JPH08197792A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH08197792A
JPH08197792A JP1189795A JP1189795A JPH08197792A JP H08197792 A JPH08197792 A JP H08197792A JP 1189795 A JP1189795 A JP 1189795A JP 1189795 A JP1189795 A JP 1189795A JP H08197792 A JPH08197792 A JP H08197792A
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JP1189795A
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Takashi Yamada
隆 山田
Koichi Otaka
孝一 大高
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙折れやシート破れなどが発生する前に、被
記録材の姿勢矯正手段を非干渉位置に退避させて、警告
するように適切に制御することのできる両面記録用の記
録装置を提供する。 【構成】 記録部1に配設した被記録材Sのサイズ第1
検知手段(19A,19B)と、両面記録用ユニット2
0に配設した被記録材反転手段(14,15)、サイズ
第2検知手段21および被記録材姿勢矯正手段16と、
通信手段35と、エラー警告手段38と、サイズ第1検
知手段およびサイズ第2検知手段による検知結果が一致
しない時に警告を発生させ、姿勢矯正手段を退避させる
ように制御する制御手段(CPU31)とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録装置に関し、詳しく
は、電子写真方式などで両面記録のための被記録材反転
手段にかかわる紙詰まり対策が可能な記録装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、被記録材反転手段にかかわる紙詰
まり処理としては、シート検知センサにより一定時間以
上被記録材(以下で記録シートと呼ぶ)が導かれてこな
いか或いは停滞している場合などにジャム警告を発生し
ていた。また、図11は記録装置の両面記録のために用
いられる両面ユニットで横レジスタと呼ばれている記録
シート姿勢矯正機構の一例を示す。ここで、1101は
その両面ユニット、1102は横レジスタ、1103は
シート有無検知センサ、Sは搬送中の記録シート、11
05は横レジスタ1102に記録シートSを送給するた
めの横レジ前ローラ、1106は横レジスタ1102を
シート姿勢矯正のために矢印A方向に移動させる移動用
モータ、1107は姿勢が矯正された記録シートの再度
記録部に送り出すために再給用ローラである。
【0003】このように構成された記録シート姿勢矯正
機構を有する記録装置では、一面が記録済の記録シート
Sを両面ユニット1101で不図示の反転通路に導き反
転させたあと、その再送出する記録シートSの姿勢矯正
が横レジスタ1102によってなされる。そして、この
あと、再給用ローラ1107により再び記録部に送出さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、記録シ
ートSが矢印B方向から、横レジ前ローラ1105によ
り搬送されてきて、横レジスタ1102の位置に導かれ
てきた場合、この図に示すように横レジスタ1102の
矢印A方向で示す位置と記録シートSの幅方向とが合致
しない場合、すなわち実際に搬送されてきた記録シート
Sの幅サイズと両面ユニット1101で認識していた幅
サイズとが異なっていたような場合には、記録シートS
の前端部が横レジスタ1102にその入口で衝突してし
まい、紙折れや、破れなどが発生する。また、ジャム検
知としては記録シートSが到達すべき時間になってもシ
ート有無検知センサ1103で紙無し状態が検知される
という判断だけで、ジャム警告が発せられるので、どの
ような形態で記録シートSが停滞しているのか、両面ユ
ニット1101においては判別できない。
【0005】本発明の目的は、上述した従来の問題の解
決を図るべく、紙折れやシート破れなどが発生する前
に、被記録材姿勢矯正手段を退避させて警告するように
適切に制御することのできる両面記録が可能な記録装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、記録部に配設され、該記録部で記録さ
れる被記録材のサイズを検知するサイズ第1検知手段
と、両面記録のためのユニットに配設され、前記被記録
材の表裏および前後方向の反転を行う反転手段、該反転
手段に導かれた前記被記録材のサイズを検知するサイズ
第2検知手段および前記被記録材の搬送方向に対する姿
勢を矯正する姿勢矯正手段と、前記記録部と前記ユニッ
トとの間で情報の授受を行う通信手段と、エラー警告手
段と、前記通信手段を介して得られた前記サイズ第1検
知手段および前記サイズ第2検知手段からの前記サイズ
にかかわる情報が異なる場合に、前記エラー警告手段に
より警告を発生させると共に前記姿勢矯正手段を前記被
記録材と干渉しない位置に移動させるように制御する制
御手段とを具備することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、記録部に配設したサイズ第1
検知手段からの情報に基づくサイズと、両面記録のため
のユニットに配設したサイズ第2検知手段からの情報に
基づくサイズとを制御手段では通信手段を介して求めた
上これを比較し、これらのサイズが異なると判断した場
合にはユニットに設けられている姿勢矯正手段を被記録
材と干渉しない位置に移動させると同時にエラー警告手
段により警告を発生させて利用者の注意喚起をうなが
し、ジャム発生の危険を未然に防止可能とするもので、
これにより、ジャムの紙折れや破れ等による複雑で手間
のかかる被記録材取除き動作を利用者に強制しなくて済
み、使い勝手の良い両面記録が可能な記録装置を提供す
ることができる。
【0008】
【実施例】以下に、図面に基づいて本発明の実施例を詳
細かつ具体的に説明する。
【0009】図1ないし図6は本発明の第1実施例を示
す。図1において、1はレーザビームプリンタ本体(以
下では記録部と呼ぶ)であり、2は記録シートS送給用
のカセット、3はカセット2に積載された状態に保たれ
る記録シートSをその上部に位置するものから1枚ずつ
分離送給する送給ローラ、4は記録シートSの斜行をそ
の搬送直前の位置で除去するためのレジストローラ、5
は搬送路、6は記録にかかわる公知の感光ドラム、7は
定着ローラである。
【0010】また、8は不図示のソレノイドによって電
気的に駆動されるフラッパ、9は排出路10に設けられ
ている排出ローラ、11は排出口であり、記録シートS
に対し両面記録が行われる場合には後述する制御部から
の指示によってフラッパ8が記録シートSを第2搬送路
12に導くように変位される。13は第2搬送路12の
入口部に配設された第2搬送ローラ、14は記録シート
Sの記録面を天地させると共にその前後端を反転させる
ための待機通路、15は待機通路14の入口に設けられ
ている正逆転自在な反転ローラであり、16は本発明に
かかる横レジスタ、17および18は横レジ前ローラお
よび再送給ローラである。
【0011】なお、先に述べた記録部1に対し、この図
に示すように両面記録用のユニット(両面ユニット)2
0には第2搬送路12および第2搬送ローラ13から再
送給ローラ18に到る迄の両面記録時に使用される通路
および横レジ補正手段が配設されている。19Aおよび
19Bは記録部1に配設され、送給されてくる記録シー
トSの有無を検知する送給センサおよび排出センサであ
り、21は両面ユニット20の反転ローラ15直前の近
傍に配設した反転検知センサ、22は横レジスタ16の
出口側に配設した再送給検知センサである。
【0012】このような構成になる記録装置での、基本
的な動作について説明すると、記録部1に接続されたこ
こでは不図示の制御部からの指令により記録動作が開始
されると、カセット2に積載された記録シートSが送給
ローラ3によって1枚ずつ搬送路5に送給され、レジス
トローラ4にて斜行が除去される。そして、感光ドラム
6にてレーザ像の現像が行われ、定着ローラ7により定
着が行われる。そのあと、フラッパ8で排出口11に排
出するか両面ユニット20に搬送するかが選択されるも
ので、これら一連の動作は記録部1自体の不図示の制御
部により制御される。なお、記録シートSの搬送状態を
調べるために設けられている送給センサ19A、排出セ
ンサ19Bは図2に示すような構造になっている。
【0013】図2において搬送路5を矢印C方向に記録
シートSが搬送されてきて、センサの検知片19Lにそ
の先端部が接触すると矢印Dの方向に記録シートSが検
知片19Lを押し上げる。すると、遮光状態にあったフ
ォトセンサ19Pが通光状態となりシートSの存在が検
知される。そして、記録シートSが検知片19Lを通り
過ぎると検知片19Lがその重力により矢印E方向に戻
り、フォトセンサ19Pか遮光状態となることによって
シート無しが検知される。
【0014】図1に戻り、フラッパ8が両面ユニット2
0側に記録シートSを搬送するよう選択駆動した場合に
は、記録シートSは第2搬送ローラ13を通り反転検知
センサ21により検知された上反転ローラ15の正転に
より待機通路14に導かれる。そして反転検知センサ2
1がシート無しを検出した時点で反転ローラ15の逆回
転により記録シートSを反転状態でスイッチバックさせ
る。このとき記録シートSは第2搬送路12の形状に従
って形成されたカールが解かれつつ水平方向に直進し、
横レジ前ローラ17に導かれる。かくして横レジ前ロー
ラ17を通過した記録シートSは横レジスタ16とによ
るシート姿勢矯正機構に案内される。
【0015】横レジスタ16は裏面記録のための記録シ
ートSを正規な姿勢にするためのものである。
【0016】かくして横レジスタ16を通過した記録シ
ートSはこのあと再送給センサ22によりシート有りが
検知された時点で再び裏面記録動作命令が来るまでその
搬送が一旦停止され、再送給動作指令が来ると横レジス
タ16からの搬送が再開されて再送給ローラ18を通っ
て記録部1のレジストローラ4、感光ドラム6、定着ロ
ーラ7を通過する間に記録シートSの裏面側に記録がな
され、フラッパ8を介して排出口11から排出される。
このようにして記録部1と両面ユニット20とにより両
面記録が行われる。
【0017】続いて、本発明にかかる横レジスタ16の
構成とその動作を図3の(A),(B)に従って説明す
る。
【0018】図3において(A)は横レジスタ16を上
面から見た図であり、(B)は側面から見た図である。
横レジ前ローラ17を通過した記録シートSは図3の
(A)に示すように横レジスタ16にかかわる搬送路1
6Aに導かれていく。横レジ搬送ローラ23は横レジ搬
送モータ24により駆動され、搬送路16Aに導かれて
きた記録シートSを横レジ斜行ローラ25との協働によ
りF1,F2,F3のように導き、記録シートSの側縁
を横レジ壁部26に突き当てて調整しつつ搬送する。か
くして記録シートSを横レジ壁部26に添わせて直進さ
せることにより搬送方向に対する傾きすなわち斜行が除
去される(図4の(A)参照)。そのあと横レジ調整モ
ータ27が駆動され、ギア部28を介して横レジスタ1
6が図3の(A)で矢印A1方向に移動することにより
記録シートSの位置が調整される。これらの図におい
て、29は横レジ搬送ローラ23を駆動するためのベル
トである。
【0019】なお、記録シートSの横レジスタ16によ
り行われる矢印A1,A2方向の位置調整は、記録部1
で記録領域が記録可能幅の中央を基準としているので、
記録シートSの幅方向の中央を記録部の上記基準に合わ
せるために行うものである。ここで、横レジスタ16は
搬送前の初期設定で、図3(A)に示す矢印A2方向に
移動し、ホームセンサ30が横レジスタ16の突起部1
6Cを検知することによって、その位置がホームポジシ
ョンとして設定されるもので、その位置から記録シート
Sの幅サイズに応じて所定の位置に横レジスタ16があ
らかじめ移動される。
【0020】以上のように、両面記録を行う場合には両
面ユニット20内に、裏面記録を正確に行うための位置
調整機構が必要であり、図5はこのような制御のための
回路機構を示す。ここで、31は制御部のCPU、32
は制御のプログラム等が格納されているROM、33は
RAM、34は電源回路である。そして、各センサ19
A,19B,21等から得た信号と、通信回路35によ
る記録部1からの指令36によりモータ24および27
の駆動が制御される。なお、記録部との通信は不図示の
コネクタを介して電気的に接続されていることにより行
われるもので、シリアル通信により記録部1からの指令
36と両面ユニット20からのステータス情報37との
授受が行れる。
【0021】また、ジャムが発生した場合などのエラー
検知機構としては、記録部1においては記録シートSが
送給センサ19Aおよび排出センサ19Bのそれぞれを
通過する時間を計測して、搬送速度から換算して、搬送
に必要以上の時間がかかっている場合、ジャムエラーと
している。同様に両面ユニット20においても反転検知
センサ21および送給検知センサ22からの情報に基づ
いて同様のジャム検知が行われる。また、38は警告手
段であり、本発明では後述するようにしてユニット20
においてジャム発生の虞があるときにも警告を発生す
る。
【0022】本発明においては、記録部1と両面ユニッ
ト20との間で記録シートSの情報を通信回路35を介
して交換しており、図6に、横レジスタ16でのエラー
検出制御時の動作手順を示す。
【0023】ステップS601でまず記録部1からシー
トサイズを受信する。例えばそのシートサイズがA4
(長手方向が297mm)であった場合は、記録部1か
ら両面ユニット20に対してシートサイズがA4であっ
た旨通信する。かくして、ステップS602で記録部1
からの駆動指令を受けとると、記録シートSはフラッパ
8により両面ユニット20側に導かれる。そして、ステ
ップS603で第2搬送ローラ13と反転ローラ15と
が起動される。なお、記録シートSが反転検知センサ2
1を通過する際に記録シートSの長さが計測されるもの
で(ステップS604,S605,S606,S60
7,S608)、その結果、ステップS609の判断で
記録部1からの通信により得られたサイズ(A4)と上
述の計測結果によるサイズとが異なった場合はステップ
S611に進み、横レジスタ16をホームポジションに
まで移動させて、いかなるサイズの記録シートSが横レ
ジスタ16に導かれようとも、誤って横レジスタ16と
記録シートSとが搬送路方向で突き当たり紙折れ等がお
こらないようにした上で、ステップS612に進みジャ
ム警告を記録部1側に送信し、ステップS613で搬送
系のモータ類を停止する。なおこの後、停滞した記録シ
ートSの位置が不図示の利用者向け表示器により伝えら
れ、利用者によって取り除かれることになるが、ステッ
プS609にて記録部1側と両面ユニット20側とでサ
イズが一致した場合にはステップS610に進み通常の
横レジスタ動作を行った上裏面記録が行われる。
【0024】[実施例2]図7は本発明の第2の実施例
によるエラー検出制御時の動作手順を示す。なお、本実
施例は、実施例1と同様の構成によるものである。ま
た、手順のうち、ステップS601からステップS60
9までは実施例1と変わらず、その説明は省略する。図
7においてステップS609において記録部1と両面ユ
ニット20とそれぞれで検出したシートサイズが異なる
場合、ステップS701で、検知した2つのシートサイ
ズの内、大きい方のシートサイズ(例えばサイズA4と
A3との比較であればA3の方が大きい)に合うように
横レジスタ16をホームポジションから図3の(A)に
示す矢印A1方向に移動させた上、ステップS612
で、記録部1に対してジャム警告を発し、ステップS7
02にて記録シートSの強制排出を行う。
【0025】本例によれば、ステップS701で大きい
方のシートサイズに合わせるように横レジスタ16の移
動が設定されることで横レジスタ16の入口で記録シー
トSが横レジスタ16に干渉し、紙折れしたり、破れた
りしてジャムを発生するようなことがなく、事前にステ
ップS702で記録シートSをそのまま強制排出するこ
とが可能となり装置内部に記録シートSを残さないの
で、利用者の手を煩わせて、装置の開放用ドアを開けて
手を挿入し記録シートを取り除くといったことがなくな
り、利用者にとって安全かつ使い勝手の良い記録装置を
提供することができる。
【0026】[実施例3]図8は本発明の第3の実施例
による動作手順を示す。本実施例もまた、実施例1と同
様の構成によるものである。また、手順のうち、ステッ
プS601からステップS609までは図6に示した実
施例1のフローと変わらない。図8において、ステップ
S609において記録部1と両面ユニット20とのそれ
ぞれで検出したシートサイズが異なる場合、ステップS
801で記録部1が記録し得る、最大の設定シートサイ
ズに合わせて横レジスタ16を移動させた上、ステップ
S612でジャム警告を記録部1に送信し、ステップS
613でシート搬送処理を停止する。本実施例によれ
ば、簡単な制御で紙折れや破れの発生を防ぐことができ
る。
【0027】[実施例4]図9および図10は本発明の
第4の実施例を示すもので基本的な構成は、実施例1と
変わらない。なお図9は両面ユニット20の反転検知セ
ンサ21から反転ローラ15、待機通路14まわりの構
成を示したものである。ここでは、表面に記録がなされ
た記録シートSが第2搬送ローラ13を通過し、反転検
知センサ21に差しかかっている状態が示されている。
反転検知センサ21は21A,21B,21Cの3つの
並列配置されたセンサ部からなり、記録シートSはセン
サ部21A〜21Cに向けて矢印A方向に搬送されてく
る。そして、記録シートSが一番大きなサイズであるS
Aの場合はセンサ部21A,21B,21Cの3つとも
がシート有りを検知する。また、中サイズの記録シート
SBではセンサ部21B,21Cの2つでシート有りが
検知される。なおこのとき、センサ部21Aはシート無
し状態を検知している。また記録シートSが一番小さな
サイズのSCの場合はセンサ部21Cのみがシート有り
を検知をする。このようにして記録シートSの搬送方向
におけるシート幅を測定することによってシートサイズ
の検知が可能となる。そして本例では図10に示すエラ
ー処理を行う。
【0028】図10に示すフローにおいて、ステップS
601からステップS603までの動作についてはこれ
までのフローのものと変わらない。次のステップS10
01において、反転検知センサ21(21A〜21C)
で記録シートSの有無を検知し、シート有りが検知され
たならばステップS1002に進み、3つのセンサ部2
1A,21B,21Cによる検知状態からシートサイズ
を判別する。そして、ステップS1003にてセンサ部
21Cにより記録シートSの後端を検出したならば、ス
テップS609で記録部1からの通信により得られたシ
ートサイズと、反転検知センサ21により判別されたシ
ートのサイズとを比較し、その結果が異なった場合に
は、ステップS611に進んで横レジスタ16をホーム
ポジションまで移動させ、いかなるサイズの記録シート
S(SA〜SC)が搬送されてきても、誤って横レジス
タ16と記録シートSとが搬送路方向で突き当たり紙折
れ等がおこらないようにしてステップS612でジャム
警告を記録部1に送信する。そして、ステップS613
で搬送系のモータを全て停止する。
【0029】なお、以上に述べた各実施例では、いずれ
も記録部においてサイズを検知するサイズ第1検知手段
により被記録材の搬送方向の長さを検知する場合につい
て述べたが、記録部の搬送路において、例えば図9に示
したように複数のセンサを搬送方向とは直交する方向に
配設し、かかるサイズ第1検知手段により被記録材の幅
を検知するようにしてもよい。
【0030】またサイズ第1検知手段およびサイズ第2
検知手段を共に長さと幅との双方が検知可能なように構
成可能なことはいうまでもない。
【0031】更にまた、送給カセットからの送給時に、
カセットに収納されている被記録材のサイズ、すなわち
長さや幅が送給前と検知されるようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録部に配設され、該記録部で記録される被記録材のサ
イズを検知するサイズ第1検知手段と、両面記録のため
のユニットに配設され、前記被記録材の表裏および前後
方向の反転を行う反転手段、該反転手段に導かれた前記
被記録材のサイズを検知するサイズ第2検知手段および
前記被記録材の搬送方向に対する姿勢を矯正する姿勢矯
正手段と、前記記録部と前記ユニットとの間で情報の授
受を行う通信手段と、エラー警告手段と、前記通信手段
を介して得られた前記サイズ第1検知手段および前記サ
イズ第2検知手段からの前記サイズにかかわる情報が異
なる場合に、前記エラー警告手段により警告を発生させ
ると共に前記姿勢矯正手段を前記被記録材と干渉しない
位置に移動させるように制御する制御手段とを具備する
ので、記録部と、両面記録用のユニットとの双方におい
てシートサイズを検知し、比較することによってユニッ
ト内で紙折れや破れなどのジャムを発生することなく事
前に利用者に警告することができ、装置の故障要因の減
少や安全性などの点で利用者にとって使い勝手の良い両
面記録が可能な記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による記録装置全体の構成
図である。
【図2】第1実施例のシート検出センサの構成例を示す
断面図である。
【図3】第1実施例による横レジスタの構成およびその
動作を上面図(A)および断面図(B)で示す説明図で
ある。
【図4】第1実施例による記録シートの横レジスタによ
る姿勢矯正動作を(A),(B)の過程で示す説明図で
ある。
【図5】本発明による両面記録用ユニットでの制御を行
うための回路の構成を示すブロック図である。
【図6】第1実施例による制御の動作手順を示すフロー
チャートである。
【図7】第2実施例による制御の動作手順を示すフロー
チャートである。
【図8】第3実施例による制御の動作手順を示すフロー
チャートである。
【図9】第4実施例によるシート幅検出機構の構成図で
ある。
【図10】第4実施例による制御の動作手順を示すフロ
ーチャートである。
【図11】従来例による両面記録用ユニットにおけるジ
ャム発生状態を示す説明図である。
【符号の説明】
S 記録紙 1 (レーザービーム)記録部 6 感光ドラム 8 フラッパ 16 横レジスタ 20 両面(記録用)ユニット 21 反転検知センサ 23 横レジ搬送ローラ 25 横レジ斜行ローラ 31 CPU 35 通信回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録部に配設され、該記録部で記録され
    る被記録材のサイズを検知するサイズ第1検知手段と、 両面記録のためのユニットに配設され、前記被記録材の
    表裏および前後方向の反転を行う反転手段、該反転手段
    に導かれた前記被記録材のサイズを検知するサイズ第2
    検知手段および前記被記録材の搬送方向に対する姿勢を
    矯正する姿勢矯正手段と、 前記記録部と前記ユニットとの間で情報の授受を行う通
    信手段と、 エラー警告手段と、 前記通信手段を介して得られた前記サイズ第1検知手段
    および前記サイズ第2検知手段からの前記サイズにかか
    わる情報が異なる場合に、前記エラー警告手段により警
    告を発生させると共に前記姿勢矯正手段を前記被記録材
    と干渉しない位置に移動させるように制御する制御手段
    とを具備することを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記姿勢矯正手段の前記被記録材と干渉
    しない移動位置は、前記記録部で記録可能な最大サイズ
    の被記録材の姿勢を矯正させるための位置であることを
    特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記姿勢矯正手段の前記被記録材と干渉
    しない移動位置は、前記サイズ第1検知手段およびサイ
    ズ第2検知手段により検知されたサイズのうち、大きい
    方のサイズの被記録材の姿勢を矯正させるための位置で
    あることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記姿勢矯正手段を前
    記被記録材と干渉しない位置に移動させた後当記被記録
    材を排出させるように制御することを特徴とする請求項
    1ないし3のいずれかの項に記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記サイズ第1検知手段およびサイズ第
    2検知手段は前記被記録材の長さを検知するための手段
    であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかの
    項に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記サイズ第1検知手段およびサイズ第
    2検知手段のうち、少なくとも前記サイズ第2検知手段
    は、前記被記録材の搬送方向とは直交する方向の幅を検
    知可能な手段であることを特徴とする請求項1ないし4
    のいずれかの項に記載の記録装置。
JP1189795A 1995-01-27 1995-01-27 記録装置 Pending JPH08197792A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008137784A (ja) * 2006-12-04 2008-06-19 Fuji Xerox Co Ltd タグ通信装置
CN104280074A (zh) * 2014-10-27 2015-01-14 宋建峰 远程可编程式智能厨房安全探测终端
JP2016141485A (ja) * 2015-01-29 2016-08-08 コニカミノルタ株式会社 シート後処理装置
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