JPH0793187A - 自動テスト方法および自動テスト装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多様な条件でのテストを人手により一度も行
うことなく自動的に実行できる自動テスト装置を提供す
る。 【構成】 テストケース管理部１は、複数の属性値から
なるテストケースを管理する。テストケース生成部２
は、テストケース管理部１からテストケースを構成する
複数の属性値を取り出して、それらの組合せを変えて結
合することによりテストケースを生成する。実行部３
は、テストケース生成部２により生成されたテストケー
スを実行する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、自動テスト装置に関
し、特にソフトウェア操作を人間に代わって計算機が行
う自動テスト装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、マイクロコンピュータやワードプ
ロセッサー等マイクロコンピュータを内蔵した機器の発
達に伴い、ハード（機器本体）のみならず、ハードとソ
フトが一体的に作動するか否かやソフトのみが適切に作
動するか否かの試験がなされるようになってきている。
ところで、かかる試験においては、試験は、試験要領に
従ってマウス等の入力手段から適宜必要なデータや指示
を入力し、ソフトウェアを動作させる。ここで、ソフト
ウェアの性質に応じて、同一データを繰り返し入力して
同一動作を繰り返し実行させたり、同一指示を繰り返し
入力してもソフトウェアが誤動作を起こさないことを確
認する試験がなされることが多々ある。そして、この場
合には、試験が同一のデータや指示を入力手段から繰り
返し入力することになる。このため、例えば特開平３−
１５６６４５号公報に記載されているように、テスト対
象のソフトウェアに対する一連の操作を記憶しておき、
記憶したテストケースを実行することにより再テスト時
の作業を軽減する自動テスト装置が提案されている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の自動
テスト装置では、一度人手により行われたテストケース
しか自動実行できず、自動実行の範囲がきわめて限定さ
れている。本発明はかかる課題に鑑みて成されたもので
あり、ワードプロセッサーならば日本語、中国語等対象
とする言語が異なる、あるいは作動電圧が異なる、同じ
機器でも高級なものと低価格品等の多様な条件でのテス
トを人手により一度も行うことなく自動的に実行できる
自動テスト方法および自動的に動作させることができる
自動テスト装置を提供することを目的としてなされたも
のである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１の発明は、複数の属性値からなるテストケ
ースを管理するテストケース管理手段からテストケース
を構成する複数の属性値を取り出して、それらの組合せ
を変えて結合することによりテストケースを生成するテ
ストケース生成ステップと、テストケース生成ステップ
において生成されたテストケースを実行する実行ステッ
プと、を実行することを特徴としている。

【０００５】請求項２の発明は、複数の属性値からなる
テストケースを管理するテストケース管理部と、テスト
ケース管理部からテストケースを構成する複数の属性値
を取り出して、それらの組合せを変えて結合することに
よりテストケースを生成するテストケース生成部と、テ
ストケース生成部により生成されたテストケースを実行
する実行部と、を備えたことを特徴としている。

【０００６】請求項３の発明は、複数の属性値からなる
テストケースを管理するテストケース管理手段からテス
トケースを構成する複数の属性値を取り出して、それら
の組合せを変えて結合し、テストケース管理手段により
管理されているテストケースを構成する複数の属性値の
結合が可能か否かを判断するためのルールを管理するル
ール管理手段により管理されているルールに従ってテス
トケースを生成するテストケース生成ステップと、テス
トケース生成ステップにおいて生成されたテストケース
を実行する実行ステップと、を実行することを特徴とし
ている。

【０００７】請求項４の発明は、複数の属性値からなる
テストケースを管理するテストケース管理部と、テスト
ケース管理部により管理されているテストケースを構成
する複数の属性値の結合が可能か否かを判断するための
ルールを管理するルール管理部と、テストケース管理部
からテストケースを構成する複数の属性値を取り出し
て、それらの組合せを変えて結合し、ルール管理部によ
り管理されているルールに従ってテストケースを生成す
るテストケース生成部と、テストケース生成部により生
成されたテストケースを実行する実行部と、を備えたこ
とを特徴としている。

【０００８】請求項５の発明は、テストのためのデータ
や指示である入力情報を入力するための入力手段からの
入力情報を含むテスト情報からテストケースを構成する
属性値を取り出す属性値取得ステップと、属性値取得ス
テップにおいて取得された属性値を、複数の属性値から
なるテストケースを管理するテストケース管理手段に格
納する属性値格納ステップと、テストケース管理手段か
らテストケースを構成する複数の属性値を取り出して、
それらの組合せを変えて結合することによりテストケー
スを生成するテストケース生成ステップと、テストケー
ス生成ステップにおいて生成されたテストケースを実行
する実行ステップと、を実行することを特徴としてい
る。

【０００９】請求項６の発明は、テストのためのデータ
や指示である入力情報を入力するための入力部と、入力
部からの入力情報を含むテスト情報からテストケースを
構成する属性値を取り出す属性値取得部と、複数の属性
値からなるテストケースを管理するテストケース管理部
と、属性値取得部により取得された属性値をテストケー
ス管理部に格納する属性値格納部と、テストケース管理
部からテストケースを構成する複数の属性値を取り出し
て、それらの組合せを変えて結合することによりテスト
ケースを生成するテストケース生成部と、テストケース
生成部により生成されたテストケースを実行する実行部
と、を備えたことを特徴としている。

【００１０】請求項７の発明は、テストのためのデータ
や指示である入力情報を入力するための入力手段からの
入力情報を含むテスト情報からテストケースを構成する
属性値を取り出す属性値取得ステップと、属性値取得ス
テップにおいて取得された属性値を、複数の属性値から
なるテストケースを管理するテストケース管理手段に格
納する属性値格納ステップと、テストケース管理手段か
らテストケースを構成する複数の属性値を取り出して、
それらの組合せを変えて結合し、テストケース管理手段
により管理されているテストケースを構成する複数の属
性値の結合が可能か否かを判断するためのルールを管理
するルール管理手段により管理されているルールに従っ
てテストケースを生成するテストケース生成ステップ
と、テストケース生成ステップにおいて生成されたテス
トケースを実行する実行ステップと、を実行することを
特徴としている。

【００１１】請求項８の発明は、テストのためのデータ
や指示である入力情報を入力するための入力部と、入力
部からの入力情報を含むテスト情報からテストケースを
構成する属性値を取り出す属性値取得部と、複数の属性
値からなるテストケースを管理するテストケース管理部
と、属性値取得部により取得された属性値をテストケー
ス管理部に格納する属性値格納部と、テストケース管理
部により管理されているテストケースを構成する複数の
属性値の結合が可能か否かを判断するためのルールを管
理するルール管理部と、テストケース管理部からテスト
ケースを構成する複数の属性値を取り出して、それらの
組合せを変えて結合し、ルール管理部により管理されて
いるルールに従ってテストケースを生成するテストケー
ス生成部と、テストケース生成部により生成されたテス
トケースを実行する実行部と、を備えたことを特徴とし
ている。

【００１２】

【作用】請求項１の発明においては、テストケース生成
ステップで、複数の属性値（具体的には、どのデータを
挿入するか等に際してのデータの内容、どのマシンにの
せるか等に際してのマシンの指定や動作の命令）からな
るテストケースを管理する（記憶した上必要に応じて出
力する）テストケース管理手段からテストケースを構成
する複数の属性値を取り出して、それらの組合せを変え
て結合することによりテストケースを生成し、実行ステ
ップで、テストケース生成ステップにおいて生成された
テストケースを実行する。すなわち、実際に動作させ
る。

【００１３】請求項２の発明において、テストケース管
理部は、複数の属性値からなるテストケースを管理す
る。テストケース生成部は、テストケース管理部からテ
ストケースを構成する複数の属性値を取り出して、それ
らの組合せを変えて結合することによりテストケースを
生成する。実行部は、テストケース生成部により生成さ
れたテストケースを実行する。

【００１４】請求項３の発明においては、テストケース
生成ステップで、複数の属性値からなるテストケースを
管理するテストケース管理手段からテストケースを構成
する複数の属性値を取り出して、それらの組合せを変え
て結合し、テストケース管理手段により管理されている
テストケースを構成する複数の属性値の結合が可能か否
かを判断するためのルールを管理するルール管理手段に
より管理されているルールに従って可能な組み合わせの
みテストケースを生成し、実行ステップで、テストケー
ス生成ステップにおいて生成されたテストケースを実行
する。

【００１５】請求項４の発明において、テストケース管
理部は、複数の属性値からなるテストケースを管理す
る。ルール管理部は、テストケース管理部により管理さ
れているテストケースを構成する複数の属性値の結合が
可能か否かを判断するためのルールを管理する。テスト
ケース生成部は、テストケース管理部からテストケース
を構成する複数の属性値を取り出して、それらの組合せ
を変えて結合し、ルール管理部により管理されているル
ールに従ってテストケースを生成する。実行部は、テス
トケース生成部により生成されたテストケースを実行す
る。

【００１６】請求項５の発明においては、属性値取得ス
テップで、テストのためのデータや指示である入力情報
を入力するための入力手段からの入力情報を含むテスト
情報からテストケースを構成する属性値を取り出し、属
性値格納ステップで、属性値取得ステップにおいて取得
された属性値を、複数の属性値からなるテストケースを
管理するテストケース管理手段に格納し、テストケース
生成ステップで、テストケース管理手段からテストケー
スを構成する複数の属性値を取り出して、それらの組合
せを変えて結合することによりテストケースを生成し、
実行ステップで、テストケース生成ステップにおいて生
成されたテストケースを実行する。

【００１７】請求項６の発明において、属性値取得部
は、入力部からの入力情報を含むテスト情報からテスト
ケースを構成する属性値を取り出す。テストケース管理
部は、複数の属性値からなるテストケースを管理する。
属性値格納部は、属性値取得部により取得された属性値
をテストケース管理部に格納する。テストケース生成部
は、テストケース管理部からテストケースを構成する複
数の属性値を取り出して、それらの組合せを変えて結合
することによりテストケースを生成する。実行部は、テ
ストケース生成部により生成されたテストケースを実行
する。

【００１８】請求項７の発明においては、属性値取得ス
テップで、テストのためのデータや指示である入力情報
を入力するための入力手段からの入力情報を含むテスト
情報からテストケースを構成する属性値を取り出し、属
性値格納ステップで、属性値取得ステップにおいて取得
された属性値を、複数の属性値からなるテストケースを
管理するテストケース管理手段に格納し、テストケース
生成ステップで、テストケース管理手段からテストケー
スを構成する複数の属性値を取り出して、それらの組合
せを変えて結合し、テストケース管理手段により管理さ
れているテストケースを構成する複数の属性値の結合が
可能か否かを判断するためのルールを管理するルール管
理手段により管理されているルールに従ってテストケー
スを生成し、実行ステップで、テストケース生成ステッ
プにおいて生成されたテストケースを実行する。

【００１９】請求項８の発明において、属性値取得部
は、入力部からの入力情報を含むテスト情報からテスト
ケースを構成する属性値を取り出す。テストケース管理
部は、複数の属性値からなるテストケースを管理する。
属性値格納部は、属性値取得部により取得された属性値
をテストケース管理部に格納する。ルール管理部は、テ
ストケース管理部により管理されているテストケースを
構成する複数の属性値の結合が可能か否かを判断するた
めのルールを管理する。テストケース生成部は、テスト
ケース管理部からテストケースを構成する複数の属性値
を取り出して、それらの組合せを変えて結合し、ルール
管理部により管理されているルールに従ってテストケー
スを生成する。実行部は、テストケース生成部により生
成されたテストケースを実行する。

【００２０】

【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。 （実施例１）図１は本発明の実施例１における自動テス
ト装置のブロック図である。この自動テスト装置は、テ
ストケース管理部１と、テストケース生成部２と、実行
部３とを備えている。テストケース管理部１は、環境管
理部５と、命令管理部６と、データ管理部７とを備えて
おり、テストケース生成部２は、テストケース取り出し
部８と、テストケース結合部９とを備えている。テスト
ケース管理部１は、環境識別子と命令識別子とデータ識
別子との組合せからなるテストケースを管理する。テス
トケース生成部２は、環境管理部５により管理されてい
る環境識別子と命令管理部６により管理されている命令
識別子とデータ管理部７により管理されているデータ識
別子との組合せを変えて取り出すための信号を出力し
て、テストケースを生成する。実行部３は、テストケー
ス生成部２により生成されたテストケースを実行する。
環境管理部５は、ソフトウェアをテストする環境を識別
する環境識別子を管理する。命令管理部６は、ソフトウ
ェアがある機能を果たすときに入力する命令を実行する
実行モジュールおよび命令を識別する命令識別子を管理
する。データ管理部７は、ソフトウェアに対して与える
データおよびデータを識別するデータ識別子を管理す
る。テストケース取り出し部８は、テストケース生成部
２から出力された信号に従って、環境管理部５により管
理されている環境識別子と命令管理部６により管理され
ている命令識別子とデータ管理部７により管理されてい
るデータ識別子とをそれぞれ一つずつ取り出す。テスト
ケース結合部９は、テストケース取り出し部８により取
り出された環境識別子と命令識別子とデータ識別子とを
結合してテストケースを生成する。

【００２１】次に上記自動テスト装置の動作について、
図２のフローチャートを参照しながら説明する。先ずテ
ストケース生成部２が、環境管理部５から第ｎ番目の環
境識別子を取り出し、命令管理部６から第ｍ番目の命令
識別子を取り出し、データ管理部７から第ｋ番目のデー
タ識別子を取り出すことを示す信号を生成する（ステッ
プＳ１）。次にテストケース取り出し部８が、テストケ
ース生成部２により生成された信号に従って、環境管理
部５により管理されている複数の環境識別子のうち第ｎ
番目の環境識別子を取り出す（ステップＳ２）。さらに
テストケース取り出し部８が、テストケース生成部２に
より生成された信号に従って、命令管理部６により管理
されている複数の命令識別子のうち第ｍ番目の命令識別
子を取り出す（ステップＳ３）。さらにテストケース取
り出し部８が、テストケース生成部２により生成された
信号に従って、データ管理部７により管理されている複
数のデータ識別子のうち第ｋ番目のデータ識別子を取り
出す（ステップＳ４）。次にテストケース結合部９が、
テストケース取り出し部８により取り出された環境識別
子と命令識別子とデータ識別子とを結合する（ステップ
Ｓ５）。次に実行部３が、テストケース生成部２により
生成されたテストケースを実行する（ステップＳ６）。
次にテストケース生成部２が、環境識別子と命令識別子
とデータ識別子との全組合せが実行部３によって実行さ
れたか否か判断する（ステップＳ７）。全組合せが実行
部３によって実行されていれば処理を終了し、そうでな
ければｎ，ｍ，ｋの値を組合せの重複がないように変更
して（ステップＳ８）、ステップＳ１に戻る。

【００２２】次に上記自動テスト装置の具体的な動作の
一例を説明する。いま、図３、図４、図５に示すような
２件の環境識別子と４件の命令識別子と４件のデータ識
別子とがそれぞれ環境管理部５、命令管理部６、データ
管理部７により管理されているものとする。先ずテスト
ケース生成部２が、重複のないように一つずつ、環境管
理部５から環境識別子を、命令管理部６から命令識別子
を、データ管理部７からデータ識別子を取り出すことを
示す信号、例えば、１番目の環境識別子と３番目の命令
識別子と２番目のデータ識別子とを取り出すことを示す
信号[1,3,2] を生成する。次にテストケース取り出し部
８が、テストケース生成部２からの信号に従って、環境
識別子と命令識別子とデータ識別子とをそれぞれ一つず
つ取り出す。次にテストケース結合部９が、テストケー
ス取り出し部８により取り出された環境識別子と命令識
別子とデータ識別子とを結合してテストケースを生成す
る。例えば、テストケース生成部２から図６のような順
に信号が生成されると、テストケース取り出し部８が、
該当する環境識別子と命令識別子とデータ識別子とを取
り出し、図７に示すような順序でテストケース１からテ
ストケース３２までがテストケース結合部９により結合
される。

【００２３】このように、複数の属性に分割管理された
テストケースの属性の組合せを変えることにより新たな
テストケースを自動発生することから、多様な条件での
テストを人手により一度も行うことなく自動的に実行で
きる。具体的には、高級、中級、低価格のワードプロセ
ッサー等のマイクロコンピュータを内蔵した多種の機器
に対して、各種のプログラミング言語、言語、学習機能
等の動作試験が可能となる。

【００２４】なお上記実施例では、テストケースを構成
する属性値として環境識別子と命令識別子とデータ識別
子とを用いたが、対象とする機器によっては、１００
Ｖ、４４０Ｖ等の作動電圧、色彩の有無、時刻その他繰
り返し回数等他の属性を用いてもよい。 （実施例２）図８は本発明の実施例２における自動テス
ト装置のブロック図で、この自動テスト装置は、テスト
ケース管理部１１と、テストケース生成部１２と、実行
部１３と、ルール管理部１４とを備えている。テストケ
ース管理部１１は、環境管理部１６と、命令管理部１７
と、データ管理部１８とを備えており、テストケース生
成部１２は、テストケース取り出し部１９と、テストケ
ース結合部２０とを備えている。テストケース管理部１
１は、環境識別子と命令識別子とデータ識別子との組合
せからなるテストケースを管理する。テストケース生成
部１２は、環境識別子と命令識別子とデータ識別子との
組合せを変えて取り出す信号を出力し、テストケースを
生成する。実行部１３は、テストケース生成部１２によ
り生成されたテストケースを実行する。ルール管理部１
４は、テストケースを構成する複数の属性値の結合が可
能か否かを判断するためのルールを管理する。環境管理
部１６は、ソフトウェアをテストする環境を識別する環
境識別子を管理する。命令管理部１７は、ソフトウェア
がある機能を果たすときに入力する命令を実行する実行
モジュールおよび命令を識別する命令識別子を管理す
る。データ管理部１８は、ソフトウェアに対して与える
データおよびデータを識別するデータ識別子を管理す
る。テストケース取り出し部１９は、テストケース生成
部１２から出力された信号に従って、環境管理部１６に
より管理されている環境識別子と命令管理部１７により
管理されている命令識別子とデータ管理部１８により管
理されているデータ識別子とをそれぞれ一つずつ取り出
す。テストケース結合部２０は、テストケース取り出し
部１９により取り出された環境識別子と命令識別子とデ
ータ識別子との結合が可能か否かを、ルール管理部１４
により管理されているルールに基づいて判断して、環境
識別子と命令識別子とデータ識別子との結合が可能であ
れば、それらを結合して一つのテストケースを生成す
る。

【００２５】次に上記自動テスト装置の動作について、
図９のフローチャートを参照しながら説明する。先ずテ
ストケース生成部１２が、環境管理部１６から第ｎ番目
の環境識別子を取り出し、命令管理部１７から第ｍ番目
の命令識別子を取り出し、データ管理部１８から第ｋ番
目のデータ識別子を取り出すことを示す信号を生成する
（ステップＳ１１）。次にテストケース取り出し部１９
が、テストケース生成部１２により出力された信号に従
って、環境管理部１６により管理されている複数の環境
識別子のうち第ｎ番目の環境識別子を取り出す（ステッ
プＳ１２）。さらにテストケース取り出し部１９が、テ
ストケース生成部１２により出力された信号に従って、
命令管理部１７により管理されている複数の命令識別子
のうち第ｍ番目の命令識別子を取り出す（ステップＳ１
３）。さらにテストケース取り出し部１９が、テストケ
ース生成部１２により出力された信号に従って、データ
管理部１８により管理されている複数のデータ識別子の
うち第ｋ番目のデータ識別子を取り出す（ステップＳ１
４）。次にテストケース結合部２０が、テストケース取
り出し部１９により取り出された環境識別子と命令識別
子とデータ識別子との結合が可能か否かをルール管理部
１４により管理されているルールに基づいて判断する
（ステップＳ１５）。結合可能でなければｎ，ｍ，ｋの
値を組合せの重複がないように変更して（ステップＳ１
６）、ステップＳ１１に戻る。結合可能であれば、テス
トケース結合部２０が、テストケース取り出し部１９に
より取り出された環境識別子と命令識別子とデータ識別
子とを結合する（ステップＳ１７）。次に実行部１３
が、テストケース生成部１２により生成されたテストケ
ースを実行する（ステップＳ１８）。次にテストケース
生成部１２が、環境識別子と命令識別子とデータ識別子
との全組合せがテストケース生成部１２から信号として
出力されたか否か判断する（ステップＳ１９）。全組合
せが実行部１３により実行されていれば処理を終了し、
そうでなければステップＳ１６に戻る。

【００２６】次に上記自動テスト装置の具体的な動作の
一例を説明する。いま、図３、図４、図５に示すような
２件の環境識別子と４件の命令識別子と４件のデータ識
別子とがそれぞれ環境管理部１６、命令管理部１７、デ
ータ管理部１８により管理されているものとする。ま
た、図１０に示すような「環境識別子"MS-DOS ver3.0"
（ここに、ＭＳ−ＤＯＳはオペレーティングシステムの
固有名詞、ｖｅｒは改定を表す。）では命令識別子"del
ete （削除） "で識別される命令のテストは不要であ
る」を意味するルールがルール管理部１４により管理さ
れているものとする。先ずテストケース生成部１２が、
重複のないように一つずつ、環境管理部１６から環境識
別子を、命令管理部１７から命令識別子を、データ管理
部１８からデータ識別子を取り出すことを示す信号を生
成する。次にテストケース取り出し部１９が、テストケ
ース生成部１２からの信号に従って、環境識別子と命令
識別子とデータ識別子とをそれぞれ一つずつ取り出す。
次にテストケース結合部２０が、テストケース取り出し
部１９により取り出された環境識別子と命令識別子とデ
ータ識別子との結合が可能か否かを、ルール管理部１４
により管理されているルールに基づいて判断する。結合
が可能であれば、環境識別子と命令識別子とデータ識別
子とを結合してテストケースを生成する。この実施例の
場合は、図１１に示すような２８通りの組合せのテスト
ケースが生成され、実行部１３によって実行される。つ
まり、図１２に示すような４通りのテストケースが、ル
ール管理部１４により管理されているルールに従って結
合不可能となり、テストケースとして成立しない。

【００２７】このように、複数の属性値に分割管理され
たテストケースの属性値の組合せを変えることにより新
たなテストケースを自動発生することから、多様な条件
でのテストを人手により一度も行うことなく自動的に実
行できる。しかも、複数の属性値の結合が可能か否かを
判断するためのルールに従ってテストケースを生成する
ことから、不可能または不要なテストケースを生成する
ことなく効率的に自動テストを行える。具体的には、高
級機種を対象としたプログラムを低価格機種に対して手
動により作動させる、１００Ｖ用のテレビジョンを４４
０Ｖの電圧の下で手動により試験するというようなこと
がなくなる。 （実施例３）図１３は本発明の実施例３における自動テ
スト装置のブロック図で、この自動テスト装置は、テス
トケース管理部３１と、テストケース生成部３２と、実
行部３３と、テスト環境３４と、入力部３５と、属性値
取得部３６と、属性値格納部３７とを備えている。テス
トケース管理部３１は、環境管理部３９と、命令管理部
４０と、データ管理部４１とを備えており、テストケー
ス生成部３２は、テストケース取り出し部４２と、テス
トケース結合部４３とを備えている。テストケース管理
部３１は、環境識別子と命令識別子とデータ識別子との
組合せからなるテストケースを管理する。テストケース
生成部３２は、環境管理部３９により管理されている環
境識別子と命令管理部４０により管理されている命令識
別子とデータ管理部４１により管理されているデータ識
別子との組合せを変えて取り出す信号を出力し、テスト
ケースを生成する。実行部３３は、テストケース生成部
３２により生成されたテストケースを実行する。テスト
環境３４は、実際にテストを行なっているコンピュータ
環境である。入力部３５は、キーボードやマウスなどか
らなり、テストのためのデータや指示である入力情報を
入力するためのものである。属性値取得部３６は、入力
部３５から入力された入力情報とテストを実施している
テスト環境３４からなるテスト情報とから環境識別子と
命令識別子とデータ識別子との３種類の属性を得る。属
性値格納部３７は、属性値取得部３６により得られた属
性値をテストケース管理部３１に格納する。環境管理部
３９は、ソフトウェアをテストする環境を識別する環境
識別子を管理する。命令管理部４０は、ソフトウェアが
ある機能を果たすときに入力する命令を実行する実行モ
ジュールおよび命令を識別する命令識別子を管理する。
データ管理部４１は、ソフトウェアに対して与えるデー
タおよびデータを識別するデータ識別子を管理する。テ
ストケース取り出し部４２は、テストケース生成部３２
から出力された信号に従って、環境管理部３９により管
理されている環境識別子と命令管理部４０により管理さ
れている命令識別子とデータ管理部４１により管理され
ているデータ識別子とをそれぞれ一つずつ取り出す。テ
ストケース結合部４３は、テストケース取り出し部４２
により取り出された環境識別子と命令識別子とデータ識
別子とを結合してテストケースを生成する。

【００２８】次に動作を説明する。入力部３５からテス
トを行うための入力情報が入力されると、属性値取得部
３６が、入力部３５から入力された入力情報に基づいて
命令識別子とデータ識別子とを得ると共に、テスト環境
３４から環境識別子を得る。次に属性値格納部３７が、
属性値取得部３６により得られた属性値をテストケース
管理部３１に格納する。以下の動作は、図２のフローチ
ャートを参照しながら説明した、実施例１における自動
テスト装置の動作と同じである。

【００２９】次に上記自動テスト装置の具体的な動作の
一例を説明する。いま、図１４に示すような３件のテス
トケース"insert （挿入）file＿a" "update（実新） f
ile＿b" "select （選択）file＿c"が入力部３５から
入力されたものとする。環境識別子がＯＳ名およびバー
ジョンからなり、テスト環境３４のＯＳがMS-DOS、バー
ジョンが3.0 である場合、属性値取得部３６が、テスト
環境３４からＯＳ名"MS-DOS"およびバージョン"3.0" を
取り出し、入力部３５から入力された入力情報を命令識
別子とデータ識別子とに分割し、図１５に示すような環
境識別子と命令識別子とデータ識別子とを得る。例え
ば、属性値取得部３６は、入力部３５から入力された第
１引数が命令識別子で第２引数がデータ識別子であると
いうような、予め決められたルールに従って、命令識別
子"insert","update","select"と、データ識別子"file
＿a","file＿b","file＿c"とを得る。次に属性値格納部
３７が、属性値取得部３６により得られた図１５に示す
ような環境識別子、命令識別子、データ識別子をそれぞ
れ環境管理部３９、命令管理部４０、データ管理部４１
に格納する。かくして自動的に属性毎に分割されて得ら
れたテストケースを、テストケース生成部３２が、属性
値の組合せを変えて結合して、図１６に示すような新た
なテストケースを生成し、実行部３３が、テストケース
生成部３２により生成されたテストケースを実行する。

【００３０】このように、複数の属性値に分割管理され
たテストケースの属性値の組合せを変えることにより新
たなテストケースを自動発生することから、多様な条件
でのテストを人手により一度も行うことなく自動的に実
行できる。しかも、入力されたテスト情報から自動的に
テストケースを構成する属性値を得ることができる。 （実施例４）この実施例４は、図１３に示す自動テスト
装置に、図８に示す自動テスト装置におけるルール管理
部１４を付加したものであり、構成が明白であるので図
示を省略する。換言すれば、図８に示す自動テスト装置
に、図１３に示す自動テスト装置におけるテスト環境３
４と入力部３５と属性値取得部３６と属性値格納部３７
とを付加したものである。

【００３１】この実施例４によれば、複数の属性値に分
割管理されたテストケースの属性値の組合せを変えるこ
とにより新たなテストケースを自動発生することから、
多様な条件でのテストを人手により一度も行うことなく
自動的に実行できる。しかも、複数の属性値の結合が可
能か否かを判断するためのルールに従ってテストケース
を生成することから、不可能または不要なテストケース
を生成することなく効率的に自動テストを行える。さら
には、入力されたテスト情報から自動的にテストケース
を構成する属性値を得ることができる。

【００３２】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の属性値からなるテストケースを管理するテストケー
ス管理部と、テストケース管理部からテストケースを構
成する複数の属性値を取り出して、それらの組合せを変
えて結合することによりテストケースを生成するテスト
ケース生成部と、テストケース生成部により生成された
テストケースを実行する実行部と、を備えたので、複数
の属性に分割管理されたテストケースの属性の組合せを
変えることにより新たなテストケースを自動発生するこ
とから、多様な条件でのテストを人手により一度も行う
ことなく自動的に実行できる。

【００３３】また、複数の属性値からなるテストケース
を管理するテストケース管理部と、テストケース管理部
により管理されているテストケースを構成する複数の属
性値の結合が可能か否かを判断するためのルールを管理
するルール管理部と、テストケース管理部からテストケ
ースを構成する複数の属性値を取り出して、それらの組
合せを変えて結合し、ルール管理部により管理されてい
るルールに従ってテストケースを生成するテストケース
生成部と、テストケース生成部により生成されたテスト
ケースを実行する実行部と、を備えれば、複数の属性値
に分割管理されたテストケースの属性値の組合せを変え
ることにより新たなテストケースを自動発生することか
ら、多様な条件でのテストを人手により一度も行うこと
なく自動的に実行できる。しかも、複数の属性値の結合
が可能か否かを判断するためのルールに従ってテストケ
ースを生成することから、不可能または不要なテストケ
ースを生成することなく効率的に自動テストを行える。

【００３４】また、テストのためのデータや指示である
入力情報を入力するための入力部と、入力部からの入力
情報を含むテスト情報からテストケースを構成する属性
値を取り出す属性値取得部と、複数の属性値からなるテ
ストケースを管理するテストケース管理部と、属性値取
得部により取得された属性値をテストケース管理部に格
納する属性値格納部と、テストケース管理部からテスト
ケースを構成する複数の属性値を取り出して、それらの
組合せを変えて結合することによりテストケースを生成
するテストケース生成部と、テストケース生成部により
生成されたテストケースを実行する実行部と、を備えれ
ば、複数の属性値に分割管理されたテストケースの属性
値の組合せを変えることにより新たなテストケースを自
動発生することから、多様な条件でのテストを人手によ
り一度も行うことなく自動的に実行できる。しかも、入
力されたテスト情報から自動的にテストケースを構成す
る属性値を得ることができる。

【００３５】また、テストのためのデータや指示である
入力情報を入力するための入力部と、入力部からの入力
情報を含むテスト情報からテストケースを構成する属性
値を取り出す属性値取得部と、複数の属性値からなるテ
ストケースを管理するテストケース管理部と、属性値取
得部により取得された属性値をテストケース管理部に格
納する属性値格納部と、テストケース管理部により管理
されているテストケースを構成する複数の属性値の結合
が可能か否かを判断するためのルールを管理するルール
管理部と、テストケース管理部からテストケースを構成
する複数の属性値を取り出して、それらの組合せを変え
て結合し、ルール管理部により管理されているルールに
従ってテストケースを生成するテストケース生成部と、
テストケース生成部により生成されたテストケースを実
行する実行部と、を備えれば、複数の属性値に分割管理
されたテストケースの属性値の組合せを変えることによ
り新たなテストケースを自動発生することから、多様な
条件でのテストを人手により一度も行うことなく自動的
に実行できる。しかも、複数の属性値の結合が可能か否
かを判断するためのルールに従ってテストケースを生成
することから、不可能または不要なテストケースを生成
することなく効率的に自動テストを行える。さらには、
入力されたテスト情報から自動的にテストケースを構成
する属性値を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例１における自動テスト装置のブ
ロック図である。

【図２】本発明の実施例１における自動テスト装置の動
作を説明するフローチャートである。

【図３】環境管理部により管理されている環境識別子の
説明図である。

【図４】命令管理部により管理されている命令識別子の
説明図である。

【図５】データ管理部により管理されているデータ識別
子の説明図である。

【図６】識別子の組合わせを示すデータの説明図であ
る。

【図７】テストケース生成部により生成されるテストケ
ースの説明図である。

【図８】本発明の実施例２における自動テスト装置のブ
ロック図である。

【図９】本発明の実施例２における自動テスト装置の動
作を説明するフローチャートである。

【図１０】ルール管理部により管理されているルールの
説明図である。

【図１１】テストケース生成部により生成されるテスト
ケースの説明図である。

【図１２】結合不可能なテストケースの説明図である。

【図１３】本発明の実施例３における自動テスト装置の
ブロック図である。

【図１４】入力部から入力されるテスト情報の説明図で
ある。

【図１５】属性値取得部により取り出された環境識別子
と命令識別子とデータ識別子との説明図である。

【図１６】テストケース生成部により生成されるテスト
ケースの説明図である。

【符号の説明】

１ テストケース管理部 ２ テストケース生成部 ３ 実行部 １１ テストケース管理部 １２ テストケース生成部 １３ 実行部 １４ ルール管理部 ３１ テストケース管理部 ３２ テストケース生成部 ３３ 実行部 ３４ テスト環境 ３５ 入力部 ３６ 属性値取得部 ３７ 属性値格納部

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数の属性値からなるテストケースを管
   理するテストケース管理手段からテストケースを構成す
   る複数の属性値を取り出して、それらの組合せを変えて
   結合することによりテストケースを生成するテストケー
   ス生成ステップと、 前記テストケース生成ステップにおいて生成されたテス
   トケースを実行する実行ステップと、 を実行することを特徴とする自動テスト方法。
2. 【請求項２】 複数の属性値からなるテストケースを管
   理するテストケース管理部と、 前記テストケース管理部からテストケースを構成する複
   数の属性値を取り出して、それらの組合せを変えて結合
   することによりテストケースを生成するテストケース生
   成部と、 前記テストケース生成部により生成されたテストケース
   を実行する実行部と、を備えたことを特徴とする自動テ
   スト装置。
3. 【請求項３】 複数の属性値からなるテストケースを管
   理するテストケース管理手段からテストケースを構成す
   る複数の属性値を取り出して、それらの組合せを変えて
   結合し、前記テストケース管理手段により管理されてい
   るテストケースを構成する複数の属性値の結合が可能か
   否かを判断するためのルールを管理するルール管理手段
   により管理されているルールに従ってテストケースを生
   成するテストケース生成ステップと、 前記テストケース生成ステップにおいて生成されたテス
   トケースを実行する実行ステップと、 を実行することを特徴とする自動テスト方法。
4. 【請求項４】 複数の属性値からなるテストケースを管
   理するテストケース管理部と、 前記テストケース管理部により管理されているテストケ
   ースを構成する複数の属性値の結合が可能か否かを判断
   するためのルールを管理するルール管理部と、前記テス
   トケース管理部からテストケースを構成する複数の属性
   値を取り出して、それらの組合せを変えて結合し、前記
   ルール管理部により管理されているルールに従ってテス
   トケースを生成するテストケース生成部と、 前記テストケース生成部により生成されたテストケース
   を実行する実行部と、を備えたことを特徴とする自動テ
   スト装置。
5. 【請求項５】 テストのためのデータや指示である入力
   情報を入力するための入力手段からの入力情報を含むテ
   スト情報からテストケースを構成する属性値を取り出す
   属性値取得ステップと、 前記属性値取得ステップにおいて取得された属性値を、
   複数の属性値からなるテストケースを管理するテストケ
   ース管理手段に格納する属性値格納ステップと、 前記テストケース管理手段からテストケースを構成する
   複数の属性値を取り出して、それらの組合せを変えて結
   合することによりテストケースを生成するテストケース
   生成ステップと、 前記テストケース生成ステップにおいて生成されたテス
   トケースを実行する実行ステップと、 を実行することを特徴とする自動テスト方法。
6. 【請求項６】 テストのためのデータや指示である入力
   情報を入力するための入力部と、 前記入力部からの入力情報を含むテスト情報からテスト
   ケースを構成する属性値を取り出す属性値取得部と、 複数の属性値からなるテストケースを管理するテストケ
   ース管理部と、 前記属性値取得部により取得された属性値を前記テスト
   ケース管理部に格納する属性値格納部と、 前記テストケース管理部からテストケースを構成する複
   数の属性値を取り出して、それらの組合せを変えて結合
   することによりテストケースを生成するテストケース生
   成部と、 前記テストケース生成部により生成されたテストケース
   を実行する実行部と、を備えたことを特徴とする自動テ
   スト装置。
7. 【請求項７】 テストのためのデータや指示である入力
   情報を入力するための入力手段からの入力情報を含むテ
   スト情報からテストケースを構成する属性値を取り出す
   属性値取得ステップと、 前記属性値取得ステップにおいて取得された属性値を、
   複数の属性値からなるテストケースを管理するテストケ
   ース管理手段に格納する属性値格納ステップと、 前記テストケース管理手段からテストケースを構成する
   複数の属性値を取り出して、それらの組合せを変えて結
   合し、前記テストケース管理手段により管理されている
   テストケースを構成する複数の属性値の結合が可能か否
   かを判断するためのルールを管理するルール管理手段に
   より管理されているルールに従ってテストケースを生成
   するテストケース生成ステップと、 前記テストケース生成ステップにおいて生成されたテス
   トケースを実行する実行ステップと、 を実行することを特徴とする自動テスト方法。
8. 【請求項８】 テストのためのデータや指示である入力
   情報を入力するための入力部と、 前記入力部からの入力情報を含むテスト情報からテスト
   ケースを構成する属性値を取り出す属性値取得部と、 複数の属性値からなるテストケースを管理するテストケ
   ース管理部と、 前記属性値取得部により取得された属性値を前記テスト
   ケース管理部に格納する属性値格納部と、 前記テストケース管理部により管理されているテストケ
   ースを構成する複数の属性値の結合が可能か否かを判断
   するためのルールを管理するルール管理部と、前記テス
   トケース管理部からテストケースを構成する複数の属性
   値を取り出して、それらの組合せを変えて結合し、前記
   ルール管理部により管理されているルールに従ってテス
   トケースを生成するテストケース生成部と、 前記テストケース生成部により生成されたテストケース
   を実行する実行部と、を備えたことを特徴とする自動テ
   スト装置。