JPH08204463A - 集積回路 - Google Patents

集積回路

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JPH08204463A
JPH08204463A JP7012130A JP1213095A JPH08204463A JP H08204463 A JPH08204463 A JP H08204463A JP 7012130 A JP7012130 A JP 7012130A JP 1213095 A JP1213095 A JP 1213095A JP H08204463 A JPH08204463 A JP H08204463A
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JP
Japan
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frequency
capacitor
current
integrated circuit
inductor
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Pending
Application number
JP7012130A
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English (en)
Inventor
Masami Nagaoka
正見 長岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/20Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers
    • H03F3/21Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/217Class D power amplifiers; Switching amplifiers
    • H03F3/2171Class D power amplifiers; Switching amplifiers with field-effect devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microwave Amplifiers (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高効率で、小型化、低価格化の要求を満たす
集積回路を提供することを目的とする。 【構成】 集積回路を所定周波数の入力電力を増幅する
FET13と、FET13の出力側に配置され、所定周
波数の電流に対しては導通状態に、FET13より出力
される所定周波数の奇数倍の周波数の電流に対しては開
放状態に近づく直列キャパシタ15とから構成する。こ
のように構成することにより、FET13から出力され
る所定周波数の電流に対して、キャパシタ15は導通状
態となり、電力は出力整合回路14を介して出力する。
一方、所定周波数の奇数倍の周波数の電流が出力された
場合には、キャパシタ15は開放状態に近づき、その電
流のエネルギーを増幅素子に戻すことで損失を防ぐ。こ
のような作用をインダクタを用いることなくキャパシタ
15のみで奏するため、インダクタの抵抗の増加による
基本波の電力損失を押さえることが可能となり、又、小
型化に寄与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集積回路に係り、特に
増幅機能を有する集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、移動体通信の需要が増大している
なかで、携帯電話機等の小型化、軽量化、及び低価格化
の要求が高まっている。この要求を満足するためには、
携帯電話機等に用いる高周波を増幅するための集積回路
の小型化や低電圧動作、高効率動作を可能とする必要が
ある。このうち、小型化の達成のために、回路を基板上
に集積したモノリシックマイクロ波集積回路(MMI
C)が採用されている。また、高効率動作を追求するた
めに、増幅素子の出力側に、動作周波数以外の3倍波等
の奇数次高調波に対して開放とし、又2倍波等の偶数次
高調波に対してグランドに短絡するような負荷インピー
ダンスを有するF級アンプ構成が用いられている。この
F級アンプ構成によれば、必要とする基本波以外の不必
要な高調波のエネルギーを増幅素子側に戻すことで、損
失を最小限に押さえて、高効率動作を達成している。
【0003】このようなF級アンプ構成のうち、3倍波
に対して負荷インピーダンスを開放にみせるためには、
図3に示すように、インダクタ6とキャパシタ5からな
る並列共振回路を回路に直列に導入する。ここで用い
る並列共振回路では、動作周波数の電流はインダクタ
6を主に通過し、増幅素子3からみると、略導通状態と
なる。一方、3倍波に対しては、キャパシタ5も作用す
るようになり、増幅素子3からみた並列共振回路は開
放状態に近づく。このように3倍波の電力を出力するこ
とによる損失を抑え、高効率化を図っている。
【0004】しかし、上述のように、小型化の要求から
インダクタ6を細線化する傾向があり、又、プロセス技
術の限界からインダクタ6の厚膜化は難しい。そのた
め、インダクタ16の抵抗値を充分にさげられず、基本
波の電力を浪費してしまうため、高効率化の達成が困難
であった。さらに、並列共振回路はインダクタ6とキ
ャパシタ5の少なくとも2素子を必要とするため、チッ
プサイズの増大を招き、小型化の要求、及び、歩留まり
の向上は達成できず、低価格化も困難であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、高効
率化の目的で集積回路に導入される並列共振回路は、イ
ンダクタンスの抵抗を充分に下げられないため、高効率
を達成できなかった。そのため、高い消費電力が必要と
され、小型化が達成されずにあった。又、2素子を必要
とするため、この面からも、小型化が達成されず、低価
格化も困難であった。本発明は、以上の点に鑑みてなさ
れたものであり、高効率であり、小型化、低価格化の要
求を満たす集積回路を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、所定周波数の入力電力を増幅する増幅器
と、前記増幅器の出力側に配置され、前記所定周波数の
電流に対しては導通状態に、前記増幅器より出力される
前記所定周波数の3倍の周波数の電流に対しては開放状
態に近づく直列キャパシタとからなる集積回路を提供す
る。
【0007】
【作用】上記手段を有することにより、高誘電体の容量
素子として用いる限界を示すロールオフ周波数を境に、
ロールオフ周波数以上と以下の両者を使い分ける。つま
り、増幅素子から出力される所定周波数の電流に対し
て、キャパシタは導通状態となり、電力は出力整合回路
を介して出力される。一方、所定周波数の奇数倍の周波
数の電流が出力された場合には、キャパシタは開放状態
に近づき、その電流のエネルギーに増複素子に戻すこと
で損失を防ぐ。このような作用がインダクタに並列させ
ることなく、キャパシタのみで奏するため、インダクタ
の抵抗による基本波の電力損失を押さえることが可能と
なり、小型化に寄与する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を用いて説明す
る。図1は、本実施例の周波数1.5GHz帯の電力増
幅を行う集積回路のブロック図である。本実施例では、
入力部1からの電力は信号線を通り、入力整合回路12
を介して増幅素子としてのFET13に入力される。そ
して、FET13の出力側には直列に接続された誘電体
膜からなるキャパシタ15が形成され、出力整合回路1
4を介して、出力部16に繋げられている。
【0009】誘電体の比誘電率は、物質固有のロールオ
フ周波数を境に大きく変化する。つまり、ロールオフ周
波数以下の周波数の電力が流れるときには、誘電体は数
百という高い比誘電率を示す一方で、ロールオフ周波数
付近で比誘電率は急激に落ち込み、ロールオフ周波数以
上ではロールオフ周波数以下の数十分の一から数百分の
一という低い値を示す。
【0010】本実施例では、キャパシタ15にはチタン
酸バリウムストロンチウムからなる誘電体薄膜を用い
る。このチタン酸バリウムストロンチウムのロールオフ
周波数は、約2GHzである。チタン酸バリウムストロ
ンチウムはロールオフ周波数以下では、比誘電率は約3
00を示し、周波数2GHzで急激に低下して、3GH
z以上では5前後となる。
【0011】このように比誘電率が変化することによ
り、キャパシタ15の容量も変化し、2GHz以下の周
波数での容量約1.8pFから、周波数3GHzの約
0.03pFとなる。よって、FET13からみた出力
側のインピーダンスは、周波数1.5GHz付近で約−
j59Ωとなり、略導通状態になる。開放状態とするに
はインピーダンスの絶対値が1000Ω以上であればよ
く、本発明の目的は達成される。一方、周波数4.5G
Hzではインピーダンスは約−j1200Ωとなり、F
ET13より出力側をみると開放状態である。
【0012】このような周波数の変化に対応したインピ
ーダンス特性を、本実施例ではキャパシタ15のみで得
られるため、従来のようにインダクタ6の抵抗の増加に
よる回路の損失は生じない。このため、本実施例の回路
では、動作周波数において、75〜80%の高い効率が
得られた。
【0013】本実施例の比較例として、従来用いられて
きた図3に示すような回路構成からなる集積回路の効率
を測定した。この比較例では、FET3と出力整合回路
4の間に、キャパシタ5とインダクタ6からなる並列共
振回路8が挿入される。この並列共振回路18は、動作
周波数の3倍波である周波数4.5GHzで共振し、F
ET3からみて開放状態に導くことで、上述の実施例の
ように回路の損失を低下させるものである。ところが、
インダクタが挿入されることから、インダクタの抵抗に
よる効率の低下がおこる。この比較例において、動作周
波数の1.5GHzで測定した効率は65%〜70%と
低かった。
【0014】従来の並列共振回路8のインダクタ6は、
本実施例では用いる必要はないため、上述の高効率化が
達成されることから、低消費電力となり、小型化が達成
される。
【0015】上述の実施例で説明した集積回路に、従来
用いられている動作周波数の2倍波を処理する回路を付
加することも可能である。この場合には、図2に示すよ
うに、FET3の出力側にインダクタ2、及びキャパシ
タ22の直列回路を接地させる。このような回路を付加
しても、キャパシタ25の3倍波の処理能力は損なわれ
ず、上述と同様の効果が得られる。
【0016】又、上記実施例の動作周波数は1.5GH
zとしたが、これに限られず、800MHz,1.9G
Hz,21GHz等としてもよい。この場合には、ロー
ルオフ周波数が、これらの動作周波数以上であり、動作
周波数の3倍波以下の誘電体を選択することにより本発
明の効果が得られる。そして、用いられる誘電体として
は、チタン酸バリウムストロンチウムの他、チタン酸ス
トロンチウムや、PZT等がある。
【0017】
【発明の効果】本発明の集積回路によれば、高効率であ
り、小型化、低価格化の要求を満たすことが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を説明するための回路図。
【図2】 本発明の他の実施例を説明するための回路
図。
【図3】 本発明の従来の技術を説明するための回路
図。
【符号の説明】
1,11,21…入力部 2,12…入力整合回路 3,13,23…FET 4,14,24…出力整合回路 5,15,25…3倍波処理用のキャパシタ 7,16,26…出力部 6…3倍波処理用のインダクタ 18…3倍波処理用の並列共振回路 9,21…2倍波処理用のインダクタ 10,22…2倍波処理用のキャパシタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定周波数の入力電力を増幅する増幅器
    と、 前記増幅器の出力側に配置され、前記所定周波数の電流
    に対しては導通状態に、前記所定周波数の奇数倍の周波
    数の電流に対しては開放状態となる直列キャパシタとか
    らなる集積回路。
  2. 【請求項2】前記キャパシタは、前記所定周波数と前記
    所定周波数の3倍の周波数の間にロールオフ周波数を有
    する誘電体膜であることを特徴とする請求項1記載の集
    積回路。
  3. 【請求項3】前記キャパシタはチタン酸ストロンチウ
    ム、又は、チタン酸バリウムストロンチウムからなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の集積回路。
  4. 【請求項4】前記増幅器の出力側からみたキャパシタの
    インピーダンスの絶対値は、前記所定周波数の三倍の周
    波数において、1000Ω以上であることを特徴とする
    請求項1記載の集積回路。
JP7012130A 1995-01-30 1995-01-30 集積回路 Pending JPH08204463A (ja)

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JP7012130A JPH08204463A (ja) 1995-01-30 1995-01-30 集積回路
US08/594,835 US5638027A (en) 1995-01-30 1996-01-30 Integrated circuit amplifier

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