JPH08194728A - 建物用幹線の幹線情報出力装置 - Google Patents
建物用幹線の幹線情報出力装置Info
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- JPH08194728A JPH08194728A JP7003962A JP396295A JPH08194728A JP H08194728 A JPH08194728 A JP H08194728A JP 7003962 A JP7003962 A JP 7003962A JP 396295 A JP396295 A JP 396295A JP H08194728 A JPH08194728 A JP H08194728A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
Abstract
(57)【要約】
【目的】 配線に使用される幹線の、無駄のない数と長
さを、自動的に出力することができる、建物用幹線の幹
線情報出力装置を提供することにある。 【構成】 建物の間取りを示す間取り情報と、この間取
りの中の各ユニットに配置されるジョイントボックスの
情報と、各ジョイントボックスが属する、分電盤の分電
盤回路区分の情報とが入力される入力手段10と、入力
手段10に入力された情報に基づいて、幹線の数と長さ
を算出する演算部20と、演算部20が算出した幹線の
数と長さを出力する出力手段30とを有する。
さを、自動的に出力することができる、建物用幹線の幹
線情報出力装置を提供することにある。 【構成】 建物の間取りを示す間取り情報と、この間取
りの中の各ユニットに配置されるジョイントボックスの
情報と、各ジョイントボックスが属する、分電盤の分電
盤回路区分の情報とが入力される入力手段10と、入力
手段10に入力された情報に基づいて、幹線の数と長さ
を算出する演算部20と、演算部20が算出した幹線の
数と長さを出力する出力手段30とを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建物内の配線に必要
な配線用電線の中で、幹線の長さと本数を算出して出力
する、建物用幹線の幹線情報出力装置に関する。
な配線用電線の中で、幹線の長さと本数を算出して出力
する、建物用幹線の幹線情報出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】住宅などの建物の配線には、分電盤から
各部屋に電気を供給するための幹線の配線がある。幹線
の配線に際して、電気配線作業者が、必要とする幹線の
数や長さを算出する。そして、電気配線作業者は、算出
した数や長さに合わせて電線を切断し、幹線として用い
る。
各部屋に電気を供給するための幹線の配線がある。幹線
の配線に際して、電気配線作業者が、必要とする幹線の
数や長さを算出する。そして、電気配線作業者は、算出
した数や長さに合わせて電線を切断し、幹線として用い
る。
【0003】一方、特開昭61−140200号公報に
示されるような電線加工情報作成装置がある。この装置
は、電気器具間を接続するための電線の長さを、電気器
具の配線図を用いて算出する。
示されるような電線加工情報作成装置がある。この装置
は、電気器具間を接続するための電線の長さを、電気器
具の配線図を用いて算出する。
【0004】ところで、ユニット住宅では、住宅に必要
な図面がデータ化されている。したがって、電気配線作
業者の手間を省くために、電線加工情報作成装置を応用
して、住宅の図面から幹線の情報を得ることが考えられ
る。
な図面がデータ化されている。したがって、電気配線作
業者の手間を省くために、電線加工情報作成装置を応用
して、住宅の図面から幹線の情報を得ることが考えられ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、住宅の間取
りは、この住宅の使用者に応じて異なることが多い。幹
線は、この間取りに応じて配線される。例えば、1つの
部屋に必要な幹線は、この部屋の配置により、1本であ
る場合や2本である場合がある。しかし、先に述べた電
線加工情報作成装置は、電気器具の配線図から必要な電
線の電線長を算出するので、部屋の配置の違いに応じ
て、幹線の数や長さを出力することができない。
りは、この住宅の使用者に応じて異なることが多い。幹
線は、この間取りに応じて配線される。例えば、1つの
部屋に必要な幹線は、この部屋の配置により、1本であ
る場合や2本である場合がある。しかし、先に述べた電
線加工情報作成装置は、電気器具の配線図から必要な電
線の電線長を算出するので、部屋の配置の違いに応じ
て、幹線の数や長さを出力することができない。
【0006】一方、現状では、電気配線作業者が必要な
幹線の数や長さを算出する。例えば、ユニット住宅の幹
線の数や長さを算出する場合、電気配線作業者は、この
住宅に関する専門の知識を必要とし、どの作業者でも簡
単に幹線の数や長さを算出することができない。さら
に、電気配線作業者の経験などにより、算出される幹線
の長さが異なる。このために、幹線として切断した電線
の長さに過不足が発生し、電線の無駄が発生することが
多い。
幹線の数や長さを算出する。例えば、ユニット住宅の幹
線の数や長さを算出する場合、電気配線作業者は、この
住宅に関する専門の知識を必要とし、どの作業者でも簡
単に幹線の数や長さを算出することができない。さら
に、電気配線作業者の経験などにより、算出される幹線
の長さが異なる。このために、幹線として切断した電線
の長さに過不足が発生し、電線の無駄が発生することが
多い。
【0007】この発明の目的は、このような欠点を除
き、配線に使用される幹線の、無駄のない数と長さを、
自動的に出力することができる、建物用幹線の幹線情報
出力装置を提供することにある。
き、配線に使用される幹線の、無駄のない数と長さを、
自動的に出力することができる、建物用幹線の幹線情報
出力装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、その目的を
達成するため、入力手段と、演算手段と、出力手段とを
備える。
達成するため、入力手段と、演算手段と、出力手段とを
備える。
【0009】入力手段には、建物の間取りの情報と、こ
の間取りの中の各ユニットに配置されるジョイントボッ
クスの情報と、各ジョイントボックスが属する、分電盤
の分電盤回路区分の情報とが入力される。
の間取りの中の各ユニットに配置されるジョイントボッ
クスの情報と、各ジョイントボックスが属する、分電盤
の分電盤回路区分の情報とが入力される。
【0010】演算手段は、分電盤回路区分に1つのユニ
ットが属する場合にこのユニットに分電盤が配置されて
いるとき、このユニットの幹線の数を「1」とし、分電
盤回路区分に1つのユニットが属するとき、このユニッ
トの幹線の数を「1」とし、この幹線の結線相手が属す
るユニットを算出し、分電盤回路区分に2つのユニット
が属するとき、それぞれのユニットの幹線の数を「1」
とし、各幹線の結線相手が属するユニットを算出し、分
電盤回路区分に3つ以上のユニットが属するとき、両端
のユニットの幹線の数をそれぞれ「1」とし、両端の間
のユニットの幹線の数を「2」とし、各幹線の結線相手
が属するユニットを算出し、分電盤が配置されているユ
ニットのジョイントボックスからこの分電盤までの幹線
の長さと、各ジョイントボックスから、算出したユニッ
トまでの幹線の長さとをそれぞれ算出する。
ットが属する場合にこのユニットに分電盤が配置されて
いるとき、このユニットの幹線の数を「1」とし、分電
盤回路区分に1つのユニットが属するとき、このユニッ
トの幹線の数を「1」とし、この幹線の結線相手が属す
るユニットを算出し、分電盤回路区分に2つのユニット
が属するとき、それぞれのユニットの幹線の数を「1」
とし、各幹線の結線相手が属するユニットを算出し、分
電盤回路区分に3つ以上のユニットが属するとき、両端
のユニットの幹線の数をそれぞれ「1」とし、両端の間
のユニットの幹線の数を「2」とし、各幹線の結線相手
が属するユニットを算出し、分電盤が配置されているユ
ニットのジョイントボックスからこの分電盤までの幹線
の長さと、各ジョイントボックスから、算出したユニッ
トまでの幹線の長さとをそれぞれ算出する。
【0011】出力手段は、演算手段が算出した幹線の数
と長さを出力する。
と長さを出力する。
【0012】
【作用】この構成により、間取りの情報と、ジョイント
ボックスの情報と、分電盤の分電盤回路区分の情報と
が、入力手段に入力されると、演算手段は、これらの情
報に基づいて、入力された間取りに必要な幹線の数と長
さを算出する。
ボックスの情報と、分電盤の分電盤回路区分の情報と
が、入力手段に入力されると、演算手段は、これらの情
報に基づいて、入力された間取りに必要な幹線の数と長
さを算出する。
【0013】このとき、演算手段は、分電盤回路区分に
1つのユニットが属する場合にこのユニットに分電盤が
配置されているとき、幹線の数を「1」とする。分電盤
回路区分に1つのユニットが属するとき、幹線の数を
「1」とし、結線相手が属するユニットを算出する。分
電盤回路区分に2つのユニットが属するとき、それぞれ
のユニットの幹線の数を「1」とし、結線相手が属する
ユニットを算出する。分電盤回路区分に3つ以上のユニ
ットが属するとき、両端のユニットの幹線の数をそれぞ
れ「1」とし、両端の間のユニットの幹線の数を「2」
とし、結線相手が属するユニットを算出する。
1つのユニットが属する場合にこのユニットに分電盤が
配置されているとき、幹線の数を「1」とする。分電盤
回路区分に1つのユニットが属するとき、幹線の数を
「1」とし、結線相手が属するユニットを算出する。分
電盤回路区分に2つのユニットが属するとき、それぞれ
のユニットの幹線の数を「1」とし、結線相手が属する
ユニットを算出する。分電盤回路区分に3つ以上のユニ
ットが属するとき、両端のユニットの幹線の数をそれぞ
れ「1」とし、両端の間のユニットの幹線の数を「2」
とし、結線相手が属するユニットを算出する。
【0014】この後、演算手段は、分電盤が配置されて
いるユニットのジョイントボックスから分電盤までの幹
線の長さと、各ジョイントボックスから、算出されたユ
ニットまでの幹線の長さとをそれぞれ算出する。
いるユニットのジョイントボックスから分電盤までの幹
線の長さと、各ジョイントボックスから、算出されたユ
ニットまでの幹線の長さとをそれぞれ算出する。
【0015】出力手段は、演算手段が算出した、幹線の
数と長さを出力する。
数と長さを出力する。
【0016】これにより、入力された間取りに必要な幹
線の数と長さを自動的に出力することができる。
線の数と長さを自動的に出力することができる。
【0017】また、電気配線作業者の知識や経験に頼る
ことがないので、配線に必要な幹線の長さを正確に出力
することができ、電線の無駄を防止することができる。
ことがないので、配線に必要な幹線の長さを正確に出力
することができ、電線の無駄を防止することができる。
【0018】
【実施例】次に、この発明の実施例を、図面を用いて説
明する。
明する。
【0019】図1は、この発明の一実施例を示すブロッ
ク図である。この建物用幹線の幹線情報出力装置は、入
力手段10と、演算手段として演算部20と、出力手段
30とを備える。入力手段10として、間取り入力部1
1と、電気器具入力部12と、ジョイントボックス入力
部13と、分電盤回路区分入力部14とを備える。出力
手段30として、表示部31と、ファイル作成部32
と、出力部33とを備える。
ク図である。この建物用幹線の幹線情報出力装置は、入
力手段10と、演算手段として演算部20と、出力手段
30とを備える。入力手段10として、間取り入力部1
1と、電気器具入力部12と、ジョイントボックス入力
部13と、分電盤回路区分入力部14とを備える。出力
手段30として、表示部31と、ファイル作成部32
と、出力部33とを備える。
【0020】この建物用幹線の幹線情報出力装置は、建
物として例えばユニット住宅に配線される幹線の長さと
本数を、幹線情報として出力する。このとき、配線に用
いられる幹線は、「VVF2.0×2C」の電線である。
物として例えばユニット住宅に配線される幹線の長さと
本数を、幹線情報として出力する。このとき、配線に用
いられる幹線は、「VVF2.0×2C」の電線である。
【0021】間取り入力部11は、オペレータにより操
作され、住宅の間取りの情報を入力するための入力装置
である。このために、CADで住宅の間取りの情報を入
力する。
作され、住宅の間取りの情報を入力するための入力装置
である。このために、CADで住宅の間取りの情報を入
力する。
【0022】電気器具入力部12は、オペレータにより
操作される入力装置である。つまり、間取り入力部11
から入力されて、演算部20の制御で表示部31に表示
された間取り上に配置される電気器具の情報を入力する
ための装置である。
操作される入力装置である。つまり、間取り入力部11
から入力されて、演算部20の制御で表示部31に表示
された間取り上に配置される電気器具の情報を入力する
ための装置である。
【0023】ジョイントボックス入力部13は、オペレ
ータにより操作される入力装置である。つまり、表示部
31に表示された間取り上に配置されるジョイントボッ
クスの情報を入力するための装置である。
ータにより操作される入力装置である。つまり、表示部
31に表示された間取り上に配置されるジョイントボッ
クスの情報を入力するための装置である。
【0024】分電盤回路区分入力部14は、オペレータ
により操作される入力装置である。つまり、表示部31
に表示された各ジョイントボックスが、分電盤のどの分
電盤回路区分に属するかを入力するための装置である。
により操作される入力装置である。つまり、表示部31
に表示された各ジョイントボックスが、分電盤のどの分
電盤回路区分に属するかを入力するための装置である。
【0025】演算部20は、内部に記憶装置(図示を省
略)を備え、この記憶装置の電気マスターファイルに
は、図4に示すように、電気器具のシンボルマークや使
用電線を記憶する。電気器具のシンボルマークには、
「コンセント」や「アース付きコンセント」などがあ
る。また、例えば、「コンセント」には、電線「VVF1.6
X2C」が使用電線となり、「アース付きコンセント」に
は、電線「VVF1.6X3CG」が使用電線となる。演算部20
は、電気器具入力部12の操作により、表示部31にこ
れらのシンボルマークなどを表示させる。
略)を備え、この記憶装置の電気マスターファイルに
は、図4に示すように、電気器具のシンボルマークや使
用電線を記憶する。電気器具のシンボルマークには、
「コンセント」や「アース付きコンセント」などがあ
る。また、例えば、「コンセント」には、電線「VVF1.6
X2C」が使用電線となり、「アース付きコンセント」に
は、電線「VVF1.6X3CG」が使用電線となる。演算部20
は、電気器具入力部12の操作により、表示部31にこ
れらのシンボルマークなどを表示させる。
【0026】演算部20は、間取り入力部11、電気器
具入力部12、ジョイントボックス入力部13、分電盤
回路区分入力部14に加えられた情報に基づいて、ユニ
ット住宅に必要な幹線の数と長さを算出する。そして、
算出した幹線の数と長さを、幹線情報として出力手段3
0に出力する。
具入力部12、ジョイントボックス入力部13、分電盤
回路区分入力部14に加えられた情報に基づいて、ユニ
ット住宅に必要な幹線の数と長さを算出する。そして、
算出した幹線の数と長さを、幹線情報として出力手段3
0に出力する。
【0027】表示部31は、CRT(Cathode Ray Tub
e)やLCD(Liquid Crystal Display)などを備え、
入力手段10に入力された情報や演算部20で算出され
た幹線情報を、演算部20の制御で表示する。
e)やLCD(Liquid Crystal Display)などを備え、
入力手段10に入力された情報や演算部20で算出され
た幹線情報を、演算部20の制御で表示する。
【0028】ファイル作成部32は、演算部20からの
間取り情報、電気器具情報、ジョイントボックス情報、
分電盤情報、幹線情報をファイルに記憶する。
間取り情報、電気器具情報、ジョイントボックス情報、
分電盤情報、幹線情報をファイルに記憶する。
【0029】出力部33は、プリンタ等の装置であり、
ファイル作成部32が作成したファイルから、幹線情報
を読み出して出力する。
ファイル作成部32が作成したファイルから、幹線情報
を読み出して出力する。
【0030】次に、この実施例の動作について説明す
る。
る。
【0031】装置のオペレータは、間取り入力部11を
操作して、配線が行われるユニット住宅の間取りを入力
する。演算部20は、入力された間取りを表示部31に
表示させる。オペレータは、間取りの入力を終了する
と、表示部31の表示を見ながら電気器具入力部12を
操作して、間取り上に配置される電気器具を入力する。
演算部20は、内部に電気器具のシンボルマーク等を記
憶しているので、表示部31に表示されている間取り上
に、このシンボルマークを表示する。
操作して、配線が行われるユニット住宅の間取りを入力
する。演算部20は、入力された間取りを表示部31に
表示させる。オペレータは、間取りの入力を終了する
と、表示部31の表示を見ながら電気器具入力部12を
操作して、間取り上に配置される電気器具を入力する。
演算部20は、内部に電気器具のシンボルマーク等を記
憶しているので、表示部31に表示されている間取り上
に、このシンボルマークを表示する。
【0032】これらの操作により、演算部20は、図5
に示す間取りを表示部31に表示させる。図5では、ユ
ニット住宅は、ユニット101〜107に区分されてい
る。ユニット101〜107には、「1」〜「7」の番
号が付けられている。以下では、ユニット101〜10
7を「ユニット1」〜「ユニット7」と記す。オペレー
タは、ジョイントボックス入力部13を操作して、図6
に示すように、「ユニット1」〜「ユニット7」に、分
電盤110とジョイントボックス111〜117とを配
置する。
に示す間取りを表示部31に表示させる。図5では、ユ
ニット住宅は、ユニット101〜107に区分されてい
る。ユニット101〜107には、「1」〜「7」の番
号が付けられている。以下では、ユニット101〜10
7を「ユニット1」〜「ユニット7」と記す。オペレー
タは、ジョイントボックス入力部13を操作して、図6
に示すように、「ユニット1」〜「ユニット7」に、分
電盤110とジョイントボックス111〜117とを配
置する。
【0033】この後、オペレータは、分電盤回路区分入
力部14を操作して、分電盤の回路区分の総数を入力す
る。これにより、演算部20は、図7に示すように、表
示部31に表示されている間取りの横の位置に、分電盤
回路区分番号を示すための欄120を表示する。欄12
0内には、分電盤回路区分を番号で示す「1,2,3,
4」の数字が示され、オペレータは、入力した分電盤回
路区分の総数を簡単に知ることができる。
力部14を操作して、分電盤の回路区分の総数を入力す
る。これにより、演算部20は、図7に示すように、表
示部31に表示されている間取りの横の位置に、分電盤
回路区分番号を示すための欄120を表示する。欄12
0内には、分電盤回路区分を番号で示す「1,2,3,
4」の数字が示され、オペレータは、入力した分電盤回
路区分の総数を簡単に知ることができる。
【0034】オペレータは、表示部31に表示されてい
る間取り上に、分電盤回路区分の境界を入力する。この
とき、オペレータは、境界を示す4点を指定して境界を
決める。例えば、「ユニット1」に対する境界を入力す
るときには、図8に示すように、4点131〜134を
マウス(図示を省略)で指定する。これらの入力が終了
すると、演算部20は、図9に示す分電盤回路区分14
1〜144を、表示部31に表示させる。
る間取り上に、分電盤回路区分の境界を入力する。この
とき、オペレータは、境界を示す4点を指定して境界を
決める。例えば、「ユニット1」に対する境界を入力す
るときには、図8に示すように、4点131〜134を
マウス(図示を省略)で指定する。これらの入力が終了
すると、演算部20は、図9に示す分電盤回路区分14
1〜144を、表示部31に表示させる。
【0035】この後、演算部20は、図2,3に示す処
理をする。つまり、演算部20は、分電盤の所属ユニッ
トを検索し(ステップS1)、各分電盤回路区分に属す
るユニットを検索する(ステップS2)。これにより、
演算部20は、分電盤回路区分141には「ユニット
1」が属し、分電盤回路区分142には「ユニット4」
が属し、分電盤回路区分143には「ユニット2」と
「ユニット5」が属すると判断する。また、分電盤回路
区分144には、「ユニット3」と「ユニット6」と
「ユニット7」とが属すると判断する。
理をする。つまり、演算部20は、分電盤の所属ユニッ
トを検索し(ステップS1)、各分電盤回路区分に属す
るユニットを検索する(ステップS2)。これにより、
演算部20は、分電盤回路区分141には「ユニット
1」が属し、分電盤回路区分142には「ユニット4」
が属し、分電盤回路区分143には「ユニット2」と
「ユニット5」が属すると判断する。また、分電盤回路
区分144には、「ユニット3」と「ユニット6」と
「ユニット7」とが属すると判断する。
【0036】すべての分電盤回路区分についてステップ
S2の処理が終了すると(ステップS3)、演算部20
は、分電盤回路区分に属するユニットの配置を調べる
(ステップS4)。これにより、演算部20は、分電盤
回路区分141,142には、1つのユニットがそれぞ
れ配置され、分電盤回路区分143には、2つのユニッ
トが並んで配置されていると判断する。また、分電盤回
路区分144には、3つのユニットが並んで配置されて
いると判断する。
S2の処理が終了すると(ステップS3)、演算部20
は、分電盤回路区分に属するユニットの配置を調べる
(ステップS4)。これにより、演算部20は、分電盤
回路区分141,142には、1つのユニットがそれぞ
れ配置され、分電盤回路区分143には、2つのユニッ
トが並んで配置されていると判断する。また、分電盤回
路区分144には、3つのユニットが並んで配置されて
いると判断する。
【0037】すべての分電盤回路区分について、ユニッ
トの配置調べが終了すると(ステップS5)、演算部2
0は、幹線の本数を算出する(ステップS6)。
トの配置調べが終了すると(ステップS5)、演算部2
0は、幹線の本数を算出する(ステップS6)。
【0038】ステップS6では、演算部20は、分電盤
回路区分141のように、分電盤回路区分に1つのユニ
ットが属する場合、さらに、この分電盤回路区分に分電
盤110が配置されているとき、「ユニット1」の幹線
の数を「1」とする。このときの幹線は、図10に示す
ように、ジョイントボックス111から分電盤110に
接続される幹線151である。
回路区分141のように、分電盤回路区分に1つのユニ
ットが属する場合、さらに、この分電盤回路区分に分電
盤110が配置されているとき、「ユニット1」の幹線
の数を「1」とする。このときの幹線は、図10に示す
ように、ジョイントボックス111から分電盤110に
接続される幹線151である。
【0039】分電盤回路区分142のように、分電盤回
路区分に1つのユニットが属する場合、分電盤が配置さ
れていないとき、「ユニット4」の幹線の数を「1」と
する。このときの幹線は、図11に示すように、ジョイ
ントボックス114に接続される幹線152である。ま
た、幹線152の結線相手である幹線が所属するユニッ
トを算出する(ステップS7)。このとき算出されるユ
ニットは、例えば「ユニット1」である。また、図11
のブッシング穴201は、2つのユニットにまたがる電
線の配線用の穴である。
路区分に1つのユニットが属する場合、分電盤が配置さ
れていないとき、「ユニット4」の幹線の数を「1」と
する。このときの幹線は、図11に示すように、ジョイ
ントボックス114に接続される幹線152である。ま
た、幹線152の結線相手である幹線が所属するユニッ
トを算出する(ステップS7)。このとき算出されるユ
ニットは、例えば「ユニット1」である。また、図11
のブッシング穴201は、2つのユニットにまたがる電
線の配線用の穴である。
【0040】分電盤回路区分143のように、分電盤回
路区分に2つのユニットが属する場合、「ユニット2」
と「ユニット5」の幹線の数をそれぞれ「1」とする。
このときの幹線は、図12に示すように、ジョイントボ
ックス112からブッシング穴202を通して配線され
る幹線153であり、ジョイントボックス115からブ
ッシング穴202を通して配線される幹線154であ
る。また、これらの幹線153,154の結線相手であ
る幹線が所属するユニットを算出する。このとき算出さ
れる幹線153の相手は、幹線154の所属するユニッ
トであり、幹線154の相手は、幹線153の所属する
ユニットである。
路区分に2つのユニットが属する場合、「ユニット2」
と「ユニット5」の幹線の数をそれぞれ「1」とする。
このときの幹線は、図12に示すように、ジョイントボ
ックス112からブッシング穴202を通して配線され
る幹線153であり、ジョイントボックス115からブ
ッシング穴202を通して配線される幹線154であ
る。また、これらの幹線153,154の結線相手であ
る幹線が所属するユニットを算出する。このとき算出さ
れる幹線153の相手は、幹線154の所属するユニッ
トであり、幹線154の相手は、幹線153の所属する
ユニットである。
【0041】分電盤回路区分144のように、分電盤回
路区分に3つ以上のユニットが属する場合、両端の「ユ
ニット3」と「ユニット7」の幹線の数をそれぞれ
「1」とする。このときの幹線は、図13に示すよう
に、ジョイントボックス113からブッシング穴203
を通して配線される幹線155であり、ジョイントボッ
クス117からブッシング穴204を通して配線される
幹線158である。
路区分に3つ以上のユニットが属する場合、両端の「ユ
ニット3」と「ユニット7」の幹線の数をそれぞれ
「1」とする。このときの幹線は、図13に示すよう
に、ジョイントボックス113からブッシング穴203
を通して配線される幹線155であり、ジョイントボッ
クス117からブッシング穴204を通して配線される
幹線158である。
【0042】また、両端のユニットに挟まれた「ユニッ
ト6」の幹線の数を「2」とする。このときの幹線は、
ジョイントボックス116からブッシング穴203を通
して配線される幹線156であり、ジョイントボックス
116からブッシング穴204を通して配線される幹線
157である。
ト6」の幹線の数を「2」とする。このときの幹線は、
ジョイントボックス116からブッシング穴203を通
して配線される幹線156であり、ジョイントボックス
116からブッシング穴204を通して配線される幹線
157である。
【0043】同じようにして、演算部20は、分電盤回
路区分に3つ以上のユニットが属するとき、両端のユニ
ットの幹線の数をそれぞれ「1」とし、両端の間のユニ
ットの幹線の数をそれぞれ「2」とする。
路区分に3つ以上のユニットが属するとき、両端のユニ
ットの幹線の数をそれぞれ「1」とし、両端の間のユニ
ットの幹線の数をそれぞれ「2」とする。
【0044】この後、演算部20は、これらの幹線15
5〜158の結線相手である幹線が所属するユニットを
算出する。
5〜158の結線相手である幹線が所属するユニットを
算出する。
【0045】すべてのユニットについて、幹線の本数の
算出を終了すると(ステップS8)、演算部20は、算
出した幹線151〜158の長さを算出する(ステップ
S9)。ここで算出される幹線151〜158の長さ
は、実際に配線されるときのものである。
算出を終了すると(ステップS8)、演算部20は、算
出した幹線151〜158の長さを算出する(ステップ
S9)。ここで算出される幹線151〜158の長さ
は、実際に配線されるときのものである。
【0046】例えば、「ユニット1」のジョイントボッ
クス111から分電盤110まで、実際に配線される幹
線151の長さを算出する場合、演算部20は、図14
に示すように、「ユニット1」の側部1Aに対して平行
であり、かつ、「ユニット1」の側部1Bに達する線部
分151Aの長さを算出する。この後、演算部20は、
線部分151Aから分電盤110に達し、かつ、側部1
Bに平行な線部分151Bの長さを算出する。そして、
演算部20は、線部分151Aと線部分151Bとの長
さを、幹線151の長さとする。つまり、演算部20
は、「ユニット1」の側部1A,1Bに対して斜めに配
線しないように、幹線151の長さを算出する。
クス111から分電盤110まで、実際に配線される幹
線151の長さを算出する場合、演算部20は、図14
に示すように、「ユニット1」の側部1Aに対して平行
であり、かつ、「ユニット1」の側部1Bに達する線部
分151Aの長さを算出する。この後、演算部20は、
線部分151Aから分電盤110に達し、かつ、側部1
Bに平行な線部分151Bの長さを算出する。そして、
演算部20は、線部分151Aと線部分151Bとの長
さを、幹線151の長さとする。つまり、演算部20
は、「ユニット1」の側部1A,1Bに対して斜めに配
線しないように、幹線151の長さを算出する。
【0047】また、「ユニット2」の幹線153の長さ
を算出する場合、演算部20は、図15に示すように、
「ユニット2」の側部2A,2Bに平行であり、かつ、
ジョイントボックス112からブッシング穴202に達
するまでの長さを算出する。この後、演算部20は、現
地で結線するための余裕の長さを、算出した長さに加え
て、幹線153の長さとする。
を算出する場合、演算部20は、図15に示すように、
「ユニット2」の側部2A,2Bに平行であり、かつ、
ジョイントボックス112からブッシング穴202に達
するまでの長さを算出する。この後、演算部20は、現
地で結線するための余裕の長さを、算出した長さに加え
て、幹線153の長さとする。
【0048】すべての幹線について、長さの算出を終了
すると(ステップS10)、演算部20は、算出した幹
線情報をファイル作成部32に記憶させる(ステップS
11)。また、演算部20は、入力された間取り情報、
電気器具情報、ジョイントボックス情報、分電盤情報を
ファイル作成部32に記憶させる。出力部33は、必要
に応じてこれらの情報を出力する。
すると(ステップS10)、演算部20は、算出した幹
線情報をファイル作成部32に記憶させる(ステップS
11)。また、演算部20は、入力された間取り情報、
電気器具情報、ジョイントボックス情報、分電盤情報を
ファイル作成部32に記憶させる。出力部33は、必要
に応じてこれらの情報を出力する。
【0049】このようにして、この実施例により、入力
手段10に入力された間取りに必要な幹線の数と長さを
自動的に算出して、出力手段30に出力することができ
る。
手段10に入力された間取りに必要な幹線の数と長さを
自動的に算出して、出力手段30に出力することができ
る。
【0050】また、電気配線作業者の知識や経験に頼る
ことがなく、配線に必要な幹線の長さを正確に出力する
ことができる。これにより、電線の無駄を防止すること
ができる。
ことがなく、配線に必要な幹線の長さを正確に出力する
ことができる。これにより、電線の無駄を防止すること
ができる。
【0051】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によ
り、間取り情報と、ジョイントボックスの情報と、分電
盤回路区分の情報とを入力するだけで、入力された間取
りに必要な幹線の数と長さを自動的に出力することがで
きる。
り、間取り情報と、ジョイントボックスの情報と、分電
盤回路区分の情報とを入力するだけで、入力された間取
りに必要な幹線の数と長さを自動的に出力することがで
きる。
【0052】また、電気配線作業者の知識や経験に頼る
ことがないので、配線に必要な幹線の長さを正確に出力
することができ、電線の無駄を防止することができる。
ことがないので、配線に必要な幹線の長さを正確に出力
することができ、電線の無駄を防止することができる。
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】演算部の処理を示すフローチャートである。
【図3】演算部の処理を示すフローチャートである。
【図4】電気器具マスターファイルの一例を示す図であ
る。
る。
【図5】表示部に表示される間取りを示す図である。
【図6】表示部に表示される間取りを示す図である。
【図7】表示部に表示される間取りを示す図である。
【図8】表示部に表示される間取りを示す図である。
【図9】表示部に表示される間取りを示す図である。
【図10】表示部に表示される間取りを示す図である。
【図11】表示部に表示される間取りを示す図である。
【図12】表示部に表示される間取りを示す図である。
【図13】表示部に表示される間取りを示す図である。
【図14】幹線の長さを算出するときの説明図である。
【図15】幹線の長さを算出するときの説明図である。
10 入力手段 20 演算部 30 出力手段
Claims (1)
- 【請求項1】 建物の間取りの情報と、この間取りの中
の各ユニットに配置されるジョイントボックスの情報
と、各ジョイントボックスが属する、分電盤の分電盤回
路区分の情報とが入力される入力手段と、 分電盤回路区分に1つのユニットが属する場合にこのユ
ニットに分電盤が配置されているとき、このユニットの
幹線の数を「1」とし、分電盤回路区分に1つのユニッ
トが属するとき、このユニットの幹線の数を「1」と
し、この幹線の結線相手が属するユニットを算出し、分
電盤回路区分に2つのユニットが属するとき、それぞれ
のユニットの幹線の数を「1」とし、各幹線の結線相手
が属するユニットを算出し、分電盤回路区分に3つ以上
のユニットが属するとき、両端のユニットの幹線の数を
それぞれ「1」とし、両端の間のユニットの幹線の数を
「2」とし、各幹線の結線相手が属するユニットを算出
し、分電盤が配置されているユニットのジョイントボッ
クスからこの分電盤までの幹線の長さと、各ジョイント
ボックスから、算出したユニットまでの幹線の長さとを
それぞれ算出する演算手段と、 演算手段が算出した幹線の数と長さを出力する出力手段
とを備える、建物用幹線の幹線情報出力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7003962A JPH08194728A (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | 建物用幹線の幹線情報出力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7003962A JPH08194728A (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | 建物用幹線の幹線情報出力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08194728A true JPH08194728A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=11571718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7003962A Pending JPH08194728A (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | 建物用幹線の幹線情報出力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08194728A (ja) |
-
1995
- 1995-01-13 JP JP7003962A patent/JPH08194728A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040929 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050209 |