JPH10173157A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH10173157A
JPH10173157A JP8327075A JP32707596A JPH10173157A JP H10173157 A JPH10173157 A JP H10173157A JP 8327075 A JP8327075 A JP 8327075A JP 32707596 A JP32707596 A JP 32707596A JP H10173157 A JPH10173157 A JP H10173157A
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JP
Japan
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semiconductor
gate electrode
semiconductor region
word line
layer
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Application number
JP8327075A
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English (en)
Inventor
Masataka Takebuchi
政孝 竹渕
Seiichi Mori
誠一 森
Yoshiharu Hirata
義治 平田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices

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  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、RIE時のチャージング・ダメージ
によるゲート絶縁膜の破壊を防止することを特徴とす
る。 【解決手段】P型の半導体基板21にはN型の拡散層2
7が形成されている。メモリセルMCの制御ゲート電極
26は第1層目のメタル配線28に接続されており、こ
のメタル配線28は拡散層27に接続されている。ま
た、第1層目のメタル配線28は、開口部32(ビア・
ホール)を介して第2層目のメタル配線31に接続され
ている。第2層目のメタル配線31は行デコーダの出力
に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は多層メタル配線構
造を有する半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】浮遊ゲート電極及び制御ゲート電極が積
層された2重ゲート構造のトランジスタ素子をメモリセ
ルとして有する不揮発性半導体記憶装置では、制御ゲー
ト電極がワード線となり、メモリセルアレイの行を選択
する。通常、多結晶シリコンによって構成されているワ
ード線の一端はメモリセルが存在していない箇所で切れ
ており、他端は行デコーダの出力に接続されている。2
層のメタル配線構造を採用した不揮発性半導体記憶装置
において、行デコーダの出力に接続される側のメモリセ
ル領域から外れた箇所では、上記ワード線に対し、コン
タクト・ホールを介して第1層のメタル配線が接続され
ており、さらにこの第1層のメタル配線に対して、ビア
(VIA)・ホールを介して第2層のメタル配線が接続
され、この第2層のメタル配線が行デコーダの出力に接
続されている。
【0003】ところで、上記第1及び第2層のメタル配
線は、それぞれ下部に位置する層間絶縁膜に対しRIE
(反応性イオンエッチング)によって開口部を形成した
後、全面にメタルを堆積した後にパターン形成される。
【0004】図10は第1層のメタル配線を形成した後
にこのメタル配線上に層間絶縁膜を形成し、この層間絶
縁膜に対して開口部(ビア・ホール)をRIEによって
形成する際の製造工程時の断面図を示している。図にお
いて、61は第1層のメタル配線、62はこのメタル配
線61上に設けられた層間絶縁膜、63はこの層間絶縁
膜62に対しRIE工程によって形成される開口部(ビ
ア・ホール)、64はエッチング用のマスク層である。
なお、上記第1層のメタル配線61はメモリセルのワー
ド線として使用されており、このメタル配線61に制御
ゲート電極が接続されたメモリセルMCのシンボルを合
わせて示した。
【0005】上記RIE工程において上記層間絶縁膜6
2をエッチングして開口部63を形成する際に、プラズ
マの揺らぎにより、第1層のメタル配線61が帯電す
る。この第1層のメタル配線61はメモリセルMCの制
御ゲート電極に接続されているので、メモリセルの制御
ゲート電極には高電圧が印加されることになる。
【0006】上記RIE工程の際、通常、メモリセルM
Cのバックゲート(基板)は一定電位、例えば接地電位
に固定されているので、制御ゲート電極に高電圧が印加
されることにより、制御ゲート電極と浮遊ゲート電極と
の間に存在する容量及び浮遊ゲート電極と基板との間に
存在する容量との容量分割によって、浮遊ゲート電極と
基板との間にもある程度の高電圧が印加されることにな
る。通常、制御ゲート電極と浮遊ゲート電極との間に存
在するゲート絶縁膜に比べて、浮遊ゲート電極と基板と
の間に存在するゲート絶縁膜の膜厚が薄いため、上記の
高電圧が印加されることによって、浮遊ゲート電極と基
板との間のゲート絶縁膜が破壊する恐れがある。その原
因は、上記ビア・ホール開口時のプラズマの揺らぎに伴
うチャージング・ダメージであると想像される。
【0007】不揮発性半導体記憶装置において、将来的
にはスケーリング則によってゲート絶縁膜はさらに薄膜
化される傾向にあり、かつエッチングの際のプラズマ密
度はさらに増す傾向にあるため、上記のような問題はよ
り顕著となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
では多層メタル配線相互を接続するための開口部をRI
E工程によって形成する際に、RIE工程時のチャージ
ング・ダメージにより、下層のメタル配線が帯電し、こ
の下層のメタル配線にゲート電極が接続されたトランジ
スタ素子にゲート絶縁破壊が発生するという問題があ
る。
【0009】この発明は上記のような事情を考慮してな
されたものであり、その目的はRIE工程時のチャージ
ング・ダメージによるゲート絶縁膜の破壊を防止するこ
とができる半導体装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体装置
は、第1導電型の第1半導体領域と、上記第1半導体領
域内に形成された第2導電型の拡散層をソース及びドレ
イン領域とし、これらソース及びドレイン領域相互間の
チャネル領域上に絶縁膜を介してゲート電極が設けられ
たトランジスタ素子と、上記ゲート電極よりも上層の導
電体層で構成され、上記ゲート電極と電気的に接続さ
れ、かつそれぞれが開口部を介して互いに電気的に接続
された少なくとも2層の配線と、上記少なくとも2層の
配線と上記ゲート電極との間の接続経路の任意の箇所を
上記第1半導体領域に電気的に接続する接続手段とを具
備している。
【0011】この発明の半導体記憶装置は、第1導電型
の第1半導体領域と、上記第1半導体領域内に形成され
た第2導電型の拡散層をソース及びドレイン領域とし、
これらソース及びドレイン領域相互間のチャネル領域上
に絶縁膜を介してゲート電極が設けられた複数のトラン
ジスタ素子がメモリセルとして行列状に配列され、同一
行に配列されたメモリセルのゲート電極が共通に接続さ
れてワード線となるメモリセルアレイと、上記ワード線
よりも上層の導電体層で構成され、上記ワード線と電気
的に接続され、かつそれぞれが開口部を介して互いに電
気的に接続された少なくとも2層の配線と、上記少なく
とも2層の配線と上記ワード線との間の接続経路の任意
の箇所を上記第1半導体領域に電気的に接続する接続手
段とを具備している。
【0012】この発明の不揮発性半導体記憶装置は、第
1導電型の第1半導体領域と、上記第1半導体領域内に
形成された第2導電型の拡散層をソース及びドレイン領
域とし、これらソース及びドレイン領域相互間のチャネ
ル領域上に第1絶縁膜を介して浮遊ゲート電極が設けら
れ、かつこの浮遊ゲート電極上に第2絶縁膜を介して制
御ゲート電極が設けられた複数のトランジスタ素子がメ
モリセルとして行列状に配列され、同一行に配列された
メモリセルの制御ゲート電極が共通に接続されてワード
線となるメモリセルアレイと、上記ワード線よりも上層
の導電体層で構成され、上記ワード線と電気的に接続さ
れ、かつそれぞれが開口部を介して互いに電気的に接続
された少なくとも2層の配線と、上記少なくとも2層の
配線と上記ワード線との間の接続経路の任意の箇所を上
記第1半導体領域に電気的に接続する接続手段とを具備
している。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明を
実施の形態により説明する。図1はこの発明を不揮発性
半導体記憶装置に実施した場合のメモリセルアレイ付近
の構成を示すブロック図である。メモリセルアレイ11
中には複数のメモリセルMCが行列状に配列されてい
る。これら各メモリセルMCはそれぞれ、浮遊ゲート電
極及び制御ゲート電極が積層された2重ゲート構造のト
ランジスタ素子を用いて構成されている。そして、メモ
リセルアレイ11の行方向(図中の横方向)に配列され
た複数個のメモリセルMCの制御ゲート電極がワード線
WLとなり、このワード線WLに行デコーダ12からの
出力が与えられることによってメモリセルアレイ11の
行が選択される。
【0014】他方、メモリセルアレイ11の列方向(図
中の縦方向)に配列された複数個のメモリセルMCのド
レインはビット線BLに共通に接続されており、データ
の読み出し時及び書き込み時にはこれら各ビット線BL
を介して読み出し/書き込み信号が各メモリセルMCと
の間でやり取りされる。
【0015】なお、各メモリセルMCのソースには、図
示していないが、通常は接地電位が与えられている。図
2はこの発明の第1の実施の形態を示しており、上記図
1の不揮発性半導体記憶装置における1行分のメモリセ
ルMCと、これらメモリセルMCに共通に接続された制
御ゲート電極(ワード線WL)を示しており、図2
(a)は断面図、図2(b)は等価回路図である。
【0016】例えばP型の導電型を有する半導体基板2
1上には素子分離用のフィールド絶縁膜22が形成され
ており、これらのフィールド絶縁膜22によって囲まれ
た各素子領域には前記各メモリセルMCの第1ゲート絶
縁膜23、多結晶シリコンによって構成された浮遊ゲー
ト電極24、第2ゲート絶縁膜25及び多結晶シリコン
によって構成された制御ゲート電極26(ワード線W
L)が積層されている。上記第1ゲート絶縁膜23の膜
厚は例えば10〜15nmであり、第2ゲート絶縁膜2
5の膜厚は例えば20〜25nmである。
【0017】なお、上記各素子領域にはそれぞれ、図示
しないが、基板とは逆導電型、すなわちN型の導電型を
有する拡散層からなるソース、ドレイン領域が形成され
ており、このソース、ドレイン領域相互間のチャネル領
域上に上記各浮遊ゲート電極24が位置している。
【0018】上記制御ゲート電極26(ワード線WL)
は、複数のメモリセルMCに渡って延長されており、そ
の一端はメモリセルが存在していない箇所で切れてい
る。また、上記制御ゲート電極26(ワード線WL)の
他端側に位置する素子領域には、基板とは逆導電型、す
なわちN型の導電型を有する拡散層27が形成されてい
る。そして、上記制御ゲート電極26(ワード線WL)
よりも上層には、第1層のメタル層、例えばアルミニウ
ム層によって構成された第1層目のメタル配線28が形
成されている。このメタル配線28は開口部(コンタク
トホール)29を介して上記制御ゲート電極26(ワー
ド線WL)の他端と電気的に接続されている共に、開口
部(コンタクトホール)30を介して上記拡散層27の
表面と電気的に接続されている。さらに、メタル配線2
8よりも上層には、第2層のメタル層、例えばアルミニ
ウム層によって構成された第2層目のメタル配線31が
形成されており、この配線31は開口部(ビア・ホー
ル)32を介して上記メタル配線28と電気的に接続さ
れている。なお、上記第2層目のメタル配線31は前記
行デコーダの出力に接続されている。
【0019】このような構成でなる装置において、制御
ゲート電極26(ワード線WL)は、第1層目及び第2
層目のメタル配線28、31を経由して図1中に示す行
デコーダの出力と接続されており、さらに第1層目及び
第2層目のメタル配線28、31と制御ゲート電極26
との間の接続経路の途中の第1層目のメタル配線28の
一部は、P型の半導体基板21に形成されたN型の拡散
層27に電気的に接続されている。
【0020】ここで、図2(b)の等価回路図に示すよ
うに、P型の半導体基板21とN型の拡散層27とは接
合ダイオードD1を構成している。このような構成にお
いて、第1層目のメタル配線28に通じる前記開口部
(ビア・ホール)32を開口する際のRIEにおいて、
プラズマの揺らぎが起こった場合に発生する負極性のチ
ャージング電流は、上記接合ダイオードD1を介して接
地電位に逃がされる。この結果、各メモリセルMCの制
御ゲート電極には、プラズマの揺らぎに基づく高電圧が
印加されなくなり、ゲート絶縁膜、特に膜厚が10〜1
5nmと薄い、浮遊ゲート電極24と基板(チャネル領
域)との間の第1ゲート絶縁膜23の絶縁破壊を防止す
ることができる。
【0021】図3はこの発明の第2の実施の形態を示し
ており、上記図1の不揮発性半導体記憶装置における1
行分のメモリセルMCと、これらメモリセルMCに共通
に接続された制御ゲート電極(ワード線WL)を示して
おり、図3(a)は断面図、図3(b)は等価回路図で
ある。
【0022】この実施の形態が前記図2のものと異なっ
ている点は、前記第1層目のメタル配線28が二つの部
分に分割されていることである。そして、一方のメタル
配線28aは開口部(コンタクトホール)29aを介し
て前記制御ゲート電極26(ワード線WL)の他端と電
気的に接続されていると共に開口部(コンタクトホー
ル)29bを介して前記拡散層27の表面と電気的に接
続されている。また、他方のメタル配線28bは開口部
(コンタクトホール)30を介して前記拡散層27の表
面と電気的に接続されている。なお、前記第2層目のメ
タル配線31は、開口部(ビア・ホール)32を介して
上記他方のメタル配線28bと電気的に接続されてい
る。その他の構成は図2(a)の場合と同様なので、そ
の説明は省略する。
【0023】このような構成でなる装置において、制御
ゲート電極26(ワード線WL)は、第1層目及び第2
層目のメタル配線28a、28b、31及び拡散層27
を経由して図1中に示す行デコーダの出力と接続されて
おり、さらに第1層目及び第2層目のメタル配線28
a、28b、31と制御ゲート電極26との間の接続経
路の途中の第1層目のメタル配線28a、28bの一部
は、P型の半導体基板21に形成されたN型の拡散層2
7に電気的に接続されている。
【0024】ここで、図3(a)に示すように、第1層
目のメタル配線28a、28bと拡散層27とを接続す
る開口部(コンタクトホール)29a、29bの形成位
置が異なっているために、図3(b)の等価回路図に示
すように、前記接合ダイオードD1の他に、開口部(コ
ンタクトホール)32と開口部(コンタクトホール)2
9a(29b)との間には拡散層27による抵抗Rが挿
入された構成となっている。
【0025】このような構成によれば、第1層目のメタ
ル配線28bに通じる前記開口部(ビア・ホール)32
を開口する際のRIEにおいて、プラズマの揺らぎが起
こった場合に発生する負極性のチャージング電流は、上
記接合ダイオードD1を介して接地電位に逃がされる。
しかも、このチャージング電流は、第1層目のメタル配
線28bを経由して必ず拡散層27に流れ込むので、チ
ャージング電流を接地電位に逃がす効果がより確実とな
る。この結果、各メモリセルMCの制御ゲート電極に
は、プラズマの揺らぎに基づく高電圧が印加されなくな
り、ゲート絶縁膜、特に膜厚が10〜15nmと薄い、
浮遊ゲート電極24と基板(チャネル領域)との間の第
1ゲート絶縁膜23の絶縁破壊を防止することができ
る。
【0026】図4はこの発明の第3の実施の形態を示し
ており、上記図1の不揮発性半導体記憶装置における1
行分のメモリセルMCと、これらメモリセルMCに共通
に接続された制御ゲート電極(ワード線WL)を示して
おり、図4(a)は断面図、図4(b)は等価回路図で
ある。
【0027】この実施の形態が前記図3のものと異なっ
ている点は、前記第1層目の一方のメタル配線28aを
設ける代わりに、前記制御ゲート電極26(ワード線W
L)を前記拡散層27上まで延長して制御ゲート電極2
6を拡散層27に直接接続して、いわゆるダイレクト・
コンタクトさせるようにした点である。その他の構成は
図3の場合と同様なので、その説明は省略する。
【0028】このような構成でなる装置において、制御
ゲート電極26(ワード線WL)は、第1層目及び第2
層目のメタル配線28b、31及び拡散層27を経由し
て図1中に示す行デコーダの出力と接続されており、さ
らに第1層目及び第2層目のメタル配線28b、31と
制御ゲート電極26との間の接続経路の途中で、制御ゲ
ート電極26の一部が、P型の半導体基板21に形成さ
れたN型の拡散層27に電気的に接続されている。
【0029】ここで、図4(a)に示すように、第1層
目のメタル配線28bと拡散層27とを接続する開口部
(コンタクトホール)29bの形成位置と、制御ゲート
電極26と拡散層27との間のダイレクト・コンタクト
形成位置とが異なっているために、図4(b)に示すそ
の等価回路は前記図3(b)の場合と同様に、接合ダイ
オードD1の他に拡散層27による抵抗Rが挿入された
ものとなっている。
【0030】従って、この実施の形態で得られる効果
は、図3の場合と同様である。図5はこの発明の第4の
実施の形態による断面図であり、上記図1の不揮発性半
導体記憶装置における1行分のメモリセルMCと、これ
らメモリセルMCに共通に接続された制御ゲート電極
(ワード線WL)を示している。
【0031】この実施の形態が前記図2に示すものと異
なっている点は、前記P型の導電型を有する半導体基板
21の代わりにN型の導電型を有する半導体基板(また
はP型の半導体基板内に形成されたN型の導電型を有す
るウエル領域)33を用い、これに伴って前記各素子領
域に形成されるメモリセルのソース、ドレイン領域を基
板(またはウエル領域)とは逆導電型、すなわちP型の
導電型を有する拡散層で構成し、かつ前記RIEにおい
てプラズマの揺らぎが起こった場合に発生するチャージ
ング電流を逃がすために半導体基板(またはウエル領
域)33内にはP型の拡散層34を形成するようにした
点である。その他の構成は図2(a)の場合と同様なの
で、その説明は省略する。
【0032】この実施の形態によれば、N型の半導体基
板(またはウエル領域)33とP型の拡散層34とは接
合ダイオードを構成するので、前記第1層目のメタル配
線28に通じる前記開口部(ビア・ホール)32を開口
する際のRIEにおいて、プラズマの揺らぎが起こった
場合に発生する正極性のチャージング電流は、上記接合
ダイオードを介して所定の電位に逃がされる。この結
果、各メモリセルMCの制御ゲート電極には、プラズマ
の揺らぎに基づく高電圧が印加されなくなり、ゲート絶
縁膜、特に膜厚が10〜15nmと薄い、浮遊ゲート電
極24と基板(チャネル領域)との間の第1ゲート絶縁
膜23の絶縁破壊を防止することができる。
【0033】図6はこの発明の第5の実施の形態による
断面図であり、上記図1の不揮発性半導体記憶装置にお
ける1行分のメモリセルMCと、これらメモリセルMC
に共通に接続された制御ゲート電極(ワード線WL)を
示している。
【0034】この実施の形態が前記図3に示すものと異
なっている点は、前記P型の導電型を有する半導体基板
21の代わりにN型の導電型を有する半導体基板(また
はP型の半導体基板内に形成されたN型の導電型を有す
るウエル領域)33を用い、これに伴って前記各素子領
域に形成されるメモリセルのソース、ドレイン領域を基
板(またはウエル領域)とは逆導電型、すなわちP型の
導電型を有する拡散層で構成し、かつ前記RIEにおい
てプラズマの揺らぎが起こった場合に発生するチャージ
ング電流を逃がすために半導体基板(またはウエル領
域)33内にはP型の拡散層34を形成するようにした
点である。その他の構成は図3の場合と同様なので、そ
の説明は省略する。
【0035】この実施の形態によれば、N型の半導体基
板(またはウエル領域)33とP型の拡散層34とは接
合ダイオードを構成するので、前記第1層目のメタル配
線28bに通じる前記開口部(ビア・ホール)32を開
口する際のRIEにおいて、プラズマの揺らぎが起こっ
た場合に発生する正極性のチャージング電流は、上記接
合ダイオードを介して所定の電位に逃がされる。この結
果、各メモリセルMCの制御ゲート電極には、プラズマ
の揺らぎに基づく高電圧が印加されなくなり、ゲート絶
縁膜、特に膜厚が10〜15nmと薄い、浮遊ゲート電
極24と基板(チャネル領域)との間の第1ゲート絶縁
膜23の絶縁破壊を防止することができる。
【0036】図7はこの発明の第6の実施の形態による
断面図であり、上記図1の不揮発性半導体記憶装置にお
ける1行分のメモリセルMCと、これらメモリセルMC
に共通に接続された制御ゲート電極(ワード線WL)を
示している。
【0037】この実施の形態が前記図4に示すものと異
なっている点は、前記P型の導電型を有する半導体基板
21の代わりにN型の導電型を有する半導体基板(また
はP型の半導体基板内に形成されたN型の導電型を有す
るウエル領域)33を用い、これに伴って前記各素子領
域に形成されるメモリセルのソース、ドレイン領域を基
板(またはウエル領域)とは逆導電型、すなわちP型の
導電型を有する拡散層で構成し、かつ前記RIEにおい
てプラズマの揺らぎが起こった場合に発生するチャージ
ング電流を逃がすために半導体基板(またはウエル領
域)33内にはP型の拡散層34を形成するようにした
点である。その他の構成は図4の場合と同様なので、そ
の説明は省略する。
【0038】この実施の形態によれば、N型の半導体基
板(またはウエル領域)33とP型の拡散層34とは接
合ダイオードを構成するので、前記第1層目のメタル配
線28bに通じる前記開口部(ビア・ホール)32を開
口する際のRIEにおいて、プラズマの揺らぎが起こっ
た場合に発生する正極性のチャージング電流は、上記接
合ダイオードを介して所定の電位に逃がされる。この結
果、各メモリセルMCの制御ゲート電極には、プラズマ
の揺らぎに基づく高電圧が印加されなくなり、ゲート絶
縁膜、特に膜厚が10〜15nmと薄い、浮遊ゲート電
極24と基板(チャネル領域)との間の第1ゲート絶縁
膜23の絶縁破壊を防止することができる。
【0039】ところで、上記図2ないし図7の各実施の
形態では、基板(またはウエル領域)内に基板(または
ウエル領域)とは逆導電型の拡散層を設けて、行デコー
ダと制御ゲート電極との間の接続経路の任意の箇所をこ
の拡散層に接続することにより、RIE時のプラズマの
揺らぎが起こった場合に発生する正極性及び負極性のい
ずれか一方のチャージング電流を逃がすように構成した
が、これは基板(またはウエル領域)内に基板(または
ウエル領域)と同一逆導電型の拡散層と逆導電型の拡散
層との両方を設け、行デコーダと制御ゲート電極との間
の接続経路の任意の箇所をこれらの拡散層に接続するこ
とにより、RIE時のプラズマの揺らぎが起こった場合
に発生する正極性及び負極性の両方のチャージング電流
を逃がすように構成しても良い。図8はこの発明の第6
の実施の形態による断面図であり、正極性及び負極性の
両方のチャージング電流を逃がすようにしたものであ
る。
【0040】図において、P型の半導体基板(もしくは
Pウエル領域)41内にはNウエル(N−well)領
域42が形成されている。そして、このNウエル領域4
2内にはP型の拡散層43が形成され、P型の半導体基
板(もしくはPウエル領域)41内にはN型の拡散層4
4が形成されている。45は図2ないし図7中の前記制
御ゲート電極26(ワード線WL)に相当する制御ゲー
ト電極(ワード線WL)であり、この制御ゲート電極4
5(ワード線WL)よりも上層には、第1層のメタル
層、例えばアルミニウム層によって構成された第1層目
のメタル配線46a、46bが形成されている。
【0041】上記一方の第1層目のメタル配線46a
は、開口部(コンタクトホール)47aを介して上記制
御ゲート電極45(ワード線WL)と電気的に接続され
ている共に、開口部(コンタクトホール)47aを介し
て上記N型の拡散層44の表面と電気的に接続され、か
つ開口部(コンタクトホール)47bを介して上記P型
の拡散層43の表面と電気的に接続されている。
【0042】上記他方の第1層目のメタル配線46b
は、開口部(コンタクトホール)48を介して上記P型
の拡散層43の表面と電気的に接続されている。さら
に、上記メタル配線46a、46よりも上層には、第2
層のメタル層、例えばアルミニウム層によって構成され
た第2層目のメタル配線49が形成されており、この配
線49は開口部(ビア・ホール)50を介して上記メタ
ル配線46bと電気的に接続されている。なお、上記第
2層目のメタル配線49は前記図1中の行デコーダの出
力に接続されている。
【0043】この実施の形態によれば、制御ゲート電極
45(ワード線WL)は、第1層目及び第2層目のメタ
ル配線46a、46b、49及び拡散層43、44を経
由して図1中に示す行デコーダの出力と接続されてお
り、さらに第1層目及び第2層目のメタル配線46a、
46b、49と制御ゲート電極45との間の接続経路の
途中の第1層目のメタル配線46a、46bの一部は、
P型の拡散層43及びN型の拡散層44に電気的に接続
されている。
【0044】なお、前記RIE時に、P型の半導体基板
(もしくはPウエル領域)41は接地電位に、Nウエル
領域42は正極性の電位にそれぞれ設定されているもの
とする。
【0045】この実施の形態によれば、RIE時のプラ
ズマの揺らぎが起こった場合に発生する正極性のチャー
ジング電流は、P型の拡散層43とNウエル領域42と
からなる接合ダイオードによって接地電位に逃がされ、
負極性のチャージング電流は、N型の拡散層44とP型
の半導体基板(もしくはPウエル領域)41とからなる
接合ダイオードによって正極性の電位に逃がされる。
【0046】すなわち、この実施の形態によれば、プラ
ズマの揺らぎによって、正、負両極性のチャージング電
流が発生しても、前記各メモリセルMCの第1ゲート絶
縁膜の絶縁破壊を防止することができる。
【0047】なお、この実施の形態では、第1層目のメ
タル配線を46aと46bに分離し、それぞれのメタル
配線とP型の拡散層43とを接続する開口部47a、4
8を異なる位置に形成して、この両メタル配線46a、
46b間に拡散層43による抵抗を挿入するようにして
いるが、第1層目のメタル配線46を分離せず、P型の
拡散層43と接続する開口部は一か所にしてもよい。反
対に第1層目のメタル配線46aとN型の拡散層44を
接続する開口部を47aの一か所から互いに位置が異な
る2か所とすることにより、第1層目のメタル配線の途
中にN型の拡散層による抵抗を挿入するようにしてもよ
い。
【0048】ところで、上記図2ないし図8の各実施の
形態では、各制御ゲート電極(ワード線WL)の一端は
メモリセルが存在していない箇所で切れており、その先
には何も接続されないように説明したが、パターンレイ
アウトによっては各制御ゲート電極(ワード線WL)の
一端にも、他端の場合と同様に拡散層を介して基板ある
いはウエル領域に接続する構成とすることにより、浮遊
ゲート電極と基板(チャネル領域)との間の第1ゲート
絶縁膜の絶縁破壊の防止効果をより高めることもでき
る。
【0049】また、上記各実施の形態ではこの発明を2
重ゲート構造のトランジスタ素子をメモリセルとして有
する不揮発性半導体記憶装置に実施した場合を説明した
が、この発明は不揮発性半導体記憶装置に限定されず、
多層メタル配線構造を有し、1層ゲート電極構造のトラ
ンジスタ素子を有する半導体装置、例えばSRAM(ス
タティック型ランダム・アクセス・メモリ)、DRAM
(ダイナミック型ランダム・アクセス・メモリ)、通常
のロジック回路などにも実施することができる。
【0050】図9は2層メタル配線構造を有し、1層ゲ
ート電極構造を有するトランジスタ素子を有する半導体
装置にこの発明を実施した、この発明の第7の実施の形
態による断面図である。なお、説明の便宜上、図では2
個のトランジスタ素子のみを示しているが、実際は多数
のトランジスタ素子が形成されている。
【0051】例えばP型の導電型を有する半導体基板5
1上には素子分離用のフィールド絶縁膜52が形成され
ており、これらのフィールド絶縁膜52によって囲まれ
た各素子領域にはトランジスタ素子のゲート絶縁膜53
及び多結晶シリコンによって構成されたゲート電極54
が積層されている。
【0052】なお、上記各素子領域にはそれぞれ、図示
しないが、基板とは逆導電型、すなわちN型の導電型を
有する拡散層からなるソース、ドレイン領域が形成され
ており、このソース、ドレイン領域相互間のチャネル領
域上に上記各ゲート電極54が位置している。また、上
記基板51には、この基板とは逆導電型、すなわちN型
の導電型を有する拡散層55が形成されている。
【0053】上記各ゲート電極54よりも上層には、第
1層のメタル層、例えばアルミニウム層によって構成さ
れた第1層目のメタル配線56が形成されている。この
メタル配線56は開口部(コンタクトホール)57aを
介して上記ゲート電極54と電気的に接続されている共
に、開口部(コンタクトホール)57bを介して上記拡
散層55の表面と電気的に接続されている。
【0054】さらに、上記メタル配線56よりも上層に
は、第2層のメタル層、例えばアルミニウム層によって
構成された第2層目のメタル配線58が形成されてお
り、このメタル配線58は開口部(ビア・ホール)59
を介して上記メタル配線56と電気的に接続されてい
る。
【0055】このような構成でなる装置において、第1
層目及び第2層目のメタル配線56、58とトランジス
タ素子のゲート電極54とは相互に接続されており、第
1層目のメタル配線56の一部は、P型の半導体基板5
1に形成されたN型の拡散層55に電気的に接続されて
いる。また、前記開口部(ビア・ホール)59を開口す
るRIEの際に、基板51は接地電位に固定されるもの
とする。
【0056】このような構成において、第1層目のメタ
ル配線56に通じる開口部(ビア・ホール)59を開口
する際のRIEにおいて、プラズマの揺らぎが起こった
場合に発生する負極性のチャージング電流は、N型の拡
散層55とP型の基板51とから構成される接合ダイオ
ードを介して接地電位に逃がされる。この結果、各トラ
ンジスタ素子のゲート電極には、プラズマの揺らぎに基
づく高電圧が印加されなくなり、ゲート絶縁膜53の絶
縁破壊を防止することができる。
【0057】なお、この発明は上記した実施の形態に限
定されるものではなく、種々の変形が可能であることは
いうまでもない。例えば、上記した各実施の形態では、
制御ゲート電極もしくはゲート電極上に設けられたメタ
ル配線が2層である場合について説明したが、これは2
層よりも多いメタル配線を設けた半導体装置にも実施で
きることはいうまでもない。
【0058】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
多層のメタル配線を設けたものにおいて、各メタル配線
相互を接続する開口部を形成する際のRIE工程時のチ
ャージング・ダメージによるゲート絶縁膜の破壊を防止
することができる半導体装置を提供することがででき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を不揮発性半導体記憶装置に実施した
場合のメモリセルアレイ付近の構成を示すブロック図。
【図2】この発明の第1の実施の形態を示しており、図
1の不揮発性半導体記憶装置における1行分のメモリセ
ルと制御ゲート電極とを示しており、(a)は断面図、
(b)は等価回路図。
【図3】この発明の第2の実施の形態を示しており、図
1の不揮発性半導体記憶装置における1行分のメモリセ
ルと制御ゲート電極とを示しており、(a)は断面図、
(b)は等価回路図。
【図4】この発明の第3の実施の形態を示しており、図
1の不揮発性半導体記憶装置における1行分のメモリセ
ルと制御ゲート電極とを示しており、(a)は断面図、
(b)は等価回路図。
【図5】この発明の第4の実施の形態による断面図。
【図6】この発明の第5の実施の形態による断面図。
【図7】この発明の第6の実施の形態による断面図。
【図8】この発明の第7の実施の形態による断面図。
【図9】この発明の第8の実施の形態による断面図。
【図10】下層にメタル配線を形成した層間絶縁膜に対
して開口部を形成する際の製造工程時の断面図。
【符号の説明】
11…メモリセルアレイ、 12…行デコーダ、 MC…メモリセル、 WL…ワード線、 BL…ビット線、 21…P型の半導体基板、 22…フィールド絶縁膜、 23…第1ゲート絶縁膜、 24…浮遊ゲート電極、 25…第2ゲート絶縁膜、 26…制御ゲート電極(ワード線WL)、 27…N型の拡散層 28…第1層目のメタル配線、 29、30…開口部(コンタクトホール)、 31…第2層目のメタル配線、 32…開口部(ビア・ホール)、 33…N型の半導体基板(またはN型のウエル領域)、 34…P型の拡散層、 41…P型の半導体基板(もしくはPウエル領域)、 42…Nウエル領域、 43…P型の拡散層、 44…N型の拡散層、 45…制御ゲート電極(ワード線WL)、 46a、46b…第1層目のメタル配線 47a、47b、48…開口部(コンタクトホール)、 49…第2層目のメタル配線、 50…開口部(ビア・ホール)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 29/792

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の第1半導体領域と、 上記第1半導体領域内に形成された第2導電型の拡散層
    をソース及びドレイン領域とし、これらソース及びドレ
    イン領域相互間のチャネル領域上に絶縁膜を介してゲー
    ト電極が設けられたトランジスタ素子と、 上記ゲート電極よりも上層の導電体層で構成され、上記
    ゲート電極と電気的に接続され、かつそれぞれが開口部
    を介して互いに電気的に接続された少なくとも2層の配
    線と、 上記少なくとも2層の配線と上記ゲート電極との間の接
    続経路の任意の箇所を上記第1半導体領域に電気的に接
    続する接続手段とを具備したことを特徴とする半導体装
    置。
  2. 【請求項2】 前記接続手段が、前記第1半導体領域内
    に形成され、前記少なくとも2層の配線の一つが接続さ
    れた第2導電型の第2半導体領域で構成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記接続手段が、前記第1半導体領域内
    に形成され、前記少なくとも2層の配線の一つと前記ゲ
    ート電極とが共に接続された第2導電型の第2半導体領
    域で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記絶縁膜の膜厚が15nm以下である
    ことを特徴とする請求項1ないし3に記載の半導体装
    置。
  5. 【請求項5】 第1導電型の第1半導体領域と、 上記第1半導体領域内に形成された第2導電型の拡散層
    をソース及びドレイン領域とし、これらソース及びドレ
    イン領域相互間のチャネル領域上に絶縁膜を介してゲー
    ト電極が設けられた複数のトランジスタ素子がメモリセ
    ルとして行列状に配列され、同一行に配列されたメモリ
    セルのゲート電極が共通に接続されてワード線となるメ
    モリセルアレイと、 上記ワード線よりも上層の導電体層で構成され、上記ワ
    ード線と電気的に接続され、かつそれぞれが開口部を介
    して互いに電気的に接続された少なくとも2層の配線
    と、 上記少なくとも2層の配線と上記ワード線との間の接続
    経路の任意の箇所を上記第1半導体領域に電気的に接続
    する接続手段とを具備したことを特徴とする半導体記憶
    装置。
  6. 【請求項6】 前記接続手段が、前記第1半導体領域内
    に形成され、前記少なくとも2層の配線の一つが接続さ
    れた第2導電型の第2半導体領域で構成されていること
    を特徴とする請求項5に記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記接続手段が、前記第1半導体領域内
    に形成され、前記少なくとも2層の配線の一つと前記ワ
    ード線とが共に接続された第2導電型の第2半導体領域
    で構成されていることを特徴とする請求項5に記載の半
    導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記絶縁膜の膜厚が15nm以下である
    ことを特徴とする請求項5ないし7に記載の半導体記憶
    装置。
  9. 【請求項9】 第1導電型の第1半導体領域と、 上記第1半導体領域内に形成された第2導電型の拡散層
    をソース及びドレイン領域とし、これらソース及びドレ
    イン領域相互間のチャネル領域上に第1絶縁膜を介して
    浮遊ゲート電極が設けられ、かつこの浮遊ゲート電極上
    に第2絶縁膜を介して制御ゲート電極が設けられた複数
    のトランジスタ素子がメモリセルとして行列状に配列さ
    れ、同一行に配列されたメモリセルの制御ゲート電極が
    共通に接続されてワード線となるメモリセルアレイと、 上記ワード線よりも上層の導電体層で構成され、上記ワ
    ード線と電気的に接続され、かつそれぞれが開口部を介
    して互いに電気的に接続された少なくとも2層の配線
    と、 上記少なくとも2層の配線と上記ワード線との間の接続
    経路の任意の箇所を上記第1半導体領域に電気的に接続
    する接続手段とを具備したことを特徴とする不揮発性半
    導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記接続手段が、前記第1半導体領域
    内に形成され、前記少なくとも2層の配線の一つが接続
    された第2導電型の第2半導体領域で構成されているこ
    とを特徴とする請求項9に記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
  11. 【請求項11】 前記接続手段が、前記第1半導体領域
    内に形成され、前記少なくとも2層の配線の一つと前記
    ワード線とが共に接続された第2導電型の第2半導体領
    域で構成されていることを特徴とする請求項9に記載の
    不揮発性半導体記憶装置。
  12. 【請求項12】 前記絶縁膜の膜厚が15nm以下であ
    ることを特徴とする請求項9ないし11に記載の不揮発
    性半導体記憶装置。
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