JPH08215093A - 浄水シャワー - Google Patents
浄水シャワーInfo
- Publication number
- JPH08215093A JPH08215093A JP7049312A JP4931295A JPH08215093A JP H08215093 A JPH08215093 A JP H08215093A JP 7049312 A JP7049312 A JP 7049312A JP 4931295 A JP4931295 A JP 4931295A JP H08215093 A JPH08215093 A JP H08215093A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- layer
- calcium sulfite
- shower
- activated carbon
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/28—Treatment of water, waste water, or sewage by sorption
- C02F1/283—Treatment of water, waste water, or sewage by sorption using coal, charred products, or inorganic mixtures containing them
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F2307/00—Location of water treatment or water treatment device
- C02F2307/06—Mounted on or being part of a faucet, shower handle or showerhead
Landscapes
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
- Water Treatment By Sorption (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 水道水等原水中の残留塩素のみならず、黴臭
及び有害物質を除去するシャワーを提供する。 【構成】 水または温湯をシャワーヘッドから噴出させ
るシャワーにおいて、シャワーヘッドに至る通水路内に
亜硫酸カルシウム層及び活性炭層を設ける。
及び有害物質を除去するシャワーを提供する。 【構成】 水または温湯をシャワーヘッドから噴出させ
るシャワーにおいて、シャワーヘッドに至る通水路内に
亜硫酸カルシウム層及び活性炭層を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、浴室等で身体の洗浄に
使用するシャワーに関する。
使用するシャワーに関する。
【０００２】
【従来の技術】浴室や洗面所等に設置されるシャワー
は、全身の洗浄或いは頭髪の洗浄等身体の必要部位の効
率的かつ効果的な洗浄装置として従来から広く用いられ
ている。しかしながら、一般に家庭において用いられて
いる水道水には、殺菌用塩素が残留塩素として溶存して
おり、残留塩素は、頭髪を傷める等有害な存在ともなっ
ている。
は、全身の洗浄或いは頭髪の洗浄等身体の必要部位の効
率的かつ効果的な洗浄装置として従来から広く用いられ
ている。しかしながら、一般に家庭において用いられて
いる水道水には、殺菌用塩素が残留塩素として溶存して
おり、残留塩素は、頭髪を傷める等有害な存在ともなっ
ている。
【０００３】かかる残留塩素による問題を解決するた
め、亜硫酸カルシウム等の濾過剤を収納したカートリッ
ジをシャワーに装着し、残存塩素を除去することが実開
平３−１９５９６号公報や実開平４−５０１５２号公報
等で提案されているが、水道水には、なお黴臭やトリハ
ロメタン等の有害物質が残存しており、特に温水シャワ
ーの場合は、トリハロメタン等の有害物質が気化し易く
なり、黴臭も強くなる傾向になる。
め、亜硫酸カルシウム等の濾過剤を収納したカートリッ
ジをシャワーに装着し、残存塩素を除去することが実開
平３−１９５９６号公報や実開平４−５０１５２号公報
等で提案されているが、水道水には、なお黴臭やトリハ
ロメタン等の有害物質が残存しており、特に温水シャワ
ーの場合は、トリハロメタン等の有害物質が気化し易く
なり、黴臭も強くなる傾向になる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、水道水等原
水中の残留塩素のみならず、黴臭及び有害物質を除去す
るシャワーを提供することを目的とする。
水中の残留塩素のみならず、黴臭及び有害物質を除去す
るシャワーを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、水または温湯
をシャワーヘッドから噴出させるシャワーにおいて、シ
ャワーヘッドに至る通水路内に亜硫酸カルシウム層及び
活性炭層を設けたことを特徴とする浄水シャワーにあ
る。
をシャワーヘッドから噴出させるシャワーにおいて、シ
ャワーヘッドに至る通水路内に亜硫酸カルシウム層及び
活性炭層を設けたことを特徴とする浄水シャワーにあ
る。
【０００６】以下、本発明を図面に従い説明する。図１
は、本発明の浄水シャワーの一例のシャワーヘッドと一
体化された把手部の一部断面側面図、図２は、本発明の
浄水シャワーに用いる亜硫酸カルシウム層の態様の一例
の斜視図である。１は原水流入口、２は浄水噴出口、３
は亜硫酸カルシウム層、４は活性炭層、５は切り換えコ
ック、６は原水通水路、７は亜硫酸カルシウム充填支持
体、８は通水性シート、９は筋状空隙部、１０は亜硫酸
カルシウム粒子を表す。
は、本発明の浄水シャワーの一例のシャワーヘッドと一
体化された把手部の一部断面側面図、図２は、本発明の
浄水シャワーに用いる亜硫酸カルシウム層の態様の一例
の斜視図である。１は原水流入口、２は浄水噴出口、３
は亜硫酸カルシウム層、４は活性炭層、５は切り換えコ
ック、６は原水通水路、７は亜硫酸カルシウム充填支持
体、８は通水性シート、９は筋状空隙部、１０は亜硫酸
カルシウム粒子を表す。
【０００７】図１において、通水路内に亜硫酸カルシウ
ム層３及び活性炭層４が設けられており、給水ホース等
と接続された原水流入口１から入った水道水等の原水
は、亜硫酸カルシウム層３にて原水中の残存塩素が除去
される。亜硫酸カルシウムは、高温の温湯でも有効に作
用するので効果的である。亜硫酸カルシウム層３を通っ
た一次浄化水は、活性炭層４にて水中の黴臭やトリハロ
メタン等の有害物質が除かれる。亜硫酸カルシウム層３
及び活性炭層４を通った通過水は、浄水としてシャワー
ヘッドの浄水噴出口２より噴出する。
ム層３及び活性炭層４が設けられており、給水ホース等
と接続された原水流入口１から入った水道水等の原水
は、亜硫酸カルシウム層３にて原水中の残存塩素が除去
される。亜硫酸カルシウムは、高温の温湯でも有効に作
用するので効果的である。亜硫酸カルシウム層３を通っ
た一次浄化水は、活性炭層４にて水中の黴臭やトリハロ
メタン等の有害物質が除かれる。亜硫酸カルシウム層３
及び活性炭層４を通った通過水は、浄水としてシャワー
ヘッドの浄水噴出口２より噴出する。
【０００８】本発明における亜硫酸カルシウム層３は、
図２に示したように、一方の通水性シート８の面に他方
の通水性シート８がジグザグの折り畳み状態に積層され
て巻かれた巻層体の層間に形成された筋状空隙部９に亜
硫酸カルシウム粒子１０が充填されて構成されている亜
硫酸カルシウム充填支持体７の状態で用いることが効果
的であり、かつ好ましいことである。
図２に示したように、一方の通水性シート８の面に他方
の通水性シート８がジグザグの折り畳み状態に積層され
て巻かれた巻層体の層間に形成された筋状空隙部９に亜
硫酸カルシウム粒子１０が充填されて構成されている亜
硫酸カルシウム充填支持体７の状態で用いることが効果
的であり、かつ好ましいことである。
【０００９】亜硫酸カルシウム充填支持体７を構成する
通水性シート８間の一方の片側面に形成される筋状空隙
に原水も通過し、その通過過程での通水性シート８を介
しての亜硫酸カルシウム粒子１０との接触と筋状空隙部
９の亜硫酸カルシウム粒子１０の充填層の通過による亜
硫酸カルシウム粒子１０との接触とにより、亜硫酸カル
シウム粒子１０との全体の接触面積が大となる。通水性
シート８としては、合成繊維の不織布、水不溶性の紙、
透水性のフィルム等が用いられる。
通水性シート８間の一方の片側面に形成される筋状空隙
に原水も通過し、その通過過程での通水性シート８を介
しての亜硫酸カルシウム粒子１０との接触と筋状空隙部
９の亜硫酸カルシウム粒子１０の充填層の通過による亜
硫酸カルシウム粒子１０との接触とにより、亜硫酸カル
シウム粒子１０との全体の接触面積が大となる。通水性
シート８としては、合成繊維の不織布、水不溶性の紙、
透水性のフィルム等が用いられる。
【００１０】本発明における活性炭層４には、活性炭と
して、一般に水道水等の浄化に用いられると同じ活性炭
を用いることも可能ではあるが、塩素以外の黴臭や有害
物質の除去効果が小さいことから、表面積が１３００ｍ
2／ｇ以下の活性炭を用いることが好ましい。
して、一般に水道水等の浄化に用いられると同じ活性炭
を用いることも可能ではあるが、塩素以外の黴臭や有害
物質の除去効果が小さいことから、表面積が１３００ｍ
2／ｇ以下の活性炭を用いることが好ましい。
【００１１】亜硫酸カルシウム層３及び活性炭層４は、
カートリッジケースに収納してカートリッジとして用い
るのが取扱い及び交換が容易となり好ましい。カートリ
ッジとしては、それぞれ単独のカートリッジとしてもよ
いし、同一のカートリッジケースに収納してカートリッ
ジとしてもよい。
カートリッジケースに収納してカートリッジとして用い
るのが取扱い及び交換が容易となり好ましい。カートリ
ッジとしては、それぞれ単独のカートリッジとしてもよ
いし、同一のカートリッジケースに収納してカートリッ
ジとしてもよい。
【００１２】亜硫酸カルシウム層３及び活性炭層４は、
シャワーを必ずしも全ての場合に原水の水または温湯を
浄化して使用する必要がないことから、原水が亜硫酸カ
ルシウム層及び活性炭層を通過する浄化水用通水路に、
亜硫酸カルシウム層及び活性炭層層を通過させることな
く通水可能な原水用通水路６を併設し、切り換えコック
５によって、使用目的に応じ原水と浄水とを選択しうる
ようにしてもよい。
シャワーを必ずしも全ての場合に原水の水または温湯を
浄化して使用する必要がないことから、原水が亜硫酸カ
ルシウム層及び活性炭層を通過する浄化水用通水路に、
亜硫酸カルシウム層及び活性炭層層を通過させることな
く通水可能な原水用通水路６を併設し、切り換えコック
５によって、使用目的に応じ原水と浄水とを選択しうる
ようにしてもよい。
【００１３】亜硫酸カルシウム層３及び活性炭層４の設
置位置は、シャワーヘッドに至る通水路内に設ける必要
があり、シャワーヘッド、給水ホース等給水具の先端
部、中間部或いは元部に設けてもよいが、シャワーヘッ
ドと一体化された把手部の通水路内に設けることがシャ
ワーヘッドの取扱い性を損なわないことから特に好まし
いことである。
置位置は、シャワーヘッドに至る通水路内に設ける必要
があり、シャワーヘッド、給水ホース等給水具の先端
部、中間部或いは元部に設けてもよいが、シャワーヘッ
ドと一体化された把手部の通水路内に設けることがシャ
ワーヘッドの取扱い性を損なわないことから特に好まし
いことである。
【００１４】
【実施例】本発明の浄水シャワーの実施例を図１に示し
たが、シャワーヘッドと一体化された把手部の通水路内
に、亜硫酸カルシウム層３及び活性炭層４を設け、また
これらの層を通らない原水用通水路６を並べて設けた。
亜硫酸カルシウム粒子の充填量は５０ｇ、活性炭は粒径
４８／１００メッシュの粒子のものとし、充填量は３０
ｇ（表面積１２００ｍ2／ｇ）とした。
たが、シャワーヘッドと一体化された把手部の通水路内
に、亜硫酸カルシウム層３及び活性炭層４を設け、また
これらの層を通らない原水用通水路６を並べて設けた。
亜硫酸カルシウム粒子の充填量は５０ｇ、活性炭は粒径
４８／１００メッシュの粒子のものとし、充填量は３０
ｇ（表面積１２００ｍ2／ｇ）とした。
【００１５】
【発明の効果】本発明の浄水シャワーは、その通水路内
に亜硫酸カルシウム層及び活性炭層を設けたことによ
り、亜硫酸カルシウムのみでは除去できない黴臭や有害
物質の除去が可能であり、特に温湯を用いる場合におけ
る揮発性有害物質の揮発発散を防止することができ、よ
り快適にかつより安全に使用しうるものである。
に亜硫酸カルシウム層及び活性炭層を設けたことによ
り、亜硫酸カルシウムのみでは除去できない黴臭や有害
物質の除去が可能であり、特に温湯を用いる場合におけ
る揮発性有害物質の揮発発散を防止することができ、よ
り快適にかつより安全に使用しうるものである。
【図１】本発明の浄水シャワーの一例のシャワーヘッド
と一体化された把手部の一部断面側面図である。
と一体化された把手部の一部断面側面図である。
【図２】本発明の浄水シャワーに用いる亜硫酸カルシウ
ム層の態様の一例の斜視図である。
ム層の態様の一例の斜視図である。
１ 原水流入口 ２ 浄水噴出口 ３ 亜硫酸カルシウム層 ４ 活性炭層 ５ 切り換えコック ６ 原水通水路 ７ 亜硫酸カルシウム充填支持体 ８ 通水性シート ９ 筋状空隙部 １０ 亜硫酸カルシウム粒子
Claims (5)
- 【請求項１】 水または温湯をシャワーヘッドから噴出
させるシャワーにおいて、シャワーヘッドに至る通水路
内に亜硫酸カルシウム層及び活性炭層を設けたことを特
徴とする浄水シャワー。 - 【請求項２】 亜硫酸カルシウム層が、一方の通水性シ
ート面に他方の通水性シートがジグザグの折り畳み状態
に積層されて巻かれた巻層体の層間に形成された筋状空
隙部に、亜硫酸カルシウムが充填されて構成されている
請求項１記載の浄水シャワー。 - 【請求項３】 通水路内に、水または温湯が亜硫酸カル
シウム層及び活性炭層を通過する浄化水用通水路と前記
層を通過しない原水用通水路とを設けた請求項１記載の
浄水シャワー。 - 【請求項４】 活性炭層が、表面積１３００ｍ2／ｇ以
下の活性炭が充填されて構成されている請求項１記載の
浄水シャワー。 - 【請求項５】 シャワーヘッドの把手部の通水路内に亜
硫酸カルシウム層及び活性炭層を設けた請求項１または
請求項３記載の浄水シャワー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7049312A JPH08215093A (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 浄水シャワー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7049312A JPH08215093A (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 浄水シャワー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08215093A true JPH08215093A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12827452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7049312A Pending JPH08215093A (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 浄水シャワー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08215093A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000116561A (ja) * | 1998-10-16 | 2000-04-25 | Inax Corp | シャワーヘッド |
| US6093313A (en) * | 1996-12-06 | 2000-07-25 | Moen Incorporated | Multiple discharge water faucet with self-contained filter |
| KR20000054773A (ko) * | 2000-06-22 | 2000-09-05 | 김말춘 | 천연옥과 맥반석을 활용한 자화연수 필터식 샤워기헤드 |
| WO2021066514A1 (ko) * | 2019-10-04 | 2021-04-08 | 뷰코퓨어 주식회사 | 샤워 헤드 |
| KR20220091694A (ko) * | 2020-12-23 | 2022-07-01 | 비전네이처(주) | 필터의 교체시기를 표시하는 정수 샤워기 헤드 |
-
1995
- 1995-02-15 JP JP7049312A patent/JPH08215093A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6093313A (en) * | 1996-12-06 | 2000-07-25 | Moen Incorporated | Multiple discharge water faucet with self-contained filter |
| JP2000116561A (ja) * | 1998-10-16 | 2000-04-25 | Inax Corp | シャワーヘッド |
| KR20000054773A (ko) * | 2000-06-22 | 2000-09-05 | 김말춘 | 천연옥과 맥반석을 활용한 자화연수 필터식 샤워기헤드 |
| WO2021066514A1 (ko) * | 2019-10-04 | 2021-04-08 | 뷰코퓨어 주식회사 | 샤워 헤드 |
| KR20220091694A (ko) * | 2020-12-23 | 2022-07-01 | 비전네이처(주) | 필터의 교체시기를 표시하는 정수 샤워기 헤드 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040601 |