JP2772047B2 - プラント監視操作装置 - Google Patents

プラント監視操作装置

Info

Publication number
JP2772047B2
JP2772047B2 JP17909189A JP17909189A JP2772047B2 JP 2772047 B2 JP2772047 B2 JP 2772047B2 JP 17909189 A JP17909189 A JP 17909189A JP 17909189 A JP17909189 A JP 17909189A JP 2772047 B2 JP2772047 B2 JP 2772047B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plant
equipment
display
data
processing means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP17909189A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0344708A (ja
Inventor
信道 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP17909189A priority Critical patent/JP2772047B2/ja
Publication of JPH0344708A publication Critical patent/JPH0344708A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2772047B2 publication Critical patent/JP2772047B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はプラント機器の操作スイッチに関する情報を
表示するプラント監視操作装置に関する。
(従来の技術) 一般に、プラント機器の操作スイッチは、プラント全
体を一括して監視、操作する中央制御盤上に監視計器、
ランプレコーダー等と並んで設けられ、プラント機器の
状態、あるいはプラントの状態を変える時に操作され
る。
一方、プラント機器の制御装置には、各機器の保護条
件、並びにプラントとして好ましくない状態となった
時、自動的にフェイルセーフ移行、起動状態保持動作あ
るいは停止動作をさせる条件回路等が設けられ、これら
の条件(機器動作条件)回路は、プラントを構成する機
器の状態とプロセス状態量等を条件として、ロジカルに
組まれている。そして、中央制御盤上のスイッチ操作に
よるプラント機器の起動停止等の信号は、この制御装置
の機器動作条件が揃う時、プラント機器が起動、停止等
を可能とするものであり、条件が揃わない時には機器の
動作、停止などを不可能としている。
ところで、プラントを運転する場合、運転員は普通プ
ラントの状態並びに機器の状態と、プロセス量等を確認
の上で、スイッチ操作を行うが、何等かの要因により機
器動作条件が揃わずプラント機器が意図した状態に変化
しない場合もある。その原因としては、スイッチの操作
順序を誤った、あるいは、機器を操作するタイミングが
プラント状態、プロセス状態量に一致していない、機器
が故障している等、各種の要因が考えられる。
このような場合、従来は、機器動作条件の設計図面で
ある展開接続図等を基に、各論理の条件が揃っているか
どうかを中央制御盤上の監視計器類、ランプ類、変換
器、センサー類等を逐一調査し、場合によってはスイッ
チ回路、機器の制御装置等の制御動作状態などを調査
し、原因を究明した上で対応操作を講じていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来方法によると、機器動作条件
を記した展開接続図が増大し、複雑化してきたため、展
開接続図の設置場所をいかに中央制御室の適切な場所に
確保するかという問題と、機器不動作時どの展開接続図
のどのシートを確認してゆけばよいか、又、確認に際
し、どの計器、ランプ、プロセス状態量を対象に見てゆ
けばよいか、調査に要する時間をいかに短縮し、原因の
早期究明を計るか等に問題があった。
このような問題に対し、どの展開接続図のシートを見
ればよいかは、プラント機器とこのプラント機器に関す
るスイッチの展開接続図のシート番号等をパンチテープ
で作成し、これを各スイッチの近傍に貼付るなどの対策
を講ずることで、解決を計ってきたが、機器動作条件確
認は、従来同様、展開接続図と機器類のつき合わせ調査
によっていたため、作業に時間がかかり対応操作が遅れ
ていた。
そこで本発明は、機器操作スイッチに関する展開接続
図を探したり、展開接続図に示されたプラント状態を制
御盤等で逐一確認する手間を省き、機器操作スイッチに
関する情報が簡単に得られるプラント監視操作装置を提
供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、プラント機器の状態信号と共にそのプラン
ト機器の動作条件に関係するプロセス信号を入力する入
力手段と、プラント機器の動作、不動作状態に至る論理
条件を示す機器動作条件図を表示するに必要なデータを
記憶している記憶手段と、前記機器動作条件図を前記表
示装置上に表示要求する釦を表示装置に表示されている
プラント系統図中のプラント機器表示にタッチすること
により表示すると共に、その釦をタッチすることにより
前記プラント機器についての前記機器動作条件図を表示
するに必要なデータを前記記憶手段より取り出し前記プ
ラント系統図と共に表示する表示処理手段とを備え、更
に、前記プラント機器に対し機器操作信号出力後、一定
時間経過しても前記プラント機器の状態信号が変化しな
い場合には動作条件を検索し、前記機器動作条件図を表
示装置の画面上に自動表示する手段を設けたものであ
る。
(作用) 本発明では、計算機にプラントからのプラント機器の
状態信号と、制御装置からの機器動作条件に関係するプ
ロセス信号を入力し、入力データを生成する入力処理手
段を設け、表示データで指定された入力点に基づき、入
力データの状態量を反映して表示装置にシンボル表示す
ると共に、機器動作条件論理を演算しその演算結果を表
示する表示処理手段を設け、表示データの内容が変更さ
れることで、表示装置に展開接続図に準ずる機器動作条
件図を表示することができる。
機器操作実行にもかかわらず、一定時間経過しても機
器の状態が変化しない場合には、表示装置に機器動作条
件図を自動的に表示することにより、機器動作条件の不
成立状態を運転員などに知らせることができる。
(実施例) 本発明の一実施例によるプラント監視操作装置の一実
施例の構成図を第1図に示す。
図において、プラント1に多数存在する各種プラント
機器の状態信号Nと、制御装置2からの機器動作条件に
係るプロセス信号Mは計算機3の入力処理手段4に入力
され、それぞれ内部処理可能な入力データuに変換処理
される。
表示処理手段5は、その入力データuを表示データV
で指定された入力点に反映してカラーCRT6に表示する一
方、表示データVに機器の動作条件データSがある場
合、入力データuを参照して論理演算し、カラーCRT6に
表示する処理を行う。
タッチスクリーン7の入力を基にタッチ入力処理手段
8は、座標データZを生成し、判定処理手段9を起動す
る。
判定処理手段9は、座標データZに該当する要求機能
を表示データVをもとに検索し、動作条件ポインタデー
タp又は、操作ポインタデータq又は出力ポインタデー
タrを生成し、編集処理手段10又は出力処理手段11に渡
す。又、判定処理手段9は、出力ポインタデータrを生
成した後、入力データuを参照し、一定時間α経過する
までに機器状態信号Nが変化しない場合には動作条件ポ
インタデータpを生成し、編集処理手段10に出力する。
編集処理手段10は表示項目データWを基に、表示デー
タVを編集する一方、動作条件ポインタデータpと操作
ポインタデータqに基づき、動作条件データファイルSF
と、操作データファイルTFより各ポイタで指定された動
作条件データSと操作データTを検索し、これらを基に
表示データVを生成し、表示処理手段5に渡し、プロセ
ス信号Mを反映して動作条件を自動的にカラーCRT6に表
示させる。
出力処理手段11は出力ポインタデータrを基に制御装
置2に機器操作信号Lを出力する。
第2図は、本発明によるプラント機器の操作スイッチ
情報表示エリアと表示データの対応を示す図である。
図示のとおり、カラーCRT6に表示される表示エリアに
は、系統表示エリアH、機器操作表示エリアI、機器動
作条件表示エリアJの3種類ある。プラント機器並びに
プラント系統の状態を表示する系統表示エリアHには、
表示項目データWにて指定されるグラフィック画面が表
示される。機器操作表示エリアIには操作データTにて
指定されるグラフィック画面が表示され、機器動作条件
表示エリアJには動作条件データSにて指定されるグラ
フィック画面が表示される。
第3図は、表示項目データWと、操作データTと、動
作条件データSの詳細と相互関係を説明する図である。
表示項目データWには、系統表示エリアHに表示する表
示項目であるプラント系統図における各プラント機器A,
B,Cの表示座標Zと機器表示の色と形を指定するシンボ
ルデータYに反映する入力データuを指定する指標U
と、この表示に対応するプラント機器1の操作データT
を指定する操作ポインタデータqが定義されている。
操作データTには、機器操作表示エリアIに表示する
特定プラント機器に関する操作ポインタデータに対し
て、機器名称データDと、シンボルデータYと、入力デ
ータ指標Uと、この機器を操作した後その入力データu
の変化を検出するまでの許容時間を指定する許容時間α
と、機器状態を変えるための各スイッチポジションE
(i)(i=i,j,k…)と、スイッチ表示座標Z(i)
(i=i,j,k…)の現設定位置の表示に反映するスイッ
チ表示入力データ指標U(i)(i=i,j,k…)と、ス
イッチポジションE(i)(i=i,j,k…)に対応した
出力ポインタデータr(i)(i=i,j,k…)と、動作
条件データSを表示要求する為の論理要求釦Fと、この
論理要求釦表示座標ZFと動作条件ポインタデータpと、
論理要求釦Fを取り消すための取消要求釦Kと、この取
消要求釦表示座標ZKが定義されている。
動作条件データSには、動作条件ポインタデータpに
対して、プラント機器1に制御装置2が働きかけ、状態
を変化させる方向性を示した動作方向データOと、この
方向性を論理的に定義する論理演算のノード記号xと、
各スイッチポジション(i)(i=i,j,k…)と、各ス
イッチポジションに対応したスイッチ表示入力データ指
標U(i)(i=i,j,k…)と、ノード記号xの論理内
容を、スイッチ表示入力データU(i)(i=i,j,k
…)と、入力データUと、ノード記号xをAND,OR,NOT等
の論理演算子を用いて記述した論理記述Xと、この論理
記述Xを示した展開接続図のシート番号、制御装置名を
示した展開接続図データGとが定義されている。
次に、以上のように構成されたプラント監視操作装置
の動作を説明する。
第1図において、プラント1からの各プラント機器の
状態信号Nは計算機3の入力処理手段4に入力され、内
部処理可能な入力データuに変換処理され、入力データ
保存メモリMUを介して表示処理手段5に入力される。こ
のとき、編集処理手段10は運転員からの系統監視画面表
示要求に基づき、指定されたプラント系統図を表示する
ため、固定部の表示データとして、第3図で示される表
示項目データWのみで表示データVを構成して、表示デ
ータ保存メモリMUを介して表示処理手段5に出力する。
表示処理手段5は、この表示データVに、そのデータ中
の指標Uで指定された入力データuを反映してカラーCR
T6に出力する。
これにより、第4図に示すようにカラーCRT6の系統表
示エリアHには表示座標データZに基づく位置のシンボ
ルデータYに基づくポンプA,バーブルB…の形状に指標
Uで指定された入力データuに基づく色を反映した系統
監視画面20が表示される。この系統表示監視画面20に表
示されているシンボル表示例えばポンプAの表示に指で
タッチすれば、タッチスクリーン7の信号によりタッチ
入力手段8が起動され、座標データZが計算機3内部に
取り込まれ、判定処理手段9が起動される。判定処理手
段9は、座標データ保存メモリMZを介して座標データZ
を読み込み座標データZと現在の表示データVとの照合
検索により、ポンプAの表示座標ZAが指定されたと判断
し、対応する表示項目データW中の操作ポインタデータ
qAを操作ポインタ保存メモリQに設定し、編集処理手段
10を起動する。
編集処理手段10は、操作ポインタ保存メモリQを基に
操作データファイルTFより、操作ポインタデータqを有
する操作データTを検索し、このデータを先の表示デー
タVに加え、表示処理手段5を起動する。
表示処理手段5は、表示データVに新たに加えられた
操作データTに基づきポンプAの名称と、シンボルと、
スイッチポジションE(i)に入力データuを反映して
第4図の機器操作表示エリアIに表示する一方、同エリ
アに論理要求釦Fと取消要求釦Kを表示する。この結
果、機器操作画面21がカラーCRT6に表示される。
ここで機器操作画面21の論理要求釦Fにタッチした場
合、タッチ入力処理手段8により座標データZが得ら
れ、この座法データZと表示データVとの照合検索の結
果、判定処理手段9は、動作条件ポインタデータpAを動
作条件ポインタ保存メモリPに設定した上で編集処理手
段10は、動作条件ポインタデータpを基に、動作条件デ
ータファイルSFより動作条件ポインタpAを有する第3図
に示す動作条件データSを検索し、更にこのデータを先
の表示データVに加え、表示処理手段5を起動する。表
示処理手段5は今回表示データSに基づき、機器操作画
面21に機器動作条件表示エリアJを設け、ここに展開接
続図データGと、起動、停止等を示す動作方向データO
と、動作方向に至る論理記述Xを第4図に機器動作条件
表示画面22に示す通り表示する。
ここで、表示処理手段5は、機器動作条件論理につい
ても論理演算し、その結果を、成立状態にある論理の線
と、不成立の状態にある論理の線の表示色に別々の色で
反映して表示する。(例えば成立は緑、不成立は赤)機
器動作条件表示画面22において取消要求釦Kにタッチし
た場合、タッチ入力処理手段8により座標データZが得
られ、この座標データZと表示データVとの照合検索に
結果、判定処理手段9は動作条件ポインタデータpをリ
セットして、編集処理手段10を起動する。
編集処理手段10は、動作条件ポインタデータpがリセ
ットされているため表示データVから機器動作条件デー
タSを全てクリアし、表示処理手段5を起動する。
表示処理手段5は表示データVに動作条件データSが
なく、機器表示データWと機器操作データTがある為、
これに従って表示処理手段5を行い機器操作画面21を表
示する。第4図の機器操作画面21において例えばスイッ
チポジション釦E(i)をタッチした場合、タッチ入力
処理手段8により座標データZが得られ、この座標デー
タZと表示データVとの照合検索の結果、起動釦が選択
されたことを判定処理手段9が判定し、出力ポインタデ
ータr(i)を出力ポインタ保存メモリRに設定し、許
容時間αで指定された時間、ポンプAの入力データu
が起動状態に変化するのを待つ処理に入る。
通常の場合、出力処理手段11が出力ポインタデータr
に対応した機器操作信号Lを制御装置2に出力する為、
ポンプAの起動条件が制御装置2のロジカル処理により
成立すれば、制御装置2からポンプAに対し、起動信号
が出力され、ポンプAが起動状態に入る。この結果、ポ
ンプAの状態信号Nが変化し、これを入力処理手段4
が、検出して入力データuを更新するが、制御装置2の
ロジカル処理の結果、ポンプAの起動条件が、例えば入
力弁Bが閉まっていたことが原因で不成立となり、ポン
プAに対し、制御装置2から起動信号が出力されなくな
っているということも起こり得る。
当然のことながら、この場合にはポンプAの状態信号
Nは、変化せず、入力データuも更新されないことか
ら、出力ポインタデータrを設定した後、許容時間α
で指定の時間まで、入力データuのデータ変化を待って
いる。
判定処理手段9は、時間切れと判定した後、動作条件
ポインタ保存メモリPに動作条件ポインタデータpAを設
定し、編集処理手段10を起動する。
この一連の時間切れ処理の結果、カラーCRT6に第4図
における機器動作条件表示画面22が表示される。
このように、現在のプロセスデータを反映して機器動
作条件図をCRT6上に表示可能としたことで、スイッチお
よびプラント機器に関する展開接続図を図面棚から探し
だす必要がなくなる。
また、スイッチに関する機器動作条件図を任意に表示
可能としたため、スイッチ操作前でもプラント機器動作
可否が確認できる。
更に、スイッチ操作後、機器が動作不可能であった場
合、プロセス信号を反映して機器動作条件図が自動的に
CRTに表示される為、障害要因を調査する時間が短縮で
き、対応操作も早くとれるようになる。
以上説明した実施例の他に、特定スイッチの操作タミ
ング、他機器操作手順との関連、操作時注意して監視す
べきプラントのパラメータ等のプラント機器操作時の補
佐情報等を表示させるために、前記実施例の動作条件デ
ータSと同じ位置付けのファイルとして各スイッチの手
順書データファイルSF′を設ける方法もある。つまり、
各スイッチの手順書データファイルSF′内の手順データ
S′のポインタデータp′を手順書データS′と操作デ
ータTに定義し、手順書を表示要求する為のCRT上に表
示する手順書要求釦F′と、その表示座標ZF′を機器操
作データファイルTFに新たに定義することで、特定スイ
ッチの操作タミング、他機器操作手順との関連、操作時
注意して監視すべきプラントのパラメータ等のプラント
機器装置の補佐情報をカラーCRT6に表示することが可能
である。
この場合、手順書ポインタ保存メモリP′を新たに設
け、判定処理手段9に表示座標ZF′を検索する手段を設
ける。そして手順書ポインタデータp′を手順書ポイン
タ保存メモリP′に設定し、編集処理手段10を起動する
手順を追加する。又、編集処理手段10には手順書ポイン
タ保存メモリP′を基に手順書データS′群より手順書
データS′を索引し、表示データVに追加設定し、表示
処理手段5を起動する手順を追加する。表示処理手段5
には、表示データVの手順データVの手順データS′を
カラーCRT6上に、文字、図形に変換して表示する手順を
追加する。
あるいは、前記の実施例においては、スイッチポジシ
ョンE(i)をタッチすると出力ポインタデータr
(i)が出力ポインタ保存メモリRに直接セットされ、
出力処理手段11により制御装置2に機器操作信号Lを出
す方法として説明したが、スイッチ誤操作を考慮し、ス
イッチポジション釦E(i)をタッチした後、操作指令
をタッチして制御装置2に機器操作信号Lを出す方法も
考えられる。
即ち、スイッチ操作手順を“ポジション選択”と“指
令”の2段階に分割する方法であるが、この方法ではス
イッチポジション選択の段階で、模擬的に機器動作条件
論理の作動状態を演算し、プラント機器が操作し得る論
理条件となっているか否かをシミュレートし、操作指令
実行前に機器動作条件を確認可能とする。
この場合、操作データファイルTFに、スイッチポジシ
ョン選択指標l(i)を各スイッチポジションE(i)
毎に追加定義し、操作指令F″とその表示座標ZF″を追
加定義する。
さらに、判定処理手段9には、スイッチポジション釦
E(i)がタッチ選択された場合、表示データVの操作
データTに定義されたスイッチポジション選択指標l
(i)の値を“1"に設定する手順と、動作条件ポインタ
保存メモリPに、動作条件ポインタデータpを設定し編
集処理手順10を起動する手順を追加する。
このように、スイッチポジション釦E(i)を選択す
る時点で機器動作条件をカラーCRT6に表示させるが、表
示処理手段5には、スイッチポジション選択指標l
(i)の値が“1"に設定してあるスイッチポジションE
(i)の枠表示に対し、選択状態表示色を与えて表示
し、現在、特定のスイッチポジションE(i)が選択中
であることを明示すると同時に、スイッチポジション選
択指標l(i)が“1"に設定されているスイッチポジシ
ョンの入力データ指標UA(i)を論理的な“1"に模擬設
定する手順を追加し、入力データUの値を用いて機器動
作条件を論理演算し、成立論理の線と不成立論理の線を
色別けして表示するようにする。
また、この状態で、操作指令の表示F″がタッチされ
た場合、要求機能の判定処理手段9は、スイッチポジシ
ョン選択指標l(i)の値が“1"に設定されているスイ
ッチポジションE(i)の出力ポインタデータr(i)
を機器操作の出力ポインタ保存メモリRに設定し、スイ
ッチポジション選択指標l(i)の値を“0"に設定して
編集処理手段10を起動する手順を追加する。
あるいは、本発明による実施例においては、表示項目
データWは換わらないものとして説明したが、プラント
系統並びに機器を監視操作するための画面は多数有るこ
とから、表示項目データWを切り換える手段を加えるこ
ともできる。その場合、表示項目データWに画面番号w
を定義し、編集処理10が画面番号wのデータを基に表示
項目データファイルWFより索引し、表示データVを生成
する方法も考えられる。ここで、画面番号wは判定処理
手段9で更新可能とするか、あるいは画面選択パネルを
計算機3に設け、新たに画面選択処理手段を設けて画面
番号wを生成し、編集処理手段10を起動する方法とす
る。
あるいは、本発明による実施例では、予め設定された
機器の動作条件データSに基づいて処理が実行されてい
たが、制御装置2がディジタル制御装置である場合は、
計算機3と制御装置2に伝送処理手段を設け、計算機3
には制御装置2の入力と出力のレジスタに対応した計算
機3の出力ポインタデータrと入力データuをそれぞれ
を定義した変換データを設け、本変換データを参照しな
がら、制御装置2より伝送される機器動作条件に関する
プログラムとデータを計算機1の言語に翻訳し、動作条
件データファイルSFに書き込んでいく処理を追加して、
構成する方法もある。これにより制御装置2の有する動
作条件データSが変更設定された場合でも変更後の動作
条件データSを計算機3にアップラインローディングで
きる為、動作条件データSが常に制御装置2と一致し、
機器動作条件の展開接続図データGの差替が容易とな
る。又、逆に計算機3側で動作条件データSを変更して
逆翻訳の上で制御装置2にダウンローディングし、同一
の目的を達成することも可能である。
あるいは、本発明の実施例においては、プラント機器
1の状態信号Nと制御装置2のプロセス信号Mを基にし
た機器動作条件論理の表示を説明したが、機器保修上、
プラント機器1並びに制御装置2には操作禁止状態を設
定することがある。この為、タッチスクリーン7あるい
はキーボード等により、各操作スイッチにこの操作禁止
状態を設定もしくは解除可能とする手段と、動作条件デ
ータSにこれを反映する手段とを設け、機器動作条件論
理に組み込み論理不成立の要因として扱い、カラーCRT6
に操作禁止を表示することも可能である。
あるいは、本発明の実施例では、機器動作条件の論理
表示を得る為に、タッチスクリーン7付きカラーCRT6を
用いたが、タッチスクリーン7のかわりに、キーボー
ド、マウス等の他のCRT画面ポインティングデバイスに
よっても実現可能であることは言うまでもない。
あるいは、本発明の実施例では計算機1から制御装置
2に機器動作信号Lを出す方法で示したが、計算機3以
外の装置から機器操作信号Lが制御信号2に出力する方
法にし、なおかつ計算機3により、機器動作条件をカラ
ーCRT6に表示する実施例も考えられる。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、プラント機器の展開接
続図に準じる機器動作条件図を画面表示するため、プラ
ント機器の操作可否状態を操作実施前後に確認できると
共に、プラント機器の動作障害要因を早期に究明し、対
応操作を早めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるプラント機器の操作スイッチ情
報表示装置の一実施例の構成図、第2図は本発明による
プラント機器の操作スイッチ情報表示装置の表示エリア
と表示データの対応を示す図、第3図は表示項目データ
Wと、操作データTと、動作条件データSの詳細と相互
関係を説明する図、第4図は本発明によるプラント機器
の操作スイッチ情報表示装置の表示画面例を示す図であ
る。 1……プラント、2……制御装置、3……計算機、4…
…入力処理手段、5……表示処理手段、6……カラーCR
T、7……タッチスクリーン、8……タッチ入力処理手
段、9……判定処理手段、10……編集処理手段、11……
出力処理手段、20……系統監視画面、21……機器操作画
面、22……機器動作条件表示画面、L……機器操作信
号、M……プロセス信号、N……状態信号、u……入力
データ、S……動作条件データ、T……操作データ、V
……表示データ、W……表示項目データ、Z……表示座
標データ、p……動作条件ポインタデータ、q……操作
ポインタデータ、r……出力ポインタデータ、SF……動
作条件データファイル、TF……操作データファイル、WF
……表示項目データファイル。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示装置上にシンボル表示されたプラント
    機器が組合わされたプラント系統図を表示し、プラント
    機器の監視操作を行なうプラント監視操作装置におい
    て、 プラント機器の機器動作条件に関係するプラント状態量
    や関連機器の動作状態を含み当該プラント監視操作装置
    の監視操作に必要なプラントデータを入力する入力処理
    手段と、プラント機器の動作、不動作状態に至る論理的
    な機器動作条件を示す機器動作条件図を表示するに必要
    なデータを記憶する記憶手段と、 前記表示装置に表示されるプラント系統図中のいずれか
    のプラント機器の選択指示指令により、当該選択された
    プラント機器の機器動作条件図を表示要求する機能受け
    付け部となる釦シンボルを表示する第1の表示処理手段
    と、 前記釦シンボルの選択指示指令により、当該選択された
    プラント機器の機器動作条件図を、前記入力処理手段に
    て入力した現時点の当該機器動作条件に関係するプラン
    ト状態量や関連機器の動作状態を反映させ、機器動作条
    件の成立条件および不成立条件を識別して表示する第2
    の表示処理手段とを備えることを特徴とするプラント監
    視操作装置。
  2. 【請求項2】表示装置上にシンボル表示されたプラント
    機器が組合わされたプラント系統図を表示し、プラント
    機器の監視操作を行なうプラント監視操作装置におい
    て、 プラント機器の機器動作条件に関係するプラント状態量
    や関連機器の動作状態を含み当該プラント監視操作装置
    の監視操作に必要なプラントデータを入力する入力処理
    手段と、プラント機器の動作、不動作状態に至る論理的
    な機器動作条件を示す機器動作条件図を表示するに必要
    なデータを記憶する記憶手段と、 当該プラント監視操作装置によりプラント機器に操作信
    号出力後、一定時間経過しても前記プラント機器の状態
    が変化しないとき、当該操作されたプラント機器の機器
    動作条件図を、前記入力処理手段にて入力した現時点の
    当該機器動作条件に関係するプラント状態量や関連機器
    の動作状態を反映させ、機器動作条件の成立条件および
    不成立条件を識別して表示する表示処理手段とを備える
    ことを特徴とするプラント監視操作装置。
JP17909189A 1989-07-13 1989-07-13 プラント監視操作装置 Expired - Fee Related JP2772047B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17909189A JP2772047B2 (ja) 1989-07-13 1989-07-13 プラント監視操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17909189A JP2772047B2 (ja) 1989-07-13 1989-07-13 プラント監視操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0344708A JPH0344708A (ja) 1991-02-26
JP2772047B2 true JP2772047B2 (ja) 1998-07-02

Family

ID=16059907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17909189A Expired - Fee Related JP2772047B2 (ja) 1989-07-13 1989-07-13 プラント監視操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2772047B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2538069B2 (ja) * 1989-09-13 1996-09-25 株式会社日立製作所 プラント制御システム、その制御回路表示方法および保守装置
JP3147586B2 (ja) * 1993-05-21 2001-03-19 株式会社日立製作所 プラントの監視診断方法
JP2021111234A (ja) * 2020-01-14 2021-08-02 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 表示装置、表示方法および表示プログラム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54109591A (en) * 1978-02-17 1979-08-28 Toshiba Corp Automatic sequence control device
JPS61185007A (ja) * 1985-02-08 1986-08-18 三菱電機株式会社 発電プラントの監視制御装置
JPS6482107A (en) * 1987-09-25 1989-03-28 Nippon Atomic Ind Group Co Plant monitor control method

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0344708A (ja) 1991-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5557774A (en) Method for making test environmental programs
US5821934A (en) Method and apparatus for providing stricter data type capabilities in a graphical data flow diagram
US20030090473A1 (en) Multiple screen automatic programming interface
US20060256084A1 (en) Method, device and computer program product for providing user information within a graphical user interface
US20040086314A1 (en) Standard keyboard supporting multimedia functions
US4385367A (en) Sequence block display system
JP2772047B2 (ja) プラント監視操作装置
GB2446202A (en) Monitoring and controlling a device under test
JPH03280120A (ja) 操作履歴を利用したガイダンスシステム
JP7338096B2 (ja) データ処理装置およびデータ処理方法
JPH08147265A (ja) 操作性検証方法及び装置
JPH01229321A (ja) ユーザインタフェース作成装置
JPS59214935A (ja) デ−タ入力方法
JP2561000B2 (ja) 文字列出力方法
JP2889444B2 (ja) キーボード映像を切換えて使用可能な情報処理装置
JPH0887406A (ja) プログラム表示装置
JPH02148118A (ja) 操作手順表示方式
JP3719716B2 (ja) 画面表示装置
JPH0793187A (ja) 自動テスト方法および自動テスト装置
JPS63223931A (ja) 論理図実行ル−ト出力処理方式
JPH0540559A (ja) オンラインマニユアル表示方式
JPH02204792A (ja) Crt表示装置
JPH07271548A (ja) 文字列出力方法
JPS5846426A (ja) コ−ド入力装置
JPH0477949A (ja) 情報処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees