JPH06208445A - 絞り込み表示を行うデータ処理装置 - Google Patents

絞り込み表示を行うデータ処理装置

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JPH06208445A
JPH06208445A JP5001672A JP167293A JPH06208445A JP H06208445 A JPH06208445 A JP H06208445A JP 5001672 A JP5001672 A JP 5001672A JP 167293 A JP167293 A JP 167293A JP H06208445 A JPH06208445 A JP H06208445A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】多くのデータの中から特定の必要なデータだけ
を選択して表示する絞り込み表示を行うデータ処理装置
に関し,複数のフィールドからなるデータの絞り込み表
示を,汎用的に簡単な操作で実現できるようにすること
を目的とする。 【構成】絞り込み対象となるフィールドにおける各デー
タの異なるフィールド値の種類またはフィールド値の範
囲を示す情報を,表示装置18の選択欄22に自動表示す
る。その選択欄22をもとに絞り込み情報を入力し,デー
タ絞り込み処理手段16によってデータを絞り込む。その
結果を一覧データ表示処理手段17により一覧形式で表示
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,多くのデータの中から
特定の必要なデータだけを選択して表示する絞り込み表
示を行うデータ処理装置に関する。
【0002】例えば,ホスト計算機で動作する業務を監
視するために業務状態表示を行う場合,業務の数や状態
の数が多いと,表示された一覧データの中から必要な情
報を見つけだすのが難しくなる。簡単な操作で必要な情
報だけを絞り込んで表示させることのできる技術が必要
とされる。
【0003】
【従来の技術】従来,ホスト計算機で動作する業務の状
態を一覧形式で表示することは行われていたが,実行中
であるとか,オペレータ待ちであるといった特定の状態
のものだけを選んで表示する手段はなかった。なお,こ
こで業務とは,ユーザの指定により資源配分の単位とな
るいくつかのジョブをまとめたものであり,そのジョブ
群についての起動制御等の単位となるものである。
【0004】一般に,多くのデータの中から特定の必要
なデータだけを選択して表示する絞り込み表示に関する
技術としては,種々のものが用いられている。大別する
と,絞り込むキーとなる絞り込み情報の種類が決まって
いないものと,絞り込み情報の種類があらかじめ決まっ
ているものとがある。
【0005】前者の絞り込み情報の種類が決まっていな
いものは,絞り込み情報を例えばメニューなどにより表
示することができないので,ユーザは,絞り込み情報を
文字列(数値を含む)で入力しなければならず,入力が
煩雑であるという問題がある。また,絞り込みの対象と
なるデータの内容を熟知していないと,どのように絞り
込めばいいか非常に分かりにくいという問題がある。
【0006】これに対し,後者の絞り込み情報の種類が
あらかじめ決まっている方式の場合には,その絞り込み
情報の種類をメニューなどにより表示し,その中のいく
つかをユーザに選択させて,表示するデータの絞り込み
を行うことができるので,ユーザは簡単な操作で必要な
データだけを表示させることができる。しかし,この方
式の場合,あらかじめすべての絞り込み情報の種類をメ
ニュー項目として用意しておかなければならず,汎用性
に乏しいという問題がある。また,実際のデータ内容の
有無に関係なく,すべての絞り込み情報の種類が選択項
目として表示されるので,実際にはそのデータが存在し
ないため選択しても意味のない絞り込み情報を選択して
しまうことがあるという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点の
解決を図り,いくつかのジョブがまとまってある単位を
なす業務に関する状態の絞り込み表示を簡単に行うこと
ができるようにすることを目的とする。
【0008】また,絞り込み情報の種類が決まっていな
い場合にも,データ群の中から自動的に絞り込みの条件
や範囲に関する情報を抽出して表示し,それにより必要
な絞り込み情報を指定して簡単な操作で絞り込み表示を
行わせることができるようにすることを目的とする。
【0009】さらに本発明は,複数のフィールドからな
るデータの絞り込み表示を,汎用的に簡単な操作で実現
できる手段を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の構成例を
示す図である。図1において,処理装置10は,CPU
およびメモリなどからなる装置である。データ記憶手段
11は,業務管理情報(以下,業務データという)など
の絞り込み対象となるデータを記憶する手段である。フ
ィールド選択処理手段12は,業務データなどにおける
業務名,状態,実行時間などのフィールドに関する一覧
データを表示し,その中からユーザにより指定されたフ
ィールドを選択する処理手段である。
【0011】選択欄表示処理手段13は,データを絞り
込むキーとなる絞り込み情報の種類等を表示する処理手
段である。絞り込み情報入力処理手段14は,絞り込み
情報を入力する処理手段である。絞り込み情報記憶手段
15は,絞り込み情報を記憶する手段である。データ絞
り込み処理手段16は,絞り込み情報に従ってデータ記
憶手段11から表示するデータを抽出する処理手段であ
る。一覧データ表示処理手段17は,データ絞り込み処
理手段16が抽出したデータを一覧形式で表示する処理
手段である。
【0012】表示装置18は,CRTディスプレイなど
のデータを表示する装置である。入力装置19は,キー
ボードやマウス等のデータや指示情報を入力する装置で
ある。データ表示欄21は,表示装置18の表示画面に
おける一覧データを表示する領域である。選択欄22
は,表示装置18の表示画面における絞り込み情報の選
択データを表示する領域である。
【0013】請求項1記載の発明では,データ記憶手段
11に,計算機における資源配分の単位となるいくつか
のジョブがまとまってある起動制御の単位をなす業務に
関する状態を含む管理情報が記憶されている。この業務
に関する状態の絞り込み表示を簡単に行うことができる
ようにするために,選択欄表示処理手段13は,その業
務の状態に関する種類を,選択欄22に表示する。
【0014】絞り込み情報入力処理手段14は,この選
択欄22をもとに絞り込みの対象となる状態に関する種
類の選択データを入力し,絞り込み情報記憶手段15内
の絞り込み情報を更新する。
【0015】データ絞り込み処理手段16は,絞り込み
情報記憶手段15内の絞り込み情報に基づいてデータ記
憶手段11から該当する状態の業務データを抽出し,一
覧データ表示処理手段17に引き渡す。
【0016】一覧データ表示処理手段17は,抽出され
た業務データに基づき業務名および状態に関する情報を
一覧形式となるように編集し,表示装置18のデータ表
示欄21に表示する。
【0017】請求項2記載の発明では,任意のフィール
ドについて簡単に絞り込み対象とすることができるよう
にするために,フィールド選択処理手段12によりフィ
ールド一覧を表示装置18に表示し,絞り込みの対象と
なるフィールドの選択データを入力装置19から入力す
る。
【0018】選択欄表示処理手段13は,選択されたフ
ィールドについてデータ記憶手段11における各データ
の異なるフィールド値の種類またはフィールド値の範囲
を示す情報を,選択欄22に表示する。
【0019】絞り込み情報入力処理手段14は,選択欄
22をもとに絞り込みの対象となる種類または範囲の選
択データを入力し,絞り込み情報記憶手段15内の絞り
込み情報を更新する。
【0020】データ絞り込み処理手段16は,絞り込み
情報記憶手段15内の絞り込み情報に基づいてデータ記
憶手段11から該当するフィールド値または該当するフ
ィールド値の範囲に属するデータを抽出し,一覧データ
表示処理手段17へ引き渡す。
【0021】一覧データ表示処理手段17は,抽出され
たデータを編集し一覧形式で表示装置18のデータ表示
欄21に表示する。請求項3記載の発明は,請求項2記
載のデータ処理装置を業務の監視情報の絞り込み表示に
応用したものである。データ記憶手段11には,少なく
とも業務名,業務の状態,業務の実行時間に関するフィ
ールドを持つ業務データが格納されている。一覧データ
表示処理手段17は,絞り込み情報が業務の状態である
場合に,少なくとも業務名および業務の状態に関する情
報を一覧形式で表示し,絞り込み情報が業務の実行時間
である場合に,少なくとも業務名および業務の実行時間
に関する情報を一覧形式で表示するように構成される。
【0022】請求項4記載の発明は,請求項2または請
求項3記載の発明において,絞り込みの対象として選択
されたフィールドが数値データの場合,選択欄表示処理
手段13により,その数値データの最小値から最大値ま
でを範囲とする入力枠を表示する。そして,絞り込み情
報入力処理手段14は,その入力枠において絞り込みの
範囲の下限値と上限値とを入力し,その範囲を絞り込み
条件とする。
【0023】
【作用】請求項1記載の発明によれば,処理装置10で
動作している業務を監視するために,業務の状態に関す
る情報を表示する場合に,例えば,実行中状態の業務,
保留中の業務,起動時刻待ちの業務,…,異常終了した
業務,正常終了した業務などの各種の状態の中から,必
要な状態をいくつか選択して,その状態にある業務に関
するデータだけを選択的に表示させることができる。な
お,ホスト処理装置で動作している業務を,通信回線で
接続されている端末装置やワークステーション等から監
視する場合にも同様に適用することができる。
【0024】また,請求項2記載の発明によれば,一覧
表示させたいデータの任意のフィールドを選択すると,
その選択されたフィールドに関して各データの異なるフ
ィールド値の種類またはフィールド値の範囲を示す情報
が選択欄22に表示され,それをもとに表示させたいデ
ータの絞り込みを行うことができるので,簡単な操作で
絞り込みを行うことができる。
【0025】例えば,データレコードが10個あり,選
択したフィールドの各データの値が,D1,D8,D
2,D1,D5,D2,D1,D8,D2,D5であっ
たとする。このとき,選択欄22には,異なるフィール
ド値の種類“D1,D2,D5,D8”が表示され,そ
れを絞り込み情報として利用することができるので,実
際には存在しないデータ(例えばD3,D4等)を絞り
込み対象としないで済む。
【0026】請求項3記載の発明は,請求項2記載の発
明を業務監視のための表示に利用するので,業務の状態
だけでなく,実行時間やその他の業務管理情報について
の絞り込み表示を簡単にかつ汎用的に行うことができる
ようになる。例えば,業務データとして,ファイル数と
か最大使用メモリ量などの情報があれば,それを絞り込
み情報として使用することができる。
【0027】請求項4記載の発明によれば,選択したフ
ィールドが数値データである場合に,絞り込みを行うこ
とのできる範囲が表示され,その中で上限値と下限値と
を指定することができるので,簡単に絞り込みを行うこ
とができる。
【0028】
【実施例】本発明の実施例による業務の状態による絞り
込み操作とその処理の例を,図2ないし図4に従って説
明する。図2は業務監視用のデータ表示の例,図3は,
図2に示す業務データに関する絞り込み表示の例を示
す。図4は,図3に示す絞り込み表示を行うときの処理
フローチャートを示す。
【0029】業務の監視情報に関する表示指示がある
と,例えば図2に示すように全業務とその状態のデータ
を,データ表示欄21に一覧表示する。なお,業務の状
態として,以下の状態がある。
【0030】実行中:業務が動作中の状態。 保留:業務に対して保留の操作が行われた状態。 時刻待ち:業務の開始時刻にまだなっていないため実行
待ちとなっている状態。
【0031】オペレータ待ち:業務に対し“オペレータ
待ちの解除”操作が行われるまで実行を待っている状
態。 先行待ち:終了を待ち合わせている業務がまだ終了して
いないため,実行待ちとなっている状態。
【0032】異常状態:業務内の途中ジョブが異常終了
した状態。 異常終了:業務内の最終ジョブが異常終了した状態。 正常終了:業務が正常終了した状態。
【0033】ところで,業務数が多いと,1画面にすべ
ての業務についての状態が表示し切れないことがある。
その場合には,データ表示欄21の右側または下側に設
けられたスクロール指示ボタン(図中の三角印)により
スクロールさせて見たい情報を表示させることができ
る。しかし,スクロールによって表示させることができ
ても,データ数が多いと非常に見にくくなる。
【0034】本発明では,業務の状態によって次のよう
に絞り込みを行い,見たい状態の業務だけを選択的に表
示させることができる。 選択欄22には,業務の状態に関する種類の選択項
目がメニュー形式で表示される。その選択欄22から絞
り込みたい状態を指定する。指定は,マウスによるクリ
ックまたは状態に対応する数値キーをキーボードから入
力することによって行う。
【0035】 指定が受け付けられると,指定された
状態の表示欄が太枠で囲まれる。 絞り込みたい状態の分だけ,上記の操作を繰り返
す。 絞り込み状態の指定が完了したならば,指定完了を
マウスによりクリックする。または指定完了を示すキー
をキーボードから入力する。
【0036】 指定完了の指示により,絞り込みされ
た状態の業務が図3のように一覧表示される。この例で
は,『保留』,『オペレータ待ち』,『異常状態』の3
状態について絞り込みが行われている。選択欄22で
は,絞り込みした状態だけが色付きで表示される。これ
により,現在の絞り込みしてある状態の判別が可能であ
る。
【0037】図4は,以上の絞り込み表示に関する処理
の流れを示している。以下,図4に示す(a) 〜(j) に従
って説明する。 (a) 業務の監視情報に関する表示指示があったならば,
まず図1に示す絞り込み情報記憶手段15を初期化し,
絞り込みモードを“絞り込みなし”とする。
【0038】(b) 次に,図2に示すような状態の種類を
示す選択欄22を表示する。 (c) 図4(B)に示す処理によりデータを入力し,表示
するデータの絞り込みを次のように行う。
【0039】(c1) データ記憶手段11からデータが終
了(EOF)するまでデータを読み込む。データが終了
したならばデータ入力を終了する。 (c2) 読み込んだデータが絞り込み条件に合致するかを
調べる。合致しなければ処理(c1)へ戻り,次のデータの
読み込みを行う。絞り込みなしのモードでは,すべての
データが合致する。
【0040】(c3) 絞り込み条件に合致したならば,表
示用データを蓄えておく作業用ファイルまたはテーブル
にそのデータを登録する。その後,処理(c1)へ戻る。 (d) データ入力が終了したならば,上記処理(c3)で作成
した作業用ファイルまたはテーブルをもとに,データを
一覧表示する。絞り込みなしのモードでは,例えば,図
2に示すような一覧データが表示されることになる。
【0041】(e) 表示終了の指示があったならば,処理
を終了する。 (f) 絞り込み変更の要求があったならば,処理(h) へ移
る。 (g) 絞り込み変更の要求がない場合には,画面のリフレ
シュが必要かどうかを判定する。業務の状態は逐次変化
するので,所定の時間が経過したならば,新しい状態を
表示するために,画面のリフレッシュが必要であると判
断する。これが必要であれば処理(c) へ,必要でなけれ
ば処理(e) へ進む。
【0042】(h) 絞り込み変更の要求があった場合,選
択欄22から絞り込む状態を選択させる。 (i) 絞り込み情報記憶手段15に記憶している絞り込み
モードを更新する。
【0043】(j) 絞り込みの状態指定が完了したかどう
かを判定し,状態指定がまだ続く場合には処理(h) へ戻
る。完了の指示があったならば,処理(b) へ移る。 次に,フィールドの選択によって,選択欄22に選択情
報を自動表示する実施例について,図5ないし図10に
従って説明する。
【0044】図5は本発明の実施例におけるデータ構成
説明図,図6は業務監視用のデータ表示の例,図7は,
図6に示す業務データに関する絞り込み表示の例を示
す。図8は,本発明の実施例における絞り込み情報入力
の例を説明するための図,図9および図10は,本実施
例により絞り込み表示を行うときの処理フローチャート
を示す。
【0045】本実施例では,図5(A)に示すように,
フィールド情報作成・更新処理部54により,業務デー
タ50から事前にフィールド情報52を抽出する。業務
データ50は,図5(B)に示すようなフィールドから
なるデータであり,業務を一意に識別する業務コード,
業務名,業務の状態,実行時間,業務を扱う部門,業務
開始時刻,終了時刻などの情報を持つ。
【0046】フィールド情報作成・更新処理部54が作
成または更新するフィールド情報52は,例えば図5
(D)に示すような形式で管理される。フィールド名
と,数値データ/固定文字/フラグデータなどのデータ
種別と,次のフィールドへのポインタと,フィールド値
に関するデータへのポインタを持つ。フィールド値に関
するデータは,数値データの場合,そのフィールドにお
けるデータの最小値と最大値である。また,固定文字・
フラグデータの場合,データの内容をリスト形式で持
つ。ここでは,同じデータの内容が複数ある場合には各
内容に対して1データだけを登録し,データを重複して
持たないようにする。
【0047】絞り込み情報入力処理手段14は,絞り込
み情報51を入力し,図5(C)に示すような形式で管
理する。絞り込むフィールドが複数ある場合には,ポイ
ンタで接続して管理する。データ絞り込み処理手段16
は,絞り込み情報51をもとに,業務データ50から絞
り込み情報51に合致するデータだけを抽出し,それを
絞り込み後データ53として一覧データ表示処理手段1
7に渡す。最初,絞り込み情報51は“なし”になって
いるので,絞り込みが行われない状態で業務データ50
が表示される。図6は,そのデータ表示例を示してい
る。絞り込み情報51が初期化されている状態では,全
業務データ50が一覧表示され,1画面に表示し切れな
い分についてはスクロールによって表示させることがで
きるようになっている。
【0048】絞り込み変更の指示があると,フィールド
選択処理手段12はフィールドの一覧を表示し,その中
の1または複数のフィールドをユーザに選択させる。次
に,絞り込み情報入力処理手段14は,選択したフィー
ルドについての絞り込み条件を指定させ,絞り込み情報
51を更新する。この指定では,フィールド情報52に
基づいて,固定文字・フラグデータの場合にはその異な
るフィールド値(データの内容),数値データの場合に
は最小値から最大値までの間の範囲を示す情報を提示
し,ユーザに入力させる。
【0049】絞り込み情報51が更新されると,データ
絞り込み処理手段16は,その新しい絞り込み情報51
に従って業務データ50を絞り込み,絞り込み情報51
に合致してデータだけを一覧データ表示処理手段17に
一覧形式で表示させる。
【0050】図7は,図6の状態において選択欄22か
ら実行時間が40分〜60分の範囲を指定し,実行時間
が40分〜60分の業務を絞り込んで表示した例を示し
ている。
【0051】図8(A)は,図6に示すような一覧表示
の状態で,絞り込みキー23が押されたときに,フィー
ルド選択処理手段12によって表示するフィールド一覧
の例を示している。ここで,例えば「実行時間」をマウ
スによりクリックすると,業務データ50における絞り
込み対象のフィールドとして「実行時間」が選択され,
絞り込み情報入力処理手段14は,図8(B)に示すよ
うな絞り込み範囲を入力するウインドウ(選択欄22)
を表示する。
【0052】現在ある業務データ50の中では,実行時
間は最小で10分,最大で120分であるので,その範
囲の入力枠を表示し,その中で下限aと上限cとを指定
させる。この範囲選択では,最初に範囲の下限aをマウ
ス操作により次のように指定させる。マウスカーソルが
入力枠中で移動したなら,絞り込み範囲のb欄に値を表
示する。希望の値になったときにマウスをクリックさ
せ,そのときの値を絞り込み範囲の下限とする。上限c
についても同様に,マウスカーソルの移動に対応させて
絞り込み範囲のd欄に値を表示し,マウスクリックによ
りそのときの値を上限とする。なお,キーボードから下
限,上限を直接入力することもできる。
【0053】複数の範囲指定が可能であり,「終了」ボ
タンのクリックにより範囲指定の終了とする。途中で
「取消」ボタンをクリックすることにより指定の取消し
が可能である。こうして,下限が40分,上限が60分
の範囲を指定したときの絞り込み表示の例が,前述した
図7に示す一覧表示である。
【0054】図8(B)はフィールドが数値データの場
合の例であるが,固定文字またはフラグデータの場合に
は,図5(D)に示すようなフィールド情報52に従っ
て,その各データの異なるフィールド値の種類を表示す
る。図8(C)はその表示例であって,図8(A)に示
すフィールド一覧において,「状態」のフィールドが選
択された場合の表示を示す。固定文字の場合には,その
文字データをメニュー形式で一覧表示し,フラグデータ
の場合には,フラグデータを16進表示したもの,また
はあらかじめ登録されたフラグ名などを一覧表示する。
【0055】例えば状態「E」,「W」がマウスのクリ
ックにより選択されると,選択されたことを図8(C)
に示すようにマークする。「終了」ボタンのクリックに
より絞り込み条件の指定を終了する。
【0056】図9および図10は,以上の処理の例を示
している。以下,図9および図10に示す処理(a) 〜
(s) に従って説明する。 (a) 業務の監視情報に関する表示指示があったならば,
まず図1に示す絞り込み情報記憶手段15を初期化し,
絞り込みモードを“絞り込みなし”とする。
【0057】(b) 次に,図9(B)に示すデータ入力1
の処理を呼び出す。ここでは次の処理を行う。 (b1) まず,図5に示すフィールド情報52をクリアし
初期化する。
【0058】(b2) データ記憶手段11からデータが終
了(EOF)するまでデータを読み込む。データが終了
したならば,呼び出し元へ戻る。 (b3) 読み込んだデータの各フィールドの値により,図
5に示すフィールド情報52を更新する。なお,この処
理は,フィールドが選択されてから行ってもよいが,こ
の例では先に行っておくことにより,絞り込み変更時の
処理を高速化するようにしている。処理(b2)へ戻り同様
に処理を繰り返す。
【0059】(c) 図9(C)に示すデータ入力2の処理
を呼び出し,表示するデータの絞り込みを次のように行
う。 (c1) データ記憶手段11からデータが終了(EOF)
するまでデータを読み込む。データが終了したならばデ
ータ入力を終了する。
【0060】(c2) 読み込んだデータが絞り込み条件に
合致するかを調べる。合致しなければ処理(c1)へ戻り,
次のデータの読み込みを行う。絞り込みなしのモードで
は,すべてのデータが合致する。
【0061】(c3) 絞り込み条件に合致したならば,表
示用データを蓄えておく作業用ファイルまたはテーブル
にそのデータを登録する。その後,処理(c1)へ戻る。 (d) データ入力が終了したならば,上記処理(c3)で作成
した作業用ファイルまたはテーブルをもとに,データを
一覧表示する。
【0062】(e) 表示終了の指示があったならば,処理
を終了する。 (f) 絞り込み変更の要求があったならば,図10に示す
処理(h) へ移る。 (g) 絞り込み変更の要求がない場合には,画面のリフレ
シュが必要かどうかを判定する。業務の状態等は逐次変
化するので,所定の時間が経過したならば,新しい状態
等を表示するために,画面のリフレッシュが必要である
と判断する。これが必要であれば処理(b) へ,必要でな
ければ処理(e) へ進む。
【0063】(h) 絞り込み変更の要求があった場合,図
8(A)に示すようなフィールド一覧を表示する。 (i) そして,フィールド一覧から絞り込み対象フィール
ドを選択させる。
【0064】(j) 選択されたフィールドが数値データで
あるか,その他のデータ(固定文字・フラグデータ)で
あるかを判定する。数値データであれば処理(k) へ進
み,数値データでなければ処理(p) へ移る。
【0065】(k) 数値データであれば,図8(B)に示
すような数値用の絞り込み条件指定ウインドウを表示す
る。 (l) 「終了」ボタンのクリックにより指定終了が指示さ
れるまで,処理(m) 〜処理(n) を繰り返す。指定終了が
指示されたならば,処理(o) へ移る。
【0066】(m) 「取消」ボタンがクリックされたなら
ば,絞り込み情報を更新しないで,図9に示す処理(c)
へ戻る。なお,図9の処理(d) に戻るようにしてもよ
い。 (n) 図8(B)に示すウインドウから絞り込み範囲の下
限・上限を指定させる。
【0067】(o) 指定終了の指示があったならば,それ
までに処理(n) で指定された範囲に基づいて絞り込み情
報を更新する。その後,図9に示す処理(c) へ戻る。 (p) フィールドが固定文字またはフラグデータの場合,
図8(C)に示すような固定文字・フラグデータ用条件
指定ウインドウを表示する。
【0068】(q) 「終了」ボタンのクリックにより指定
終了が指示されるまで,処理(r) 〜処理(s) を繰り返
す。指定終了が指示されたならば,処理(o) へ移り,絞
り込み情報を更新する。
【0069】(r) 「取消」ボタンがクリックされたなら
ば,絞り込み情報を更新しないで,図9に示す処理(c)
へ戻る。なお,図9の処理(d) に戻るようにしてもよ
い。 (s) 図8(C)に示すウインドウから絞り込み条件を指
定させる。その後,処理(q) へ戻る。
【0070】以上の処理により,例えば業務データ50
にファイル数とか最大使用メモリ量などの新しいフィー
ルドの追加があった場合にも,絞り込みのための選択ロ
ジックを変えることなく,簡単な絞り込み操作を実現す
ることが可能になる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
絞り込み情報の種類があらかじめ決まっていないような
場合でも,データ群の中から自動的に絞り込みの条件や
範囲に関する情報が抽出されて表示されるので,それに
より必要な絞り込み情報を指定し簡単な操作で絞り込み
を行うことができるようになる。また,種々のフィール
ドからなるデータの一覧表示に対して,本発明を汎用的
に適用し,簡単な会話操作による絞り込み表示を実現す
ることができる。
【0072】業務に関する状態の絞り込み表示を行うこ
とにより,業務の状態などを見やすい形で表示させるこ
とができる。このとき,状態の種類が増えたり,絞り込
み対象のフィールドが変わったりするような場合にも,
処理ロジックを変えることなく容易に対処することがで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成例を示す図である。
【図2】業務監視用のデータ表示の例を示す図である。
【図3】図2に示す業務データに関する絞り込み表示の
例を示す図である。
【図4】図3に示す絞り込み表示を行うときの処理フロ
ーチャートである。
【図5】本発明の実施例におけるデータ構成説明図であ
る。
【図6】業務監視用のデータ表示の例を示す図である。
【図7】図6に示す業務データに関する絞り込み表示の
例を示す図である。
【図8】本発明の実施例における絞り込み情報入力の例
を説明するための図である。
【図9】本実施例により絞り込み表示を行うときの処理
フローチャートである。
【図10】本実施例により絞り込み表示を行うときの処
理フローチャートである。
【符号の説明】
10 処理装置 11 データ記憶手段 12 フィールド選択処理手段 13 選択欄表示処理手段 14 絞り込み情報入力処理手段 15 絞り込み情報記憶手段 16 データ絞り込み処理手段 17 一覧データ表示処理手段 18 表示装置 19 入力装置 21 データ表示欄 22 選択欄

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置(18)と,入力装置(19)と,計算
    機における資源配分の単位となるいくつかのジョブがま
    とまってある起動制御の単位をなす業務に関する管理情
    報を記憶する業務データ記憶手段(11)とを備えたデータ
    処理装置において,業務の状態に関する種類を,前記表
    示装置(18)の表示画面上に設けた状態選択欄に表示する
    選択欄表示処理手段(13)と,前記状態選択欄をもとに絞
    り込みの対象となる状態に関する種類の選択データを入
    力し,絞り込み情報を更新する絞り込み情報入力処理手
    段(14)と,入力された絞り込み情報に基づいて前記業務
    データ記憶手段(11)から該当する状態の業務データを抽
    出するデータ絞り込み処理手段(16)と,抽出された業務
    データに基づき業務名および状態に関する情報を一覧形
    式で表示する一覧データ表示処理手段(17)とを備えたこ
    とを特徴とする絞り込み表示を行うデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 表示装置(18)と,入力装置(19)と,各々
    属性が定められている複数のフィールドからなるデータ
    を複数記憶するデータ記憶手段(11)とを備えたデータ処
    理装置において,絞り込みの対象となるフィールドの選
    択データを入力するフィールド選択処理手段(12)と,選
    択されたフィールドについて前記データ記憶手段(11)に
    おける各データの異なるフィールド値の種類またはフィ
    ールド値の範囲を示す情報を,前記表示装置(18)の表示
    画面上に設けた選択欄に表示する選択欄表示処理手段(1
    3)と,前記選択欄をもとに絞り込みの対象となる種類ま
    たは範囲の選択データを入力し,絞り込み情報を更新す
    る絞り込み情報入力処理手段(14)と,入力された絞り込
    み情報に基づいて前記データ記憶手段(11)から該当する
    フィールド値または該当するフィールド値の範囲に属す
    るデータを抽出するデータ絞り込み処理手段(16)と,抽
    出されたデータを編集し一覧形式で表示する一覧データ
    表示処理手段(17)とを備えたことを特徴とする絞り込み
    表示を行うデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のデータ処理装置におい
    て,前記データ記憶手段(11)が記憶するデータは,少な
    くとも業務名,業務の状態,業務の実行時間に関するフ
    ィールドを持つ業務データであり,前記一覧データ表示
    処理手段(17)は,絞り込み情報が業務の状態である場合
    に,少なくとも業務名および業務の状態に関する情報を
    一覧形式で表示し,絞り込み情報が業務の実行時間であ
    る場合に,少なくとも業務名および業務の実行時間に関
    する情報を一覧形式で表示するように構成されているこ
    とを特徴とする絞り込み表示を行うデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3記載のデータ処
    理装置において,絞り込みの対象として選択されたフィ
    ールドが数値データの場合,前記選択欄表示処理手段(1
    3)は,その数値データの最小値から最大値までを範囲と
    する入力枠を表示するように構成され,前記絞り込み情
    報入力処理手段(14)は,前記入力枠において絞り込みの
    範囲を入力するように構成されていることを特徴とする
    絞り込み表示を行うデータ処理装置。
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