JPH08207632A - トラクタの座席装置 - Google Patents

トラクタの座席装置

Info

Publication number
JPH08207632A
JPH08207632A JP1600595A JP1600595A JPH08207632A JP H08207632 A JPH08207632 A JP H08207632A JP 1600595 A JP1600595 A JP 1600595A JP 1600595 A JP1600595 A JP 1600595A JP H08207632 A JPH08207632 A JP H08207632A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
case
hydraulic case
hydraulic
tractor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1600595A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Harada
英二 原田
Masanori Ishikawa
昌範 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP1600595A priority Critical patent/JPH08207632A/ja
Publication of JPH08207632A publication Critical patent/JPH08207632A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 切欠部を有するシート支持板で油圧ケース
上を覆いその上方にシートを設けることにより、伝動ケ
ース上に電装部品等をコンパクトに安定よく取付ける。 【構 成】 前後の走行軸1a,1bを備えた走行機体
の運転席4の後部で伝動ケース6上に耕耘装置等の作業
機を昇降可能に動作させる油圧ケース7を装着するとと
もに、この油圧ケース7上にシート4aを設置するよう
にしたトラクタの油圧ケース7の上に、この油圧ケース
7の前方側の央部に切欠部8bを形成したシート支持板
8を設け、この切欠部8b下方に対向する伝動ケース6
上に給油孔14を形成する取付板11を設け、この取付
板11上に水平センサ或いはマイコン等電装部品を装着
するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタの伝動ケース
上に設置される油圧ケース上にシート支持板を設けてシ
ートを取付けるようにしたトラクタの座席装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に前後の走行輪を備えた機体の後部
で伝動ケース上に設置した油圧ケースにより耕耘装置等
の作業機を昇降可能に有するトラクタは、運転席のシー
トをこの油圧ケース上に、運転座席姿勢と前方を支点と
して後方を上方に開動退避させるメンテナンス姿勢とに
切換えることができるように取付け支持している。
【0003】そして前記のようなトラクタは、果樹園や
ハウス内で作業をする場合にシートの高さが高いとオペ
レータの頭が果樹や建物に接当し易いので、これを回避
するためにシートを機体にできるだけ近接させた低い位
置に設置される、いわゆる低床仕様の取付構成に製作さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、トラクタは運転
席回りに各種の操作装置類を配置する必要があるが、こ
れらの構成部品のうち、例えば水平センサやマイコン等
の電装部品をシート下に設けないで、伝動ケースの側方
等で前記操作装置等と離れた位置に取付ブラケットを介
して設置しており、このようにブラケットを介して取付
けられた電装部品は機体振動を受け易く、そのために精
度や耐久性を低下させるとともに、メンテナンス性が悪
い等の問題点を有していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記のような従来の装置
の有する問題点を解消するための本発明のトラクタの座
席装置は、前後の走行軸1a,1bを備えた走行機体2
の運転席4の後部で伝動ケース6上に耕耘装置等の作業
機を昇降可能に動作させる油圧ケース7を装着するとと
もに、この油圧ケース7上に前部下端に回動支点を有
し、起伏自在にシート4aを設置したトラクタにおい
て、前記油圧ケース7の上に、この油圧ケース7の前方
側の央部に切欠部8bを形成したシート支持板8を設け
るとともに、このシート支持板8の切欠部8b下方に対
向する伝動ケース6上に給油孔14を形成する取付板1
1を設け、且つこの取付板11上には水平センサ或いは
マイコン等電装部品15,16を装着したことを特徴と
している。
【0006】
【作 用】以上の構成により、油圧ケース7はシート支
持板8に上方を覆われてシート4aを良好に設置するこ
とができる。また、水平センサ15やマイコン16等の
電装部品はシート支持板8の切欠部8b下方で周囲を覆
われた状態で、伝動ケース6上にしっかりと支持された
取付板11により安定よく装着される。また、前記取付板
11には給油孔14の設置が簡単に、しかも最適の場所
にすることができ、給油作業を容易に行なうことができ
る。
【0007】
【実 施 例】本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1及び図2に示すように、1は前後の走行輪1
a,1bを有する機体2上の前方にエンジン3を搭載す
るとともに、運転席4の後部に耕耘装置(不図示)等の
作業機を装着可能な三点リンクヒッチ5を備えたトラク
タである。そして各種の変速伝動ギヤ等が内装されるト
ランスミッションケースを形成する伝動ケース6上に
は、上記三点リンクヒッチ5のリフトアーム7aを有す
る油圧ケース7が設置されており、この油圧ケース7上
には後述するシート支持板8を介して運転席4のシート
4aを取付け支持している。
【0008】9,9は後輪1bの内側から上方を覆うよ
うに伝動ケース6に立設したフェンダカバーであり、そ
の上面にはシート4aの側方の部分で操作可能な耕耘深
さ及び作業機の水平姿勢制御等の操作をするためのコン
トロール操作部9aが構成されている。また、図3に示
すように前記両側のフェンダカバー9,9間に前記シー
ト支持板8の両側を取付けるとともに、この前方側に横
枠90を取付けており、この横枠90の中程にはシート
4aの前端下部に取付けた横軸40を開動可能に支持す
る枢支筒91を設けている。
【0009】また、伝動ケース6の上面で油圧ケース7
の前部には取付板11を前記伝動ケース6の前部のケー
ス枠12に取付けている。そしてこの取付板11には図
3〜図5に示すように油圧ケース7に設置される給油栓
13に対応する給油孔14を開口するとともに、その両
側に前記コントロール操作部9aの構成電装部品である
水平センサ15及びマイコン16等を取付けるようにし
ている。
【0010】そして前記シート支持板8は両側がフェン
ダカバー9,9に支持された状態で平面視コ字状に形成
され、シート4aの後方下部を受止める広巾な受面8a
の下方で油圧ケース7上を覆うとともに、その前方に凹
状に切欠した切欠部8bを設け、この切欠部8bの下方
に前述の取付板11を対向するように設けている。本発
明は上記のように形成したシート支持板8を介してシー
ト4aを取付けるように構成しているので、このシート
4aを伝動ケース6上に簡単な構成ながら安定よく取付
け支持することができる。
【0011】そして前記シート4aの下方の油圧ケース
7が設置される前方の空間スペース部分に取付板11を
設け、この取付板11上に水平センサ15やマイコン1
6等の電装部品を、他の構成装置の邪魔をすることなく
コンパクトに収納し、保護すすることができ、しかも、
これらの電装部品をコントロール操作部9aに近接する
部位に設置することができる。
【0012】従って、これらの電装部品15,16等の
メンテナンス作業を行なおうとする場合には、前記シー
ト4aを枢支筒91に支持された横軸40を中心に後方
を持ち上げて前方に引起して退避させたメンテナンス姿
勢とすることにより、シート4a下方を大きく開放する
ことができるから、その作業を簡単に行なうことができ
る。また、この状態から給油栓13を露出させることが
できるので給油作業を容易に行なうことができる。
【0013】
【発明の効果】本発明に係る座席装置は、前後の走行軸
1a,1bを備えた走行機体2の運転席4の後部で伝動
ケース6上に耕耘装置等の作業機を昇降可能に動作させ
る油圧ケース7を装着するとともに、この油圧ケース7
上に前部下端に回動支点を有し、起伏自在にシート4a
を設置したトラクタにおいて、前記油圧ケース7の上
に、この油圧ケース7の前方側の央部に切欠部8bを形
成したシート支持板8を設けるとともに、このシート支
持板8の切欠部8b下方に対向する伝動ケース6上に給
油孔14を形成する取付板11を設け、且つこの取付板
11上には水平センサ或いはマイコン等電装部品15,
16を装着して構成している。
【0014】従って、給油孔14及び電装部品等の保護
を図りながらコンパクトに、シート4aを安定よく設置
することができ、更にシート4aの後方を前方側に引起
こすことによってシート支持板8の上方を大きく開放す
ることができ、前記切欠部8bを利用してメンテナン作
業を容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るトラクタの側面図であ
る。
【図2】図1の要部を示す平面図である。
【図3】運転席の分解斜視図である。
【図4】取付板とその上に取付けられた電装部品を示す
平面図である。
【図5】図4の右側面図である。
【符号の説明】
1 トラクタ 1a 前輪 1b 後輪 4 運転席 4a シート 6 伝動ケー
ス 7 油圧ケース 8 シート支
持板 8a 受面 8b 切欠部 9 フェンダカバー 11 取付板 15 水平センサ 16 マイコン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後の走行軸1a,1bを備えた走行機
    体2の運転席4の後部で伝動ケース6上に耕耘装置等の
    作業機を昇降可能に動作させる油圧ケース7を装着する
    とともに、この油圧ケース7上に前部下端に回動支点を
    有し、起伏自在にシート4aを設置したトラクタにおい
    て、 前記油圧ケース7の上に、この油圧ケース7の前方側の
    央部に切欠部8bを形成したシート支持板8を設けると
    ともに、このシート支持板8の切欠部8b下方に対向す
    る伝動ケース6上に給油孔14を形成する取付板11を
    設け、且つこの取付板11上には水平センサ或いはマイ
    コン等電装部品15,16を装着したことを特徴とする
    トラクタの座席装置。
JP1600595A 1995-02-02 1995-02-02 トラクタの座席装置 Pending JPH08207632A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1600595A JPH08207632A (ja) 1995-02-02 1995-02-02 トラクタの座席装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1600595A JPH08207632A (ja) 1995-02-02 1995-02-02 トラクタの座席装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08207632A true JPH08207632A (ja) 1996-08-13

Family

ID=11904500

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1600595A Pending JPH08207632A (ja) 1995-02-02 1995-02-02 トラクタの座席装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08207632A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011110989A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Ud Trucks Corp 電制ユニットの取付構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011110989A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Ud Trucks Corp 電制ユニットの取付構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5835154B2 (ja) 作業車
JPH08207632A (ja) トラクタの座席装置
JP2002274193A (ja) 乗用管理作業車
JP4032570B2 (ja) 農作業機
JPH0144009Y2 (ja)
JP3526988B2 (ja) 農用トラクタ
JP2002101714A (ja) 苗移植機
JP4182793B2 (ja) 農作業車
JPH078377Y2 (ja) チルトフェンダ型トラクタの座席高さ調整装置
JPH11164603A (ja) トラクタの油圧リフト構造
JPH0222390Y2 (ja)
JP4598571B2 (ja) 乗用田植機
JPH0522011Y2 (ja)
JPH0639541Y2 (ja) 田植機の予備苗収容装置
JP2002238311A (ja) 移植機のマーカ装置
JP3882976B2 (ja) 田植機
JPS6331533Y2 (ja)
JP2021083421A (ja) 作業車両
JP3151527B2 (ja) 乗用型田植機
JP2001028914A5 (ja)
JP3284369B2 (ja) 乗用田植機
JPH08808Y2 (ja) 農用トラクタにおけるインプルメント作業機取付構造
JPH05227802A (ja) トラクタの作業機検出装置
JPS61193928A (ja) 移動農機の原動機取付枠
JPH04316406A (ja) トラクタのコントロールボックス取付装置