JPH10126152A - 電圧制御発振器 - Google Patents

電圧制御発振器

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Publication number
JPH10126152A
JPH10126152A JP28050096A JP28050096A JPH10126152A JP H10126152 A JPH10126152 A JP H10126152A JP 28050096 A JP28050096 A JP 28050096A JP 28050096 A JP28050096 A JP 28050096A JP H10126152 A JPH10126152 A JP H10126152A
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JP
Japan
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line
capacitor
controlled oscillator
frequency
voltage controlled
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Application number
JP28050096A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Fuse
伸夫 布施
Koji Hashimoto
興二 橋本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 2倍近く離れた2つの周波数帯にて出力電力
の劣化なく発振する電圧制御発振器を得ることを目的と
する。 【解決手段】 バッファトランジスタ55のコレクタと
コレクタバイアス端子56の間に、トラップ回路5を構
成する。トラップ回路5は線路58,60とコンデンサ
59,61により構成される。線路58の長さは高い発
振周波数の波長の1/4であり、コンデンサ59の容量
は高い周波数にて低インピーダンスとなる値である。コ
ンデンサ61の容量は低い発振周波数にて低いインピー
ダンスとなる値であり、線路60の長さは、バッファト
ランジスタ55からトラップ回路5を見たインピーダン
スが高くなるような値である。これにより、バッファト
ランジスタからトラップ回路5を見たインピーダンスは
双方の周波数で高い値となり、出力電力の劣化が防げ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、UHF帯で用いら
れ、例えば2倍近く離れた2つの周波数帯の発振に適合
可能な電圧制御発振器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術について図を用いて説明す
る。
【0003】図4は従来例の電圧制御発振器の回路図で
ある。電圧制御発振器は発振段1、発振段2の出力をコ
ンデンサ23,43を介してバッファ段3へ入力して構
成される。バッファ段3のコレクタバイアス端子56と
バッファ段トランジスタ55の間には、線路58、コン
デンサ59からなるトラップ回路4が設けてある。
【0004】以下、従来例の電圧制御発振器の動作を説
明する。発信周波数帯域の切り替えは、発振段1と発振
段2のベースバイアス端子18,38への印加電圧で制
御する。ベースバイアス端子18,38の一方がオンの
時は他方がオフになるように電圧を印加する。発信周波
数の制御は、制御電圧端子52への印加電圧で行う。発
振段1または2の発振出力はバッファ段3にて増幅され
出力端子57から出力される。バッファ段3のトラップ
回路4を用いる目的は、バッファ段トランジスタ55か
らコレクタバイアス端子56側を見たインピーダンス
が、出力端子57側を見たインピーダンスよりも十分大
きくなるようにするためである。このようにすれば、発
振信号はコレクタバイアス端子56の影響を受けない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来例の電圧制御発振
器は、2倍近く離れた2つの周波数帯で発振させること
ができる。しかし、トラップ回路は限られた周波数帯域
でのみ有効に動作するので、2つの周波数帯の両方で正
常に動作させることはできない。従って、どちらかの周
波数帯ではコレクタバイアス端子の影響を無視すること
ができず、出力電力の劣化が生じる。
【0006】本発明は、2倍近く離れた2つの周波数帯
にて出力電力の劣化のない電圧制御発振器を得ることを
目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の電圧制御発振器では、一端が接地された第1
のコンデンサの他端にバイアス端子と第1の線路の一端
が接続され、前記第1の線路の他端に一端が接地された
第2のコンデンサと第2の線路の一端が接続されたトラ
ップ回路をバッファ段に具備する電圧制御発振器として
いる。高い周波数帯域ではバッファ段トランジスタに近
い方の1段目のみがトラップ回路として動作する。低い
周波数帯域では2段で動作する。低い周波数帯域で動作
させる場合、1段目のバイパスコンデンサは線路長を延
ばす効果を持つ。従って2つの線路の長さの和は低い周
波数の波長の1/4より短くすることができる。このよ
うなトラップ回路を用いることにより、2倍近く離れた
2つの周波数帯の両方にて電力劣化のない電圧制御発振
器を得ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、一端が接地された第1のコンデンサの他端にバイア
ス端子と第1の線路の一端が接続され、前記第1の線路
の他端に一端が接地された第2のコンデンサと第2の線
路の一端が接続されたトラップ回路をバッファ段に具備
する電圧制御発振器であり、二つの離れた周波数帯域で
発振する、という作用を有する。
【0009】本発明の請求項2に記載の発明は、前記第
1の線路、前記第2の線路として、マイクロストリップ
ラインを用いた請求項1に記載の電圧制御発振器であ
り、前記マイクロストリップ線路がトラップ回路の1部
として機能し2つの離れた周波数帯域で発振する、とい
う作用を有する。
【0010】本発明の請求項3に記載の発明は、前記第
2の線路の長さが第2の周波数の波長の1/4であり、
前記第2のコンデンサのインピーダンスが前記第2の周
波数において十分低く、前記第1の線路と前記第2のコ
ンデンサと前記第2の線路により前記第2の周波数より
も低い第1の周波数の波長の1/4の長さの線路と同等
の回路が構成されるように第1の線路と第2のコンデン
サの値を調整したことを特徴とする、請求項2に記載の
電圧制御発振器であり、バッファ段トランジスタからト
ラップ回路を見たインピーダンスが前記第1、第2の周
波数において非常に大きくなる、という作用を有する。
【0011】本発明の請求項4に記載の発明は、前記第
1の線路、前記第2の線路として、第1のインダクタ、
第2のインダクタを用いた請求項1に記載の電圧制御発
振器であり、マイクロストリップ線路の場合と比べて線
路の占める面積が小さくなる、という作用を有する。
【0012】本発明の請求項5に記載の発明は、前記第
2のインダクタのインピーダンスが前記第2の周波数に
おいて無限大であり、インダクタ1とコンデンサ2とイ
ンダクタ2の合成インピーダンスが第2の周波数よりも
低い第1の周波数において無限大となるように構成した
請求項4に記載の電圧制御発振器であり、バッファ段ト
ランジスタからトラップ回路を見たインピーダンスが前
記第1、第2の周波数において非常に大きくなる、とい
う作用を有する。
【0013】本発明の請求項6に記載の発明は、2つの
周波数にて同時に発振する発振段の出力にハイパスフィ
ルタとローパスフィルタを並列に接続した、請求項1か
ら5のいずれかに記載の電圧制御発振器であり、前記ハ
イパスフィルタ、ローパスフィルタから、異なる周波数
が出力される、という作用を有する。
【0014】本発明の請求項7に記載の発明は、ハイパ
スフィルタの通過域が第2の発振周波数が、阻止域が前
記第2の発振周波数よりも低い第1の発振周波数になる
ように設定し、一方、前記ローパスフィルタの通過域が
前記第1の発振周波数に、阻止域が前記第2の発振周波
数となるように設定した、請求項6記載の電圧制御発振
器であり、前記ハイパスフィルタの出力に前記第2の周
波数が出力され、前記第1の周波数は出力されず前記ロ
ーパスフィルタの出力に前記第1の周波数のみが出力さ
れる、という作用を有する。
【0015】本発明の請求項8に記載の発明は、前記ハ
イパスフィルタおよびローパスフィルタの少なくとも一
方をバンドパスフィルタに置換した請求項6または7記
載の電圧制御発振器であり、所望しない周波数の出力が
小さくなる、という作用を有する。
【0016】本発明の請求項9に記載の発明は、2つの
前記フィルタの出力を切り替えるスイッチ手段を設けた
請求項6から8のいずれかに記載の電圧制御発振器であ
り、スイッチの切り替えにより、前記第1の周波数、第
2の周波数いずれか一方が出力される、という作用を有
する。
【0017】(実施の形態1)図1は本発明の電圧制御
発振器の第1の実施形態を示す。
【0018】発振段1の出力と発振段2の出力が、それ
ぞれ、コンデンサ23,43を介して接続され、バッフ
ァ段3へ入力されている。発振段1および2には制御電
圧端子52とバイパスコンデンサ51が接続されてい
る。
【0019】発振段1の構成について説明する。発振段
トランジスタ24のベースバイアスはベースバイアス端
子18より、バイアス抵抗16,17を介して供給され
る。エミッタにはバイアス抵抗22が接続されている。
コレクタバイアスはバッファ段トランジスタ55のエミ
ッタより供給される。コンデンサ20は接地用である。
発振段トランジスタ24のエミッタには、エミッタ、接
地間コンデンサ21、ベース、エミッタ間コンデンサ1
9が接続されている。さらに、ベースには、バラクタ1
2と結合コンデンサ13の直列接続と共振器14の並列
接続が、結合コンデンサ15を介して接続されている。
バラクタ12は、チョークコイル11を介して、制御電
圧端子52とバイパスコンデンサ51とに接続されてい
る。
【0020】発振段2の構成について説明する。発振段
トランジスタ44のベースバイアスはベースバイアス端
子38より、バイアス抵抗36,37を介して供給され
る。エミッタにはバイアス抵抗42が接続されている。
コレクタバイアスはバッファ段トランジスタ55のエミ
ッタより供給される。コンデンサ40は接地用である。
発振段トランジスタ44のエミッタには、エミッタ、接
地間コンデンサ41、ベース、エミッタ間コンデンサ3
9が接続されている。さらに、ベースには、バラクタ3
2と結合コンデンサ33の直列接続と共振器34の並列
接続が、結合コンデンサ35を介して接続されている。
バラクタ32は、チョークコイル31を介して、制御電
圧端子52に接続されている。
【0021】バッファ段3の構成について説明する。バ
ッファ段トランジスタ55のコレクタに、コンデンサ5
3と出力端子の直列接続と、トラップ回路5と、バイア
ス抵抗54が接続されている。バッファ段トランジスタ
55のエミッタは、コンデンサ20により接地されてい
る。
【0022】バッファ段3のトラップ回路5の構成につ
いて説明する。バッファトランジスタ55のコレクタに
線路58の一端が接続され、他端には一端が接地された
コンデンサ59と線路60の一端が接続され、他端には
コレクタバイアス端子56と一端が接地されたコンデン
サ61が接続されている。コンデンサ59の容量は高い
発振周波数帯において低インピーダンスとなる値であ
る。線路58の線路長は高い発振周波数帯の波長の1/
4である。コンデンサ61の容量は低い発振周波数帯に
おいて低インピーダンスとなる値である。線路60の長
さは、バッファ段トランジスタ55のコレクタからトラ
ップ回路5を見たインピーダンスが、低い発振周波数帯
において大きな値となるように調整する。
【0023】次に、本発明の電圧制御発振器の第1の実
施形態の動作を説明する。発振段1と発振段2は別々の
周波数にて発振するように調整されている。発振周波数
帯域の切り替えは、発振段1と発振段2のベースバイア
ス端子18,38への印加電圧で制御する。ベースバイ
アス端子18,38の一方がオンの時は他方がオフにな
るように電圧を印加する。発振周波数の制御は、制御電
圧端子52への印加電圧で行う。発振段1または2の発
振出力はバッファ段3にて増幅され出力端子57から出
力される。バッファ段3のトラップ回路5を用いる目的
は、バッファ段トランジスタ55からコレクタバイアス
端子56側を見たインピーダンスが、出力端子57側を
見たインピーダンスよりも十分大きくなるようにするた
めである。高い発振周波数帯ではトラップ回路5のイン
ピーダンスは線路58の長さとコンデンサ59の容量で
決まる。低い発振周波数帯のインピーダンスは、線路6
0の長さとコンデンサ61の容量を調整して決める。
【0024】このようにすれば、出力信号は2つの発振
周波数帯の両方においてコレクタバイアス端子56の影
響を受けない。また、低い発振周波数帯ではコンデンサ
59は低インピーダンスとならないが、線路長を伸長す
る働きを持つので、線路60と線路58の長さの和は低
い発振周波数の波長の1/4よりも短い値に設定でき
る。
【0025】(実施の形態2)図2は本発明の電圧制御
発信器の第2の実施形態を示す。
【0026】トラップ回路6以外については、回路構
成、動作ともに実施の形態1と同じであるので、同一番
号を付して説明は省略する。
【0027】バッファ段3のトラップ回路6の構成につ
いて説明する。バッファ段トランジスタ55のコレクタ
にインダクタ68の一端が接続され、他端には一端が接
地されたコンデンサ59とインダクタ70の一端が接続
され、他端にはコレクタバイアス端子56と一端が接地
されたコンデンサ61が接続されている。コンデンサ5
9の容量は高い発振周波数帯において低インピーダンス
となる値である。インダクタ68は高い発振周波数帯に
おいて高いインピーダンスとなるようにする。コンデン
サ61の容量は低い発振周波数帯において低インピーダ
ンスとなる値である。インダクタ70は、バッファ段ト
ランジスタ55のコレクタからトラップ回路5を見たイ
ンピーダンスが、低い発振周波数帯において大きな値と
なるように調整する。
【0028】トラップ回路6の動作について説明する。
トラップ回路6によりバッファ段トランジスタ55から
コレクタバイアス端子56側を見たインピーダンスが、
出力端子57側を見たインピーダンスよりも十分大きく
なる。高い発振周波数帯ではトラップ回路6のインピー
ダンスはインダクタ68とコンデンサ59の容量で決ま
る。低い発振周波数帯のインピーダンスは、インダクタ
70とコンデンサ61の容量を調整して決める。
【0029】このようにすれば、出力信号は2つの発振
周波数帯の両方においてコレクタバイアス端子56の影
響を受けない。また、低い発振周波数帯ではコンデンサ
59は低インピーダンスとならないが、インダクタを補
助する働きを持つので、インダクタ70とインダクタ6
8の和は低い発振周波数での本来の必要量よりも小さな
値に設定できる。さらに、インダクタとしてチップイン
ダクタを用いれば、マイクロストリップ線路を用いた場
合よりも占有面積を小さくすることができる。
【0030】(実施の形態3)図3は本発明の共振器の
第3の実施形態を示す。
【0031】発振段1の出力がコンデンサ23を介して
バッファ段3へ入力されている。バッファ段3の出力に
は、ローパスフィルタ7とハイパスフィルタ8が並列に
接続されている。発振段1には制御電圧端子52とバイ
パスコンデンサ51が接続されている。ローパスフィル
タ7とハイパスフィルタ8の出力にはスイッチ9が接続
されており、ローパスフィルタ7の出力とハイパスフィ
ルタ8の出力を切り替えられるようになっている。
【0032】発振段1の構成について説明する。発振段
トランジスタ24のベースバイアスはベースバイアス端
子18より、バイアス抵抗16,17を介して供給され
る。エミッタにはバイアス抵抗22が接続されている。
コレクタバイアスはバッファ段トランジスタ55のエミ
ッタより供給される。コンデンサ20は接地用である。
発振段トランジスタ24のエミッタには、エミッタ、接
地間コンデンサ21、ベース、エミッタ間コンデンサ1
9が接続されている。さらに、ベースには、バラクタ1
2と結合コンデンサ13の直列接続と共振器14の並列
接続が、結合コンデンサ15を介して接続されている。
バラクタ12は、チョークコイル11を介して、制御電
圧端子52に接続されている。回路定数については、前
記実施の形態1または2と異なり第2次高調波が大きく
なるようにする。
【0033】バッファ段3は構成、動作ともに実施の形
態1と同じであるので、同じ番号のみ付して説明は省略
する。特にトラップ回路5についても2つの周波数が同
時に入力される場合であっても、動作は全く同じであ
る。
【0034】ローパスフィルタ7は発振信号の基本波が
通過域で第2次高調波が阻止域になっている。ハイパス
フィルタ8は発振信号の基本波が阻止域で第2次高調波
が通過域になっている。
【0035】次に本発明の電圧制御発振器の第3の実施
の形態の動作について説明する。発振段1にて発振され
た基本波と第2次高調波はバッファ段3にて増幅されて
ローパスフィルタ7とハイパスフィルタ8に入力され
る。ローパスフィルタでは第2次高調波は減衰するの
で、基本波のみ出力される。ハイパスフィルタでは基本
波は減衰するので第2次高調波のみが出力される。従っ
て、スイッチ9の切り替えにより、基本波と第2次高調
波の出力を切り替えることができる。
【0036】このような構成を取ることにより、基本波
と第2次高調波の2つの周波数帯で動作する電圧制御発
振器を得ることができる。発振段は1つだけなので、バ
ッファ段への入力時に互いに相手の回路の影響を受ける
ことはない。また、2つの周波数の発振信号が同時にバ
ッファ段へ入力されるが、トラップ回路5は切り替え式
ではないので、双方の周波数に対して完全に動作する。
すなわち、コレクタバイアス端子により発振信号が減衰
することはない。
【0037】また、スイッチ9を取り去った場合は基本
波と第2次高調波を別々に出力させることができる。こ
の場合は2つの周波数帯域にて同時に動作する電圧制御
発振器とする事ができる。
【0038】ローパスフィルタ7とハイパスフィルタ8
のどちらか一方または両方をバンドパスフィルタに取り
替えても良い。ローパスフィルタ7をバンドパスフィル
タに代えた場合、低周波の寄生発振を抑圧することがで
きる。ハイパスフィルタ8をバンドパスフィルタに代え
た場合、基本波のみならず第3次以降の高調波も除去で
きる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、2倍近く離れた2つの
周波数にて発振する電圧制御発振器を得ることができ、
コレクタバイアス端子の影響による出力電力の劣化がな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電圧制御発振器の第1の実施形態の回
路図
【図2】本発明の電圧制御発振器の第2の実施形態の回
路図
【図3】本発明の電圧制御発振器の第3の実施形態の回
路図
【図4】従来例の電圧制御発振器の回路図
【符号の説明】
1 発振段 2 発振段 3 バッファ段 4,5,6 トラップ回路 7 ローパスフィルタ 8 ハイパスフィルタ 9 スイッチ 11,31 チョークコイル 12,32 バラクタ 13,33 結合コンデンサ 14,34 共振器 15,35 結合コンデンサ 16,17,36,37 バイアス抵抗 18,38 ベースバイアス端子 19,20,21,39,40,41 コンデンサ 22,42 バイアス抵抗 23,43 コンデンサ 24,44 発振段トランジスタ 51 バイパスコンデンサ 52 制御電圧端子 53 コンデンサ 54 バイアス抵抗 55 バッファ段トランジスタ 56 コレクタバイアス端子 57 出力端子 58 線路 59 コンデンサ 60 線路 61 コンデンサ 68 インダクタ 70 インダクタ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が接地された第1のコンデンサの他
    端にバイアス端子と第1の線路の一端が接続され、前記
    第1の線路の他端に一端が接地された第2のコンデンサ
    と第2の線路の一端が接続されたトラップ回路をバッフ
    ァ段に具備する電圧制御発振器。
  2. 【請求項2】 第1の線路、第2の線路として、マイク
    ロストリップラインを用いた請求項1記載の電圧制御発
    振器。
  3. 【請求項3】 第2の線路の長さが第2の周波数の波長
    の1/4であり、第2のコンデンサのインピーダンスが
    第2の周波数において十分低く、第1の線路と前記第2
    のコンデンサと前記第2の線路により前記第2の周波数
    よりも低い第1の周波数の波長の1/4の長さの線路と
    同等の回路が構成されるように第1の線路と第2のコン
    デンサの値を調整したことを特徴とする、請求項2記載
    の電圧制御発振器。
  4. 【請求項4】 第1の線路、第2の線路として、第1の
    インダクタ、第2のインダクタを用いた請求項1記載の
    電圧制御発振器。
  5. 【請求項5】 第2のインダクタのインピーダンスが第
    2の周波数において無限大であり、インダクタ1とコン
    デンサ2とインダクタ2の合成インピーダンスが第2の
    周波数よりも低い第1の周波数において無限大となるよ
    うに構成した請求項4記載の電圧制御発振器。
  6. 【請求項6】 2つの周波数にて同時に発振する発振段
    に接続されたバッファ段の出力にハイパスフィルタとロ
    ーパスフィルタを並列に接続した、請求項1から5のい
    ずれかに記載の電圧制御発振器。
  7. 【請求項7】 ハイパスフィルタの通過域が第2の発振
    周波数が、阻止域が第2の発振周波数よりも低い第1の
    発振周波数になるように設定し、一方、ローパスフィル
    タの通過域が前記第1の発振周波数に、阻止域が前記第
    2の発振周波数となるように設定した、請求項6記載の
    電圧制御発振器。
  8. 【請求項8】 ハイパスフィルタおよびローパスフィル
    タの少なくとも一方をバンドパスフィルタに置換した請
    求項6または7記載の電圧制御発振器。
  9. 【請求項9】 2つのフィルタの出力を切り替えるスイ
    ッチ手段を設けた請求項6から8のいずれかに記載の電
    圧制御発振器。
JP28050096A 1996-10-23 1996-10-23 電圧制御発振器 Pending JPH10126152A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6288615B1 (en) 1999-06-25 2001-09-11 Alps Electric Co., Ltd. Switch-type oscillating circuit for providing isolation between first and second oscillating circuits
WO2008047763A1 (fr) * 2006-10-17 2008-04-24 Mitsubishi Electric Corporation Oscillateur, dispositif émetteur/récepteur et synthétiseur de fréquences

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US8018290B2 (en) 2006-10-17 2011-09-13 Mitsubishi Electric Corporation Oscillator, transmitter-receiver and frequency synthesizer

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