JPH0222390Y2 - - Google Patents

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JPH0222390Y2
JPH0222390Y2 JP1983172948U JP17294883U JPH0222390Y2 JP H0222390 Y2 JPH0222390 Y2 JP H0222390Y2 JP 1983172948 U JP1983172948 U JP 1983172948U JP 17294883 U JP17294883 U JP 17294883U JP H0222390 Y2 JPH0222390 Y2 JP H0222390Y2
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JP
Japan
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body frame
engine
box
vehicle body
storage battery
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JP1983172948U
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JPS6079918U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、作業者が搭乗して操作するようにし
た乗用型田植機のうち、苗植装置を後部に装着し
たいわゆる後ろ植式の乗用型田植機の改良に関す
るものである。
〔従来の技術〕
一般に、この種の乗用型田植機は、左右一対の
前車輪と同じく左右一対の後車輪とで支持された
車体フレームの上面における略中央部に、操縦ハ
ンドルを、その後部に操縦座席を各々設ける一
方、前記車体フレームの後方に、苗植装置を昇降
可能に装着し、且つ、前記車体フレームの上面に
おける前部に、前記前車輪及び後車輪のいずれか
一方又は両方と、前記苗植装置とを駆動するため
のエンジンを搭載すると共に、該エンジンを覆う
ボンネツトカバーを設けると云う構成にしている
ことは、例えば、特開昭54−85910号公報等に記
載されているように良く知られている。
そして、この種の乗用型田植機においては、エ
ンジンの始動を容易にすること等のために蓄電池
が必要であり、従来は、この蓄電池を、例えば、
実開昭54−159613号公報や実開昭58−40476号公
報等に記載されているように、当該蓄電池を車体
フレームにおける前後に対するバランスウエトに
利用すると共に、当該蓄電池への泥土の跳ね掛か
りを回避すると云う目的で、前記車体フレームの
上面で且つ前記エンジンよりも前の部分に搭載す
るようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、このように、蓄電池を、車体フレーム
の上面で且つエンジンよりも前の部分に搭載する
ことは、前記エンジン及びこの蓄電池を覆うボン
ネツトカバーにおける前部を、下方に低くするこ
とができず、換言すると、ボンネツトカバーをい
わゆるノーズダウンにすることができず、操縦座
席に座る作業者の前方視界を遮ることになるか
ら、乗用型田植機の運転性能が可成り低いのであ
つた。
本考案は、この問題を解消した後植え式の乗用
型田植機を提供することを目的とするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するための本考案は、左右一対
の前車輪と同じく左右一対の後車輪とで支持され
た車体フレームの上面における略中央部に、操縦
ハンドルを、その後部に操縦座席を各々設ける一
方、前記車体フレームの後方に、苗植装置を昇降
可能に装着し、且つ、前記車体フレームの上面に
おける前部に、前記前車輪及び後車輪のいずれか
一方又は両方と、前記苗植装置とを駆動するため
のエンジンを搭載すると共に、該エンジンを覆う
ボンネツトカバーを設けて成る乗用型田植機にお
いて、前記車体フレームのうち前記エンジンより
も前の部位には、上面のみを開放したボツクス
を、前記車体フレームの上面より上方に突出しな
いように取付け、該ボツクス内に蓄電池を設ける
構成にした。
〔考案の作用・効果〕
このように、蓄電池を、上面のみを開放したボ
ツクス内に設けることにより、前記蓄電池に対し
て、圃場における泥土が跳ね掛かることを防止で
きるものでありながら、この蓄電池を収納したボ
ツクスを、車体フレームに対して、当該車体フレ
ームの上面より上方に突出しないように取付けた
ことにより、この蓄電池及びエンジンを覆うボン
ネツトカバーにおける前部を、前記従来のように
蓄電池を車体フレームの上面に搭載する場合より
も下方に十分に低くすることができ、換言する
と、ボンネツトカバーを大きくノーズダウンする
ことができるのである。
従つて本考案によると、蓄電池を、車体フレー
ムの前後に対するバランスウエトの一部に利用し
た場合において、当該蓄電池への泥土の跳ね掛り
を防止できる状態で、この蓄電池及びエンジンを
覆うボンネツトカバーを大きくノーズダウンする
ことができるから、作業者の前方視界が広くな
り、乗用型田植機の運転性能を、前記蓄電池の耐
久性を損なうことなく、大幅に向上できると伝う
効果を有する。
〔実施例〕 以下、本考案の実施例を、4条植えの乗用型田
植機に適用した場合の図面について説明すると、
図において符号1は、走行機体を示し、該走行機
体1は、車体フレーム2と、該車体フレーム2に
おける前部の左右両側に取付く前車輪3と、後部
の左右両側に各々チエンケース4を介して取付く
後車輪5とからなり、前記車体フレーム2の上面
には、この操縦座席6が、その前方に操縦ハンド
ル7が各々設けられ、更に、前記車体フレーム2
の前部における上面には、前記両前車輪3及び両
後車輪5を駆動するためのエンジン8が搭載され
ていると共に、開閉式のボンネツトカバー22と
左右一対の側面板21が、前記エンジン8を覆う
ように取付けされている。
符号9は、前記走行機体1の後部に一本のトツ
プリンクと2本のロワーリンクとからなる平行リ
ンク機構10を介して上下動自在に取付く苗植装
置を示し、該苗植装置9は、前記エンジン8から
動力伝達される伝動ケース11、この伝動ケース
11の左右両側面に横方向に適宜間隔で取付く複
数個の植付ケース12、前記伝動ケース11及び
各植付ケース12の下面に配設したフロート1
3,14、及び上端が前記走行機体1に近づくよ
うに傾斜した苗載台15とからなり、前記各植付
ケース12の後端には、上下揺動式の苗植機構1
6が各々設けられ、前記走行機体1と平行リンク
機構10との間には、苗植装置9を圃場面に対し
て昇降するための油圧アクチエータ(図示せず)
が設けられている。
符号17は、前記車体フレームにおける左右両
側のうち前記エンジン8の部分に、外向きに張り
出するように設けたサイドデツキを示し、該両サ
イドデツキ17の外側には、前後一対の支柱部か
らなる側面視門型フレーム18を立設して、この
両門型フレーム18にて、前記エンジン8の左右
両側方の部位に配設した予備苗載台19を支持す
るように構成する。
前記操縦ハンドル7を装着した操作台20を、
前記エンジン8の後方に立設して、この操作台2
0と前記両サイドデツキ17とに、前記エンジン
8に対する左右一対の両側面板21を、複数本の
ねじ24にて着脱自在に取付ける一方、前記操作
台20の左右両側面に、前記エンジン8に対する
アクセルレバー25と、副変速レバー26とを取
付ける。
また、前記両側面板21の間におけるボンネツ
トカバー22は、両側面板21の前端上部に装架
したピン軸23を中心として上下開閉式に構成さ
れ、このボンネツトカバー22の前面には、左右
一対のヘツドランプ27が、ブラケツト28を介
して取付けられている。
そして、前記車体フレーム2の前端部には、上
面のみを開放したボツクス29を、車体フレーム
2の上面から上方に突出することなく下向きに突
出するように取付けて、このボツクス29内に、
蓄電池31を設ける。
なお、前記ボツクス29の前面には、バンパー
30が取付けてあり、また、前記ボツクス29内
に挿入した蓄電池31は、ボツクス29に対して
左右一対のボルト33にて締結される押え部材3
2によりボツクス29内に着脱可能に固定され、
更にまた、この蓄電池31には、アースコード3
4及びエンジン8等に対するコード35が接続さ
れている。
また、図中符号36は、前記車体フレーム2の
上面板に穿設した上下貫通孔で、前記左右の両側
面板21の通孔37からエンジン8部に吸い込ま
れる冷却風を圃場面に向つて放出するためのもの
である。更にまた、符号38は、前記車体フレー
ム2の左右中央部の前端から前方上向きに傾斜突
設した筒状支持杆で、該支持杆38には、上端に
センターマーカ目印39を取付けた側面視く字状
の棒部材40が、その取付け長さ調節自在に且つ
その軸線周りに回動自在となるように嵌挿されて
いる。
この構成において、作業者が操縦座席6に座つ
て苗植装置9のフロートを圃場面に密接して走行
機体1を前進させると、苗植装置9の各苗植機構
16によつて苗載台15上の苗マツトから分割さ
れた苗が一株づつ複数条(実施例では4条)に沿
つて順次植付けられるのである。
この場合において、蓄電池31を、前記のよう
に、上面のみを開放したボツクス29内に設けた
ことにより、当該蓄電池に対して、圃場における
泥土が跳ね掛かることを防止できる一方、この蓄
電池31を収納したボツクス29を、車体フレー
ム2に対して、当該車体フレーム2の上面より上
方に突出しないように取付けたことにより、この
蓄電池31及びエンジン8を覆うボンネツトカバ
ー22における前部を、図示のように、下方に十
分に低くすることができ、換言すると、ボンネツ
トカバー22を大きくノーズダウンすることがで
きるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は乗用型
田植機の平面図、第2図は側面図、第3図は第2
図の要部拡大側面図、第4図は第3図の−線
視断面図、第5図は要部を示す分解斜視図であ
る。 1……車体フレーム、6……操縦座席、7……
操縦ハンドル、9……苗植装置、8……エンジ
ン、20……操作台、22……ボンネツトカバ
ー、29……ボツクス、31……蓄電池。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右一対の前車輪と同じく左右一対の後車輪と
    で支持された車体フレームの上面における略中央
    部に、操縦ハンドルを、その後部に操縦座席を
    各々設ける一方、前記車体フレームの後方に、苗
    植装置を昇降可能に装着し、且つ、前記車体フレ
    ームの上面における前部に、前記前車輪及び後車
    輪のいずれか一方又は両方と、前記苗植装置とを
    駆動するためのエンジンを搭載すると共に、該エ
    ンジンを覆うボンネツトカバーを設けて成る乗用
    型田植機において、前記車体フレームのうち前記
    エンジンよりも前の部位には、上面のみを開放し
    たボツクスを、前記車体フレームの上面より上方
    に突出しないように取付け、該ボツクス内に蓄電
    池を設けたことを特徴とする乗用型田植機。
JP17294883U 1983-11-07 1983-11-07 乗用型田植機 Granted JPS6079918U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17294883U JPS6079918U (ja) 1983-11-07 1983-11-07 乗用型田植機

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JP17294883U JPS6079918U (ja) 1983-11-07 1983-11-07 乗用型田植機

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Publication Number Publication Date
JPS6079918U JPS6079918U (ja) 1985-06-03
JPH0222390Y2 true JPH0222390Y2 (ja) 1990-06-15

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ID=30376873

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JP17294883U Granted JPS6079918U (ja) 1983-11-07 1983-11-07 乗用型田植機

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JP6561567B2 (ja) * 2015-04-30 2019-08-21 井関農機株式会社 作業車両

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS582704U (ja) * 1981-06-25 1983-01-08 アルパイン株式会社 車載用音響装置におけるカセツト插入口開閉ドアの取付機構

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JPS582704U (ja) * 1981-06-25 1983-01-08 アルパイン株式会社 車載用音響装置におけるカセツト插入口開閉ドアの取付機構

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