介してカラム方向に形成されたビット線、およびロウ
    方向に隣接する前記電極層間上に形成され、前記電極層
    どうしを互いに、ロウ方向に接続していくための配線層
    を形成する工程と を具備することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の
    製造方法。
  4. 【請求項4】前記ビット線および前記配線層上に第4の
    絶縁層を形成し、この第4の絶縁層上に、前記配線層に
    接続され、ワード線として機能する第2の配線層を形成
    する工程をさらに具備することを特徴とする請求項3に
    記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
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