JPH08207835A - ゲートハンドルのロック構造 - Google Patents

ゲートハンドルのロック構造

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Publication number
JPH08207835A
JPH08207835A JP7017725A JP1772595A JPH08207835A JP H08207835 A JPH08207835 A JP H08207835A JP 7017725 A JP7017725 A JP 7017725A JP 1772595 A JP1772595 A JP 1772595A JP H08207835 A JPH08207835 A JP H08207835A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
gate handle
link
gate
pressure contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7017725A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Hirosaki
敬一 広崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP7017725A priority Critical patent/JPH08207835A/ja
Publication of JPH08207835A publication Critical patent/JPH08207835A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】ハンドルの操作力を軽減でき、しかも車室内の
騒音を低減できる小型軽量のゲートハンドルのロック構
造を提供する。 【構成】リンク7を圧接するフック9の圧接面10にこ
のリンク7に交差する溝16を設けたことを特徴とする
ゲートハンドルのロック構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゲートロック構造の防振
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8、図9は、従来の車両のゲートハン
ドルのロック構造を示すものである。この従来の構造で
は、図に示すように、車室を構成する部材31にフック
35を固定し、サイドゲート32を閉じたときに、この
ゲート32にあけた開口39からフック35の鉤部36
が外方に露出するようになっている。そして、サイドゲ
ート32の外側に回動自在に取り付けられたゲートハン
ドル33に矩形状のゲートハンドルリンク34(以下、
単にリンクという)を取り付け、このリンク34がフッ
ク35に係合する構造とされている。この場合、リンク
34の先端部に合成樹脂製のサイレンサー38が嵌着さ
れており、リンク34によりフック35に圧着されてい
る。この圧着の押し付け力を大きく設定することによ
り、走行時などの車両の振動によるフック35とリンク
34の間に生じる相対的な変位を抑制するとともに、係
合部における擦れの振動の発生を防止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構造では、車両の走行中、フック35とリン
ク34の間で擦れが生じないようにリンク34をフック
35に強く押し付ける必要があるため、ゲートハンドル
33をロック操作する場合、ゲートハンドル33の操作
が重くなる欠点があった。また、フック35へのリンク
34の押し付け力が大きいため、ゲートハンドル33の
ロック構造がその部材強度を高める必要性から大型化
し、重量も多くなっていた。さらに、フック35の圧接
面37が滑らかに形成されているため、フック35とリ
ンク34の間で相対的な擦れが発生しやすく、この擦れ
の振動がフック35を介して車室31側に伝導され、車
室31を構成する部材の共振等によって車室内騒音が大
きくなる問題があった。本発明は、上記実情に鑑みてな
されたもので、ゲートハンドル33の操作力を小さく
し、同時に小型軽量化を図り、しかもフック35とリン
ク34の間の擦れを抑え、車室内騒音の問題を解消する
ゲートハンドル33のロック構造を提供することを目的
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ゲートハンド
ルリンクをフックに掛けて開閉ゲートを車室を構成する
部材にロックする車両のゲートロック構造において、ゲ
ートハンドルリンクを圧接するフックの圧接面にゲート
ハンドルリンクに交差する溝を設けたことを特徴とす
る。
【0005】
【作用】リンクを圧接するフックの圧接面にリンクに交
差する溝が形成されているので、リンクの溝幅を跨ぐ部
分が溝の内側にくい込み、溝の存在しない部分は圧接面
に強く圧接されるため、リンクの軸心方向の変位に対す
る圧接面とリンクの間の摩擦係数は増大するように作用
する。したがって、圧接面とリンクの間の摩擦力はリン
クの軸心方向の相対変位を与えようとする荷重以上に設
定することができるので、摩擦係数とリンクの押し付け
力の積で作用する所定の摩擦力に対して摩擦係数を増大
させることができ、その分押し付け力を小さくすること
ができる。この結果、フックとリンクの間で擦れを発生
させずにゲートハンドルの操作力を小さくできる。これ
に伴ってゲートハンドルのロック構造の部材にかかる力
も小さくなるので、これを小型軽量にすることができ
る。また、フックとリンクの間での擦れが抑制されるの
で、擦れの振動の発生が防止され、車室を構成する部材
への振動の伝導もなく車室内の騒音を低減することがで
きる。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係わる実施例を図面に基づい
て説明する。図1から図7は本発明に係わるゲートハン
ドルのロック構造の実施例を示すものである。本実施例
のゲートハンドル6のロック構造はトラック等の車両1
の荷箱2を構成する開閉ゲートのうちサイドゲート3を
車室4を構成するバックパネル5に固定するものであ
る。サイドゲート3の前端部にはゲートハンドル6が配
設されている。そして、ゲートハンドル6のゲートハン
ドルリンク7の先端部に断面がU字形に成形された合成
樹脂製のサイレンサー8が嵌着され、このU字形の円弧
部の外面に後述のフック9の圧接面10に圧接される当
接面11が形成されている。
【0007】また、バックパネル5の側部にフック9が
配設されている。詳述すると、このフック9はその一端
部に固定用のフランジ部12が形成され、これに取付ボ
ルト13が挿通される取付穴14があけられており、後
述の鉤部15をサイドゲート3のゲートハンドル6の配
設部に開口された開口部17から突出する向きに取付ボ
ルト13によりバックパネル5の側部に固定されてい
る。他方、他端部には鉤部15がフランジ部12に対し
て直角方向に屈曲して形成されており、鉤部15の屈曲
の内側の面にはサイレンサー8の当接面11が圧接され
る圧接面10が形成されている。この圧接面10には溝
16が設けられており、この溝16は、図1の実施例で
はサイレンサー8に直交する方向に形成され、溝16の
幅と溝16の間隔がほぼ1対2の割合の寸法に成形され
た数本の溝16で形成されており、また、図7の他の実
施例ではサイレンサー8に斜めに交差する方向に、溝同
志が交差するように形成されている。以上のように構成
されたフック9の圧接面10にリンク7の先端部をサイ
レンサー8を介して当接させ、ゲートハンドル6を操作
させることによりサイレンサー8の当接面11をフック
9の圧接面10に圧接させてフック9とリンク7を結合
するゲートハンドル6のロック構造を構成している。
【0008】この構成によれば、フック9の圧接面10
の摩擦係数を大きくできるので、サイレンサー8の長手
方向の荷重がかかった場合にも、フック9とサイレンサ
ー8の間で擦れが発生しない摩擦力を得るための押し付
け力は小さくでき、ゲートハンドル6の操作力を小さく
できる効果が得られる。これに伴って、かかる力も小さ
くなるのでゲートハンドル6のロック構造の部材を小型
軽量にすることができる効果も得られる。さらに、フッ
ク9とサイレンサー8の間の擦れがないので擦れの振動
の発生がなく、車室4内の騒音を低減することができ
る。
【0009】なお、本発明の実施例において、フック9
の圧接面10に形成される溝16は図1、図7に示すも
のに限らず、圧接されるサイレンサー8の長手方向に直
交する方向の成分を含むものであればよい。また、本実
施例において溝16の幅と溝16の間隔がほぼ1対2の
割合の寸法に成形されたもので説明したが、この割合に
限定されることはなく、適宜設定することができる。ま
た、リンク7にサイレンサー8を嵌着させたもので説明
したが、サイレンサー8を用いずフック9とリンク7が
直接圧接されるものでも成り立つことはいうまでもな
い。
【0010】
【発明の効果】上記構成によれば、リンクを圧接するフ
ックの圧接面にリンクに交差する溝が形成されているの
で、圧接面とリンクの間の摩擦係数が増大し、摩擦係数
とリンクの押し付け力の積で作用する所定の摩擦力に対
してリンクの押し付け力を小さくすることができる。こ
の結果、フックとリンクの間で擦れを発生させずにゲー
トハンドルの操作力を小さくできる効果がえられる。ま
た、ゲートハンドルのロック構造の部材を小型軽量にす
ることができる利点も得られる。さらに、フックとリン
クの間での擦れが抑制されるので擦れの振動の発生が防
止され、車室側への振動の伝導もなく車室内の騒音を低
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる実施例のフックの斜視図であ
る。
【図2】図1のB−B線に沿う断面図である。
【図3】図1のC−C線に沿う断面図である。
【図4】本発明に係わる実施例を用いた車両の斜視図で
ある。
【図5】図4における要部の拡大図である。
【図6】図5のA−A線に沿う断面図である。
【図7】本発明に係わる他の実施例のフックの斜視図で
ある。
【図8】従来の実施例の要部の拡大図である。
【図9】従来の実施例のフックの斜視図である。
【符号の説明】
3 開閉ゲート(サイドゲート) 6 ゲートハンドル 7 ゲートハンドルリンク 9 フック 10 圧接面 16 溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゲートハンドルリンクをフックに掛けて開
    閉ゲートを車室を構成する部材にロックする車両のゲー
    トロック構造において、ゲートハンドルリンクを圧接す
    るフックの圧接面にゲートハンドルリンクに交差する溝
    を設けたことを特徴とするゲートハンドルのロック構
    造。
JP7017725A 1995-02-06 1995-02-06 ゲートハンドルのロック構造 Pending JPH08207835A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7017725A JPH08207835A (ja) 1995-02-06 1995-02-06 ゲートハンドルのロック構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7017725A JPH08207835A (ja) 1995-02-06 1995-02-06 ゲートハンドルのロック構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08207835A true JPH08207835A (ja) 1996-08-13

Family

ID=11951731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7017725A Pending JPH08207835A (ja) 1995-02-06 1995-02-06 ゲートハンドルのロック構造

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JP (1) JPH08207835A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009292295A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Daihatsu Motor Co Ltd 荷箱用ゲートハンドルの緩衝部材組み付け構造及び該緩衝部材の組み付け方法
WO2015133745A1 (ko) * 2014-03-06 2015-09-11 주식회사 화인특장 상용차 적재함의 리어 게이트 잠금 장치
WO2015133746A1 (ko) * 2014-03-06 2015-09-11 주식회사 화인특장 상용차 적재함의 사이드 게이트 잠금 장치

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WO2015133745A1 (ko) * 2014-03-06 2015-09-11 주식회사 화인특장 상용차 적재함의 리어 게이트 잠금 장치
WO2015133746A1 (ko) * 2014-03-06 2015-09-11 주식회사 화인특장 상용차 적재함의 사이드 게이트 잠금 장치

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