JPH08207750A - ケーブルウェイ用救助車 - Google Patents

ケーブルウェイ用救助車

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JPH08207750A
JPH08207750A JP7286268A JP28626895A JPH08207750A JP H08207750 A JPH08207750 A JP H08207750A JP 7286268 A JP7286268 A JP 7286268A JP 28626895 A JP28626895 A JP 28626895A JP H08207750 A JPH08207750 A JP H08207750A
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JP
Japan
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rescue
cable
cabin
winch
passenger car
Prior art date
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Application number
JP7286268A
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English (en)
Inventor
Ernst Egli
エーグリー エルンスト
Maurice Andrey
アンドリー モーリス
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Garaventa Holding AG
Original Assignee
Garaventa Holding AG
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61BRAILWAY SYSTEMS; EQUIPMENT THEREFOR NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B61B13/00Other railway systems
    • B61B13/04Monorail systems
    • B61B13/06Saddle or like balanced type
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61BRAILWAY SYSTEMS; EQUIPMENT THEREFOR NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B61B12/00Component parts, details or accessories not provided for in groups B61B7/00 - B61B11/00
    • B61B12/005Rescue devices for passengers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Emergency Lowering Means (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルウェイに緊急事態が発生した際に、
各客車の全ての乗客を速やかに救助車に移動させること
ができるケーブルウェイ用救助車を提供する。 【解決手段】 少なくとも1本のケーブル4によって、
客車の上方にある運行位置Fで運行される救助キャビン
3と、ケーブル4に振り子のように懸架され、少なくと
も3本の吊り降ろしケーブル6によって救助キャビン3
に連結された吊り滑車5と、故障車のそばの位置にまで
救助キャビン3を下降させて故障した客車の乗客を救助
車に乗り移らせ、その後吊り滑車5でキャビン4を接合
点まで引き上げてこれを終着駅まで運ぶために、ケーブ
ルを引き降ろすとともに巻き上げるケーブルウインチド
ライブ7とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続的に連なった
ケーブルウェイの客車の救助車に関するものであり、少
なくとも一本のケーブルによって客車の上方の位置まで
運ばれるとともに、前記ケーブルに懸架され、運行位置
において吊り滑車によりしっかりと設置された救助キャ
ビンを備えた救助車に関する。
【0002】
【従来の技術】国際的な規則によると、ケーブルウェイ
には、緊急時、例えば、ケーブルが軌道から脱線した場
合、横断するのが困難な荒れた土地で、乗客がケーブル
からロープを伝わって救助されることが困難である場合
には、立ち往生した車から乗客を救出するために、救助
車を備えつける必要がある。今日一般的にケーブルウェ
イの運行上の安全性が高度に達成されたおかげで、緊急
事態が一般的には起こらないことにより、救助車の装置
はほとんど使われることはない。しかし、規則によっ
て、救助車は常に準備され緊急時に使用できるようにし
ておかねばならず、年に1回救助車をテストすることが
規定されており、それらの使用時の容易性及び機能上の
能力が判定され検査される。
【0003】ヨーロッパ特許第399413号に開示さ
れているように、上記の特徴を備えた救助車として、吊
り滑車に固定され、はずれないようになっているととも
に、客車のキャビンと同等の収容能力を備えた救助キャ
ビンがある。救助車のキャビンの上には、追加の救助装
置が両側に取り付けられており、その救助バスケットは
ウインチでケーブルを引き降ろすことにより各客車に届
くように下降できる。各救助バスケットは、2人の人間
が立つことができる面積を備えており、進行時の折り畳
まれた位置と、救助作業時に歩行するため下に広げられ
た位置とに自在に変化するプラットホームを有し、救助
車及び各客車に乗り込むためにしっかり固定できるもの
である。
【0004】この公知の救助車により、各客車の全ての
乗客を救助車に乗せるためには、何回かの救助作業が必
要となる。さらに、救助車は乗客を移動させるための各
救出過程毎に、2回互いに固定されなければならない。
すなわち、救助装置のバスケットを客車に固定すること
と、救助車のキャビンに固定することである。
【0005】「インターナショナル ケーブル レイル
ウェイ レビュー( Internationalen Seibahnrundscha
u (International Cable Railway Review)」1992年
8月号、24〜25ページに掲載されている例の中に、
ディーゼルモータで動く水圧ドライバ及び単一の救助装
置を有し、一対のウォームギヤを用いたハンドクランク
によって、各々の場合に応じて吊り滑車に対して90度
回転できるクレーンのような公知の救助車が開示されて
いる。これは、各客車の2つの運転軌道の距離を近づけ
ることになり、2人の人間を乗せた救助バスケットが、
ガスで動くモータにより、客車の高さまで降下すること
ができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の救助車は、各客車の全ての乗客を救助車に速やかに
移動させることが困難であるという問題がある。
【0007】本発明は、運行位置から客車の救助位置ま
で、同期して動く少なくとも3つの巻き上げケーブルか
らなるサスペンションにより、吊り滑車から開放され、
下降し、再度吊り滑車に巻き上げられることが可能な救
助キャビンを備えることによって、このような従来の問
題点を解決するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、連続的に連なったケーブルウェイの客車
(2)用救助車(1)であって、a)少なくとも1本のケ
ーブル(4)によって、客車の上方にある運行位置
(F)で運行される救助キャビン(3)と、b)前記ケー
ブルに振り子の態様で懸架され、少なくとも3本の吊り
降ろしケーブル(6)によって救助キャビンに連結され
た吊り滑車(5)と、c)立ち往生した客車のそばの位置
にまで救助キャビンを下降させて該客車の乗客を救助車
に乗り移らせ、その後吊り滑車でキャビンを接合点まで
引き上げてこれを終着駅まで運ぶため、ケーブルを引き
降ろすとともに巻き上げるケーブルウインチドライブ
(7)と、を備えてなるケーブルウェイ用救助車を提供
するものである。
【0009】また、前記ケーブルウインチドライブが、
救助車のキャビンの屋根に固定された中間フレーム(1
0)にしっかりと据え付けられた救助車を提供するもの
である。
【0010】そしてまた、前記ケーブルウインチドライ
ブは、中間フレームにウインチシャフト(71)を備え
るとともに、そのシャフトに連結された少なくとも3つ
のウインチ(711から713)を備え、当該ウインチ(7
11から713)は、三角に配した方向転換ローラ(721
ら723)を介して救助キャビンを吊り下げる前記巻き上
げケーブル(61から63)を個々に巻き上げる救助車を
提供するものである。
【0011】さらに、3本の巻き上げケーブル(61
ら63)と、救助キャビンの屋根の片方の端に設けられ
たウインチシャフト(71)とを備え、前記中央のウイ
ンチ(712)の巻き上げケーブル(62)は、当該救助
キャビンの屋根の反対側に配設された方向転換ローラ
(722)によって方向転換されてなる救助車を提供する
ものである。
【0012】具体的には、救助車は客車の上方の運行位
置に運ばれる。救助車の運行軌道は、走行ギヤによって
運搬される1本の運搬ケーブルか、又は2本の運搬ケー
ブルと、それとは別の1本の牽引ケーブルからなるか、
又は2本の牽引ケーブルを備える。救助車の牽引ケーブ
ルはケーブルウインチに巻き上げられるか、又は循環さ
せることができる。例えば、振り子型ケーブルウェイの
場合では、救助車の運行軌道は、同時に客車の運行軌道
としての役割も持つ。しかし、例えば、客車が連続的に
連なったケーブルウェイの場合は、救助車専用の1本の
運行軌道が、客車の運行軌道の間に敷かれる。
【0013】救助車の運搬ケーブルは、また同時に牽引
ケーブルであり、自在に旋回できるように取り付けられ
ている。この場合、運搬ケーブルは循環しており、ま
た、客車用の2本の運行軌道の間に、前記救助車専用の
運行軌道がある。また、2本の運搬用牽引ケーブルを敷
くことも可能である。
【0014】救助車が立ち往生した客車まで運ばれる運
行位置おいては、救助キャビンは吊り滑車に強固に固定
されている。客車の所で、救助車は吊り滑車から開放さ
れ、同期して巻き上げ又は引き降ろすことが可能な少な
くとも3つのケーブルで、救助ポジションまで降下す
る。吊り滑車からの救助キャビンの吊り下げは、確実に
固定され、重心は吊り下げ領域内に配されている。ま
た、4つの巻き上げケーブルを、救助車の各コーナーに
1つずつ設置することも可能である。
【0015】客車が連続的に連なったケーブルウェイの
場合、救助車の運搬能力は1つの客車の半分であること
が好ましい。しかし、また、基本的に1つの客車全体の
運搬能力に対応させることも可能である。さらに、救助
車には2人の救助隊員の搭乗が可能である。好ましく
は、ケーブルウインチドライブは、救助キャビンの上方
であって、キャビンに固定された中間フレーム上に装備
される。このようにして、救助キャビンが吊り滑車から
開放された場合、救助隊員がケーブルウインチドライブ
を操作することができる。
【0016】本発明のさらなる利点としては、ケーブル
ウインチドライブが、中間フレーム上に位置するウイン
チシャフトと、ねじれないようにウインチシャフトに取
り付けられた少なくとも3つのウインチからなっている
ことが挙げられ、これによって、多くの巻き上げケーブ
ルが、方向転換ローラにより、各コーナーで救助車をつ
り上げることができる。対応するケーブルを反対方向に
巻きつけることによって、シャフトを回転させること
で、ケーブルを前方向及び後ろ方向に、同時に巻くこと
ができる。本発明の他の形態としては、サスペンション
が3つの巻き上げケーブルからなり、ウインチシャフト
が救助キャビンの屋根の片側の端に位置しており、中央
のウインチの巻き上げケーブルのみが、救助キャビンの
屋根の上の反対側の第三の角に配設された方向転換ロー
ラによって方向転換される。両方の外側のウインチの巻
き上げケーブルは、いずれも対応するウインチに直接つ
ながっている。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る実施の形態に
ついて説明する。
【0018】図1に示すように、DMC(ドゥオ モノ
ケーブル)連続ケーブルウェイは、2つの運搬牽引装
置、又は山側の方向(矢印Bの方向)と谷側の方向(矢
印Tの方向)の運搬範囲の中で、同じ高さで並行に張ら
れた運搬ケーブルを有している。各々2本の同時運搬ケ
ーブルは、運搬車の幅よりも広い山軌道B又は谷軌道T
を形成しており、そこに客車がケーブルクランプで吊ら
れており、そのクランプは終着駅ではずせるようになっ
ている。山側に運ばれる客車を2Bといい、谷側に運ば
れる客車を2Tという。図に表れていないケーブルの支
柱を越えて、谷側に運ばれる運搬車2B又は2Tの重荷が
異なることにより、客車2B又は2Tが互いに運行する時
に、支柱と支柱の間に異なるたるみが生じる。例えば、
山軌道Bと谷軌道Tの運搬ケーブルに図1に示すような
たるみΔDが生じる。客車の山軌道と谷軌道の間の真ん
中に、救助軌道としての救助ケーブル4がある。これに
より、救助車1が客車の運行軌道B又はTの上方を運ば
れる。
【0019】救助車1は、救助ケーブル4に51の所で
旋回できるように取り付けられた吊り滑車5と救助キャ
ビン3を有する。その輸送能力は、客車の輸送能力に2
人の救出員の重さを加えたものに相当する。吊り滑車5
と救助キャビン3の間に位置する救助キャビン3の屋根
に、ケーブルウインチドライブ7が取り付けられてい
る。これによって、ウインチドライブ7に沿ってキャビ
ン3が、吊り滑車5に固定されている運行位置Fから開
放されることができる。そして、3つの引き降ろしケー
ブル6によって、吊り滑車5から、客車2B(又は2T
の高さに等しい救助位置Rにまで下降させることができ
る。
【0020】ケーブルウインチドライブ7は、救助キャ
ビン3の屋根の上に、図2及び図3のように位置してい
る。3つのケーブルウインチ711、712、713は、共通
のウインチシャフト71に取り付けられている。ウイン
チシャフト71は、進行方向の向きに延び、救助キャビ
ン3の屋根の上の中央に位置している。各ウインチ711
乃至713に、3つの引き降ろしケーブル61乃至63が巻
かれている。中央のウインチ712は、前と後ろの2つの
ウインチ711及び713とは逆向きに巻かれている。ウイ
ンチシャフト71の回転方向によって、3つの引き降ろ
しケーブル61乃至63が同時に巻き上げられ又は巻き降
ろされる。ケーブルを平行から垂直に方向転換させるロ
ーラが、各巻き降ろしケーブル61、62及び63に配置
されている。2つの方向転換ローラ721と723が、救助
キャビン3の横隅に据え付けられている。3つ目の方向
転換ローラは、キャビンの屋根の反対側の真ん中に据え
付けられている。3つの方向転換ローラによって、救助
キャビン3は3点で静的につりあげられ、そのつり上げ
範囲内に重心がある。概略が描かれた駆動装置73は、
ウインチシャフト71を駆動させるための水圧伝動装置
を備えたディーゼルモータや、水圧モータ及び水圧ポン
プを有する。ケーブルウインチドライブ7は、救助キャ
ビンの内部で、コントロール装置74によってコントロ
ールされる。
【0021】図4に示されるケーブルウインチドライブ
7の異なる形態においては、ウインチシャフトは救助キ
ャビン3の屋根の片方に位置しており、中央の巻き降ろ
しケーブル62は、方向転換ローラ722によって、救助
キャビン3の反対側で垂直に方向転換している。他の2
本の巻き降ろしケーブル(図3の61及び63)は、その
対応するウインチ711及び713に直接設置されている。
これにより、図3に示された2個の方向転換ローラ721
及び723が不要となる。ここでも、水圧駆動装置が装備
されている。すなわち、水圧ポンプを含む駆動装置が7
31として示されており、また、ウインチシャフト71
取り付けられた、減速ギアーを含む水圧モータが732
して示されている。
【0022】救助過程において、救助ケーブル4上の救
助車1は、故障した客車の上方、Fの位置に運ばれる。
そして、救助キャビン3が、後に詳述するが、コントロ
ール装置74によって、吊り滑車から開放され、救助ポ
ジションR、すなわち、乗客を乗り移らせるために、客
車2Bに相当する高さまで下降する。救助キャビン3
は、両側にちょうつがい式に開くプラットホーム8を有
しており、また、2本のケーブル91及び92によって、
客車の吊り滑車にしっかり接続される。その後、全ての
乗客が乗り移ることができる。救助活動が成功した後、
キャビン3がコントロール装置74によって再び運行位
置Fにまで引き上げられ、吊り滑車5に接触し、そこで
固定される。それから、図5に示されるように、ケーブ
ルウェイの山側の駅に運ばれ(又は、もしより近いので
あれば、谷側の駅に運ばれ)、そこで乗客は、着陸地1
4上の駅のプラットホーム(図には示されていない)上
の救助車1から出て、プラットホームに降り立つ。山側
の駅の屋根裏には、ケーブルサドル13に吊り下がった
状態で、あまり目立たないように救助車1が格納され、
いつでも使用が可能となっている。
【0023】救助車1の好適実施態様は、図7、図8及
び図9に詳細に示されている。救助車は、2本の運搬ケ
ーブル41及び42に沿って、8個の車輪の走行ギア11
によって運搬される。走行ギア11は、連結部51によ
って、振り子様式で吊り滑車5を保持している。ケーブ
ルウインチドライブ7を有する救助キャビン3は、吊り
滑車5にぶらさがっている。救助キャビンは、中間フレ
ーム10に固定されており、その上にケーブルウインチ
ドライブ7が据え付けられている。ウインチシャフト7
1は、キャビン3の端に配置されており、運行水圧モー
タ732は、進行方向Bに向けられており、2個のシャフ
トベアリング714によって、走行可能に配置されてい
る。中央のウインチ712の引き降ろしケーブル62は、
2個の外側のウインチ711又は713と反対方向に回転
し、方向転換ローラ722によって、キャビン3の反対側
の端の真ん中で垂直に方向転換している。他の2本の引
き降ろしケーブル61及び63は、対応するウインチ711
及び713に直接設置されている。3本の引き降ろしケー
ブル61、62及び63は、3個の吊り下げられたケーブ
ルディスク611、621、631の回りを何回も巻きつけら
ることにより、吊り滑車に連結されており、末端の付属
品612、622及び632の所で吊り滑車5に留められてい
る。
【0024】ウインチシャフト71は、水圧ドライバ73
によって、運行される。水圧モータを有するディーゼル
装置は、731として示され、ポンプ装置732と水圧でつ
ながっている。ポンプ装置732の中には、減速ギアと制
動装置733が入っている。2枚のブレーキディスク734
が、ウインチシャフトにしっかりと据え付けられてお
り、2個のはさみパッド735によって、それぞれ制動さ
れる。コントロール装置74のケーブルは、スプリング
リール741に巻かれる。最後に、救出員用の入口及び出
口101及び102が、両側の中間フレーム10に装備さ
れる。
【0025】救助キャビン3は、掛けがね12によっ
て、吊り滑車5に固定され保持される。キャビンの中で
は、てこ棒121のハンドル1211が備えられ、それに
よって、図10及び図11に詳細に示されるように、吊
り滑車に締め付けて留められる。吊り上げるとき、救助
キャビン3は、2個の吊り下げられたエンドスイッチ1
3に押しつけられ、これによってケーブルウインチド
ライブ7を切り放す。ハンドル1211は、中間フレーム
10にある、ひざレバーデバイス(点線で示されてい
る)に旋回可能に設置された2個の掛けがね1212のス
ロットにある棒の端に掛かっている。これにより、(破
線で示されるように)前記のようにスロットに掛ける際
に広げられた位置に引っ張ることができる。この際に、
2個の掛けがね1212が、各吊るしピン52のつば521
と係合し、キャビン3を降下させた後、2本のピン52
に連結する。救助キャビンは、中間フレームに取り付け
られた3つの調整可能な吸収緩衝装置122によって、
吊り滑車5に3点で依然保持されている。これにより、
進行方向Fの方への、救助キャビン3と吊り滑車5の間
の振動を比較的少なく抑えることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、ケーブルウェイに緊急事態が発生した際に、各客車
の全ての乗客を速やかに救助車に移動させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る救助車が、客車用の
2本の運行軌道の間を運行する状態を示す図である。
【図2】下降した客車に連結した救助キャビンを使った
救助の様子を示す正面図である。
【図3】図2のIIb−IIbの線に沿った平面図である。
【図4】他のケーブルウインチドライブを示す図であ
る。
【図5】待機状態の救助車がケーブルサドルによって軌
道に入っているケーブルウェイの山駅の側面図である。
【図6】図5の平面図である。
【図7】図4に基づく他の救助車の正面図である。
【図8】図7の側面図である。
【図9】図7のV−Vの線に沿った平面拡大図である。
【図10】吊り滑車によって固定した救助キャビンを示
す正面図である。
【図11】図10の側面図である。
【符号の説明】
1 救助車 2 客車 3 救助キャビン 4 ケーブル 5 吊り滑車 6 吊り降ろしケーブル 7 ケーブルウインチドライブ 10 中間フレーム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続的に連なったケーブルウェイの客車
    (2)用救助車(1)であって、 a) 少なくとも1本のケーブル(4)によって、客車の
    上方にある運行位置(F)で運行される救助キャビン
    (3)と、 b) 前記ケーブルに振り子の態様で懸架され、三角に配
    した少なくとも3本の吊り降ろしケーブル(6)によっ
    て救助キャビンに連結された吊り滑車(5)と、 c) 立ち往生した客車のそばの位置にまで救助キャビン
    を下降させて該客車の乗客を救助キャビンに乗り移ら
    せ、その後吊り滑車でキャビンを接合点まで引き上げて
    これを終着駅まで運ぶため、ケーブルを同期して引き降
    ろすとともに巻き上げるケーブルウインチドライブ
    (7)と、を備えてなるケーブルウェイ用救助車。
  2. 【請求項2】 前記ケーブルウインチドライブが、救助
    車のキャビンの屋根に固定された中間フレーム(10)
    に確実に設置された請求項1記載の救助車。
  3. 【請求項3】 前記ケーブルウインチドライブは、中間
    フレームにウインチシャフト(71)を備えるととも
    に、そのシャフトに連結された少なくとも3つのウイン
    チ(711から713)を備え、当該ウインチ(711から7
    13)は、三角に配した方向転換ローラ(721から723
    を介して救助キャビンを吊り下げる前記巻き上げケーブ
    ル(61から63)を個々に巻き上げる請求項2記載の救
    助車。
  4. 【請求項4】 3本の巻き上げケーブル(61から63
    と、救助キャビンの屋根の片方の端に設けられたウイン
    チシャフト(71)とを備え、前記中央のウインチ(7
    12)の巻き上げケーブル(62)は、当該救助キャビン
    の屋根の反対側に配設された方向転換ローラ(722)に
    よって方向転換されてなる請求項1記載の救助車。
JP7286268A 1994-11-02 1995-11-02 ケーブルウェイ用救助車 Pending JPH08207750A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH3271/94-4 1994-11-02
CH03271/94A CH693091A5 (de) 1994-11-02 1994-11-02 Bergungsfahrzeug für eine Seilbahn.

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JPH08207750A true JPH08207750A (ja) 1996-08-13

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JP7286268A Pending JPH08207750A (ja) 1994-11-02 1995-11-02 ケーブルウェイ用救助車

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5570638A (ja)
EP (1) EP0710597A1 (ja)
JP (1) JPH08207750A (ja)
KR (1) KR960017395A (ja)
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