JPH081980Y2 - バンパの取付構造 - Google Patents

バンパの取付構造

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JPH081980Y2
JPH081980Y2 JP5755989U JP5755989U JPH081980Y2 JP H081980 Y2 JPH081980 Y2 JP H081980Y2 JP 5755989 U JP5755989 U JP 5755989U JP 5755989 U JP5755989 U JP 5755989U JP H081980 Y2 JPH081980 Y2 JP H081980Y2
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JP
Japan
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bumper
opening
plate device
bracket
upper edge
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JP5755989U
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和久 山田
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ネームプレート装置を外方に臨ませる開口
が形成されたバンパの取付構造に関する。
(従来の技術) バス等の前面に取り付けられたバンパの内側には、バ
ス名、会社名等の名称を表示するネームプレート装置
(社名窓)が収容されている。第3図は従来のバンパの
取付構造を示し、バンパ5には開口5aが形成されると共
に、当該開口5aの上側の、バンパ5の上縁部5bに固着さ
れた断面略L字形状のブラケット6を介して、車体2側
に固着された断面略L字形状のブラケット7に螺着固定
されている。
一方、ネームプレート装置1は、車体2側に取り付け
られたカバー3の前面開口周縁に、文字板8が、断面略
H字形状のウエザストリップ4を介して嵌め込まれ、こ
の文字板8がバンパ5に形成された開口5aから外方を臨
むように配置されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら上記従来のバンパの取付構造において
は、バンパ5は開口5aの近傍において、その上縁部5の
みをブラケット6に固着しているので、バンパ5の取付
剛性が低い。また、バンパ5及びネームプレート装置1
をそれぞれ別々に車体2に取り付けているため、これら
の取り付けの際、バンパ5の開口5aに対するネームプレ
ート装置1の取付位置がずれ易く、位置決め作業が必要
となって生産性に劣ると共に、ウエザストリップ4が外
方から見えることがあり、見映えが悪い等の問題があ
る。
本考案は上述の問題点を解決するためになされたもの
で、バンパの剛性を向上させると共に、ネームプレート
装置をバンパの開口に対して容易に所定の位置に正確に
取り付けることができるバンパの取付構造を提供するこ
とを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案によれば、ネームプ
レート装置を収容し且つ当該ネームプレート装置を外方
に臨ませる開口が形成されるバンパを車体に取り付ける
取付構造において、少なくとも、バンパ上縁部と前記開
口の上端部とを溶着し、バンパと共に閉断面構造を形成
し、前記バンパ上縁部より上方に延びる上端を車体側に
取り付けるバンパブラケットを設け、該バンパブラケッ
トに前記ネームプレート装置を取り付けるように構成し
たものである。
(作用) バンパブラケットは、少なくとも、バンパの上縁部と
開口の上縁部とを溶着している。このため、バンパとバ
ンパブラケットが閉断面構造を形成し、剛性が高くな
る。また、このバンパブラケットにネームプレート装置
を取り付けるので、バンパの開口とネームプレート装置
との位置関係を正規のものにし易い。
(実施例) 以下本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳述す
る。
第1図及び第2図は、本考案を適用したバンパの取付
構造を示し、バス前面のバンパ5は、略水平に配置され
る上板部(上縁部)5cと、該上板部5cの前端から略直角
に折曲されて垂下し、断面形状が弓状に彎曲する側板部
5dよりなり、車幅方向中央部に略矩形の開口5aが形成さ
れている。また、バンパ5は、その内壁上部をバンパブ
ラケット11により補強されると共に、このバンパブラケ
ット11を介して車体(図示せず)に取り付けられ、内壁
下部をリンフォース20により補強されている。
バンパブラケット11は薄肉の板状部材で、略中央位置
にボルト挿通孔11aが穿設された中央垂直壁部11bをはさ
んで、上側には車体側に斜上方に延びた後バンパ5の上
板部5cと面接触する水平部11cが形成され、次いで直角
に折曲され、バンパ5の上縁部から上方に延びる垂直壁
部11dが形成される。一方、中央垂直壁部11bの下側には
クランク状に折曲されたバンパ5の開口5aの上縁部5eと
面接触する垂直壁部11eが形成されている。そして、水
平部11c及び垂直壁部11eは、バンパ5の上板部5c及び開
口上縁部5eにそれぞれ溶着されて閉断面構造を形成して
いる。また、バンパブラケット11には、後述するネーム
プレート装置10が取り付けられている。
リンフォース20は薄肉の板状部材を略断面クランク状
に折曲して形成され、垂直壁部20bの上部にボルト挿通
孔20aが穿設されている。そして、垂直壁部20bの上縁か
らバンパ5に向けて略直角に曲げられた後、再び略垂直
に曲げられてバンパ5の開口5aの下縁部5fに沿う形状に
成形され、これに面接触する上取付部20cが形成され
る。一方、垂直壁部20bの下端は、バンパ5の下端5gに
沿う形状に成形されてこれに面接触する下取付部20dが
形成されている。そして、上取付部20c及び下取付部20d
は、バンパ5の開口下縁部5f及び下端5gにそれぞれ溶着
されて閉断面構造を形成している。また、リンフォース
20には、後述するようにネームプレート装置10が取り付
けられている。
ネームプレート装置10は、乳白色のアクリル板で形成
された文字板12と透明なアクリル板で形成された保護板
13の各外周に嵌め込まれた各ウエザストリップ16を、断
面クランク形状の外枠15と、蛍光灯17を収容する照明カ
バー14とで液密に挾持したもので、照明カバー14と外枠
15の各フランジ14a,15bを、バンパブラケット11及びリ
ンフォース20のボルト挿通孔11a,20aにボルト18及びナ
ット19により螺着固定している。
以下作用を説明する。
バンパ5は、開口5a近傍位置においては、上板部5c及
び開口上縁部5eをそれぞれバンパブラケット11の水平部
11c及び垂直壁部11eに溶着させている。従って、バンパ
5とバンパブラケット11とは閉断面構造を形成し、これ
らの剛性が高くなる。また、バンパ5の下部もその内壁
にリンフォース20が閉断面構造に溶着されており、この
部分の剛性もリンフォース20により確保される。
また、バンパブラケット11にネームプレート装置10を
直接取り付けるので、バンパ5の開口5aとネームプレー
ト装置10とが所定位置に取り付けることができ、従来の
ようにそれぞれを車体に取り付けた場合に比べて相対位
置関係を正確に調整することができ、組付時の調整に手
間が掛らない。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、少なくとも、バ
ンパ上縁部とバンパに形成された開口の上縁部とを溶着
し、バンパと共に閉断面構造を形成し、バンパ上縁部よ
り上方に延びる上端を車体側に取り付けるバンパブラケ
ットを設け、該バンパブラケットにネームプレート装置
を取り付けるので、バンパとバンパブラケットとが閉断
面構造を形成し、バンパの剛性が向上する。また、ネー
ムプレート装置をバンパの開口に対して容易に所定の位
置に取り付けることができ、取付生産性が向上すると共
に、見映えが良くなる等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るバンパの取付構造を適用したバス
を示す斜視図、第2図は第1図の矢線II-IIに沿う断面
図、第3図は従来のバンパの取付構造を示す断面図であ
る。 5……バンパ、5a……開口、5c……上板部、5e……開口
上縁部、10……ネームプレート装置、11……バンパブラ
ケット、11c……水平部、11e……垂直壁部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネームプレート装置を収容し且つ当該ネー
    ムプレート装置を外方に臨ませる開口が形成されるバン
    パを車体に取り付ける取付構造において、少なくとも、
    バンパ上縁部と前記開口の上端部とを溶着し、バンパと
    共に閉断面構造を形成し、前記バンパ上縁部より上方に
    延びる上端を車体側に取り付けるバンパブラケットを設
    け、該バンパブラケットに前記ネームプレート装置を取
    り付けることを特徴とするバンパの取付構造。
JP5755989U 1989-05-19 1989-05-19 バンパの取付構造 Expired - Lifetime JPH081980Y2 (ja)

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JPH02148851U JPH02148851U (ja) 1990-12-18
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JP2002337627A (ja) * 2001-05-17 2002-11-27 Chuo Kk ナンバープレート用カバー
JP4670357B2 (ja) * 2005-01-17 2011-04-13 マツダ株式会社 樹脂パネル接合構造
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JP6868680B1 (ja) * 2019-12-27 2021-05-12 公彬 山鹿 自動車のナンバープレート拡張装飾器具

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