JP3548819B2 - 周波数切替型発振器及びそれを用いた電子機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、周波数切替型発振器及びそれを用いた電子機器、特に、共振系部又は増幅系部の帰還容量を切替えることにより、発振周波数を切替える周波数切替型発振器及びそれを用いた電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、発振器は共振系部と増幅系部とを有し、発振器が発振するためには、共振系部と増幅系部との関係が発振条件を満たすことが必要である。発振条件は、発振周波数において、増幅系部のインピーダンスが共振系部のインピーダンスの損失を補う負性抵抗を持ち、かつ、共振系部のインピーダンスの虚部と増幅系部のインピーダンスの虚部とが、符号が逆で、絶対値が同一でなければならない。更に、以下の説明で用いるコルピッツ型の発振器においては、共振系部のインピーダンスが誘導性を有することが発振の条件となる。
【0003】
図8は、共振系部又は増幅系部のインピーダンスの周波数特性を示すスミスチャートである。円の上半分はインピーダンスが誘導性であることを示し、円の下半分はインピーダンスが容量性であることを示している。円の内部はインピーダンスが抵抗であることを示し、円の外部はインピーダンスが負性抵抗であることを示している。そして、円の右端に位置するインピーダンスが非常に大きな点を共振点と呼ぶ。インピーダンスの位相θは円の右端から左回りに0度から360度までを示している。図8において、実線はインピーダンスの周波数特性を示しており、実線上のある周波数におけるインピーダンスから右回りに移動すると、より高い周波数におけるインピーダンスになる。例として、周波数faと周波数fbとでは周波数fbの方が周波数が高い。また、周波数faと周波数fbにおいてインピーダンスは抵抗であり、周波数fcにおいてインピーダンスは負性抵抗である。更に、周波数faと周波数fbにおいてインピーダンスの位相の差は約340度ある。なお、位相の差と共振点の例として、スミスチャート上で、実線上のある周波数におけるインピーダンスと、そのインピーダンスから右回りに2周移動した周波数におけるインピーダンスとの位相の差は720度であるとし、その際に、共振点を2回通ることになる。
【0004】
ところで、周波数切替型発振器とは、二以上の発振周波数の信号を出力する発振器であり、異なる発振周波数でそれぞれ発振条件を満たす必要がある。従来の周波数切替型発振器は、共振系部に切替手段であるスイッチ素子を設け、スイッチ素子の状態を切替えて、異なる周波数で発振条件を満たし、二以上の発振周波数を出力している。
【0005】
図9に、従来の周波数切替型発振器11を示す。なお、図9に示した周波数切替型発振器11の基本的な考え方は、特開平9−307354号公報に開示されている。
【0006】
図9において、周波数切替型発振器11は、発振周波数がf11、f12であるコルピッツ型の発振器であり、共振系部12と増幅系部13とを有し、共振系部12と増幅系部13とは接続されている。
【0007】
まず、共振系部12について、共振系部12は、共振系のインピーダンスの決定に大きく寄与する要素であるコイルL12とコイルL13とコイルL14とダイオードD11とコンデンサC13と切替電圧入力端子a15とを有する。コイルL12の一端は共振出力端子a12を介して増幅系部13に接続され、他端はダイオードD11のアノードとコイルL14の一端とに接続されている。コイルL14の他端は、切替電圧入力端子a15に接続され、更にコンデンサC13を介して接地されている。ダイオードD11のカソードは、コイルL13を介して接地されている。
【0008】
そして、切替電圧入力端子a15に、切替電圧を印加したときは、ダイオードD11が導通状態になり、コイルL12とコイルL13とによる終端接地の共振器として動作し、切替電圧を印加しないときは、ダイオードD11が非導通状態になり、コイルL12による終端開放の共振器として動作する。ここで、コイルL14はチョークコイルであり、C13は接地コンデンサである。
【0009】
なお、周波数切替型発振器11は、いわゆる電圧制御発振器であり、電圧制御の部分に相当するコイルL11、コンデンサC11、コンデンサC12、可変容量ダイオードVD11と、制御電圧入力端子a11とを有する。そして、チョークコイルであるコイルL11を介して制御電圧入力端子a11から入力された制御電圧により調整された可変容量ダイオードVD11の容量値が、コンデンサC12を介してコイルL12の一端に接続されている。
【0010】
このような周波数切替型発振器11の共振系部12のインピーダンスは、周波数切替型発振器11を共振系部12と増幅系部13とに分け、共振系部12を共振出力端子a12からみたインピーダンスである。
【0011】
図10に、共振系部12のインピーダンスの周波数特性をスミスチャートを用いて示す。図10(a)に、ダイオードD11が導通状態のときのインピーダンスを示し、図10(b)に、ダイオードD11が非導通状態のときのインピーダンスを示す。また、発振周波数f11、f12におけるインピーダンスをf11、f12で示す。
【0012】
図10(a)、(b)に示すように、切替電圧入力端子a15に切替電圧を印加することにより、ダイオードD11を導通又は非導通状態にすると、共振系部12のインピーダンスは、大きく変化する。図10(a)は切替電圧入力端子a15に切替電圧を印加した場合を示しており、共振系部12のインピーダンスはf11、f12において誘導性である。そして、図10(b)は切替電圧を印加しない場合を示しており、共振系部12のインピーダンスはf11において容量性であり、f12においては誘導性である。
【0013】
また、図9において、増幅系部13は、増幅素子であるトランジスタTR11のコレクタが、電源入力端子a14とコンデンサC19の一端とコンデンサC17の一端とに接続されるとともに、コンデンサC14を介して共振系部12に接続されている。トランジスタTR11のベースは、コンデンサC17の他端に接続され、コンデンサC15を介して接地されており、さらに、抵抗R11と抵抗R12とにより分圧された電源電圧が入力されている。トランジスタTR11のエミッタは、コンデンサC19の他端と接続され、コンデンサC16、抵抗R13を介して接地され、コンデンサC18を介して発振出力端子a16に接続されている。このように、増幅系部13は、切替手段を有しておらず、増幅系部13のインピーダンスは周波数特性が切替らない。
【0014】
増幅系部13のインピーダンスは、周波数切替型発振器11を共振系部12と増幅系部13とに分け、増幅系部13の発振入力端子a13からみたインピーダンスである。図11に増幅系部13のインピーダンスを示し、発振周波数f11、f12におけるインピーダンスをf11、f12で示す。図11において、発振周波数f11及びf12のとき、増幅系部13のインピーダンスは負性抵抗になっている。
【0015】
ここで、共振系部12と増幅系部13のインピーダンスから次のことがわかる。まず、図10(a)に示した発振周波数f11、f12におけるインピーダンスは、誘導性であり発振条件を満たす。また、図11に示した発振周波数f11、f12におけるインピーダンスが、図10(a)に示した発振周波数f11、f12におけるインピーダンスを補うために十分な負性抵抗を持ち発振条件を満たすか否かについては、発振周波数f11においては十分な負性抵抗を持ち発振条件を満たすが、発振周波数f12においては十分な負性抵抗を持たず発振条件を満たさない。そのため、ダイオードD11が導通状態のときには、発振周波数f11においてのみ発振条件を満たす。
【0016】
そして、図10(b)に示した発振周波数f11におけるインピーダンスは、容量性であり発振条件を満たさず、発振周波数f12におけるインピーダンスは、誘導性であり発振条件を満たす。図11に示した発振周波数f12におけるインピーダンスが、図10(a)に示した発振周波数f12におけるインピーダンスを補うために十分な負性抵抗を持ち発振条件を満たすか否かについては、発振周波数f12において十分な負性抵抗を持ち発振条件を満たす。そのため、ダイオードD11が非導通状態のときには、発振周波数f12においてのみ発振条件を満たす。
【0017】
したがって、周波数切替型発振器11の発振信号s11は、切替電圧入力端子a15に切替電圧を印加した場合は発振周波数f11となり、切替電圧入力端子a15に切替電圧を印加しない場合は発振周波数f12となる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
従来の周波数切替型発振器11によれば、ダイオードD11の内部抵抗による損失が共振系部12の損失を増加させるため、出力レベルが低下したり、C/N特性が劣化したりするという問題があった。
【0019】
また、従来の周波数切替型発振器11によれば、発振周波数f11と発振周波数f12との切替幅を大きくしたい場合には、共振系部12に設けた切替手段D11により発振条件を満たすように設計することはできる。しかし、増幅系部13に切替手段を設けていないため、増幅系部13のインピーダンスが十分に大きな負性抵抗を持つ周波数の範囲が狭く、増幅系部13が発振条件を満たすように設計することができない。このため、共振系部12にのみ切替手段D11を設けた従来の周波数切替型発振器11では、発振周波数f11、f12の切替幅が大きくなるように設計することが困難であるという問題があった。特に、周波数切替幅が500MHz以上になった場合には、発振条件を満たすことが非常に困難になるという問題があった。なお、共振系部12に切替手段D11を設けるとともに、増幅系部13にも切替手段を設ければ、発振周波数f11、f12の切替幅が大きくなるように設計できるが、部品点数が増加し、小型化、低コスト化が図れないという問題があった。
【0020】
そこで、本発明は、切替手段による共振系部の損失をなくし、出力レベルが低下したり、C/N特性が劣化したりしない周波数切替型発振器を提供することを目的とする。
【0021】
また、本発明は、発振周波数の切替幅を大きくすることが容易であり、かつ、部品点数が増加しない、小型化、低コスト化が図れる周波数切替型発振器を提供することを目的とする。特に、周波数切替幅が500MHz以上になった場合でも、発振条件を満たすことが容易な周波数切替型発振器を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の周波数切替型発振器は、共振系部と増幅系部とを有し、二つ以上の発振周波数を切替えて出力する周波数切替型発振器であって、前記共振系部は、すべての発振周波数に対する前記共振系部のインピーダンスの虚数成分の符号が等しく、かつ、各発振周波数の間に前記共振系部のインピーダンスの実数成分が極大および極小となる周波数が存在し、前記増幅系部は切替手段を有し、前記切替手段は、いずれか一つの発振周波数に対して前記増幅系部のインピーダンスが発振条件を満たし、他の発振周波数に対して前記増幅系部のインピーダンスが発振条件を満たさないように、前記増幅系部のインピーダンスを切替えることにより、二つ以上の発振周波数を切替えて出力することを特徴とする。
【0032】
また、本発明の電子機器は、本発明の周波数切替型発振器を用いたことを特徴とする。
【0033】
このように構成することにより、本発明の周波数切替型発振器は、増幅系部にのみ切替手段を備えるため、共振系部の切替手段による損失がないので、出力レベルの低下が少なく、C/N特性もよい。
【0034】
また、本発明の周波数切替型発振器は、それぞれの発振周波数における共振系部のインピーダンスの位相に大きな差があるため、発振信号のC/N特性がよい。
【0035】
また、本発明の周波数切替型発振器は、それぞれの発振周波数における共振系部のインピーダンスの位相に大きな差があり、増幅系部に切替手段を備えるため、発振周波数の切替幅が広い場合でも、容易に発振条件を満たすことができる。
【0036】
また、本発明の周波数切替型発振器は、発振周波数の切替幅が広い場合でも、共振系部に切替手段を設けていないため、部品点数の削減が図れ、小型化、低コスト化が可能となる。
【0037】
また、本発明の周波数切替型発振器は、二つ以上の発振周波数において、共振系部のインピーダンスが発振条件を満たしているので、共振系部に切替手段を設ける必要がなく、部品点数の削減が図れ、小型化、低コスト化が可能となる。
【0039】
そして、本発明の電子機器は、出力レベルの低下が少なく、C/N特性の改善、小型化、低コスト化が図れる周波数切替型発振器を用いているため、製品の小型化、低コスト化が図れ、入出力特性もよい。
【0040】
【発明の実施の形態】
図1に、本発明の周波数切替型発振器の一実施例である周波数切替型発振器を示す。図1において、周波数切替型発振器1は、共振系部2と増幅系部3とを有する。共振系部2は、共振出力端子a2を有し、増幅系部3は、発振入力端子a3と切替電圧入力端子a5と発振出力端子a6とを有する。そして、共振出力端子a2と発振入力端子a3とは接続されている。
【0041】
このような構成を有する周波数切替型発振器1が、発振出力端子a6から、発振周波数がf1またはf2である発振信号s1を出力するためには、共振系部2と増幅系部3とが発振条件を満たすように周波数切替型発振器1を構成する必要がある。
【0042】
まず、周波数切替型発振器1の共振系部2の内部構成の具体例を図2を用いて説明し、共振出力端子a2から見た共振系部2のインピーダンスを図4を用いて説明する。なお、図2において、図1と同一もしくは同等の部分には同じ記号を付し、その説明を省略する。また、図4(a)、(b)に示したf1、f2は発振周波数f1、f2におけるインピーダンスである。
【0043】
図2において、共振系部2は、共振回路4と移相回路5とを有し、移相回路5はコンデンサC2とコイルL1とコンデンサC3とを有する。コイルL1は、一端が共振回路4に接続し、他端が共振出力端子a2に接続している。コイルL1の両端には、一端が接地したコンデンサC2とコンデンサC3の他端がそれぞれ接続している。また、共振系部2のインピーダンスは、図4(a)となる。図4(a)において、発振周波数f1、f2におけるインピーダンスは、誘導性であり、例えば、コルピッツ型の発振器のインダクタンス素子として用いることができる。しかも、発振周波数f1、f2におけるインピーダンスは大きな位相の差を有している。また、それぞれのインピーダンスの間には共振点が一つ存在している。
【0044】
ここで、共振系部2から移相回路5を取除いたとき、端子a2′からみたインピーダンスは、図4(b)となる。図4(b)において、発振周波数f2におけるインピーダンスは容量性のインピーダンスであり、コルピッツ型の発振器の発振条件を満たさない。このように、共振系部2は、移相回路5を設けることにより、インピーダンスの位相の差が大きくなり、同時に発振条件を満たしている。なお、図4(b)に示した、共振系部2から移相回路5を取り除いたとき端子a2′からみたインピーダンスが、発振条件を満たしている場合は、移相回路5を設ける必要はない。
【0045】
次に、周波数切替型発振器1の増幅系部3の内部構成の具体例を図3を用いて説明し、発振入力端子a3から見た増幅系部3のインピーダンスを図5を用いて説明する。図3において、図1と同一もしくは同等の部分には同じ記号を付し、その説明を省略する。なお、図5(a)、(b)に示したf1、f2は発振周波数f1、f2におけるインピーダンスである。
【0046】
図3において、増幅系部3は、容量手段であるコンデンサC1と切替手段であるダイオードD1とを有する。そして、ダイオードD1のカソードとコンデンサC1と切替電圧入力端子a5の一端はそれぞれ接続されている。ここで、切替電圧入力端子a5に切替電圧を印加しないときダイオードD1は導通状態となり、切替電圧入力端子a5に切替電圧を印加するときダイオードD1は非導通状態となる。また、増幅系部3のインピーダンスは図5となる。図5(a)は切替電圧入力端子a5に切替電圧を印加しないときのインピーダンスであり、図5(b)は切替電圧入力端子a5に切替電圧を印加したときのインピーダンスである。
【0047】
切替電圧入力端子a5に切替電圧を印加しない場合は、発振周波数f1においては、図4(a)に示した共振系部2のインピーダンスを補うために十分な負性抵抗を持ち、発振周波数f2においては、共振系部2のインピーダンスを補うために十分な負性抵抗を持たない。したがって、周波数切替型発振器1は、発振周波数f1において発振条件を満たし、発振周波数f2において発振条件を満たさない。
【0048】
一方、切替電圧入力端子a5に切替電圧を印加する場合は、発振周波数f1においては、図4(a)に示した共振系部2のインピーダンスを補うために十分な負性抵抗を持たず、発振周波数f2においては、共振系部2のインピーダンスを補うために十分な負性抵抗を持つ。したがって、周波数切替型発振器1は、発振周波数f1において発振条件を満たさず、発振周波数f2において発振条件を満たす。
【0049】
したがって、上記構成を有する周波数切替型発振器1は、共振系部2と増幅系部3とを接続した状態で、発振出力端子a6から出力される発振信号s1は、切替電圧入力端子a5に切替電圧を印加しない場合は、発振周波数がf1となり、切替電圧を印加する場合は、発振周波数がf2となる。
【0050】
図6に、図1に示した本発明の周波数切替型発振器の具体的な回路図を示す。図6において、周波数切替型発振器1は、共振系部2と増幅系部3とを有する。共振系部2は、共振回路4と移相回路5とを有する。周波数切替型発振器1は、いわゆる電圧制御発振器であるため、その共振回路4は、抵抗R1と可変容量ダイオードVD1とコンデンサC4,C5とコイルL2とを有する。抵抗R1は、一端が制御電圧入力端子a1に接続され、他端が可変容量ダイオードVD1のカソードに接続されている。可変容量ダイオードVD1のアノードは接地されている。可変容量ダイオードVD1のカソードは更に、コンデンサC4を介してコイルL2の一端に接続され、コイルL2の他端は接地されている。コイルL2の一端は更に、コンデンサC5を介して移相回路5に接続されている。移相回路5は、コイルL1とコンデンサC2、C3とを有する。コイルL1の一端は、共振回路4に接続されるとともに、コンデンサC2を介して接地されている。コイルL1の他端は、増幅系部3に接続されるとともに、コンデンサC3を介して接地されている。なお、共振系部2のインピーダンスを図4(a)に示し、共振系部2から移相回路5を取除いたときの点a2′におけるインピーダンスを図4(b)に示すことは、前述した通りである。
【0051】
増幅系部3は、増幅素子であるトランジスタTR1と切替手段であるダイオードD1と容量手段であるコンデンサC1とコンデンサC6、C7、C8とコイルL3と抵抗R2、R3、R4、R5、R6とを有する。電源電圧入力端子a4は、コイルL3を介してトランジスタTR1のコレクタに接続され、抵抗R5を介してTR1のベースに接続されている。トランジスタTR1のコレクタは、接地コンデンサC6を介して高周波的に接地されている。トランジスタTR1のベースは、発振入力端子a3を介して共振系部2と接続され、抵抗R4を介して接地されている。トランジスタTR1のエミッタは、ダイオードD1のアノードと接続され、抵抗R6、コンデンサC7を介して接地され、コンデンサC8を介して発振出力端子a6に接続されている。ダイオードD1のカソードは、コンデンサC1を介してトランジスタTR1のベースに接続され、抵抗R3を介して接地され、抵抗R2を介して切替電圧入力端子a5に接続されている。このように、具体的な回路においては、切替手段であるダイオードD1と切替電圧入力端子a5とを接続する際に、保護用の抵抗R2を間に設けることが望ましい。そして、コイルL3はチョークコイルであり、コンデンサC6は接地コンデンサであり、コンデンサC7はトランジスタTR1のエミッタ−コレクタ間容量となり、抵抗R3、R4、R5、R6はバイアス抵抗である。そして、発振信号s1は、コンデンサC8を介して発振出力端子a6から出力される。
【0052】
このような構成を有する周波数切替型発振器1において、トランジスタTR1のベース−エミッタ間容量であるコンデンサC1とダイオードD1との合成容量は、増幅系部3が負性抵抗を持つ周波数の決定に大きく寄与する。そして、切替電圧入力端子a5に切替電圧を印加する場合は、ダイオードD1が非導通状態となり、トランジスタTR1のベース−エミッタ間容量はコンデンサC1の容量とダイオードD1の容量とを直列に接続した値になる。切替電圧入力端子a5に切替電圧を印加しない場合は、ダイオードD1が導通状態となり、トランジスタTR1のベース−エミッタ間容量はコンデンサC1の容量の値になる。なお、増幅系部3のインピーダンスは、ダイオードD1が導通状態のとき図5(a)となり、ダイオードD1が非導通状態のとき図5(b)となることは、前述した通りである。そして、増幅系部3のインピーダンスは、ダイオードD1が導通状態のとき、発振周波数f1においては共振系部2のインピーダンスを補うために十分な負性抵抗を持ち、発振周波数f2においては抵抗である。また、ダイオードD1が非導通状態のとき、発振周波数f1においては抵抗であり、発振周波数f2においては共振系部2のインピーダンスを補うために十分な負性抵抗を持つ。
【0053】
具体的な例として、周波数切替型発振器1を用いて、f1=892.0MHz、f2=1757.4MHzの発振周波数を出力させたとき、f1についての出力レベルは3.04dBm、C/N特性は−121dBc/Hzとなり、f2についての出力レベルは4.3dBm、C/N特性は−117dBc/Hzとなった。
【0054】
このように、上記構成を有する周波数切替型発振器1は、切替手段であるダイオードD1を共振系部2には設けず、増幅系部3にのみ設けた構造を有し、増幅系部3に設けたダイオードD1の状態が変化することによって、増幅系部3のインピーダンスが負性抵抗となる周波数が変化し、発振信号s1の発振周波数をf1又はf2に切替えることができる。
【0055】
また、本発明の周波数切替型発振器は、コルピッツ型以外の発振器であってもよいことも言うまでもない。なお、本発明の周波数切替型発振器は、三つ以上の発振周波数を切替えて出力する周波数切替型発振器であってもよく、共振回路4又は移相回路5は実施例として示したものであって、その他の構成でもよい。なお、増幅手段としてNPNトランジスタを用いて説明したが、PNPトランジスタ、FETなどを用いてもよく、コイルL1、L2、L3は、ストリップライン、マイクロストリップライン又はチップコイルを用いてもよく、切替手段としては、ダイオード、トランジスタ等の他に、機械的なスイッチとコンデンサとを並列に接続したものなどを用いてもよい。なお、共振回路4にも切替手段を設けてもよい。
【0056】
図7に本発明の電子機器の一実施例である通信機のブロック図を示す。図7において、通信機20は、信号処理回路21と帯域通過フィルタ22、26、30、34と増幅器23、27、31、35とミキサ25、33とデュプレクサ28とアンテナ29と、本発明の周波数切替型発振器1a、1bとで構成されている。ここで、信号処理回路21の出力は帯域通過フィルタ22と増幅器23とを直列に介してミキサ25に接続されている。また、周波数切替型発振器1aの出力もミキサ25に接続されている。そして、ミキサ25の出力は、帯域通過フィルタ26と増幅器27とを直列に介して、アンテナ29に接続されたデュプレクサ28に接続されている。そして、デュプレクサ28は、帯域通過フィルタ30と増幅器31とを直列に介してミキサ33に接続されている。周波数切替型発振器1bの出力もミキサ33に接続されている。ミキサ33の出力は、帯域通過フィルタ34と増幅器35とを直列に介して信号処理回路21に接続されている。
【0057】
このように構成された通信機20において、まず送信時には、信号処理回路21で作られた出力信号は、帯域通過フィルタ22で不要な信号が取り除かれ、増幅器23で増幅され、ミキサ25で周波数切替型発振器1aからの信号と掛け合わされてRF信号に周波数変換され、帯域通過フィルタ26で不要な信号が取り除かれ、増幅器27で増幅され、デュプレクサ28を経由して、アンテナ29から放射される。また、受信時には、アンテナ29で受信したRF信号は、デュプレクサ28を介して帯域通過フィルタ30に入力され、帯域通過フィルタ30で不要な信号が取り除かれ、増幅器31で増幅され、ミキサ33で周波数切替型発振器1bからの信号と掛け合わされてIF信号に周波数変換され、帯域通過フィルタ34で不要な信号が取り除かれ、増幅器35で増幅され、信号処理回路21に入力される。このようにして、信号の送信及び受信が行われる。
【0058】
このように、上記構成を有する通信機20は、共振系部に切替手段を設ける必要がない本発明の周波数切替型発振器1a、1bを用いているため、部品点数の削減が図れるので、小型化、低コスト化が可能となる。
【0059】
また、上記構成を有する通信機20は、出力レベルの低下が少なく、C/N特性のよい本発明の周波数切替型発振器1a、1bを用いているため、高性能の製品を提供することができる。
【0060】
以上、通信機20を用いて、本発明の周波数切替型発振器を用いた電子機器を説明したが、本発明の電子機器はこの構成の通信機に限られるものではないことは言うまでもない。
【0061】
【発明の効果】
本発明の周波数切替型発振器は、共振系部ではなく増幅系部に切替手段を備えるため、共振系部の切替手段による損失がないので、出力レベルの低下が少なく、C/N特性もよい。
【0062】
また、本発明の周波数切替型発振器は、それぞれの発振周波数における共振系部のインピーダンスの位相に大きな差があるため、発振信号のC/N特性がよい。
【0063】
また、本発明の周波数切替型発振器は、それぞれの発振周波数における共振系部のインピーダンスの位相に大きな差があり、増幅系部に切替手段を備えるため、発振周波数の切替幅が広い場合でも、容易に発振条件を満たすことができる。
【0064】
また、本発明の周波数切替型発振器は、発振周波数の切替幅が広い場合でも、共振系部に切替手段を設けていないため、部品点数の削減が図れるので、小型化、低コスト化が可能となる。
【0065】
また、本発明の周波数切替型発振器は、二つ以上の発振周波数において、共振系部のインピーダンスが発振条件を満たしているので、共振系部に切替手段を設ける必要がないので、部品点数の削減が図れるので、小型化、低コスト化が可能となる。
【0066】
そして、本発明の周波数切替型発振器は、共振系部に移相回路を設けることにより、共振系部のインピーダンスの位相の差を大きくすることができるので、容易に、発振条件を満たすことができ、発振信号のC/N特性を改善することができる。
【0067】
なお、本発明の周波数切替型発振器を用いた電子機器も、上述した各効果と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の周波数切替型発振器の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の周波数切替型発振器の共振系部の具体例を示す図である。
【図3】図1の周波数切替型発振器の増幅系部の具体例を示す図である。
【図4】図1の周波数切替型発振器の共振系部のインピーダンスを示すスミスチャートであり、(a)は点a2におけるインピーダンスであり、(b)は点a2′におけるインピーダンスである。
【図5】図1の周波数切替型発振器の増幅系部のインピーダンスを示すスミスチャートであり、(a)はダイオードD1が導通状態のインピーダンスであり、(b)はダイオードD1が非導通状態のインピーダンスである。
【図6】図1の周波数切替型発振器の具体例を示す回路図である。
【図7】本発明の電子機器の一実施例を示すブロック図である。
【図8】周波数切替型発振器の共振系部や増幅系部のインピーダンスを示すスミスチャートである。
【図9】従来の周波数切替型発振器を示す回路図である。
【図10】図9の周波数切替型発振器の共振系部のインピーダンスを示すスミスチャートであり、(a)はダイオードD11が導通状態のインピーダンスであり、(b)はダイオードD11が非導通状態のインピーダンスである。
【図11】図9の周波数切替型発振器の増幅系部のインピーダンスを示すスミスチャートである。
【符号の説明】
1…周波数切替型発振器
20…通信機
2…共振系部
3…増幅系部
4…共振回路
5…移相回路
C1…容量手段
D1…切替手段
Claims (2)
- 共振系部と増幅系部とを有し、二つ以上の発振周波数を切替えて出力する周波数切替型発振器であって、
前記共振系部は、すべての発振周波数に対する前記共振系部のインピーダンスの虚数成分の符号が等しく、かつ、各発振周波数の間に前記共振系部のインピーダンスの実数成分が極大および極小となる周波数が存在し、
前記増幅系部は切替手段を有し、
前記切替手段は、いずれか一つの発振周波数に対して前記増幅系部のインピーダンスが発振条件を満たし、他の発振周波数に対して前記増幅系部のインピーダンスが発振条件を満たさないように、前記増幅系部のインピーダンスを切替えることにより、二つ以上の発振周波数を切替えて出力することを特徴とする、周波数切替型発振器。 - 請求項1に記載の周波数切替型発振器を用いたことを特徴とする電子機器。
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