JPH0821028A - 建築用形鋼の中間部に対する連結金具 - Google Patents

建築用形鋼の中間部に対する連結金具

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JPH0821028A
JPH0821028A JP6180584A JP18058494A JPH0821028A JP H0821028 A JPH0821028 A JP H0821028A JP 6180584 A JP6180584 A JP 6180584A JP 18058494 A JP18058494 A JP 18058494A JP H0821028 A JPH0821028 A JP H0821028A
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Yoshimasa Okumura
嘉正 奥村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成が簡単な割に強度が高く且つ着脱の容易
な振れ止め受け等の連結金具を提供すること。 【構成】 野縁受20の中間部にこの野縁受20を支持
するための振れ止めブレース10を連結するための振れ
止め受け30に関する。野縁受20の長手方向にほぼ直
交する一対の板状部32,32の夫々に、野縁受20を
横方向Hより嵌合させるための嵌合部36を形成し、各
板状部32における嵌合部36の少なくとも開放側一端
部に、折曲げることで嵌合部36に嵌合させた野縁受2
0に接当してこの野縁受20の抜けを防止する折曲げ片
38を設けてある。傾斜ねじ40を締付けることで野縁
受20の長手方向に対する振れ止め受け30のずれを規
制する。本発明は野縁受を吊下支持するためのハンガー
等についても実施可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天井下地をなす建築用
形鋼の中間部に対する連結金具に関するものである。さ
らに詳しくは、野縁受等の建築用形鋼の長手方向中間部
に、この形鋼を支持するための長尺の振れ止め用ブレー
スや吊ボルト等の支持部材を連結する建築用形鋼の中間
部に対する連結金具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述のごとき振れ止め用ブレース
や吊ボルト等を連結するための振れ止め受けやハンガー
等の連結金具としては、図5に示すように、板材を折り
曲げることで側面視で上側に開口部101を有するフッ
ク状となるように形成したものが知られている。また、
これらの連結金具では、開口部101からフック状部分
102に形鋼103を嵌合させた状態で形鋼の抜けを防
ぐために開口部101の開きを防止する締付ねじ104
を開口部101に設けてある。そして、振れ止め受けに
あっては、開口部の一端側から斜め45°程度の角度で
板材をさらに伸ばし、この板材105の中間部に振れ止
め用ブレースをなす長尺ボルト110の取付用溝106
を形成していた。
【0003】しかし、上述の従来の振れ止め受けをなす
連結金具にあっては、連結金具を取り外す際に開口部1
01の開きを防止する締付ねじ104を完全に外さなけ
ればならないので、その着脱操作が繁雑であった。ま
た、架けわたした野縁受103に対して下側から連結金
具を装着せねばならないので、野縁受103に対して天
井ボードをいったん取り付けると、後から連結金具を装
着するには天井ボードを取り外す必要があって繁雑であ
った。さらに、斜め45°程度の角度で伸ばした板材1
05に振れ止めブレース110の取付用溝106を形成
してあるので、この伸ばした板材105の付け根部分に
負担が掛かって変形し易いという不都合があった。
【0004】一方、ハンガーをなす連結金具にあって
は、吊ボルトにより吊り下げた連結金具に対してその上
側から野縁受を下側に向かって嵌合させねばならないの
で、例えば野縁受のすぐ上をダクト等が横切る場合に
は、あらかじめ吊ボルトにハンガーを装着しておくこと
ができないので連結金具に対する野縁受の連結が非能率
的であった。また、吊ボルトにより吊り下げた複数の連
結金具に野縁受をいったん連結すると、一部の連結金具
から野縁受を取り外すには、連結金具自体を吊ボルトか
ら取り外さなければならないので、その作業が繁雑であ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる問題に鑑みて、
本発明は、構成が簡単な割に強度が高く且つ着脱の容易
な建築用形鋼の中間部に対する連結金具を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明にかかる建築用形鋼の中間部に対する連結金
具の第一の特徴構成は、天井下地をなす建築用形鋼の長
手方向中間部にこの形鋼を支持するための長尺の支持部
材を連結する構成において、前記形鋼の長手方向にほぼ
直交する一対の板状部の夫々に、前記形鋼を横方向より
嵌合させるための嵌合部を形成し、前記板状部に前記支
持部材の取付部を設け、前記各板状部における嵌合部の
少なくとも開放側一端部に、折曲げることで前記嵌合部
に嵌合させた前記形鋼に接当してこの形鋼の抜けを防止
する折曲げ片を設けたことにある。
【0007】また、本発明にかかる連結金具の第二の特
徴構成は、上記第一の特徴構成に加え、前記形鋼がチャ
ンネル状の野縁受であると共に前記折曲げ片がこの野縁
受のウエブにおける幅方向中間部で接当する突出部を備
えており、前記支持部材が前記野縁受の長手方向に直交
する横方向に対する振れ止め用のブレースであり、前記
支持部材の取付部が前記一対の板状部の上部間に前記ブ
レースを取り付けるものであることにある。
【0008】また、本発明にかかる連結金具の第三の特
徴構成は、上記第一又は第二の特徴構成に加え、前記一
対の板状部の間に、一方の板状部に対して他方の板状部
を傾斜させるための傾斜手段を設けたことにある。
【0009】
【作用】上記第一の特徴構成によれば、形鋼の長手方向
にほぼ直交する一対の板状部の夫々に形鋼を横方向より
嵌合させるための嵌合部を形成してあるので、連結金具
に対する形鋼の装着は横方向から行うことができる。し
たがって、振れ止め受けをなす連結金具の場合には天井
ボードをいったん取り付けた後でも形鋼に連結金具をそ
のまま容易に装着できる。また、ハンガーをなす連結金
具にあっては、形鋼のすぐ上をダクト等が横切る場合で
もダクト等に遮られることなくあらかじめ吊ボルトに装
着したハンガーに対して簡単に形鋼を連結することがで
き、しかも、吊ボルトにより吊り下げた複数の連結金具
に連結した形鋼を取り外すには、吊ボルトを横方向に撓
ませることで連結金具から形鋼を容易に取り外すことが
できる。
【0010】そして、上記折曲げ片を折曲げるだけの簡
単な操作で、この折曲げ片は嵌合部に嵌合させた前記形
鋼に接当してこの形鋼の抜けを防止し、連結金具に形鋼
を連結できる。このとき、形鋼に対する荷重によって嵌
合部を変形させようとする力は、板状部の平面内に作用
するので、板材を側面視でフック状に折曲げる従来の連
結金具に比較して板状部が変形し難くなり、強度的に有
利となる。また、嵌合部から形鋼が外れようとする際に
折曲げ片に作用する力も、折曲げ片を折曲げた方向では
なく、折曲げ片の平面内に作用するので、折曲げ片の変
形による形鋼の離脱も阻止し易い。
【0011】また、上記第二の特徴構成によれば、折曲
げ片の突出部が形鋼のウエブにおける幅方向中間部に接
当するので、チャンネル状の形鋼における一対のフラン
ジ端部の双方を嵌合部に押圧することができて、形鋼の
抜けをより有効に阻止できる。
【0012】しかも、支持部材の取付部が一対の板状部
の上部間にブレースを取り付けるものであるため、従来
の振れ止め受けとは異なり振れ止めブレースの取付角を
適宜調整可能であり、さらに、振れ止めブレースから作
用するの荷重を板状部の平面内で受け止めることができ
て強度的に有利となる。
【0013】また、上記第三の特徴構成によれば、傾斜
手段を操作することで、両板状部における嵌合部の上辺
部どうし及び下辺部どうしを結ぶ一対の線分の間隔を狭
めることができ、これによって嵌合部を形鋼に圧接させ
て、形鋼の長手方向に対する連結金具のずれを阻止でき
る。
【0014】
【発明の効果】このように、上記本発明にかかる建築用
形鋼の中間部に対する連結金具の第一の特徴構成によれ
ば、一対の板状部に嵌合部と折曲げ片を設けた簡素な構
成の割に、板状部の平面内で荷重を受け止めて強度が高
く、しかも、天井パネルやダクト等があっても折曲げ片
の操作のみで容易に形鋼を着脱できるようになった。
【0015】また、上記第二の特徴構成によれば、ブレ
ースをなす支持部材の取付角度を適宜調整可能であると
共に、支持部材の取付部の強度をさらに向上させること
が可能となった。
【0016】さらに、上記第三の特徴構成によれば、一
方の板状部に対して他方の板状部を傾斜させるだけの簡
単な操作で形鋼の長手方向に対する連結金具のずれを阻
止でき、しかも、連結金具の着脱に際し、従来のように
開口部の開きを防止する締付ねじを完全に外す必要な
く、連結作業の着脱作業を効率化できるようになった。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の実施例
を説明する。図1は天井の下地構造を示す側面図であっ
て、天井スラブ1より吊り下げられた吊ボルト2に対
し、建築用軽量形鋼の一例である複数本の野縁受20,
20を互いに平行で且つ天井スラブ1の平面に対し平行
に並べてある。各吊ボルト2の先端にはハンガ−4を取
り付けてあり、各野縁受20は、このハンガ−4に対し
上方から下方に向かって嵌合されることで吊下固定され
る。なお、図示省略するが、吊ボルト2及びハンガ−4
は各野縁受20の長手方向に対して複数個隔てて設けて
ある。また、各野縁受20の間に野縁5を架けわたし、
この野縁5に対して石膏ボ−ド及び化粧板よりなる天井
ボ−ド6を取り付けてある。
【0018】野縁受20や天井ボード6は、天井スラブ
1より吊ボルト2に吊り下げられているだけの状態で
は、これらが全体として図1の紙面左右方向に横振れす
ることとなって不安定である。そこで、1つの野縁受2
0における長手方向中間部と、他の野縁受20を支持す
る吊ボルト2の上部との間に、振れ止め用のブレ−ス1
0を架けわたすことで、天井ボード6等の横方向に対す
る振れを防止してある。ここで、ブレ−ス10の上端は
吊ボルト2の上端に対し上部振れ止め受け7を介して取
り付けてあり、また、ブレ−ス10の下端は下部振れ止
め受け30を介して野縁受20に取り付けてある。本実
施例では、本発明に係る連結金具として下部振れ止め受
け30について説明する。すなわち、下部振れ止め受け
30は、野縁受20の中間部にこの野縁受20を斜め4
5°程度の方向に対して支持するための長尺のブレ−ス
を連結する連結金具として機能するものである。
【0019】図2〜4に示すように、下部振れ止め受け
30は、大略、鋼板を正面視でコの字状に折曲げてな
り、ほぼ平行に並べた一対の板状部32,32と、それ
らの上端部を連結する連結部34とを備えている。先の
野縁受20は、ウエブ22の上下段にそれぞれフランジ
24を備えており、各板状部32に対し側面視コの字状
の切り欠きを形成することで、野縁受20を天井スラブ
と平行な横方向Hより嵌合させるための嵌合部36を形
成してある。また、各下部振れ止め受け30における嵌
合部36の少なくとも開放側上端部と下端部とに、各々
上部折曲げ片38と下部折曲げ片39とを設けてある。
【0020】上部折曲げ片38は、先の野縁受20のウ
エブ22における上下幅方向中間部に接当する突出部3
8aを設けると共に、その付け根付近に一対の括れ部3
8bを設けて折り曲げを容易に行えるようにしてある。
この上部折曲げ片38は、図3の二点鎖線に示すよう
に、常時各板状部32の平面に直交するように折り曲げ
られており、嵌合部36に対して野縁受20を受入可能
に嵌合部36を開放するものである。そして、嵌合部3
6に嵌合させた野縁受20のウエブ22に対し、突出部
38aを接当させてこの野縁受20の抜けを防止するよ
うに機能する。
【0021】ところで、野縁受20は垂直平面内での曲
げモーメントに耐久する必要性から、ウエブ22の部分
をフランジ24よりも長くしてある。したがって、本実
施例に示すように、嵌合部36に野縁受20を横方向H
から嵌合可能に構成することは、長いウエブ22の部分
に沿って折曲げ片38を長く形成できるので、その折曲
げも容易となる利点がある。
【0022】下部折曲げ片39は上部折曲げ片38とほ
ぼ同様の構成であるが突出部38aがない点、及び、上
部折曲げ片38よりも短く形成されている点が異なる。
下部折曲げ片39は野縁受20における下側のフランジ
24側が嵌合部36から離脱するのを更に補助する目的
を有するものであって、通常は使用する必要はないが、
使用する場合にはペンチ等で折り曲げればよい。
【0023】上記一対の板状部32,32の上下方向中
間部における一方には貫通孔32aを形成してあり、ま
た、他方にはねじ孔32bを形成し、この貫通孔32a
に傾斜ねじ40を貫通させてねじ孔32bに螺合させて
ある。傾斜ねじ40は、締付けることによって一方の板
状部32に対して他方の板状部32を傾斜させるための
傾斜手段として機能する。この傾斜ねじ40は、図2及
び図3に示す両板状部32,32における嵌合部36,
36の上辺部36a,36aどうし及び下辺部36b,
36bどうしを結ぶ一対の線分L1,L2の間隔Vを締
付けによって狭めることができる。すなわち、傾斜ねじ
40を締付けることによって、図3に示すように一対の
板状部32,32の上部における内側の間隔H2よりも
その下部の間隔H1を狭めて一方の板状部32に対して
他方の板状部32を傾斜させることで上記一対の線分L
1,L2の間隔Vを狭め、これによって嵌合部36を野
縁受20の上下一対のフランジ24,24に圧接し、野
縁受20の長手方向に対する下部振れ止め受30のずれ
を防止するものである。また、この傾斜ねじ40の締付
けによって野縁受20に対する下部振れ止め受30のが
たつきを防止することも同時に可能となる。
【0024】上記一対の板状部32,32の上部は、そ
の間にブレ−ス10を挟み込んで取り付けるための支持
部材10の取付部37として構成してある。ここに、ブ
レ−ス10は先の野縁受20と同様ウエブ12と一対の
フランジ14よりなるチャンネル上部材であって、引っ
張りのみならず圧縮にも耐えるように構成してある。ま
た、連結部34により連結される一対の板状部32,3
2の上部の内側の間隔H2をブレ−ス10におけるフラ
ンジ14の高さとほぼ同様にすることによって、傾斜ね
じ40を締付けた場合に、一対の板状部32,32間に
ブレ−ス10を圧接可能に構成してある。両板状部3
2,32の上部にはそれぞれ取付孔32c,32cを形
成してあり、上記取付部37に挟みこんだブレ−ス10
に対し、タップねじ42を板状部32に貫通させてねじ
切りをしながらブレ−ス10のウエブ12にタップねじ
42を螺合させることによって、板状部32に対しブレ
−ス10を連結する。
【0025】野縁受20に対しブレ−ス10を連結する
には、まず、吊ボルト2及びハンガ−4に支持された野
縁受20に対し嵌合部36に野縁受20を嵌め込んだ
後、上部折曲げ片38を手で折り曲げることで下部振れ
止め受30を野縁受20に連結する。ここに、折曲げ片
38の突出部38aが野縁受20のウエブ22における
幅方向中間部に接当するので、一対のフランジ24,2
4端部の双方を嵌合部36,36に押圧することができ
て、野縁受20の抜けをより有効に阻止できる。次い
で、野縁受20の取付部間にブレ−ス10を挿通すると
共に傾斜ねじ40を締付けることで下部振れ止め受30
の野縁受20長手方向に対するずれを規制すると共にブ
レ−ス10の長手方向に対する下部振れ止め受30のず
れを規制する。この状態で、タップねじ42を取付孔3
2cに貫通させると共に、ブレ−ス10のウエブ12に
螺合することによって、ブレ−ス10と野縁受20との
連結が完了する。下部振れ止め受30に対するブレ−ス
10の傾斜姿勢は適宜変更が可能である。なお、振れ止
め受け30を取り外すには、折曲げ片38,38を各板
状部32と直交するように再び引き起こすと共に傾斜ね
じ40を緩めれば良く、取り外し時にねじを完全に引き
抜いて外さねばならない従来のフック状の振れ止め受け
に比べて、その着脱が容易である。
【0026】次に本発明の別実施例を列挙する。上記実
施例では本発明に係る連結金具を下部振れ止め受け30
に対して実施したが、図1のハンガ−4の如き部材に対
し本発明を実施してもよい。その場合、連結部34を側
面視で幅広に形成すると共に、当該連結部34に吊ボル
ト2を取り付けるための貫通孔を設けておくことで、吊
ボルト2の先端にハンガーとして当該連結金具を取り付
けることができる。
【0027】上記実施例では、形鋼20としてチャンネ
ル状の野縁受を用いたが、この野縁受の代りに角パイプ
等を用いてもよい。すなわち、本発明は少なくともウエ
ブ及び一対のフランジを有する建築用軽量形鋼の連結金
具として実施可能である。
【0028】上記実施例では、嵌合部36を野縁受の一
対のフランジ24,24の外面及び端部に接当して嵌合
させるように構成したが、この嵌合部36は、チャンネ
ル状野縁受の一対のフランジ内面に嵌合するものとして
構成してもよい。但し、フランジ外面から嵌合させるよ
うに嵌合部を構成した方が、嵌合しろが多くて支持強度
をより高められる点で有利である。
【0029】上記実施例では、突出部38aを上部折曲
げ片38の先端部に設けたが、上記実施例よりもさらに
長く折曲げ片を構成して、その中間部に上記突出部38
aを設けるようにすれば、折曲げ片38の折曲げが容易
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】天井の下地構造を示す側面図である。
【図2】野縁受及びブレ−スを取り付けた状態の下部振
れ止め受を示す側面図である。
【図3】図2の正面図である。
【図4】野縁受に取り付けた下部振れ止め受の斜視図で
ある。
【図5】下部振れ止め受の従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
20 建築用形鋼 10 支持部材 32 板状部 H 横方向 36 嵌合部 37 支持部材の取付部 38 折曲げ片。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】 【符号の説明】
  1. 【請求項1】 天井下地をなす建築用形鋼(20)の長
    手方向中間部にこの形鋼(20)を支持するための長尺
    の支持部材(10)を連結する建築用形鋼の中間部に対
    する連結金具であって、前記形鋼(20)の長手方向に
    ほぼ直交する一対の板状部(32,32)の夫々に、前
    記形鋼(20)を横方向(H)より嵌合させるための嵌
    合部(36)を形成し、前記板状部(32,32)に前
    記支持部材の取付部(37)を設け、前記各板状部(3
    2)における嵌合部(36)の少なくとも開放側一端部
    に、折曲げることで前記嵌合部(36)に嵌合させた前
    記形鋼(20)に接当してこの形鋼(20)の抜けを防
    止する折曲げ片(38)を設けた建築用形鋼の中間部に
    対する連結金具。
  2. 【請求項2】 前記形鋼(20)がチャンネル状の野縁
    受であると共に前記折曲げ片(38)がこの野縁受のウ
    エブ(22)における幅方向中間部で接当する突出部
    (38a)を備えており、前記支持部材(10)が前記
    野縁受(20)の長手方向に直交する横方向に対する振
    れ止め用のブレースであり、前記支持部材(10)の取
    付部(37)が前記一対の板状部(32,32)の上部
    間に前記ブレース(10)を取り付けるものである請求
    項1に記載の建築用形鋼の中間部に対する連結金具。
  3. 【請求項3】 前記一対の板状部(32,32)の間
    に、一方の板状部(32)に対して他方の板状部を傾斜
    させるための傾斜手段(40)を設けてある請求項1又
    は2のいずれかに記載の建築用形鋼の中間部に対する連
    結金具。
JP6180584A 1994-07-08 1994-07-08 建築用形鋼の中間部に対する連結金具 Pending JPH0821028A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007177487A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Kyoei Seisakusho Kk 吊りボルト等の支持建材間に取り付ける筋交い等の補強建材連結装置
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