JPH08194588A - 印刷装置および印刷装置の印刷ジョブ表示方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 現在処理している印刷ジョブに対して印刷指
示した各印刷ジョブがどのようなジョブ処理順位に位置
付けられているかを容易に確認できる。 【構成】 メモリ１２に記憶された各ジョブ情報の表示
要求を指示するアップキー，ダウンキーからの前記表示
要求に基づいてＣＰＵ１１がメモリ１２に記憶された各
ジョブ情報および前記印刷結果状態情報をＬＣＤ表示器
２１に表示する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、印刷装置に係り、印刷
ジョブを操作パネルに表示する印刷装置および印刷装置
の印刷ジョブ表示方法に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の印刷装置において、印刷
ジョブを表示する場合、プリンタの状態をユーザに示す
ために、印刷待機状態では印刷可能であることを示すメ
ッセージがプリンタ本体のオペレーションパネルに設け
られたＬＣＤ等の表示装置に表示され、プリンタがコン
ピュータから印刷ジョブを受け取り印刷動作を開始する
と、印刷中あるいは印刷データ受信中であることを示す
メッセージが表示される。

【０００３】このように、プリンタが待機中か動作中か
を示すことによってユーザに印刷の開始と終了を認識さ
せていた。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】従来の印刷装置におけ
る印刷ジョブの表示は、プリンタ自体の動作状態を示し
ているだけであり、ユーザがコンピュータ側から指示し
た印刷ジョブ個々について示してはいない。

【０００５】このため、同じユーザが一度に複数の印刷
を行った場合、複数のユーザが一度に印刷を行った場合
のように、１台のプリンタに複数の印刷ジョブが発生し
たときに、プリンタのオペレーションパネルを見てもユ
ーザが指示した印刷が終了しているかどうかを確認する
ことができない。

【０００６】この結果、印刷指示を終えたユーザは、当
該印刷結果が完了しているかどうかを出力されている印
刷物の中を探してみなければならず、ユーザに対して特
定の印刷ジョブの処理状態をリアルタイムで提示するこ
とができない等の問題点があった。

【０００７】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第１の発明〜第１０の発
明の目的は、ユーザからの印刷ジョブ表示要求指示有無
を監視して、印刷ジョブ表示要求時に操作パネルの表示
部等にジョブ情報および印刷結果情報を表示することに
より、ユーザからの簡単な操作指示で印刷ジョブの処理
状況または処理結果をいつでも明示できるとともに、現
在処理している印刷ジョブに対して印刷指示した各印刷
ジョブがどのようなジョブ処理順位に位置付けられてい
るかを容易に確認できる印刷装置および印刷装置の印刷
ジョブ表示方法を提供することである。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明に係る第１の発明
は、表示部とキー入力部とを有する操作パネルを備え、
ホストコンピュータから入力される印刷情報をジョブ単
位に処理しながら印刷を行う印刷装置において、順次入
力される印刷情報中の各ジョブ情報および各ジョブに対
応する印刷結果状態情報を取得する取得手段と、この取
得手段に取得された各ジョブ情報および印刷結果状態情
報を記憶するジョブ情報記憶手段と、このジョブ情報記
憶手段に記憶された各ジョブ情報の表示要求を指示する
指示手段と、この指示手段からの前記表示要求に基づい
て前記ジョブ情報記憶手段に記憶された各ジョブ情報お
よび前記印刷結果状態情報を前記表示部に表示させるジ
ョブ表示制御手段とを設けたものである。

【０００９】本発明に係る第２の発明は、ジョブ表示制
御手段は、印刷中に、指示手段からの表示要求に基づい
てジョブ情報記憶手段に記憶された最新のジョブ情報お
よび印刷結果状態情報を表示部の表示能力に応じて所定
数毎リスト表示させるものである。

【００１０】本発明に係る第３の発明は、指示手段は、
各ジョブ情報の検索方向を指示する複数の指示部を有
し、ジョブ表示制御手段は、各指示部からの指示に基づ
いてジョブ情報記憶手段に記憶されたジョブ情報および
印刷結果状態情報を検索して表示部に表示させるもので
ある。

【００１１】本発明に係る第４の発明は、ジョブ情報
は、ジョブ名称データであるものである。

【００１２】本発明に係る第５の発明は、印刷結果状態
情報は、印刷枚数と印刷状況を示すステータスであるも
のである。

【００１３】本発明に係る第６の発明は、ジョブ表示制
御手段は、各印刷ジョブ終了毎に、ジョブ情報記憶手段
に記憶されたジョブ情報および印刷結果状態情報を更新
するものである。

【００１４】本発明に係る第７の発明は、指示手段から
のリスト印刷要求に基づいてジョブ情報記憶手段に記憶
された全てのジョブ情報および印刷結果状態情報をリス
ト印刷するものである。

【００１５】本発明に係る第８の発明は、表示部とキー
入力部とを有する操作パネルを備え、ホストコンピュー
タから入力される印刷情報をジョブ単位に処理しながら
印刷を行う印刷装置の印刷ジョブ表示方法において、新
規印刷ジョブの開始を検出する印刷ジョブ開始検出工程
と、この印刷ジョブ開始検出工程により検出したジョブ
開始時に、新規印刷ジョブに関するジョブ情報を取得す
るジョブ情報取得工程と、このジョブ情報取得工程によ
り取得したジョブ情報をジョブ記憶テーブルに追加登録
するジョブ登録工程と、印刷ジョブの終了を検出する印
刷ジョブ終了検出工程と、この印刷ジョブ終了検出工程
により検出した印刷ジョブ終了時に、実行した印刷ジョ
ブに関する結果情報を取得する印刷結果情報取得工程
と、この印刷結果情報取得工程により取得した印刷結果
を前記ジョブ記憶テーブルに保存する印刷結果保存工程
と、ジョブリスト操作キーが押下されたことを検出する
ジョブリスト操作キー検出工程と、このジョブリスト操
作キー検出工程により前記ジョブリスト操作キーが押下
されたときの画面表示モードを判定する画面表示モード
判定工程と、前記ジョブリスト操作キー検出工程により
前記ジョブリスト操作キーが押下されたときの操作キー
種別を判定するジョブリスト操作キー判定工程と、最新
のジョブ情報を前記ジョブ記憶テーブルから取得する最
新ジョブ情報取得工程と、この最新ジョブ情報取得工程
により取得しているジョブ直前のジョブ情報を前記ジョ
ブ記憶テーブルから取得する前ジョブ情報工程と、前記
最新ジョブ情報取得工程により取得しているジョブ直後
のジョブ情報を前記ジョブ記憶テーブルから取得する後
ジョブ情報工程と、該取得したジョブ情報を前記表示部
の画面に表示するジョブ情報表示工程とを有するもので
ある。

【００１６】本発明に係る第９の発明は、ジョブ情報管
理テーブルに登録されている全てのジョブ情報を取得す
る全ジョブ情報取得工程と、該取得した全てのジョブ情
報を一覧印刷するジョブ情報一覧印刷工程とを有するも
のである。

【００１７】本発明に係る第１０の発明は、表示部の画
面に表示されているジョブ情報の詳細を印刷するジョブ
情報印刷工程を有するものである。

【００１８】

【作用】第１の発明において、ジョブ情報記憶手段に記
憶された各ジョブ情報の表示要求を指示する指示手段か
らの前記表示要求に基づいてジョブ表示制御手段が前記
ジョブ情報記憶手段に記憶された各ジョブ情報および前
記印刷結果状態情報を前記表示部に表示して、記憶され
た印刷ジョブの処理状態及び処理結果状態をユーザに明
示することを可能とする。

【００１９】第２の発明において、ジョブ表示制御手段
は、印刷中に、指示手段からの表示要求に基づいてジョ
ブ情報記憶手段に記憶された最新のジョブ情報および印
刷結果状態情報を表示部の表示能力に応じて所定数毎リ
スト表示させ、記憶された印刷ジョブの処理状態及び処
理結果状態を印刷中にユーザからの指示で順次明示する
ことを可能とする。

【００２０】第３の発明において、ジョブ表示制御手段
は、各指示部からの指示に基づいてジョブ情報記憶手段
に記憶されたジョブ情報および印刷結果状態情報を検索
して表示部に表示させ、記憶されている各ジョブ情報お
よび各印刷結果状態情報をユーザに明示することを可能
とする。

【００２１】第４の発明において、記憶された印刷ジョ
ブの処理状態及び処理結果状態をジョブ名称データとと
もにユーザに明示することを可能とする。

【００２２】第５の発明において、記憶された印刷ジョ
ブの処理状態及び処理結果状態を印刷枚数と印刷状況を
示すステータスによりユーザに明示することを可能とす
る。

【００２３】第６の発明において、ジョブ表示制御手段
は、各印刷ジョブ終了毎に、ジョブ情報記憶手段に記憶
されたジョブ情報および印刷結果状態情報を更新して、
最新のジョブ情報および印刷結果状態情報をユーザに確
実に明示することを可能とする。

【００２４】第７の発明において、指示手段からのリス
ト印刷要求に基づいてジョブ情報記憶手段に記憶された
全てのジョブ情報および印刷結果状態情報をリスト印刷
して、現在処理中の全てのジョブ情報および印刷結果状
態情報を一括して提示することを可能とする。

【００２５】第８の発明において、新規印刷ジョブの開
始を検出したら、該ジョブ開始時に、新規印刷ジョブに
関するジョブ情報を取得し、該取得したジョブ情報をジ
ョブ記憶テーブルに追加登録しておく。そして、印刷ジ
ョブの終了を検出する印刷ジョブ終了を検出した時点
で、実行した印刷ジョブに関する結果情報を取得し、該
取得した印刷結果を前記ジョブ記憶テーブルに保存して
おく。そして、ジョブリスト操作キーが押下されたこと
を検出すると、ジョブリスト操作キーが押下されたとき
の画面表示モードを判定し、さらに、ジョブリスト操作
キーが押下されたときの操作キー種別を判定し、最新の
ジョブ情報を前記ジョブ記憶テーブルから取得し、該取
得しているジョブ直前のジョブ情報を前記ジョブ記憶テ
ーブルから取得するか、あるいは該取得しているジョブ
直後のジョブ情報を前記ジョブ記憶テーブルから取得
し、該取得したジョブ情報を前記表示部の画面に表示し
て、記憶された印刷ジョブの処理状態及び処理結果状態
をユーザ操作指示に従って明示させる処理をプログラマ
ブルに実行可能とする。

【００２６】第９の発明において、ジョブ情報管理テー
ブルに登録されている全てのジョブ情報を取得し、該取
得した全てのジョブ情報を一覧印刷するジョブ情報一覧
印刷して、現在処理中の全てのジョブ情報および印刷結
果状態情報を一括して印刷させる処理をプログラマブル
に実行可能とする。

【００２７】第１０の発明において、表示部の画面に表
示されているジョブ情報の詳細を印刷して、表示中のジ
ョブ情報および印刷結果状態情報に関する詳細な情報を
印刷させる処理をプログラマブルに実行可能とする。

【００２８】

【実施例】図１は本発明の一実施例を示す印刷装置の制
御構成を説明するブロック図であり、プリンタエンジン
部を除く部分について示したものに対応する。

【００２９】図において、ＣＰＵ１１で、ワークメモリ
として機能するメモリ１２に記憶される印刷ジョブ表示
制御プログラムまたは印刷制御プログラム等に基づいて
バス１７に接続される各デバイスからのアクセスを制御
している。１３は記憶装置で、印刷ジョブ表示制御プロ
グラムまたは印刷制御プログラム等のプログラム，フォ
ント情報およびシステム管理情報等を記憶している。

【００３０】１４は入力制御装置で、後述するジョブリ
スト操作キーを含む各種キー入力を処理する。１５は表
示制御装置で、後述するＬＣＤ表示器２１に対する表示
を制御する。１６は通信制御装置で、所定のネットワー
クまたは所定のインタフェース等を介して図示しないホ
ストコンピュータと通信して、印刷情報、例えばページ
記述言語に基づく印刷情報をメモリ１２に蓄えるととも
に、図示しないプリンタエンジンのステータス情報をホ
ストコンピュータに通知する機能を備えている。

【００３１】図２は本発明に係る印刷装置におけるオペ
レーションパネルの要部を示す概略図であり、図１と同
一のものには同一の符号を付してある。

【００３２】図において、２２はアップキー（ＵＰキ
ー）で、項目選択時に押下される。２３はダウンキー
（ＤＯＷＮキー）で、項目選択時に押下される。なお、
本実施例では、ＵＰキー２２とＤＯＷＮキー２３とから
ジョブリスト操作キーが構成される場合を示すが、独立
したジョブリスト操作キーを設けたり、タッチパネル形
式でジョブリスト操作を表示して、当該ジョブリスト操
作キーとするように構成されていてもよい。

【００３３】ＬＥＤ１〜ＬＥＤ３は発光ダイオードで構
成される状態表示器で、状態表示器ＬＥＤ１は印刷可能
状態を表示する際に点灯し、印刷可能となる待機状態中
は点滅し、状態表示器ＬＥＤ２はメッセージを表示する
際に点灯し、状態表示器ＬＥＤ３はデータ受信中を表示
する際に点滅する。

【００３４】以下、本実施例と第１〜第７の発明の各手
段との対応及びその作用について図１，図２等を参照し
て説明する。

【００３５】第１の発明は、表示部（ＬＣＤ表示器２
１）とキー入力部（アップキー２２，ダウンキー２３等
を含む）とを有する操作パネルを備え、図示しないホス
トコンピュータから入力される印刷情報をジョブ単位に
処理しながら印刷を行う印刷装置において、順次入力さ
れる印刷情報中の各ジョブ情報および各ジョブに対応す
る印刷結果状態情報を取得する取得手段（ＣＰＵ１１に
よる）と、この取得手段に取得された各ジョブ情報およ
び印刷結果状態情報を記憶するジョブ情報記憶手段（メ
モリ１２）と、このジョブ情報記憶手段に記憶された各
ジョブ情報の表示要求を指示する指示手段（本実施例で
はアップキー２２，ダウンキー２３による）と、この指
示手段からの前記表示要求に基づいて前記ジョブ情報記
憶手段に記憶された各ジョブ情報および前記印刷結果状
態情報を前記表示部に表示させるジョブ表示制御手段
（ＣＰＵ１１による）とを設け、メモリ１２に記憶され
た各ジョブ情報の表示要求を指示するアップキー２２，
ダウンキー２３からの前記表示要求に基づいてＣＰＵ１
１がメモリ１２に記憶された各ジョブ情報および前記印
刷結果状態情報をＬＣＤ表示器２１に表示して、記憶さ
れた印刷ジョブの処理状態及び処理結果状態をユーザに
明示することを可能とする。

【００３６】第２の発明は、ジョブ表示制御手段（ＣＰ
Ｕ１１による）は、印刷中に、指示手段（アップキー２
２，ダウンキー２３による）からの表示要求に基づいて
ジョブ情報記憶手段（メモリ１２）に記憶された最新の
ジョブ情報および印刷結果状態情報をＬＣＤ表示器２１
の表示能力に応じて所定数毎リスト表示させ、記憶され
た印刷ジョブの処理状態及び処理結果状態を印刷中にユ
ーザからの指示で順次明示することを可能とする。

【００３７】第３の発明は、指示手段（アップキー２
２，ダウンキー２３を含む指示キー）は、各ジョブ情報
の検索方向（アップ方向あるいはダウン方向）を指示す
る複数の指示部（アップキー２２，ダウンキー２３）を
有し、ジョブ表示制御手段は、各指示部からの指示に基
づいてジョブ情報記憶手段に記憶されたジョブ情報およ
び印刷結果状態情報を検索して表示部に表示させ、記憶
されている各ジョブ情報および各印刷結果状態情報をユ
ーザに明示することを可能とする。

【００３８】第４の発明は、記憶された印刷ジョブの処
理状態及び処理結果状態をジョブ名称データとともにユ
ーザに明示することを可能とする。

【００３９】第５の発明は、記憶された印刷ジョブの処
理状態及び処理結果状態を印刷枚数と印刷状況を示すス
テータスによりユーザに明示することを可能とする。

【００４０】第６の発明は、ジョブ表示制御手段（ＣＰ
Ｕ１１）は、各印刷ジョブ終了毎に、ジョブ情報記憶手
段（メモリ１２）に記憶されたジョブ情報および印刷結
果状態情報を更新して、最新のジョブ情報および印刷結
果状態情報をユーザに確実に明示することを可能とす
る。

【００４１】第７の発明は、指示手段（図示しないリス
ト印刷キー（既存のキーによる組合せや既存のキーの押
下時間でリスト印刷指示とする場合も含む））からのリ
スト印刷要求に基づいてジョブ情報記憶手段（メモリ１
２）に記憶された全てのジョブ情報および印刷結果状態
情報をリスト印刷して、現在処理中の全てのジョブ情報
および印刷結果状態情報を一括して提示することを可能
とする。

【００４２】図３は、図２に示したＬＣＤ表示器２１に
よるジョブリスト状態を説明する模式図であり、上記ジ
ョブリスト操作キーの操作時に（ａ）〜（ｃ）に示すよ
うに表示状態が遷移する場合に対応する。

【００４３】この図に示すように、ＬＣＤ表示器２１に
対する表示は表示制御装置１５が制御しており、図３の
（ａ）の表示画面で、ユーザがオペレーションパネルＰ
ＡＬに配置されるＵＰキー２２およびＤＯＷＮキー２３
を操作すると、そのキー入力状態を入力制御装置１４が
認識し、該キー入力状態に従って表示制御装置１５が図
３の（ａ）の表示画面状態から図３の（ｂ）の表示画面
または図３の（ｃ）の表示画面表示となるように画面表
示状態を切り換え制御している。

【００４４】図４は、図１に示したメモリ１２に保持さ
れるジョブ情報管理テーブルの一例を示す図である。

【００４５】この図に示すように、当該テーブルは、プ
リンタ内で各ジョブを特定するためのジョブ番号と、印
刷を指示するコンピュータ（もしくは、そこで動作して
いる印刷プログラム）によって与えられるジョブ名称等
の印刷物に付随する情報と、印刷終了時プリンタ内で得
られる印刷結果（ステータス）および印刷枚数とによっ
て構成される。

【００４６】以下、図５〜図７を参照して本発明に係る
印刷装置の印刷ジョブ表示方法について説明する。

【００４７】図５〜図７は本発明に係る印刷装置の印刷
ジョブ表示方法の一実施例を示すフローチャートであ
る。なお、（１）〜（５），（１１）〜（１５），（２
１）〜（２７）は各ステップを示す。また、各ステップ
は、処理に実現に必要なプログラムが記憶装置１３内か
ら読み出され、これをＣＰＵ１１によって実行される。
また、図５に示す様な本実施例におけるジョブ情報を管
理するためのテーブル（ジョブ情報管理テーブル）はプ
リンタ装置にもつメモリ１２内に保持される。

【００４８】先ず、最初に通信制御装置１６によって接
続されたコンピュータからの印刷命令を受け取り、これ
によって新規の印刷ジョブが発生すると、実際の印刷処
理に先立って図５に示す処理が呼び出される。

【００４９】そこで、印刷ジョブ開始検出ステップ
（１）により、新規に印刷ジョブが発生していることを
検出して、続く処理の続行の可否を判定し、処理の続行
が判定されると、ジョブ情報取得ステップ（２）によ
り、コンピュータ側から与えられた印刷物に関する名称
等の情報が取得される。これら取得できるジョブ情報
は、プリンタ及びページ記述言語（ＰＤＬ）に依存する
が、本実施例ではジョブ情報としてコンピュータ側から
ジョブ名称が渡されることを前提としている。

【００５０】次に、ジョブ登録ステップ（３）により、
図５に例示されるようなジョブ情報管理テーブルに新規
レコードとして追加し、ジョブ番号が割り当てられる。

【００５１】次に、画面表示モード判定ステップ（４）
により、現在オペレーションパネル内に配置されるＬＣ
Ｄ表示器２１の表示モードが図３の（ａ）に示されるよ
うな通常モードであるか、図３の（ｂ）または図３の
（ｃ）に示されるようなジョブリスト表示モードである
かを判定する。該画面表示モード判定ステップ（４）に
より、ジョブリスト表示モードにあると判定された場合
には、ジョブ情報表示ステップ（５）により、最新のジ
ョブ情報管理テーブルを参照してＬＣＤ表示器２１の表
示が更新される。

【００５２】このとき、ＬＣＤ表示器２１に表示される
情報は、図３の（ｂ）または図３の（ｃ）に示される内
容である。ここで、更新される内容は、ジョブ情報のレ
コードが増えたことによる次候補の有無を示すマークで
ある（図３の（ｂ）の右端の矢印）。

【００５３】一方、通信制御装置１６において、印刷デ
ータの終了が検出され、印刷ジョブの終了処理が開始さ
れると、その中で図６に示す処理ルーチンが呼び出され
る。

【００５４】先ず、印刷ジョブ終了検出ステップ（１
１）によって、特定のジョブの終了を検出して、移行の
処理の続行の可否を判定し、処理が続行されると、印刷
結果取得ステップ（１２）により、終了した印刷ジョブ
における印刷枚数や終了ステータスといった印刷結果が
取得される。

【００５５】続いて、印刷結果取得ステップ（１２）で
取得された印刷結果データは、印刷結果保存ステップ
（１３）により、ジョブ情報管理テーブル内の該当する
レコードに書込み保存される。次に、画面表示モード判
定ステップ（１４）により、現在のＬＣＤ表示器２１上
の表示モードが判定される。該画面表示モード判定ステ
ップ（１４）により、ジョブリスト表示モードと判定さ
れたときには、ジョブ情報表示ステップ（１５）により
最新のジョブ情報管理テーブルを参照してＬＣＤ表示器
２１の表示が更新される。

【００５６】ここで、更新される内容は、終了した印刷
ジョブについての印刷結果（印刷枚数，ステータス）で
ある。

【００５７】一方、入力制御装置１４において、プリン
タ装置に設けられたオペレーションパネルの操作キーが
押下されたことが検出されると、図７に示す処理ルーチ
ンが呼び出される。

【００５８】先ず、ジョブリスト表示操作キー検出ステ
ップ（２１）により、ユーザが操作したキーがＵｐキー
２２もしくはＤｏｗｎキー２３のジョブリスト表示操作
キーであるかが判定される。該ジョブリスト表示操作キ
ー検出ステップ（２１）において、ジョブリスト操作キ
ーが検出されると、次に画面表示モード判定ステップ
（２２）により、現在のＬＣＤ表示器２１の表示モード
が判定される。ここで、通常モードと判定されると、Ｌ
ＣＤ表示器２１の画面状態が図３の（ａ）に示した通常
表示画面状態から図３の（ｂ）に示すリスト表示画面に
切り換えが必要となるので、最新ジョブ情報取得ステッ
プ（２３）により、ジョブ情報管理テーブルから最新の
ジョブ情報を２件分取得する。ここで、ジョブ情報２件
というのは、ＬＣＤ表示器２１の画面サイズに制限され
るものであるので、本発明が適用されるプリンタ装置の
ディスプレイの表示能力に応じて異なることはいうまで
もない。

【００５９】一方、画面表示モード判定ステップ（２
２）において、既にジョブリスト表示モードにあると判
定された場合には、図３の（ｂ）の表示画面から図３の
（ｃ）の表示画面に示されるような、ジョブリストの前
候補あるいは後候補への画面スクロールが必要となる。

【００６０】ここで、ジョブリスト表示操作キー判定ス
テップ（２４）により、ジョブリスト操作キー検出ステ
ップ（２１）において検出されたジョブリスト操作キー
がＵｐキー２２か、それともＤｏｗｎキー２３のどちら
であるかを判定する。該ジョブリスト表示操作キー判定
ステップ（２４）において、Ｕｐキー２２が押下された
と判定されたときには、前ジョブ情報取得ステップ（２
５）により、現在ＬＣＤ表示器２１に表示されているジ
ョブ情報の前２件分のジョブ情報をジョブ情報管理テー
ブルから取得し、前記ジョブリスト操作キー判定ステッ
プ（２４）において、Ｄｏｗｎキー２３が押下されたと
判定されたときには、次ジョブ情報取得ステップ（２
６）により、現在ＬＣＤ表示器２１に表示されているジ
ョブ情報の次２件分のジョブ情報をジョブ情報管理テー
ブルＭＴＢから取得する。

【００６１】最後に、ジョブ情報ステップ（２７）によ
り、前記最新ジョブ情報取得ステップ（２３），前ジョ
ブ情報取得ステップ（２５），次ジョブ情報取得ステッ
プ（２６）のいずれかで取得されたＬＣＤ表示器２１に
表示するためのジョブ情報を図３の（ｂ）あるいは図３
の（ｃ）に示される形式で表示する。

【００６２】また、本実施例によるジョブ表示方法によ
れば、以上のジョブリスト操作キーの押下によって移行
したＬＣＤ表示器２１上のジョブリスト表示モードは、
数秒間（５〜１０秒）キー操作を放棄するか、ジョブリ
スト操作キー以外のキーを押下することによって、図３
の（ｃ）の表示画面から図３の（ａ）に示されるように
通常モードに復帰することになる。

【００６３】以下、本実施例と第８〜第１０の発明の各
工程との対応及びその作用について図５〜図７等を参照
して説明する。

【００６４】本発明に係る第８の発明は、表示部（ＬＣ
Ｄ表示器２１）とキー入力部（アップキー２２，ダウン
キー２３）とを有する操作パネルを備え、ホストコンピ
ュータから入力される印刷情報をジョブ単位に処理しな
がら印刷を行う印刷装置の印刷ジョブ表示方法におい
て、新規印刷ジョブの開始を検出する印刷ジョブ開始検
出工程（図５のステップ（１））と、この印刷ジョブ開
始検出工程により検出したジョブ開始時に、新規印刷ジ
ョブに関するジョブ情報を取得するジョブ情報取得工程
（図５のステップ（２））と、このジョブ情報取得工程
により取得したジョブ情報をジョブ記憶テーブルに追加
登録するジョブ登録工程（図５のステップ（３））と、
印刷ジョブの終了を検出する印刷ジョブ終了検出工程
（図６のステップ（１１））と、この印刷ジョブ終了検
出工程により検出した印刷ジョブ終了時に、実行した印
刷ジョブに関する結果情報を取得する印刷結果情報取得
工程（図６のステップ（１２））と、この印刷結果情報
取得工程により取得した印刷結果を前記ジョブ記憶テー
ブルに保存する印刷結果保存工程（図６のステップ（１
３））と、ジョブリスト操作キーが押下されたことを検
出するジョブリスト操作キー検出工程（図７のステップ
（２１））と、このジョブリスト操作キー検出工程によ
り前記ジョブリスト操作キーが押下されたときの画面表
示モードを判定する画面表示モード判定工程（図７のス
テップ（２２））と、前記ジョブリスト操作キー検出工
程により前記ジョブリスト操作キーが押下されたときの
操作キー種別を判定するジョブリスト操作キー判定工程
（図７のステップ（２４））と、最新のジョブ情報を前
記ジョブ記憶テーブルから取得する最新ジョブ情報取得
工程（図７のステップ（２３））と、この最新ジョブ情
報取得工程により取得しているジョブ直前のジョブ情報
を前記ジョブ記憶テーブルから取得する前ジョブ情報工
程（図７のステップ（２５））と、前記最新ジョブ情報
取得工程により取得しているジョブ直後のジョブ情報を
前記ジョブ記憶テーブルから取得する後ジョブ情報工程
（図７のステップ（２６））と、該取得したジョブ情報
を前記表示部の画面に表示するジョブ情報表示工程（図
７のステップ（２７））とを実行して、記憶された印刷
ジョブの処理状態及び処理結果状態をユーザ操作指示に
従って明示させる処理をプログラマブルに実行可能とす
る。

【００６５】本発明に係る第９の発明は、ジョブ情報管
理テーブルに登録されている全てのジョブ情報を取得す
る全ジョブ情報取得工程（図示しないステップ）と、該
取得した全てのジョブ情報を一覧印刷するジョブ情報一
覧印刷工程（図示しないステップ）とを図５〜図７の各
ステップに組み込んで実行して、現在処理中の全てのジ
ョブ情報および印刷結果状態情報を一括して印刷させる
処理をプログラマブルに実行可能とする。

【００６６】本発明に係る第１０の発明は、表示部の画
面に表示されているジョブ情報の詳細を印刷するジョブ
情報印刷工程（図示しないステップ）を図５〜図７の各
ステップに組み込んで実行して、表示中のジョブ情報お
よび印刷結果状態情報に関する詳細な情報を印刷させる
処理をプログラマブルに実行可能とする。

【００６７】なお、上記実施例に示したプリンタ装置で
は、ジョブリスト操作キーによるジョブリスト表示モー
ドの操作によってのみ印刷ジョブに関する情報を得るこ
とができるものであるが、本発明はこれに限定されるも
のではない。

【００６８】また、プリンタ装置のオペレーションパネ
ルにジョブ情報を印刷させるための操作キーを設け、あ
るいは既存の操作キーの組合せにより、印刷待機に該操
作キーあるいは操作キーの組合せ押下がされたことを検
出したら、現在表示されているジョブ情報もしくはジョ
ブ情報管理テーブルの登録されている全てのジョブ情報
の詳細を一覧印刷するように制御して、メモリ１２上で
管理されているジョブ情報をより容易にユーザに明示で
きるように構成してもよい。

【００６９】

【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第１
の発明によれば、ジョブ情報記憶手段に記憶された各ジ
ョブ情報の表示要求を指示する指示手段からの前記表示
要求に基づいてジョブ表示制御手段が前記ジョブ情報記
憶手段に記憶された各ジョブ情報および前記印刷結果状
態情報を前記表示部に表示するので、記憶された印刷ジ
ョブの処理状態及び処理結果状態をユーザに明示させる
ことができる。

【００７０】第２の発明によれば、ジョブ表示制御手段
は、印刷中に、指示手段からの表示要求に基づいてジョ
ブ情報記憶手段に記憶された最新のジョブ情報および印
刷結果状態情報を表示部の表示能力に応じて所定数毎リ
スト表示させるので、記憶された印刷ジョブの処理状態
及び処理結果状態を印刷中にユーザからの指示で順次明
示することができる。

【００７１】第３の発明によれば、ジョブ表示制御手段
は、各指示部からの指示に基づいてジョブ情報記憶手段
に記憶されたジョブ情報および印刷結果状態情報を検索
して表示部に表示させるので、記憶されている各ジョブ
情報および各印刷結果状態情報をユーザに明示すること
ができる。

【００７２】第４の発明によれば、記憶された印刷ジョ
ブの処理状態及び処理結果状態をジョブ名称データとと
もにユーザに明示することができる。

【００７３】第５の発明によれば、記憶された印刷ジョ
ブの処理状態及び処理結果状態を印刷枚数と印刷状況を
示すステータスによりユーザに明示することができる。

【００７４】第６の発明によれば、ジョブ表示制御手段
は、各印刷ジョブ終了毎に、ジョブ情報記憶手段に記憶
されたジョブ情報および印刷結果状態情報を更新するの
で、最新のジョブ情報および印刷結果状態情報をユーザ
に確実に明示することができる。

【００７５】第７の発明によれば、指示手段からのリス
ト印刷要求に基づいてジョブ情報記憶手段に記憶された
全てのジョブ情報および印刷結果状態情報をリスト印刷
するので、現在処理中の全てのジョブ情報および印刷結
果状態情報を一括して提示することができる。

【００７６】第８の発明によれば、新規印刷ジョブの開
始を検出したら、該ジョブ開始時に、新規印刷ジョブに
関するジョブ情報を取得し、該取得したジョブ情報をジ
ョブ記憶テーブルに追加登録しておき、印刷ジョブの終
了を検出する印刷ジョブ終了を検出した時点で、実行し
た印刷ジョブに関する結果情報を取得し、該取得した印
刷結果を前記ジョブ記憶テーブルに保存しておき、ジョ
ブリスト操作キーが押下されたことを検出すると、ジョ
ブリスト操作キーが押下されたときの画面表示モードを
判定し、ジョブリスト操作キーが押下されたときの操作
キー種別を判定し、最新のジョブ情報を前記ジョブ記憶
テーブルから取得し、該取得しているジョブ直前のジョ
ブ情報を前記ジョブ記憶テーブルから取得するか、ある
いは該取得しているジョブ直後のジョブ情報を前記ジョ
ブ記憶テーブルから取得し、該取得したジョブ情報を前
記表示部の画面に表示するので、記憶された印刷ジョブ
の処理状態及び処理結果状態をユーザ操作指示に従って
明示させる処理をプログラマブルに実行させることがで
きる。

【００７７】第９の発明によれば、ジョブ情報管理テー
ブルに登録されている全てのジョブ情報を取得し、該取
得した全てのジョブ情報を一覧印刷するジョブ情報一覧
印刷して、現在処理中の全てのジョブ情報および印刷結
果状態情報を一括して印刷させる処理をプログラマブル
に実行させることができる。

【００７８】第１０の発明によれば、表示部の画面に表
示されているジョブ情報の詳細を印刷して、表示中のジ
ョブ情報および印刷結果状態情報に関する詳細な情報を
印刷させる処理をプログラマブルに実行させることがで
きる。

【００７９】従って、ユーザからの簡単な操作指示で印
刷ジョブの処理状況または処理結果をいつでも明示でき
るとともに、現在処理している印刷ジョブに対して印刷
指示した各印刷ジョブがどのような順位にジョブ処理順
位に位置付けられているかを容易に確認できる等の効果
を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示す印刷装置の制御構成を
説明するブロック図である。

【図２】本発明に係る印刷装置におけるオペレーション
パネルの要部を示す概略図である。

【図３】図２に示したＬＣＤ表示器によるジョブリスト
状態を説明する模式図である。

【図４】図１に示したメモリに保持されるジョブ情報管
理テーブルの一例を示す図である。

【図５】本発明に係る印刷装置の印刷ジョブ表示方法の
一実施例を示すフローチャートである。

【図６】本発明に係る印刷装置の印刷ジョブ表示方法の
一実施例を示すフローチャートである。

【図７】本発明に係る印刷装置の印刷ジョブ表示方法の
一実施例を示すフローチャートである。

【符号の説明】

１１ ＣＰＵ １２ メモリ １３ 記憶装置 １４ 入力制御装置 １５ 表示制御装置 １６ 通信制御装置 １７ バス

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 表示部とキー入力部とを有する操作パネ
   ルを備え、ホストコンピュータから入力される印刷情報
   をジョブ単位に処理しながら印刷を行う印刷装置におい
   て、順次入力される印刷情報中の各ジョブ情報および各
   ジョブに対応する印刷結果状態情報を取得する取得手段
   と、この取得手段に取得された各ジョブ情報および印刷
   結果状態情報を記憶するジョブ情報記憶手段と、このジ
   ョブ情報記憶手段に記憶された各ジョブ情報の表示要求
   を指示する指示手段と、この指示手段からの前記表示要
   求に基づいて前記ジョブ情報記憶手段に記憶された各ジ
   ョブ情報および前記印刷結果状態情報を前記表示部に表
   示させるジョブ表示制御手段とを具備したことを特徴と
   する印刷装置。
2. 【請求項２】 ジョブ表示制御手段は、印刷中に、指示
   手段からの表示要求に基づいてジョブ情報記憶手段に記
   憶された最新のジョブ情報および印刷結果状態情報を表
   示部の表示能力に応じて所定数毎リスト表示させること
   を特徴とする請求項１記載の印刷装置。
3. 【請求項３】 指示手段は、各ジョブ情報の検索方向を
   指示する複数の指示部を有し、ジョブ表示制御手段は、
   各指示部からの指示に基づいてジョブ情報記憶手段に記
   憶されたジョブ情報および印刷結果状態情報を検索して
   表示部に表示させることを特徴とする請求項１記載の印
   刷装置。
4. 【請求項４】 ジョブ情報は、ジョブ名称データである
   ことを特徴とする請求項１〜３のいずれかに記載の印刷
   装置。
5. 【請求項５】 印刷結果状態情報は、印刷枚数と印刷状
   況を示すステータスであることを特徴とする請求項１〜
   ３のいずれかに記載の印刷装置。
6. 【請求項６】 ジョブ表示制御手段は、各印刷ジョブ終
   了毎に、ジョブ情報記憶手段に記憶されたジョブ情報お
   よび印刷結果状態情報を更新することを特徴とする請求
   項１〜３のいずれかに記載の印刷装置。
7. 【請求項７】 指示手段からのリスト印刷要求に基づい
   てジョブ情報記憶手段に記憶された全てのジョブ情報お
   よび印刷結果状態情報をリスト印刷することを特徴とす
   る請求項１記載の印刷装置。
8. 【請求項８】 表示部とキー入力部とを有する操作パネ
   ルを備え、ホストコンピュータから入力される印刷情報
   をジョブ単位に処理しながら印刷を行う印刷装置の印刷
   ジョブ表示方法において、新規印刷ジョブの開始を検出
   する印刷ジョブ開始検出工程と、この印刷ジョブ開始検
   出工程により検出したジョブ開始時に、新規印刷ジョブ
   に関するジョブ情報を取得するジョブ情報取得工程と、
   このジョブ情報取得工程により取得したジョブ情報をジ
   ョブ記憶テーブルに追加登録するジョブ登録工程と、印
   刷ジョブの終了を検出する印刷ジョブ終了検出工程と、
   この印刷ジョブ終了検出工程により検出した印刷ジョブ
   終了時に、実行した印刷ジョブに関する結果情報を取得
   する印刷結果情報取得工程と、この印刷結果情報取得工
   程により取得した印刷結果を前記ジョブ記憶テーブルに
   保存する印刷結果保存工程と、ジョブリスト操作キーが
   押下されたことを検出するジョブリスト操作キー検出工
   程と、このジョブリスト操作キー検出工程により前記ジ
   ョブリスト操作キーが押下されたときの画面表示モード
   を判定する画面表示モード判定工程と、前記ジョブリス
   ト操作キー検出工程により前記ジョブリスト操作キーが
   押下されたときの操作キー種別を判定するジョブリスト
   操作キー判定工程と、最新のジョブ情報を前記ジョブ記
   憶テーブルから取得する最新ジョブ情報取得工程と、こ
   の最新ジョブ情報取得工程により取得しているジョブ直
   前のジョブ情報を前記ジョブ記憶テーブルから取得する
   前ジョブ情報工程と、前記最新ジョブ情報取得工程によ
   り取得しているジョブ直後のジョブ情報を前記ジョブ記
   憶テーブルから取得する後ジョブ情報工程と、該取得し
   たジョブ情報を前記表示部の画面に表示するジョブ情報
   表示工程とを有することを特徴とする印刷装置の印刷ジ
   ョブ表示方法。
9. 【請求項９】 ジョブ情報管理テーブルに登録されてい
   る全てのジョブ情報を取得する全ジョブ情報取得工程
   と、該取得した全てのジョブ情報を一覧印刷するジョブ
   情報一覧印刷工程とを有することを特徴とする請求項８
   記載の印刷装置の印刷ジョブ表示方法。
10. 【請求項１０】 表示部の画面に表示されているジョブ
    情報の詳細を印刷するジョブ情報印刷工程を有すること
    を特徴とする請求項８記載の印刷装置の印刷ジョブ表示
    方法。