JPH1020924A - プラント監視装置 - Google Patents

プラント監視装置

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JPH1020924A
JPH1020924A JP17385396A JP17385396A JPH1020924A JP H1020924 A JPH1020924 A JP H1020924A JP 17385396 A JP17385396 A JP 17385396A JP 17385396 A JP17385396 A JP 17385396A JP H1020924 A JPH1020924 A JP H1020924A
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JP
Japan
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plant
procedure
display
operating
state
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Application number
JP17385396A
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English (en)
Inventor
Mitsuyoshi Okazaki
光芳 岡崎
Toshitaka Kaneko
年登 金子
Takeshi Arakawa
健 荒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転・監視に必要な情報をプラント状態に応
じて自動提供する。 【解決手段】 運転状態判定リスト9内の判定条件に基
づいてプロセス入力手段3にて入力された各プロセス値
を用いてプラント25の運転状態を判定する運転状態判
定手段7と、運転状態判定手段7にて判定された運転状
態の監視に必要な表示項目を曲線表示項目リスト13か
ら検索しプロセス表示手段21へ通知する表示項目検索
手段11と、プロセス入力手段3を介して入力された各
プロセス値から曲線表示項目リスト13に設定されてい
るすべての表示項目に対応するプロセス値を収集し、曲
線トレンド表示を行うプロセス表示手段21へ提供する
曲線データ収集手段17とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発電プラントなど
のプラント運転を監視する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】発電プラントなどのプラント運転は、運
転員による手動操作と運転員が認識した上でプラントの
制御・監視を行うプロセス計算機などからの操作出力に
よる自動操作とが併用されて行われている。
【0003】このようなプラント運転の状況において、
プラント運転の監視は、各運転状態に対応するプラント
系統図を簡略化したプロセス表示画面や、各運転状態に
て運転員が必要とする監視ポイントを検索・登録するこ
とにより曲線トレンドなどの監視画面をCRT等の表示
装置へ表示することにより行っている。
【0004】また、プラントの運転操作においては、各
運転操作のタイミングになった時に、プロセス計算機な
どから提供される操作内容を確認して運転員が手動操作
したり、プロセス計算機などによる自動操作の内容を運
転員が監視するなどしてプラントの運転操作を行ってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では以下の問題があった。
【0006】(1)近年では、プラントの大規模化およ
び監視・制御の広範囲化に伴いプロセスデータの点数も
膨大となり、各運転状態にて監視する監視ポイントも多
岐にわたっている。このため、運転員は各運転状態にて
必要とする監視ポイントを検索し、曲線トレンド表示画
面などに登録するために時間を費やしていた。また、こ
の時に新たに登録した監視ポイントについては、登録以
前の履歴データがなく監視ポイントの変化傾向がすぐに
は把握しずらかった。
【0007】(2)各プラント状態におけるプラント運
転において、プロセス計算機などから提供される操作内
容に従い運転員による手動操作をしたり、プロセス計算
機などによる自動操作の内容を監視するだけでなく、補
機および他系統の機器の状態やプロセス値などの確認作
業を行わなければならない。これらの作業については、
厚い運転手順書などを持ち運びながら、これらの機器の
状態やプロセス値などをプロセス表示画面や制御盤など
を見て記録シ−トなどに記入しており、多大な時間と労
力を費やしていた。
【0008】(3)プラント運転でのプロセス計算機な
どから提供される操作内容は、現在どんな操作をすべき
か、または、どんな自動操作をしているかの操作内容で
あり、今後の運転操作については運転手順書を見る必要
があった。また、運転操作の時間的操作タイミングは、
運転員やプラントの動特性に大きく影響されるため運転
手順書にも記載されてなく、時系列な予定操作を運転員
に提供することができなかった。
【0009】(4)原子力発電プラントなどにおけるプ
ロセス計算機などによるプラント予測においては、発電
機出力20%以上で核燃料の燃焼度をベースにした部分的
な予測のみである。このため、プラントの起動から停止
までの全てのプラント状態において、その予定操作に対
するプラントの予測値を運転員へ提供することができな
かった。
【0010】(5)プラントの運転においては、プラン
ト起動から発電機出力 100%までの起動運転やその逆の
停止運転などに大きく分類され、それぞれの運転に対し
て詳細な運転手順が決められている。しかしながら、起
動運転途中に停止運転へ切り換えるなど、プラント運転
の諸事情より運転員が判断して運転手順を変更すること
は少なくない。それにも係わらず、現状の運転状態にて
提供されている運転手順に対して、予定操作や予定操作
時間を変更する手段がないために、これらを行った場合
のその後の運転手順およびプラントの予測値を運転員へ
提供することができなかった。
【0011】本発明は、上記問題点に対処してなされた
もので、プラントの運転および監視において、自動的に
プラント状態を判定して運転員が必要とする運転や監視
に必要な各種情報を提供するプラント監視装置を提供す
ることを目的とする。
【0012】また、本発明は、プラント状態により確認
すべき機器状態やプロセス値を自動的に判定し、運転員
に代わってその確認作業を行うプラント監視装置を提供
することを目的とする。
【0013】また、本発明は、今後の運転手順やそれに
対するプラントの予測値などを提供することが可能なプ
ラント監視装置を提供することを目的とする。
【0014】また、本発明は、運転手順の変更およびこ
の変更に伴う今後の運転手順やプラントの予測値などの
提供が可能なプラント監視装置を提供することを目的と
する。
【0015】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1の発
明のプラント監視装置は、プラントからプロセスデータ
を入力するプロセス入力手段と、プラントの運転状態を
判定するための判定条件を運転状態ごとに格納する運転
状態判定リストと、プロセス入力手段によって入力され
たプロセスデータを用いて、運転状態判定リスト内の各
運転状態の判定条件について成立するか否かを順次判定
し、判定条件が成立した運転状態をプラントの運転状態
として判定する運転状態判定手段とを備えたことを特徴
とする。
【0016】このプラント監視装置は、プラントがとり
得る運転状態の種別ごとにプラントがこの運転状態にあ
ると判定することができる条件(判定条件)を各々設定
しておいて、プラントからのプロセスデータを用いてど
の判定条件が成立するかを調べ、判定条件が成立したも
のをプラントの運転状態と判定するものであり、プラン
トからのプロセスデータにより自動的にプラントの運転
状態を判定することができる。
【0017】請求項2の発明のプラント監視装置は、請
求項1のプラント監視装置において、プラントの各運転
状態ごとに監視すべき表示項目を格納する表示項目リス
トと、運転状態判定手段によって判定されたプラントの
運転状態に基づいて、表示項目リストから対応する表示
項目を検索する表示項目検索手段と、この表示項目検索
手段によって検索された表示項目に基づいて、プロセス
入力手段によって入力されたプロセスデータから対応す
るプロセスデータを抽出し表示装置にプロセス表示を行
うプロセス表示手段とをさらに備えたことを特徴とす
る。
【0018】請求項3の発明のプラント監視装置は、プ
ラントからの各プロセスデータに基づいて、あらかじめ
各運転状態ごとに設定された判定条件に従ってプラント
の運転状態を判定し、この判定された運転状態に基づい
て、各運転状態ごとに監視すべき表示項目を格納する表
示項目情報から対応する表示項目を抽出し、該表示項目
に対応するプロセスデータを用いて監視画面にプロセス
表示を行うことを特徴とする。
【0019】請求項4の発明は、上記プロセス表示が曲
線トレンド表示であることを特徴とする。。
【0020】請求項2〜4のプラント監視装置では、プ
ラントからのプロセスデータにより自動的に判定される
運転状態に応じて、あらかじめ割り付けられた監視ポイ
ントが抽出されるため、運転員による監視ポイントの検
索および登録の操作を行うことなく、その運転状態にて
運転員が監視すべきプロセス値の動向を自動的に提供す
ることが可能となる。
【0021】請求項5の発明は、請求項1のプラント監
視装置において、プラントの各運転状態ごとに運転手順
で確認すべき項目情報を格納する運転手順確認項目リス
トと、運転状態判定手段によって判定されたプラントの
運転状態に基づいて、運転手順確認項目リストから対応
する確認項目情報を取り出し、この確認項目情報に従っ
てプロセス入力手段によって入力されたプロセスデータ
を用いて確認する運転手順確認手段と、この運転手順確
認手段によって確認された結果およびその確認項目内容
を出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。
【0022】請求項6の発明は、請求項5のプラント監
視装置において、出力手段は表示装置または印字装置の
少なくともいずれかに出力することを特徴とする。
【0023】請求項7の発明のプラント監視装置は、プ
ラントから入力される各プロセスデータに基づいて、あ
らかじめ各運転状態ごとに設定された判定条件に従って
プラントの運転状態を判定し、この判定された運転状態
に基づいて、各運転状態ごとに運転手順で確認すべき項
目を格納する確認項目情報から対応する確認項目を検索
し、この確認項目に対応する前記プロセスデータを確認
して、確認した結果およびその確認項目内容を画面また
は紙面の少なくともいずれかにて出力することを特徴と
する。
【0024】請求項5〜7のプラント監視装置では、運
転状態に応じて必要な機器状態等の確認作業を運転員に
代わって行うことができ、運転員の作業を大幅に軽減す
ることができる。
【0025】請求項8の発明は、請求項1のプラント監
視装置において、プラントの各運転状態ごとに運転手順
情報を格納する運転手順監視リストと、運転状態判定手
段によって判定されたプラントの運転状態に基づいて、
運転手順監視リストから対応する運転手順情報を検索
し、この運転手順情報、プロセス入力手段によって入力
したプロセスデータおよび運転員による運転操作情報に
基づいて当該運転手順の進行状況を監視して今後の運転
手順を出力する運転監視手段と、この運転監視手段から
通知される今後の運転手順を表示装置に出力するプロセ
ス表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0026】請求項9の発明のプラント監視装置は、プ
ラントから入力される各プロセスデータに基づいて、あ
らかじめ各運転状態ごとに設定された判定条件に従って
プラントの運転状態を判定し、この判定された運転状態
に基づいて、各運転状態ごとに運転手順を格納する運転
手順情報より対応する運転手順を検索し、この運転手順
の進行状況を監視して今後の運転手順を時系列に画面に
表示することを特徴とする。
【0027】請求項8および9のプラント監視装置で
は、今後の運転手順として各運転状態における現在の運
転操作内容と今後の予定操作および予定操作時刻を表示
装置へ時系列に表示することが可能となる。
【0028】請求項10の発明は、請求項8のプラント
監視装置において、運転監視手段からの今後の運転手順
およびプロセス入力手段によって入力されたプロセスデ
ータに基づいて関連するプロセス予測値を算出するプラ
ント予測手段を備え、プロセス表示手段が、運転監視手
段からの今後の運転手順およびプラント予測手段からの
プロセス予測値を表示装置に表示することを特徴とす
る。
【0029】請求項11の発明のプラント監視装置は、
プラントから入力される各プロセスデータに基づいて、
あらかじめ各運転状態ごとに設定された判定条件に従っ
てプラントの運転状態を判定し、この判定された運転状
態に基づいて、各運転状態ごとに運転手順を格納する運
転手順情報より対応する運転手順を検索し、この運転手
順の進行状況を監視して今後の運転手順を時系列に画面
に表示するとともに、現在のプロセス値および今後の運
転手順に基づいて関連するプロセス予測値を計算し画面
に表示することを特徴とする。
【0030】請求項10および11のプラント監視装置
では、各運転状態における現在の運転操作内容と今後の
予定操作および予定操作時刻とともに各予定操作に対す
るプラントの予測値も表示装置へ時系列に表示すること
が可能となる。
【0031】請求項12の発明は、請求項10のプラン
ト監視装置において、運転員からの予定操作または予定
操作時刻の変更要求を入力する入力手段を備え、運転監
視手段が、入力手段から送られる予定操作または予定操
作時刻の変更要求に応じて今後の運転手順を変更しプラ
ント予測手段およびプロセス表示手段に出力することを
特徴とする。
【0032】請求項13の発明は、請求項11のプラン
ト監視装置において、画面に表示された今後の運転手順
における予定操作または予定操作時刻について運転員か
らの変更要求を受け付け、この予定操作または予定操作
時刻の変更により今後の運転手順を変更するとともにこ
の変更された運転手順に基づくプロセス予測値を算出
し、画面に表示することを特徴とする。
【0033】請求項12および13のプラント監視装置
では、規定の運転手順だけでなく、運転員が変更要求し
た運転手順とその運転手順に対するプラントの予測値を
表示装置へ時系列に表示することが可能となる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。
【0035】図1は、本発明のプラント監視装置の第1
の実施の形態を示すもので、このプラント監視装置1a
は、プロセス入力手段3、プロセスデータ設定領域5、
運転状態判定手段7、運転状態判定リスト9、表示項目
検出手段11、曲線表示項目リスト13、曲線表示項目
設定領域15、曲線データ収集手段17、曲線データ収
集リスト19、プロセス表示手段21、および、CRT
等の表示装置23とで構成されている。
【0036】プロセス入力手段3は、一定周期でプラン
ト25よりプロセス値を入力してプロセスデータ設定領
域5に設定する。
【0037】運転状態判定リスト9は、図2にそのデー
タ構成を示すように、番号順に並べられた各運転状態の
判定条件情報の所在を示すポインタ部と、運転状態ごと
にその判定条件情報を格納する判定条件情報部とで構成
される。
【0038】運転状態判定手段7は、プロセスデータ設
定領域5のプロセス値を用いて運転状態判定リスト9内
の全ての運転状態の判定条件について成立するか否かを
周期的に判定し、判定条件が成立した運転状態番号を表
示項目検出手段11へ通知する。
【0039】曲線表示項目リスト13は、図3にそのデ
ータ構成を示すように、運転状態番号順に並べられた各
運転状態での表示項目情報の所在を示すポインタ部と、
運転状態ごとに表示項目情報を格納する表示項目情報部
とで構成される。
【0040】表示項目検出手段11は、運転状態判定手
段7により判定された運転状態に基づいて、対応する表
示項目を曲線表示項目リスト13から検索し曲線表示項
目設定領域15に設定する。
【0041】曲線データ収集手段17は、曲線表示項目
リスト13に登録されている全ての表示項目について、
一定周期でプロセスデータ設定領域5から対応するプロ
セス値を入力し曲線データ収集リスト19へ保存する。
【0042】図4は、曲線データ収集リスト19のデー
タ構成を示したものであり、曲線データ収集リスト19
は表示項目順に並べられた各表示項目データの所在を示
すポインタ部と、各表示項目ごとに入力データを格納す
る表示項目データ部とで構成されている。
【0043】プロセス表示手段21は、曲線表示項目設
定領域15に設定された表示項目に基づいて、曲線デー
タ収集リスト19から対応する入力データを取り出し、
表示装置23へ履歴データを伴う曲線トレンドの表示を
行う。図5は、表示装置23への曲線トレンド表示の一
例である。
【0044】以上の構成により、プラントの運転状態が
変化した場合、本プラント監視装置1aは次のように作
用する。
【0045】運転状態判定手段7は、図2に示すような
運転状態判定リスト9から各運転状態の判定条件情報を
運転状態番号順に検索して、次の処理を行う。
【0046】運転状態iの判定条件情報に設定されてい
る入力ポイントのプロセス値をプロセスデータ設定領域
5より取り出し、規定条件に基づいて規定値と比較して
真偽の判定を行い、これを全ての入力ポイントに対して
行う。
【0047】次に、各入力ポイントに対する真偽の結果
を基に、運転状態判定リスト9に示される論理条件にて
運転状態iの状態判定を行い、真の場合は運転状態iが
成立したとして、表示項目検索手段11へ運転状態番号
“i”を通知し、次の運転状態i+1の処理へ移る。偽
の場合は、何も通知することなく次の運転状態の処理へ
移る。
【0048】表示項目検出手段11は、運転状態iが成
立した旨の通知を受けとると、運転状態番号“i”を検
索キーにして、図3に示すような曲線表示項目リスト1
3より曲線トレンド表示を行うべき表示項目を取り出
し、曲線表示項目設定領域15へ設定する。
【0049】プロセス表示手段21は、周期的に曲線表
示項目設定領域15を検索し、表示項目に対する曲線ト
レンド表示情報を、図4に示すような曲線データ収集リ
スト19より順次取り出し、表示装置23へ表示出力を
行う。
【0050】以上の作用により、本実施の形態によれ
ば、プラントの各運転状態において、必要とする監視ポ
イントを自動的に検出して、曲線トレンド表示のような
履歴データを伴うプロセス表示を運転員が操作すること
なく実施することができるため、運転員の負荷軽減がで
きるとともに、運転員は、プラントの運転操作および監
視に専念することができる。
【0051】図6は、本発明のプラント監視装置の第2
の実施の形態を示すもので、本プラント監視装置1b
は、プロセス入力手段3、プロセスデータ設定領域5、
運転状態判定手段7、運転状態判定リスト9、プロセス
表示手段21、CRT等の表示装置23、運転手順確認
手段31、運転手順確認項目リスト33、運転手順確認
データ設定領域35、印字手段37、および、プリンタ
装置39によって構成されている。
【0052】プロセス入力手段3、プロセスデータ設定
領域5、運転状態判定手段7、運転状態判定リスト9、
プロセス表示手段21、および、表示装置23は、第1
の実施の形態と共通する部分であり、重複する説明は省
略する。
【0053】運転手順確認項目リスト33は、図7に示
すようなデータ構成を有し、運転状態番号順に並べられ
た各運転状態の確認項目情報の所在を示すポインタ部
と、各運転状態ごとに確認項目情報を格納する確認項目
情報部とで構成される。各運転状態の確認項目情報に
は、その運転状態で確認が必要と思われるすべての確認
項目が設定されており、各確認項目には実際に確認が必
要か否かを判定するための確認条件と、確認判定の基準
となる結果判定情報と、確認データ値、確認時刻、およ
び結果判定情報に基づく確認結果の各初期値並びに確認
項目名称からなる確認項目内容が設定されている。
【0054】運転手順確認手段31は、運転状態判定手
段7によって判定された運転状態に基づいて、運転手順
確認項目リスト33を参照し、対応する運転手順確認項
目情報に登録されている全確認項目についての中から確
認条件が成立する確認項目について、プロセスデータ設
定領域5内のプロセス値を用いて確認し、この確認結果
を含む確認項目内容を運転手順確認データ設定領域35
へ設定する。
【0055】プロセス表示手段21は、運転手順確認手
段31より通知された運転手順確認項目に対応する表示
情報を運転手順確認データ設定領域35から検索して、
表示装置23へ出力する。
【0056】印字手段37は、運転手順確認手段31か
らの通知により運転手順確認データ設定領域35内の確
認項目内容をプリンタ装置39へ印字する。
【0057】以上の構成により、プラントの運転状態が
変化した場合、本プラント監視装置1bは次のように作
用する。
【0058】運転状態判定手段7は、周期的にプロセス
データ設定領域5に設定されているプロセス値を用い
て、図2に示すような運転状態判定リスト9に基づいて
各運転状態についてその判定条件が成立するか否かを判
定し、判定条件が成立したときその運転状態番号“i”
を運転手順確認手段31へ通知する。
【0059】運転手順確認手段31は、運転状態判定手
段7から通知される運転状態番号“i”により以下の処
理を行う。
【0060】(1)図7に示すような運転手順確認項目
リスト33より、通知された運転状態“i”に対応する
すべての確認項目情報を取り出し、各確認項目内の確認
項目内容を初期データとして運転手順確認データ設定領
域35へ設定する。
【0061】(2)各確認項目情報内に設定されている
論理条件・入力ポイント・規定条件および規定値より構
成された確認条件について、プロセスデータ設定領域5
のプロセス値を用いて成立するか否かを運転状態判定手
段7からの信号をもとに周期的に順次判定する。
【0062】(3)確認条件が成立した確認項目につい
て、結果判定情報に設定されている入力ポイントのプロ
セス値をプロセスデータ設定領域5より取り出し、この
プロセス値を確認データ値として、またこの時の時刻を
確認時刻として運転手順確認データ設定領域35へ設定
するとともに、結果判定情報内の規定条件および規定値
により確認データ値の確認判定を行い、その確認結果を
運転手順確認データ設定領域35へ設定する。
【0063】(4)上記(2)、(3)の処理を、全て
の確認項目について周期的に行い、全ての確認項目を確
認すると、印字手段37へ通知する。
【0064】印字手段37は、運転手順確認手段31か
らの通知により運転手順確認データ設定領域35に設定
されている情報をプリンタ装置39へ印字する。
【0065】プロセス表示手段21は、運転手順確認デ
ータ設定領域35に設定されている情報を表示装置23
へ周期的に表示する。
【0066】以上の作用により、本実施の形態によれ
ば、プラントの各運転状態において、運転員が確認すべ
き項目を確認場所の近くの表示装置へ提供することがで
きるため、分厚い運転手順書等を持運ぶ必要がなくな
る。また、確認項目のプロセス値や、そのプロセス値が
妥当であるかを自動的に判断して、その結果を表示装置
に表示するとともにプリンタ装置によって印字するた
め、運転員の確認漏れや記録シ−トへの記入漏れがなく
なる。このため、運転員の負荷軽減を図ることができ、
運転員はプラントの運転操作および監視に専念すること
ができる。
【0067】図8は、本発明のプラント監視装置の第3
の実施の形態を示すもので、本プラント監視装置1c
は、プロセス入力手段3、プロセスデータ設定領域5、
運転状態判定手段7、運転状態判定リスト9、プロセス
表示手段21、CRT等の表示装置23、運転監視手段
41、運転手順監視リスト43、運転手順データ設定領
域45、タッチスクリーン装置47、キー入力装置4
9、および、操作選択入力手段51によって構成されて
いる。
【0068】プロセス入力手段3、プロセスデータ設定
領域5、運転状態判定手段7、運転状態判定リスト9、
プロセス表示手段21、および、表示装置23は、第1
および第2の実施の形態と共通する部分であり、重複す
る説明は省略する。
【0069】運転手順監視リスト43は、図9に示すよ
うなデータ構成を有し、運転状態順に並べられた各運転
手順情報の所在を示すポインタ部と、運転状態ごとに運
転手順情報を格納する運転手順情報部とで構成されてい
る。なお、各運転手順情報部には、その運転状態におけ
る運転手順情報として各手順情報が操作順に設定されて
おり、各手順情報として、各手順の操作内容、過去の操
作時間から求められた平均操作時間、過去の操作回数、
操作開始を判定するため開始条件、および操作終了を判
定するための終了条件が記憶されている。
【0070】運転監視手段41は、運転手順監視リスト
43から運転状態判定手段7より通知された運転状態番
号“i”に対応する運転手順情報を検索して運転手順表
示データ設定領域45へ設定する。その後、プロセスデ
ータ設定領域5のプロセス値を参照して各手順の開始お
よび終了条件を周期的に判定して運転手順の進行状況を
監視し、各手順の終了ごとに運転手順表示データ設定領
域45の内容を更新する。また、各手順の開始条件成立
から終了条件成立までの操作時間を検出し、運転手順監
視リスト43に保存されている過去の操作時間との平均
操作時間を算出して運転手順監視リスト43に上書き保
存する。
【0071】操作選択入力手段51は、運転員による運
転操作をタッチスクリーン装置47等のポインティング
装置またはキー入力装置49を介して入力し、運転員の
操作状況を運転監視手段41へ通知する。
【0072】プロセス表示手段21は、運転手順表示デ
ータ設定領域45の内容を周期的に表示装置23へプロ
セス表示する。
【0073】以上の構成により、プラントの運転状態が
変化した場合、本プラント監視装置1cは次のように作
用する。
【0074】運転監視手段41は、運転状態判定手段7
より運転状態の変化の通知を受け、図9に示すような運
転手順監視リスト43より運転状態に対応する運転手順
情報に設定されている全手順について、それらの操作内
容を運転手順表示データ設定領域45へ設定するととも
に、過去の平均操作時間から、現在の時刻または前操作
の終了時刻以降の各予定操作時刻を求めて運転手順表示
データ設定領域D6へ設定する。
【0075】ついで、運転監視手段41は、タッチスク
リーン装置47等を介してなされた運転員の運転操作の
状況を操作選択入力手段51より受け、プロセスデータ
設定領域5のプロセス値を参照して運転手順監視リスト
43内の各手順の操作開始/終了条件より操作開始/終
了の判断を行い、操作終了が行われたと判断した場合
は、操作開始時刻からの経過時間を算出し、過去の平均
操作時間および操作回数より新たに平均操作時間を次式
に従って算出し、運転手順監視リスト43に新平均操作
時間および操作回数+1を設定する。 新平均操作時間=(旧平均操作時間*操作回数+今回操
作時間)/(操作回数+1) プロセス表示手段21は、周期的に運転手順表示データ
設定領域45の運転手順情報を表示装置23へ表示す
る。
【0076】以上の作用により、本実施の形態によれ
ば、運転手順書を見ることなく今後の運転操作について
知ることができ、また運転操作の時間的操作タイミング
を提供することが可能となる。
【0077】図10は、本発明のプラント監視装置の第
4の実施の形態を示すもので、本プラント監視装置1d
は、プロセス入力手段3、プロセスデータ設定領域5、
運転状態判定手段7、運転状態判定リスト9、プロセス
表示手段21、CRT等の表示装置23、運転監視手段
41、運転手順監視リスト43、運転手順データ設定領
域45、プラント予測手段53、および、予測値データ
設定領域55によって構成されている。
【0078】プロセス入力手段3、プロセスデータ設定
領域5、運転状態判定手段7、運転状態判定リスト9、
プロセス表示手段21、および表示装置23は、第1〜
第3の実施の形態と共通する部分であり、運転監視手段
41、運転手順監視リスト43、および運転手順データ
設定領域45は第3の実施の形態と共通する部分であ
り、重複する説明は省略する。
【0079】プラント予測手段53は、運転監視手段4
1からの各運転手順の終了通知により、プロセス入力手
段3にて入力されたプロセスデータ設定領域5にある現
在のプロセス値と運転監視手段41により設定された運
転手順表示データ設定領域45に示される予定操作とか
ら各予定操作に対応するプラントの予測値を計算し、予
測計算結果を予測値データ設定領域55に設定して、プ
ロセス表示手段21へ通知する。
【0080】以上の構成において、運転監視手段41の
作用により、現在の運転状態に対する運転手順の検索結
果が出力されるのに対して、以下のように作用する。
【0081】運転監視手段41は、各手順の終了条件が
成立するごとにプラント予測手段53へ通知する。
【0082】プラント予測手段53は、運転監視手段4
1からの通知のたびに、プロセスデータ設定領域5の現
在のプロセス値と運転手順表示データ設定領域45の運
転手順から、各手順に対応するプラントの予測値を予測
計算して、予測値データ設定領域55に設定する。
【0083】プロセス表示手段21は、運転手順表示デ
ータ設定領域45および予測値データ設定領域55の内
容を周期的に表示装置23へプロセス表示する。
【0084】これにより、各運転状態における現在の運
転操作内容と今後の予定操作および予定操作時刻ととも
に各予定操作に対するプラントの予測値も表示装置23
へ時系列に表示することが可能となる。
【0085】以上の作用により、本実施の形態によれ
ば、プラントの各運転状態において、その時の運転状態
から、今後の運転手順と現在のプロセス値からプラント
の予測値を運転員へ提供することができ、運転員の現在
状態から事前に予想される次の運転手順や予測値を確認
することができる。
【0086】図11は、本発明のプラント監視装置の第
5の実施の形態を示すもので、本プラント監視装置1e
は、プロセス入力手段3、プロセスデータ設定領域5、
運転状態判定手段7、運転状態判定リスト9、プロセス
表示手段21、CRT等の表示装置23、運転監視手段
41、運転手順監視リスト43、運転手順データ設定領
域45、タッチスクリーン装置47、キー入力装置4
9、操作選択入力手段51、プラント予測手段53、お
よび、予測値データ設定領域55によって構成されてい
る。
【0087】プロセス入力手段3、プロセスデータ設定
領域5、運転状態判定手段7、運転状態判定リスト9、
プロセス表示手段21、および表示装置23は、第1〜
第4の実施の形態と共通する部分であり、運転監視手段
41および運転手順データ設定領域45は第3および第
4の実施の形態と共通する部分であり、タッチスクリー
ン装置47、キー入力装置49、および操作選択入力手
段51は第3の実施の形態と共通する部分であり、プラ
ント予測手段53および予測値データ設定領域55は第
4の実施の形態と共通する部分である。
【0088】なお、この実施の形態で使用される運転手
順監視リスト43′は、図12に示すように、運転状態
順に並べられた各運転手順の所在を示すポインタ部と運
転手順情報部とで構成されているが、各運転状態におけ
る運転手順情報部には、図9に示す運転手順監視リスト
43と比較して、各手順からどの運転手順へ移行できる
かを示す運転手順変更情報がさらに設定されている。
【0089】また、操作選択入力手段51は、表示装置
23に表示されている運転手順である予定操作および予
定操作時刻の変更要求をタッチスクリーン装置47およ
びキー入力装置49を介して入力し、運転監視手段41
へ通知する。なお、タッチスクリーン装置47はポイン
ティング装置として用いられるものであり、他のポイン
ティング装置、例えばマウスやライトペン等を使用して
もよい。
【0090】以上の構成において、現在の運転状態に対
する今後の運転手順である予定操作と予定操作時刻およ
びそれに伴うプロセス予測値が図13のように画面表示
されている状態において、運転員からの予定操作時刻ま
たは予定操作の変更要求に対して、本プラント監視装置
1dは次のように作用する。
【0091】(a)予定操作時刻変更の場合 予定操作時刻を変更するために、運転員が表示装置23
に表示されている任意の予定操作時刻の表示領域をタッ
チすることにより、タッチ情報がタッチスクリーン装置
47を介して操作選択入力手段51へ通知される。
【0092】操作選択入力手段51は、通知されたタッ
チ情報より予定操作時刻の変更要求であることを判断
し、運転員へ予定操作時刻をキー入力するためのガイダ
ンスメッセージを表示装置23へ表示する。
【0093】その後、運転員からの新たな予定操作時刻
をキー入力装置49を介して入力し、操作時刻変更の対
象となる予定操作の情報と入力した新たな予定操作時刻
とを運転監視手段41へ通知する。
【0094】運転監視手段41は、通知された予定操作
の情報と新たな予定操作時刻より、運転手順表示データ
設定領域45の対象となる予定操作の予定操作時刻を変
更するとともに、それ以降の予定操作の予定操作時刻も
順次変更し、プラント予測手段53へ通知する。
【0095】プラント予測手段53は、運転監視手段4
1からの通知により、運転手順表示データ設定領域45
に設定されている予定操作および新たな予定操作時刻を
基に再度、各予定操作に対するプラントのプロセス値を
予測計算して予測値データ設定領域55を更新する。
【0096】プロセス表示手段21は、新たに設定され
た運転手順表示データ設定領域45と予測値データ設定
領域55の設定データを表示更新する。
【0097】以上の作用により、運転員が変更要求した
予定操作時刻に対する各予定操作の予定操作時刻とそれ
に伴うプロセス予測値の表示更新を行うことが可能とな
る。
【0098】(b)予定操作変更の場合 予定操作を変更するために、運転員が表示装置23に表
示されている任意の予定操作の表示領域をタッチするこ
とにより、タッチ情報がタッチスクリーン装置47を介
して操作選択入力手段51へ通知される。
【0099】操作選択入力手段51は、通知されたタッ
チ情報より予定操作の変更要求であることを判断し、タ
ッチ選択された予定操作の運転手順変更情報を図12に
示すような運転手順監視リスト43′より検索し、運転
員へどの運転手順へ移行可能かを示すために検索した運
転手順変更の情報のリストアップ情報を表示装置23へ
表示する。
【0100】その後、運転員がリストアップ情報表示の
中から任意の運転手順をタッチ選択することにより、タ
ッチスクリーン入力装置23を介して新たな予定操作を
入力し、運転監視手段41へ通知する。
【0101】運転監視手段41は、通知された新たな予
定操作情報をもとに運転手順監視リスト43′からそれ
以降の運転手順情報を検索し、運転手順表示データ設定
領域45へ設定してプラント予測手段53へ通知する。
【0102】プラント予測手段53は、運転監視手段4
1からの通知により、運転手順表示データ設定領域45
に設定されている予定操作および予定操作時刻を基に再
度、各予定操作に対するプラントのプロセス値を予測計
算して予測値データ設定領域55を更新する。
【0103】プロセス表示手段21は、新たに設定され
た運転手順表示データ設定領域45と予測値データ設定
領域55の設定データを表示更新する。
【0104】これにより、運転員が変更要求した予定操
作に対するそれ以降の予定操作時刻と、それに伴うプロ
セス予測値の表示更新を行うことが可能となる。
【0105】以上の作用により、本実施の形態によれ
ば、現在の予定操作時刻を任意に変更可能となり、その
予定操作の予定操作時刻変更に伴うそれ以降の予定操作
の予定操作時刻とともに、それに伴うプラントの予測値
も認識することが可能となる。
【0106】また、現在の予定操作から移行可能な運転
手順へ変更可能となり、変更後の運転手順の予定操作お
よび予定操作時刻とともに、それに伴うプラントの予測
値も認識することが可能となる。
【0107】
【発明の効果】上記したように、本発明のプラント監視
装置によれば、逐次変化するプラントの運転状態に対
し、その時のプラントの運転操作および監視に最適なプ
ラント情報を、運転員へ自動的に提供することができ
る。
【0108】また、本発明のプラント監視装置によれ
ば、プラントの各運転状態において、その時の運転状態
で必要な確認作業の情報および確認結果を自動的に運転
員へ提供することができ、運転員の確認作業の補助を行
うことができる。
【0109】また、本発明のプラント監視装置によれ
ば、プラントの各運転状態において、その時の対応する
運転手順を検索し、運転手順の進行状況を監視するとと
もに、各手順の操作開始から操作完了までの操作時間を
検出して過去の操作時間との平均操作時間を算出し、現
在の運転操作内容と今後の予定操作および予定操作時刻
などの運転手順を表示装置へ時系列に表示するととも
に、運転手順の進行状況に従い今後の手順を更新するこ
とにより、現状および今後のプラントの運転手順を運転
員へ提供することができる。
【0110】また、本発明のプラント監視装置によれ
ば、プラントの各運転状態において、その時の運転状態
から今後の運転手順を運転員へ示すことができるととも
に、この今後の運転手順と現在のプロセス値からプラン
トの予測値を運転員へ提供することができ、運転員は現
在状態から予想される次の運転手順や予測値を事前に確
認することができる。
【0111】以上のように、本発明のプラント監視装置
によれば、プラントの各運転状態における運転操作およ
び監視、または、運転員による確認作業に必要な情報を
自動的に提供することができるため、運転員の負荷が軽
減され、プラントの運転および監視に専念することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のプラント監視装置
を示すブロック図である。
【図2】図1における運転状態判定リスト9のデータ構
成例を示す図である。
【図3】図1における曲線表示項目リスト13のデータ
構成例を示す図である。
【図4】図1における曲線データ収集リスト19のデー
タ構成例を示す図である。
【図5】図1における表示装置23に表示される曲線ト
レンド表示画面例である。
【図6】本発明の第2の実施の形態のプラント監視装置
を示すブロック図である。
【図7】図6における運転手順確認項目リスト33のデ
ータ構成例を示す図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態のプラント監視装置
を示すブロック図である。
【図9】図8における運転手順監視リスト43のデータ
構成例を示す図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態のプラント監視装
置を示すブロック図である。
【図11】本発明の第5の実施の形態のプラント監視装
置を示すブロック図である。
【図12】図11における運転手順監視リスト43′の
データ構成例を示す図である。
【図13】本発明のプラント監視装置による監視画面表
示例である。
【符号の説明】
1………プラント監視装置 3………プロセス入力手段 5………プロセスデータ設定領域 7………運転状態判定手段 9………運転状態判定リスト 11………表示項目検索手段 13………曲線表示項目リスト 15………曲線表示項目設定領域 17………曲線データ収集手段 19………曲線データ収集リスト 21………プロセス表示手段 23………表示装置 31………運転手順確認手段 33………運転手順確認項目リスト 35………運転手順確認データ設定領域 37………印字手段 39………プリンタ装置 41………運転監視手段 43、43′………運転手順監視リスト 45………運転手順表示データ設定領域 47………タッチスクリーン装置 49………キー入力装置 51………操作選択入力手段 53………プラント予測手段 55………予測値データ設定領域

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントからプロセスデータを入力する
    プロセス入力手段と、 プラントの運転状態を判定するための判定条件を運転状
    態ごとに格納する運転状態判定リストと、 前記プロセス入力手段によって入力されたプロセスデー
    タを用いて、前記運転状態判定リスト内の各運転状態の
    判定条件について成立するか否かを順次判定し、判定条
    件が成立した運転状態をプラントの運転状態として判定
    する運転状態判定手段とを備えたことを特徴とするプラ
    ント監視装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプラント監視装置におい
    て、 プラントの各運転状態ごとに監視すべき表示項目を格納
    する表示項目リストと、 前記運転状態判定手段によって判定されたプラントの運
    転状態に基づいて、前記表示項目リストから対応する表
    示項目を検索する表示項目検索手段と、 この表示項目検索手段によって検索された表示項目に基
    づいて、前記プロセス入力手段によって入力されたプロ
    セスデータから対応するプロセスデータを抽出し表示装
    置にプロセス表示を行うプロセス表示手段とをさらに備
    えたことを特徴とするプラント監視装置。
  3. 【請求項3】 プラントからの各プロセスデータに基づ
    いて、あらかじめ各運転状態ごとに設定された判定条件
    に従ってプラントの運転状態を判定し、この判定された
    運転状態に基づいて、各運転状態ごとに監視すべき表示
    項目を格納する表示項目情報から対応する表示項目を抽
    出し、該表示項目に対応するプロセスデータを用いて監
    視画面にプロセス表示を行うことを特徴とするプラント
    監視装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載のプラント監視装
    置において、プロセス表示は曲線トレンド表示であるこ
    とを特徴とするプラント監視装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のプラント監視装置におい
    て、 プラントの各運転状態ごとに運転手順で確認すべき項目
    情報を格納する運転手順確認項目リストと、 前記運転状態判定手段によって判定されたプラントの運
    転状態に基づいて、前記運転手順確認項目リストから対
    応する確認項目情報を取り出し、この確認項目情報に従
    って前記プロセス入力手段によって入力されたプロセス
    データを用いて確認する運転手順確認手段と、 この運転手順確認手段によって確認された結果およびそ
    の確認項目内容を出力する出力手段とを備えたことを特
    徴とするプラント監視装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のプラント監視装置におい
    て、前記出力手段は表示装置または印字装置の少なくと
    もいずれかに出力することを特徴とするプラント監視装
    置。
  7. 【請求項7】 プラントから入力される各プロセスデー
    タに基づいて、あらかじめ各運転状態ごとに設定された
    判定条件に従ってプラントの運転状態を判定し、この判
    定された運転状態に基づいて、各運転状態ごとに運転手
    順で確認すべき項目を格納する確認項目情報から対応す
    る確認項目を検索し、この確認項目に対応する前記プロ
    セスデータを確認して、確認した結果およびその確認項
    目内容を画面または紙面の少なくともいずれかにて出力
    することを特徴とするプラント監視装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のプラント監視装置におい
    て、 プラントの各運転状態ごとに運転手順情報を格納する運
    転手順監視リストと、 前記運転状態判定手段によって判定されたプラントの運
    転状態に基づいて、前記運転手順監視リストから対応す
    る運転手順情報を検索し、この運転手順情報、前記プロ
    セス入力手段によって入力したプロセスデータおよび運
    転員による運転操作情報に基づいて当該運転手順の進行
    状況を監視して今後の運転手順を出力する運転監視手段
    と、 この運転監視手段から通知される今後の運転手順を表示
    装置に出力するプロセス表示手段とを備えたことを特徴
    とするプラント監視装置。
  9. 【請求項9】 プラントから入力される各プロセスデー
    タに基づいて、あらかじめ各運転状態ごとに設定された
    判定条件に従ってプラントの運転状態を判定し、この判
    定された運転状態に基づいて、各運転状態ごとに運転手
    順を格納する運転手順情報より対応する運転手順を検索
    し、この運転手順の進行状況を監視して今後の運転手順
    を時系列に画面に表示することを特徴とするプラント監
    視装置。
  10. 【請求項10】 請求項8記載のプラント監視装置にお
    いて、 前記運転監視手段からの今後の運転手順および前記プロ
    セス入力手段によって入力されたプロセスデータに基づ
    いて関連するプロセス予測値を算出するプラント予測手
    段を備え、 前記プロセス表示手段が、前記運転監視手段からの今後
    の運転手順および前記プラント予測手段からのプロセス
    予測値を表示装置に表示することを特徴とするプラント
    監視装置。
  11. 【請求項11】 プラントから入力される各プロセスデ
    ータに基づいて、あらかじめ各運転状態ごとに設定され
    た判定条件に従ってプラントの運転状態を判定し、この
    判定された運転状態に基づいて、各運転状態ごとに運転
    手順を格納する運転手順情報より対応する運転手順を検
    索し、この運転手順の進行状況を監視して今後の運転手
    順を時系列に画面に表示するとともに、現在のプロセス
    値および今後の運転手順に基づいて関連するプロセス予
    測値を計算し前記画面に表示することを特徴とするプラ
    ント監視装置。
  12. 【請求項12】 請求項10記載のプラント監視装置に
    おいて、 運転員からの予定操作または予定操作時刻の変更要求を
    入力する入力手段を備え、 前記運転監視手段が、前記入力手段から送られる予定操
    作または予定操作時刻の変更要求に応じて今後の運転手
    順を変更し前記プラント予測手段および前記プロセス表
    示手段に出力することを特徴とするプラント監視装置。
  13. 【請求項13】 請求項11記載のプラント監視装置に
    おいて、画面に表示された今後の運転手順における予定
    操作または予定操作時刻について運転員からの変更要求
    を受け付け、この予定操作または予定操作時刻の変更に
    より今後の運転手順を変更するとともにこの変更された
    運転手順に基づくプロセス予測値を算出し、前記画面に
    表示することを特徴とするプラント監視装置。
JP17385396A 1996-07-03 1996-07-03 プラント監視装置 Pending JPH1020924A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009205356A (ja) * 2008-02-27 2009-09-10 Nec Fielding Ltd 遠隔通報システムおよび電子計算機、並びに、遠隔通報方法
JP2009537900A (ja) * 2006-05-19 2009-10-29 ウエスチングハウス・エレクトリック・カンパニー・エルエルシー コンピュータ化された手順システム
JP2010231679A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Mitsubishi Electric Corp プラント運転支援システム
WO2013146432A1 (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 三菱重工業株式会社 原子力プラントの中央制御装置、プラント運転支援装置およびプラント運転支援方法
JP2013200838A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 原子力プラントの中央制御装置

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