JPH08204297A - 配線板 - Google Patents
配線板Info
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- JPH08204297A JPH08204297A JP753795A JP753795A JPH08204297A JP H08204297 A JPH08204297 A JP H08204297A JP 753795 A JP753795 A JP 753795A JP 753795 A JP753795 A JP 753795A JP H08204297 A JPH08204297 A JP H08204297A
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- wiring board
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- wiring
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/3447—Lead-in-hole components
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/40—Forming printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
- H05K3/4007—Surface contacts, e.g. bumps
Landscapes
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
- Structure Of Printed Boards (AREA)
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 製造容易でかつ安価に製造でき、しかも半田
にクラックを生じる恐れも少なくて熱応力に十分耐える
ようにする。 【構成】 リード線挿通孔2を有する配線基板1上に導
電材3による配線が施され、配線基板1のリード線挿通
孔2に挿入した電気部品4のリード線4aを半田5によ
り配線基板1に固着すると共に、リード線4aを半田5
を介して前記導電材3に接続するようにした配線板にお
いて、導電材3が、配線基板1の配線面1a側からリー
ド線挿通孔2内面の中途部に亘って設けられている。
にクラックを生じる恐れも少なくて熱応力に十分耐える
ようにする。 【構成】 リード線挿通孔2を有する配線基板1上に導
電材3による配線が施され、配線基板1のリード線挿通
孔2に挿入した電気部品4のリード線4aを半田5によ
り配線基板1に固着すると共に、リード線4aを半田5
を介して前記導電材3に接続するようにした配線板にお
いて、導電材3が、配線基板1の配線面1a側からリー
ド線挿通孔2内面の中途部に亘って設けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば放電灯用安定器
に使用される配線板に関する。
に使用される配線板に関する。
【0002】
【従来の技術】放電灯用安定器等に使用される配線板に
は、図6に示すようにリード線挿通孔51を有する配線
基板52の配線面52a上に導電材53による配線を施
したものがあるが、この種の従来の配線板は、同図に示
すように配線基板52の板厚全長にわたって略同一径の
リード線挿通孔51を設け、導電材53をリード線挿通
孔51に達するように配線基板52の配線面52a上に
設けたものが一般的である。この場合、リード線挿通孔
51に挿入した電気部品54のリード線54aを半田5
5により配線基板52に取り付けると共に、リード線5
4aを半田55を介して導電材53に接続するようにし
ている。
は、図6に示すようにリード線挿通孔51を有する配線
基板52の配線面52a上に導電材53による配線を施
したものがあるが、この種の従来の配線板は、同図に示
すように配線基板52の板厚全長にわたって略同一径の
リード線挿通孔51を設け、導電材53をリード線挿通
孔51に達するように配線基板52の配線面52a上に
設けたものが一般的である。この場合、リード線挿通孔
51に挿入した電気部品54のリード線54aを半田5
5により配線基板52に取り付けると共に、リード線5
4aを半田55を介して導電材53に接続するようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の場合、
半田55はリード線挿通孔51内にほとんど入らず、配
線面52a側のみに設けられるため、特に配線板を放電
灯用安定器に使用したときには、天井裏等で0°C以下
の低温から50°C程度の高温中で使われることにな
り、熱応力を受け図6に示すように半田55にクラック
56が入ることがたびたびであった。
半田55はリード線挿通孔51内にほとんど入らず、配
線面52a側のみに設けられるため、特に配線板を放電
灯用安定器に使用したときには、天井裏等で0°C以下
の低温から50°C程度の高温中で使われることにな
り、熱応力を受け図6に示すように半田55にクラック
56が入ることがたびたびであった。
【0004】そこで、クラック防止のためにはスルーホ
ールメッキが有効とされ、図7に示すように導電材53
をリード線挿通孔51の内面全域に亘るように設け、こ
れによりリード線挿通孔51内を充填するように半田5
5を設けるようにしたものがある。しかし、この場合、
リード線挿通孔51の内面に薄くて均一な導電膜を形成
する必要があるし、配線基板52の両面に導電材53に
よる配線を設け、その両面の配線を結ぶ必要があるた
め、配線基板52の製造が複雑でかつ高価になった。従
って、両面配線の必要性もない簡単な回路にあってはこ
のように配線基板の高価なものは使用し難かった。
ールメッキが有効とされ、図7に示すように導電材53
をリード線挿通孔51の内面全域に亘るように設け、こ
れによりリード線挿通孔51内を充填するように半田5
5を設けるようにしたものがある。しかし、この場合、
リード線挿通孔51の内面に薄くて均一な導電膜を形成
する必要があるし、配線基板52の両面に導電材53に
よる配線を設け、その両面の配線を結ぶ必要があるた
め、配線基板52の製造が複雑でかつ高価になった。従
って、両面配線の必要性もない簡単な回路にあってはこ
のように配線基板の高価なものは使用し難かった。
【0005】本発明は上記問題点に鑑み、製造容易でか
つ安価に製造でき、しかも半田にクラックを生じる恐れ
も少なくて熱応力に十分耐えるようにしたものである。
つ安価に製造でき、しかも半田にクラックを生じる恐れ
も少なくて熱応力に十分耐えるようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
る本発明の第一の技術的手段は、リード線挿通孔2を有
する配線基板1上に導電材3による配線が施され、配線
基板1のリード線挿通孔2に挿入した電気部品4のリー
ド線4aを半田5により配線基板1に固着すると共に、
リード線4aを半田5を介して前記導電材3に接続する
ようにした配線板において、導電材3が、配線基板1の
配線面1a側からリード線挿通孔2内面の中途部に亘っ
て設けられている点にある。
る本発明の第一の技術的手段は、リード線挿通孔2を有
する配線基板1上に導電材3による配線が施され、配線
基板1のリード線挿通孔2に挿入した電気部品4のリー
ド線4aを半田5により配線基板1に固着すると共に、
リード線4aを半田5を介して前記導電材3に接続する
ようにした配線板において、導電材3が、配線基板1の
配線面1a側からリード線挿通孔2内面の中途部に亘っ
て設けられている点にある。
【0007】本発明の第二の技術的手段は、リード線挿
通孔2を有する配線基板1上に導電材3による配線が施
され、配線基板1のリード線挿通孔2に挿入した電気部
品4のリード線4aを半田5により配線基板1に固着す
ると共に、リード線4aを半田5を介して前記導電材3
に接続するようにした配線板において、導電材3が、配
線基板1の配線面1a側からリード線挿通孔2内面の配
線基板1板厚の1/3乃至1/2程度に亘って設けられ
ている点にある。
通孔2を有する配線基板1上に導電材3による配線が施
され、配線基板1のリード線挿通孔2に挿入した電気部
品4のリード線4aを半田5により配線基板1に固着す
ると共に、リード線4aを半田5を介して前記導電材3
に接続するようにした配線板において、導電材3が、配
線基板1の配線面1a側からリード線挿通孔2内面の配
線基板1板厚の1/3乃至1/2程度に亘って設けられ
ている点にある。
【0008】本発明の第三の技術的手段は、リード線挿
通孔2を有する配線基板1上に導電材3による配線が施
され、配線基板1のリード線挿通孔2に挿入した電気部
品4のリード線4aを半田5により配線基板1に固着す
ると共に、リード線4を半田5を介して前記導電材3に
接続するようにした配線板において、リード線挿通孔2
内面の配線面1a側に、配線面1a側に向けてリード線
挿通孔2の孔径が徐々に大きくなるようにテーパ部16
が形成され、導電材3が、配線基板1の配線面1a側か
らリード線挿通孔2内面の前記テーパ部16に亘って設
けられている点にある。
通孔2を有する配線基板1上に導電材3による配線が施
され、配線基板1のリード線挿通孔2に挿入した電気部
品4のリード線4aを半田5により配線基板1に固着す
ると共に、リード線4を半田5を介して前記導電材3に
接続するようにした配線板において、リード線挿通孔2
内面の配線面1a側に、配線面1a側に向けてリード線
挿通孔2の孔径が徐々に大きくなるようにテーパ部16
が形成され、導電材3が、配線基板1の配線面1a側か
らリード線挿通孔2内面の前記テーパ部16に亘って設
けられている点にある。
【0009】
【作用】導電材3が、配線基板1の配線面1a側からリ
ード線挿通孔2内面の中途部に亘って設けられているた
め、導電材3のリード線挿通孔2近傍部分から導電材3
のリード線挿通孔2内面部分にまで、リード線4aを取
り囲むように半田5を設けることができ、半田5により
リード線4aが配線基板1に強固に固着されると共に、
半田5にクラックが生じにくくなり、半田5を介してリ
ード線4aが導電材3に確実に接続される。
ード線挿通孔2内面の中途部に亘って設けられているた
め、導電材3のリード線挿通孔2近傍部分から導電材3
のリード線挿通孔2内面部分にまで、リード線4aを取
り囲むように半田5を設けることができ、半田5により
リード線4aが配線基板1に強固に固着されると共に、
半田5にクラックが生じにくくなり、半田5を介してリ
ード線4aが導電材3に確実に接続される。
【0010】また、導電材3をリード線挿通孔2内面の
中途部にまで設けることは、導電材3をリード線挿通孔
2の内面全域に設ける場合とは異なり、配線基板1の配
線面1aに導電材3を簡単に配線することができる。そ
して、実験結果によれば、導電材3を、リード線挿通孔
2内面の配線基板1板厚の1/3乃至1/2程度流し込
むだけで、図6に示すような従来のものに比べて3倍以
上の熱応力に耐えることを確認できた。
中途部にまで設けることは、導電材3をリード線挿通孔
2の内面全域に設ける場合とは異なり、配線基板1の配
線面1aに導電材3を簡単に配線することができる。そ
して、実験結果によれば、導電材3を、リード線挿通孔
2内面の配線基板1板厚の1/3乃至1/2程度流し込
むだけで、図6に示すような従来のものに比べて3倍以
上の熱応力に耐えることを確認できた。
【0011】また、リード線挿通孔2内面の配線面1a
側に、配線面1a側に向けてリード線挿通孔2の孔径が
徐々に大きくなるようにテーパ部16を形成すると、導
電材3がテーパ部16により確実にのりかつリード線挿
通孔2の寸法も一定になる。
側に、配線面1a側に向けてリード線挿通孔2の孔径が
徐々に大きくなるようにテーパ部16を形成すると、導
電材3がテーパ部16により確実にのりかつリード線挿
通孔2の寸法も一定になる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に従って説明す
る。図1において、1は配線基板で、複数のリード線挿
通孔2が形成され、配線基板1の配線面1aに導電材3
による配線が施されている。前記導電材3は、配線基板
1の配線面1a側からリード線挿通孔2内面の中途部、
即ち配線基板1の配線面1a側からリード線挿通孔2内
面の配線基板1板厚の1/3乃至1/2程度に亘って設
けられている。例えば配線基板1の板厚が1.6mmの
ものであれば、導電材3のリード線挿通孔2への引き込
み量としては0.5〜0.8mm程度である。
る。図1において、1は配線基板で、複数のリード線挿
通孔2が形成され、配線基板1の配線面1aに導電材3
による配線が施されている。前記導電材3は、配線基板
1の配線面1a側からリード線挿通孔2内面の中途部、
即ち配線基板1の配線面1a側からリード線挿通孔2内
面の配線基板1板厚の1/3乃至1/2程度に亘って設
けられている。例えば配線基板1の板厚が1.6mmの
ものであれば、導電材3のリード線挿通孔2への引き込
み量としては0.5〜0.8mm程度である。
【0013】そして、配線基板1の配線面1aとは反対
側に電気部品4が配置され、電気部品4のリード線4a
がリード線挿通孔2に挿入され、導電材3のリード線挿
通孔2近傍部分から導電材3のリード線挿通孔2内面部
分に、リード線4aを取り囲むように半田5が設けら
れ、半田5によりリード線4aが配線基板1に固着され
ると共に、半田5を介してリード線4aが導電材3に接
続されている。
側に電気部品4が配置され、電気部品4のリード線4a
がリード線挿通孔2に挿入され、導電材3のリード線挿
通孔2近傍部分から導電材3のリード線挿通孔2内面部
分に、リード線4aを取り囲むように半田5が設けら
れ、半田5によりリード線4aが配線基板1に固着され
ると共に、半田5を介してリード線4aが導電材3に接
続されている。
【0014】前記配線基板1への導電材3による配線は
次のような方法によって簡単に行うことができる。即
ち、導電材3として導電箔を使用し、配線基板1に導電
箔をプリント配線して普通のプリント基板を製造する場
合には、導電箔をリード線挿通孔2内面の中途部にまで
塗り付けてプリントするようにすればよく、導電材3を
簡単に配線できる。
次のような方法によって簡単に行うことができる。即
ち、導電材3として導電箔を使用し、配線基板1に導電
箔をプリント配線して普通のプリント基板を製造する場
合には、導電箔をリード線挿通孔2内面の中途部にまで
塗り付けてプリントするようにすればよく、導電材3を
簡単に配線できる。
【0015】また、導電材3を導電ペーストにより構成
して、配線基板1に、導電ペーストによる配線を印刷に
よって施す場合には、例えば図2に示すように配線基板
1のリード線挿通孔2に対応して多数の吸引孔9が設け
られた台板10上に配線基板1を載せ、枠11に張設し
たスクリーン12に、導電ペーストである導電材3を自
動的に往復するスキージ13により塗り付けて配線基板
1の配線面1aに配線パターンを印刷する。そして、上
記のような印刷工程中において、真空吸引箱14の排気
口15に接続した真空吸引装置により真空吸引箱14内
を負圧に保つことにより配線基板1の配線面1aに印刷
された導電材3をリード線挿通孔2内に空気と共に吸い
込み、リード線挿通孔2の内面の中途部にまでペースト
層を形成すればよい。
して、配線基板1に、導電ペーストによる配線を印刷に
よって施す場合には、例えば図2に示すように配線基板
1のリード線挿通孔2に対応して多数の吸引孔9が設け
られた台板10上に配線基板1を載せ、枠11に張設し
たスクリーン12に、導電ペーストである導電材3を自
動的に往復するスキージ13により塗り付けて配線基板
1の配線面1aに配線パターンを印刷する。そして、上
記のような印刷工程中において、真空吸引箱14の排気
口15に接続した真空吸引装置により真空吸引箱14内
を負圧に保つことにより配線基板1の配線面1aに印刷
された導電材3をリード線挿通孔2内に空気と共に吸い
込み、リード線挿通孔2の内面の中途部にまでペースト
層を形成すればよい。
【0016】図3は他の実施例を示し、リード線挿通孔
2内面の配線面1a側に、配線面1a側に向けてリード
線挿通孔2の孔径が徐々に大きくなるようにテーパ部1
6が形成され、導電材3が、配線基板1の配線面1a側
からリード線挿通孔2内面の前記テーパ部16に亘って
設けられている。このようなテーパ部16を有するリー
ド線挿通孔2は、ドリル加工によって簡単に形成でき
る。また、テーパ部16は、配線基板1の配線面1a側
からリード線挿通孔2内面の配線基板1板厚の1/3乃
至1/2程度に亘って設けられており、従って、前記導
電材3も、配線基板1の配線面1a側からリード線挿通
孔2内面の中途部、即ち配線基板1の配線面1a側から
リード線挿通孔2内面の配線基板1板厚の1/3乃至1
/2程度に亘って設けられている。その他の点は前記実
施例と同様な構成である。
2内面の配線面1a側に、配線面1a側に向けてリード
線挿通孔2の孔径が徐々に大きくなるようにテーパ部1
6が形成され、導電材3が、配線基板1の配線面1a側
からリード線挿通孔2内面の前記テーパ部16に亘って
設けられている。このようなテーパ部16を有するリー
ド線挿通孔2は、ドリル加工によって簡単に形成でき
る。また、テーパ部16は、配線基板1の配線面1a側
からリード線挿通孔2内面の配線基板1板厚の1/3乃
至1/2程度に亘って設けられており、従って、前記導
電材3も、配線基板1の配線面1a側からリード線挿通
孔2内面の中途部、即ち配線基板1の配線面1a側から
リード線挿通孔2内面の配線基板1板厚の1/3乃至1
/2程度に亘って設けられている。その他の点は前記実
施例と同様な構成である。
【0017】図4は他の実施例を示し、リード線挿通孔
2内面の配線面1a側と配線面1aとは反対側とに、配
線面1a側に向けてリード線挿通孔2の孔径が徐々に大
きくなるテーパ部16と、配線面1aとは反対側に向け
てリード線挿通孔2の孔径が徐々に大きくなるテーパ部
17とが形成され、導電材2が、配線基板1の配線面1
a側からリード線挿通孔2内面の前記テーパ部16に亘
って設けられている。このようなテーパ部16,17を
有するリード線挿通孔2は、図5に示すように金型ダイ
ス20の孔径を金型パンチ21のパンチ径より大にした
プレス加工によって簡単に形成できる。また、図3の実
施例の場合と同様にテーパ部16は、配線基板1の配線
面1a側からリード線挿通孔2内面の配線基板1板厚の
1/3乃至1/2程度に亘って設けられており、従っ
て、導電材3も、配線基板1の配線面1a側からリード
線挿通孔2内面の配線基板1板厚の1/3乃至1/2程
度に亘って設けられている。その他の点は前記実施例と
同様な構成である。
2内面の配線面1a側と配線面1aとは反対側とに、配
線面1a側に向けてリード線挿通孔2の孔径が徐々に大
きくなるテーパ部16と、配線面1aとは反対側に向け
てリード線挿通孔2の孔径が徐々に大きくなるテーパ部
17とが形成され、導電材2が、配線基板1の配線面1
a側からリード線挿通孔2内面の前記テーパ部16に亘
って設けられている。このようなテーパ部16,17を
有するリード線挿通孔2は、図5に示すように金型ダイ
ス20の孔径を金型パンチ21のパンチ径より大にした
プレス加工によって簡単に形成できる。また、図3の実
施例の場合と同様にテーパ部16は、配線基板1の配線
面1a側からリード線挿通孔2内面の配線基板1板厚の
1/3乃至1/2程度に亘って設けられており、従っ
て、導電材3も、配線基板1の配線面1a側からリード
線挿通孔2内面の配線基板1板厚の1/3乃至1/2程
度に亘って設けられている。その他の点は前記実施例と
同様な構成である。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、配線基板1への導電材
3の配線も簡単になし得て、配線板を製造容易でかつ安
価に製造でき、しかも半田5にクラックを生じる恐れも
少なくて熱応力に十分耐えるものとなる。また、リード
線挿通孔2内面の配線面1a側に、配線面1a側に向け
てリード線挿通孔2の孔径が徐々に大きくなるようにテ
ーパ部16を形成すると、導電材3がテーパ部16によ
り確実にのるようなり、配線基板1への導電材3の配線
もより一層簡単になるし、熱応力も増加する。
3の配線も簡単になし得て、配線板を製造容易でかつ安
価に製造でき、しかも半田5にクラックを生じる恐れも
少なくて熱応力に十分耐えるものとなる。また、リード
線挿通孔2内面の配線面1a側に、配線面1a側に向け
てリード線挿通孔2の孔径が徐々に大きくなるようにテ
ーパ部16を形成すると、導電材3がテーパ部16によ
り確実にのるようなり、配線基板1への導電材3の配線
もより一層簡単になるし、熱応力も増加する。
【図1】本発明の一実施例を示す側断面図である。
【図2】同導電材3の印刷方法を示す側断面図である。
【図3】他の実施例を示す側断面図である。
【図4】他の実施例を示す側断面図である。
【図5】同リード線挿通孔2の形成方法を示す側断面図
である。
である。
【図6】従来例を示す側断面図である。
【図7】他の従来例を示す側断面図である。
1 配線基板 1a リード線挿通孔 3 導電材 4 電気部品 4a リード線 5 半田 16 テーパ部
Claims (3)
- 【請求項1】 リード線挿通孔(2)を有する配線基板
(1)上に導電材(3)による配線が施され、配線基板
(1)のリード線挿通孔(2)に挿入した電気部品
(4)のリード線(4a)を半田(5)により配線基板
(1)に固着すると共に、リード線(4a)を半田
(5)を介して前記導電材(3)に接続するようにした
配線板において、 導電材(3)が、配線基板(1)の配線面(1a)側か
らリード線挿通孔(2)内面の中途部に亘って設けられ
ていることを特徴とする配線板。 - 【請求項2】 リード線挿通孔(2)を有する配線基板
(1)上に導電材(3)による配線が施され、配線基板
(1)のリード線挿通孔(2)に挿入した電気部品
(4)のリード線(4a)を半田(5)により配線基板
(1)に固着すると共に、リード線(4a)を半田
(5)を介して前記導電材(3)に接続するようにした
配線板において、 導電材(3)が、配線基板(1)の配線面(1a)側か
らリード線挿通孔(2)内面の配線基板(1)板厚の1
/3乃至1/2程度に亘って設けられていることを特徴
とする配線板。 - 【請求項3】 リード線挿通孔(2)を有する配線基板
(1)上に導電材(3)による配線が施され、配線基板
(1)のリード線挿通孔(2)に挿入した電気部品
(4)のリード線(4a)を半田(5)により配線基板
(1)に固着すると共に、リード線(4)を半田(5)
を介して前記導電材(3)に接続するようにした配線板
において、 リード線挿通孔(2)内面の配線面(1a)側に、配線
面(1a)側に向けてリード線挿通孔(2)の孔径が徐
々に大きくなるようにテーパ部(16)が形成され、導
電材(3)が、配線基板(1)の配線面(1a)側から
リード線挿通孔(2)内面の前記テーパ部(16)に亘
って設けられていることを特徴とする配線板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP753795A JPH08204297A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 配線板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP753795A JPH08204297A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 配線板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08204297A true JPH08204297A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11668546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP753795A Pending JPH08204297A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 配線板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08204297A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003174961A (ja) * | 2002-09-30 | 2003-06-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 炊飯器 |
-
1995
- 1995-01-20 JP JP753795A patent/JPH08204297A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003174961A (ja) * | 2002-09-30 | 2003-06-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 炊飯器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031021 |