JPS60183082A

JPS60183082A - 浄水器

Info

Publication number: JPS60183082A
Application number: JP59036319A
Authority: JP
Inventors: Masatoshi Tanabe; 正敏田辺; Kenzo Mikata; 三ケ田　謙三; Kozo Tamura; 幸三田村; Shizuo Tsuruta; 鶴田　静雄
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1984-02-29
Filing date: 1984-02-29
Publication date: 1985-09-18
Also published as: JPS6312674B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は、浄水器に係り、着脱自在の水浄化カートリッ
ジの性能を長期間にわたり保証できるとともに、その取
扱いにおいて、よシ衛生的なものとし、なお、さらに、
その機能回復可能なように、活性炭などの処理剤の交換
を容易にできる浄水器に関するものである。

〔発明の背景〕

従来、家庭の水道水等の飲料水を対象とする浄水器は、
取付は自在の活性炭、フィルター等からなる水浄化カー
トリッジによっての、除塩索具。

除濁を目的としているため、使用場所、環境により、そ
の効果は、ある一定の期間に限られておシ、一定期間経
過後は、顧客が前記水浄化カートリッジを別途購入のう
え交換し、その機能を確保するようにしている。

したがって、その交換期には、水浄化カー）　ＩＪッジ
の通水部分に手が触れ、非衛生的であり、さらに、生産
後に、車中、倉庫などで保管されたり、店頭に展示され
てから顧客に届くため、浄水器の命でもある活性炭は、
気中の臭気分子を吸着して！まって、ｊ性能が十分保証
できないなどの問題があった。

また、機能を回復するために、水浄化カートリッジ全体
を交換する必要があシ、顧客にとっては、高負担となっ
ている。

〔発明の目的〕本発明は、上記の問題点に鑑み開発されたものであり、
より衛生的で、かつ長寿命の浄水器の提供を、その目的
とするものである。

〔発明の概要〕

本発明に係る浄水器の構成は、選択的な操作によシ原水
経路と浄水経路とを切替えるようにした切替え弁装置を
ボデーに備えるとともに、その浄水経路への切替え時に
、活性炭などの処理剤、フィルターなどを配設した着脱
自在の水浄化カートリッジを介して通水せしめるように
した浄水器において、前記水浄化カートリッジを、上記
のボデーと連通ずる通路と、活性炭などの処理剤、フィ
ルターなどを収納した水浄化室とを設けたケース体によ
り構成するとともに、上記通路に連なる通水路を形成せ
しめて、前記水浄化室に活性炭などの処理剤の逆流を防
止する網を固着したカバーを圧入し、その通水路の上面
に水封用の弾性体を介してキャンプを装着し密閉構成と
したものである。

〔発明の実施例〕

本発明の浄水器に係る各実施例を、各図を参照して説明
する。

ここで、第１図は、本発明の一実施例に係る水栓直結形
浄水器の一部開披断面斜視図、第２図は、その縦断面図
、第３図は、その要部分解斜視図である。

図で、１は水栓、２は接続部、３はボデー、４は原水入
口孔、５は浄水入口孔、６は原水流出孔、７はスプール
挿入孔で、８は、活性炭のような処理剤、９はフィルタ
ー、１０は水浄化カートリッジ、１０ａは水浄化室であ
る。

また、１１は原水出口、１２は、原水入口孔４と原水流
出孔６とを連通ずる原水連通部、１３はスプールスリー
ブ、１４，１５．１６はＯリング、１７はスプール、１
８はダイヤルである。

そして、、１９Ｆｉ浄水出口、２０は、スプール１７の
端部に設けられた通水路であり、２１はＯリング、２２
はケース体、２３は、カバー２４の通水孔、２５は網、
２６は通路、２７は通水路、２８は、水封用の弾性体、
２９はキャップ、３０は切欠き部、３１は逆止弁、３２
はリング体、３３は外殻、３３ａは流出孔である。

しかして、少なくとも、上記のスプール１７とダイヤル
１８とで、原水入口孔４．原水流出孔６゜原水連通部１
２に係る原水経路と、原水入口孔４゜浄水入口孔５に係
る浄水経路と、を切替えるようにした切替え弁装置Ｖを
形成するようにしたものである。

また、水浄化カートリッジ１０を、ボデー３と連通ずる
通路２６と、活性炭のような処理剤８゜フィルター９な
どを収納した水浄化室１０ａとを設けたケース体２２に
より構成するとともに、上記通路２６に連なる通水路２
７を形成せしめて、前記水浄化室ｉｏａに、活性炭など
の処理剤８の逆流を防止する網２５を固着したカバー２
４を圧入し、その通水路２７の上面に水封用の弾性体２
８を介してキャップ２９を装着し密封構成のものとした
ものである。

すなわち、水栓１に直結可能な接続部２を有するボデー
３には、大略十字状の通水路を有す号ようにしたもので
あり、それは、それぞれ原水入口孔４．浄水入口孔５．
原水流出孔６、そしてスプール挿入孔７によ多形成した
ものである。しかして、前記の浄水入口孔５の下流側に
は、あとで詳述する、着脱自在の水浄化カートリッジ１
０が備えられている。

そして、スプール挿入孔７には、原水入口孔４と原水流
出孔６とを連通ずる孔に係る原水流通部１２を有するス
プールスリーブ１３が０９ング１４を介して挿入される
ようにしたものである。

また、スプールスリーブ１３の端面部と浄水入口孔５の
端面部との近傍を水封するＯリング１５と、スプール１
７を作動するためのダイヤル１８側への水封を図るＯリ
ング１６を固着したスプール２０が、スプール挿入孔７
に挿入されるものである。

しかして、さきに述べた切替え弁装置■の操作、すなわ
ち、顧客の選択的な操作によって、スプール２０が移動
し、既述の原水経路、浄水経路を切替え、原水、浄水が
それぞれ得られるようにしたものである。

つまシ、ダイヤル１８を原水表示に合わせれば、浄：水
入口孔５の端面部近傍をスプール１７の０１Ｊング１５
が水封することになり（第２図の状態）、原水入口孔４
Ｊ、り流入した水が、スプール１７の図示小径部を通り
、原水流通部１２を介し、原水流出孔６を通過して原水
出口１１より流出するものである。

同様に、前記の０１Ｊング１５がスプールスリーブ１へ
の端面部近傍を水封したときは、原水入口孔４より流入
した水が、小径化または形状が略星状の断面を有する、
スプール１７の通水路２０を通り、その後、浄水入口孔
５を通って、ボデー、３に着脱自在なように装着された
水浄化カートリッジ１０に達するものである。

しかして、水浄化カートリッジ１０は、０す／グ２１を
介し、そのケース体２２が、ボデー３に着脱自在に装着
されるものであり、その水浄化室１０ａ内には、フィル
ター９．活性炭のような処理剤８が収納されているもの
である。

また、活性炭のような処理剤８の流出を防止し、一定速
度で水浄化室１０ａの全域に水が流出するように、つま
り、活性炭のような処理剤８の全てが有効に働くように
、多数個の通水孔２３を有したカバー２４に網２５を固
着してケース体２２の上面、すなわち水浄化室１’Ｏａ
の上面に圧入によシ装着しているものである。

そして、ケース体２２に設けた通路２６および、浄水入
口孔５は、既述のように、通水路２７を形成させて連通
させ、そのケース体２２の上端部には、水封用の弾性体
２８を介して、キャンプ２９が装着され、密閉構造とし
たものである。

また、ケース体２２とキャンプ２９との間には、異常圧
力時に、前記の弾性体２８を故意に吐き出させるように
した切欠き孔に係る切欠き部３０を設けたものである。

したがって、浄水入口孔５まで達した原水は、通路２６
を通り、多数個の通水孔２３で流速を減じ、鈍速で活性
炭のような処理剤８．フィルター９を通過し、水道水中
の塩素臭および、配管等から生じる濁シが吸着されて、
無色、無臭の美味な水となって、浄水出口１９よシ流出
するものである。さらに、前記通路２６の途中には、ケ
ース体２２の通路２６の側壁を弁座とする逆止弁３１を
有しているものである。

以上のように構成したことにより、顧客が機能回復のた
め、水浄化カートリッジ１０を交換する際、通水部分に
、手その他の非衛生のものが触れることが皆無となり、
よシ衛生的で安全な浄水器を提供できるものである。

また、密閉構造であシ、生産後、顧客に届くまでの輸送
、保管時に、気中の臭気を活性炭が吸着し劣化すること
が無いため、長期間の性能保証が可能となる。

さらには、水道水がウオータノ・ンマ等により異常昇圧
し、浄水器に、そのまま高圧が付加された場合、または
、鉄管等配管系から生ずるさびによりフィルター９が目
詰りしたとか、凍結により水浄化カートリッジ１０の水
浄化室１０ａ内が異常昇圧しだときには、切欠き孔に係
る切欠き部３０から弾性体２８が吐き出されて水封が解
除され、水がケース体２２と外殻３３との間の隙間から
流出し、この流出した水が、流出孔３３ａから外部へ流
出して顧客に異常を知らせるような、本体を守る安全機
構としての機能をも有し、長期間の使用に耐える浄水器
を提供できるものである。

次に、第４図は、本発明の他の実施例に係る浄水器の要
部断面図である。

しかして、第４図では、その紙面の直角方向に、第２図
のところで述べた通路２６が設けられているものであり
、その構成を含め、他の構成は第２図と同様であり、第
２図と同一符号は同等部分を示すものである。

そして１０Ａｌｄ水浄化カートリッジ、２２Ａはケース
体、２９Ａはキャップ、３４はストッパ、３５は溝であ
る。

すなわち、キャンプ２９Ａに、弾性を有するストッパ３
４を設けるとともに、ケース体２２Ａには、前記のスト
ッパ３４を受ける溝３５を形成したものであり、この構
成でケース体２２Ａとキャップ２９Ａとを相互に装着係
止するようにすれば、さきの実施例と同等の効果を所期
することができるのみならず、さらに、浄水器の機能回
復時、水浄化カートリッジＩＯＡ全体を交換することな
く、上記の係止をはずして活性炭のような処理剤８のみ
の交換が可能となシ、顧客の負担を大幅に軽減できる。

また、顧客の要望に応じ、たとえばミネラル分溶出用の
物質を、その場で投入可能とがり、使用分野が大幅に広
がるなどの効果を所期しうるものである。

しかして、上記の各実施例は、水栓直結形に係る浄水器
に係るものであるが、本発明は、このような形のものに
限定されない汎用的な本のである。

〔発明の効果〕

以上に述べたところにより、本発明によるときは、より
衛生的で、かつ長寿命の浄水器を得ることができるもの
であり、実用的効果にすぐれた発明ということができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例に係る水栓直結形浄水器の
一部開披断面斜視図、第２図は、その縦断面図、第３図
は、その要部分解斜視図、第４図は、本発明の他の実施
例に係る浄水器の要部断面図である。１・・・水栓、２・・・接続部、３・・・ポデー、４・
・・原水入口孔、５・・・浄水入口孔、６・・・原水流
出孔、７・・・スプール挿入孔、８・・・活性炭のよう
な処理剤、９・・・フィルター、１０．ＩＯＡ・・・水
浄化カートリッジ、１０ａ・・・水浄化室、１１・・・
原水出口、１２・・・原水連通部、１３・・・スプール
スリーブ、１４，１５゜１６．２１・・・０リング、１
７・・・スプール、１８・・・ダイヤル、１９・・・浄
水出口、２０・・・通水路、２２゜２２Ａ・・・ケース
体、２３・・・通水孔、２４・・・カバー、２５・・・
網、２６・・・通路、２７・・・通水路、２８・・・水
封用の弾性体、２９，２９Ａ・・・キャンプ、３０・・
・切欠き部、３１・・・逆止弁、３２・・・リング体、
３３・・・外殻、３３ａ・・・流出孔、３４・・・スト
ッパ、３５（ほか１名）ａφ 第１　図

Claims

【特許請求の範囲】１、選択的な操作によシ原水経路と浄水経路とを切替え
るようにした切替え弁装置をボデーに備えるとともに、
その浄水経路５の切替え時に、活性炭などの処理剤、フ
ィルターなどを配設した着脱自在の水浄化カートリッジ
を介して通水せしめるようにした浄水器において、前記
水浄化カートリッジを、上記のボデーと連通ずる通路と
、活性炭などの処理剤、フィルターなどを収納した水浄
化室とを設けたケース体により構成するとともに、上記
通路に連なる通水路を形成せしめて、前記水浄化室に活
性炭などの処理剤の逆流を防止する網を固着したカバー
を圧入し、その通水路の上面に水封用の弾性体を介して
キャンプを装着し密閉構造としたことを特徴とする浄水
器。２、特許請求の範囲第１項記載のものにおいて、ケース
体とカバーとの間に、異常水圧時に、水封用の弾性体が
吐き出される切欠き部を設けるようにしたものである浄
水器。３、特許請求の範囲第１項もしくは第２項記載のいずれ
かにおいて、キャップに、弾性を有するストッパを設け
、このストッパによりキャップを着脱自在に装着できる
ようにしたものである浄水器。４、特許請求の範囲第１項記載のものにおいて、ボデー
と連通ずる通路の途中に、逆止弁を設けるようにしたも
のである浄水器。