JPH08196425A - 電気貯湯容器 - Google Patents

電気貯湯容器

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JPH08196425A
JPH08196425A JP1009595A JP1009595A JPH08196425A JP H08196425 A JPH08196425 A JP H08196425A JP 1009595 A JP1009595 A JP 1009595A JP 1009595 A JP1009595 A JP 1009595A JP H08196425 A JPH08196425 A JP H08196425A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手動による再沸騰時あるいはカルキ抜き再沸
騰時における沸騰時間を必要最小限となす。 【構成】 電気ヒータ12Aにより加熱される内容器
と、該内容器内に収容された水を沸騰させた後保温し得
るように前記電気ヒータ12Aへの通電を制御する通電
制御手段191とを備えた電気貯湯容器において、保温
中における再沸騰キー59による再沸騰時においては湯
温を検知する温度検知手段(即ち、温度センサ16)に
よる検知湯温が沸騰相当温度に到達した時点で沸騰報知
を行う沸騰報知制御手段192を付設している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、電気貯湯容器に関
し、さらに詳しくは再沸騰時における沸騰報知を可及的
に早くし得るようにした電気貯湯容器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、沸騰式の電気貯湯容器において
は、内容器内に収容された水を電気ヒータによって加熱
沸騰させた後保温状態で貯湯することとなっている。
【0003】ところで、このような沸騰式の電気貯湯容
器において、熱湯がほしい時には再沸騰キーによる再沸
騰加熱が行われる。そして、この再沸騰加熱による沸騰
検知は、初期沸騰時と同様に水蒸気の温度を検知する沸
騰検知センサーにより行われている。なお、初期沸騰時
においては、水道水中に含まれるカルキ等を除去する目
的からある程度の蒸気排出時間を確保するために沸騰報
知(即ち、加熱から保温への移行)を遅らせることとな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な沸騰検知方式の場合、保温中であってカルキ抜きが不
要な場合であっても、初期沸騰時と同様に沸騰報知が遅
れるため、内容器内の湯の温度が既に沸騰温度に達して
いるにもかかわらず、沸騰検知センサーによる沸騰検知
が水蒸気の排出を待った後に沸騰報知されることとな
り、その間の待ち時間(30〜40秒)が長く感じると
とともに、無駄な電力を消費するという問題がある。
【0005】また、水道水に含まれているカルキを沸騰
時に蒸気とともに排出して除去するカルキ抜き機能が付
与されているが、従来公知の電気貯湯容器においては、
カルキ抜き用の沸騰時間(換言すれば、蒸気排出時間)
は一定に設定されているため、一度沸騰した湯に含まれ
るカルキの量は沸騰前の水道水に含まれるカルキの量に
比べて大幅に減少しているにもかかわらず、1回沸騰さ
せた湯を再沸騰させる時であっても初期沸騰時あるいは
水の継ぎ足しによる自動再沸騰時と同じ時間沸騰させる
こととなる。つまり、水に含まれるカルキの量に関係な
くカルキ抜き用の沸騰時間を設定していたため、不必要
に長く電気ヒータに通電しなければならず、電力の無駄
につながるとともに、沸騰時間の経過を待たねば注湯が
できないという不具合があった。
【0006】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、手動による再沸騰時あるいはカルキ抜き再沸騰時
における沸騰時間を必要最小限となすことを目的とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明の基本構成で
は、上記課題を解決するための手段として、電気ヒータ
により加熱される内容器と、該内容器内に収容された水
を沸騰させた後保温し得るように前記電気ヒータへの通
電を制御する通電制御手段とを備えた電気貯湯容器にお
いて、保温中における再沸騰キーによる再沸騰時におい
ては湯温を検知する温度検知手段による検知湯温が沸騰
相当温度に到達した時点で沸騰報知を行う沸騰報知制御
手段を付設している。
【0008】本願発明の基本構成において、カルキ抜き
キーによる再沸騰時におけるカルキ抜き沸騰時間を初期
沸騰時間より短く設定する沸騰時間設定手段を付設する
のがカルキ抜き再沸騰時における沸騰時間を必要最小限
となし得る点で好ましい。
【0009】また、1回目のカルキ抜き沸騰時間より2
回目以降のカルキ抜き沸騰時間を短く設定する沸騰時間
変更手段を付設するのが内容器内の湯に含まれるカルキ
の量の減少に対応させて沸騰時間を短くできる点で好ま
しい。
【0010】
【作用】本願発明の基本構成では、上記手段によって次
のような作用が得られる。
【0011】即ち、保温中における再沸騰キーによる再
沸騰時においては温度検知手段による検知湯温が沸騰相
当温度に到達した時点で沸騰報知が行われるため、従来
例におけるように蒸気排出時間を待つ必要がなくなる。
【0012】本願発明の基本構成において、カルキ抜き
キーによる再沸騰時におけるカルキ抜き沸騰時間を初期
沸騰時間より短く設定する沸騰時間設定手段を付設した
場合、一度沸騰した湯に含まれるカルキの量は少なくな
っているので、水道水を沸騰させる初期沸騰時間より短
いカルキ抜き沸騰時間で十分なカルキ抜きが行えること
となり、無駄なヒータ加熱を行わなくとも良くなる。
【0013】また、1回目のカルキ抜き沸騰時間より2
回目以降のカルキ抜き沸騰時間を短く設定する沸騰時間
変更手段を付設した場合、カルキ抜き沸騰を繰り返すに
従って、内容器内の湯に含まれるカルキの量が減少する
ので、それに対応させてカルキ抜き沸騰時間が短くされ
ることとなり、無駄なヒータ加熱を無くした必要最小限
のカルキ抜き沸騰時間での十分なカルキ抜きが行える。
【0014】
【発明の効果】本願発明によれば、保温中における再沸
騰キーによる再沸騰時においては温度検知手段による検
知湯温が沸騰相当温度に到達した時点で沸騰報知を行う
ようにしているので、従来例におけるように蒸気排出時
間を待つ必要がなくなるとともに、消費電力の大幅な低
減を図ることができるという優れた効果がある。
【0015】
【実施例】以下、添付の図面を参照して、本願発明の幾
つかの好適な実施例を説明する。
【0016】実施例1 図1ないし図4には、本願発明の実施例1にかかる電気
貯湯容器が示されている。
【0017】本実施例の電気貯湯容器は、図1および図
2に示すように、金属製の外ケース2の上部に合成樹脂
製の肩体3を設け且つ該外ケース2内にステンレス製の
内容器4を収容した容器本体1と、該容器本体1の上部
を覆蓋する蓋体5と、該蓋体5内に設けたエアーポンプ
6と、一連の液体注出通路7とを備えて構成されてい
る。
【0018】前記内容器4は、有底円筒状を呈してお
り、その上端に形成されたフランジ部4aを前記肩体3
の内周縁部3aに懸架することにより前記外ケース2内
に支持されている。そして、前記外ケース2の下端に
は、合成樹脂製の底部材8が当接されており、該底部材
8と前記内容器4とは連結金具9を介して連結されてい
る。このことにより、外ケース2、内容器4および底部
材8が相互に一体化されることとなっている。
【0019】前記底部材8の下部開口8aは底蓋10に
より閉塞されており、該底蓋10の下面外周部には回転
座体11が回転可能に支持されている。このことによ
り、容器本体1を定置したとき回転座体11上で容器本
体1が軽く回転させられることとなっている。
【0020】前記内容器4の底部下面には、電気ヒータ
12が当接されており、該電気ヒータ12の下方には、
遮熱板13が前記内容器4の底部に対して固定された状
態で取り付けられている。そして、前記電気ヒータ12
は、前記遮熱板13との間に介設されたバネ板14によ
って内容器4の底部に圧接された状態で保持されてい
る。本実施例の場合、電気ヒータ12は、湯沸かしヒー
タ12Aおよび保温ヒータ12Bにより構成されてい
る。
【0021】前記電気ヒータ12の中央には貫通孔15
が形成されており、該貫通孔15内には、内容器4の温
度を検出する温度センサ16が遮熱壁17により隔絶し
て配置されている。
【0022】また、前記底部材8内には、回路収容ボッ
クス18が下向きに開口して一体成形されており、該回
路収容ボックス18内には回路基板19が収容されてい
る。そして、前記回路収容ボックス18の下端開口はカ
バー20により覆蓋されている。このことにより、上方
からの漏水あるいは下方からの浸水に対する防水ができ
るのである。
【0023】前記回路基板19には、マイクロコンピュ
ータを構成する各種素子が内蔵されており、前記肩体3
の前方に突出する嘴部3bの上面に設けられた操作パネ
ル21からの出力信号、前記温度センサ16等の各種検
出信号を受けて、沸騰・保温の動作制御を行うととも
に、その動作表示やタイマー設定による表示制御等を行
うこととなっている。前記操作パネル21には、再沸騰
キー59、沸騰表示灯60、保温表示灯61、カルキ抜
きキー62およびカルキ抜き表示灯63が設けられてい
る(図3参照)。
【0024】前記蓋体5は、前記肩体3の後部に一体形
成された一部開放型の軸受22に対してヒンジピン23
を介して開閉自在且つ着脱自在に枢支されている。つま
り、蓋体5は、ヒンジピン23を支点として開閉される
とともに、所定開き角度においてヒンジピン23を軸受
22から離脱させることにより取り外し可能となってい
るのである。一方、前記蓋体5の自由端側には、該蓋体
5の閉塞状態を保持するためのロック装置24が設けら
れている。
【0025】前記液体注出通路7は、前記内容器4の底
部から前記内容器4の前方を通り肩体3における嘴部3
b内に形成された注出ガイド25に臨む一連の通路とし
て形成されており、先端注出口26は前記注出ガイド2
5内において大気への開放隙間をもって臨ましめられて
いる。このことにより、注出される液体を一旦大気へ開
放した後に注出ガイド25に流入させ、静かに注液でき
るようにしている。
【0026】前記液体注出通路7の途中(即ち、注出口
26の直ぐ手前)には、転倒止水弁27が設けられてお
り、貯湯容器の転倒時に自重あるいは流出液体の流出圧
を受けて転倒止水弁27が閉作動し、液体注出通路7を
介しての外部への液体流出が防止されることとなってい
る。
【0027】また、前記液体注出通路7の途中(即ち、
内容器4の前方に位置する部分)は透明管28とされて
おり、該透明管28に流入している液体の液位が外ケー
ス2の前面に設けられた液量表示窓29を通して外部か
ら見えるようになっている。
【0028】前記エアーポンプ6は、前記蓋体5の底板
を兼用するベローズ下板30とベローズ上板31との間
に環状のベローズ32を介設して構成されており、前記
ベローズ上板31に対して被嵌され且つ前記蓋体5の上
面に露出せしめられたポンプ押板33の押圧操作により
伸縮動作するベローズ32内に加圧空気が生ぜしめられ
ることとなっている。符号34はベローズ32を伸長復
帰させるためのリターンスプリングである。
【0029】前記ベローズ下板30の下面には、前記内
容器4の上部開口4bを蓋体5の閉止時に覆蓋する金属
製の内蓋35が下方から被嵌され、ビス36によって取
り付けられている。該内蓋35の外周縁には、蓋体5の
閉止時に前記内容器4のフランジ部4aに当接されて気
密状態を保持するためのシールパッキン37が設けられ
ている。
【0030】前記ベローズ下板30と前記内蓋35との
間には、ベローズ下板30に対して前記ビス36により
共締め固着された通路構成部材38により内容器4内に
おいて発生する蒸気Sを前記エアーポンプ6内を通さず
に外部へ排出する蒸気排出通路39の一部が形成されて
いる。該蒸気排出通路39は、前記通路構成部材38と
前記内蓋35との間に形成される第1通路39aと、前
記通路構成部材38と前記ベローズ下板30との間に形
成される第2通路39bと、該第2通路39bの後部出
口側から蓋体5内を上方に延びる第3通路39cとから
なっており、前記第1通路39aは前記内蓋35に形成
された入口開口40を介して内容器4内に連通され、前
記第1通路39aと第2通路39bとは前記通路構成部
材38の中央部(後に詳述する弁体47の直下方位置)
に形成された通孔41を介して連通され、前記第3通路
39cは蓋体5の後部側上面に形成された出口開口42
を介して外部へ連通されている。そして、前記第1およ
び第2通路39a,39bは、後述するようにエアーポ
ンプ6からの加圧空気を吹き込む空気吹込通路の一部を
構成することとなっている。
【0031】また、前記通路構成部材38と内蓋35と
の間には、前記通孔41の口縁部から一体に垂設された
円筒壁43に囲まれた弁室44が形成されており、該弁
室44内には、貯湯容器の転倒時において自重および流
出液体の流動圧により前記通孔41を閉塞する転倒止水
弁45が設けられている。
【0032】前記ベローズ上板31の下面中央部には、
上下方向のスリット46aを有する保持筒46が一体に
垂設されており、該保持筒46内には、中空で上下が開
放された筒状体からなる弁体47が上下摺動自在に嵌挿
されている。該弁体47は、その上端に形成されたフッ
ク47aを前記保持筒46のスリット46aに係合せし
められた状態でベローズ上板31の下動に伴って保持筒
46内を上下摺動することとされている。また、この弁
体47は、前記ベローズ上板31との間に介設されたス
プリング48の付勢力によってベローズ上板31の下動
あるいは上動(換言すれば、ポンプ押板33の押圧ある
いは非押圧操作)に連動して下動あるいは上動するよう
になっている。さらに、この弁体47は、スリット46
aの下端とフック47aとの係合により保持筒46から
の最大下動位置が規制されることとなっている。
【0033】前記弁体47は、前記ベローズ下板30の
中央部に形成された開口49に対して上下摺動自在に嵌
挿されており、その下端部47bは、前記第2通路39
b内において前記通孔41の直上方に臨ましめられてい
る。そして、弁体47は、ポンプ押板33の押圧操作時
には、これと連動して下動して前記通孔41の口縁に圧
接され、エアーポンプ6内と内容器4内とが弁体47内
の空間および第1通路39aからなる空気吹込通路50
を介して連通するとともに、前記第1通路39aと第2
通路39bとの連通を阻止して蒸気排出通路39を閉塞
する作用をなす。しかも、前記ベローズ下板31の開口
49の外回りの円周位置において外周部51aが前記通
路構成部材38との間で環状に挟持され且つ内周部51
bが前記弁体下端部47bの口縁に嵌着された弁膜51
が設けられている。該弁膜51は、弁体47の下動時に
おいて通孔41の口縁とのシールを確保するとともに、
弁体47の上動時(換言すれば、エアーポンプ6の非作
動時)において第2通路39bが開口49を介してエア
ーポンプ6内と連通するのを阻止する作用をなす。符号
52はエアーポンプ6の吐出口、53は弁膜51内と弁
体47内とを連通する連通口、54は前記弁体47内に
設けられた弁座、55は正立時に前記弁座54を閉塞し
且つ転倒時に前記弁座54を開放するボール弁タイプの
安全弁である。なお、弁体47は、その下端部47bに
嵌着された弁膜51の内周部51bと開口49の口縁と
の当接により上動限が規制されることとなっており、弁
体47上端のフック47aと保持筒46のスリット46
a下端との係合力によりベローズ上板31の上動限も規
制されることとなっている。
【0034】貯湯容器の転倒時においては、安全弁55
の開作動により入口開口40から蒸気排出通路39へ流
出した湯が弁体47内を通ってエアーポンプ6内に流入
することとなり、蒸気排出通路39から外部へ湯が大量
に流出することはなくなる。そして、その後、貯湯容器
を立て直すと、エアーポンプ6内の湯は吐出口52、弁
膜51内、連通口53および弁体47内を通って蒸気排
出通路39に至り、その後入口開口40から内容器4内
に還流される。
【0035】図面中、符号56はエアーポンプ6の作動
(換言すれば、ポンプ押板33の押板操作)を規制する
ロック機構、57はエアーポンプ6の吸気弁、58は貯
湯容器持ち運び時のハンドルである。
【0036】次に、本実施例の電気貯湯容器における電
気的要素について図4に示すブロック図に基づいて説明
する。
【0037】マイクロコンピュータとして作用する回路
基板19に対して湯沸かし用の電気ヒータ12Aおよび
保温用の電気ヒータ12B、温度ヒューズ64、温度セ
ンサ16、沸騰報知を行うブザー65、商用交流電源6
6および操作パネル21におけるスイッチ基板21aが
図4に示すように結線されている。該スイッチ基板21
aには、再沸騰キー59およびカルキ抜きキー62が接
続されている。また、前記回路基板19からは、沸騰表
示灯60、保温表示灯61およびカルキ抜き表示灯63
へ点灯指令信号、ブザー65へ吹鳴指令信号が出力され
ることとなっている。
【0038】そして、前記マイクロコンピュータ19
は、図5に示すように、電気ヒータ12Aへの通電を制
御する通電制御手段191と、保温中における再沸騰キ
ー59による再沸騰時においては湯温を検知する温度セ
ンサ16による検知湯温Tが沸騰相当温度T1に到達し
た時点で沸騰報知を行う沸騰報知制御手段192と、カ
ルキ抜きキー62による再沸騰時におけるカルキ抜き沸
騰時間t2を初期沸騰時間t1より短く設定する沸騰時間
設定手段193と、1回目のカルキ抜き沸騰時間t2
り2回目以降のカルキ抜き沸騰時間t3を短く設定する
沸騰時間変更手段194とを備えている。
【0039】ついで、図6のフローチャートと図7およ
び図8のタイムチャートとを参照して、本実施例にかか
る電気貯湯容器における湯沸かし制御について詳述す
る。以下の説明において、カルキ抜き沸騰時間t1およ
び大量初期沸騰時間t1による沸騰を「カルキ抜き2」
と表現し、カルキ抜き沸騰時間t2による沸騰を「カル
キ抜き1」と表現し、カルキ抜き沸騰時間t3および少
量初期沸騰時間t3を「一般湯沸かし」と表現すること
とする。ここで、t1>t2>t3とされる。
【0040】電気貯湯容器への電源投入により内容器4
内の水への加熱が開始されるが、そのときの水の量の大
小を判定し、それに応じた沸騰制御が行われる。即ち、
ステップS1において沸騰中であるか否かを判定する
が、加熱初期においては当然に否定判定される。ついで
ステップS2において温度センサ16からの温度情報T
が入力され、ステップS3において自動再沸騰温度Ts
(図7および図8参照)との比較がなされる。ここでT
≦Tsと判定されると、ステップS4において自動再沸
騰フラッグF1←1とし、ステップS5においてカルキ抜
きフラッグF2←0とする。しかる後、ステップS6およ
びステップS7において再沸騰キー59およびカルキ抜
きキー62のON操作があったか否かが判定されるが、
加熱初期においては再沸騰キー59およびカルキ抜きキ
ー62のON操作は行われないため、マイクロコンピュ
ータ19による制御はステップS1にリターンする。な
お、ステップS3においてT>Tsと判定された場合に
は、直接ステップS6およびステップS7に進み、再沸騰
キー59およびカルキ抜きキー62のON操作があった
か否かが判定されるが、加熱初期においては再沸騰キー
59およびカルキ抜きキー62のON操作は行われない
ため、マイクロコンピュータ19による制御はステップ
1にリターンする。
【0041】上記のような制御の繰り返しの間に加熱に
より内容器4内の水の温度が上昇するが、その上昇率α
=dT/dtを演算し、上昇率αの大小により内容器4
内に収容されている水の量を推定する。即ち、α≧α0
(=所定値)の場合(即ち、図7における直線L1の場
合)には少量と認定し、α<α0の場合(即ち、図8に
おける直線L2の場合)には大量と認定してマイクロコ
ンピュータ19の記憶部へ格納しておく。
【0042】しかる後、内容器4内の湯温が沸騰温度T
1(即ち、100℃)に達して、ステップS1において沸
騰中と判定されると、ステップS8において少量湯沸か
しか否かの判定(即ち、α≧α0の判定)がなされ、否
定判定の場合(即ち、大量湯沸かしと判定された場合)
には、ステップS9において自動再沸騰フラッグF1=0
であるか否かの判定がなされるが、既にステップS4
おいてF1←1とされているため、ステップS10におい
て大量初期沸騰時間t1(図7参照)による「カルキ抜
き2」が実行され、ステップS11においてカルキ抜きフ
ラッグF2←1とされ、その後ステップS1へリターンす
る。
【0043】一方、ステップS8において少量湯沸かし
(即ち、α≧α0)と判定された場合には、ステップS
12においてカルキ抜きフラッグF2←0とした後、ステ
ップS13に進み、少量初期沸騰時間t3(図8参照)に
よる「一般湯沸かし」が実行された後、ステップS1
リターンする。
【0044】ところで、電気貯湯容器の使用形態の一つ
に内容器4内に湯が残った状態で水道水を追加する使用
形態があるが、その場合、湯温Tは自動再沸騰温度Ts
以下に低下する。この場合にも、大量の水道水の追加が
行われたか否かは、温度上昇率αにより推定され、前記
と同様にステップS8〜ステップS13による「カルキ抜
き2」あるいは「一般湯沸かし」が実行される。
【0045】次に保温状態に移行した後(即ち、ステッ
プS1において否定判定された後)、再沸騰キー59の
ON操作があると(即ち、ステップS6において肯定判
定されると)、ステップS14において水量に応じた沸騰
までの時間データtsが予め用意されたテーブルから読
み込まれる。ここで、内容器4内の水量は、温度センサ
16による湯温Tの上昇率αを求めることにより得ら
れ、しかも湯沸かしヒータ12Aから水に供給できる熱
量は決まっているので、該水量に対応した保温温度T2
から蒸気排出開始(即ち、沸騰温度)T1までの要加熱
時間(即ち、時間データts)も決まってくる。この水
量と要加熱時間との関係がテーブルとしてマイクロコン
ピュータ19に格納されている。ついで、ステップS15
において前記時間データtsのカウントダウンが開始さ
れ、ステップS16において時間データtsが0となった
と判定されると、ステップS17においてブザー65が吹
鳴して沸騰報知がなされるとともに保温に移行し、その
後ステップS1へリターンする。つまり、蒸気の排出を
待つことなく、湯温Tが沸騰温度T1に達した時点で沸
騰報知がなされることとなり、沸騰報知までの時間が可
及的に短縮されることとなる。
【0046】ついで、保温状態に移行した後(即ち、ス
テップS1において否定判定された後)、カルキ抜きキ
ー62のON操作があると(即ち、ステップS7におい
て肯定判定されると)、ステップS18においてカルキ抜
きフラッグF2=1であるか否かの判定がなされるが、
既にステップS11においてカルキ抜きフラッグF←1と
され、しかもステップS3においてT>Tsと判定され
ているため、ステップS19においてカルキ抜き沸騰時間
2(図7参照)による「カルキ抜き1」が実行され、
ステップS20においてカルキ抜きフラッグF2←0とさ
れ、その後ステップS1へリターンする。
【0047】その後の保温継続中において、再度カルキ
抜きキー62がON操作された場合(即ち、ステップS
7において再度肯定判定された場合)には、ステップS
20においてカルキ抜きフラッグF2←0とされているた
め、ステップS18における判定が否定判定となり、ステ
ップS13に進み、カルキ抜き沸騰時間t3(図7参照)
による「一般湯沸かし」が実行された後、ステップS1
へリターンする。
【0048】上記した沸騰制御を図7および図8に示す
タイムチャートに基づいてさらに詳述する。
【0049】(I)大量の水道水を収容した状態から加
熱開始した場合(図7参照) 温度上昇直線L1の上昇率αにより大量収容と判定さ
れ、初期沸騰時間t1による「カルキ抜き2」が実行さ
れる。そして、湯の使用により内容器4内の湯が減少
し、大量の水道水が追加されると、温度上昇直線L1
上昇率αにより大量追加と判定され、初期沸騰時間t1
による「カルキ抜き2」が実行される。上記「カルキ抜
き2」により、水道水中に含まれるカルキ抜きが実施さ
れる。その後保温温度T2による保温状態にある時、再
沸騰キー59がON操作されると、湯温Tが沸騰温度T
1に到達した時点で沸騰報知と保温切換とが行われる。
つまり、蒸気排出時間を待つことなく沸騰報知がなされ
るのである。その後、カルキ抜きキー62がON操作さ
れると、カルキ抜き沸騰時間t2による「カルキ抜き
1」が実行される。その後保温継続中に再度カルキ抜き
キー62がON操作されると、カルキ抜き沸騰時間t3
による「一般湯沸かし」が実行される。この場合、一回
沸騰した湯の再沸騰なので短いカルキ抜き時間で十分で
ある。
【0050】(II)少量の水道水を収容した状態から
加熱開始した場合(図8参照) 温度上昇直線L2の上昇率αにより少量収容と判定さ
れ、少量初期沸騰時間t3による「一般湯沸かし」が実
行される。その後保温温度T2による保温状態にある
時、再沸騰キー59がON操作されると、湯温Tが沸騰
温度T1に到達した時点で沸騰報知と保温切換とが行わ
れる。つまり、蒸気排出時間を待つことなく沸騰報知が
なされるのである。そして、湯の使用により内容器4内
の湯が減少し、少量の水道水が追加されると、温度上昇
直線L2の上昇率αにより少量追加と判定され、少量初
期沸騰時間t3による「一般湯沸かし」が実行される。
上記の場合、湯に含まれるカルキの量が少ないので短い
沸騰時間で十分なカルキ抜きが得られる。その後、湯の
使用により内容器4内の湯が減少し、大量の水道水が追
加されると、温度上昇直線L1の上昇率αにより大量追
加と判定され、大量初期沸騰時間t1による「カルキ抜
き2」が実行される。上記「カルキ抜き2」により、水
道水中に含まれるカルキ抜きが実施される。その後保温
温度T2による保温状態にある時、カルキ抜きキー62
がON操作されると、カルキ抜き沸騰時間t2による
「カルキ抜き1」が実行される。その後保温継続中に再
度カルキ抜きキー62がON操作されると、カルキ抜き
沸騰時間t3による「一般湯沸かし」が実行される。こ
の場合、一回沸騰した湯の再沸騰なので短いカルキ抜き
時間で十分である。
【0051】上記したように、本実施例においては、保
温中における再沸騰キー59による再沸騰時においては
温度センサ16による検知湯温Tが沸騰相当温度T1
到達した時点で沸騰報知を行うようにしているので、従
来例におけるように蒸気排出時間を待つ必要がなくなる
とともに、消費電力の大幅な低減を図ることができる。
【0052】また、カルキ抜きキー62の操作による再
沸騰時におけるカルキ抜き沸騰時間を短く設定し、しか
も2回目以降のカルキ抜きキー62の操作による再沸騰
時におけるカルキ抜き沸騰時間をさらに短く設定してい
るため、沸騰の度に減少するカルキ量に見合ったカルキ
抜き時間とすることができる。従って、無駄なヒータ加
熱を無くした必要最小限のカルキ抜き時間で十分なカル
キ抜きが得られることとなり、消費電力の大幅な低減が
図れる。
【0053】また、少量の水での初期沸騰時および少量
の水継ぎ足しによる自動再沸騰時には「一般湯沸かし」
として少量初期沸騰時間を設定し、大量の水での初期沸
騰時あるいは大量の水継ぎ足しによる自動再沸騰時には
「カルキ抜き2」として大量初期沸騰時間を設定するよ
うにしたので、初期沸騰時であっても水道水の量の大小
により含まれるカルキ量が変わるところから、それに対
応させた沸騰時間設定を行うことにより、無駄なヒータ
加熱をなくすことができる。
【0054】実施例2 図9には、本願発明の実施例2にかかる電気貯湯容器に
おける沸騰制御用フローチャートが示されている。
【0055】本実施例の場合、再沸騰キー59のON操
作時における沸騰報知制御が実施例1と異なっているだ
けで、ハード構成等は実施例1と同様である。以下、図
9のフローチャートに従って沸騰制御を説明する。
【0056】本実施例の場合にも、電気貯湯容器への電
源投入により内容器4内の水への加熱が開始されるが、
そのときの水の量の大小を判定し、それに応じた沸騰制
御が行われる。即ち、ステップS1において沸騰中であ
るか否かを判定するが、加熱初期においては当然に否定
判定される。ついでステップS2において温度センサ1
6からの温度情報Tが入力され、ステップS3において
自動再沸騰温度Tsとの比較がなされる。ここでT≦T
sと判定されると、ステップS4において自動再沸騰フ
ラッグF1←1とし、ステップS5においてカルキ抜きフ
ラッグF2←0とする。しかる後、ステップS6およびス
テップS7において再沸騰キー59およびカルキ抜きキ
ー62のON操作があったか否かが判定されるが、加熱
初期においては再沸騰キー59およびカルキ抜きキー6
2のON操作は行われないため、マイクロコンピュータ
19による制御はステップS1にリターンする。なお、
ステップS3においてT>Tsと判定された場合には、
直接ステップS6およびステップS7に進み、再沸騰キー
59およびカルキ抜きキー62のON操作があったか否
かが判定されるが、加熱初期においては再沸騰キー59
およびカルキ抜きキー62のON操作は行われないた
め、マイクロコンピュータ19による制御はステップS
1にリターンする。
【0057】上記のような制御の繰り返しの間に加熱に
より内容器4内の水の温度が上昇するが、その上昇率α
=dT/dtを演算し、上昇率αの大小により内容器4
内に収容されている水の量を推定する。即ち、α≧α0
(=所定値)の場合には少量と認定し、α<α0の場合
には大量と認定してマイクロコンピュータ19の記憶部
へ格納しておく。
【0058】しかる後、内容器4内の湯温が沸騰温度T
1(即ち、100℃)に達して、ステップS1において沸
騰中と判定されと、ステップS8において少量湯沸かし
か否かの判定(即ち、α≧α0の判定)がなされ、否定
判定の場合(即ち、大量湯沸かしと判定された場合)に
は、ステップS9において自動再沸騰フラッグF1=0で
あるか否かの判定がなされるが、既にステップS4にお
いてF1←1とされているため、ステップS10において
大量初期沸騰時間t1による「カルキ抜き2」が実行さ
れ、ステップS11においてカルキ抜きフラッグF2←1
とされ、ステップS12において1回目の沸騰であるか否
かが判定される。ここで肯定判定された場合には、ステ
ップS13において当該沸騰時において温度センサ16が
検知した沸騰温度T1が記憶データとして格納され。そ
の後ステップS1へリターンする。なお、ステップS12
における判定が否定判定(即ち、2回目以降の沸騰と判
定)の場合には、記憶データの格納を行わず、ステップ
1へリターンする。
【0059】一方、ステップS8において少量湯沸かし
(即ち、α≧α0)と判定された場合には、ステップS
14においてカルキ抜きフラッグF2←0とした後、ステ
ップS15に進み、少量初期沸騰時間t3による「一般湯
沸かし」が実行され、その後、ステップS12に進み、前
期したと同様な処理により1回目の沸騰であるか否かが
判定される。ここで肯定判定された場合には、ステップ
13において当該沸騰時において温度センサ16が検知
した沸騰温度T1が記憶データとして格納され、その後
ステップS1へリターンする。
【0060】ところで、電気貯湯容器の使用形態の一つ
に内容器4内に湯が残った状態で水道水を追加する使用
形態があるが、その場合、湯温Tは自動再沸騰温度Ts
以下に低下する。この場合にも、大量の水道水の追加が
行われたか否かは、温度上昇率αにより推定され、前記
と同様にステップS8〜ステップS11による「カルキ抜
き2」が実行される。
【0061】次に保温状態に移行した後(即ち、ステッ
プS1において否定判定された後)、再沸騰キー59の
ON操作があると(即ち、ステップS6において肯定判
定されると)、ステップS16において記憶データである
沸騰温度T1が読み込まれ、ステップS17において温度
センサ16の検知温度Tと沸騰温度T1との比較判定が
なされ、T≧T1と判定されると、ステップS18におい
てブザー65が吹鳴して沸騰報知がなされるとともに保
温に移行する。つまり、蒸気の排出を待つことなく、湯
温Tが沸騰温度T1に達した時点で沸騰報知がなされる
こととなり、沸騰報知までの時間が可及的に短縮される
こととなる。
【0062】ついで、保温状態に移行した後(即ち、ス
テップS1において否定判定された後)、カルキ抜きキ
ー62のON操作があると(即ち、ステップS7におい
て肯定判定されると)、ステップS19においてカルキ抜
きフラッグF2=1であるか否かの判定がなされるが、
既にステップS11においてカルキ抜きフラッグF←1と
され、しかもステップS3においてT>Tsと判定され
ているため、ステップS20においてカルキ抜き沸騰時間
2による「カルキ抜き1」が実行され、ステップS21
おいてカルキ抜きフラッグF2←0とされ、その後ステ
ップS1へリターンする。
【0063】その後の保温継続中において、再度カルキ
抜きキー62がON操作された場合(即ち、ステップS
7において肯定判定された場合)には、ステップS21
おいてカルキ抜きフラッグF2←0とされているため、
ステップS19における判定が否定判定となり、ステップ
15に進み、カルキ抜き沸騰時間t3による「一般湯沸
かし」が実行されたる。その後、ステップS12に進み、
1回目の沸騰か否かが判定されるが、再沸騰なのでステ
ップS13を迂回してそのままステップS1へリターンす
る。
【0064】上記したように、本実施例においても、保
温中における再沸騰キー59による再沸騰時においては
温度センサ16による検知湯温Tが沸騰相当温度T1
到達した時点で沸騰報知を行うようにしているので、従
来例におけるように蒸気排出時間を待つ必要がなくなる
とともに、消費電力の大幅な低減を図ることができるの
である。その他の作用効果は実施例1と同様である。
【0065】本願発明は、上記各実施例の構成に限定さ
れるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て適宜設計変更可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施例1にかかる電気貯湯容器の上
部縦断面図である。
【図2】本願発明の実施例1にかかる電気貯湯容器の下
部縦断面図である。
【図3】本願発明の実施例1にかかる電気貯湯容器にお
ける操作パネル部分の拡大平面図である。
【図4】本願発明の実施例1にかかる電気貯湯容器にお
ける電気的要素の構成を示すブロック図である。
【図5】本願発明の実施例1にかかる電気貯湯容器にお
けるマイクロコンピュータの内容を示すブロック図であ
る。
【図6】本願発明の実施例1にかかる電気貯湯容器にお
ける沸騰制御を説明するためのフローチャートである。
【図7】本願発明の実施例1にかかる電気貯湯容器にお
いて大量の水道水を収容して加熱開始した場合のタイム
チャートである。
【図8】本願発明の実施例1にかかる電気貯湯容器にお
いて少量の水道水を収容して加熱開始した場合のタイム
チャートである。
【図9】本願発明の実施例2にかかる電気貯湯容器にお
ける沸騰制御を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1は容器本体、4は内容器、12Aは炊飯ヒータ、12
Bは保温ヒータ、16は温度センサ、19は回路基板
(マイクロコンピュータ)、21は操作パネル、59は
再沸騰キー、62はカルキ抜きキー、65はブザー、1
91は通電制御手段、192は沸騰報知制御手段、19
3は沸騰時間設定手段、194は沸騰時間変更手段。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気ヒータにより加熱される内容器と、
    該内容器内に収容された水を沸騰させた後保温し得るよ
    うに前記電気ヒータへの通電を制御する通電制御手段と
    を備えた電気貯湯容器であって、保温中における再沸騰
    キーによる再沸騰時においては湯温を検知する温度検知
    手段による検知湯温が沸騰相当温度に到達した時点で沸
    騰報知を行う沸騰報知制御手段を付設したことを特徴と
    する電気貯湯容器。
  2. 【請求項2】 カルキ抜きキーによる再沸騰時における
    カルキ抜き沸騰時間を初期沸騰時間より短く設定する沸
    騰時間設定手段を付設したことを特徴とする前記請求項
    1記載の電気貯湯容器。
  3. 【請求項3】 1回目のカルキ抜き沸騰時間より2回目
    以降のカルキ抜き沸騰時間を短く設定する沸騰時間変更
    手段を付設したことを特徴とする前記請求項2記載の電
    気貯湯容器。
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