JP2012104587A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012104587A
JP2012104587A JP2010250819A JP2010250819A JP2012104587A JP 2012104587 A JP2012104587 A JP 2012104587A JP 2010250819 A JP2010250819 A JP 2010250819A JP 2010250819 A JP2010250819 A JP 2010250819A JP 2012104587 A JP2012104587 A JP 2012104587A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floating gate
insulating film
region
electrode
via hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010250819A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5579577B2 (ja
Inventor
Takeshi Inoue
剛 井上
Kazusuke Kato
一介 加藤
Katsuhito Sasaki
克仁 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lapis Semiconductor Co Ltd
Original Assignee
Lapis Semiconductor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lapis Semiconductor Co Ltd filed Critical Lapis Semiconductor Co Ltd
Priority to JP2010250819A priority Critical patent/JP5579577B2/ja
Publication of JP2012104587A publication Critical patent/JP2012104587A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5579577B2 publication Critical patent/JP5579577B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)

Abstract

【課題】フローティングゲートへの帯電電荷を、別途工程を追加することなく除去できる半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】半導体基板10の一主面11に少なくともフローティングゲート25を含む電極層22を形成し、電極層22上に層間絶縁膜40を形成し、層間絶縁膜に電極層22を露出するビアホール42と、半導体基板の一主面を露出するビアホール48を形成し、ビアホール42を介して電極層22と電気的に接続され、ビアホール48を介して半導体基板10と電気的に接続される配線層60を形成し、配線層60をパターニングして少なくとも電極層22のみに接続されている配線62を形成する。
【選択図】図7

Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関し、特に、MOS(Metal-Oxide-Semiconductor)容量とフローティングゲートMOSFETを有する不揮発性メモリーの製造方法に関する。
フラッシュメモリーの製造の際のイオン注入工程やエッチング工程で、フローティングゲートに電荷が蓄積されてしまうのを防止するために、フローティングゲートと基板とを接触させた電荷吸収部を形成する方法が特許文献1に開示されている。
また、ゲート絶縁膜やキャパシタ絶縁膜上の導電膜をプラズマドライエッチングによってエッチングする工程で、電荷が導電膜に蓄積されて絶縁膜が静電気的なストレスを受けるのを防止するために、基板に接続するダミー配線を形成する方法が特許文献2に開示されている。
特開平9−17895号公報 特開平8−330250号公報
しかしながら、フローティングゲートと基板とを接触させた電荷吸収部を形成したままでは、記憶に係わる電荷も電荷吸収部から散逸してしまうので、フローティングゲートと電荷吸収部とを切断する工程が別途必要となる(特許文献1)。
また、基板に接続するダミー配線を形成したままでは動作しないので、ダミー配線を除去する工程が別途必要となる(特許文献2)。
本発明の主な目的は、フローティングゲートへの帯電電荷を、別途工程を追加することなく除去できる半導体装置の製造方法を提供することにある。
本発明によれば、
半導体基板の一主面に少なくともフローティングゲートを含む電極層を形成する工程と、
前記少なくともフローティングゲートを含む電極層上に層間絶縁膜を形成する工程と、
前記層間絶縁膜に前記少なくともフローティングゲートを含む電極層を露出する第1のビアホールと、前記半導体基板の一主面を露出する第2のビアホールとを形成する工程と、
前記第1のビアホールを介して前記少なくともフローティングゲートを含む電極層と電気的に接続され、前記第2のビアホールを介して前記半導体基板と電気的に接続される配線層を形成する工程と、
前記配線層をパターニングして前記少なくともフローティングゲートを含む電極層のみに接続されている配線を形成する工程と、
を備える半導体装置の製造方法が提供される。
本発明によれば、フローティングゲートへの帯電電荷を、別途工程を追加することなく除去できる半導体装置の製造方法が提供される。
図1は、MOS容量とフローティングゲートMOSFETを有する不揮発性メモリーを説明するための回路図である。 図2は、MOS容量とフローティングゲートMOSFETを有する不揮発性メモリーの基本的なレイアウトを説明するための概略平面図である。 図3は、MOS容量とフローティングゲートMOSFETを有する不揮発性メモリーのID−VG特性を説明するための図である。 図4は、本発明の好ましい実施の形態のMOS容量とフローティングゲートMOSFETを有する不揮発性メモリーの基本的なレイアウトを説明するための概略平面図である。 図5は、本発明の好ましい実施の形態のMOS容量とフローティングゲートMOSFETを有する不揮発性メモリーの製造方法を説明するための概略縦断面図である。 図6は、本発明の好ましい実施の形態のMOS容量とフローティングゲートMOSFETを有する不揮発性メモリーの製造方法を説明するための概略縦断面図である。 図7は、本発明の好ましい実施の形態のMOS容量とフローティングゲートMOSFETを有する不揮発性メモリーおよびその製造方法を説明するための概略縦断面図である。 図8は、本発明の好ましい実施の形態のMOS容量とフローティングゲートMOSFETを有する不揮発性メモリーの変形例を説明するための概略縦断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照しながら説明する。
まず、図1、2を参照して、MOS容量とフローティングゲートMOSFETを有する不揮発性メモリーを説明する。
不揮発性メモリー1は、MOS容量3とフローティングゲートMOSFET5とを備えている。MOS容量3は、フィールド絶縁膜12に囲まれたアクティブ領域14に形成されている。アクティブ領域14には、N領域26が形成され、N領域26はコンタクトプラグ59を介してコントロールゲート電極30と接続されている。フローティングゲートMOSFET5は、フィールド絶縁膜12に囲まれたアクティブ領域16に形成されている。アクティブ領域16には、Nのソース領域34とNのドレイン領域32が形成されている。フローティングゲートMOSFET5のフローティングゲート電極25と、MOS容量3の容量電極27とは共通の電極22で構成されている。
不揮発性メモリー回路はその製造工程で、PID(Plasma Induced damage)などの影響でフローティングゲート電極25(電極22)が帯電する場合がある。フローティングゲート電極25(電極22)が帯電すると、フローティングゲート電位が変化し、MOS容量3の下部電極26に接続されたゲート電極30をコントロールゲート電位としたMOSFET特性5の初期閾値電圧(Vth)が安定しない。例えば、図3のID(ドレイン電流)−VG(コントロールゲート電圧)特性に示すように、本来は特性200を示さなければならないのに、特性202や特性204となってしまう。このように、コントロールゲート電圧初期閾値が上昇もしくは低下すると、初期閾値安定化のため紫外線照射の工程追加が必要になったり、製品出荷時の初期化の電気的書き込みに時間がかかってしまう。
次に、図1、図4、図7を参照して、本発明の好ましい、MOS容量とフローティングゲートMOSFETを有する不揮発性メモリー1について説明する。図7のA部は、図4のA−A線断面図であり、B部は、図4のB−B線断面図である。
不揮発性メモリー1は、MOS容量3とフローティングゲートMOSFET5とコンタクト部7とを備えている。P型基板10の主面11にフィールド絶縁膜12で囲まれたアクティブ領域14、16、18が形成されている。MOS容量3はアクティブ領域14に形成され、フローティングゲートMOSFET5はアクティブ領域16に形成され、基板コンタクト部7はアクティブ領域18に形成されている。
アクティブ領域14には、Nウエル24が形成され、Nウエル24内にN領域26が形成されている。N領域26上には絶縁膜20が形成されている。絶縁膜20上には容量電極27が形成されている。電極27と絶縁膜20とN領域26によりMOS容量3を構成している。絶縁膜20はMOS容量3の容量絶縁膜21として機能している。
アクティブ領域16のP型基板10の主面11上には絶縁膜20が形成されている。アクティブ領域16には、Nのソース領域34とNのドレイン領域32が形成されている。絶縁膜20上にはフローティングゲート電極25が形成されている。Nのソース領域34とNのドレイン領域32と絶縁膜20とフローティングゲート電極25とによりフローティングゲートMOSFET5を構成している。絶縁膜20はフローティングゲートMOSFET5のゲート絶縁膜23として機能している。
フローティングゲートMOSFET5のフローティングゲート電極25と、MOS容量3の容量電極27とは共通の電極22で構成されている(図4参照)。電極22は、アクティブ領域14からアクティブ領域16までアクティブ領域14とアクティブ領域16との間のフィールド絶縁膜12上を通って延在している。
基板コンタクト部7が形成されるアクティブ領域18のP型基板10の主面11には、P領域36が形成されている。
以上の構成要素が形成されたP型基板10の主面11上には全面に層間絶縁膜40が形成されている。層間絶縁膜40には、アクティブ領域14とアクティブ領域16との間のフィールド絶縁膜12上の電極22を露出するビアホール42が設けられている。層間絶縁膜40には、Nのドレイン領域32とNのソース領域34とP領域36をそれぞれ露出するビアホール44、46、48が設けられている。また、層間絶縁膜40には、N領域26を露出するビアホール49が設けられている(図4参照)。
ビアホール42には、アクティブ領域14とアクティブ領域16との間のフィールド絶縁膜12上の電極22と接続するコンタクトプラグ52が埋め込まれている。ビアホール44、46、48には、Nのドレイン領域32とNのソース領域34とP領域36とそれぞれ接続するコンタクトプラグ54、56、58がそれぞれ埋め込まれている。また、ビアホール49には、N領域26と接続するコンタクトプラグ59が埋め込まれている(図4参照)。
層間絶縁膜40上には、コンタクトプラグ52、54、56、58、59とそれぞれ接続されるメタル配線62、64、66、68、69(図4参照)が形成されている。メタル配線62は電極22(フローティングゲート電極25、容量電極27)と接続されている以外は、どこにも接続されていない。従って、メタル配線62は不揮発性メモリー1の回路動作には影響を与えない。フローティングゲートMOSFET5のNのドレイン領域32およびNのソース領域34とそれぞれ接続されているメタル配線64および66は、不揮発性メモリー1の他の回路素子や端子等に適宜接続される。P領域36と接続されているメタル配線68は、不揮発性メモリー1の基板電位を与える端子や、他の端子や他の回路素子等に適宜接続される。メタル配線69はコンタクトプラグ59を介してN領域26と接続され、コントロールゲート電極30として機能する。
次に、図5、図6、図7を参照して、本発明の好ましい、MOS容量とフローティングゲートMOSFETを有する不揮発性メモリー1について説明する。図5、図6、図7のA部はそれぞれ、図4のA−A線断面図であり、B部は、図4のB−B線断面図である。
図5を参照すれば、まず、P型半導体シリコン基板10の主面11にNウエル24を選択的に形成する。
次に、P型基板10の主面11にフィールド絶縁膜12を選択的に形成し、フィールド絶縁膜12で囲まれたアクティブ領域14、16、18を形成する。アクティブ領域14には、Nウエル24が存在するようにする。
次に、アクティブ領域14のNウエル24内にN領域26を選択的に形成し、アクティブ領域16のP型基板10の主面11に、Nのソース領域34とNのドレイン領域32とを選択的に形成する。
次に、アクティブ領域18のP型基板10の主面11に、P領域36を選択的に形成する。
次に、P型基板10の主面11に絶縁膜20を熱酸化により形成する。絶縁膜20は、アクティブ領域14では、絶縁膜20はMOS容量3の容量絶縁膜21として機能し、アクティブ領域16では、フローティングゲートMOSFET5のゲート絶縁膜23として機能する。
次に、電極22を絶縁膜20上に選択的に形成する。フローティングゲートMOSFET5のフローティングゲート電極25と、MOS容量3の容量電極27はこの電極22で構成されている。
次に、全面に層間絶縁膜40を形成する。
次に、層間絶縁膜40に、アクティブ領域14とアクティブ領域16との間のフィールド絶縁膜12上の電極22を露出するビアホール42と、Nのドレイン領域32とNのソース領域34とP領域36をそれぞれ露出するビアホール44、46、48と、N領域26を露出するビアホール49(図4参照)とを形成する。
電極22はプラズマドライエッチング等でパターニングして形成し、ビアホール49もプラズマドライエッチング等でパターニングして形成し、層間絶縁膜40もプラズマCVD等で形成するので、電極22は、PID(Plasma Induced damage)などの影響で帯電する。
図6を参照すれば、次に、ビアホール42に、アクティブ領域14とアクティブ領域16との間のフィールド絶縁膜12上の電極22と接続するコンタクトプラグ52が埋め込み、ビアホール44、46、48には、Nのドレイン領域32とNのソース領域34とP領域36とそれぞれ接続するコンタクトプラグ54、56、58がそれぞれ埋め込み、ビアホール49には、N領域26と接続するコンタクトプラグ59を埋め込む(図4参照)。なお、コンタクトプラグ52、54、56、58、59を形成せず、次のメタル配線60形成に同時にビアホール42、44、46、48、49を埋め込んでもいい。
次に、全面にメタル配線60を形成する。このとき、フローティングゲートMOSFET5のフローティングゲート電極25と、MOS容量3の容量電極27とを兼ねる電極22に帯電していた電荷はメタル配線60と、コンタクトプラグ58と、P領域36とを介してP型基板10に放電される。従って、電極22は電荷のない状態となる。
なお、本実施の形態では、アクティブ領域18のP型基板10の主面11にP領域36を形成して、基板コンタクト部7を作成し、この基板コンタクト部7のP領域36を介して、電極22に帯電していた電荷をP型基板10に放電したが、不揮発性メモリー1がCMOS回路を使用している場合には、P型MOSのソース領域、またはドレイン領域を介して電極22に帯電していた電荷をP型基板10に放電することができるので、基板コンタクト部7を作成する必要はなくなる。また、フローティングゲートMOSFET5のNのドレイン領域32またはNのソース領域34を介して、電極22に帯電していた電荷をP型基板10に放電することもできる。
また、メタル配線60を全面に形成しなくとも、電極22と基板コンタクト部7のP領域36とを接続するような部分的な形成でもよく、CMOS回路を使用している場合には、電極22とP型MOSのソース領域、またはドレイン領域とを接続するような部分的な形成でもよく、電極22とドレイン領域32またはNのソース領域34とを接続するような部分的な形成でもよい。
図7を参照すれば、次に、メタル配線60を選択的に除去して、層間絶縁膜40上は、コンタクトプラグ52、54、56、58、59とそれぞれ接続されるメタル配線62、64、66、68、69(図4参照)を選択的に形成する。メタル配線62は電極22(フローティングゲート電極25、容量電極27)と接続されている以外は、どこにも接続されていない。従って、メタル配線62は不揮発性メモリー1の回路動作には影響を与えない。フローティングゲートMOSFET5のNのドレイン領域32およびNのソース領域34とそれぞれ接続されているメタル配線64および66は、不揮発性メモリー1の他の回路素子や端子等に適宜接続される。P領域36と接続されているメタル配線68は、不揮発性メモリー1の基板電位を与える端子や、他の端子や他の回路素子等に適宜接続される。メタル配線69はコンタクトプラグ59を介してN領域26と接続され、コントロールゲート電極30として機能する。
本実施の形態では、電極22と基板コンタクト部7のP領域36とを接続するメタル配線60を形成することで、フローティングゲート電極25と容量電極27とを兼ねる電極22に帯電していた電荷をメタル配線60とP領域36とを介してP型基板10に放電させ、その後、このメタル配線60をパターニングして電極22(フローティングゲート25、容量電極27)と接続されている以外は、どこにも接続されていないメタル配線62とするので、メタル配線62は不揮発性メモリー1の回路動作には影響を与えない。このメタル配線60の形成およびメタル配線60をパターニングしてのメタル配線62の形成は、フローティングゲートMOSFET5のNのドレイン領域32およびNのソース領域34とそれぞれ接続されるメタル配線64および66の形成工程と同じ工程で行うので、本実施の形態では、フローティングゲート電極25と容量電極27とを兼ねる電極22に帯電していた電荷を放電させるための工程数は増えることはない。
また、本実施の形態の不揮発性メモリー1は、フローティングゲートMOSFET5のフローティングゲート電極25上に絶縁層を介してコントロールゲート電極を積層する構造ではなく、フローティングゲートMOSFET5とMOS容量3とを使用し、フローティングゲートMOSFET5とMOS容量3は積層されておらず、平面的に横方向に配置されているので、フローティングゲートMOSFET5のフローティングゲート電極25とMOS容量3の容量電極27とを接続する(兼ねる)電極(本実施の形態では電極22)に、上層配線層からのコンタクトがとりやすくなる。
本実施の形態においては、フローティングゲートMOSFET5のフローティングゲート電極25とMOS容量3の容量電極27とを接続する(兼ねる)電極(本実施の形態では電極22)に、上層配線層(メタル配線60)からのコンタクト領域(コンタクトプラグ52、ビアホール42)をフィールド酸化膜12上に設けているが、アクティブ領域14に設けてもよく、そのようにすれば、レイアウト上有利となり、占有面積が小さくなって、より集積度を高くすることができる。
次に、図8を参照して、本発明の好ましい実施の形態の変形例を説明する。上述した本発明の好ましい実施の形態では、層間絶縁膜40上のメタル配線60の配線層を利用して、フローティングゲート電極25と容量電極27とを兼ねる電極22に帯電していた電荷をP型基板10に放電させたが、この1層配線層のみで行う必要はなく、多層配線の場合でも、いずれかの配線層を利用して行うことができる。
図8を参照すれば、変形例の不揮発性メモリー2は、上述した本発明の好ましい実施の形態の不揮発性メモリー1上に複数層のメタル配線層と層間絶縁膜を形成している。すなわち、メタル配線62、64、66、68を埋める層間絶縁膜170を層間絶縁膜40上に設け、層間絶縁膜170上に層間絶縁膜180を設け、層間絶縁膜180にメタル配線62、64、66、68をそれぞれ露出するビアホール81、83、85、87を設け、メタル配線62、64、66、68にそれぞれ接続するコンタクトプラグ82、84、86、88でビアホール81、83、85、87をそれぞれ埋め込み、層間絶縁膜180上にメタル配線90を設け、メタル配線90をパターニングしてメタル配線92、94、96、98を形成し、メタル配線92、94、96、98を埋める層間絶縁膜190を層間絶縁膜180上に設け、層間絶縁膜190上に層間絶縁膜200を設け、層間絶縁膜200にメタル配線92、94、96、98をそれぞれ露出するビアホール101、103、105、107を設け、メタル配線92、94、96、98にそれぞれ接続するコンタクトプラグ102、104、106、108でビアホール101、103、105、107をそれぞれ埋め込み、層間絶縁膜200上にメタル配線110を設け、メタル配線110をパターニングしてメタル配線112、114、116、118を形成し、メタル配線112、114、116、118を埋める層間絶縁膜210を層間絶縁膜200上に設けるような多層配線の場合には、メタル配線60、メタル配線90、メタル配線110の少なくともいずれかの配線層を利用してフローティングゲート電極25と容量電極27とを兼ねる電極22に帯電していた電荷をP型基板10に放電させることができる。
上記本発明の好ましい実施の形態およびその変形例において、P型をN型とし、N型をP型としても本発明は好適に適用できる。
以上、本発明の種々の典型的な実施の形態を説明してきたが、本発明はそれらの実施の形態に限定されない。従って、本発明の範囲は、次の特許請求の範囲によってのみ限定されるものである。
1 不揮発性メモリー
3 MOS容量
5 フローティングゲートMOSFET
7 基板コンタクト部
10 P型基板
11 主面
12 フィールド絶縁膜
14、16、18 アクティブ領域
20 絶縁膜
21 容量絶縁膜
22 電極
23 ゲート絶縁膜
24 Nウエル
25 フローティングゲート電極
27 容量電極
30 コントロールゲート電極
32 ドレイン領域
34 ソース領域
36 領域
40 層間絶縁膜
42、44、46、49 ビアホール
52、54、56、59 コンタクトプラグ
60、62、66、68、69 メタル配線

Claims (6)

  1. 半導体基板の一主面に少なくともフローティングゲートを含む電極層を形成する工程と、
    前記少なくともフローティングゲートを含む電極層上に層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記層間絶縁膜に前記少なくともフローティングゲートを含む電極層を露出する第1のビアホールと、前記半導体基板の一主面を露出する第2のビアホールとを形成する工程と、
    前記第1のビアホールを介して前記少なくともフローティングゲートを含む電極層と電気的に接続され、前記第2のビアホールを介して前記半導体基板と電気的に接続される配線層を形成する工程と、
    前記配線層をパターニングして前記少なくともフローティングゲートを含む電極層のみに接続されている配線を形成する工程と、
    を備える半導体装置の製造方法
  2. 前記半導体基板の一主面に不純物領域を形成する工程をさらに備え、
    前記層間絶縁膜に前記少なくともフローティングゲートを含む電極層を露出する第1のビアホールと、前記半導体基板の一主面を露出する第2のビアホールとを形成する工程は、前記層間絶縁膜に前記少なくともフローティングゲートを含む電極層を露出する前記第1のビアホールと、前記半導体基板の一主面の前記不純物領域を露出する前記第2のビアホールとを形成する工程である請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記不純物領域は、前記半導体基板と同一導電型で、前記半導体基板よりも高不純物濃度の領域である請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記半導体基板の一主面の、前記フローティングゲートを形成する領域とは異なる領域に、容量絶縁膜を形成する工程をさらに備え、
    前記少なくともフローティングゲートを含む電極層を形成する工程は、前記容量絶縁膜上の容量電極と前記フローティングゲートを含む電極層を形成する工程である請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記第1のビアホールは、前記フローティングゲートを形成する領域と、前記容量絶縁膜を形成する領域との間のフィールド絶縁膜の領域に形成する請求項4記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記第1のビアホールは、前記容量絶縁膜を形成する領域に形成する請求項4記載の半導体装置の製造方法。
JP2010250819A 2010-11-09 2010-11-09 半導体装置の製造方法 Active JP5579577B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010250819A JP5579577B2 (ja) 2010-11-09 2010-11-09 半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010250819A JP5579577B2 (ja) 2010-11-09 2010-11-09 半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012104587A true JP2012104587A (ja) 2012-05-31
JP5579577B2 JP5579577B2 (ja) 2014-08-27

Family

ID=46394663

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010250819A Active JP5579577B2 (ja) 2010-11-09 2010-11-09 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5579577B2 (ja)

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01211964A (ja) * 1988-02-19 1989-08-25 Nec Ic Microcomput Syst Ltd 半導体集積回路装置
JPH0621230A (ja) * 1992-07-06 1994-01-28 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置の冗長方法
JPH10163427A (ja) * 1996-11-28 1998-06-19 Nec Corp 半導体装置およびその製造方法
JPH10173157A (ja) * 1996-12-06 1998-06-26 Toshiba Corp 半導体装置
JPH11168196A (ja) * 1997-12-04 1999-06-22 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置およびその製造方法
JPH11233654A (ja) * 1998-02-17 1999-08-27 Seiko Epson Corp 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法
JP2006186403A (ja) * 1997-04-28 2006-07-13 Nippon Steel Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2006237196A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体記憶装置
JP2007142330A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 不揮発性半導体記憶装置
JP2008034491A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Toshiba Corp 半導体記憶装置及びその製造方法
JP2008166441A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Spansion Llc 半導体装置およびその製造方法
JP2008300520A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Ricoh Co Ltd 半導体装置
JP2010027679A (ja) * 2008-07-15 2010-02-04 Sharp Corp 不揮発性メモリセル及びその製造方法

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01211964A (ja) * 1988-02-19 1989-08-25 Nec Ic Microcomput Syst Ltd 半導体集積回路装置
JPH0621230A (ja) * 1992-07-06 1994-01-28 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置の冗長方法
JPH10163427A (ja) * 1996-11-28 1998-06-19 Nec Corp 半導体装置およびその製造方法
JPH10173157A (ja) * 1996-12-06 1998-06-26 Toshiba Corp 半導体装置
JP2006186403A (ja) * 1997-04-28 2006-07-13 Nippon Steel Corp 半導体装置及びその製造方法
JPH11168196A (ja) * 1997-12-04 1999-06-22 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置およびその製造方法
JPH11233654A (ja) * 1998-02-17 1999-08-27 Seiko Epson Corp 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法
JP2006237196A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体記憶装置
JP2007142330A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 不揮発性半導体記憶装置
JP2008034491A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Toshiba Corp 半導体記憶装置及びその製造方法
JP2008166441A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Spansion Llc 半導体装置およびその製造方法
JP2008300520A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Ricoh Co Ltd 半導体装置
JP2010027679A (ja) * 2008-07-15 2010-02-04 Sharp Corp 不揮発性メモリセル及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5579577B2 (ja) 2014-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8941162B2 (en) Semiconductor device, method for forming the same, and data processing system
US8569815B2 (en) Semiconductor integrated circuit device and manufacturing method thereof
JP6263093B2 (ja) 半導体装置
JP6867223B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
CN102446899A (zh) 半导体器件
US8928056B2 (en) Nonvolatile semiconductor memory device
CN103247620A (zh) 半导体器件和用于制造半导体器件的方法
JP5149576B2 (ja) 半導体装置
JP5591016B2 (ja) 半導体装置、及び半導体装置の製造方法
US8633533B2 (en) Semiconductor integrated circuit having capacitor for providing stable power and method of manufacturing the same
CN103247683A (zh) 半导体器件和用于制造半导体器件的方法
CN107533980A (zh) 存储器单元、半导体集成电路装置及半导体集成电路装置的制造方法
JP2007157892A (ja) 半導体集積回路およびその製造方法
JP2008047863A (ja) 不揮発性メモリのウェルピックアップ構造を製造する方法
JP2009009984A (ja) 半導体装置及びその製造方法
US7670904B2 (en) Nonvolatile memory device and method for fabricating the same
JP2006237196A (ja) 半導体記憶装置
JP5579577B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US8198145B2 (en) Method of manufacturing semiconductor device over SOI substrate
TW200950059A (en) Semiconductor device
JP5085045B2 (ja) 半導体装置
JP2007194424A (ja) 保護素子およびその製造方法
US9385161B2 (en) Semiconductor integrated circuit device having reservoir capacitor and method of manufacturing the same
US8502341B2 (en) Trench-type capacitor, semiconductor device having the same, and semiconductor module having the semiconductor device
JP5733020B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131025

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140313

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140408

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140603

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140624

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140709

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5579577

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150