JPH0821422A - 操作レバーの取付構造 - Google Patents
操作レバーの取付構造Info
- Publication number
- JPH0821422A JPH0821422A JP15577694A JP15577694A JPH0821422A JP H0821422 A JPH0821422 A JP H0821422A JP 15577694 A JP15577694 A JP 15577694A JP 15577694 A JP15577694 A JP 15577694A JP H0821422 A JPH0821422 A JP H0821422A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operation lever
- elastic leg
- support shaft
- fitting groove
- lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 操作レバーの脱落を防止できる操作レバーの
取付構造を提供することにある。 【構成】 操作レバー20の取付部21に、弾性脚部1
3を嵌合し、かつ、その外向側面に摺接する一対の略C
字形状の嵌合溝23を、軸孔22を間にして対向するよ
うに形成してある。
取付構造を提供することにある。 【構成】 操作レバー20の取付部21に、弾性脚部1
3を嵌合し、かつ、その外向側面に摺接する一対の略C
字形状の嵌合溝23を、軸孔22を間にして対向するよ
うに形成してある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、操作レバー、例えば、
自動車の温度調節器に使用される操作レバーの取付構造
に関する。
自動車の温度調節器に使用される操作レバーの取付構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、操作レバーの取付構造としては、
例えば、支軸を突設したベースに、係合爪を有する一対
の弾性脚部を、前記支軸を間にして対向するように突設
し、操作レバーの一端部に設けた軸孔を前記ベースの支
軸に嵌合し、前記弾性脚部の係合爪を操作レバーの縁部
に係止して抜け止めすることにより、操作レバーをベー
スに回動可能に支持したものがある。
例えば、支軸を突設したベースに、係合爪を有する一対
の弾性脚部を、前記支軸を間にして対向するように突設
し、操作レバーの一端部に設けた軸孔を前記ベースの支
軸に嵌合し、前記弾性脚部の係合爪を操作レバーの縁部
に係止して抜け止めすることにより、操作レバーをベー
スに回動可能に支持したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
操作レバーの取付構造では、例えば、操作レバーに側方
から外力が負荷されると、弾性脚部が外方に押し曲げら
れ、係合爪が操作レバーから外れてしまうので、操作レ
バーが支軸から脱落するという問題点がある。
操作レバーの取付構造では、例えば、操作レバーに側方
から外力が負荷されると、弾性脚部が外方に押し曲げら
れ、係合爪が操作レバーから外れてしまうので、操作レ
バーが支軸から脱落するという問題点がある。
【0004】本発明は、前記問題点に鑑み、操作レバー
の脱落を確実に防止できる操作レバーの取付構造を提供
することを目的とする。
の脱落を確実に防止できる操作レバーの取付構造を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる操作レバ
ーの取付構造は、前記目的を達成するため、支軸を突設
したベースに、係合爪を有する弾性脚部を前記支軸の周
囲に突設し、操作レバーに設けた軸孔を前記ベースの支
軸に嵌合し、操作レバーの縁部に前記弾性脚部の係合爪
を係止して回動可能に支持する操作レバーの取付構造に
おいて、前記操作レバーの軸孔の周囲に、前記弾性脚部
を嵌合し、かつ、その外向側面に摺接する嵌合溝を形成
した構成としてある。また、前記嵌合溝の外側縁部に、
係合爪を取り付け,取り外すための切り欠き部を設けて
おいてもよい。
ーの取付構造は、前記目的を達成するため、支軸を突設
したベースに、係合爪を有する弾性脚部を前記支軸の周
囲に突設し、操作レバーに設けた軸孔を前記ベースの支
軸に嵌合し、操作レバーの縁部に前記弾性脚部の係合爪
を係止して回動可能に支持する操作レバーの取付構造に
おいて、前記操作レバーの軸孔の周囲に、前記弾性脚部
を嵌合し、かつ、その外向側面に摺接する嵌合溝を形成
した構成としてある。また、前記嵌合溝の外側縁部に、
係合爪を取り付け,取り外すための切り欠き部を設けて
おいてもよい。
【0006】
【作用】したがって、本願発明によれば、弾性脚部の外
向側面が嵌合溝に摺接し、位置規制されることになる。
向側面が嵌合溝に摺接し、位置規制されることになる。
【0007】
【実施例】次に、本発明にかかる実施例を図1ないし図
3の添付図面に従って説明する。本実施例にかかる操作
レバー取付構造は、ベース10と、操作レバー20とか
ら構成されている。すなわち、ベース10は、先端面に
嵌合用突起11を有する支軸12を突設するとともに、
この支軸12を間にして対向するように一対の弾性脚部
13,13を突設してある。この弾性脚部13は、その
先端部の内向側面に係合爪14を設けてある一方、その
先端部近傍の外向側面に抜け止め用突起15を突設して
ある。また、ベース10は、前記弾性脚部13の外側に
円環状のリブ16を突設してあり、このリブ16は開口
内側縁部に一対の切り欠き段部17,17を対向するよ
うに設けてある。
3の添付図面に従って説明する。本実施例にかかる操作
レバー取付構造は、ベース10と、操作レバー20とか
ら構成されている。すなわち、ベース10は、先端面に
嵌合用突起11を有する支軸12を突設するとともに、
この支軸12を間にして対向するように一対の弾性脚部
13,13を突設してある。この弾性脚部13は、その
先端部の内向側面に係合爪14を設けてある一方、その
先端部近傍の外向側面に抜け止め用突起15を突設して
ある。また、ベース10は、前記弾性脚部13の外側に
円環状のリブ16を突設してあり、このリブ16は開口
内側縁部に一対の切り欠き段部17,17を対向するよ
うに設けてある。
【0008】操作レバー20は、その一端部に平面円形
の取付部21を有するもので、この取付部21は、その
中心に前記ベース10の嵌合用突起11に嵌合可能な軸
孔22を有するとともに、この軸孔22を間にして対向
するように一対の略C字形状の嵌合溝23,23を設け
てある。この嵌合溝23,23は、その端部の外側縁部
に、係合爪14を取り付け,取り外すための切り欠き部
24,24をそれぞれ設けてある。
の取付部21を有するもので、この取付部21は、その
中心に前記ベース10の嵌合用突起11に嵌合可能な軸
孔22を有するとともに、この軸孔22を間にして対向
するように一対の略C字形状の嵌合溝23,23を設け
てある。この嵌合溝23,23は、その端部の外側縁部
に、係合爪14を取り付け,取り外すための切り欠き部
24,24をそれぞれ設けてある。
【0009】したがって、ベース10に設けた支軸12
の上方に操作レバー20の取付部21を位置決めして押
し込むと、弾性脚部13が外方に押し広げられ、支軸1
2の嵌合用突起11に操作レバー20の軸孔22が嵌合
すると同時に、係合爪14が嵌合溝23の縁部に係止
し、操作レバー20が支軸12に回動自在に支持され
る。
の上方に操作レバー20の取付部21を位置決めして押
し込むと、弾性脚部13が外方に押し広げられ、支軸1
2の嵌合用突起11に操作レバー20の軸孔22が嵌合
すると同時に、係合爪14が嵌合溝23の縁部に係止
し、操作レバー20が支軸12に回動自在に支持され
る。
【0010】本実施例によれば、操作レバー20を回動
させると、弾性脚部13の抜け止め用突起15が嵌合溝
23の内向側面に摺接して位置規制され、弾性脚部13
が外方に広がらない。このため、係合爪14が取付部2
1の縁部から外れることがなく、操作レバー20が支軸
12から脱落しないという利点がある。
させると、弾性脚部13の抜け止め用突起15が嵌合溝
23の内向側面に摺接して位置規制され、弾性脚部13
が外方に広がらない。このため、係合爪14が取付部2
1の縁部から外れることがなく、操作レバー20が支軸
12から脱落しないという利点がある。
【0011】ただし、嵌合溝23の端部の外側縁部に係
合爪14を取り付け,取り外すための切り欠き部24を
設けてある。このため、操作レバー20をベース10か
ら取り外す場合には、操作レバー20を回動し、操作レ
バー20の切り欠き部24をリブ16の切り欠き段部1
7に位置決めした後、弾性脚部13,13を外方に押し
広げれば、係合爪15を操作レバー20の縁部から簡単
に取り外せる。
合爪14を取り付け,取り外すための切り欠き部24を
設けてある。このため、操作レバー20をベース10か
ら取り外す場合には、操作レバー20を回動し、操作レ
バー20の切り欠き部24をリブ16の切り欠き段部1
7に位置決めした後、弾性脚部13,13を外方に押し
広げれば、係合爪15を操作レバー20の縁部から簡単
に取り外せる。
【0012】さらに、本実施例によれば、ベース10上
に突設した円環状のリブ16が操作レバー20の取付部
21の外周縁部を支持するように形成されている。この
ため、上方から外力が加わっても、操作レバー20の取
付部21が板厚方向に変形しないので、より一層脱落し
にくくなる。
に突設した円環状のリブ16が操作レバー20の取付部
21の外周縁部を支持するように形成されている。この
ため、上方から外力が加わっても、操作レバー20の取
付部21が板厚方向に変形しないので、より一層脱落し
にくくなる。
【0013】なお、前述の実施例では、弾性脚部13の
抜け止め用突起15が操作レバー20に設けた嵌合溝2
3の内向側面に摺接する場合について説明したが、必ず
しも抜け止め用突起を設ける必要はなく、弾性脚部の外
向側面を嵌合溝の内向側面に直接摺接するようにしても
よい。
抜け止め用突起15が操作レバー20に設けた嵌合溝2
3の内向側面に摺接する場合について説明したが、必ず
しも抜け止め用突起を設ける必要はなく、弾性脚部の外
向側面を嵌合溝の内向側面に直接摺接するようにしても
よい。
【0014】また、切り欠き部を有しない嵌合溝を設け
てもよく、ベースに円環状のリブを必ずしも設ける必要
はない。さらに、前述の実施例ではベースに一対の弾性
脚部を設ける場合について説明したが、1本だけ、又
は、2本以上の弾性脚部を設けてもよい。
てもよく、ベースに円環状のリブを必ずしも設ける必要
はない。さらに、前述の実施例ではベースに一対の弾性
脚部を設ける場合について説明したが、1本だけ、又
は、2本以上の弾性脚部を設けてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1にかかる操作レバーの取付構造によれば、弾
性脚部の外向側面が操作レバーの嵌合溝に摺接して位置
規制され、弾性脚部が外方に押し曲げられることがな
い。このため、弾性脚部の係合爪が操作レバーに設けた
嵌合溝の縁部から外れることなく常に係止しているの
で、操作レバーが支軸から脱落することがない。また、
請求項2によれば、支軸の係合爪を取り付け,取り外す
ための切り欠き部が嵌合溝に形成されているので、支軸
に操作レバーを取り付け、あるいは、支軸から操作レバ
ーを取り外す場合には、位置決めした操作レバーの切り
欠き部側に弾性脚部を押し曲げれば、操作レバーを簡単
に取り付け,取り外しできるという効果がある。
の請求項1にかかる操作レバーの取付構造によれば、弾
性脚部の外向側面が操作レバーの嵌合溝に摺接して位置
規制され、弾性脚部が外方に押し曲げられることがな
い。このため、弾性脚部の係合爪が操作レバーに設けた
嵌合溝の縁部から外れることなく常に係止しているの
で、操作レバーが支軸から脱落することがない。また、
請求項2によれば、支軸の係合爪を取り付け,取り外す
ための切り欠き部が嵌合溝に形成されているので、支軸
に操作レバーを取り付け、あるいは、支軸から操作レバ
ーを取り外す場合には、位置決めした操作レバーの切り
欠き部側に弾性脚部を押し曲げれば、操作レバーを簡単
に取り付け,取り外しできるという効果がある。
【図1】 本願発明にかかる操作レバーの取付構造の第
1実施例を示す分解斜視図である。
1実施例を示す分解斜視図である。
【図2】 図1に示した操作レバーの取付構造を示す平
面図である。
面図である。
【図3】 図2のA−A線断面図である。
10…ベース、11…嵌合用突起、12…支軸、13…
弾性脚部、14…係合爪、15…抜け止め用突起、16
…円環状リブ、20…操作レバー、21…取付部、22
…軸孔、23…嵌合溝、24…切り欠き部。
弾性脚部、14…係合爪、15…抜け止め用突起、16
…円環状リブ、20…操作レバー、21…取付部、22
…軸孔、23…嵌合溝、24…切り欠き部。
Claims (2)
- 【請求項1】 支軸を突設したベースに、係合爪を有す
る弾性脚部を前記支軸の周囲に突設し、操作レバーに設
けた軸孔を前記ベースの支軸に嵌合し、操作レバーの縁
部に前記弾性脚部の係合爪を係止して回動可能に支持す
る操作レバーの取付構造において、 前記操作レバーの軸孔の周囲に、前記弾性脚部を嵌合
し、かつ、その外向側面に摺接する嵌合溝を形成したこ
とを特徴とする操作レバーの取付構造。 - 【請求項2】 前記嵌合溝の外側縁部に、係合爪を取り
付け,取り外すための切り欠き部を設けたことを特徴と
する請求項1に記載の操作レバーの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15577694A JPH0821422A (ja) | 1994-07-07 | 1994-07-07 | 操作レバーの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15577694A JPH0821422A (ja) | 1994-07-07 | 1994-07-07 | 操作レバーの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0821422A true JPH0821422A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=15613162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15577694A Pending JPH0821422A (ja) | 1994-07-07 | 1994-07-07 | 操作レバーの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0821422A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19615137C1 (de) * | 1996-04-17 | 1997-07-03 | Schmalz J Gmbh | Unterdruckhandhabungsvorrichtung |
JP2016211640A (ja) * | 2015-05-07 | 2016-12-15 | 張造倫 | 固持装置 |
-
1994
- 1994-07-07 JP JP15577694A patent/JPH0821422A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19615137C1 (de) * | 1996-04-17 | 1997-07-03 | Schmalz J Gmbh | Unterdruckhandhabungsvorrichtung |
JP2016211640A (ja) * | 2015-05-07 | 2016-12-15 | 張造倫 | 固持装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011204 |