JPH08199839A

JPH08199839A - 部屋形成用部材

Info

Publication number: JPH08199839A
Application number: JP7008741A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Ito; 宏伊藤; Masao Misonoo; 雅郎御園生; Hiroshi Miyasaka; 広志宮坂; Asako Nakatsuyama; 麻子中津山
Original assignee: NIPPON ITA GLASS KANKYO AMENITEI KK; Nippon Sheet Glass Co Ltd
Current assignee: NIPPON ITA GLASS KANKYO AMENITEI KK; Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority date: 1995-01-24
Filing date: 1995-01-24
Publication date: 1996-08-06
Anticipated expiration: 2018-10-20
Also published as: JP3459698B2

Abstract

(57)【要約】【目的】部屋空間に機能を付加する器具を備えたリフ
ォーム空間を、既設部屋内に効率よく形成できるように
する。【構成】軸組部材３へパネル部材４を着脱自在な取付
部と、軸組部材３とパネル部材４とを組み立てて形成し
た部屋空間へ機能を付加する器具Ｋを取付自在な器具取
付部８とを、パネル部材４に設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、既設部屋内に組立設置
自在な複数の軸組部材を設け、組み立てた状態の前記複
数の軸組部材間に配置して部屋空間を形成自在な遮蔽用
パネル部材を設け、前記既設部屋内に前記軸組部材及び
パネル部材を組み立てることによって、前記既設部屋
を、例えば、音響スタジオ・ＡＶ室・カラオケ室・ピア
ノ練習室等の防音室や、フィットネス室・スポーツ練習
室等の防振室や、在宅介護室・子供部屋等の居室に、リ
フォームすることができる部屋形成用部材に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の部屋形成用部材として
は、現場での加工性の良さから、木質の角棒からなる軸
組部材と、ベニヤ板や石膏ボードを積層させたパネル部
材とで構成してあるものがあった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上述した従来の部屋形
成用部材によれば、例えば、音響機器や、空調機器や、
照明機器や、洗面器等の器具（軸組部材とパネル部材と
を組立てて形成した部屋空間に機能を付加する器具）
を、パネル部材に取り付ける場合には、その器具重量を
支持できるように、特別に取付枠をパネル部材に固定し
たり、パネル部材や、軸組部材への取付部を補強したり
する必要があり、それらの後加工に手間が掛かり、組立
効率がわるいという問題点がある。更には、前記取付枠
や、補強に使用した補強部材が室内側に露出して美観を
損ねかねないという問題点もある。

【０００４】従って、本発明の目的は、上記問題点を解
消し、部屋空間に機能を付加する器具を備えたリフォー
ム空間を、既設部屋内に効率よく形成することができる
部屋形成用部材を提供するところにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明の部屋形成用部材の特徴構成は、軸組部材へパ
ネル部材を着脱自在な取付部と、前記軸組部材とパネル
部材とを組み立てて形成した部屋空間へ機能を付加する
器具を取付自在な器具取付部とを、前記パネル部材に設
けてあるところにある（請求項１に対応）。

【０００６】また、前記器具取付部に、前記器具を取り
付けてあることが好ましい（請求項２に対応）。

【０００７】尚、前記パネル部材に、前記器具に連通接
続する連通部材を内装自在な第一中空部を設けてあった
り（請求項３に対応）、前記軸組部材に、前記連通部材
を内装自在な第二中空部を設けてあってもよい（請求項
４に対応）。

【０００８】更には、前記軸組部材に対する前記パネル
部材の取付操作に伴って、前記第一中空部内の連通部材
と、前記第二中空部内の連通部材とが連通接続される連
通接続部を、前記軸組部材とパネル部材との間に設けて
あることが好ましい（請求項５に対応）。

【０００９】前記器具が、電気器具であり、前記連通部
材が、ケーブルであったり（請求項６に対応）、又は、
前記器具が、ガス器具であり、前記連通部材が、配管で
あったり（請求項７に対応）、又は、前記器具が、水道
器具であり、前記連通部材が、配管であってもよい（請
求項８に対応）。

【００１０】

【作用】本発明の部屋形成用部材の特徴構成によれば、
軸組部材へパネル部材を着脱自在な取付部と、前記軸組
部材とパネル部材とを組み立てて形成した部屋空間へ機
能を付加する器具を取付自在な器具取付部とを、前記パ
ネル部材に設けてあるから、既設部屋内に軸組部材を組
み立て、前記軸組部材に対して前記取付部を介してパネ
ル部材を取り付けるだけで、簡単にリフォーム空間を形
成することが可能となる。しかも、前記器具取付部に、
前記リフォーム空間に機能を付加する器具（例えば、電
気器具やガス器具や水道器具等）をそのまま取り付ける
ことができる（請求項１に対応）。

【００１１】また、前記器具取付部に、前記器具を取り
付けてあれば、現場においては、軸組部材にパネル部材
を取り付けるだけで、前記器具によって機能を付加され
た部屋空間を短時間の間に形成でき、より効率的に部屋
形成作業を進めることができるようになる（請求項２に
対応）。

【００１２】尚、前記パネル部材に、前記器具に連通接
続する連通部材を内装自在な第一中空部を設けてあれ
ば、前記第一中空部に前記連通部材（例えば、ケーブル
や配管等）を内装させることができ、例えば、パネル部
材の表面に前記連通部材を露出させるのに比べて、部屋
内の美観性を向上させることが可能となる。また、パネ
ル部材の裏面に前記連通部材を位置させるのに比べて、
パネル部材裏面側のスペースを少なくして、より大きな
部屋空間を形成することが可能となる（請求項３に対
応）。

【００１３】前記軸組部材に、前記連通部材を内装自在
な第二中空部を設けてあれば、前記第二中空部に前記連
通部材を内装させることができ、それに伴って、前記連
通部材が煩雑に配置されるのを防止できると共にスペー
スの有効利用が可能となり、より大きな部屋空間を形成
することが可能となる。そして、組み立てられた複数の
軸組部材にわたって前記第二中空部を形成しておくこと
によって、既設部屋内周面と軸組部材との間に余分なス
ペースを形成しなくても、前記連通部材を、前記器具と
の接続部（接続終点）から前記第二中空部を通して軸組
部材の任意の箇所まで連通状態に配置することが可能と
なる（請求項４に対応）。

【００１４】更には、前記軸組部材に対する前記パネル
部材の取付操作に伴って、前記第一中空部内の連通部材
と、前記第二中空部内の連通部材とが連通接続される連
通接続部を、前記軸組部材とパネル部材との間に設けて
あれば、軸組部材に対するパネル部材の取付操作を実施
するだけで、パネル部材に備えた連通部材と軸組部材に
備えた連通部材とを前記連通接続部によって接続するこ
とができ、軸組部材とパネル部材との組付作業、及び、
連通部材の接続作業を一つの操作に集約することが可能
となる（請求項５に対応）。

【００１５】前記器具が、電気器具であり、前記連通部
材が、ケーブルであれば、前記ケーブルを介して前記電
気器具に電気を供給することができるようになり、当該
部屋形成用部材によって形成される部屋空間に、前記電
気器具による付加機能を備えさせて、部屋空間の機能性
向上を図ることが可能となる（請求項６に対応）。

【００１６】また、前記器具が、ガス器具であり、前記
連通部材が、配管であれば、前記配管を通して前記ガス
器具にガスを供給することができるようになり、当該部
屋形成用部材によって形成される部屋空間に、前記ガス
器具による付加機能を備えさせて、部屋空間の機能性向
上を図ることが可能となる（請求項７に対応）。

【００１７】また、前記器具が、水道器具であり、前記
連通部材が、配管であれば、前記配管を通して前記水道
器具に水を供給したり、水道器具からの水を部屋外に排
水したりすることができるようになり、当該部屋形成用
部材によって形成される部屋空間に、前記水道器具によ
る付加機能を備えさせて、部屋空間の機能性向上を図る
ことが可能となる（請求項８に対応）。

【００１８】

【発明の効果】従って、本発明の部屋形成用部材によれ
ば、既設部屋内に、機能性に富んだリフォーム空間を簡
単な作業によって効率よく形成することができ（請求項
１及び２に対応）、形成されるリフォーム空間の美観性
の向上、及び、その広さを大きく確保することができる
（請求項３に対応）。

【００１９】また、大きな部屋空間を形成できながら、
且つ、前記連通部材の接続始点の位置を、現場状況に合
わせて設定でき、器具及び連通部材の設置作業の融通性
を向上させることが可能となる（請求項４に対応）。

【００２０】更に、前記器具を装備した部屋空間の形成
作業をスピィーディに実施でき、部屋形成作業の工期短
縮を図ることができる（請求項５に対応）。

【００２１】そして、リフォーム空間に多機能を備えさ
せることが可能となり、部屋用途の拡大を図ることがで
きる（請求項６〜８に対応）。

【００２２】

【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。

【００２３】図１は、既設部屋１内に、本発明の部屋形
成用部材の一例（以後、単に形成用部材という）Ｍを用
いて形成された在宅介護用居室２を示すものである。

【００２４】前記形成用部材Ｍは、既設部屋１内に組立
設置自在な複数の軸組部材３を設け、組み立てた状態の
前記複数の軸組部材３間に配置して部屋空間を形成自在
な遮蔽用パネル部材４を設けて構成してある。前記軸組
部材３及びパネル部材４は、図２に示すように、それぞ
れ、居室２の床を構成する床組部材（以後、単に根太と
いう）３Ａ及び床パネル部材（以後、単に床パネルとい
う）４Ａと、居室２の壁を構成する壁軸組部材（以後、
単に柱という）３Ｂ及び壁パネル部材（以後、単に壁パ
ネルという）４Ｂ）と、居室２の天井を構成する天井組
部材（以後、単に天井梁という）３Ｃ及び天井パネル部
材（以後、単に天井パネルという）４Ｃとから構成して
ある。

【００２５】前記軸組部材３は、金属製の角パイプから
なり、前記根太３Ａは、既設部屋１の床の上に間隔をあ
けて並設してあり、その根太３Ａの端部に、前記柱３Ｂ
の下端部を連結して立設してある。また、各柱３Ｂの上
端部にわたって前記天井梁３Ｃを連結してあり、前記根
太３Ａ・柱３Ｂ・天井梁３Ｃによって前記居室２の軸組
構造が形成してある。また、各軸組部材３Ａ，３Ｂ，３
Ｃどうしの連結部においては、内空部どうしが連通する
状態にして連結してある。前記内空部の内の所定域に
は、後述するケーブルの一例である電線Ｒ１や、配管の
一例である空調用冷媒配管Ｒ２や水道用給・排水管Ｒ３
を内装してあり、これらの配線や配管の設置スペースと
して使用される。この設置スペースが、第二中空部５に
あたる。

【００２６】前記パネル部材４は、各軸組部材３間に各
別に嵌め込めるように、夫々の縦横寸法を設定してあ
る。そして、内部には、断熱材Ｇを詰めてある。各パネ
ル部材４には、図３に示すように、前記各軸組部材３に
対して各別に着脱自在な取付部の一例であるボルト固定
部６を設けてあり、このボルト固定部６によって各パネ
ル部材４は、前記軸組部材３に対して各別に取付固定し
てある。また、軸組部材３に取り付けたパネル部材４ど
うしの目地部分には、ボルト固定部６を目隠しする目地
板７を設置して、居室の美観性向上を図ってある。ま
た、各パネル部材４の内の一部のものには、照明器具Ｋ
１や、コンセントＫ２や、エアコン室内機Ｋ３や、手洗
い器Ｋ４や、便器Ｋ５等の器具Ｋを取付自在な器具取付
部８を設けてあり、その器具取付部８に前記各器具Ｋ
を、それぞれ取り付けてある（図２参照）。前記器具取
付部８への各器具Ｋの取り付けは、製造工場において実
施してあり、現場においては、各パネル部材４を前記軸
組部材３に取り付けるだけで、各器具Ｋを居室２の所定
位置にスピーディーに設置することができる。もちろ
ん、現場において前記器具取付部８に前記器具Ｋを取り
付けるように構成することも可能である。尚、前記器具
Ｋを配置する部分に該当するパネル部材４は、前記器具
Ｋの重量に見合った補強を施してある。そしてまた、前
記各器具Ｋを取り付けてあるパネル部材４には、前記各
器具Ｋに連通接続する例えば前記電線Ｒ１や空調用冷媒
配管Ｒ２や水道用給・排水管Ｒ３等の連通部材Ｒを内装
自在な第一中空部９を設けてあり、その第一中空部９
に、該当する前記各連通部材Ｒを内装してある。因に、
第一中空部９は、パネル部材４内の所定位置に配置した
管Ｐの内空部がそれにあたる。従って、前記連通部材Ｒ
が居室２の内側外側に全体的に露出するのを防いで、居
室２の美観性の向上、及び、パネル裏スペースの縮小に
よる広い居室空間の確保を叶えている。パネル部材４の
前記第一中空部９に内装された連通部材Ｒの一端部は、
各器具Ｋに接続してあり、他端部は、前記軸組部材３と
の接続部分で対向する箇所に配置してある。そして、前
記パネル部材４に内装された連通部材Ｒの他端部が対向
する軸組部材３の部分には、軸組部材３の第一内空部５
に内装された連通部材Ｒの一端部が位置するように配置
してあり、前記軸組部材３とパネル部材４との間には、
前記軸組部材３に対する前記パネル部材４の取付操作に
伴って、前記第一中空部９内の連通部材Ｒと、前記第二
中空部５内の連通部材Ｒとが連通接続される連通接続部
１０を設けてある。

【００２７】具体的には、前記照明器具Ｋ１やコンセン
トＫ２を取り付けてあるパネル部材４と、そのパネル部
材４を取り付けてある軸組部材３との間に設けてある電
線接続用の第一連通接続部１０ａを例にあげて説明する
と、図４に、示すように、連通接続部１０は、軸組部材
３に固定された金属製の一対の第一板バネ１１と、パネ
ル部材４に固定された金属製の一対の第二板バネ１２と
で構成してある。前記両板バネ１１，１２は、軸組部材
３に対するパネル部材４の取付時に、互いが摺接しなが
ら弾性変形してより強く接当できるように、軸組部材３
とパネル部材４との対向部分にそれぞれ設けてある。ま
た、第一板バネ１１には、軸組部材３に内装してある電
線Ｒ１を導通接続してあり、第二板バネ１２には、パネ
ル部材４に内装してある電線Ｒ１を導通接続してある。
従って、隣接する軸組部材３どうしの間にパネル部材４
をはめ込め操作するだけで、両板バネ１１，１２どうし
が接当し、両電線Ｒ１どうしを導通させることができ
る。尚、前記両板バネ１１，１２は、軸組部材３及びパ
ネル部材４に対して絶縁状態に取り付けてある。

【００２８】また、冷媒配管Ｒ２や給・配水管Ｒ３を内
装してある軸組部材３とパネル部材４との間に設けてあ
る配管接続用の第二連通接続部１０ｂは、図５に示すよ
うに、カチット方式の接続具１３を、パネル部材のはめ
込み方向に沿って対向する状態に配置して構成してあ
る。

【００２９】一方、軸組部材３に内装された各電線Ｒ１
及び冷媒配管Ｒ２及び給・排水管Ｒ３の基端部は、図に
は示さないが、居室２の外に設けられた受電設備及びエ
アコン室外機及び給・排水設備にそれぞれ連通接続して
ある。

【００３０】次に、本実施例の形成用部材Ｍを用いた前
記居室２の形成手順を説明すると、［１］既設部屋１の床上の所定位置に、各根太３Ａ・
柱３Ｂ・天井梁３Ｃをそれぞれ連結して軸組を形成す
る。その際、各軸組部材３の第二中空部５に内装された
各連通部材Ｒは、その基端部を該当する受電設備、エア
コン室外機、給・排水設備に連通接続しておく。［２］各軸組部材３間の空間に、該当するパネル部材
４をはめ込み、ボルト固定部６で取付固定する。この操
作により、連通接続部１０を設けてある軸組部材３及び
パネル部材４において、内装してある各連通部材Ｒどう
しが連通接続され、各器具Ｋを作動可能な状態にするこ
とができる。［３］あとは、各パネル部材４どうしの目地部に、前
記目地板７を設置することよって、既設部屋１内に、新
たな居室２を形成することができる。また、必要に応じ
て、床のフローリング仕上げや畳仕上げ、及び、壁や天
井のクロス仕上げや塗装仕上げを実施することも可能で
ある。

【００３１】〔別実施例〕以下に別実施例を説明する。

【００３２】〈１〉前記器具Ｋは、先の実施例で説明
した照明器具Ｋ１・コンセントＫ２・エアコン室内機Ｋ
３等の電気器具、及び、手洗い器Ｋ４・便器Ｋ５等の水
道器具に限定されるものではなく、例えば、ガスストー
ブやガス栓等のガス器具であってもよく、それらを総称
して器具Ｋという。但し、前記器具Ｋがガス器具である
場合には、前記連通部材Ｒは、配管となる。また、この
場合の、前記連通接続部１０は、前記第二連通接続部と
同様に、カチット方式の接続具によって構成することが
できる。〈２〉前記軸組部材３は、先の実施例で説明したよう
に、根太３Ａ・柱３Ｂ・天井梁３Ｃとからなる構成に限
定されるものではなく、例えば、柱３Ｂ・天井梁３Ｃと
からなる構成であってもよい。また、各軸組部材３は、
角パイプに限定されるものではなく、例えば、一対のＣ
型チャンネル部材を合わせて構成するものや、筒状部材
で構成するものであってもよく、それらを総称して軸組
部材という。〈３〉図６に示すように、前記第一・第二中空部９，
５に、室外の空調設備（不図示）に連通する給・排気管
Ｒ５を内装し、その給・排気管Ｒ５を通して、前記居室
２の空調を実施できるように空調吐出口Ｋ６及び室内空
気排気口Ｋ７等の器具Ｋをパネル部材４に設ければ、エ
アコン室内機を居室に設置せずに、効率のよい空調を実
施することができ、前記居室２を、より広く形成するこ
とが可能となる。

【００３３】尚、特許請求の範囲の項に、図面との対照
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施例の居室を示す一部切欠斜視図

【図２】実施例の居室を示す一部切欠斜視図

【図３】軸組部材とパネル部材との取付状況を示す要部
斜視図

【図４】軸組部材とパネル部材との取付状況を示す要部
断面図

【図５】軸組部材とパネル部材との取付状況を示す要部
断面図

【図６】別実施例の部屋形成用部材を示す斜視図

【符号の説明】

１既設部屋３軸組部材４パネル部材５第二中空部６取付部８器具取付部９第一中空部１０連通接続部Ｒ連通部材Ｒ１ケーブルＲ２配管Ｒ３配管Ｋ器具

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者宮坂広志埼玉県大宮市桜木町４―720―２ (72)発明者中津山麻子東京都新宿区下落合２―２―２―102

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】既設部屋（１）内に組立設置自在な複数
の軸組部材（３）を設け、組み立てた状態の前記複数の
軸組部材（３）間に配置して部屋空間を形成自在な遮蔽
用パネル部材（４）を設けてある部屋形成用部材であっ
て、前記軸組部材（３）へ前記パネル部材（４）を着脱自在
な取付部（６）と、前記軸組部材（３）とパネル部材
（４）とを組み立てて形成した部屋空間へ機能を付加す
る器具（Ｋ）を取付自在な器具取付部（８）とを、前記
パネル部材（４）に設けてある部屋形成用部材。
【請求項２】前記器具取付部（８）に、前記器具
（Ｋ）を取り付けてある請求項１に記載の部屋形成用部
材。
【請求項３】前記パネル部材（４）に、前記器具
（Ｋ）に連通接続する連通部材（Ｒ）を内装自在な第一
中空部（９）を設けてある請求項１又は２に記載の部屋
形成用部材。
【請求項４】前記軸組部材（３）に、前記連通部材
（Ｒ）を内装自在な第二中空部（５）を設けてある請求
項１〜３の何れかに記載の部屋形成用部材。
【請求項５】前記軸組部材（３）に対する前記パネル
部材（４）の取付操作に伴って、前記第一中空部（９）
内の連通部材（Ｒ）と、前記第二中空部（５）内の連通
部材（Ｒ）とが連通接続される連通接続部（１０）を、
前記軸組部材（３）とパネル部材（４）との間に設けて
ある請求項４に記載の部屋形成用部材。
【請求項６】前記器具（Ｋ）が、電気器具であり、前
記連通部材（Ｒ）が、ケーブル（Ｒ１）である請求項３
〜５の何れかに記載の部屋形成用部材。
【請求項７】前記器具（Ｋ）が、ガス器具であり、前
記連通部材（Ｒ）が、配管である請求項３〜５の何れか
に記載の部屋形成用部材。
【請求項８】前記器具（Ｋ）が、水道器具であり、前
記連通部材（Ｒ）が、配管（Ｒ２，Ｒ３）である請求項
３〜５の何れかに記載の部屋形成用部材。