JPH08198417A - 重量物搬送方法 - Google Patents

重量物搬送方法

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JPH08198417A
JPH08198417A JP960595A JP960595A JPH08198417A JP H08198417 A JPH08198417 A JP H08198417A JP 960595 A JP960595 A JP 960595A JP 960595 A JP960595 A JP 960595A JP H08198417 A JPH08198417 A JP H08198417A
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JP
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heavy
heavy load
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roller conveyor
supply means
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JP960595A
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Satoshi Sato
聡 佐藤
Shoji Miyazono
昌治 宮園
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Sankyu Inc
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Sankyu Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 限られた狭い構造物内で、移し替え手段の走
行面より低位又は空間的な高さが低く同位の場所にスラ
ブを容易に搬送する重量物搬送方法を提供する。 【構成】 鉄道のプラットホーム37の下にスラブ41
を搬送する重量物搬送方法において、スラブ41を積載
した重量物供給手段24及び移し替え手段1をプラット
ホーム37の下の近くに移動させ、重量物供給手段24
に積載したスラブ41を磁力によって吸引、吊り上げ、
移動し、スラブ41をローラコンベア2に移し替え、更
に、オーバハング部38の下までローラコンベア2によ
ってスラブ41を載せて運び、スラブ41をフォークリ
フト39によってプラットホーム37の下に運搬し、所
定の場所に積み上げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、限られた狭い構造物内
に重量物を搬送する重量物搬送方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、限られた狭い構造物内であって、
重量物を移し替える重量物移し替え手段の走行面より低
位の場所又は床から天井までの空間的な高さが低く移し
替え手段の走行面と同位の場所に重量物を搬送する重量
物搬送方法としては、容易に効率良く重量物を搬送する
方法が見当らない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような限られた狭
い構造物内に構造物の外側から重量物を搬送しようとす
る場合、例えば、通常のクレーン等の荷役手段を用いた
場合、屋根、天井、柱、架線等が障害となり空間的な問
題を生じる。一方、構造物内の作業面が凹凸形状である
場合は、フォークリフト等の荷役手段の移動範囲が制限
され平面的な問題を生じ、重量物の搬送が困難であっ
た。
【0004】限られた狭い構造物内の空間は、高さ、巾
及び奥行共に狭隘であるだけでなく、その構造物の周り
にも障害物がある場合が多く、通常のクレーン等の荷役
設備では重量物を搬送することが困難である場合が多
く、このような場所に搬送する必要がある場合は、時間
と労力をかけ効率の悪い方法によって搬送していた。
【0005】本発明の目的は、限られた狭い構造物内で
あって、重量物を移し替える移し替え手段の走行面より
低位の場所又は空間的な高さが低く移し替え手段の走行
面と同位の場所に容易に効率的に重量物を搬送する重量
物搬送方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、限られた狭い構造物内であって、重量物
を移し替える移し替え手段の走行面より低位の場所又は
空間的な高さが低く前記移し替え手段の走行面と同位の
場所に前記重量物を搬送する重量物搬送方法において、
前記重量物を積載した重量物供給手段及び前記移し替え
手段を前記低位又は同位の場所の近くに移動させ、前記
重量物供給手段に積載した前記重量物を吊り上げ、移動
し、次いで該重量物を運ぶ搬出装置に移し替え、更に、
前記重量物を荷役する荷役手段が近づくことが出来る位
置まで前記搬出装置によって前記重量物を運び、該重量
物を前記荷役手段によって前記低位又は同位の場所に運
搬し、載置することである。
【0007】更に、上記発明において、前記搬出装置に
よって前記重量物を運ぶ位置は、前記構造物のオーバハ
ング部の下である。
【0008】更に、上記いずれかの発明において、前記
重量物供給手段及び前記移し替え手段は、鉄道軌条を走
行するものである。
【0009】そして、上記いずれかの発明において、前
記移し替え手段は、前記重量物供給手段の前記重量物を
磁力によって吸引、吊り上げ、移動し、該重量物を前記
搬出装置上に分離し、移し替えるものである。
【0010】
【作用】本発明によれば、重量物を積載した重量物供給
手段及び移し替え手段を低位又は同位の場所の近くに移
動させ、重量物供給手段に積載した重量物を吊り上げ、
移動し、次いでこの重量物を運ぶ搬出装置に移し替え、
更に、重量物を荷役する荷役手段が近づくことが出来る
位置まで搬出装置によって重量物を運び、この重量物を
荷役手段によって低位又は同位の場所に運搬し、載置す
ることが出来るので、従来搬送が困難であった限られた
狭い構造物内であって、移し替え手段の走行面より低位
の場所又は空間的な高さが低く移し替え手段の走行面と
同位の場所に容易に効率的に重量物を搬送することが出
来る。
【0011】更に、上記発明において、搬出装置によっ
て重量物を運ぶ位置は、構造物のオーバハング部の下で
あり、上記発明の作用に加え、構造物のオーバハング部
の下に重量物を運ぶことが出来る。
【0012】更に、上記いずれかの発明において、重量
物供給手段及び移し替え手段は、鉄道軌条を走行するも
のであるので、上記いずれかの発明の作用に加え、重量
物供給手段及び移し替え手段は、鉄道の車両限界内に設
けられているので、目的の場所に鉄道軌条を走行して速
やかに近づくことが出来ると共に、鉄道軌条を走行する
重量物供給手段で重量物を供給し、その重量物を同じく
鉄道軌条を走行する移し替え手段により鉄道軌条面より
低位又は同位の場所に重量物を搬送することが容易に出
来る。
【0013】そして、上記いずれかの発明において、移
し替え手段は、重量物供給手段の重量物を磁力によって
吸引、吊り上げ、移動し、この重量物を搬出装置上に分
離し、移し替えるものであるので、上記いずれかの発明
の作用に加え、非常に容易に効率的に重量物を重量物供
給手段から吸引、吊り上げ、移動し、この重量物を搬出
装置上に分離し、移し替えることが出来る。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る重量物搬送方法の実施例
を図面に基づいて詳細に説明する。 図1は本発明に係
る重量物搬送方法の一実施例を説明する全体平面図、図
2は図1の一部省略正面図、図3は図2の I−I 線一部
省略断面図、を各々示す。建築、土木分野において構造
物全体が、地盤の地下水圧によって押し上げられる場
合、その地下水の押し上げ力を地盤との摩擦力の増加
と、重量物、即ちバラスト重量の負荷によって解消する
こととしている。故に、構造物の床に相当量の重量物を
積み上げる必要がある。
【0015】特に、構造物が鉄道における地下駅の場
合、構造物の一部であるプラットホームの下の限られた
狭い空間の床に重量物を積み上げることになる。鉄道の
地下駅プラットホームの下は、その空間的高さが低くて
狭いだけではなく、プラットホームの周りの空間も狭
く、なおさら、上記通常のクレーン等の荷役設備では重
量物の搬送、積み上げが困難である。
【0016】図1に示すように、本実施例の重量物搬送
方法は、搬送に当たって、重量物である鋼材のスラブ4
1を移し替える移し替え手段1、スラブ41を積載した
重量物供給手段24及びプラットホーム37の下でスラ
ブ41を荷役する荷役手段であるフォークリフト39を
使用する。
【0017】図2に示すように、移し替え手段1は、ス
ラブ41を磁力によって吸引、吊り上げ、移動乃至分
離、載置する走行クレーン15と走行クレーン15が載
置したスラブ41を載せて運ぶ搬出装置であるローラコ
ンベヤ2を有し、4対の車輪23を備え鉄道軌条28を
走行して目的の場所に移動可能なものである。
【0018】移し替え手段1の走行クレーン15は、鉄
道軌条28の敷設方向29に走行し、重量物供給手段2
4に載置されたスラブ41をローラコンベヤ2に移すも
のである。更に、走行クレーン15は、トラス構造19
によって支えられたレール18を走行する電動ホィスト
17と電動ホィスト17に装備されたリフティングマグ
ネット16を有し、スラブ41を磁力によって吸引、吊
り上げ、移動乃至分離、載置する。そして、走行クレー
ン15は、トラス構造19も含め鉄道の車両限界内に設
けられている。
【0019】重量物供給手段24は、移し替え手段1の
鉄道軌条敷設方向29の前後に各1台合計2台設けら
れ、複数枚のスラブ41を積載し、各々4対の車輪23
を備えて鉄道軌条28を走行し、移し替え手段1と共に
目的の場所に移動し、移し替え手段1にスラブ41を供
給するものである。一方の重量物供給手段24には、デ
ィーゼル発電機25を装備し、移し替え手段1の走行ク
レーン15の走行、吊り上げ、吊り下しの電源及びロー
ラコンベヤ2の駆動用電動減速機11及びスライド用電
動減速機12(図5に表示)の電源として利用される。
【0020】図3は、図2の I−I 線断面図である。本
実施例の重量物搬送方法は、移し替え手段1の走行クレ
ーン15によって、ローラコンベヤ2上の実線で示した
スラブ41を2点鎖線で示したスラブ41の位置、即ち
構造物であるプラットホーム37のオーバハング部38
の下に載せて運び、更に、このスラブ41をフォークリ
フト39によりプラットホーム37下の低位の場所35
に積載する方法である。
【0021】図4は、図3の要部拡大断面図である。ロ
ーラコンベヤ2は、コンベヤフレーム4の中間部に折曲
部5を有し、折曲部5のピン5aで折れ曲がる構造であ
る。ローラコンベヤ2の先端側には、支軸6を有し、支
持脚7を回動可能に支持している。更に、ローラコンベ
ヤ2は、装置フレーム21の上に設けられている。鉄道
軌条28の側近傍30であるプラットホーム37のオー
バハング部38の下は、図4に示すように凸部34があ
り、この位置にはフォークリフト39は入れない。又、
鉄道軌条28は、道床31を介して道床構造物32によ
って支えられている。
【0022】図5は、図4の平面図である。図5におい
て、ローラコンベヤ2の先端側は、フォークリフト39
の二つの爪40が入れるように、二つの溝部10が形成
され、中央部のみに図示していないスラブ41を移し替
えるローラ3eが設けられている。コンベヤフレーム4
に固定された駆動用電動減速機11は、7本のローラ3
a、8本のローラ3b、同軸を有するローラ3c、3d
及び7本のローラ3eに回転力を伝えるものである。
【0023】図6に示すように、各ローラ3a〜3eに
は、一体に形成されたスプロケット8a、8bが固定さ
れ、例えばスプロケット8aは隣接する一方のローラの
スプロケット8aに図示していないチェーンで回転力が
伝達され、スプロケット8bは、隣接する他方のローラ
のスプロケット8bに図示していないチェーンで回転力
が伝達される。但し、図6においてスプロケット8a、
8bはローラ3の右側に図示されているが、図5では、
フォークリフトに向かってローラ3の左側に設けられて
いる。
【0024】図5に示したスライド用電動減速機12
は、走行クレーンと直交する方向13にローラコンベヤ
2をスライドさせるもので、装置フレーム21に固定さ
れている。スライド用電動減速機12の出力軸に固定さ
れた図6に示したピニオン12aは、コンベヤフレーム
4に固定されたラック4aに噛み合っているので、ピニ
オン12aの回転は、ラック4aをスライドさせ、従っ
て、ローラコンベヤ2をスライドさせる。この際、コン
ベヤフレーム4に回転可能に固定された車輪4bは、装
置フレーム21のガイド21a内を転動する。図5に示
すように、車輪4bは、ローラコンベヤ2の左右に5対
設けられている。尚、図4、5及び6において、同一の
構造、作用部分には同一の参照番号を付けている。
【0025】図7は、ローラコンベヤ2の支持脚7を示
し、(A)は支持脚7を垂直に立てた状態の正面図、
(B)は(A)のC部拡大図である。図7において、支
持脚7は、ローラコンベヤ2の左右に支柱を1本づつ有
し、連結材7eで結合されている。(B)に示すよう
に、各支柱は、上支持脚7aと下支持脚7bに分かれ、
逆ねじ棒7cで連結されており、逆ねじ棒7cは、一端
側と他端側とに互いに逆ねじとなるねじが形成され、中
央にある回動部7dを回動することによって、支柱の長
さを調節出来るようになっている。
【0026】図8は、ローラコンベヤ2の支持脚7を収
納した状態の一部断面側面図である。支持脚7は、装置
フレーム21に貫通して設けたケーシング14内に収納
されている。ローラコンベヤ2を使用する際は、ローラ
コンベヤ2を伸長、即ち図8の右方向に伸長させると、
支持脚7はケーシング14から外れる。ローラコンベヤ
2が所定の位置に配置された時点で、支持脚7を支軸6
を中心に矢印7fの反時計回りに回動させてコンベヤフ
レーム4と垂直にする。図8のその他の部分で、図7と
同一の構造、作用部分には同一の参照番号を付けて、そ
の説明を省略する。
【0027】次に、本実施例の重量物搬送方法を図9乃
至12によって段階的に説明する。図9(A)、
(B)、(C)に示すように、本実施例の重量物搬送方
法は、限られた狭い構造物内であるプラットホーム37
の下であって、鉄道軌条28の上面より低位の場所35
にスラブ41を搬送する方法である。先ず、移し替え手
段1及び重量物供給手段24をプラットホーム37の下
の低位の場所35近くに移動させる。
【0028】次に、図10(A)に示すように、ローラ
コンベヤ2をオーバハング部38の下まで移動し、支持
脚7を水平位置から反時計方向に回動して垂直にし、ロ
ーラコンベヤ2を先端側で支える。ローラコンベヤ2の
折曲部5のピン5aを中心に後端側を反時計方向に回動
してローラコンベヤ2を伸長した状態にする。
【0029】図10(B)に示すように、移し替え手段
1の走行クレーン15を重量物供給手段24に積載した
スラブ41の真上まで移動させる。
【0030】図11(A)に示すように、走行クレーン
15の電動ホィストによりリフティングマグネット16
を重量物供給手段24に積載されたスラブ41まで下降
させ、スラブ41の1枚を吸着する。
【0031】図11(B)に示すように、走行クレーン
15を破線の位置から実線の位置まで走行クレーン15
と直交するローラコンベア2の真上に移動させ、電動ホ
ィストによりスラブ41をローラコンベア2上に載置す
る。
【0032】図12(A)に示すように、ローラコンベ
ア2によってスラブ41をプラットホーム37のオーバ
ハング部38の下まで載せて運ぶ。
【0033】図12(B)に示すように、オーバハング
部38の下のローラコンベア2に載置したスラブ41を
フォークリフト39で持ち上げ、所定の低位の場所35
に運搬し積載する。
【0034】次に、本実施例の重量物搬送方法の作用を
図1乃至3に基づいて説明する。即ち、本実施例の重量
物搬送方法によれば、重量物供給手段24及び移し替え
手段1をプラットホーム37の下である低位の場所35
の近くに移動させ、重量物供給手段24に積載したスラ
ブ41を吊り上げ、移動し、次いでこのスラブ41を載
せて運ぶローラコンベア2に移し替え、更に、スラブ4
1を荷役するフォークリフト39が近づくことが出来る
位置であるオーバハング部38の下までローラコンベア
2によってスラブ41を載せて運び、このスラブ41を
フォークリフト39によって低位の場所35に運搬し、
載置することが出来るので、従来搬送が困難であった限
られた狭いプラットホームの下であって、移し替え手段
1の鉄道軌条28面より低位の場所にスラブ41を容易
に効率的に搬送することが出来る。
【0035】更に、重量物供給手段24及び移し替え手
段1は、鉄道の車両限界内に設けられ、且つ鉄道軌条2
8を走行するものであるので、重量物供給手段24及び
移し替え手段1は、目的の場所に鉄道軌条28を走行し
て速やかに近づくことが出来ると共に、鉄道軌条28を
走行する重量物供給手段24でスラブ41を供給し、そ
のスラブ41を同じく鉄道軌条28を走行する移し替え
手段1により鉄道軌条28面より低位の場所であるプラ
ットホーム37の下にスラブを搬送することが容易に出
来る。
【0036】そして、移し替え手段1は、その走行クレ
ーン15にリフティングマグネット16を有し重量物供
給手段24のスラブ41を磁力によって吸引、吊り上
げ、移動し、このスラブ41をローラコンベア2上に分
離し、移し替えるものであるので、容易にスラブ41を
重量物供給手段24から吸引、吊り上げ、移動し、この
スラブ41をローラコンベア2上に分離し、移し替える
ことが出来る。
【0037】上記本実施例の重量物搬送方法は、限られ
た狭いプラットホーム37の下であって、移し替え手段
1の走行面(鉄道軌条28面)より低位の場所35にス
ラブ41を搬送する場合であったが、空間的な高さ36
(図3、4)が低く移し替え手段1の走行面(鉄道軌条
28面)と同位の場所に対しても容易に効率的にスラブ
41を搬送することが出来るものである。尚、重量物
は、本実施例においては鋼材スラブであったが、これに
限定されず石材その他の材質でも良い。但し、磁石に吸
着しない材料は、リフティングマグネット16を利用出
来ないことは勿論である。
【0038】以上この発明を図示の実施例について詳し
く説明したが、それを以ってこの発明をそれらの実施例
のみに限定するものではなく、この発明の精神を逸脱せ
ずして種々改変を加えて多種多様の変形をなし得ること
は云うまでもない。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、限られた狭い構造物内
であって重量物供給手段の重量物を吊り上げ、移動し、
次いでこの重量物を搬出装置に移し替え、更に、荷役手
段が近づくことが出来る位置まで搬出装置によって重量
物を運び、この重量物を荷役手段によって低位又は同位
の場所に運搬し、載置することが出来るので、従来一般
のクレーン等では搬送が困難であった限られた狭い構造
物内であって、移し替え手段の走行面より低位の場所又
は空間的な高さが低く移し替え手段の走行面と同位の場
所に重量物を搬送することが容易に効率的に出来る。
【0040】更に、上記発明において、搬出装置によっ
て重量物を運ぶ位置は、構造物のオーバハング部の下で
あり、上記発明の効果に加え、構造物のオーバハング部
の下に重量物を運ぶことが出来る。
【0041】更に、上記いずれかの発明において、重量
物供給手段及び移し替え手段は、鉄道軌条を走行するも
のであるので、上記いずれかの発明の効果に加え、重量
物供給手段及び移し替え手段は、鉄道の車両限界内に設
けられ目的の場所に鉄道軌条を走行して速やかに近づく
ことが出来ると共に、鉄道軌条を走行する重量物供給手
段で重量物を供給し、その重量物を同じく鉄道軌条を走
行する移し替え手段により鉄道軌条面より低位又は同位
の場所に重量物を搬送することが容易に出来る。
【0042】そして、上記いずれかの発明において、移
し替え手段は、重量物供給手段の重量物を磁力によって
吸引、吊り上げ、移動し、この重量物を搬出装置上に分
離し、移し替えるものであるので、容易に重量物を重量
物供給手段から吸引、吊り上げ、移動し、この重量物を
搬出装置上に分離し、移し替えることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る重量物搬送方法の一実施例を説明
する全体平面図である。
【図2】図1の一部省略正面図である。
【図3】図2の I−I 線一部省略断面図である。
【図4】図3の要部拡大断面図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】図4、5に示したローラコンベヤのローラ部の
一部破砕断面図である。
【図7】図4、5に示したローラコンベヤの支持脚を示
し、(A)は支持脚を垂直に立てた状態の正面図、
(B)は(A)のC部拡大図である。
【図8】図4、5に示したローラコンベヤの支持脚を収
納した状態の一部断面側面図である。
【図9】本発明に係る重量物搬送方法の一実施例を説明
する図で、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は
断面図である。
【図10】図9に続く重量物搬送方法を説明する図で、
(A)はローラコンベヤをオーバハング部の下に移動さ
せた状態の断面図、(B)は移し替え手段が重量物供給
手段の重量物の真上に移動した状態の正面図と断面図で
ある。
【図11】図10に続く重量物搬送方法を説明する図
で、(A)は移し替え手段が重量物供給手段の重量物を
吊り上げた状態の正面図と断面図、(B)は移し替え手
段が重量物をローラコンベヤ上に分離、載置した状態の
正面図と断面図である。
【図12】図11に続く重量物搬送方法を説明する図
で、(A)はローラコンベヤが重量物をプラットホーム
のオーバハング部の下に載せて運んだ状態の正面図と断
面図、(B)は重量物をローラコンベヤからフォークリ
フトに移し替える状態の正面図と断面図である。
【符号の説明】
1 移し替え手段 2 ローラコンベヤ(搬出装置) 24 重量物供給手段 28 鉄道軌条 35 低位の場所 36 空間的な高さ 37 プラットホーム 38 オーバハング部 41 スラブ(重量物)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 限られた狭い構造物内であって、重量物
    を移し替える移し替え手段の走行面より低位の場所又は
    空間的な高さが低く前記移し替え手段の走行面と同位の
    場所に前記重量物を搬送する重量物搬送方法において、
    前記重量物を積載した重量物供給手段及び前記移し替え
    手段を前記低位又は同位の場所の近くに移動させ、前記
    重量物供給手段に積載した前記重量物を吊り上げ、移動
    し、次いで該重量物を運ぶ搬出装置に移し替え、更に、
    前記重量物を荷役する荷役手段が近づくことが出来る位
    置まで前記搬出装置によって前記重量物を運び、該重量
    物を前記荷役手段によって前記低位又は同位の場所に運
    搬し、載置することを特徴とする重量物搬送方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記搬出装置によっ
    て前記重量物を運ぶ位置は、前記構造物のオーバハング
    部の下であることを特徴とする重量物搬送方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記重量物供
    給手段及び前記移し替え手段は、鉄道軌条を走行するも
    のであることを特徴とする重量物搬送方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかにおいて、前
    記移し替え手段は、前記重量物供給手段の前記重量物を
    磁力によって吸引、吊り上げ、移動し、該重量物を前記
    搬出装置上に分離し、移し替えるものであることを特徴
    とする重量物搬送方法。
JP960595A 1995-01-25 1995-01-25 重量物搬送方法 Pending JPH08198417A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116101875A (zh) * 2023-04-11 2023-05-12 四川蜀道建筑科技有限公司 一种自爬升建筑构件起吊安装自动化设备

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CN116101875A (zh) * 2023-04-11 2023-05-12 四川蜀道建筑科技有限公司 一种自爬升建筑构件起吊安装自动化设备
CN116101875B (zh) * 2023-04-11 2023-06-23 四川蜀道建筑科技有限公司 一种自爬升建筑构件起吊安装自动化设备

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