JPH0819726B2 - 床パネルの取付構造 - Google Patents
床パネルの取付構造Info
- Publication number
- JPH0819726B2 JPH0819726B2 JP4325938A JP32593892A JPH0819726B2 JP H0819726 B2 JPH0819726 B2 JP H0819726B2 JP 4325938 A JP4325938 A JP 4325938A JP 32593892 A JP32593892 A JP 32593892A JP H0819726 B2 JPH0819726 B2 JP H0819726B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor panel
- panel
- long
- frame member
- short
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、２階部分の床を木製の
パネルで構成するための床パネルの取付構造に係り、床
パネルの長辺側と短辺側とに枠材を配設し、床パネルを
長辺側、短辺側のいずれでも側大引にて確実に支持でき
るようにした床パネルに関するものである。
パネルで構成するための床パネルの取付構造に係り、床
パネルの長辺側と短辺側とに枠材を配設し、床パネルを
長辺側、短辺側のいずれでも側大引にて確実に支持でき
るようにした床パネルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、プレハプ住宅等において、二階部
分の床を木製のパネルで製作する場合、所要の大きさに
形成したパネル板の長辺側側端に枠材を配設し、パネル
板と一体に形成している。そして、この床パネルの枠材
の端部を側大引上に載せることによって、床パネルを床
パネルの長手方向の両端部を介して支持するようにして
いる。
分の床を木製のパネルで製作する場合、所要の大きさに
形成したパネル板の長辺側側端に枠材を配設し、パネル
板と一体に形成している。そして、この床パネルの枠材
の端部を側大引上に載せることによって、床パネルを床
パネルの長手方向の両端部を介して支持するようにして
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、床パネルを
敷設する場合、その構造上、界壁等により床パネルの長
手方向の両端部、すなわち、短辺側で床パネルを側大引
にて支持できないときがある。このような場合には、床
パネルを小さく切断して使用するか、あるいは現場施工
にて床を敷設する必要がある。このため、現場における
作業に手数を要するものとなっている。また、１ユニッ
ト内に複数の床パネルを敷き込む場合、隣接する床パネ
ル間は縫い針で固定できるが、梁に隣接するパネル長辺
側は床小梁でしか固定できない欠点がある。
敷設する場合、その構造上、界壁等により床パネルの長
手方向の両端部、すなわち、短辺側で床パネルを側大引
にて支持できないときがある。このような場合には、床
パネルを小さく切断して使用するか、あるいは現場施工
にて床を敷設する必要がある。このため、現場における
作業に手数を要するものとなっている。また、１ユニッ
ト内に複数の床パネルを敷き込む場合、隣接する床パネ
ル間は縫い針で固定できるが、梁に隣接するパネル長辺
側は床小梁でしか固定できない欠点がある。
【０００４】本発明は、上記従来の床パネルの有する問
題点に鑑み、床パネルの長辺側、短辺側のいずれでも側
大引により支持可能として現場における施工性を向上す
ることができるとともに、床パネルを床パネルの長辺側
に設けた側大引にパネル止金物を用いて簡易に、かつ強
固に固定することができる床パネルの取付構造を提供す
ることを目的とする。
題点に鑑み、床パネルの長辺側、短辺側のいずれでも側
大引により支持可能として現場における施工性を向上す
ることができるとともに、床パネルを床パネルの長辺側
に設けた側大引にパネル止金物を用いて簡易に、かつ強
固に固定することができる床パネルの取付構造を提供す
ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の床パネルの取付構造は、所要の大きさを有
するパネル板の長辺側両側端に長枠材を、短辺側両側端
に前記長枠材と同じ高さの短枠材をそれぞれ配設し、長
枠材及び短枠材によってパネル板の下面の四周を囲む底
面が面一な枠体を形成するとともに、長枠材の適宜箇所
に下方に開放したコ字形の切り欠きを形成し、該切り欠
きに側大引に係止溝を嵌合して係止したパネル止金物を
嵌挿し、該パネル止金物と長枠材の切り欠き端面とを釘
止めしたことを特徴とする。
め、本発明の床パネルの取付構造は、所要の大きさを有
するパネル板の長辺側両側端に長枠材を、短辺側両側端
に前記長枠材と同じ高さの短枠材をそれぞれ配設し、長
枠材及び短枠材によってパネル板の下面の四周を囲む底
面が面一な枠体を形成するとともに、長枠材の適宜箇所
に下方に開放したコ字形の切り欠きを形成し、該切り欠
きに側大引に係止溝を嵌合して係止したパネル止金物を
嵌挿し、該パネル止金物と長枠材の切り欠き端面とを釘
止めしたことを特徴とする。
【０００６】
【作用】本発明の床パネルの取付構造は、長枠材に切り
欠きを形成するだけで、界壁等の障害物の影響を受ける
ことなく、床パネルの長辺側、短辺側のいずれでも床パ
ネルを側大引により支持することができ、床パネルの分
割化等の手間を省くことができる。また、床パネルを長
枠材に形成した切り欠きの位置でパネル止金物を用いて
床パネルの長辺側に設けた側大引に簡易に、かつ強固に
固定することができ、床パネルを安定して敷設すること
ができる。
欠きを形成するだけで、界壁等の障害物の影響を受ける
ことなく、床パネルの長辺側、短辺側のいずれでも床パ
ネルを側大引により支持することができ、床パネルの分
割化等の手間を省くことができる。また、床パネルを長
枠材に形成した切り欠きの位置でパネル止金物を用いて
床パネルの長辺側に設けた側大引に簡易に、かつ強固に
固定することができ、床パネルを安定して敷設すること
ができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の床パネルを図示の実施例に基
づいて説明する。図において１は所要の幅と長さを有す
る床パネルで、この床パネル１は、所要の大きさを有す
るパネル板１１の裏面において、その長辺側両側端に沿
って長枠材１２，１２を、また短辺側両側端に沿って長
枠材１２と同じ高さの短枠材１３，１３をそれぞれ配設
し、長枠材１２，１２と短枠材１３，１３によってパネ
ル板１１の下面の四周を囲む底面が面一な枠体を形成す
るようにして構成する。長枠材１２と短枠材１３の突合
部は、単なる突合せの外に、強度を増すために、図示の
ように、段付突合せとすることもでき、長枠材１２と短
枠材１３の突合部及び各枠材１２，１３とパネル板１１
とは、釘、接着等の方法により互いに固着され、一体と
される。
づいて説明する。図において１は所要の幅と長さを有す
る床パネルで、この床パネル１は、所要の大きさを有す
るパネル板１１の裏面において、その長辺側両側端に沿
って長枠材１２，１２を、また短辺側両側端に沿って長
枠材１２と同じ高さの短枠材１３，１３をそれぞれ配設
し、長枠材１２，１２と短枠材１３，１３によってパネ
ル板１１の下面の四周を囲む底面が面一な枠体を形成す
るようにして構成する。長枠材１２と短枠材１３の突合
部は、単なる突合せの外に、強度を増すために、図示の
ように、段付突合せとすることもでき、長枠材１２と短
枠材１３の突合部及び各枠材１２，１３とパネル板１１
とは、釘、接着等の方法により互いに固着され、一体と
される。
【０００８】なお、床パネル１の強度を考慮して、パネ
ル板１１にかかる荷重を枠材１２，１３にて支持する
際、パネル板１１の下面に所定間隔毎に根太１４を配設
固定し、根太１４を枠材１２，１３に固定することが望
ましい。
ル板１１にかかる荷重を枠材１２，１３にて支持する
際、パネル板１１の下面に所定間隔毎に根太１４を配設
固定し、根太１４を枠材１２，１３に固定することが望
ましい。
【０００９】このように構成される床パネル１を、対向
する梁２，２間に敷設する場合、この各梁２の内側面に
対向して側大引３，３を突設し、この側大引３，３上に
床パネル１の長枠材１２の端部下面及び短枠材１３の下
面を載置して支持する。これにより、１ユニット内に規
格サイズの床パネル１，１・・・を互いに隣接して敷設
する。
する梁２，２間に敷設する場合、この各梁２の内側面に
対向して側大引３，３を突設し、この側大引３，３上に
床パネル１の長枠材１２の端部下面及び短枠材１３の下
面を載置して支持する。これにより、１ユニット内に規
格サイズの床パネル１，１・・・を互いに隣接して敷設
する。
【００１０】床パネル１を敷設する位置に、界壁等の障
害物がある場合、この障害物の場所に位置する長枠材１
２に、下方に開放したコ字形の切り欠き１２Ｈを形成す
る。これにより、規格サイズの床パネル１に現場におい
て少しの加工を施すだけで、容易に使用できるものとな
る。
害物がある場合、この障害物の場所に位置する長枠材１
２に、下方に開放したコ字形の切り欠き１２Ｈを形成す
る。これにより、規格サイズの床パネル１に現場におい
て少しの加工を施すだけで、容易に使用できるものとな
る。
【００１１】また、図７（ａ）に示すように、床パネル
１を床パネル１の長枠材１２の端部下面及び短枠材１３
の下面を載置して支持することができない場合には、床
パネルの長辺側に沿う梁等に側大引３を取り付けること
により、床パネル１を床パネル１の長枠材１２の下面及
び短枠材１３の端部下面を載置して支持することがで
き、従来のように床パネルを現場で細分化する手間が省
けるものとなる。
１を床パネル１の長枠材１２の端部下面及び短枠材１３
の下面を載置して支持することができない場合には、床
パネルの長辺側に沿う梁等に側大引３を取り付けること
により、床パネル１を床パネル１の長枠材１２の下面及
び短枠材１３の端部下面を載置して支持することがで
き、従来のように床パネルを現場で細分化する手間が省
けるものとなる。
【００１２】床パネル１の側大引３への固定は、図７
（ｂ）に示すように、側大引３に係止溝４Ｈを嵌合して
係止したパネル止金物４を用いて、床パネル１の長枠材
１２、あるいは短枠材１３を釘止めすることにより行
う。この場合、長枠材１２の切り欠き１２Ｈに側大引３
に係止溝４Ｈを嵌合して係止したパネル止金物４を嵌挿
し、パネル止金物４と長枠材１２の切り欠き１２Ｈ端面
とを釘止めすることにより、床パネル１を床パネル１の
長辺側に設けた側大引３に簡易に、かつ強固に固定する
ことができ、床パネルを安定して敷設することができ
る。
（ｂ）に示すように、側大引３に係止溝４Ｈを嵌合して
係止したパネル止金物４を用いて、床パネル１の長枠材
１２、あるいは短枠材１３を釘止めすることにより行
う。この場合、長枠材１２の切り欠き１２Ｈに側大引３
に係止溝４Ｈを嵌合して係止したパネル止金物４を嵌挿
し、パネル止金物４と長枠材１２の切り欠き１２Ｈ端面
とを釘止めすることにより、床パネル１を床パネル１の
長辺側に設けた側大引３に簡易に、かつ強固に固定する
ことができ、床パネルを安定して敷設することができ
る。
【００１３】
【発明の効果】本発明によれば、長枠材及び短枠材によ
ってパネル板の下面の四周を囲む底面が面一な枠体を形
成することによって、長枠材に切り欠きを形成するだけ
で、界壁等の障害物の影響を受けることなく、床パネル
の長辺側、短辺側のいずれでも床パネルを側大引により
支持することができ、床パネルの分割化等の手間を省く
ことができ、施工性を向上することができる。また、床
パネルを長枠材に形成した切り欠きの位置でパネル止金
物を用いて床パネルの長辺側に設けた側大引に簡易に、
かつ強固に固定することができ、床パネルを安定して敷
設することができる。
ってパネル板の下面の四周を囲む底面が面一な枠体を形
成することによって、長枠材に切り欠きを形成するだけ
で、界壁等の障害物の影響を受けることなく、床パネル
の長辺側、短辺側のいずれでも床パネルを側大引により
支持することができ、床パネルの分割化等の手間を省く
ことができ、施工性を向上することができる。また、床
パネルを長枠材に形成した切り欠きの位置でパネル止金
物を用いて床パネルの長辺側に設けた側大引に簡易に、
かつ強固に固定することができ、床パネルを安定して敷
設することができる。
【図１】本発明の床パネルの１実施例を示す平面図であ
る。
る。
【図２】同正面図である。
【図３】同側面図である。
【図４】パネル板と枠材との取付部の説明図である。
【図５】本発明の床パネルの敷設状態を示す説明図であ
る。
る。
【図６】図５の側面図である。
【図７】本発明の床パネルの他の敷設状態を示す説明図
である。
である。
【図８】（ａ）は床パネル敷設の配列説明図であり、
（ｂ）はその要部を示す説明図である。
（ｂ）はその要部を示す説明図である。
１ 床パネル １１ パネル板 １２ 長枠材 １２Ｈ 切り欠き １３ 短枠材 ２ 梁 ３ 側大引 ４ パネル止金物
Claims (1)
- 【請求項１】 所要の大きさを有するパネル板（１１）
の長辺側両側端に長枠材（１２）を、短辺側両側端に前
記長枠材（１２）と同じ高さの短枠材（１３）をそれぞ
れ配設し、長枠材（１２）及び短枠材（１３）によって
パネル板（１１）の下面の四周を囲む底面が面一な枠体
を形成するとともに、長枠材（１２）の適宜箇所に下方
に開放したコ字形の切り欠き（１２Ｈ）を形成し、該切
り欠き（１２Ｈ）に側大引（３）に係止溝（４Ｈ）を嵌
合して係止したパネル止金物（４）を嵌挿し、該パネル
止金物（４）と長枠材（１２）の切り欠き（１２Ｈ）端
面とを釘止めしたことを特徴とする床パネルの取付構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4325938A JPH0819726B2 (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 床パネルの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4325938A JPH0819726B2 (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 床パネルの取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06146455A JPH06146455A (ja) | 1994-05-27 |
| JPH0819726B2 true JPH0819726B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=18182277
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4325938A Expired - Lifetime JPH0819726B2 (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 床パネルの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0819726B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013023984A (ja) * | 2011-07-25 | 2013-02-04 | Asahi Kasei Homes Co | 鉄骨造建物の床構造 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3631407C2 (de) * | 1986-09-16 | 1995-12-21 | Fichtel & Sachs Ag | Kraftstoffversorgungsanlage mit Absperreinrichtung für Zweirad-Kraftfahrzeuge, insbesondere fahrradähnliche Motorfahrzeuge |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5145851Y2 (ja) * | 1972-08-16 | 1976-11-06 | ||
| JPS59102036A (ja) * | 1982-12-01 | 1984-06-12 | 旭化成株式会社 | 建築構造 |
| JPH0579111A (ja) * | 1991-09-20 | 1993-03-30 | Sekisui House Ltd | 床板ユニツト |
-
1992
- 1992-11-10 JP JP4325938A patent/JPH0819726B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013023984A (ja) * | 2011-07-25 | 2013-02-04 | Asahi Kasei Homes Co | 鉄骨造建物の床構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06146455A (ja) | 1994-05-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960820 |