JPH11296527A

JPH11296527A - ビル設備の保守部品検索支援装置

Info

Publication number: JPH11296527A
Application number: JP9483398A
Authority: JP
Inventors: Michisuke Sasaki; 道甫佐々木; Shinji Kudo; 真士工藤; Seisuke Urata; 清助浦田; Hiroaki Iwafune; 弘皓岩船; Seiji Hashiguchi; 精二橋口
Original assignee: Hitachi Building Systems Co Ltd
Current assignee: Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority date: 1998-04-07
Filing date: 1998-04-07
Publication date: 1999-10-29

Abstract

(57)【要約】【課題】作業効率のよいビル設備の保守部品検索支援
装置を提供する。【解決手段】表示部３の検索仕様表示部１４と結果表
示部１５を有する検索画面の検索仕様表示部１４に、入
力部１から保守部品名を入力する部品名表示部１６と、
入力した部品名から対応する部品番号を検索して結果表
示部１５に表示する検索指示部１６と、入力した部品名
に対応する仕様項目名を表示する仕様項目名表示部１９
ａ〜１９ｄおよび仕様項目を表示する仕様項目表示部２
０ａ〜２０ｄと、入力した部品名に対応する仕様項目名
を説明した説明図を結果表示部１５に表示する説明図表
示指示部１８とを設け、結果表示部１５を見ながら仕様
項目名を正確に入力して、これに対応する保守部品を正
確に特定するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ビル設備用保守部
品の情報管理を支援するビル設備の保守部品検索支援装
置に関する。

【０００２】

【従来の技術】一般に、エレベータ等のビル設備の保守
管理は、専門的な知識と経験を必要とするので保守会社
に委託する場合が多く、委託された保守会社は要所に営
業所等の営業拠点を設けて保守員を配置し、そのビル設
備を有する顧客ビルを定期的に巡回してビル設備の保守
点検業務を行なっている。エレベータの保守点検を行な
っているときに、保守員が部品交換の必要があると判断
した場合、保守員はその部品番号を特定し、その部品番
号に従って交換部品を発注して部品の入荷を待つという
手順がとられる。部品番号の特定は、エレベータ毎に用
意されている保守部品の構成表をコンピュータの端末装
置に表示し、保守部品の部品名に基づいて当該部品を検
索したり、エレベータの機種毎に揃えられた図面を綴じ
込んだ機種別保守部品台帳や、エレベータの装置別部品
番号順に綴じ込んだ装置別部品番号順保守部品台帳の数
十冊の中から部品名に基づいて当該部品を検索した後、
抽出した部品の形状寸法等の特徴を交換部品と照合して
同一部品であることを確認して行なっていた。

【０００３】近年、コンピュータを用いた部品検索装置
およびこれに搭載されるソフトの技術が飛躍的に進歩し
ており、特に自動車の整備や家庭電気製品の部品管理の
分野では、保守部品情報をＣＤ−ＲＯＭに格納して随時
表示装置上に読み出し表示可能にすることによって部品
検索の効率化を図っている。また、ビル設備の保守管理
業務においても保守部品情報の電子化を図ることが検討
され一部実用化されており、特開平７−２９４２６６号
公報に記載のように、ビル設備を構成する各種保守部品
の名称データとその部品の仕様項目とを指定して該当す
る保守部品の図面を検索する保守部品検索支援装置が提
案されている。この保守部品検索支援装置では、交換す
る部品の部品番号を特定する場合、その部品名とその部
品に関する所望の仕様を入力し、入力した情報に基づい
て保守部品の部品番号を検索して該当する部品番号と部
品名を検索結果一覧表として表示画面に表示し、その表
示されたものの中から所望の部品番号を指定することに
よって、その部品番号の図面を表示画面に表示させて形
状寸法の照合確認を行なうようにしている。また、次の
図面を表示画面に表示させる場合には、検索結果一覧表
の次の部品番号の図面を順送りで表示するようにしてい
た。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ビル設備の保守部品検索支援装置は、部品名とその部品
に関する所望の仕様を入力して検索するようにしていた
ため、所望の部品に関する仕様を入力するとき、操作者
がその部品の仕様項目の意味を全て憶えているわけでは
ないので、正確に入力するために部品名毎の仕様項目説
明図を綴じ込んだファイルを取り出して、その中から部
品名をもとに所望の仕様項目説明図を探し、その仕様項
目説明図をみて仕様項目の意味を調べてから所望の仕様
を入力しなければならず、仕様を正確に入力するために
多くの時間を要し、作業効率の低下を招いていた。

【０００５】本発明の目的とするところは、作業効率の
よいビル設備の保守部品検索支援装置を提供することに
ある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ビル設備を構成する保守部品の部品番号
と、この保守部品の画像情報を予め記憶した記憶部、こ
れらの情報を画面表示する表示部、入力手段から入力し
た上記保守部品の部品名によって上記記憶部から読み出
された上記保守部品の情報を検索して上記表示部に表示
させる制御部を有するビル設備の保守部品検索支援装置
において、上記表示部の検索画面に、上記入力手段から
入力される部品名に対応して仕様項目名を表示する仕様
項目名表示部と、この仕様項目名表示部に対応する仕様
項目を入力する仕様項目表示部と、上記部品名毎に上記
仕様項目名の説明図の画像情報を予め記憶させた上記記
憶部から引き出して上記表示部に表示させる説明図表示
指示部とを設け、上記制御部は、少なくとも上記入力手
段から入力した部品名と上記仕様項目表示部に入力した
仕様項目とから上記保守部品の上記部品番号を表示する
ようにしたことを特徴とする。

【０００７】上述したように本発明のビル設備の保守部
品検索支援装置は、表示部に検索画面を表示して、所望
の保守部品の部品名を入力部から入力した後、所望の保
守部品の各種仕様を入力するときに、説明図表示指示部
を操作してその部品名の仕様項目の説明図を表示させる
ことができるので、表示部に仕様項目名の説明図を表示
した状態で、所望の部品に関する仕様項目を正確かつ容
易に入力することができるようになり、保守部品の特定
の作業を効率よく行なうことができる。

【０００８】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。図１は、本発明の一実施の形態による
ビル設備の保守部品検索支援装置を示すブロック図であ
る。ビル設備の保守部品検索支援装置は、種々のデータ
や指令などの情報を入力する入力部１と、後述する制御
部が実行する処理プログラムが格納されているＲＯＭお
よび入力データや処理の過程での一時記憶に使用される
ＲＡＭからなる主記憶部２ａと、エレベータの保守部品
図面の画像情報と保守部品部品名毎の仕様項目説明図の
画像情報を記憶する第１の記憶部２ｂと、保守部品の部
品番号毎の仕様情報を記憶する第２の記憶部２ｃと、保
守部品部品名と仕様項目名および仕様項目説明図番号を
記憶する第３の記憶部２ｄと、第２の記憶部２ｃに記憶
された保守部品の個別情報を指示された部品名のデータ
と仕様項目のデータで検索して抽出された情報を一時的
に記憶する第４の記憶部２ｅと、各種の保守部品情報が
整理された表や保守部品の画像等の情報を表示する表示
部３と、紙等へ各種の情報を印刷して排出したり外部装
置に情報転送する出力部４と、上述した各部間で情報を
やり取りして各部を制御すると共にデータ処理を実行す
る制御部５とから構成されている。

【０００９】図２は、上述した第１の記憶部２ｂに予め
記憶した保守部品の画像情報を示す画面の平面図であ
る。同図に示すように保守部品の画像情報には保守部品
図面毎の画像情報と保守部品の部品名毎に仕様項目名説
明図の画像情報があり、前者の保守部品図面の画像情報
には、その部品の部品番号６とその部品の図面の画像情
報７が対応付けられて記憶され、後者の保守部品の部品
名の仕様項目名説明図の画像情報には、その部品名の仕
様項目名説明図の番号８とその説明図の画像情報９が対
応付けられて記憶されている。

【００１０】図３は、第２の記憶部２ｃに予め記憶した
保守部品の仕様情報を表で示す画面の平面図である。同
図に示すように保守部品の仕様情報は、その保守部品の
部品番号６と部品名１０および仕様項目の内容を表す幾
つかの保守部品仕様、実際には同図に示す保守部品の複
数の仕様項目１１ａ〜１１ｃの個別情報が対応付けられ
て記憶されている。また第４の記憶部２ｅに記憶した保
守部品情報も情報の数は少ないものの、図３に示したも
のと同様の内容で記憶されている。

【００１１】図４は、第３の記憶部２ｄに予め記憶した
保守部品名情報を表で示す画面の平面図である。同図に
示すように保守部品名情報は、保守部品の部品名１０と
仕様項目名１２ａ〜１２ｃおよび仕様項目説明図番号１
３が対応付けられて記憶されている。

【００１２】図５は、上述した表示部３に表示された検
索画面の平面図である。この検索画面は、検索仕様表示
部１４と、結果表示部１５とから構成されており、検索
仕様表示部１４には部品名表示部１６と、検索指示部１
７と、説明図表示指示部１８と、仕様項目名表示部１９
ａ〜１９ｄおよび仕様項目表示部２０ａ〜２０ｄを表示
し、また結果表示部１５には、図６に示す内容または図
７に示す内容を表示するようにしている。入力部１を操
作して所望の保守部品の部品名を指示入力すると、部品
名表示部１６にはその部品名１０が表示され、このとき
制御部５は第３の記憶部２ｄから部品名表示部１６に表
示された部品名１０と同じ部品名の仕様項目名１２ａ〜
１２ｄを描出して、仕様項目名表示部１９ａ〜１９ｄに
それぞれ表示する。次いで、入力部１を操作して所望の
保守部品の仕様項目を指示入力すると、仕様項目表示部
２０ａ〜２０ｄにはそれぞれ対応する仕様項目が表示さ
れる。部品名表示部１６に表示された部品名で、仕様項
目表示部２０ａ〜２０ｄに表示された仕様項目の部品番
号を検索指示する場合は、検索指示部１７を接触操作す
る。検索指示部１７が接触操作されると、結果表示部１
５には図６に示したような検索結果が表示される。

【００１３】図６に示した検索結果は、検索結果表示部
２１と、操作情報入力部２２から成っている。検索指示
部１７が接触操作されると、制御部５は第２の記憶部２
ｃから部品名表示部１６に表示された部品名１０と同じ
部品名で仕様項目表示部２０ａ〜２０ｄに表示された仕
様項目と同じ仕様項目の保守部品情報を抽出し、各保守
部品情報を部品番号６の順に並べ替えて検索結果表示部
２１に表示する。検索結果表示部２１は列の左から、項
番欄２１ａ、部品番号欄２１ｂ、部品名欄２１ｃ、抽出
件数欄２１ｄの順で配列されている。抽出件数欄２１ｄ
には抽出された部品番号の数が表示される。操作情報入
力部２２は、該当する図面を表示させるための図面表示
指示部２２ａ、表示画面の表示を終了させるための終了
指示部２２ｂおよび抽出された部品番号の保守部品情報
を前後送り指示に従って前後に順送りするための順送り
指示部２２ｃから成っている。

【００１４】仕様項目を指示入力するために各仕様項目
名の意味を調べるなどの場合、図５に示した説明図表示
指示部１８を接触操作する。すると、図５に示した結果
表示部１５には図７に示した仕様項目名説明図が表示さ
れる。この仕様項目名説明図は、説明図表示部２３と戻
り指示部２４とから成っており、説明図表示指示部１８
を接触指示すると、制御部５は第３の記憶部２ｄから部
品名表示部１６に表示された部品名１０と同じ部品名の
仕様項目名説明図の図面番号８を抽出し、第１の記憶部
２ｂからその図面番号の画像情報９を抽出して説明図表
示部２３に表示する。具体的には、部品名表示部１６に
部品名１０としてドアハンガーと表示されている場合、
図１０に示したドアハンガーの仕様項目名説明図（Ｇ１
２０００２０）が図７の説明図表示部２３に表示され
る。この結果、仕様項目名のローラ径、軸高さおよび取
付ピッチ等の意味を知ることができる。

【００１５】図８は、図６に示した図面表示指示部２２
ａへの接触操作により表示部３に表示された図面表示画
面を示す平面図である。この図面表示画面には、表示指
示された保守部品の図面が表示される図面表示部２５
と、図面表示画面に関する操作指令を入力するための図
面操作情報入力部２６が表示されている。この図面操作
情報入力部２６は、検索により抽出された保守部品を表
示させる画面に戻る検索画面戻り指示部２６ａと、表示
画面の表示を終了させるための終了指示部２６ｂと、検
索により抽出された保守部品の図面の画面表示を前後送
り指示に従って前後に順送りさせるための図面順送り指
示部２６ｃとから成っている。また図面表示部２５に表
示される保守部品の図面の具体例として、部品番号Ｐ１
２１０１００のドアハンガーの正面図と側面図を図９に
示している。

【００１６】次に、図１１〜図１４に示したフローチャ
ートを用いて上述したビル設備の保守部品検索支援装置
による保守部品検索処理動作を説明する。保守部品を検
索するときは、ステップＳ１で入力部１の操作盤を操作
してメニュー画面表示指令を入力すると、表示部３に図
示しないメニュー画面が表示される。次に、ステップＳ
２でこのメニュー画面の終了指令が入力されたか否かを
判断して、その判断結果、メニュー画面終了指令が入力
されたならば保守部品検索処理の動作を終了する。しか
し、ステップＳ２でメニュー画面の終了指令が入力され
ていないならば、ステップＳ３で検索画面の表示指令が
入力されたか否かを判断する。その判断結果が否なら
ば、ステップＳ４でメニュー画面内に表示された他の項
目の指令が入力されたか否かを判断し、その判断結果が
否ならばステップＳ２に戻り、一方、他の項目の指令が
入力されたならば、ステップＳ５で表示部３に当該指令
の対象となった項目を表示させる。そして、ステップＳ
６で表示内容に対応する処理を行なった後、最初のステ
ップＳ１に戻る。

【００１７】ステップＳ３で検索画面の表示指令が入力
されたならば、ステップＳ７で表示部３に図５の検索画
面、つまり、その検索仕様表示部１４に部品名表示部１
６、検索指示部１７、説明図表示指示部１８、仕様項目
名表示部１９ａ〜１９ｄおよび仕様項目表示部２０ａ〜
２０ｄを表示する。次に、ステップＳ８で入力部１の操
作盤の操作により部品名表示部１６からの指令が入力さ
れたか否かを判断し、指令が入力されていればステップ
Ｓ９で部品名表示部１６からの指示入力を受付けて画面
に表示し、ステップＳ８に戻る。ステップＳ８で判断結
果が否ならば、ステップＳ１０で部品名表示部１６で部
品名が指示されているか否かを判断し、指示されていな
ければステップＳ１１で誤操作である旨の案内文を画面
に表示させて、操作員に部品名の入力操作を促し、ステ
ップＳ８に戻る。一方、ステップＳ１０で部品名が指示
されていれば、部品名を入力したときに制御部５は第３
の記憶部２ｄから部品名表示部１６に表示されている部
品名と同じ部品名の仕様項目名を抽出して仕様項目名表
示部１９ａ〜１９ｄに表示し、ステップＳ１２で入力部
１の操作盤の操作により仕様項目表示部２０ａ〜２０ｄ
からの指令が入力されたか否かを判断し、指令入力があ
ればステップＳ１３で仕様項目表示部２０ａ〜２０ｄか
らの指示入力を受付けて画面に表示し、ステップＳ８に
戻る。

【００１８】しかし、入力者が仕様項目表示部２０ａ〜
２０ｄの正確な意味を理解することができなくてステッ
プＳ１２で仕様項目表示部２０ａ〜２０ｄの指令入力が
できない場合、ステップＳ１４で入力部１の操作盤の操
作により検索指示部１７からの指令が入力されたか否か
を判断し、この指令入力があれば仕様項目表示部２０ａ
〜２０ｄの情報を得るために図１２のステップＳ１７の
処理に移るが、ここではステップＳ１４で検索指示部１
７からの指令がないので、ステップＳ１５で入力部１の
操作盤の操作により説明図表示指示部１８からの指令が
入力されたか否かを判断し、これがあった場合は仕様項
目表示部２０ａ〜２０ｄの情報を得るために図１４に示
したステップＳ３６の処理に移る。また、この説明図表
示指示部１８からの指令入力がない場合は、ステップＳ
１６で検索画面の結果表示部１５に表示された図７の説
明図表示部２３および戻り指示部２４を画面から消去
し、ステップＳ８に戻る。

【００１９】図１１に示したステップＳ１５で説明図表
示指示部１８からの指令であると判断された場合、図１
４のステップＳ３６に移って、図５に示した検索画面の
結果表示部１５に図７に示した説明図表示部２３および
戻り指示部２４を表示する。続いてステップＳ３７で、
第３の記憶部２ｄから図５の部品名表示部１６で指示さ
れた部品名と同じ部品名の仕様項目名説明図の図面番号
を抽出し、第１の記憶部２ｂからこれに対応する図面番
号の画像情報を抽出し、図１０に示すように説明図表示
部２３に表示し、図１１に示したステップＳ８に戻る。
これによって入力者は、仕様項目表示部２０ａ〜２０ｄ
の正確な情報を得るので、これに対応する情報を入力部
１の操作盤の操作により入力することができるようにな
る。

【００２０】図１２のステップＳ１７では、第２の記憶
部２ｃから部品名表示部１６で指示された部品名と同じ
部品名で仕様項目表示部２０で指示された仕様項目に該
当する保守部品情報を抽出し第４の記憶部２ｅに格納す
る。続いて、ステップＳ１８で第４の記憶部２ｅの保守
部品情報を部品番号順に並べ替え項番欄に上昇順に番号
をつける。次に、検索画面の結果表示部１５に図６に示
した検索結果表示部２１および操作情報入力部２２を表
示し、ステップＳ１９で第４の記憶部２ｅの保守部品情
報数を抽出件数表示部２１ｄに表示させ、ステップＳ２
０で第４の記憶部２ｅに格納した保守部品情報の項番と
部品番号および部品名をそれぞれ項番欄２１ａと部品番
号欄２１ｂおよび部品名欄２１ｃに表示する。

【００２１】次のステップＳ２１では図面表示指示部２
２ａが操作され、図面表示指示の指令が発せられたか否
かを判断して、その指令があるならば、ステップＳ２２
で部品番号表示欄２１ｂで部品番号が入力指示されてい
るか否かを判断する。しかしステップＳ２２で指令がな
かったならば、ステップＳ２３で「誤操作である」旨の
案内文を画面に表示させて、操作者に表示させる部品番
号の指示入力操作を促してステップＳ２１に戻る。ステ
ップＳ２１で指令がないと判断されたなら、ステップＳ
２４で部品番号表示欄２１ｂの部品番号の指示の指令で
あるか否かを判断し、指令があればステップＳ２５で部
品番号表示欄２１ｂの中で指示された部品番号を作業領
域ＷＡに格納した後、ステップＳ２１に戻る。一方、ス
テップＳ２４の判断結果が指令なしであれば、順送り指
示部２２ｃが操作され、その後のステップＳ２６で順送
り指示の指令が発せられたか否かを判断し、その順送り
指令があると判断されればステップＳ２０に戻り、その
順送り指令がなければステップＳ２７で終了指示部２２
ｂからの指令であるか否かを判断し、そうであれば図１
１のステップＳ１に戻る。しかし、ステップＳ２７で終
了指示部２２ｂからの指令でなければ図１１のステップ
Ｓ８に戻る。

【００２２】上述したステップＳ２２で部品番号の指示
があると判断されれば、図１３に示したステップＳ２８
に移る。ここでは、検索画面に関する情報を退避し表示
を消去した後、ステップＳ２９で図８に示した図面表示
画面を表示して図面操作情報入力部２６を表示する。次
に、第１の記憶部２ｂから作業領域ＷＡに格納された部
品番号の画像情報を抽出し、それをステップＳ３０で図
面表示部２５に表示する。続いて、ステップＳ３１で図
面順送り指示部２６ｃからの指令であるか否かを判断
し、そうであればステップＳ３２において、第４の記憶
部２ｅの中で次に図面表示する部品番号を決めその部品
番号を抽出し、ステップＳ３３でその部品番号を作業領
域ＷＡに格納してステップＳ３０に戻る。一方、ステッ
プＳ３１において図面順送り指示部２６ｃからの指令で
ないと判断された場合、ステップＳ３４で検索画面戻り
指示部２６ａからの指令であるか否かを判断し、そうで
あればステップＳ３５で先のステップＳ２８で退避した
検索画面に関する情報を回復しその画面を表示し、図１
２に示したステップＳ２１に戻る。またステップＳ３４
で検索画面戻り指示部２６ａからの指令ではないと判断
されたならば図１１に示したステップＳ１に戻る。

【００２３】上述したように図５に示した検索画面は、
部品名表示部１６に部品名を入力したとき、それに対応
する仕様項目名表示部１９ａ〜１９ｄに仕様項目名を表
示するようにし、しかも、この検索画面を検索仕様表示
部１４および結果表示部１５に分割し、検索仕様表示部
１４に検索指示部１７および説明図表示指示部１８を設
けて、これら検索指示部１７および説明図表示指示部１
８の操作結果を結果表示部１５に表示するようにしたた
め、検索指示部１７を指示した場合には、結果表示部１
５に図６を表示することができ、また指示した部品番号
２１ｂの保守部品の図面を図８に示したように順次切り
替え可能に表示することができ、また、説明図表示指示
部１８を指示した場合には、結果表示部１５に図７およ
び図１０に示すように仕様項目名の説明図を表示するこ
とができ、これらの結果表示部１５の表示を見ながら仕
様項目名を正確に入力して部品名を容易に特定すること
ができるようになり、従来に比べて作業効率を大幅に向
上させることができる。

【００２４】尚、上述した実施の形態では、ビル設備と
してエレベータを例示したが、その他にもエスカレー
タ、マンコンベア、自動ドア等のように多くの機種や品
番を有する保守部品を使用するビル設備に適用すること
ができる。

【００２５】

【発明の効果】以上説明したように本発明によるビル設
備の保守部品検索支援装置は、表示部に表示された検索
画面に部品名表示部と、この部品名表示部の部品名に対
応する部品名の部品番号を検索して表示する検索指示部
と、部品名表示部に入力した部品名に対応する仕様項目
名の仕様項目表示部と、入力部から所望の保守部品の部
品名を入力した後に指示したとき、予め記憶している記
憶部から抽出した所望の仕様項目名説明図を検索画面の
他の部分に表示する説明図表示指示部とを設けたため、
仕様項目名説明図を表示した状態で仕様項目を正確に入
力することができ、これによって保守部品を容易かつ正
確に特定して部品番号を知ることができ、作業効率を大
幅に向上することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施の形態によるビル設備の保守部
品検索支援装置を示すブロック図である。

【図２】図１に示したビル設備の保守部品検索支援装置
における第１の記憶部に記憶した部品図の画像情報と仕
様項目説明図の画像情報を示す平面図である。

【図３】図１に示したビル設備の保守部品検索支援装置
における第２の記憶部に記憶した部品の仕様情報を示す
平面図である。

【図４】図１に示したビル設備の保守部品検索支援装置
における第３の記憶部に記憶した部品の仕様情報を示す
平面図である。

【図５】図１に示したビル設備の保守部品検索支援装置
における表示部に表示する検索画面の平面図である。

【図６】図５に示した検索画面での検索結果を示す平面
図である。

【図７】図５に示した検索画面での仕様項目説明図表示
結果を示す平面図である。

【図８】図１に示したビル設備の保守部品検索支援装置
における表示部に表示する図面表示画面の平面図であ
る。

【図９】図８に示した表示部に保守部品を表示した状態
の平面図である。

【図１０】図８に示した表示部に仕様項目名説明図を表
示した状態の平面図である。

【図１１】図１に示したビル設備の保守部品検索支援装
置における保守部品検索処理動作を示すフローチャート
である。

【図１２】図１１に示した保守部品検索処理動作に続く
他の動作を示すフローチャートである。

【図１３】図１２に示した保守部品検索処理動作に続く
他の動作を示すフローチャートである。

【図１４】図１１に示した保守部品検索処理動作に続く
他の動作を示すフローチャートである。

【符号の説明】

１入力部２ａ主記憶部２ｂ第１の記憶部２ｃ第２の記憶部２ｄ第３の記憶部２ｅ第４の記憶部３表示部１４検索仕様表示部１５結果表示部１６部品名表示部１７検索指示部１８説明図表示指示部

フロントページの続き (72)発明者岩船弘皓東京都千代田区神田錦町１丁目６番地株式会社日立ビルシステム内 (72)発明者橋口精二東京都千代田区神田錦町１丁目６番地株式会社日立ビルシステム内

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ビル設備を構成する保守部品の部品番号
と、この保守部品の画像情報を予め記憶した記憶部、こ
れらの情報を画面表示する表示部、入力手段から入力し
た上記保守部品の部品名によって上記記憶部から読み出
された上記保守部品の情報を検索して上記表示部に表示
させる制御部を有するビル設備の保守部品検索支援装置
において、上記表示部の検索画面に、上記入力手段から
入力される部品名に対応して仕様項目名を表示する仕様
項目名表示部と、この仕様項目名表示部に対応する仕様
項目を入力する仕様項目表示部と、上記部品名毎に上記
仕様項目名の説明図の画像情報を予め記憶させた上記記
憶部から引き出して上記表示部に表示させる説明図表示
指示部とを設け、上記制御部は、少なくとも上記入力手
段から入力した部品名と上記仕様項目表示部に入力した
仕様項目とから上記保守部品の上記部品番号を表示する
ようにしたことを特徴とするビル設備の保守部品検索支
援装置。
【請求項２】請求項１記載のものにおいて、上記検索
画面は、上記仕様項目名表示部、上記仕様項目表示部お
よび上記説明図表示指示部を表示した検索仕様表示部
と、上記仕様項目名の説明図を表示する結果表示部とか
ら構成したことを特徴とするビル設備の保守部品検索支
援装置。
【請求項３】請求項２記載のものにおいて、上記検索
仕様表示部は、上記入力手段から入力した部品名と上記
仕様項目表示部に入力した仕様項目とから検索した上記
保守部品の上記部品番号を上記結果表示部に表示するよ
うにしたことを特徴とするビル設備の保守部品検索支援
装置。