JP2005304085A - 電圧制御発振器 - Google Patents

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Abstract

【課題】周波数帯域切り替え時に、発振出力の特性に差が生じにくく、安定した発振状態を得ることができ、且つ高周波化に対応できる電圧制御発振器を提供する。
【解決手段】ストリップ線路4と可変容量ダイオード3とコンデンサ5とから成る共振回路を含み、可変容量ダイオード3に外部電圧を供給して共振周波数を制御する共振回路部Xと、共振回路部Xの共振周波数に基づいて発振信号を出力する発振用トランジスタを含む負性抵抗回路部Yと、発振信号を増幅する増幅用トランジスタを含む増幅回路部Zとから成る電圧制御発振器において、可変容量ダイオード3のアノードとグランド電位との間に第2のストリップ線路6を接続するとともに、第2のストリップ線路6とオン状態において誘導性で動作するスイッチングダイオード8とを並列接続し、外部シフト電圧信号によりスイッチングダイオード8のオン/オフを制御することにより、共振周波数帯域を切り換える。
【選択図】図3

Description

本発明は、デュアル/トリプルモード型携帯電話などの移動体通信機器に用いられ、発振周波数の切り換え機能を有する電圧制御発振器に関するものである。
移動帯通信機器は、端末の小型・軽量化、薄型化、低電圧化の要求が高まっており、その中に搭載される電圧制御発振回路を備えた電圧制御発振器も、軽薄短小化、低コスト対応の要求が高まっている。
また、通信システムの多様化に伴い、異なる2つの発振周波数帯域を出力する電圧制御発振器においても、回路規模を小さくし、部品点数を少なくする回路構成が提案されている。
また、移動体通信機器メーカーはその問題を解決しようと検討を行っており、その一つの解決法として主流になりつつあるのが、ダイレクトコンバージョン方式である。
これは、移動体通信機器の通信方式において、従来、スーパーヘテロダイン方式と呼ばれ受信回路において、受信波を一旦中間周波数に落としてから音声信号に変換を行う方式に対して、受信波から直接音声信号に変換を行う方式である。これは、ベースバンドICの発達によりその方式が可能となった。これにより部品削減が可能となる。また、この方式はマルチシステム対応の回路には大きな効果を示す。このダイレクトコンバージョン方式は、電圧制御発振器に関しては送受信用発振器が一つで賄えるためより効果的である。マルチシステムの場合、ダイレクトコンバージョン方式で採用される電圧制御発振器は、3GHz帯の電圧制御発振器が主流になりつつある。
しかしこの電圧制御発振器の特徴は周波数が高いということに加えて、周波数範囲が非常に広く400MHz必要としている。これはデュアルシステム対応を例にした場合で、これがトリプルまたそれ以上となった場合は、周波数範囲は更に広がることになる。さらに、電圧制御発振器の発振周波数を制御する制御電圧感度が高くなりつつある。
この制御電圧感度が高くなると周波数をロックさせる電圧制御発振器周辺のPLL回路の設計が非常に困難となってくる。感度が非常に高いため周波数をロックさせるのに非常に時間を有してしまい、その結果、移動体通信端末上の問題が生じるため、また、PLL‐ICにて対応する制御電圧感度の範囲に限界があるため、改善が出来ない。
このように周波数範囲をカバーしつつ、安定したPLL回路を構成するためには、周波数制御感度を低く設定するため、周波数シフト機能を有した電圧制御発振器が知られている(例えば、特許文献1)。
電圧制御発振器は、図2に示す一部ブロック回路図に示すように、ストリップ線路と可変容量ダイオードとコンデンサとから成る共振回路を含み、前記可変容量ダイオードに外部電圧を供給して共振周波数を制御する共振回路部Xと、共振回路部の共振周波数に基づいて発振信号を出力する発振用トランジスタを含む負性抵抗回路部Yと、発振信号を増幅する増幅用トランジスタを含む増幅回路部Zとから構成されている。
そして、図4に示す共振回路部Xには、所定共振周波数帯域に切り換えることができるようにしていた。具体的には、2つの共振周波数を考慮して、ストリップ線路を2線路45、46に分割して、その分割点とグランド電位との間にスイッチングダイオード50を接続し、このスイッチングダイオード50をON/OFF制御していた。
特開平11−186844号公報
従来の電圧制御発振器のLC共振回路のインダクタンス成分は、ストリップ線路45、46で構成され、容量成分は、直流制限コンデンサ44、可変容量ダイオード43の直列容量成分とコンデンサ46の容量成分との合成容量成分で構成されていた。
しかし、例えば、3GHzを越える高周波電圧制御発振器では、この可変容量ダイオード43が誘導性で動作することから、安定した発振を行なうLC共振回路が構成できなくなる。これは、従来の回路方式では、可変容量ダイオード43とコンデンサ44が直列共振を起こす。また、ストリップ線路45とコンデンサ46が並列共振を起こす。このことから、共振回路としては共振するものの、不安定となる。また、上述のスイッチングダイオード50には、高周波特性に優れているPINダイオードを用いることが多い。そして、このPINダイオードのスイッチングダイオード50に電圧を加えて、オープン(OFF)、ショート(ON)の状態を利用して、共振周波数をシフトさせていた。
しかし、スイッチングダイオード50の特性上、電圧を加えてショートさせた状態は、ON抵抗を持ってしまい、共振回路のQ値劣化が発生してしまう。また、オープン状態では、端子間容量が共振周波数に影響を与える。このため、端子間容量が小さい方が望ましい。即ち、スイッチングダイオード50は、ON抵抗及び端子間容量がともに小さいことが望ましい。しかし、PINダイオードの構造上、スイッチングダイオード50の端子間容量とON抵抗は反比例の状態にあるため、ショート、オープン状態で特性偏差を生じてしまう。
即ち、発振周波数をシフトさせるにあたり、各周波数帯での特性の偏差が発生してしまうことである。両周波数帯で同等となる特性が望ましいが、共振回路部で共振周波数をシフトさせる回路部の影響により、シフト前後の発振周波数帯域で発振特性が変動(シフト切替の前後で、約5dBm程度の変動量が生じてしまう。
即ち、3GHzを越える高周波数において、共振周波数を2つの帯域に切り換え可能なシフト型電圧制御発振器が達成できなかった。
本発明は、上述の問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的は、周波数帯域切り替え時に、発振出力の特性に差が生じにくく、安定した発振状態を得ることができ、且つ高周波化に対応できる電圧制御発振器を提供することにある。
本発明の電圧制御型発振器は、ストリップ線路と可変容量ダイオードとコンデンサとから成る共振回路を含み、前記可変容量ダイオードに外部電圧を供給して共振周波数を制御する共振回路部と、共振回路部の共振周波数に基づいて発振信号を出力する発振用トランジスタを含む負性抵抗回路部と、発振信号を増幅する増幅用トランジスタを含む増幅回路部とから成る電圧制御発振器において、前記可変容量ダイオードのアノードとグランド電位との間に第2のストリップ線路を接続するとともに、前記第2のストリップ線路とオン状態において誘導性で動作するスイッチングダイオードとを並列接続し、外部シフト電圧信号により前記スイッチングダイオードのオン/オフを制御することにより、共振周波数帯域を切り換えることを特徴とするものである。
また本発明の電圧制御型発振器は、前記第2のストリップ線路の一端は、直流制限用コンデンサを介して前記スイッチングダイオードのアノード及び共振周波数帯域を切り換える外部シフト電圧信号が供給されるシフト端子に接続されているとともに、前記第2のストリップ線路の他端及び前記スイッチングダイオードのカソードが夫々グランド電位に接続されていることを特徴とするものである。
更に本発明の電圧制御型発振器は、前記可変容量ダイオードのカソードは、前記ストリップ線路、結合用コンデンサを介して負性抵抗回路部に接続されているとともに、前記ストリップ線路と結合用コンデンサとの接続点とグランド電位との間に共振回路用コンデンサを配置したことを特徴とするものである。
本発明では、共振回路部に設ける共振周波数切り換え回路(以下、シフト回路S)を、誘導性で動作する可変容量ダイオードに接続されている。そして、シフト回路を構成する第2のストリップ線路は、可変容量ダイオードのアノードとグランド電位との間に配置され、この第2のストリップ線路と並列によるスイッチングダイオードが配置されている。
誘導性で動作する可変容量ダイオードからみた時の特性インピーダンスは、シフト端子にスイッチングダイオードがOFFとなる電圧(信号)を供給した時、スイッチングダイオードには、端子間容量による容量成分となる。そして、その端子容量と直流制限用コンデンサ(直列的に接続されている)の合成容量と、第2のストリップ線路との合成インピーダンスは、スイッチングダイオードの端子間容量が微小であるため、高周波領域(例えば、3GHz帯)でのインピーダンスは誘導性として振る舞うことになる。
また、シフト端子にスイッチングダイオードがONとなる電圧(信号)を供給した時、スイッチングダイオードの単体のインピーダンスは、高周波領域(例えば、3GHz帯)で誘導性である。よって、第2のストリップ線路とスイッチングダイオードと直流制限用コンデンサとの合成インピーダンスは、高周波領域では誘導性である。
このスイッチングダイオードのON /OFFのインピーダンスの変化を利用して、周波数帯域を切り替えることが可能であり、その変化量は、即ち、本発明のインピーダンスは、第2のストリップ線路のインピーダンスと、可変容量ダイオードDVのインピーダンスとなり、可変容量ダイオードDVのインピーダンス単体の可変をそのまま使用することができ、従来の可変幅を大きくとることができる。
そして、PINダイオードであるスイッチングダイオードのインピーダンス、直流制限コンデンサ、第2のストリップ線路にて任意に設計することが可能である。
特に、第2のストリップ線路とスイッチングダイオードとが互いに並列接続されているため、ストリップ線路の抵抗成分との合成抵抗により、シフト回路部における抵抗成分(インピーダンス成分)は、小さく見える。
よって、シフト端子に供給するシフト電圧信号のON、OFF時における発振出力特性の偏差は小さくなる。
以上のように、本発明によれば、周波数帯域の切り換えを行なっても、発振出力の特性に特性差がなく、常に安定した発振出力が得られるものとなる。また、高周波対応で、且つ広い範囲での発振出力を得ることができる。
以下、本発明の電圧制御発振器を図面に基づいて詳説する。
図1は、本発明の電圧制御発振回路を組み込んだ高周波部品、例えば電圧制御発振器である。即ち、高周波部品は、電圧制御発振回路以外に、その回路、例えば通信回路の受信回路と一体的に多層回路基板に形成される。図1において、多層基板10の表面には、所定表面配線パターン11以外に、電圧制御発振器や他の回路を構成するスイッチングダイオード、バリキャップダイオード、抵抗などの回路構成部品12が形成され、多層基板内には内部配線パターン以外に、各種コンデンサを構成する容量電極やインダクタ導体となるストリップ線路、グランド電位導体膜が形成されている。また、多層基板10の表面に、インダクタ導体となるストリップ線路などを形成しても構わない。
このような多層基板10の端面には、各種回路の端子となる端子電極13が形成されている。
このような多層回路基板10に形成された電圧制御発振回路は、図2に示すような一部ブロック回路図に示す構成となっている。図2中のブロック回路部である共振回路部Xは、図3に示す回路構成となっている。尚、本発明の電圧制御発振回路は、受信回路の制御ICにダイレクコンバージョンタイプICが対応できる高周波電圧制御発振回路である。そして、幅広い周波数の変化が可能なように、発振出力は、中心周波数で例えは、3.6GHz、3.7GHzの2つ共振周波数をシフトさせ、さらに、夫々の周波数帯域の一部が互いにオーバーラップさせる。例えば、1つの共振周波数の中心周波数から例えば±200MHzで可変できるようにすれば、全体として、3.4GHz〜3.9GHzまでの発振周波数が可能となる。
図2において、Xは共振回路部であり、Yは負性抵抗回路部であり、Zは増幅回路部である。
そして、共振回路部Xは、図3に示すように、ストリップ線路4と、誘導性で動作する可変容量ダイオード3と、コンデンサ1、5、7、10、インダクタ素子2、第2のストリップ線路6、PINダイオードからなるスイッチングダイオード8、バイアス電圧抵抗9とから構成され、さらに、可変容量ダイオード3に供給される外部の制御電圧が入力される制御電圧端子VT、スイッチングダイオード8に供給されるシフト電圧が入力されるシフト端子Vsを有する。便宜上、夫々の電圧も端子と同一の符号を付す。尚、図3中、点線で囲んだ第2のストリップ線路6、直流制限コンデンサ7、バイアス電圧抵抗9、スイッチングダイオード8とでシフト回路Sを構成している。
負性抵抗回路部Yは、発振用トランジスタTr1、各種コンデンサC5〜C7、各種抵抗R1〜R3とから構成されている。
また、増幅回路部Zは増幅用トランジスタTr2、各種コンデンサC8〜C11、各種抵抗R4、インダクタンス素子L2とから構成されている。
このような発振回路では、負性抵抗回路部Yの発振用トランジスタTr1のコレクタを高周波的に接地すれば、ベースから見たインピーダンスは負性となり、そして、発振用トランジスタTr1のべ一スに共振回路部Xを、結合コンデンサ10を介して接続し、他端を接地すれば、この回路は共振回路部Xの振幅特性とトランジスタの負性利得が1以上で共振回路とトランジスタの負性の位相角の和が2nπ(nは整数)となる条件を溝たす周波数にて発振する。そして、この発振信号は増幅用トランジスタTr2に供給され、ここで増幅されて出力瑞子OUTより発振出力される。
上述の図3に示す共振回路部Xにおいて、LC共振回路のインダクタンス成分は、結合用コンデンサ10からみて、ストリップ線路4、誘導性を動作する可変容量ダイオード3、第2ストリップ線路6を含むシフト回路Sのインダクタンス成分の合成インダクタンスとなり、容量成分は、コンデンサ5となる。
また、制御電圧端子から制御電圧VTが供給されると、誘導性で可変容量ダイオード3のインピーダンスが変化する。
また、シフト回路Sは、可変容量ダイオード3のアノード端A(接続点Aという)とクランド電位に、第2のストリップ線路6が配置されている。また、接続点Aから、直流制限コンデンサ7、バイアス抵抗9を介してシフト端子VSが設けられている。
また、このコンデンサ7と抵抗9との間と、グランド電位との間には、第2のストリップ線路6と並列にスイッチングダイオード8が配置されている。尚、スイッチングダイオード8のアノードは、バイアス抵抗9を介してシフト端子VSに接続されている。また、スイッチングダイオード8のカソードは、グランド電位に接続されている。
ここで、シフト端子にシフト電圧VSを与えることにより、スイッチングダイオード8がON状態となる。また、シフト電圧を供給した場合には、スイッチングダイオード8はOFFとなる。
そして、スイッチングダイオード8がOFFの時には、微小の端子間容量により容量性を有する。また、スイッチングダイオード8がONの時には、誘導性で動作する。
そして、シフト回路S全体からすると、スイッチングダイオード8がOFFの時には、スイッチングダイオード8の容量と固定的な直流制限用コンデンサ7の容量が直列的に合成されることになる。従って、スイッチングダイオード8のOFF状態においては、微小の容量成分の発生は無視できる。
また、スイッチングダイオード8がON時には、上述のように誘導性となり、このインダクタンス成分と並列関係の第2のストリップ線路6のインダクタンス成分とが合成される。
即ち、スイッチングダイオード8のオン時のインダクタタンス成分が、LC共振回路のインダクタンス成分、特に、第2のストリップ線路6に加算され、スイッチングダイオード8のON−OFFでの共振周波数の切り替えが可能となる。
また、スイッチングダイオード8のON−OFFによる抵抗成分を考える。スイッチングダイオード8のOFF時のLC共振回路のインピーダンス成分は、互いに直列的に接続されたストリップ線路4、誘導性で動作する可変容量ダイオード3、第2のストリップ線路6のインピーダンスが相当する。ここで、ストリップ線路4、誘導性で振る舞う可変容量ダイオード3のインピーダンスは、共振周波数のシフト前後であっても変化しない。即ち、共振周波数のシフトによって変化するインピーダンスは、第2のストリップ線路6を含むシフト回路Sのインピーダンスだけである。しかし、本発明のシフト回路Sの構成では、第2のストリップ線路6とスイッチングダイオード8とが互いに並列的に接続されているため、インピーダンスの変化は実質的にないものである。
このシフト回路S部分でインピーダンスの変化の有無を共振回路部X(結合用コンデンサ10)での反射係数Γでみると、図5のようになる。即ち、共振周波数のシフト前の周波数3.4GHzと、共振周波数のシフト後の周波数3.9GHzにおいて、スミスチャート上、略同一の軌跡をたどることが理解できる。
これを実際の発振出力レベルでみると、図6のようになる。即ち、本発明は、共振周波数帯の切り換えにかかわらず,出力レベルが0〜1dBmと変動が非常に小さい。
尚、上述の実施例において、インダクタ導体としてストリップ線路4、6を用いているが、多層基板の内部にコイルパターンを形成してもよく、また、多層基板の表面にマイクロストリップ線路やコイルパターンを形成しても構わない
本発明の電圧制御発振器を含む多層回路基板の外観斜視図である。 典型的な電圧制御発振器の部分ブロック回路図である。 本発明の電圧制御発振器に用いる共振回路部の回路図である。 従来の電圧制御発振器に用いる共振回路部の回路図である。 本発明の電圧制御発振器における共振回路部の反射特性を示す特性図である。 本発明の電圧制御発振器における発振出力の出力レベルの差異を示す特性図である。
符号の説明
X 共振回路部
Y 負性抵抗回路部
Z 増幅回路部
4 ストリップ線路
6 第2のストリップ線路
3 可変容量ダイオード
8 スイッチングダイオード

Claims (3)

  1. ストリップ線路と可変容量ダイオードとコンデンサとから成る共振回路を含み、前記可変容量ダイオードに外部電圧を供給して共振周波数を制御する共振回路部と、共振回路部の共振周波数に基づいて発振信号を出力する発振用トランジスタを含む負性抵抗回路部と、発振信号を増幅する増幅用トランジスタを含む増幅回路部とから成る電圧制御発振器において、
    前記可変容量ダイオードのアノードとグランド電位との間に第2のストリップ線路を接続するとともに、前記第2のストリップ線路とオン状態において誘導性で動作するスイッチングダイオードとを並列接続し、外部シフト電圧信号により前記スイッチングダイオードのオン/オフを制御することにより、共振周波数帯域を切り換えることを特徴とする電圧制御発振器。
  2. 前記第2のストリップ線路の一端は、直流制限用コンデンサを介して前記スイッチングダイオードのアノード及び共振周波数帯域を切り換える外部シフト電圧信号が供給されるシフト端子に接続されているとともに、前記第2のストリップ線路の他端及び前記スイッチングダイオードのカソードが夫々グランド電位に接続されていることを特徴とする請求項1記載の電圧制御発振器。
  3. 前記可変容量ダイオードのカソードは、前記ストリップ線路、結合用コンデンサを介して前記負性抵抗回路部に接続されているとともに、前記ストリップ線路と前記結合用コンデンサとの接続点とグランド電位との間に共振回路用コンデンサを配置したことを特徴とする請求項1記載の電圧制御発振器。
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