JP3085922B2 - 3次元cadによる組立品群の図面生成装置 - Google Patents

3次元cadによる組立品群の図面生成装置

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JP3085922B2 JP09229309A JP22930997A JP3085922B2 JP 3085922 B2 JP3085922 B2 JP 3085922B2 JP 09229309 A JP09229309 A JP 09229309A JP 22930997 A JP22930997 A JP 22930997A JP 3085922 B2 JP3085922 B2 JP 3085922B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3次元CADによ
る図面生成装置、特に、複数種の組立品がまとめられた
組立品群の図面生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、コンピュータにより図面を生
成する方法として、2次元CADを利用して図面を生成
する方法がある。従来より、この図面を利用して、複数
種の部品から構成される組立品が複数種まとめられた組
立品群の部品管理が行われている。組立品群の部品管理
を効率良く行うためには、各組立品間で共有されている
部品を迅速に知る必要がある。そうすれば、例えば組立
品群の試作等において、作業者による共有部品の使用個
数の数え間違いを防止できる。このような組立品群の図
面生成方法として、各組立品の形状をまとめた組立品群
の形状を示す1つの図面と、組立品群の各組立品の部品
構成の様子を示す部品構成表と、を組み合わせることに
より組立品群の図面を生成する方法がある。
【0003】この組立品群の図面生成方法を以下に示
す。即ち、2次元CADにより各組立品形状を生成し、
組立品群の3面展開図(以下、3面図という)を生成す
る。この図面生成方法においては、組立品群の各組立品
をそれぞれ構成している各部品と品番とが対応づけられ
た部品構成表も例えば手入力により生成する。
【0004】上述のようにして、2次元CADにより生
成された組立品群の3面図及び部品構成表が、1図面に
まとめられた多品一葉図面を図に示す。図3に示す多
品一葉図面50においては、組立品群を識別する表示と
して、組立品群図番Xが与えられると共に、各組立品を
識別する表示として、組立品識別表示G1、G2が与え
られる。図に示すように、組立品群Xは、組立品G1
及び組立品G2からなる。組立品G1は、部品A(円柱
形状)及び部品B(平板形状)からなり、組立品G2
は、部品B及び部品C(直方体形状)からなる。そし
て、組立品群Xの多品一葉図面50は、組立品群Xの3
面図及び部品構成表52から構成されている。3面図に
は、組立品G1、G2の形状がまとめられた図面とし
て、上面図54、正面図56及び側面図58が示されて
いる。一方、部品構成表52には、品番1、2、3と、
これらの品番にそれぞれ対応する部品A,B,Cと、組
立品G1、G2をそれぞれ構成する各部品の個数と、が
示される。
【0005】この多品一葉図面50においては、組立品
G1と組立品G2との間で共有されている部品Bに、共
通の品番2が与えられているので、組立品群X内の共有
部品Bを迅速に知ることができる。
【0006】しかし、図3に示す技術では、組立品G
1、G2の形状が1つの3面図にまとめられている。こ
のため、各組立品が多くの部品から構成されている場合
には、各組立品が、3面図で示される各部品の形状のう
ち、どの部品の形状から構成されているかを判断するこ
とが困難である。この結果、各組立品の形状を3面図か
ら知ることができない場合がある。
【0007】この問題を解決するためには、従来、以下
に示す方法があった。即ち、3次元CADにより各組立
品毎に、3面図及び部品構成表を生成する方法である。
この方法においては、3面図は各3次元モデルデータ毎
に生成され、部品構成表は組立品内における整理番号と
しての品番と、各部品と、が対応づけられて生成され
る。
【0008】図4に、この方法により生成した部品構成
表64、66及び3面図68、70が、組立品毎に、ま
とめられた部品構成図面60、62を示す。なお、図4
において、図と同一物には同一符号を付してその詳細
な説明は省略する。部品構成図面60、62には、組立
品図番X−G1、X−G2が与えられている。これらの
部品構成図面60、62には、それぞれ、組立品G1、
G2の形状が示されているので、各組立品G1、G2を
それぞれ構成している各部品を3面図から容易に知るこ
とができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
図4に示す従来技術には、以下に示す問題点がある。即
ち、上述の3次元CADによる図面生成方法において、
そのままでは、多品一様図面の部品構成表、即ち組立品
群内の各組立品に共通する部品に共通の品番が与えられ
ている部品構成表を自動に生成することができなかっ
た。このため、部品構成表における各部品に与えられる
品番が各組立品毎に独立したものになってしまう。
【0010】例えば、図4に示す図番X−G1,X−G
2の部品構成表において、組立品G1と組立品G2との
間で共有されている部品Bには、相互に異なる品番が与
えられてしまう。この結果、作業者は部品構成図面を見
ても、組立品群の各組立品間で、どの部品が共有されて
いるかを明確に判断することができないという問題点が
ある。このため、例えば作業者は、所定の組立品群の試
作等に必要な共有部品の使用個数を間違えてしまうこと
があった。
【0011】本発明は、以上のような問題点を解決する
ためになされたものであり、その目的は、組立品群の各
組立品をそれぞれ構成する各部品を図面から容易に知る
ことができると共に、各組立品間で共有されている部品
を判断することができる3次元CADによる組立品群の
図面生成装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、第1の発明に係る3次元CADによる組立
品群の図面生成装置は、複数種の部品から構成される組
立品のうち、同一部品を共有する組立品が複数種まとめ
られた組立品群の図面を、3次元CADを利用して生成
する3次元CADによる組立品群の図面生成装置におい
、前記組立品群の各組立品の形状を特定する3次元モ
デルデータを生成する3次元モデルデータ生成手段と、
前記組立品群に含まれる前記各組立品をそれぞれ構成し
ている各部品に、前記各組立品に共有される部品に対し
ては同一の品番を付与するように、特有な品番を与える
品番付与手段と、前記組立品群の各組立品の形状を特定
する各3次元モデルデータから特定される組立品形状を
示す図面を3次元モデルデータ毎に生成する組立品図面
生成手段と、各組立品をそれぞれ構成している各部品と
前記品番とが対応づけられた部品構成表を生成する部品
構成表生成手段と、を有するものである。
【0013】第2の発明に係る3次元CADによる組立
品群の図面生成装置は、前記部品構成表を編集する部品
構成表編集手段を有することを特徴とする請求項1に記
載のものである。
【0014】第3の発明に係る3次元CADによる組立
品群の図面生成装置は、前記図面と、前記部品構成表
と、を組み合わせた部品構成図面を生成する部品構成図
面生成手段を有することを特徴とする請求項1又は2に
記載のものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
好適な実施の形態について説明する。
【0016】図1は、本発明の実施の形態である組立品
群の図面生成装置を示すブロック図である。図1におい
て、図面生成装置は、データ入出力部2とデータ生成部
8とデータ記憶部16と部品構成表処理部18と図面生
成部28とを有する。なお、データ入出力部2はデータ
入力部4及びデータ出力部6からなる。
【0017】データ入力部4は、例えばマウス及びキー
ボード等(図示せず)からなる。これらを用いて、各処
理に必要なデータを入力する。
【0018】データ生成部8は、3次元モデルデータ生
成部10と識別情報付与部12と品番付与部14とを有
する。3次元モデルデータ生成部10では、データ入力
部4から対話操作で入力された部品形状を特定する部品
モデルデータが生成される。そして、各部品の認識情報
や属性情報(以下、これらの認識情報や属性情報を部品
属性データという)がデータ入力部14から入力され
て、各部品モデルデータに付与される。そして、各部品
モデルデータ及び各部品属性データをまとめて3次元モ
デルデータを生成する。
【0019】識別情報付与部12では、データ入力部4
から対話操作で入力された識別情報を、3次元モデルデ
ータ生成部で生成された各3次元モデルデータに特有で
あるように与える。この識別情報は、各組立品群を識別
する組立品群識別情報と、前記各組立品群内で各組立品
を識別する組立品識別情報と、からなる。
【0020】品番付与部14では、データ入力部4から
対話操作で入力された品番を、各部品に特有なように与
える。
【0021】データ記憶部16では、データ生成部8で
生成された各情報が付与された3次元モデルデータが記
憶される。
【0022】通常、このデータ記憶部16から3次元モ
デルデータを読み出して、3面図を生成するが、本実施
の形態の図面生成装置では、先ず、部品構成表生成につ
いて記載し、次に組立品群の図面生成について記載す
る。
【0023】部品構成表処理部18は、3次元モデルデ
ータ抽出部20と部品構成表生成部22と部品構成表編
集部24と部品構成表変換部26とを有する。3次元モ
デルデータ抽出部20では、データ入力部4により組立
品群識別情報が入力されると、この組立品群識別情報が
付与された3次元モデルデータをデータ記憶部16から
全て抽出する。部品構成表生成部22は、3次元モデル
群処理部21を有する。この3次元モデル群処理部21
にて、各3次元モデルデータを構成している各部品属性
データから特定される部品と、品番と、を対応づける。
そして、各3次元モデルデータを構成する各部品属性デ
ータから特定される各部品の数を各3次元モデルデータ
毎にそれぞれ算出する。そして、部品構成表生成部22
にて、各部品と品番とが対応づけられていると共に、各
組立品を構成する各部品数が示されている組立品群部品
構成表を生成する。なお、各組立品毎に、各部品と品番
とが対応づけられていると共に、各部品数が示されてい
る組立品部品構成表も生成する。以下、単に部品構成表
という場合、上記組立品群部品構成表及び組立品部品構
成表を示すものとする。
【0024】部品構成表編集部24では、部品構成表に
対して、データ入力部4から部品の属性情報等を追加す
ることができる。また、必要なコメント等の情報も部品
構成表に追加できる。
【0025】部品構成表変換部26にて、部品構成表を
構成するデータを、図面と組み合わせることが可能であ
るCADデータに変換する。
【0026】図面生成部28は、3面図生成部30と部
品構成図面生成部32とを有する。3面図生成部30で
は、データ記憶部16から読み出された3次元モデルデ
ータから特定される組立品形状を示す3面図を生成す
る。また、3次元モデルデータ生成部で生成した3次元
モデルデータから直接、3方向から展開することにより
3面図を生成することもできる。
【0027】部品構成図面生成部32では、部品構成表
変換部26により変換された部品構成表と、3面図生成
部30により生成された3面図と、を組み合わせて、部
品構成図面を生成する。この際、先ず組立品部品構成表
と3面図とを組み合わせた組立品部品構成図面を組立品
毎に生成する。次に、同一の組立品群に所属する組立品
部品構成図面と、組立品群部品構成表と、を組み合わせ
て部品構成図面を生成する。
【0028】データ出力部6は、例えばディスプレイ、
プロッタ等(図示せず)からなり、図面生成部28によ
り生成される部品構成図面等や、部品構成表編集部24
による編集中の部品構成表を出力する。
【0029】なお、部品の属性を特定する部品属性デー
タをデータ入力部4により入力しないで、部品データベ
ース31から部品属性データを読み出してもよい。この
部品データベース31は、図面生成装置内に設置しても
よいし、又は図面生成装置の外部にあってもよい。
【0030】このようにして構成された図面生成装置を
使用して図2に示す組立品群Xの図面を生成する方法を
以下に示す。
【0031】第1に、組立品群の図面生成に必要な3次
元モデルデータの生成及び記憶を行う。
【0032】図2に示す同一部品Bを共有する組立品G
1、G2がまとめられた組立品群Xの3次元モデルデー
タを生成する場合、先ず、各組立品を構成する部品A,
B,Cの形状を特定する部品モデルデータをそれぞれデ
ータ入力部14により入力して生成する。そして、この
各部品モデルデータに対して、各部品属性データをデー
タ入力部14により入力する。これにより、各部品モデ
ルデータに各部品属性データが付与される。なお、部品
属性データは、部品データベース31を利用して入力し
てもよい。
【0033】次に、3次元モデルデータ生成部10で、
データ入力部14を対話操作することにより、各部品モ
デルデータ及び部品属性データがまとめられた3次元モ
デルデータを生成する。これにより、3次元モデルデー
に基いて組立品の形状を特定することができる。そし
て、この3次元モデルデータに対して必要に応じて各種
認識情報や属性情報を付与する。なお、3次元モデルデ
ータから直接、3面図生成部30により、3面図を生成
して、データ出力部6に3面図を出力させることができ
る。そうすると、どの方向からの3面図が最も適切かを
確認することができる。
【0034】続いて、品番付与部14により、部品A,
B,Cに特有である品番1、2、3を付与する。
【0035】そして、各3次元モデルデータが組立品群
Xに属する場合、識別情報付与部12により、各3次元
モデルデータに組立品群識別情報Xを付与する。また、
組立品群X内で、各組立品を識別する情報として、組立
品識別情報G1、G2を各3次元モデルデータに付与す
る。この結果、各3次元モデルデータには、X−G1、
X−G2という識別情報が付与される。なお、識別情報
X−G1、X−G2は各3次元モデルデータをデータ記
憶部16に記憶する際に付与する。
【0036】上述の識別情報X−G1、X−G2及び品
番は、例えば図2に示すように、各部品属性データ33
内に格納することができる。例えば、部品Aの属性を特
定する部品属性データ33には、部品名Aという情報
と、識別情報X−G1と、品番1と、が含まれている。
【0037】そして、各情報が付与された3次元モデル
データがデータ記憶部16に記憶される。
【0038】第2に、組立品G1、G2の形状及び部品
構成の様子をまとめた組立品群の図面を生成する。この
際、データ入力部4により組立品群識別情報Xを入力す
る。そうすると、以下のようにして、Xを共有図面番号
とする組立品群の図面が生成される。
【0039】先ず、3次元モデルデータ抽出部20によ
り組立品群識別情報Xが付与された3次元モデルデータ
がデータ記憶部16から読み出される。そして、部品構
成表生成部22にて、各3次元モデルデータを構成して
いる各部品属性データから特定される部品と、品番と、
を対応づける。そして、各部品の数も3次元モデルデー
タ毎に算出する。これにより、各部品と品番とが対応づ
けられると共に、各部品の個数が示されている組立品群
部品構成表が生成される。また、各3次元モデルデータ
毎の組立品部品構成表も生成される。
【0040】なお、部品構成表生成に必要な情報が3次
元モデルデータに含まれていない場合には、部品データ
ベース31から読み出された情報を利用して部品構成表
を生成する。
【0041】次に、部品構成表を編集する場合には、部
品構成表編集部24にて、各部品の属性情報等の追加等
の編集を行う。この際、編集中の部品構成表をデータ出
力部6に出力させることができる。このため、作業者は
データ出力部6を見ながら、必要な情報をデータ入力部
4にて入力することにより、部品構成表を編集すること
ができる。但し、3次元モデルデータに含まれる情報
と、部品構成表に表示される情報と、の整合性を維持す
るために、部品構成表に表示された品番、部品、部品数
等の編集については不可とする。
【0042】続いて、部品構成表変換部26にて、部品
構成表を図面と合成可能なように変換する。そして、図
面生成部28にて、先ず、組立品部品構成表と3面図と
を組み合わせて、組立品部品構成図面を組立品毎に生成
する。次に、組立品群Xに所属する組立品部品構成図面
と、組立品群部品構成表と、を組み合わせて部品構成図
面を生成する。
【0043】なお、通常部品構成表は3面図と合成を行
うが、部品構成表22にて生成した後一旦データ記憶部
16に記憶してもよい。
【0044】上述の図面生成方法により生成された組立
品群Xの部品構成図面40を図2に示す。この部品構成
図面40は、データ出力部6に出力される。部品構成図
面40は、組立品群部品構成表34、組立品部品構成図
面35、36からなる。組立品部品構成図面35、36
は、それぞれ、各組立品の3面図42、43及び組立品
部品構成表37、38からなる。3面図42、43に
は、それぞれ、組立品G1、G2の形状が示されてい
る。組立品部品構成表37、38には、各品番と、これ
らに対応する各部品と、が示されている。組立品群部品
構成表34には、共通図番Xと、品番1、2、3と、こ
れらの品番にそれぞれ対応する部品A,B,Cと、組立
品G1、G2をそれぞれ構成する各部品の個数と、が示
される。そして、部品構成図面生成部32にて生成した
部品構成図面40は、作業者の必要に応じてデータ記憶
部16に記憶する。作業者が、例えばある組立品群の試
作に必要な部品やその個数を知りたい場合、この組立品
群の図面の共通図面番号Xを入力すれば、データ記憶部
16から部品構成図面40が読み出されて、この部品構
成図面40がデータ出力部6に出力される。
【0045】このようにして生成された組立品群Xの部
品構成図面40において、組立品群部品構成表34に
は、共有部品Bに対して、同一の品番2が付与されてい
る。このため、作業者は、組立品群部品構成表34を見
れば、各組立品間でどの部品が共有されているか迅速に
知ることができる。また、共有部品Bの各組立品におけ
る使用個数も表示されているので、組立品群の試作等に
必要な共有部品の使用個数の間違いを防止することがで
きる。
【0046】また、組立品G1、G2に対して、それぞ
れ、3面図42、43が生成されているので、組立品G
1、G2をそれぞれ構成している各部品A、B、Cを各
3面図42、43から容易に知ることができる。
【0047】また、部品構成表編集部34により部品構
成表を編集することができるので、部品構成表を生成し
た後でも、必要に応じて、例えば各部品の属性情報を部
品構成表に追加等をすることができる。
【0048】さらに、部品構成図面生成部32により部
品構成図面40が生成される。このため、作業者は、部
品構成図面40を1つ表示させれば、どの部品が各組立
品間で共有されているか迅速に知ることができると共
に、各組立品をそれぞれ構成する部品を3面図42、4
3から容易に知ることができる。
【0049】なお、部品構成図面生成部32で部品構成
図面40を生成しないで、組立品群部品構成表34と、
各組立品部品構成図面35、36と、を分けてデータ記
憶部16に記憶してもよい。また、組立品部品構成図面
35、36においても、3面図42、43と、組立品部
品構成表37、38とを、分けてデータ記憶部16に記
憶してもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、各部品に特有な品番と、各組立品をそれ
ぞれ構成している各部品と、が対応づけられた部品構成
表を生成する。この結果、組立品群の各組立品間で共有
されている同一部品には、共通の品番が与えられるの
で、作業者は、どの部品が共有されているかを迅速に知
ることができる。また、3次元モデルデータ毎に図面を
生成するので、各組立品をそれぞれ構成している各部品
を各図面から容易に知ることができる。
【0051】請求項2に記載の発明によれば、部品構成
表を編集することができる。即ち、部品構成表を生成し
た後でも、必要に応じて、例えば各部品の属性情報を部
品構成表に追加をすることができる。
【0052】請求項3に記載の発明によれば、図面及び
部品構成表を組み合わせて部品構成図面を生成する。こ
のため、作業者は、部品構成図面を1つ表示させれば、
どの部品が各組立品間で共有されているか迅速に知るこ
とができると共に、各組立品をそれぞれ構成する部品を
各図面から容易に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態である3次元CADによ
る組立品群の図面生成装置を示すブロック図である。
【図2】 組立品群Xの各組立品G1、G2の形状を示
す斜視図と、組立品群Xの部品構成図面と、を示す図で
ある。
【図3】 組立品群Xの各組立品G1、G2の形状を示
す斜視図と、従来の多品一葉図面と、を示す図である。
【図4】 組立品群Xの各組立品G1、G2の形状を示
す斜視図と、従来の組立品群の部品構成図面と、を示す
図である。
【符号の説明】
2 データ入出力部、4 データ入力部、6 データ出
力部、8 データ生成部、10 3次元モデルデータ生
成部、12 識別情報付与部、14 品番付与部、16
データ記憶部、18 部品構成表処理部、20 3次
元モデルデータ抽出部、21 3次元モデル群処理部、
22 部品構成表生成部、24 部品構成表編集部、2
6 部品構成表変換部、28 図面生成部、30 3面
図生成部、31 部品データベース、32 部品構成図
面生成部、33 部品属性データ、34,52 組立品
群部品構成表、35,36 組立品部品構成図面、3
7,38,64,66 組立品部品構成表、40 部品
構成図面、50 多品一葉図面、42,43,54,5
6,58,68,70 3面図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−362782(JP,A) 特開 平4−312177(JP,A) 特開 平5−314222(JP,A) 特開 平6−149935(JP,A) 特開 平7−129629(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/50

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種の部品から構成される組立品のう
    ち、同一部品を共有する組立品が複数種まとめられた組
    立品群の図面を、3次元CADを利用して生成する3次
    元CADによる組立品群の図面生成装置において、 前記組立品群の各組立品の形状を特定する3次元モデル
    データを生成する3次元モデルデータ生成手段と、前記組立品群に含まれる前記各組立品をそれぞれ構成し
    ている 各部品に、前記各組立品に共有される部品に対し
    ては同一の品番を付与するように、特有な品番を与える
    品番付与手段と、 前記組立品群の各組立品の形状を特定する各3次元モデ
    ルデータから特定される組立品形状を示す図面を3次元
    モデルデータ毎に生成する組立品図面生成手段と、 各組立品をそれぞれ構成している各部品と前記品番とが
    対応づけられた部品構成表を生成する部品構成表生成手
    段と、 を有することを特徴とする3次元CADによる組立品群
    の図面生成装置。
  2. 【請求項2】 前記部品構成表を編集する部品構成表編
    集手段を有することを特徴とする請求項1に記載の3次
    元CADによる組立品群の図面生成装置。
  3. 【請求項3】 前記図面と、前記部品構成表と、を組み
    合わせた部品構成図面を生成する部品構成図面生成手段
    を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の3次
    元CADによる組立品群の図面生成装置。
JP09229309A 1997-08-26 1997-08-26 3次元cadによる組立品群の図面生成装置 Expired - Fee Related JP3085922B2 (ja)

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