JPH08207667A - 車両用コンソールボックス - Google Patents

車両用コンソールボックス

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JPH08207667A
JPH08207667A JP4255295A JP4255295A JPH08207667A JP H08207667 A JPH08207667 A JP H08207667A JP 4255295 A JP4255295 A JP 4255295A JP 4255295 A JP4255295 A JP 4255295A JP H08207667 A JPH08207667 A JP H08207667A
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JP
Japan
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lid
box body
net
opening
side parts
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JP4255295A
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Osamu Niwa
修 丹羽
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Araco Co Ltd
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Araco Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボックス本体内で収容物が動いてしまうこと
を簡単に防止する。 【構成】 ボックス本体1の開口部1aを開閉する蓋2
には、その左右両内壁面に取付フランジ部3が設けられ
ており、ここに枠体5が嵌め込まれている。枠体5は、
左右両辺部である取付辺部6とその両端部にセルフヒン
ジ部7aを介して一体に連なる弧状膨出辺部7とからな
り、この取付辺部6と弧状膨出辺部7により囲まれた部
分にはネット4が張られている。これにより枠体5は下
側に凸とした押さえ位置と上側に凸とした開放位置との
間でトグル変位され、押さえ位置に変位した場合には蓋
2を閉めるだけでボックス本体1内の収容物を押さえる
ことができ、開放位置に変位した場合には、薄い物をネ
ット4と蓋2との間に挟むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は収容物が内部で移動する
ことを防止できるようにした車両用コンソールボックス
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、車両用コンソールボックスは
運転席と助手席との間に設置されており、上面に開口部
を有するボックス本体と、その開口部を開閉する蓋とか
ら構成される。蓋は、ヒンジ部を介してボックス本体に
連結されており、上下に回動操作可能であり、これによ
りボックス本体の開口部が開閉される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の構成
では車両の振動や加速によりコンソールボックス内の収
容物が内部で自由に移動してしまうから、収容物同士の
衝突或いは内壁との衝突により異音・騒音を発生するば
かりか収容物が損傷してしまうことがあった。
【0004】これに対処するには、ボックス本体内の収
容物をネットで押さえることが考えられる。具体的に
は、収容物の上方からネットをかぶせ、そのネットの両
端部をボックス本体の底部両端部に固定するのでる。し
かし、これでは収容物の出し入れの度に、ネットの取り
外し・取り付け作業を行わなければならないから、大変
面倒であり実用的ではない。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、ボックス本体内で収容物が動いてしま
うことを簡単に防止できる車両用コンソールボックスを
提供することになる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の車両用コンソールボックスは、車体に固定
したボックス本体にその上面開口部を開閉する蓋を設け
たものにおいて、蓋の裏面に、ボックス本体の内周部に
沿ってボックス本体内側に膨出する枠体を設け、その枠
体にボックス本体に収容した収容物を押さえる可撓材料
製のネットを張ったところに特徴を有する(請求項1の
発明)。
【0007】また、上記蓋は周囲部に垂下壁を有して下
面を開放した容器状をなすと共に、枠体は、蓋の対向辺
部に取り付けられる一対の取付辺部と、この取付辺部の
各端部間を連結するように一体に設けられた一対の弧状
膨出辺部とからなり、その両弧状膨出辺部は下側に凸と
なってボックス本体内に膨出する押さえ位置と、上側に
凸となって蓋内に膨出する開放位置との間で弾性的にト
グル変位可能であってもよい(請求項2の発明)。
【0008】
【作用】請求項1の発明によれば、蓋の裏面にはボック
ス本体内側に膨出するように、可撓材料製のネットが張
られているので、蓋を閉めるだけで、収容物がネットに
よって自然に押さえ付けられることになる。また、収容
物を取り出すときには、蓋を開けるだけでネットが自然
に取り除かれて取り出し可能となる。
【0009】請求項2の発明によれば、必要なときに弧
状膨出辺部を押さえ位置に変位させれば、ネットはボッ
クス本体内側に膨出するから、上記同様に蓋を閉めるだ
けで自然に収容物は押さえられる。また、不要なときに
は弧状膨出辺部を開放位置にトグル変位させておけば蓋
とネットとの間に薄い物を挟むこともできる。
【0010】
【発明の効果】上述したように、請求項1の発明によれ
ば、蓋を閉めるだけで収容物が押さえられ、蓋を開ける
だけで収容物を開放できるから、収容物の出し入れに煩
わされることなく簡単に収容物のがた付きを防止できる
という効果を奏する。
【0011】さらに、請求項2の発明によれば、不要な
ときには、弧状膨出辺部を開放位置にトグル変位すると
蓋とネットとの間に薄い物を挟むことができるから、さ
らに実用価値が大となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の車両用コンソールボックスを
具体化した一実施例について図1乃至図4を参照して説
明する。本実施例の車両用コンソールボックスは、運転
席と助手席との間に載置されるものであり、図1に示す
ように、直方体をなし上面に開口部1aを有するボック
ス本体1と、その開口部1aを開閉する蓋2とから構成
される。
【0013】蓋2は、ボックス本体1の開口後縁部に設
けられたヒンジ部9を介してボックス本体1に連結され
ており、上下に回動操作させることにより開口部1aが
開閉される。この蓋2は、周囲部に垂下壁を有して下面
を開放する容器状をなし、その周囲部の形状はボックス
本体1の外形とほぼ同じ大きさに形成されている。ま
た、この蓋2の左右両内壁面には、下縁より僅かに上部
であって前端部から所定の距離を隔てた位置から後端部
に掛けて、取付フランジ部3が対向して形成されてお
り、ここに図2に示すゴム製のネット4を備えた枠体5
が嵌め込まれるようになっている。
【0014】枠体5は合成樹脂製であり、その左右方向
の長さ寸法は蓋2の左右方向の内側寸法とほぼ同じであ
るが、前後方向の長さ寸法は蓋2の前後方向の内側寸法
より僅かに短くなっている。この枠体5の左右両辺部が
取付辺部6であり、この各取付辺部6には前後方向に延
びかつ外方に開口する溝部6aが設けられており、この
溝部6aには上記取付フランジ部3がそれぞれ挿入され
るようになっている。さらに、この各取付辺部6の前後
部には、図3に示すように、それぞれ係止爪部6bが溝
部6a内上面に突設されるとともに、各取付フランジ部
3の前後部にはそれぞれ係止孔3aが形成されており、
溝部6aに取付フランジ部3を挿入した際に係止爪部6
bが係止孔3aに係合される。
【0015】また、枠体5の前後両辺部、即ち取付辺部
6の両端部を一体に連結する部分を弧状膨出辺部7とし
て、ボックス本体1内に膨出するように弧状に形成され
ている。各弧状膨出辺部7の両端部はセルフヒンジ部7
aを介して取付辺部6の両端部に一体に連なっており、
各弧状膨出辺部7は、下側に凸となってボックス本体1
内に膨出する押さえ位置(図4の実線で示される位置)
と、上側に凸となって蓋2の天井部に接する開放位置
(二点鎖線で示される位置)との間でトグル変位され
る。
【0016】さらに、取付辺部6及び弧状膨出辺部7に
より囲まれた部分には、ゴム製のネット4が張られてお
り、そのネット4の周縁部が取付辺部6及び弧状膨出辺
部7に固定されている。また、各弧状膨出辺部7により
形成される枠体5の前後両側面にもゴム製のネット8が
張られている。
【0017】次に、本実施例の作用について述べる。常
には、各弧状膨出辺部7は下側に凸とした押さえ位置と
しておく。そして、小物をボックス本体1に収容するに
は、蓋2を開けて小物をボックス本体1内に収容し、収
容し終えれば蓋2を下方に回動して開口部1aを閉じ
る。これにより、小物は、上方からネット4により押さ
えられる(図4中実線で示された状態)。また、小物を
取り出すには、蓋2を開ければ小物からネット4が取り
除かれるから、小物をボックス本体1内から取り出せば
よい。
【0018】一方、小物がボックス本体1内に収容され
ていない場合、即ち小物を押さえる必要のない場合に
は、各弧状膨出辺部7をそれぞれ上方に押圧して上側に
凸となる開放位置にトグル変位させる。すると、蓋2の
天井部にネット4が接する状態となり、前方から蓋2と
ネット4との間に駐車券等の薄い物を挟み込むことがで
きる(図4の二点鎖線で示された状態)。
【0019】このように本実施例によれば、ボックス本
体1に収容された小物はネット4により上方から押さら
れるため、車両の振動や加速により、小物がボックス本
体1内を自由に移動して異音や損傷等を招くことが防止
される。さらに、ネット4を被せるには、蓋2を閉める
だけでよいから、面倒な作業を行う必要がなく大変簡単
である。また、小物を押さえる必要のないときには、弧
状膨出辺部7を開放位置にトグル変位させて蓋2とネッ
ト4との間に薄い物を挟むことができるから、実用価値
が大となる。
【0020】なお、本発明は上記各実施例に限定される
ものではなく、例えば次のように変形して実施すること
ができ、これらの実施態様も本発明の技術的範囲に属す
る。 (1) 上記実施例では弧状膨出辺部7はセルフヒンジ
部7aを介して取付辺部6に連結されトグル変位可能と
なるように構成されていたが、請求項1の発明について
言えば弧状膨出辺部は下側に凸とした形状に固定されて
いるものであってもよい。この場合には、弧状膨出辺部
が下側に凸とした形状に固定されることからボックス本
体内の小物をより確実に押さえることができるととも
に、また弧状膨出辺部に金属製の材料等を使用すること
もできる。
【0021】(2) 上記実施例では、枠体5はその左
右両辺部が取付辺部6で前後両辺部が弧状膨出辺部7と
なるように構成されていたが、左右両辺部が弧状膨出辺
部で前後両辺部が取付辺部となるように構成されていて
もよい等、要するにネットがボックス本体内に膨出する
ように張られている構成であればよい。その他、本発明
は要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の全体を示す斜視図である。
【図2】枠体を示す斜視図である。
【図3】取付辺部を示す拡大断面図である。
【図4】押さえ位置及び開放位置を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1…ボックス本体 2…蓋 4…ネット 5…枠体 6…取付辺部 7…弧状膨出辺部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に固定したボックス本体にその上面
    開口部を開閉する蓋を設けたものにおいて、前記蓋の裏
    面に、前記ボックス本体の内周部に沿ってボックス本体
    内側に膨出する枠体を設け、その枠体に前記ボックス本
    体に収容した収容物を押さえる可撓材料製のネットを張
    ってなることを特徴とする車両用コンソールボックス。
  2. 【請求項2】 前記蓋は周囲部に垂下壁を有して下面を
    開放した容器状をなすと共に、前記枠体は、前記蓋の対
    向辺部に取り付けられる一対の取付辺部と、この取付辺
    部の各端部間を連結するように一体に設けられた一対の
    弧状膨出辺部とからなり、その両弧状膨出辺部は下側に
    凸となって前記ボックス本体内に膨出する押さえ位置
    と、上側に凸となって前記蓋内に膨出する開放位置との
    間で弾性的にトグル変位可能であることを特徴とする請
    求項1記載の車両用コンソールボックス。
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