JP3392243B2 - 運転支援システムおよび運転マニュアル表示方法 - Google Patents

運転支援システムおよび運転マニュアル表示方法

Info

Publication number
JP3392243B2
JP3392243B2 JP31802094A JP31802094A JP3392243B2 JP 3392243 B2 JP3392243 B2 JP 3392243B2 JP 31802094 A JP31802094 A JP 31802094A JP 31802094 A JP31802094 A JP 31802094A JP 3392243 B2 JP3392243 B2 JP 3392243B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
driving
items
manual
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP31802094A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08179820A (ja
Inventor
正治 羽生
龍治 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP31802094A priority Critical patent/JP3392243B2/ja
Publication of JPH08179820A publication Critical patent/JPH08179820A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3392243B2 publication Critical patent/JP3392243B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子力プラントや化学
プラント等の大規模プラントでの運転の支援を行なうシ
ステム、航空機や車両でのナビゲーションシステム等の
運転支援システム、および、当該システムで用いられる
運転マニュアルの表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】状態が時間的に変化する対象について、
状態を表示することにより、対象について、何らかの運
転操作を行なう際の支援を行なうシステムとしては、例
えば、原子力プラントや化学プラント等の大規模プラン
トでの異常時の運転支援システム、航空機や車両のナビ
ゲーションシステム等がある。
【0003】従来、この種のシステムとして、特開平5
−307692号公報「プラント運転支援装置」があ
る。この従来のシステムについて、図1を用いて説明す
る。原子力プラント1のプロセスデータを収集するデー
タ収集装置2から出力されたプロセスデータは、通信回
線6を介して運転支援システムAに送られる。この運転
支援システムAは、本体3、補助記憶装置4および表示
装置5で構成される。本体3において、データ入力部3
1がデータを取込み、これらのデータを検索条件指定部
32に出力する。表示装置5で運転員が指示入力する
と、その情報が指示入力部33に取込まれ、また検索条
件指定部32と運転マニュアル検索部34へも取込まれ
る。運転マニュアル検索部34は、指示入力に対応した
運転マニュアルを運転マニュアルデータベース41から
検索し、それを表示形式選択部35を介して表示装置5
に与える。この時、指示入力と運転マニュアルとの対応
関係は、リンク情報関連情報データベース42に設定さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のシステ
ムでは、運転マニュアルを表示する際に、要点表示と詳
細表示を切替えて表示することにしており、これらを同
時に表示することまでは配慮していない。要点表示は、
運転マニュアルの要約であり、運転マニュアル全体の流
れを示すことについては、配慮されていない。このた
め、操作が進行するにつれて、運転員に対し、現在時点
の前後の関係は判らせることができても、出発点からの
経路の流れや、到達点への経路までは判らせることはで
きない。また、詳細表示にすると、詳細は判っても、運
転マニュアルの全体が見えなくなる。さらに、従来のシ
ステムでは、運転員の指示入力が完了した後、必要な運
転手順を示す情報が表示される。このため、運転員の指
示入力が完了するまでは、必要な運転手順が表示されな
い。
【0005】本発明の第1の目的は、要点表示にすると
運転マニュアルの詳細が見えなくなり、詳細表示にする
と運転マニュアルの全体が見えなくなるという相反する
問題点を解決するために、要点表示と詳細表示を同時に
表示可能とした運転支援システムを提供することにあ
る。
【0006】また、本発明の第2の目的は、運転員の手
動入力が完了しなくとも、現在時点の詳細表示の範囲以
降から到達点までの流れ図を概略的に表示させることが
できる運転支援システムを提供することにある。
【0007】さらに、本発明の第3の目的は、上記運転
支援システムに用いられる運転マニュアルの表示方法を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、要点表示にす
ると運転マニュアルの詳細が見えなくなり、詳細表示に
すると運転マニュアルの全体が見えなくなるという相反
する問題点を解決するために、運転マニュアルの出発
点、現在点、到達点の3点を連結する流れ図を表示する
と共に、現在点以降の数ステップ先も同時に表示するこ
とで、要点表示と詳細表示を同時に表示可能とする。
【0009】また、本発明では、現在点の詳細表示の範
囲以降から到達点までの流れ図を概略的に表示させるた
めに、運転員の手動入力が完了しなくともプラントの現
在の状況を判断させる必要上、運転員の運転状況とプラ
ントの状況とを対比して表示させることが可能となり、
運転の優先度の表示も可能となる。
【0010】より具体的には、本発明の位置態様によれ
ば、表示装置、入力装置、記憶装置および情報処理装置
とを備え、上記記憶装置に予め格納した、運転対象の運
転マニュアルを表示装置に表示させて、運転を支援する
運転支援システムにおいて、上記記憶装置は、出発点お
よび到達点と、それらの2点の間に、操作手順にしたが
って定まる経路に沿って配置される複数の表示事項とで
構成されて、特定対象についての運転操作を教示するも
のであり、上記情報処理装置は、運転対象から運転状態
を示す情報を取り込む手段と、入力装置から入力される
運転操作に関する情報を取り込む手段と、運転状態を示
す情報と運転操作に関する情報とに基づいて、マニュア
ル上で現在時点となる表示事項を探索して、詳細な表示
を行なうべき表示事項を決定し、かつ、上記詳細な表示
を行なうべき表示事項以外の表示事項について、現在時
点より出発点側と、到達点側とにおいて、マニュアルを
それぞれ概略表示する表示事項を決定する手段と、上記
決定された表示事項を手順の流れに沿って表示装置の表
示画面に表示させる表示手段とを備えることを特徴とす
る運転支援システムが提供される。
【0011】また、本発明は、運転マニュアルの出発
点、現在時点、到達点の3点間の全体の流れの表示と、
現在時点の詳細表示とを同時に1つの表示画面に表示す
るために、次のように動作する。出発点と現在時点の間
は、運転マニュアルのうち予め重要となる運転ガイド部
と運転判断部とを階層的にデータベース化し、現在時点
が進行するにつれて、運転マニュアルの出発点から現在
時点までの運転ガイド部と運転判断部の箇数が増加する
ので、この増加する箇数に応じて、重要度の高い順から
低い順に並んだ階層的な運転ガイド部と運転判断部の高
い重要度の方から表示することで概略表示とする。
【0012】現在時点以降から、例えば、3〜4ステッ
プ先までは、運転マニュアルの流れ図と同一のままを表
示することで現在時点の詳細表示とする。
【0013】現在時点の3〜4ステップ先以降から到達
点の間は、運転判断部や運転ガイド部に適用する複数の
プラントパラメータのうち代表的なプラントパラメータ
のみを用いて、パラメータが上昇傾向か、または、下降
傾向かの傾向判断やある設定点を上廻ったか否かのオン
/オフ判断により、運転判断部のYES/NOの分岐や
運転ガイド部の系統の作動状況を判断することにより、
到達点までの経路を推定すると共に、この経路に存在す
る運転ガイド部と運転判断部の箇数が低減するにつれ
て、重要度の高い順から低い順に並んだ階層的な運転ガ
イド部と運転判断部の高い重要度の方から表示すること
で概略表示とする。
【0014】運転の優先度表示は、上記の現在時点以降
での傾向判断やオン/オフ判断によりプラントの状況を
判断した結果を運転マニュアルの操作ステップ上の位置
として登録することにより、この位置と運転員の操作状
況の結果である操作ステップ上の位置との差を単純に計
算できるので、この差が大きい程優先度が高いと判断す
る。
【0015】
【作用】運転マニュアルの出発点と現在時点の間は、運
転判断部でのYESとNOの分岐に応じて、分岐後通過
した経路のみを表示し、通過しない経路は消去する。分
岐後通過した経路上の運転ガイド部と運転判断部は、予
め決められた優先順位に応じて、上位の方から表示可能
な個数分を選択し、選択した個数分を表示する。
【0016】一方、現在時点から3〜4ステップ先まで
は、運転マニュアルに記載されている流れ図をそのまま
表示する。そして、3〜4ステップ先以降から到達点の
間は、運転判断部に用いられている複数のパラメータま
たは運転員の手入力のうち、代表的なパラメータのみを
用いて分岐先を判断して、通過する分岐のみを表示す
る。また、この運転判断部のパラメータのみで判断でき
ない場合には、当該運転判断部の先にある運転ガイド部
に記載されている複数のパラメータまたは運転員の手入
力のうち、運転員の手入力を除いた代表的なパラメータ
のみを用いて分岐先を判断する。これら2通りの判断方
法により、分岐後通過する経路上の運転ガイド部と運転
判断部の個数が判る。これらにより、優先順位に応じて
上位から必要な個数を選択し、この選択したものを表示
する。
【0017】
【実施例】本発明の実施例について、図面を参照して説
明する。
【0018】図2は、本発明の一実施例における運転支
援システムを示すブロック図である。同図に示す実施例
は、原子力発電プラントの運転支援を行なうための運転
支援システムの例である。
【0019】図において、1は原子力発電を行なうため
の原子力プラント(以下、プラントという。)、2はプ
ロセスデータを収集するデータ収集装置、3はプラント
運転支援システムの本体、4は運転支援情報を格納した
補助記憶装置、5は手入力装置および表示装置を有する
入出力装置、6は通信回線、7は訓練または教育のため
の模擬プラントパラメータ発生装置である。運転支援シ
ステムは、本体3、補助記憶装置4および入出力装置5
で構成される。
【0020】補助記憶装置4は、例えば、磁気ディスク
装置、光ディスク装置等の記憶装置で構成される。それ
には、運転マニュアルデータベース41、プラント状況
判断用ロジック記憶部43、および、運転状況判断用ロ
ジック記憶部44が記憶される。運転マニュアルデータ
ベース41は、運転マニュアルを格納する。運転マニュ
アルには、例えば、表示事項を、運転操作のステップに
沿って順次記述した運転フロー図が含まれる。表示事項
としては、例えば、図3および図6に示すように、プロ
セスデータおよび運転操作に基づいてプラントの状態を
判断する運転判断412,414,…と、その判断結果
に対応して、行なうべき運転操作を示す運転ガイド41
3,416…とを有する。プラント状況判断用ロジック
記憶部43は、例えば、図6に示すように、判断開始ロ
ジック432と、運転マニュアルの各ステップごとに、
次の運転判断および運転ガイドを探索するための判断を
行なう分岐判断ロジック434,…と、運転員の手入力
によることなく決定できる代表的パラメータ431,4
33,435,436,437,…とを格納する。運転
状況判断用ロジック記憶部44は、例えば、図3に示す
ように、プラントの運転操作に対応して、運転マニュア
ル上でのステップの進行を判断することに必要なロジッ
クである、開始判断ロジック441、運転判断ロジック
442,444,…、および、運転ガイドロジック44
3,…と、それらのロジックの実行に必要な各種パラメ
ータ445とを格納する。
【0021】図4の左側の図4Aは、運転マニュアルデ
ータベース41に格納されている、対象とする運転支援
のための運転マニュアル全体のフロー410を示す。こ
のフロー410は、表示事項として、出発点411およ
び到達点415と、それらの間に配置される複数の運転
ガイド413,416や、複数の運転判断412,41
4の組合せと、それらを結ぶ経路線401とで構成され
る。運転判断、運転ガイドには、それぞれ、判断事項、
操作事項等を示すための、図形、シンボル、メッセージ
等の情報が、それぞれ対応する運転判断、運転ガイドに
リンクして表示される。図形としては、線、枠を構成す
る線図等が用いられる。なお、画面の広さの制約から、
フロー図のすべてを表示することは困難である。そのた
め、画面に実際に表示されるのは、後述するように、そ
れらのうち、一定の条件に合致した部分である。
【0022】運転マニュアルデータベース41には、各
表示事項を表示するための表示データとして、図形要
素、シンボル、文字等を示す画像データが、それらの画
面上での表示の位置関係を示す配置情報と、それらの要
素を識別するための識別情報と、表示の優先順位を示す
優先度情報と、画像についての属性を示す属性情報と共
に格納される。属性情報としては、例えば、表示事項の
表示色、物理的形態、網かけ、アンダーライン、点滅等
を指示する情報が格納される。
【0023】運転支援システムの本体3は、情報処理を
行なうための情報処理装置で構成される。本体3は、い
ずれも図示していないが、後述する各種機能を実現する
中央処理装置と、中央処理装置のプログラム、データ等
を記憶する主記憶装置と、インタフェースとを有する。
本体3は、中央処理装置によって、実現される各種機能
として、通信回線6からデータを取り込むデータ入力部
31と、プラントの状況を判断するプラント状況判断部
36と、プラントの運転状況を判断する運転状況判断部
37と、表示形式の決定を含む表示の制御を行なう表示
制御部39と、優先度の計算を行なう優先度計算部30
と、運転員が手入力した情報を取込む手入力部38とを
有する。プラント状況判断部36は、プラントの状況を
プラント状況判断用ロジック記憶部43に記憶される運
転状況判断用ロジックを用いて判断することにより、運
転マニュアルデータベース41に内蔵されている運転フ
ロー図上の対応するステップを決定する。運転状況判断
部37は、プラントデータの他、手入力部38の出力デ
ータを用いて、運転員の運転状況を、運転状況判断用ロ
ジック記憶部44に記憶される運転状況判断用ロジック
を用いて判断することにより、運転マニュアルデータベ
ース41に内蔵されている運転フロー図上の対応するス
テップを決定する。優先度計算部30は、運転状況判断
部37とプラント状況判断部36の出力結果とを用いて
優先度を計算して、出力する。
【0024】入出力装置5は、CRT等の表示装置5a
と、それに設けられ、手入力を行なうことができる入力
装置5bとを有する。入力装置5bは、本実施例では、
タッチパネルで構成される。もちろん、これに限られな
い。例えば、タッチパネルに加えて、または、それに代
えて、マウス、キーボード等を用いることができる。入
力装置5bでの入力操作があると、その操作は、手入力
部38で処理されて、その入力内容が受け付けられる。
【0025】なお、本発明では、運転支援を行なうこと
を目的として、手入力データを取り扱うが、本来の運転
を行なうための指示は、この手入力処理部38から図示
していない運転制御システムに渡される。運転制御シス
テムは、同一のハードウエア資源により構成されるもの
であっても、また、他のハードウエア資源により構成さ
れるものであってもよい。他のハードウエア資源により
運転制御システムが構築される場合には、入力装置は、
運転制御システムのハードウエア資源に含まれる装置を
用いてもよい。
【0026】次に、本実施例の運転支援システムの本体
3の機能について、図3、図4、図5および図6を参照
して説明する。本実施例では、プラント1からデータ収
集装置2が収集したプロセスデータが、通信回線6を介
して運転支援システムAに送られる。また、運転員によ
る手入力が、入力装置5bを介して運転支援システムA
に入力される。本体3は、これらのデータと、予め設定
されているパラメータとを用いて、運転状況判断用ロジ
ック記憶部44に記憶される判断用ロジックと、プラン
ト状況判断用ロジック記憶部43に記憶される判断用ロ
ジックとにより、運転マニュアルを示すフロー図を、現
在時点で必要な部分を詳細に、当該必要部分に、一定の
因果関係で連なる他の部分を簡略に、および、必要部分
に因果的には連ならない部分を省略した形式で、フロー
全体を、入出力装置5の表示装置5aの表示画面に表示
する。
【0027】運転状況判断用ロジックは、運転員の運転
操作に基づいて判断を行ない、現在時点を基点として、
運転マニュアルにおける詳細説明が必要な部分を決定す
る判断論理を有する。すなわち、このデータ入力部31
からのデータと、手入力部38からの手入力データと
を、運転状況判断部37で取込み、予め定めたパラメー
タを用いて、運転状況判断用ロジック記憶部44に記憶
される判断用ロジックに従って、運転の状況を判断し、
運転マニュアルデータベース41に記憶されるフローに
おける、現在時点および予め定めた範囲内にある数ステ
ップ先までの将来の表示事項を決定して、運転マニュア
ルデータベース41に記憶されるフローにおける表示事
項の詳細を表示制御部39を介して入出力装置5に出力
する。また、出発点から現在時点前の既に運転操作され
た過去の表示事項について、優先度計算部30に送っ
て、優先順位の高い順に、入出力装置5に表示させる。
【0028】より具体的には、次のように処理される。
まず、データ入力部31からのパラメータおよび手入力
部38からのデータを運転状況判断部37で受取り、運
転状況判断用ロジック記憶部44に内蔵されている開始
判断ロジック441で開始されたことを判断し、表示さ
れている運転マニュアルフロー410の出発点411を
決定する。次に、前記と同様に、運転状況判断用ロジッ
ク記憶部44に内蔵されている運転判断ロジック442
での判断結果により、運転マニュアルデータベース41
に内蔵されている運転判断412でYESであればYE
Sの経路を、NOであればNOの経路を決定する。さら
に、運転ガイドロジック443での処理を受けて、運転
ガイド413を決定する。このようにして、フロー図の
要素が順次画面に表示される。
【0029】この運転ガイド413で、手動入力が必要
とされる場合には、運転員が入力装置5bを介して入力
することになる。次に、この運転ガイドに従って、運転
員の操作の結果を判断するために、運転判断ロジック4
44での結果により、運転判断414でYESであれば
YESの経路を、NOであればNOの経路を決定する。
そして、決定された経路線が、それまでに表示されてい
る表示事項にリンクして表示される。
【0030】表示事項の決定は、具体的には、例えば、
表示すべき運転判断、経路線、運転ガイドを示す表示事
項を特定する識別情報を決定することにより行なう。そ
して、決定された識別情報に基づいて、運転マニュアル
データベース41から、表示すべきフロー図の対応する
表示事項の表示データを読みだして、優先度計算部30
に送る。ここで、現在時点およびこれを基点として予め
定めた範囲内の表示事項、すなわち、現時点およびこれ
より数ステップ(2ステップ)先までの表示事項につい
ては、そのまま詳細表示を行なうため、表示制御部39
に送られる。
【0031】一方、プラント状況判断用ロジックは、運
転員の操作を待たずに、データ入力部31から代表的な
パラメータについてのデータのみを取込み、主として、
上記した範囲の時点の次ステップから到達点までについ
て、取り得る経路および表示事項について決定し、結果
を優先度計算部30に送る。また、プラント状況判断用
ロジックは、表示事項の表示内容を、代表的パラメータ
に基づいて決定する。
【0032】優先度計算部30は、運転状況判断部37
から送られる、出発点から現在時点前の既に運転操作さ
れた過去の表示事項について、予め定めた優先順位にし
たがって、簡略表示に用いる表示事項を決定する。ま
た、優先度計算部30は、プラント状況判断用ロジック
記憶部43から送られる、取り得る経路および表示事項
についても、優先度を用いて、表示すべき経路線および
項目を決定する。なお、簡略表示については後述する。
【0033】次に、簡略表示について、図4、図5を参
照してさらに説明する。ここで、現在時点が図4Bのよ
うに、運転判断412でNOの経路をとり、現在時点4
17が(n+1)番目である場合を考える。運転状況判
断部37は、図4に示す現在時点417から2ステップ
先の(n+3)番目までは、運転マニュアルデータベー
ス41の操作ステップをそのまま表示させる。また、運
転ガイド413は、経路の対象外となり、運転ガイド4
16の側の経路線401のみが表示されることになる。
この状態で、出発点411から現在時点417までは、
合計で(n−1)個となる複数の運転ガイドと複数の運
転判断が存在する。そこで、優先度計算部30におい
て、図4Cに示すように、このうちr個を選出する。こ
のr個の選出に当っては、図5に示すように、予め重要
度順に上位から下位へ向かって構成された複数の運転ガ
イド416と複数の運転判断412のうち、上位からr
個を選出する。この場合、同順位の重要度の場合には、
現在時点417に近い方から選択する。
【0034】次に、優先度計算部30は、(n+4)番
目以降から(n+m+1)番目の到達点415までを、
概略表示とする処理を行なう。この概略表示に当って
は、運転判断412、または、複数のパラメータ445
から構成される運転ガイド413を、図6に示すよう
に、代表的なパラメータのみを用いてプラント状況を判
断する。つまり、データ入力部31からのパラメータを
プラント状況判断部36で受取り、プラント状況判断ロ
ジック記憶部43に内蔵されている、代表的なパラメー
タ431のみを用いた判断開始ロジック処理432によ
り、運転マニュアルデータベース41に内蔵されている
操作ステップを用いてプラント状況を表示する。また、
分岐判断ロジック434を用いて、運転判断412に用
いられている複数のパラメータまたは運転員の手入力の
うち、代表的なパラメータ433のみを用いて、パラメ
ータが上昇傾向かまたは下降傾向かの傾向判断やある任
意の設定点を上廻ったか否かのオン/オフ判断により分
岐先を判断して、通過する分岐を決定する。さらに、こ
の運転判断412のパラメータのみで判断できない場合
には、当該運転判断の先にある運転ガイド413,41
6に記載されている複数のパラメータまたは運転員の手
入力のうち、運転員の手入力を除いた代表的なパラメー
タ435,436,437のみを用いて、分岐先を判断
する。これら2通りの判断方法により、分岐後通過する
経路上の運転ガイドと運転判断の箇数が判る。
【0035】この時、図4に示すように(n+4)番目
以降から(n+m+1)番目の到達点415の前まで
は、合計で(m−3)個となる複数の運転ガイドと複数
の運転判断からなる。そこで、優先度計算部30は、図
4Cに示すように、このうちS個を選出する。このS個
の選出に当っては、図5に示すように、予め重要度順に
上位から下位へ向かって構成された複数の運転ガイド4
18と複数の運転判断419のうち、上位からS個を選
出する。この場合、同順位の重要度の場合には、現在時
点417に近い方から選出する。
【0036】以上により、図4の表示制御部39には、
出発点411、現在時点417、到達点415が、常
時、表示され、しかも、これら3点間を連結する全体の
流れも、常時、表示されることになる。また、現在時点
417の直後の2ステップ先である(n+3)番目も表
示され、現在時点417の近傍の詳細手順も、常時、表
示可能となる。
【0037】さらに、(n+4)番目以降については、
図6で示したように、運転員の手動入力を除く、代表的
なパラメータ431のみで判断するので、運転員が手動
入力に時間を費やして、入力が遅延したとしても、運転
ガイドや運転判断を用いて、プラントの状況を常時追従
していくことになり、プラントの状況と運転員の操作状
況とをそれぞれ独立して追跡可能となる。この状況を、
図7に示す進展方法で示す。
【0038】左側の図では、運転ガイドの操作を判断す
る運転判断ロジックのみで進展している場合である。こ
の図では、出発点411が成立して、運転ガイド413
の操作が実施されているが、運転ガイド418の操作が
未実施のために、運転判断412のYES/NOの分岐
の判断まで進展していない状況である。一方、右側の図
では、左側の図の運転ガイド418の操作が実施されな
い状況が継続されているが、運転判断412のYES/
NOの分岐には、操作を判断する運転状況判断ロジック
(図2の44)の他に、プラントの状況を判断するプラ
ント状況判断ロジック(図2の43)が設定されてお
り、もしも、運転ガイド418の操作が実施されない状
況が継続した場合に、運転判断412のYES/NOの
分岐の状態を、運転ガイド418において、パラメータ
の傾向やオン/オフ判断から自動的に判定し、YES/
NOの分岐先以降の運転ガイドに自動的に進展させて、
運転監視の焦点をプラントの状況に一致させるものであ
る。本図では、YES/NOの分岐に設定されているプ
ラントの状況を判断する分岐判断ロジックがNOの分岐
の成立を判断して、運転ガイド418の操作は未完了の
ままで進展し、NOの分岐が成立して、運転ガイド41
8の操作の実施待ちまで進展した状況となっている。
【0039】このように、運転員の操作や判断を伴う操
作ステップでは、運転員の操作および判断が実施されな
ければ、次の操作ステップへ進展出来ない状況が発生す
る場合が考えられるが、運転員の操作や判断を伴う操作
ステップにプラントの状況を判断するプラント状況判断
用ロジックを設定することで、プラントの状況に応じた
運転マニュアルの進展を実現することが可能となる。ま
た、運転員が未実施である操作ステップを運転マニュア
ル上に表示することで、運転員の操作や判断を促すこと
もできる。
【0040】以上により、図2に示すように、プラント
状況判断部36と運転員の操作状況を判断する運転状況
判断部37とを、運転マニュアルデータベース41の全
データの中のどの操作ステップに対応するかを、優先度
計算部30で比較することにより、ステップ差が数値と
して算出できる。よって、複雑なプラント挙動の差によ
る優先度付けが、単純な数値に置き代えることが可能と
なり、このステップ差が大きい程優先度が高いことを表
示することで、優先度の支援が可能となる。
【0041】次に、プラントの運転に関する運転マニュ
アルの一部を用いて、本実施例の運転支援システムの運
転支援について、図8を参照してさらに詳細に説明す
る。
【0042】運転マニュアルでの原子炉の運転手順は、
図8の左側の図表に示すように、原子炉水位の上昇や下
降といった傾向や、原子炉圧力の高・中圧と低圧といっ
た設定値による領域で区分され、それぞれの区分におい
て予め解析結果等により運転手順の優先順位が付けられ
ている。この優先順位に基づき、図8の右側に示すよう
に、運転手順がフローチャートで表現されている。図8
の出発点411は、約5個程度の導入条件からなってお
り、本例では、「炉水位低スクラム」が出発点となって
いる。
【0043】現在、炉水位が低下して、炉心が露出し、
現在時点417が「高圧注水系起動」である場合を想定
する。この場合、現在時点417までで重要度が高い操
作手順に関する情報は「炉水位露出」であり、この経路
が表示されることになる。現在時点417から2ステッ
プ先までは「炉水位上昇中」のYES/NOの分岐や、
「低圧注水系起動」を運転マニュアル通りに詳細に表示
することになる。
【0044】現在時点417の2ステップ先以降から到
達点415「冷温停止」の間は、例えば、炉水位が上昇
中であれば、その後は、炉水位が確保されることは明白
であるので、重要度が高い操作手順に関する情報である
「炉水位確保」を表示し、さらに到達点415へと連結
してその経路線を表示する。
【0045】また、優先度については、現在時点417
では高圧注水系を起動した状況であるが、仮に、炉水位
が下降し、しかも、自動起動の低圧注水系が起動してい
ない状況では手動起動の代替注水系しか起動できないの
で、プラント状況は既に「代替注水系起動」まで進展し
ていることになる。このため、運転状況とプラント状況
の操作ステップ上の差は「炉水位上昇中」、「低圧注水
系起動」「1台以上起動」「代替注水系起動」の4ステ
ップ差となり、容易に単純な数値で、優先度の大きさを
示すことが可能となる。
【0046】その他の実施例を図9にて説明する。図9
は図4の右側の図の表示制御部39のその他の実施例で
ある。出発点411、現在時点417、および到達点4
15の3点を連結する概略表示と、現在時点417以降
から2ステップ先までを表示する詳細表示とを、1つの
画面において、画面を領域分割して表示する例である。
画面の分割表示としては、単純に画面を分割する場合
と、ウインドウを設定する場合とがあるが、いずれであ
ってもよい。
【0047】また、本発明は、図2に示すように、模擬
プラントパラメータ発生装置7を接続することにより、
実プラントでは行なえない、種々の訓練を行なうことが
できる。すなわち、模擬プラントパラメータ発生装置7
により種々のプラント状態を発生させて、それを運転支
援システムに取り込んで、それに基づく運転訓練を行な
うことができる。
【0048】上記各実施例では、運転マニュアルを表示
する例を示したが、運転マニュアルのみでなく、現在時
点に関係するプラントの物理量の変化、例えば、原子炉
水位、冷却水温等の変化をトレンドグラフで示すように
してもよい。これは、例えば、図2において、データ入
力部31からのデータを運転状況判断部37で処理し
て、表示制御部39で、予め定めた形式のグラフとして
表示することにより実現することができる。このトレン
ドグラフの表示は、自動的に行なうようにするか、また
は、手入力部38からの表示指示を受けて行なうように
してもよい。
【0049】さらに、プラントの系統図の全部または一
部を表示すると共に、運転操作に関係する部位を強調表
示することもできる。このようにすれば、運転操作がよ
り容易となる。もちろん、画面の一部に、操作領域を設
定して、入力装置5bを用いて、操作を行なえるように
してもよい。
【0050】以上に述べたように、本発明によれば、全
体の流れと現在時点の詳細な運転手順が同時に提供可能
となり、運転員は画面の切替えが不要となるので、運転
安全の向上に有効である。
【0051】また、本発明によれば、運転操作の入力を
待たずに、予め与えられたパラメータを用いてプラント
状態を判断して、運転マニュアルの経路を決定できる。
従って、運転操作よりプラントの事象の進展が速い場合
にも、マニュアルの表示の決定が運転操作に先行して行
なえる。
【0052】さらに、運転状況判断結果と、プラント状
況判断結果とを比較することにより、プラントの現状と
運転操作の現状との差を、例えば、ステップ数のような
数値により表すことができる。この数値は、その値が大
きいほど、プラントの現状が示す運転操作の運転優先度
が高いことを示す。従って、運転マニュアルの表示に、
この優先度の数値を併せて表示することにより、運転員
に、運転操作の優先度を認識させることができる。しか
も、この優先度により、運転員が運転支援システムの情
報通りの操作を行なわなかった場合でも、常時、その差
が算出されていることから、操作の必要性を示して、操
作を促すことができる。従って、本来、強制システムで
はない支援システムであっても、半強制的な支援を行う
ことが可能となる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、画面の切替え等を行う
ことなく、全体の運転と現在時点の詳細な運転のガイド
が提供可能となり、運転員の注視点がズレることがない
ので、視覚に伴うエラーの防止が可能となり、運転安全
の向上に有効な運転支援システムを提供できる。
【0054】また、運転の優先度を単純な数値で管理で
きるので、万一複雑な事象が発生した場合でも、誤った
支援をしない運転支援システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の運転支援システムの構成を示すブロック
図。
【図2】本発明の運転支援システムの一実施例のシステ
ム構成を示すブロック図。
【図3】本発明の運転支援システムの一実施例の運転状
況判断の機能を示すブロック図。
【図4】本発明の運転支援システムの一実施例の表示画
面の一例を示す説明図。
【図5】本発明の運転支援システムの一実施例の表示事
項の優先度を示す説明図。
【図6】本発明の運転支援システムの一実施例のプラン
ト状況判断の機能を示すブロック図。
【図7】本発明の運転支援システムの一実施例のプラン
ト状況と運転状況の判断方法を比較して示す説明図。
【図8】本発明の運転支援システムを原子力プラントに
適用した場合の運転マニュアルの構成の一例を示すフロ
ーチャート。
【図9】本発明のその他の実施例の表示画面の構成例を
示す説明図。
【符号の説明】
1…プラント、2…データ収集装置、3…本体、4…補
助記憶装置、5…表示装置、6…通信回線、7…模擬プ
ラントパラメータ発生装置、30…優先度計算部、31
…データ入力部、32…検索条件指定部、33…指示入
力部、34…運転マニュアル検索部、35…表示形式選
択部、36…プラント状況判断部、37…運転状況判断
部、38…手入力部、39…表示制御部、41…運転マ
ニュアルデータベース、42…リンク情報関連情報デー
タベース、43…プラント状況判断用ロジック部、44
…運転状況判断用ロジック部、411…出発点、412
…運転判断、413…運転ガイド、414…運転判断、
415…到達点、416…運転ガイド、417…現在
点、418…運転ガイド、419…運転判断、431…
パラメータ、432…開始判断ロジック、433…パラ
メータ、434…分岐判断ロジック、435…パラメー
タ、436…パラメータ、437…パラメータ、441
…開始判断ロジック、442…運転判断ロジック、44
3…運転ガイドロジック、444…運転判断ロジック、
445…パラメータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 23/00 - 23/02

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示装置、入力装置、記憶装置および情報
    処理装置とを備え、上記記憶装置に予め格納した、運転
    対象の運転マニュアルを表示装置に表示させて、運転を
    支援する運転支援システムにおいて、 上記記憶装置に格納した運転マニュアルは、出発点およ
    び到達点と、それらの2点の間に、操作手順にしたがっ
    て定まる経路に沿って配置される複数の表示事項とで構
    成されて、特定対象についての運転操作を教示するもの
    であり、 上記情報処理装置は、 運転対象から運転状態を示す情報を取り込む手段と、 入力装置から入力される運転操作に関する情報を取り込
    む手段と、 運転状態を示す情報と運転操作に関する情報とに基づい
    て、運転マニュアル上で現在時点となる表示事項を探索
    して、詳細な表示を行なうべき表示事項を決定し、か
    つ、上記詳細な表示を行なうべき表示事項以外の表示事
    項について、現在時点より出発点側と、到達点側とにお
    いて、運転マニュアルをそれぞれ概略表示する表示事項
    を決定する手段であって、運転状態を示す情報と運転操
    作に関する情報とに基づいて、予め定めた運転状況を判
    断して、運転マニュアルの中から、現在時点で表示すべ
    き事項、および、以後に表示すべき事項であって、現在
    時点で表示すべき事項から予め定めた範囲にある表示事
    項を決定するとともに、出発点から現在時点までの間、
    および、上記詳細表示された表示事項より先の到達点ま
    での間は、一定の因果関係によって連なる表示事項か
    ら、表示可能な数の表示事項を選定する、表示事項を決
    定する手段と、 上記決定された表示事項を手順の流れに沿って表示装置
    の表示画面に表示させる表示手段とを備えることを特徴
    とする運転支援システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、表示事項を決定する手
    段は、出発点から現在時点までの間において、運転操作
    された表示事項を、一定の因果関係によって連なる表示
    事項とすることを特徴とする運転支援システム。
  3. 【請求項3】請求項2において、表示事項を決定する手
    段は、上記詳細表示された表示事項より先の到達点まで
    の間は、一定の因果関係によって連なる表示事項を、運
    転状態を示す情報に基づいて、運転対象の状態の進展を
    判断して、運転マニュアルの対応する経路を決定して、
    表示すべき表示事項を定めることを特徴とする運転支援
    システム。
  4. 【請求項4】請求項2または3において、表示事項を決
    定する手段は、概略表示すべき表示事項を、予め定めら
    れた優先順位に従って決定することを特徴とする運転支
    援システム。
  5. 【請求項5】請求項2において、表示事項を決定する手
    段は、現在時点の表示事項と、運転対象の運転マニュア
    ル上での実際の進展位置に相当する表示事項とのステッ
    プ差を求め、優先度を求めることを特徴とする運転支援
    システム。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3、4または5において、
    上記表示手段は、運転マニュアルを流れ図の形式で表示
    装置の表示画面に表示させることを特徴とする運転支援
    システム。
  7. 【請求項7】特定対象についての運転操作を教示する運
    転マニュアルを、表示装置の画面上に表示する運転マニ
    ュアル表示方法において、 出発点および到達点と、それらの2点の間に、操作手順
    にしたがって定まる経路に沿って配置される複数の表示
    事項とで構成される運転マニュアルを、記憶装置に予め
    記憶して用意し、 記憶装置から運転マニュアルを読みだして、現在時点で
    行なうべき運転操作を示す表示事項と、当該表示事項か
    ら予め定めた範囲の先にある表示事項とを、表示装置の
    表示画面に、詳細に表示し、出発点から現在時点までの
    間、および、上記詳細表示された表示事項より先の到達
    点までの間は、一定の因果関係によって連なる表示事項
    を、予め定められた優先順位に従って選定して表示する
    こと を特徴とする運転マニュアル表示方法。
  8. 【請求項8】請求項7において、出発点から現在時点ま
    での間は、すでに通過した経路に沿って配置される表示
    事項から予め定められた優先順位にしたがって、限られ
    た表示事項が選定される運転マニュアル表示方法。
  9. 【請求項9】請求項8において、上記詳細表示された表
    示事項より先の到達点までの間は、対象からの情報に基
    づいて対象の進展状況を判定して、先の経路を決定し
    て、当該経路に沿って配置される表示事項から予め定め
    られた優先順位にしたがって、限られた表示事項が選定
    される運転マニュアル表示方法。
JP31802094A 1994-12-21 1994-12-21 運転支援システムおよび運転マニュアル表示方法 Expired - Fee Related JP3392243B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31802094A JP3392243B2 (ja) 1994-12-21 1994-12-21 運転支援システムおよび運転マニュアル表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31802094A JP3392243B2 (ja) 1994-12-21 1994-12-21 運転支援システムおよび運転マニュアル表示方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08179820A JPH08179820A (ja) 1996-07-12
JP3392243B2 true JP3392243B2 (ja) 2003-03-31

Family

ID=18094604

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31802094A Expired - Fee Related JP3392243B2 (ja) 1994-12-21 1994-12-21 運転支援システムおよび運転マニュアル表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3392243B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9164647B2 (en) 2010-09-03 2015-10-20 Mitsubishi Electric Corporation Graphical user interface device

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101070369B1 (ko) * 2010-11-09 2011-10-05 (주)아이피엠 산업플랜트의 운전신호 선정장치 및 컴퓨터로 읽을 수 있는 기록매체
CN104238373A (zh) * 2014-09-17 2014-12-24 华南理工大学 一种电力系统实时仿真通信中的分时复用方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9164647B2 (en) 2010-09-03 2015-10-20 Mitsubishi Electric Corporation Graphical user interface device

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08179820A (ja) 1996-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5369756A (en) Fault tree displaying method and process diagnosis support system
JP2845926B2 (ja) マンマシンシステム
JPH08190587A (ja) 業務プロセスのシミュレーションシステム
US20090024230A1 (en) Program development support apparatus of safety controller
EP1114361A1 (en) Method and apparatus for monitoring the operation of an industrial process
US7386419B2 (en) Method, apparatus, system and computer program product for selection of a static evaluation method for an empirical examination of measurement series
JP3392243B2 (ja) 運転支援システムおよび運転マニュアル表示方法
JP2723762B2 (ja) 部品の自動品質検査装置
US20030088853A1 (en) Trace information searching device and method therefor
JPH0620175A (ja) 監視装置
JP2002024337A (ja) リスク解析支援方法および記憶媒体
JP2839786B2 (ja) プラント運転支援装置
EP0476139B1 (en) Interactive automatic programming method
JP2003058248A (ja) 運転支援装置
JPH06137909A (ja) プラント監視装置
JP3396559B2 (ja) プラント監視装置
EP0431182A1 (en) Nc data execution method
JPH06124291A (ja) プラント運転監視システムの手書き文字入力方法及びプラント運転監視システム
JPH1078819A (ja) プラント監視システムにおける予測表示方法及び同装置
JP2922976B2 (ja) プロセス監視装置
Bass et al. Fault tree graphics
JPH06222922A (ja) エキスパートシステム
JPH0658716B2 (ja) 故障診断装置及び故障診断システム
JPH0772834A (ja) 運転手順ガイド装置
JP2821152B2 (ja) プラントの運転制御盤

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080124

Year of fee payment: 5

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080124

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080124

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080124

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090124

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090124

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100124

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110124

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110124

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120124

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130124

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees