JP2839786B2 - プラント運転支援装置 - Google Patents
プラント運転支援装置Info
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- JP2839786B2 JP2839786B2 JP4135722A JP13572292A JP2839786B2 JP 2839786 B2 JP2839786 B2 JP 2839786B2 JP 4135722 A JP4135722 A JP 4135722A JP 13572292 A JP13572292 A JP 13572292A JP 2839786 B2 JP2839786 B2 JP 2839786B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、原子力発電プラント
などのプラントの監視システムにおいて使用され、オペ
レータに運転支援情報を提供するプラント運転支援装置
に関するものである。
などのプラントの監視システムにおいて使用され、オペ
レータに運転支援情報を提供するプラント運転支援装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来のプラント運転支援装置が
オペレータに提示するプラント正常時の運転支援ガイド
の一例を示すものである。オペレータは、プラント運転
支援装置のCRT表示装置などに表示されたそのガイド
によって、プラント運転に必要な操作内容を知ることが
できるので、そのようなプラント運転支援装置は、オペ
レータの正常時のプラント運転にあたって、オペレータ
に有用な情報を提供するといえる。しかしながら、その
プラント運転支援装置は、プラント異常などの様々なプ
ラント状態に応じた運転情報を提供することはできなか
った。
オペレータに提示するプラント正常時の運転支援ガイド
の一例を示すものである。オペレータは、プラント運転
支援装置のCRT表示装置などに表示されたそのガイド
によって、プラント運転に必要な操作内容を知ることが
できるので、そのようなプラント運転支援装置は、オペ
レータの正常時のプラント運転にあたって、オペレータ
に有用な情報を提供するといえる。しかしながら、その
プラント運転支援装置は、プラント異常などの様々なプ
ラント状態に応じた運転情報を提供することはできなか
った。
【0003】図11は例えば特開昭64−7181号公
報に示された従来のプラント運転支援装置を示すブロッ
ク図である。図において、101はプラント、102は
プラントの各情報を取り込むためのプロセス入力装置、
103はプラント運転支援装置の本体、104は記憶装
置、105はCRT表示装置である。
報に示された従来のプラント運転支援装置を示すブロッ
ク図である。図において、101はプラント、102は
プラントの各情報を取り込むためのプロセス入力装置、
103はプラント運転支援装置の本体、104は記憶装
置、105はCRT表示装置である。
【0004】プラント運転支援装置の本体103におい
て、131はプロセスデータを収集するデータ収集手
段、133は表示されるトレンドグラフを編集するトレ
ンドグラフ表示編集手段、134はプロセスデータから
プラントに発生したイベントを検出するイベント検出手
段、135は表示内容を切り替える自動表示切替手段で
ある。また、記憶装置104において、141はプロセ
スデータを保存する収集データ保存手段、142は各イ
ベントに対応した表示項目を設定した表示項目テーブル
である。
て、131はプロセスデータを収集するデータ収集手
段、133は表示されるトレンドグラフを編集するトレ
ンドグラフ表示編集手段、134はプロセスデータから
プラントに発生したイベントを検出するイベント検出手
段、135は表示内容を切り替える自動表示切替手段で
ある。また、記憶装置104において、141はプロセ
スデータを保存する収集データ保存手段、142は各イ
ベントに対応した表示項目を設定した表示項目テーブル
である。
【0005】このような構成を有するプラント運転支援
装置においては、イベント検出手段134が、収集され
たプロセスデータにもとづいてプラント101の異常な
どのイベントを検出すると、そのイベントに対応した表
示項目を、表示項目テーブル142から取り出す。そし
て、自動表示切替手段135およびトレンドグラフ表示
編集手段133が、表示項目に対応したトレンドグラフ
の内容を更新した上で、表示項目の内容をCRT表示装
置105に表示する。
装置においては、イベント検出手段134が、収集され
たプロセスデータにもとづいてプラント101の異常な
どのイベントを検出すると、そのイベントに対応した表
示項目を、表示項目テーブル142から取り出す。そし
て、自動表示切替手段135およびトレンドグラフ表示
編集手段133が、表示項目に対応したトレンドグラフ
の内容を更新した上で、表示項目の内容をCRT表示装
置105に表示する。
【0006】従って、オペレータは、CRT表示を見て
容易にイベントの発生やその時のプラント101の状況
を知ることができる。しかしながら、イベント確認情報
は提示されるものの、運転操作に対応づけられた確認情
報とはなっていない。
容易にイベントの発生やその時のプラント101の状況
を知ることができる。しかしながら、イベント確認情報
は提示されるものの、運転操作に対応づけられた確認情
報とはなっていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のプラント運転支
援装置は以上のように構成されているので、運転支援の
ために大規模な運転支援情報を有しているものの、発生
したプラント異常時のプラント状態に合わせて必要な運
転支援情報を検索したり、検索されたその情報を提示す
ることができないという問題点があった。
援装置は以上のように構成されているので、運転支援の
ために大規模な運転支援情報を有しているものの、発生
したプラント異常時のプラント状態に合わせて必要な運
転支援情報を検索したり、検索されたその情報を提示す
ることができないという問題点があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、プラントの状態に応じて必要と
される運転情報を迅速に提示しうるプラント運転支援装
置を得ることを目的とする。
ためになされたもので、プラントの状態に応じて必要と
される運転情報を迅速に提示しうるプラント運転支援装
置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るプラント運転支援装置は、イベント情報や運転マニュ
アルを表示するとともに指示入力機能を有する表示装置
と、イベント情報に応じた運転マニュアルを格納した運
転マニュアルデータベースと、各イベントの発生原因、
発生したイベントとイベントの発生原因とを対応づける
リンク情報、および発生原因と運転マニュアルとの対応
関係を格納したリンク情報データベースと、表示装置に
表示された各イベントのうちオペレータが指示したイベ
ントの発 生原因候補を、リンク情報データベース中から
取り出し取り出された各発生原因候補を表示装置に表示
させるとともに、発生原因候補のうち実際の発生原因で
ある可能性の高いものを強調表示する指示を表示装置に
与える検索条件指定部と、表示装置に表示された各発生
原因候補のうちオペレータが指示したものに対応した運
転マニュアルを運転マニュアルデータベースから検索し
検索された運転マニュアルを表示装置に表示させる運転
マニュアル検索部とを備えたものである。
るプラント運転支援装置は、イベント情報や運転マニュ
アルを表示するとともに指示入力機能を有する表示装置
と、イベント情報に応じた運転マニュアルを格納した運
転マニュアルデータベースと、各イベントの発生原因、
発生したイベントとイベントの発生原因とを対応づける
リンク情報、および発生原因と運転マニュアルとの対応
関係を格納したリンク情報データベースと、表示装置に
表示された各イベントのうちオペレータが指示したイベ
ントの発 生原因候補を、リンク情報データベース中から
取り出し取り出された各発生原因候補を表示装置に表示
させるとともに、発生原因候補のうち実際の発生原因で
ある可能性の高いものを強調表示する指示を表示装置に
与える検索条件指定部と、表示装置に表示された各発生
原因候補のうちオペレータが指示したものに対応した運
転マニュアルを運転マニュアルデータベースから検索し
検索された運転マニュアルを表示装置に表示させる運転
マニュアル検索部とを備えたものである。
【0010】請求項2記載の発明に係るプラント運転支
援装置は、イベント情報や運転マニュアルを表示すると
ともに指示入力機能を有する表示装置と、イベント情報
に応じた運転マニュアルを格納した運転マニュアルデー
タベースと、発生原因と運転マニュアルとの対応関係を
格納したリンク情報データベースと、異常診断ガイド装
置の診断結果であるイベントの各発生原因候補およびそ
の発生原因に応じた操作ガイドを検索条件として表示装
置に表示させる検索条件指定部と、表示装置に表示され
た各発生原因候補または操作ガイドのうちオペレータが
指示したものに対応した運転マニュアルを運転マニュア
ルデータベースから検索し検索された運転マニュアルを
前記表示装置に表示させる運転マニュアル検索部とを備
えたものである。
援装置は、イベント情報や運転マニュアルを表示すると
ともに指示入力機能を有する表示装置と、イベント情報
に応じた運転マニュアルを格納した運転マニュアルデー
タベースと、発生原因と運転マニュアルとの対応関係を
格納したリンク情報データベースと、異常診断ガイド装
置の診断結果であるイベントの各発生原因候補およびそ
の発生原因に応じた操作ガイドを検索条件として表示装
置に表示させる検索条件指定部と、表示装置に表示され
た各発生原因候補または操作ガイドのうちオペレータが
指示したものに対応した運転マニュアルを運転マニュア
ルデータベースから検索し検索された運転マニュアルを
前記表示装置に表示させる運転マニュアル検索部とを備
えたものである。
【0011】請求項3記載の発明に係るプラント運転支
援装置は、イベント情報や運転マニュアルを表示すると
ともに指示入力機能を有する表示装置と、イベント情報
に応じた運転マニュアルを格納した運転マニュアルデー
タベースと、各運転とその運転の際に参照される可能性
のある運転マニュアルデータベース中の情報とを関連づ
ける関連検索情報を格納した関連情報データベースと、
表示装置に表示されたイベントの各発生原因候補のうち
オペレータが指示したものに対応した運転マニュアルを
運転マニュアルデータベースから検索し検索された運転
マニュアルを表示装置に表示させるとともに、その運転
マニュアルについてオペレータが関連情報を要求した場
合には関連情報データベースの関連検索情報に従って運
転マニュアルデータベースからその運転に関連した情報
を抽出し抽出された情報を表示装置に表示させる運転マ
ニュアル検索部とを備えたものである。
援装置は、イベント情報や運転マニュアルを表示すると
ともに指示入力機能を有する表示装置と、イベント情報
に応じた運転マニュアルを格納した運転マニュアルデー
タベースと、各運転とその運転の際に参照される可能性
のある運転マニュアルデータベース中の情報とを関連づ
ける関連検索情報を格納した関連情報データベースと、
表示装置に表示されたイベントの各発生原因候補のうち
オペレータが指示したものに対応した運転マニュアルを
運転マニュアルデータベースから検索し検索された運転
マニュアルを表示装置に表示させるとともに、その運転
マニュアルについてオペレータが関連情報を要求した場
合には関連情報データベースの関連検索情報に従って運
転マニュアルデータベースからその運転に関連した情報
を抽出し抽出された情報を表示装置に表示させる運転マ
ニュアル検索部とを備えたものである。
【0012】請求項4記載の発明に係るプラント運転支
援装置は、請求項3記載の発明に係る装置において、表
示すべき関連情報がオペレータにとって一時的に必要と
される情報である場合に、その関連情報のもとになった
運転マニュアルとともにその関連情報を同一画面にマル
チウィンドウ表示するように指示する表示形式選択部を
備えたものである。
援装置は、請求項3記載の発明に係る装置において、表
示すべき関連情報がオペレータにとって一時的に必要と
される情報である場合に、その関連情報のもとになった
運転マニュアルとともにその関連情報を同一画面にマル
チウィンドウ表示するように指示する表示形式選択部を
備えたものである。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明における検索条件指定部
は、オペレータに、表示装置を介して、発生したイベン
トの発生原因となりうるものを運転マニュアル検索条件
として提示し、運転マニュアル検索部は、オペレータが
欲する運転マニュアルを、表示装置を介して提示する。
また、イベント発生頻度や外部に設けられた異常診断ガ
イド装置からの診断結果などに応じて最も発生の可能性
のある発生原因を決定し、その発生原因候補を運転マニ
ュアル検索条件として表示装置に強調表示させる。
は、オペレータに、表示装置を介して、発生したイベン
トの発生原因となりうるものを運転マニュアル検索条件
として提示し、運転マニュアル検索部は、オペレータが
欲する運転マニュアルを、表示装置を介して提示する。
また、イベント発生頻度や外部に設けられた異常診断ガ
イド装置からの診断結果などに応じて最も発生の可能性
のある発生原因を決定し、その発生原因候補を運転マニ
ュアル検索条件として表示装置に強調表示させる。
【0014】請求項2記載の発明における検索条件指定
部は、外部に設けられた異常診断ガイド装置からの診断
結果を運転マニュアル検索条件となるイベント発生原因
候補として表示装置に表示させ、オペレータにより的確
な検索条件を提示する。
部は、外部に設けられた異常診断ガイド装置からの診断
結果を運転マニュアル検索条件となるイベント発生原因
候補として表示装置に表示させ、オペレータにより的確
な検索条件を提示する。
【0015】請求項3記載の発明における検索条件指定
部は、表示されている運転マニュアルに関連する情報を
も表示装置を介してオペレータに提示する。
部は、表示されている運転マニュアルに関連する情報を
も表示装置を介してオペレータに提示する。
【0016】請求項4記載の発明における表示形式選択
部は、関連情報の属性に従ってその関連情報を運転マニ
ュアルと同一画面に表示させる制御を行い、オペレータ
の運転マニュアル確認作業の負担を軽減する。
部は、関連情報の属性に従ってその関連情報を運転マニ
ュアルと同一画面に表示させる制御を行い、オペレータ
の運転マニュアル確認作業の負担を軽減する。
【0017】
【実施例】実施例1. 図1はこの発明の一実施例によるプラント運転支援装置
を含むプラント監視システムを示すブロック図である。
図において、1は原子力発電プラント(以下、プラント
という。)、2はプロセスデータを収集するデータ収集
装置、3はプラント運転支援装置の本体、4は運転支援
情報を格納した補助記憶装置、5はタッチセンサやマウ
スなどの指示入力装置を有する表示装置、6はプロセス
データにもとづいて警報の要否を検出する警報処理装
置、7は通信回線、8は異常原因の推定などを行う異常
診断ガイド装置である。なお、プラント運転支援装置は
本体3、補助記憶装置4および表示装置5で構成され
る。
を含むプラント監視システムを示すブロック図である。
図において、1は原子力発電プラント(以下、プラント
という。)、2はプロセスデータを収集するデータ収集
装置、3はプラント運転支援装置の本体、4は運転支援
情報を格納した補助記憶装置、5はタッチセンサやマウ
スなどの指示入力装置を有する表示装置、6はプロセス
データにもとづいて警報の要否を検出する警報処理装
置、7は通信回線、8は異常原因の推定などを行う異常
診断ガイド装置である。なお、プラント運転支援装置は
本体3、補助記憶装置4および表示装置5で構成され
る。
【0018】図2はプラント運転支援装置の詳細構成を
示したもので、図において、32は通信回線7からデー
タを入力するデータ入力部、33はオペレータの指示に
もとづいて運転情報を検索するための条件を設定する検
索条件指定部、34は指示入力装置に入力された指示入
力を取り込む指示入力部、35は運転マニュアルデータ
ベース41およびリンク情報関連情報データベース42
から必要な運転マニュアル(運転情報)などを検索する
運転マニュアル検索部、38は表示形式を決定する表示
形式選択部である。
示したもので、図において、32は通信回線7からデー
タを入力するデータ入力部、33はオペレータの指示に
もとづいて運転情報を検索するための条件を設定する検
索条件指定部、34は指示入力装置に入力された指示入
力を取り込む指示入力部、35は運転マニュアルデータ
ベース41およびリンク情報関連情報データベース42
から必要な運転マニュアル(運転情報)などを検索する
運転マニュアル検索部、38は表示形式を決定する表示
形式選択部である。
【0019】41は異常時のプラント1の徴候やそれに
対する操作、すなわち確認操作や対応操作を指示するマ
ニュアルを含む運転マニュアルを有する運転マニュアル
データベース、42は警報原因と運転マニュアルとの対
応関係などを有するリンク情報関連情報データベースで
ある。
対する操作、すなわち確認操作や対応操作を指示するマ
ニュアルを含む運転マニュアルを有する運転マニュアル
データベース、42は警報原因と運転マニュアルとの対
応関係などを有するリンク情報関連情報データベースで
ある。
【0020】次に動作について説明する。データ収集装
置2から出力されたプロセスデータおよび警報処理装置
6から出力された警報は、通信回線を介してプラント運
転支援装置および異常診断ガイド装置8に送られる。プ
ラント運転支援装置の本体3において、データ入力部3
2がそれらのデータを取り込み、それらのデータを検索
条件指定部33に出力する。それらのデータには、プラ
ント1の温度や圧力などのプロセスデータおよびプラン
トの警報情報が含まれる。
置2から出力されたプロセスデータおよび警報処理装置
6から出力された警報は、通信回線を介してプラント運
転支援装置および異常診断ガイド装置8に送られる。プ
ラント運転支援装置の本体3において、データ入力部3
2がそれらのデータを取り込み、それらのデータを検索
条件指定部33に出力する。それらのデータには、プラ
ント1の温度や圧力などのプロセスデータおよびプラン
トの警報情報が含まれる。
【0021】この場合には、警報情報が表示装置5にも
与えられているので、まず、表示装置5は、図3(A)
に示すような警報の発信時刻と警報項目とを含む警報時
系列画面を表示する。表示装置5がタッチセンサ機能を
有しているとすると、オペレータは、画面に触れること
によっていずれかの警報項目を選択することができる。
ここで、オペレータが「加圧器圧力低BUヒータ入」に
触れたとする。
与えられているので、まず、表示装置5は、図3(A)
に示すような警報の発信時刻と警報項目とを含む警報時
系列画面を表示する。表示装置5がタッチセンサ機能を
有しているとすると、オペレータは、画面に触れること
によっていずれかの警報項目を選択することができる。
ここで、オペレータが「加圧器圧力低BUヒータ入」に
触れたとする。
【0022】すると、触れられた位置の情報が指示入力
として指示入力部34に取り込まれる。その指示入力
は、検索条件指定部33に入力される。検索条件指定部
33は、その指示入力に従って、警報「加圧器圧力低B
Uヒータ入」の原因となり得る事象を、運転マニュアル
検索条件として表示装置5に与える。
として指示入力部34に取り込まれる。その指示入力
は、検索条件指定部33に入力される。検索条件指定部
33は、その指示入力に従って、警報「加圧器圧力低B
Uヒータ入」の原因となり得る事象を、運転マニュアル
検索条件として表示装置5に与える。
【0023】従って、表示装置5には、例えば図3
(B)に示す事象一覧メニューが運転マニュアル検索条
件として表示される。なお、警報とその原因項目との対
応関係は、例えば、リンク情報関連情報データベース4
2にリンク情報として設定されている。
(B)に示す事象一覧メニューが運転マニュアル検索条
件として表示される。なお、警報とその原因項目との対
応関係は、例えば、リンク情報関連情報データベース4
2にリンク情報として設定されている。
【0024】オペレータは、画面に触れることによって
いずれかの警報原因を選択することができる。ここで、
オペレータが「蒸気発生器細管漏洩」に触れたとする。
すると、触れられた位置の情報が指示入力として指示入
力部34に取り込まれる。その指示入力は、運転マニュ
アル検索部35に入力される。運転マニュアル検索部3
5は、原因「蒸気発生器細管漏洩」に対応した運転マニ
ュアルを運転マニュアルデータベース41から検索し、
それを表示形式選択部38を介して表示装置5に与え
る。
いずれかの警報原因を選択することができる。ここで、
オペレータが「蒸気発生器細管漏洩」に触れたとする。
すると、触れられた位置の情報が指示入力として指示入
力部34に取り込まれる。その指示入力は、運転マニュ
アル検索部35に入力される。運転マニュアル検索部3
5は、原因「蒸気発生器細管漏洩」に対応した運転マニ
ュアルを運転マニュアルデータベース41から検索し、
それを表示形式選択部38を介して表示装置5に与え
る。
【0025】従って、表示装置5には、図3(C)に示
す「蒸気発生器細管漏洩」に対する運転情報が表示され
る。なお、警報原因と運転マニュアルとの対応関係は、
リンク情報関連情報データベース42に設定されてい
る。なお、オペレータが警報時系列画面に触れた時に、
直ちに運転マニュアルの表示に切り替えるようにしても
よい。
す「蒸気発生器細管漏洩」に対する運転情報が表示され
る。なお、警報原因と運転マニュアルとの対応関係は、
リンク情報関連情報データベース42に設定されてい
る。なお、オペレータが警報時系列画面に触れた時に、
直ちに運転マニュアルの表示に切り替えるようにしても
よい。
【0026】実施例2. ここで、図4に示すように、表示項目を色分けするよう
にしてもよい。図4において、「**」、「*・・・
*」、「*」はそれぞれ異なる色で表示されていること
を示す。「*・・・*」の部分は、赤色表示などの最も
強調されている項目を示す。
にしてもよい。図4において、「**」、「*・・・
*」、「*」はそれぞれ異なる色で表示されていること
を示す。「*・・・*」の部分は、赤色表示などの最も
強調されている項目を示す。
【0027】この場合には、例えば「蒸気発生器細管漏
洩」に関する警報が多発した場合に、データ入力部32
または警報情報を入力した検索条件指定部33が、その
原因に関連した警報項目の表示を色替えするように表示
装置5に指示する。その結果その原因に関連する警報
「加圧器圧力低BUヒータ入」などの表示が強調表示さ
れる。
洩」に関する警報が多発した場合に、データ入力部32
または警報情報を入力した検索条件指定部33が、その
原因に関連した警報項目の表示を色替えするように表示
装置5に指示する。その結果その原因に関連する警報
「加圧器圧力低BUヒータ入」などの表示が強調表示さ
れる。
【0028】さらに、オペレータの指示入力に従って事
象一覧メニューを表示する際に、検索条件指定部33
は、「蒸気発生器細管漏洩」を強調色で表示する指示も
表示装置5に与える。そのようにすれば、オペレータ
は、最も必要とされる運転マニュアルを迅速に引き出す
ことができる。運転マニュアル検索部35が、オペレー
タのタッチ入力に応じて運転マニュアルを表示すること
は、第1の実施例の場合と同様である。
象一覧メニューを表示する際に、検索条件指定部33
は、「蒸気発生器細管漏洩」を強調色で表示する指示も
表示装置5に与える。そのようにすれば、オペレータ
は、最も必要とされる運転マニュアルを迅速に引き出す
ことができる。運転マニュアル検索部35が、オペレー
タのタッチ入力に応じて運転マニュアルを表示すること
は、第1の実施例の場合と同様である。
【0029】実施例3. また、異常診断ガイド装置8の診断結果にもとづいて、
異常原因項目を色分け表示してもよい。この場合には、
異常診断ガイド装置8の診断結果が、診断ガイド情報と
して、通信回線7によってプラント運転支援装置に送ら
れる。異常診断ガイド装置8は、公知の推論機能などを
用いてプロセスデータにもとづいて最も確からしい異常
の原因とそれに対する操作を導出している。
異常原因項目を色分け表示してもよい。この場合には、
異常診断ガイド装置8の診断結果が、診断ガイド情報と
して、通信回線7によってプラント運転支援装置に送ら
れる。異常診断ガイド装置8は、公知の推論機能などを
用いてプロセスデータにもとづいて最も確からしい異常
の原因とそれに対する操作を導出している。
【0030】この場合には、データ入力部32が、異常
診断ガイド装置8から、診断ガイド情報として診断結果
を通信回線7を介して受け取ると、検索条件指定部33
は、それを入力する。そして、事象一覧メニューを表示
装置5に表示させる際に、その診断結果で指定される最
も確からしい異常原因を赤色などで強調表示するよう指
示を与える。その結果、表示装置5は、図5(A)に示
されるように、この場合の最も確からしい原因「蒸気発
生器細管漏洩」を強調表示する。運転マニュアル検索部
35が、オペレータのタッチ入力に応じて運転マニュア
ルを表示することは、第1の実施例の場合と同様であ
る。
診断ガイド装置8から、診断ガイド情報として診断結果
を通信回線7を介して受け取ると、検索条件指定部33
は、それを入力する。そして、事象一覧メニューを表示
装置5に表示させる際に、その診断結果で指定される最
も確からしい異常原因を赤色などで強調表示するよう指
示を与える。その結果、表示装置5は、図5(A)に示
されるように、この場合の最も確からしい原因「蒸気発
生器細管漏洩」を強調表示する。運転マニュアル検索部
35が、オペレータのタッチ入力に応じて運転マニュア
ルを表示することは、第1の実施例の場合と同様であ
る。
【0031】実施例4. 異常診断ガイド装置8の診断結果にもとづいて運転マニ
ュアル検索条件を作成することも可能である。その場合
には、データ入力部32は、異常診断ガイド装置8か
ら、診断ガイド情報として診断結果および操作ガイドを
受け取ると、それらを表示装置5に表示させる。その結
果、図6(A),(C)に示されるように、診断結果と
その異常原因に対応した操作を示す操作ガイドとが検索
条件として表示される。
ュアル検索条件を作成することも可能である。その場合
には、データ入力部32は、異常診断ガイド装置8か
ら、診断ガイド情報として診断結果および操作ガイドを
受け取ると、それらを表示装置5に表示させる。その結
果、図6(A),(C)に示されるように、診断結果と
その異常原因に対応した操作を示す操作ガイドとが検索
条件として表示される。
【0032】オペレータが画面上の「蒸気発生器細管漏
洩の可能性」に触れると、第1の実施例の場合と同様に
して、触れられた位置の情報が指示入力として指示入力
部34に取り込まれる。その指示入力は、運転マニュア
ル検索部35に入力される。運転マニュアル検索部35
は、原因「蒸気発生器細管漏洩」に対応した運転マニュ
アルを運転マニュアルデータベース41から検索し、そ
れを表示形式選択部38を介して表示装置5に与える。
従って、表示装置5には、図6(B)に示すように「蒸
気発生器細管漏洩」についての徴候に関する運転マニュ
アルが表示される。
洩の可能性」に触れると、第1の実施例の場合と同様に
して、触れられた位置の情報が指示入力として指示入力
部34に取り込まれる。その指示入力は、運転マニュア
ル検索部35に入力される。運転マニュアル検索部35
は、原因「蒸気発生器細管漏洩」に対応した運転マニュ
アルを運転マニュアルデータベース41から検索し、そ
れを表示形式選択部38を介して表示装置5に与える。
従って、表示装置5には、図6(B)に示すように「蒸
気発生器細管漏洩」についての徴候に関する運転マニュ
アルが表示される。
【0033】また、操作ガイドのうちのいずれかに触れ
ると、触れられた位置の情報が指示入力として指示入力
部34に取り込まれる。その指示入力は、運転マニュア
ル検索部35に入力される。運転マニュアル検索部35
は、選択された「RCS減温」に対応した操作に関する
運転マニュアルを運転マニュアルデータベース41から
検索し、それを表示形式選択部38を介して表示装置5
に与える。従って、表示装置5には、その操作に関する
運転マニュアルが表示される。
ると、触れられた位置の情報が指示入力として指示入力
部34に取り込まれる。その指示入力は、運転マニュア
ル検索部35に入力される。運転マニュアル検索部35
は、選択された「RCS減温」に対応した操作に関する
運転マニュアルを運転マニュアルデータベース41から
検索し、それを表示形式選択部38を介して表示装置5
に与える。従って、表示装置5には、その操作に関する
運転マニュアルが表示される。
【0034】なお、表示装置5には、徴候に関する運転
マニュアルの最初の頁が表示されるが、次頁以降の内容
は、オペレータのタッチ入力にもとづく運転マニュアル
検索部35の表示切替処理によって表示される。操作に
関する運転マニュアルの頁繰りについても同様になされ
る。
マニュアルの最初の頁が表示されるが、次頁以降の内容
は、オペレータのタッチ入力にもとづく運転マニュアル
検索部35の表示切替処理によって表示される。操作に
関する運転マニュアルの頁繰りについても同様になされ
る。
【0035】実施例5. 運転マニュアル検索部35は、以上のように、異常など
のイベントが発生した時の運転マニュアルをオペレータ
に提示するが、さらに関連情報検索機能を有するものと
してもよい。
のイベントが発生した時の運転マニュアルをオペレータ
に提示するが、さらに関連情報検索機能を有するものと
してもよい。
【0036】その場合には、リンク情報関連情報データ
ベース42に、あらかじめ、関連検索情報も設定され
る。関連検索情報とは、運転マニュアルデータベース4
1の様々な頁に存在する各情報のうちある運転の際に参
照する可能性のあるものをその運転に対応づける情報で
ある。例えば、「安全注入信号による補機自動起動ブロ
ック動作」において参照されうる機器、例えば加圧器B
Uヒータや冷却水ポンプなどの関連情報がその動作に関
連づけられる。その他、関連づけられるものとして、プ
ラントの特性曲線や開閉状態のチェックリストなどがあ
る。
ベース42に、あらかじめ、関連検索情報も設定され
る。関連検索情報とは、運転マニュアルデータベース4
1の様々な頁に存在する各情報のうちある運転の際に参
照する可能性のあるものをその運転に対応づける情報で
ある。例えば、「安全注入信号による補機自動起動ブロ
ック動作」において参照されうる機器、例えば加圧器B
Uヒータや冷却水ポンプなどの関連情報がその動作に関
連づけられる。その他、関連づけられるものとして、プ
ラントの特性曲線や開閉状態のチェックリストなどがあ
る。
【0037】次に動作について説明する。運転マニュア
ル検索部35は、例えば第1の実施例における処理と同
様の処理を行って、表示装置5に運転マニュアルを表示
する。ここで、例えば図7(A)に示されるような運転
マニュアルが表示されたとする。運転マニュアル検索部
35は、表示の際に、関連検索情報があるかどうか確認
し、あればその旨を示すマーク(この場合には、「別表
3参照」)を表示内容に付加する。
ル検索部35は、例えば第1の実施例における処理と同
様の処理を行って、表示装置5に運転マニュアルを表示
する。ここで、例えば図7(A)に示されるような運転
マニュアルが表示されたとする。運転マニュアル検索部
35は、表示の際に、関連検索情報があるかどうか確認
し、あればその旨を示すマーク(この場合には、「別表
3参照」)を表示内容に付加する。
【0038】オペレータは、そのマークに触れることに
より、その動作に関連ある機器などの関連情報を知るこ
とができる。すなわち、触れられた位置の情報が指示入
力として指示入力部34に取り込まれる。その指示入力
は、運転マニュアル検索部35に入力される。
より、その動作に関連ある機器などの関連情報を知るこ
とができる。すなわち、触れられた位置の情報が指示入
力として指示入力部34に取り込まれる。その指示入力
は、運転マニュアル検索部35に入力される。
【0039】運転マニュアル検索部35は、選択された
「別表3参照」に対応した機器に関する関連検索情報を
リンク情報関連情報データベース42から検索し、その
関連検索情報に従って運転マニュアルデータベース41
から関連する機器を検索する。そして、それらを関連情
報として表示形式選択部38を介して表示装置5に与え
る。従って、表示装置5には、図7(B)に示すように
その動作に関連する情報(この例では、関連する機器)
が表示される。
「別表3参照」に対応した機器に関する関連検索情報を
リンク情報関連情報データベース42から検索し、その
関連検索情報に従って運転マニュアルデータベース41
から関連する機器を検索する。そして、それらを関連情
報として表示形式選択部38を介して表示装置5に与え
る。従って、表示装置5には、図7(B)に示すように
その動作に関連する情報(この例では、関連する機器)
が表示される。
【0040】実施例6. なお、運転マニュアルと関連情報とをマルチウィンドウ
表示してもよい。例えば、オペレータが図7(A)に示
されるような運転マニュアルを見た後別表3を参照し、
その後、再度その運転マニュアルを見なければならない
ような場合にマルチウィンドウ表示は有効である。
表示してもよい。例えば、オペレータが図7(A)に示
されるような運転マニュアルを見た後別表3を参照し、
その後、再度その運転マニュアルを見なければならない
ような場合にマルチウィンドウ表示は有効である。
【0041】この場合には、表示形式選択部38は、運
転マニュアル検索部35が関連情報を検索する際に、検
索される情報に付されている属性情報などを参照して、
オペレータがそれらの関連情報を一時的に欲しているの
か最終的に欲しているのか判断する。一時的に関連情報
が必要とされその後運転マニュアルの参照が再度なされ
ると判断した場合には、関連情報をマルチウィンドウ表
示するように、表示装置5に指示を与える。その結果、
表示装置5には、図8に示すような表示がなされる。
転マニュアル検索部35が関連情報を検索する際に、検
索される情報に付されている属性情報などを参照して、
オペレータがそれらの関連情報を一時的に欲しているの
か最終的に欲しているのか判断する。一時的に関連情報
が必要とされその後運転マニュアルの参照が再度なされ
ると判断した場合には、関連情報をマルチウィンドウ表
示するように、表示装置5に指示を与える。その結果、
表示装置5には、図8に示すような表示がなされる。
【0042】なお、関連情報が最終的に望まれていると
判断した場合、すなわち、その関連情報を見たオペレー
タがその関連情報に元になった運転マニュアルを再度参
照することはないと判断した場合には、図7に示されて
いるように、運転マニュアルから関連情報に切り替えて
表示する。
判断した場合、すなわち、その関連情報を見たオペレー
タがその関連情報に元になった運転マニュアルを再度参
照することはないと判断した場合には、図7に示されて
いるように、運転マニュアルから関連情報に切り替えて
表示する。
【0043】実施例7. 図9に示すように、運転マニュアル検索部35は、運転
マニュアルを表示する際に、運転マニュアル中の要点の
みを表示させ、オペレータが詳細内容を選択しうるマー
クを付加するように、表示装置5に表示させてもよい。
この場合、さらに、運転マニュアル記載事項である確認
パラメータ(プラント状態量)や確認マークを表示させ
てもよい。
マニュアルを表示する際に、運転マニュアル中の要点の
みを表示させ、オペレータが詳細内容を選択しうるマー
クを付加するように、表示装置5に表示させてもよい。
この場合、さらに、運転マニュアル記載事項である確認
パラメータ(プラント状態量)や確認マークを表示させ
てもよい。
【0044】この場合には、オペレータが「要領書詳
細」に触れると、運転マニュアル検索部35は、図3
(C)や図6(D)に示されるような詳細な運転マニュ
アルを、表示装置5に表示させる。オペレータは、詳細
な運転マニュアルを必要としない場合には、見やすい要
点表示のみを扱うことができる。また、プラント状態量
を容易に確認でき、かつ、詳細マニュアルを容易に確認
できる。
細」に触れると、運転マニュアル検索部35は、図3
(C)や図6(D)に示されるような詳細な運転マニュ
アルを、表示装置5に表示させる。オペレータは、詳細
な運転マニュアルを必要としない場合には、見やすい要
点表示のみを扱うことができる。また、プラント状態量
を容易に確認でき、かつ、詳細マニュアルを容易に確認
できる。
【0045】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、プラント運転支援装置を、表示装置に表示された各
イベントのうちオペレータがイベントの発生原因候補
を、リンク情報データベース中から取り出し取り出され
た各発生原因候補のうち最も確からしいものを強調表示
した発生原因候補を運転マニュアル検索条件として表示
装置に表示させる検索条件指定部と、表示装置に表示さ
れた各発生原因候補のうちオペレータが指示したものに
対応した運転マニュアルを運転マニュアルデータベース
から検索し検索された運転マニュアルを表示装置に表示
させる運転マニュアル検索部とを備えた構成としたの
で、オペレータが異常原因およびその異常に応じた操作
を容易に認識でき、迅速で確実なプラント異常に対する
対応を可能にするものが得られる効果がある。また、オ
ペレータの異常原因対策をより確実なものとするものが
得られる効果がある。
ば、プラント運転支援装置を、表示装置に表示された各
イベントのうちオペレータがイベントの発生原因候補
を、リンク情報データベース中から取り出し取り出され
た各発生原因候補のうち最も確からしいものを強調表示
した発生原因候補を運転マニュアル検索条件として表示
装置に表示させる検索条件指定部と、表示装置に表示さ
れた各発生原因候補のうちオペレータが指示したものに
対応した運転マニュアルを運転マニュアルデータベース
から検索し検索された運転マニュアルを表示装置に表示
させる運転マニュアル検索部とを備えた構成としたの
で、オペレータが異常原因およびその異常に応じた操作
を容易に認識でき、迅速で確実なプラント異常に対する
対応を可能にするものが得られる効果がある。また、オ
ペレータの異常原因対策をより確実なものとするものが
得られる効果がある。
【0046】請求項2記載の発明によれば、プラント運
転支援装置を、異常診断ガイド装置の診断結果であるイ
ベントの各発生原因候補およびその発生原因に応じた操
作ガイドを運転マニュアル検索条件として表示装置に表
示させる検索条件指定部と、表示装置に表示された各発
生原因候補または操作ガイドのうちオペレータが指示し
たものに対応した運転マニュアルを運転マニュアルデー
タベースから検索し検索された運転マニュアルを前記表
示装置に表示させる運転マニュアル検索部とを備えた構
成としたので、オペレータが異常原因およびその異常に
応じた操作を容易に認識でき、プラント異常に対する対
応をより迅速確実に可能にするものが得られる効果があ
る。
転支援装置を、異常診断ガイド装置の診断結果であるイ
ベントの各発生原因候補およびその発生原因に応じた操
作ガイドを運転マニュアル検索条件として表示装置に表
示させる検索条件指定部と、表示装置に表示された各発
生原因候補または操作ガイドのうちオペレータが指示し
たものに対応した運転マニュアルを運転マニュアルデー
タベースから検索し検索された運転マニュアルを前記表
示装置に表示させる運転マニュアル検索部とを備えた構
成としたので、オペレータが異常原因およびその異常に
応じた操作を容易に認識でき、プラント異常に対する対
応をより迅速確実に可能にするものが得られる効果があ
る。
【0047】請求項3記載の発明によれば、プラント運
転支援装置を、表示装置に表示された運転マニュアルに
ついてオペレータが関連情報を要求した場合には関連情
報データベースの関連検索情報に従って運転マニュアル
データベースからその運転に関連した情報を抽出し抽出
された情報を表示装置に表示させる運転マニュアル検索
部を備えた構成としたので、オペレータのマニュアル検
索作業をより容易化し、プラント運転時のオペレータの
負荷をより低減させるものが得られる効果がある。
転支援装置を、表示装置に表示された運転マニュアルに
ついてオペレータが関連情報を要求した場合には関連情
報データベースの関連検索情報に従って運転マニュアル
データベースからその運転に関連した情報を抽出し抽出
された情報を表示装置に表示させる運転マニュアル検索
部を備えた構成としたので、オペレータのマニュアル検
索作業をより容易化し、プラント運転時のオペレータの
負荷をより低減させるものが得られる効果がある。
【0048】そして、請求項4記載の発明によれば、プ
ラント運転支援装置を、関連情報の属性にもとづいてそ
の関連情報をマルチウィンドウ表示する構成としたの
で、再度参照される可能性のある運転マニュアルがオペ
レータが一時的に欲する関連情報によって消されてしま
うことがなく、運転マニュアル確認の作業をより効率化
しうるものが得られる効果がある。
ラント運転支援装置を、関連情報の属性にもとづいてそ
の関連情報をマルチウィンドウ表示する構成としたの
で、再度参照される可能性のある運転マニュアルがオペ
レータが一時的に欲する関連情報によって消されてしま
うことがなく、運転マニュアル確認の作業をより効率化
しうるものが得られる効果がある。
【図1】この発明の一実施例によるプラント運転支援装
置を含むプラント監視システムを示すブロック図であ
る。
置を含むプラント監視システムを示すブロック図であ
る。
【図2】この発明の一実施例によるプラント運転支援装
置の詳細構成を示すブロック図である。
置の詳細構成を示すブロック図である。
【図3】この発明の第1の実施例によるプラント運転支
援装置における表示内容の一例を示す説明図である。
援装置における表示内容の一例を示す説明図である。
【図4】この発明の第2の実施例によるプラント運転支
援装置における表示内容の一例を示す説明図である。
援装置における表示内容の一例を示す説明図である。
【図5】この発明の第3の実施例によるプラント運転支
援装置における表示内容の一例を示す説明図である。
援装置における表示内容の一例を示す説明図である。
【図6】この発明の第4の実施例によるプラント運転支
援装置における表示内容の一例を示す説明図である。
援装置における表示内容の一例を示す説明図である。
【図7】この発明の第5の実施例によるプラント運転支
援装置における表示内容の一例を示す説明図である。
援装置における表示内容の一例を示す説明図である。
【図8】この発明の第6の実施例によるプラント運転支
援装置における表示内容の一例を示す説明図である。
援装置における表示内容の一例を示す説明図である。
【図9】この発明の第7の実施例によるプラント運転支
援装置における表示内容の一例を示す説明図である。
援装置における表示内容の一例を示す説明図である。
【図10】従来のプラント運転支援装置における表示例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図11】従来のプラント運転支援装置の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
5 表示装置 8 異常診断ガイド装置 33 検索条件指定部 35 運転マニュアル検索部 38 表示形式選択部 41 運転マニュアルデータベース 42 リンク情報関連情報データベース(リンク情報デ
ータベース,関連情報データベース)
ータベース,関連情報データベース)
Claims (4)
- 【請求項1】 プラントのオペレータに、警報情報など
のイベント情報や運転マニュアルを提示するプラント運
転支援装置において、前記イベント情報や運転マニュア
ルを表示するとともに指示入力機能を有する表示装置
と、前記イベント情報に応じた運転マニュアルを格納し
た運転マニュアルデータベースと、各イベントの発生原
因、発生したイベントとそのイベントの発生原因とを対
応づけるリンク情報、および発生原因と運転マニュアル
との対応関係を格納したリンク情報データベースと、前
記表示装置に表示された各イベントのうちオペレータが
指示したイベントの発生原因候補を、前記リンク情報デ
ータベース中から取り出し取り出された各発生原因候補
を前記表示装置に表示させるとともに、それら発生原因
候補のうち実際の発生原因である可能性の高いものを強
調表示する指示を前記表示装置に与える検索条件指定部
と、前記表示装置に表示された各発生原因候補のうちオ
ペレータが指示したものに対応した運転マニュアルを前
記運転マニュアルデータベースから検索し検索された運
転マニュアルを前記表示装置に表示させる運転マニュア
ル検索部とを備えたことを特徴とするプラント運転支援
装置。 - 【請求項2】 プラントのオペレータに、警報情報など
のイベント情報や運転マニュアルを提示するプラント運
転支援装置において、前記イベント情報や運転マニュア
ルを表示するとともに指示入力機能を有する表示装置
と、前記イベント情報に応じた運転マニュアルを格納し
た運転マニュアルデータベースと、各イベントの発生原
因および操作ガイドと運転マニュアルとの対応関係を格
納したリンク情報データベースと、異常診断ガイド装置
の診断結果であるイベントの各発生原因候補およびその
発生原因に応じた操作ガイドを前記表示装置に表示させ
る検索条件指定部と、前記表示装置に表示された各発生
原因候補または操作ガイドのうちオペレータが指示した
ものに対応した運転マニュアルを前記運転マニュアルデ
ータベースから検索し検索された運転マニュアルを前記
表示装置に表示させる運転マニュアル検索部とを備えた
ことを特徴とするプラント運転支援装置。 - 【請求項3】 プラントのオペレータに、警報情報など
のイベント情報や運転マニュアルを提示するプラント運
転支援装置において、前記イベント情報や運転マニュア
ルを表示するとともに指示入力機能を有する表示装置
と、前記イベント情報に応じた運転マニュアルを格納し
た運転マニュアルデータベースと、各運転とその運転の
際に参照される可能性のある前記運転マニュアルデータ
ベース中の情報とを関連づける関連検索情報を格納した
関連情報データベースと、前記表示装置に表示されたイ
ベントの各発生原因候補のうちオペレータが指示したも
のに対応した運転マニュアルを前記運転マニュアルデー
タベースから検索し検索された運転マニュアルを前記表
示装置に表示させるとともに、その運転マニュアルにつ
いてオペレータが関連情報を要求した場合には前記関連
情報データベースの関連検索情報に従って前記運転マニ
ュアルデータベースからその運転に関連した情報を抽出
し抽出された情報を前記表示装置に表示させる運転マニ
ュアル検索部とを備えたことを特徴とするプラント運転
支援装置。 - 【請求項4】 プラントのオペレータに、警報情報など
のイベント情報や運転マニュアルを提示するプラント運
転支援装置において、前記イベント情報や運転マニュア
ルを表示するとともに指示入力機能を有する表示装置
と、前記イベント情報に応じた運転マニュアルを格納し
た運転マニュアルデータベースと、各運転とその運転の
際に参照される可能性のある前記運転マニュアルデータ
ベース中の情報とを関連づける関連検索情報を格納した
関連情報データベースと、前記表示装置に表示されたイ
ベントの各発生原因候補のうちオペレータが指示したも
のに対応した運転マニュアルを前記運転マニュアルデー
タベースから検索し検索された運転マニュアルを前記表
示装置に表示させるとともに、その運転マニュアルにつ
いてオペレータが関連情報を要求した場合には前記関連
情報データベースの関連検索情報に従って前記運転マニ
ュアルデータベースからその運転に関連した情報を抽出
し抽出された情報を前記表示装置に表示させる運転マニ
ュアル検索部と、抽出された前記関連情報がオペレータ
の一時的に欲する情報である場合に、その関連情報を運
転マニュアルとともに同一画面にマルチウィンドウ表示
する指示を前記表示装置に与える表示形式選択部とを備
えたことを特徴とするプラント運転支援装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4135722A JP2839786B2 (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | プラント運転支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4135722A JP2839786B2 (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | プラント運転支援装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05307692A JPH05307692A (ja) | 1993-11-19 |
JP2839786B2 true JP2839786B2 (ja) | 1998-12-16 |
Family
ID=15158355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4135722A Expired - Fee Related JP2839786B2 (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | プラント運転支援装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2839786B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4957423B2 (ja) * | 2007-07-13 | 2012-06-20 | 東ソー株式会社 | プラント保安管理システム |
JP5048706B2 (ja) * | 2009-03-30 | 2012-10-17 | 三菱電機株式会社 | プラント運転支援システム |
JP5762827B2 (ja) * | 2011-06-03 | 2015-08-12 | 株式会社東芝 | プラント運転支援装置 |
CN102955464B (zh) * | 2011-08-26 | 2015-11-11 | 欧姆龙株式会社 | 电量显示装置及系统和方法 |
KR20170016437A (ko) | 2014-06-03 | 2017-02-13 | 피비 이노베이트 피티와이 리미티드 | 정보 검색 시스템 및 방법 |
JP6720478B2 (ja) * | 2015-07-02 | 2020-07-08 | 中国電力株式会社 | 原子力発電プラント警報監視支援システム |
WO2018047313A1 (ja) * | 2016-09-09 | 2018-03-15 | 株式会社牧野フライス製作所 | 工作機械の電子マニュアルおよび工作機械 |
-
1992
- 1992-04-30 JP JP4135722A patent/JP2839786B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05307692A (ja) | 1993-11-19 |
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Legal Events
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